JP4899680B2 - 車線逸脱防止装置 - Google Patents
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Description
本発明の課題は、運転者の意思に適合させた車線逸脱防止制御を行うことである。
本実施形態は、本発明に係る車線逸脱防止装置を搭載した後輪駆動車両である。この車両は、自動変速機とコンベンショナルディファレンシャルギヤとを搭載し、前後輪とも左右輪の制動力を独立制御可能な制動装置を搭載している。
図中の符号1はブレーキペダル、2はブースタ、3はマスタシリンダ、4はリザーバであり、通常は運転者によるブレーキペダル1の踏込み量に応じて、マスタシリンダ3で昇圧された制動流体圧を各車輪5FL〜5RRの各ホイールシリンダ6FL〜6RRに供給する。また、マスタシリンダ3と各ホイールシリンダ6FL〜6RRとの間には制動流体圧制御部7が介装されており、制動流体圧制御部7によって、各ホイールシリンダ6FL〜6RRの制動流体圧を個別に制御することも可能となっている。
また、この車両には、駆動トルクコントロールユニット12が設けられている。駆動トルクコントロールユニット12は、エンジン9の運転状態、自動変速機10の選択変速比及びスロットルバルブ11のスロットル開度を制御することにより、駆動輪である後輪5RL,5RRへの駆動トルクを制御する。駆動トルクコントロールユニット12は、燃料噴射量や点火時期を制御したり、同時にスロットル開度を制御したりすることで、エンジン9の運転状態を制御する。駆動トルクコントロールユニット12は、制御に使用した駆動トルクTwの値を制駆動力コントロールユニット8に出力する。
また、この車両には、画像処理機能付きの撮像部13が設けられている。撮像部13は、車両の車線逸脱傾向検出用として、走行車線内の車両の位置を検出するために備えられている。例えば、撮像部13は、CCD(ChargeCoupled Device)カメラからなる単眼カメラで撮像するように構成されている。撮像部13は車両前部に設置されている。
また、本発明は走行車線を白線に基づいて決定する構成に限定されるものではない。すなわち、走行車線を認識させるための白線(レーンマーカ)が走路上にない場合、画像処理や各種センサによって得られる道路形状や周囲環境等の情報から、車両が走行に適した走路範囲や、運転者が車両を走行させるべき走路範囲を推測し、走行車線として決定しても良い。例えば、走路上に白線がなく、道路の両側ががけになっている場合には、走路のアスファルト部分を走行車線として決定する。また、ガードレールや縁石等がある場合は、その情報を考慮して走行車線を決定すれば良い。
また、この車両には、ナビゲーション装置14が設けられている。ナビゲーション装置14は、車両に発生する前後加速度Yg或いは横加速度Xg、又は車両に発生するヨーレイトφ´(=dφ/dt)を検出する。ナビゲーション装置14は、検出した前後加速度Yg、横加速度Xg及びヨーレイトφ´を、道路情報とともに、制駆動力コントロールユニット8に出力する。ここで、道路情報としては、車線数、一般道路又は高速道路等の道路種別を示す道路種別情報がある。
また、この車両には、レーザ光を前方に掃射して先行障害物からの反射光を受光することで、車両と前方障害物との間の距離等を計測するためのレーダ16が設けられている。
そして、レーダ16は、前方障害物の位置の情報を制駆動力コントロールユニット8に出力する。レーダ16による検出結果は、追従走行制御(クルーズコントロール)や追突速度低減ブレーキ装置等における処理のために使用される。
図2は、制駆動力コントロールユニット8で行う演算処理手順を示す。この演算処理は、例えば10msec.毎の所定サンプリング時間ΔT毎にタイマ割込によって実行される。なお、図2に示す処理内には通信処理を設けていないが、演算処理によって得られた情報は随時記憶装置に更新記憶されると共に、必要な情報は随時記憶装置から読出される。
前輪駆動の場合
V=(Vwrl+Vwrr)/2
後輪駆動の場合
V=(Vwfl+Vwfr)/2
・・・(1)
ここで、Vwfl,Vwfrは左右前輪それぞれの車輪速度であり、Vwrl,Vwrrは左右後輪それぞれの車輪速度である。すなわち、この(1)式では、従動輪の車輪速の平均値として車速Vを算出している。なお、本実施形態では、後輪駆動の車両であるので、後者の式、すなわち前輪の車輪速度により車速Vを算出する。
続いてステップS3において、運転者が意図する車両の進路と道路形状(道路旋回方向)とを比較する。具体的には、前記ステップS1で読込んだ操舵角δを用いて、下記(2)式により曲率βstrを算出する。
βstr=δ/L ・・・(2)
ここで、Lはホイールベースである。この曲率βstrは、車両の旋回半径の曲率に相当しており、右旋回(右カーブ)の場合、正値になり、左旋回(左カーブ)の場合、負値になる。
図3に示すように、走行車線曲率βに基づく旋回方向(符号)と逸脱方向Doutとが一致する場合には、走行路の旋回方向の内側(カーブ内側)で車線逸脱するとして、逸脱方向フラグFdを1に設定し(Fd=1)、走行車線曲率βに基づく旋回方向(符号)と逸脱方向Doutとが不一致の場合には、走行路の旋回方向の外側(カーブ外側)で車線逸脱するとして、逸脱方向フラグFdを0に設定する(Fd=0)。
なお、本実施形態の車線逸脱防止制御では、車線逸脱判定結果に基づいて制御の実施の可否を決定しているが、その車線逸脱判定についは、後述のステップS6及びステップS7で行っている。
図4に示すように、処理を開始すると、先ずステップS21において、前記ステップS4で設定した逸脱方向フラグFdが1であり、かつ前記ステップS3で設定した進路フラグFcが1であるか否かを判定する。ここで、逸脱方向フラグFdが1であり、かつ進路フラグFcが1の場合(Fd=1かつFc=1)、すなわち、車両が走行路形状(カーブ)に沿って走行し、かつ逸脱方向が走行路の旋回方向の内側(カーブ内側)になる場合(図5参照)、ステップS22に進み、そうでない場合、ステップS25に進む。
ステップS23では、制御ゲインK3にゲインKsを設定し、当該図4(ステップS5)に示す処理を終了する。ここで、ゲインKsは1よりも大きい値である(Ks>1)。
一方、ステップS25では、逸脱方向フラグFdが1であり、かつ進路フラグFcが0であるか否かを判定する。ここで、逸脱方向フラグFdが1であり、かつ進路フラグFcが0の場合(Fd=1かつFc=0)、すなわち、車両が走行路形状(カーブ)が示す向きとは反対方向に進路をとり、かつ逸脱方向が走行路の旋回方向の内側(カーブの内側)になる場合(図6参照)、ステップS26に進み、そうでない場合、ステップS27に進む。
ステップS27では、逸脱方向フラグFdが0であり、かつ進路フラグFcが1であるか否かを判定する。ここで、逸脱方向フラグFdが0であり、かつ進路フラグFcが1の場合(Fd=0かつFc=1)、すなわち、車両が走行路形状(カーブ)に沿って走行し、かつ逸脱方向が走行路の旋回方向の外側(カーブ外側)になる場合(図7参照)、ステップS28に進み、そうでない場合、ステップS31に進む。
ステップS29では、制御ゲインK3にゲインKs´を設定し、当該図4(ステップS5)に示す処理を終了する。ここで、ゲインKs´は、1よりも大きい値であるが、前記ステップS23で制御ゲインK3の設定に用いたゲインKsよりも小さい値である(Ks>Ks´>1)。
一方、ステップS31では、逸脱方向フラグFdが0であり、かつ進路フラグFcが0であるか否かを判定する。ここで、逸脱方向フラグFdが0であり、かつ進路フラグFcが0の場合(Fd=0かつFc=0)、すなわち、車両が走行路形状(カーブ)が示す向きとは反対方向に進路をとり、かつ逸脱方向が走行路の旋回方向の外側(カーブ外側)になる場合(図8参照)、ステップS32に進み、そうでない場合、当該図4(ステップS5)に示す処理を終了する。
以上のように、ステップS5において、車線逸脱防止制御の制御ゲインを設定する。
続いてステップS6において、車線逸脱傾向の判定を行う。具体的には、前記ステップS1で得たヨー角φ、現在の車両の横変位X0(X)、走行車線曲率β及び前記ステップS2で得た車速Vを用いて、先ず下記(3)式により将来の推定横変位Xsを算出する(図9参照)。
Xs=Tt・V・(φ+Tt・V・β)+X0 ・・・(3)
この(3)式によれば、推定横変位Xsは、例えばヨー角φに着目した場合、ヨー角φが大きくなるほど、大きくなる。
XL=(L−H)/2 ・・・(4)
ここで、Lは車線幅であり、Hは車両の幅である。車線幅Lについては、撮像部13が撮像画像を処理することで得ている。また、ナビゲーション装置14から車両の位置を得たり、ナビゲーション装置14の地図データから車線幅Lを得たりしても良い。
ここで、下記(5)式が成立すれば、車線逸脱傾向があると判定して、逸脱判断フラグFoutをONにする(Fout=ON)。
|Xs|≧XL ・・・(5)
一方、下記(6)式が成立すれば、車線逸脱傾向がないと判定して、逸脱判断フラグFoutをOFFにする(Fout=OFF)。
|Xs|<XL ・・・(6)
方向スイッチ信号が示す方向(ウインカ点灯側)と、前記ステップS4で得た逸脱方向Doutが示す方向とが同じである場合、運転者が意識的に車線変更していると判定し、逸脱判断フラグFoutをOFFに変更する(Fout=OFF)。すなわち、車線逸脱傾向なしとの判定結果に変更する。
また、方向指示スイッチ20が操作されていない場合には、操舵角δに基づいて運転者の車線変更の意思を判定する。すなわち、運転者が逸脱方向に操舵している場合において、その操舵角δとその操舵角の変化量(単位時間当たりの変化量)Δδとの両方が設定値以上のときには、運転者が意識的に車線変更していると判定し、逸脱判断フラグFoutをOFFに変更する(Fout=OFF)。
このように、逸脱判断フラグFoutがONである場合において運転者が意識的に車線変更していないときには、逸脱判断フラグFoutをONに維持している。
続いてステップS8において、前記逸脱判断フラグFoutがONの場合、車線逸脱回避のための警報として、音出力又は表示出力をする。
続いてステップS9において、車線逸脱防止制御として車両を減速させる減速制御を行うか否かを判定する。具体的には、前記ステップS6で算出した推定横変位Xsから横変位限界距離XLを減じて得た減算値(|Xs|−XL)が減速制御判定用しきい値Xβ以上か否かを判定する。
具体的には、先ず、前記ステップS6で得た推定横変位Xsと横変位限界距離XLとに基づいて下記(7)式により目標ヨーモーメントMsを算出する。
Ms=K1・K2・(|Xs|−XL) ・・・(7)
ここで、K1は車両諸元から決まる比例ゲインであり、K2は車速Vに応じて変動するゲインである。図11はそのゲインK2の例を示す。図11に示すように、低速域では、ゲインK2は、ある一定の大きい値となり、車速Vがある値よりも大きくなると、車速Vの増加に対してゲインK2は減少し、その後ある車速Vに達するとゲインK2はある一定の小さい値となる。
ここで、車両がカーブを走行している場合、前記ステップS5で設定した制御ゲインK3(Ks、Kc及びKdのうちの何れかの値)を用いて、前記(7)式で算出した目標ヨーモーメントMsを下記(8)式により再度算出し直す(値を適正化する)。
Ms=Ms/K3 ・・・(8)
また、車両がカーブを走行しているか否かの判定は、例えば前記ステップS1で読込んだ走行車線曲率βと操舵角δとを比較して行う。すなわち例えば、走行車線曲率βが示す方向と操舵角δが示す車両の走行方向とが一致する場合、車両がカーブを走行しているとの判定をする。
また、以上のような目標ヨーモーメントMsの算出は、逸脱判断フラグFoutがONの場合に実施し、逸脱判断フラグFoutがOFFの場合、目標ヨーモーメントMsを0に設定する。
Pgf=Kgv・Kgx・(|Xs|−XL−Xβ) ・・・(9)
このようにステップS11において、逸脱回避用の減速度(具体的には目標制動液圧Pgf,Pgr)を得る。
続いてステップS12において、各車輪の目標制動液圧を算出する。すなわち、車線逸脱防止の制動制御の有無に基づいて最終的な制動液圧を算出する。具体的には次のように算出する。
Psfl=Psfr=Pmf ・・・(10)
Psrl=Psrr=Pmr ・・・(11)
ここで、Pmfは前輪用の制動液圧である。また、Pmrは後輪用の制動液圧であり、前後配分を考慮して前輪用の制動液圧Pmfに基づいて算出した値になる。例えば、運転者がブレーキ操作をしていれば、制動液圧Pmf,Pmrはそのブレーキ操作の操作量に応じた値になる。
|Ms|<Ms1の場合
ΔPsf=0 ・・・(12)
ΔPsr=Kbr・Ms/LTR ・・・(13)
|Ms|≧Ms1の場合
ΔPsf=Kbf・(Ms/|Ms|)・(|Ms|−Ms1)/LTR ・・・(14)
ΔPsr=Kbr・(Ms/|Ms|)・Ms1/LTR ・・・(15)
ここで、Ms1は設定用しきい値を示す。なお、トレッドLTRは、便宜上前後で同じ値にする。また、Kbf,Kbrは、制動力を制動液圧に換算する場合の前輪及び後輪についての換算係数であり、ブレーキ諸元により定まる。
Psfl=Pmf
Psfr=Pmf+ΔPsf
Psrl=Pmr
Psrr=Pmr+ΔPsr
・・・(16)
Psfl=Pmf+Pgf/2
Psfr=Pmf+ΔPsf+Pgf/2
Psrl=Pmr+Pgr/2
Psrr=Pmr+ΔPsr+Pgr/2
・・・(17)
Psfl=Pmf+ΔPsf
Psfr=Pmf
Psrl=Pmr+ΔPsr
Psrr=Pmr
・・・(18)
動作は次のようになる。
車両走行中、各種データを読み込むとともに(前記ステップS1)、車速Vを算出する(前記ステップS2)。続いて、操舵角δ及び走行車線曲率βに基づいて、走行路形状に対する車両の進路を示す進路フラグFcを設定するとともに(前記ステップS3)、横変位X及び走行車線曲率βに基づいて、車線逸脱方向が、カーブの内側又は外側になっていることを示す逸脱方向フラグFdを設定し(前記ステップS4)、設定したそれら進路フラグFc及び逸脱方向フラグFdと、走行車線曲率β及び曲率βstrとに基づいて、車線逸脱防止制御の制御ゲインK3を設定する(前記ステップS5)。
作用及び効果は次のようになる。
(1)車両が走行路形状(カーブ)に沿って走行し、かつ逸脱方向が走行路の旋回方向の内側(カーブ内側)になる場合(前記図5参照)で、走行路半径よりも、車両の旋回半径の方が小さい場合(βstr>β)、制御ゲインK3にゲインKs(>1)を設定し(前記ステップS23)、設定した制御ゲインK3に基づいて、目標ヨーモーメントMs(=Ms/K3)を算出している(前記ステップS10、(8)式)。これにより、制御ゲインK3が1よりも大きい値なので、通常制御時に使用する目標ヨーモーメント(前記(7)式により算出される目標ヨーモーメント)よりも小さい値になる。すなわち、通常の制御量よりも小さく、これにより、通常時よりも抑制された車線逸脱防止制御となる。
すなわち、前記実施形態では、運転者が車両を旋回させる意図或いは運転者が意図する車両旋回方向を、操舵角δに基づいて得ている(前記ステップS2参照)。これに対して、運転者が車両を旋回させる意図或いは運転者が意図する車両旋回方向を操舵トルクや操舵速度に基づいて得ることができる。これにより、例えば、操舵トルクや操舵速度が所定値以上になった場合に、運転者が車両を旋回させる意図があるとして、前述したような車線逸脱防止制御の制御内容を変更する処理を実施するようにする。
Claims (7)
- 走行路に対する車両の逸脱傾向の度合いが高い場合、その逸脱傾向の大きさに応じたヨーモーメントを車両に発生させることで走行路に対する車両の逸脱を防止する車線逸脱防止制御を行う制御手段と、
運転者が意図する車両の旋回方向を検出する車両旋回方向検出手段と、
前記走行路が旋回路である場合の該走行路の旋回方向を検出する走行路旋回方向検出手段と、
前記車両旋回方向検出手段が検出した車両の旋回方向と、前記走行路旋回方向検出手段が検出した走行路の旋回方向との一致及び不一致を判定する旋回方向判定手段と、
前記旋回路の外側及び内側のうちのどれに対して車両が逸脱傾向を示しているのかを判定する逸脱方向判定手段と、
前記旋回方向判定手段の判定結果及び前記逸脱方向判定手段の判定結果に基づいて、前記車線逸脱防止制御の制御内容を変更する制御内容変更手段と、
を備え、
前記制御内容変更手段は、
前記旋回方向判定手段が前記車両の旋回方向と前記走行路の旋回方向とが不一致であるとの判定をし、かつ前記逸脱方向判定手段が走行路の内側に対して車両の逸脱傾向にあるとの判定をした場合、前記車線逸脱防止制御の制御内容の変更を行わず、
前記旋回方向判定手段が前記車両の旋回方向と前記走行路の旋回方向とが不一致であるとの判定をし、かつ前記逸脱方向判定手段が走行路の外側に対して車両の逸脱傾向にあるとの判定をした場合、前記車線逸脱防止制御を、前記車両の旋回方向に適合させる制御内容に変更することを特徴とする車線逸脱防止装置。 - 前記制御内容変更手段は、前記車両の旋回方向に適合させる制御内容として、前記車線逸脱防止制御を抑制する制御内容にすることを特徴とする請求項1に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記車両の旋回から得られる旋回半径と前記走行路の道路半径とを比較する比較手段をさらに備え、前記制御内容変更手段は、前記旋回方向判定手段の判定結果、前記逸脱方向判定手段の判定結果及び前記比較手段の比較結果に基づいて、前記車線逸脱防止制御の制御内容を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記制御内容変更手段は、前記旋回方向判定手段が前記車両の旋回方向と前記走行路の旋回方向とが一致しているとの判定をし、かつ前記比較手段による比較結果が前記車両の旋回から得られる旋回半径が前記走行路の道路半径未満となる場合、前記車線逸脱防止制御を抑制する制御内容に変更することを特徴とする請求項3に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記旋回路の外側及び内側のうちのどれに対して車両が逸脱傾向を示しているのかを判定する逸脱方向判定手段をさらに備え、前記制御内容変更手段は、前記逸脱方向判定手段の判定結果に応じて、前記車線逸脱防止制御を抑制する度合いを変化させており、前記逸脱方向判定手段が走行路の外側に対して車両が逸脱傾向にあるとの判定をした場合よりも、前記逸脱方向判定手段が走行路の内側に対して車両の逸脱傾向にあるとの判定をした場合の前記抑制する度合いを大きくすることを特徴とする請求項4に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記制御内容変更手段は、前記旋回方向判定手段が前記車両の旋回方向と前記走行路の旋回方向とが一致しているとの判定をし、かつ前記比較手段による比較結果が前記車両の旋回から得られる旋回半径よりも前記走行路の道路半径が小さい場合、前記車線逸脱防止制御の制御内容の変更を行わないことを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の車線逸脱防止装置。
- 前記制御手段は、前記車線逸脱防止制御として、ヨーモーメントを車両に付与しており、前記ヨーモーメントを小さくすることで、前記車線逸脱防止制御を抑制することを特徴とする請求項2、4及び5の何れか1項に記載の車線逸脱防止装置。
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