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JP4924968B2 - コンクリート版の高さ調整装置及び高さ調整方法 - Google Patents
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JP4924968B2 - コンクリート版の高さ調整装置及び高さ調整方法 - Google Patents

コンクリート版の高さ調整装置及び高さ調整方法 Download PDF

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本発明は、コンクリート版によって舗装された路面等の部分的な沈下を修正し、路面等の全体を平らにするコンクリート版の高さ調整装置及び高さ調整方法に関する。
従来のコンクリート版の高さ調整方法は、次のようにして行っていた(例えば、特許文献1参照。)。即ち、図5(イ)に示すように、基礎路盤1の上に敷設されたコンクリート版2にコア抜きカッター3で上下に貫通してストレート孔4をあける。
次に、図5(ロ)に示すように、ストレート孔4の下の基礎路盤1を、ストレート孔4を通して掘削してコンクリート版下作業空間5をストレート孔4の内径より大きく形成する。
次に、図5(ハ)に示すように、コンクリート版下作業空間5の底面上にコンクリートの打設により反力受け部6を形成する。
次に、図5(ニ)に示すように、ストレート孔4の内周にジャッキ装着金具7を装着して接着剤で固定すると共に、その中央の反力受け部6上に応力伝達部材8を設置する。
ジャッキ装着金具7は、例えば図7及び図8に示すように、ストレート孔4内に位置させる円筒部9と、この円筒部9の下端外周からコンクリート版下作業空間5内でコンクリート版2の下に突出させた張出し部10とからなっている。張出し部10は、図8に示すように、円盤を複数に分割した分割片10aを、コンクリート版下作業空間5内にて円筒部9の下端に螺嵌したリング9aの外周の環状凹部9b内に挿入し、各分割片10aの相互間及び各分割片10aとリング9aとの間を溶接して一体化させる。図98中、11は溶接部である。また、応力伝達部材8は円盤状に形成され、反力受け部6上に載置した状態で上端がジャッキ装着金具7の円筒部9内に挿入される高さに複数枚重ねて柱状となす。
またジャッキ装着金具7は、円筒部9の内面に雌ねじ12が刻設され、これに外周に雄ねじが刻設されたリング状のロックナット13が螺着されている。
このように構成されるジャッキ装着金具7及び応力伝達部材8を各ストレート孔4毎に装着して準備作業を終え、次いで図6(ホ)(ヘ)に示すように、油圧ジャッキ14を使用してコンクリート版2の持ち上げ作業を行う。持ち上げ作業は、油圧ジャッキ14の下部を図7における円筒部9の上部に螺着し、油圧ジャッキ14を作動させてそのコンプレッションロッド15を突出させ、該コンプレッションロッド15の先端で反力受け部6を押圧することによりで図6(ヘ)に示すようにコンクリート版2を持ち上げる。これにより、基礎路盤1とコンクリート版2との間の隙間16が形成される。
このようにしてコンクリート版2を持ち上げた後、図6(ト)に示すように基礎路盤1とコンクリート版2との間の隙間16に砂やセメントモルタル等の充填材17を、ストレート孔4とは別にコンクリート版2に開口させた注入孔18よりホースで注入する。
かかる状態で、ストレート孔4内にジャッキ装着金具7及び応力伝達部材8を残した状態で該ストレート孔4に蓋を施し、作業を完了する。
特公平8−6284号公報
しかしながら、このようなコンクリート版の高さ調整方法では、コンクリート版2のストレート孔4内にジャッキ装着金具7を接着剤で固定しているので、油圧ジャッキ14でのコンクリート版2の持ち上げ作業時に接着剤の接着強度やコンクリート版2のひび割れ等のために大きな持ち上げ力を作用させることができない問題点があった。また、この方法では、ストレート孔4の下の基礎路盤1を、ストレート孔4を通して掘削してコンクリート版下作業空間5をストレート孔4の内径より大きく形成する作業が必要になり、非常に手間と時間がかかる問題点があった。
本発明の目的は、油圧ジャッキでのコンクリート版の持ち上げ作業時に、ストレート孔内での接着剤の接着強度やコンクリート版のひび割れ等を防止できるコンクリート版の高さ調整装置及び高さ調整方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、コンクリート版のストレート孔の下の基礎路盤に、ストレート孔の内径より大きなコンクリート版下作業空間を形成する作業を省略できるコンクリート版の高さ調整方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、コンクリート版の下の基礎路盤に対する反力受け部の形成を容易に行えるコンクリート版の高さ調整方法を提供することにある。
上記の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明の特徴は、基礎路盤の上に敷設されたコンクリート版に上下に貫通して孔があけられ、この孔を利用してジャッキが取り付けられ、該ジャッキにより前記基礎路盤側を押圧して前記コンクリート版を持ち上げてその高さの調整をするコンクリート版の高さ調整装置であって、
前記コンクリート版の前記貫通孔は入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるテーパ孔として形成され、前記テーパ孔内には外周面の上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっているテーパ筒体が挿入され、該テーパ筒体を前記テーパ孔の内面に接着剤をもって前記テーパ筒体を固定され、該テーパ筒体に前記ジャッキを取り付けるようにしたことにある。
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1又は2の構成に加え、前記テーパ筒体の中心孔には油圧ジャッキの先端部が連結され、前記油圧ジャッキのコンプレッションロッドの先端部を前記基礎路盤側の反力受け部に支持されていることにある。
請求項3に記載の発明の特徴は、基礎路盤の上に敷設されたコンクリート版に上下に貫通して孔があけられ、この孔を利用してジャッキが取り付けられ、該ジャッキで前記基礎路盤側を押圧して前記コンクリート版を持ち上げてその高さの調整をするコンクリート版の高さ調整方法であって、前記コンクリート版にテーパ孔を入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるように貫通して形成するテーパ孔形成工程と、前記テーパ孔内には外周面の上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっているテーパ筒体を配置して、該テーパ筒体を前記コンクリート版の前記テーパ孔の内面に接着剤で固定するテーパ筒体固定工程と、前記テーパ筒体の中心孔の入口には前記ジャッキの先端部を連結し、前記ジャッキのコンプレッションロッドの先端部を前記基礎路盤側の反力受け部に支持させ、該コンプレッションロッドを突出させて前記コンクリート版を持ち上げるコンクリート版持ち上げ工程とを有することにある。
請求項4に記載の発明の特徴は、請求項4の構成に加え、前記テーパ孔形成工程では、前記コンクリート版と前記基礎路盤とに内径が等しいストレート孔を形成し、前記コンクリート版の前記ストレート孔は入口から奥に向かうにつれて大径となるように前記テーパ孔とする加工を行い、前記基礎路盤のストレート孔内には反力受け充填材の打設により前記反力受け部を形成することにある。
本発明の効果を説明すると、次の通りである。
本発明のコンクリート版の高さ調整装置では、ジャッキでのコンクリート版の持ち上げ力は、コンクリート版の入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるテーパ孔内のテーパ筒体を介して受け、このテーパ筒体のテーパ面は上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっているので、ジャッキでのコンクリート版の持ち上げ作業時に、持ち上げ力の伝達がテーパ面を介して確実に伝達され、コンクリート版のジャッキ装着のためのテーパ孔の周囲には特別の補強を用いなくても持ち上げ時におけるコンクリート版のひび割れ等の問題がなく、大きな持ち上げ力をコンパクトなテーパ筒体の設置によって伝達させることができる。
また、前記テーパ孔の内面に接着剤をもって前記テーパ筒体を固定するようにすることにより、既存のコンクリート版に対し、所望の持ち上げ個所にテーパ筒体を設置することが容易にでき、その場合にあってもテーパ孔内にテーパ筒体を設置するものであるため、接着剤による接着力不足を生じさせることなく、大きな持ち上げ力をコンパクトなテーパ筒体の設置によって伝達させることができる。
また本発明のコンクリート版の高さ調整方法では、コンクリート版にテーパ孔を入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるように貫通して形成し、テーパ孔内には外周面の上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっているテーパ筒体を配置し、該テーパ筒体をコンクリート版のテーパ孔の内面に接着剤で固定し、テーパ筒体の中心孔にはジャッキの先端部を連結し、該ジャッキのコンプレッションロッドの先端部を基礎路盤側の反力受け部に支持させ、該コンプレッションロッドを突出させてコンクリート版を持ち上げるので、ジャッキでのコンクリート版の持ち上げ作業時の持ち上げ力は、コンクリート版の入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるテーパ孔内のテーパ筒体のテーパ面で接着剤を介して受け、このテーパ面は上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっており、それ故、該接着剤の接着強度の不足等の問題がなくなり、ジャッキでのコンクリート版の持ち上げ作業時に、テーパ孔内での接着剤の接着強度やコンクリート版のひび割れ等の問題がなくなり、大きな持ち上げ力でコンクリート版を持ち上げることができる。
また、テーパ孔形成工程で、コンクリート版と基礎路盤とに内径が等しいストレート孔を形成し、コンクリート版のストレート孔は入口から奥に向かうにつれて大径となるテーパ孔とする加工を行い、基礎路盤のストレート孔内にはコンクリートの打設により反力受け部を形成すると、従来のようにコンクリート版のストレート孔の下の基礎路盤に、ストレート孔の内径より大きなコンクリート版下作業空間を形成する面倒な作業を省略することができる。また、このストレート孔の底部に反力受け充填材を打設して反力受け部を形成するので、コンクリート版の下の基礎路盤に対する反力受け部の形成を容易に行うことができる。
以下、本発明に係るコンクリート版の高さ調整装置及び高さ調整方法を実施するための最良の形態を、図1乃至図4を参照して詳細に説明する。なお、前述した図6〜図9と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
図1は本例のコンクリート版の高さ調整装置を示す縦断面図である。本例のコンクリート版の高さ調整装置では、コンクリート版2には入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるテーパ孔19が形成されている。このテーパ孔19内には、外周面の上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっている金属製のテーパ筒体20が配置されている。このテーパ筒体20は、コンクリート版2のテーパ孔19の内面に接着剤21で固定されている。テーパ筒体20の中心孔20aの入口には、ジャッキチェア23の先端部が連結されている。ジャッキチェア23は、油圧ジャッキ本体22の先端に連結され、油圧ジャッキ本体22から円筒形のコンプレッションロッド15は筒状のジャッキチェア23の孔を通って外に突出するようになっている。この油圧ジャッキ14のコンプレッションロッド15の先端部は、基礎路盤1側の反力受け部6上に設置させた応力伝達部材8に当接されている。応力伝達部材8は短円柱形の複数のブロックからなり、必要な高さに積み上げられ、コンプレッションロッド15の先端部を反力受け部6に支持している。
次に、このようなコンクリート版の高さ調整装置の製造とコンクリート版の高さ調整方法について、図1及び図2(イ)〜(ヘ)を参照して説明する。
図2(イ)に示すように、コンクリート版2とその下の基礎路盤1とに内径が等しいストレート孔4を形成する。基礎路盤1に対するストレート孔4の掘削長は、基礎路盤1の材質によるが30〜60cm程度とする。
次に、図2(ロ)に示すように、コンクリート版2のストレート孔4は、入口から奥に向かうにつれて大径となるようにテーパ孔19とする加工を行う(テーパ孔形成工程)。ストレート孔4をテーパ孔19とする加工は、例えばテーパ形カッターをストレート孔4に入れ、このテーパ形ビットを回転させつつ、ストレート孔4内で水平方向に旋回動作させることにより、入口と反対側の奥の削り量が一番多く、入口に近づくにつれて削り量が少なくなるように切削することにより行う。
次に、図2(ハ)に示すように、基礎路盤1のストレート孔4内にはコンクリートまたは無収縮モルタル等の反力受け充填材の打設により反力受け部6を形成する。この反力受け部6の形成固化後、図2(ハ)に示すように、テーパ孔19内に、外周面が、その上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっているテーパ筒体20を挿入する。テーパ筒体20の下端の外径は、テーパ孔19の小径となっている入口の内径より若干小さくなっており、容易にテーパ孔19の入口から挿入できる。
図2(ニ)に示すように、テーパ孔19の内面とテーパ筒体20の外周面との間の隙間に接着剤21を充填する。この作業では、テーパ筒体20をテーパ孔19内に挿入し、テーパー孔19の略中心に位置させ、図1に示すパッキン40をテーパ孔19とテーパ筒体20との下端間に介在させ、図には示してないがテーパ孔19外より位置決め用の治具を挿入して仮保持させ他状態で接着剤21を注入し、所定時間養生することによってテーパ孔19内に接着剤21を介してテーパ筒体20を固定する(テーパ筒体固定工程)。
次に、図2(ホ)に示すように、テーパ筒体20の中心孔20aに応力伝達部材8を挿入し反力受け部6の上に必要な高さに積み上げ、中心孔20aの上部に油圧ジャッキ14のジャッキチェア23の下部を螺着する。ジャッキチェア23の上部には、前述したように油圧ジャッキ本体22が回転可能に連結されている。
かかる状態で、図2(ヘ)に示すように、油圧ジャッキ14のコンプレッションロッド15を突出させ、反力受け部6上の応力伝達部材8に当ててその反力でコンクリート版2を持ち上げる(コンクリート版持ち上げ工程)。尚、コンプレッションロッド15の先端部を反力受け部6に当接させ、応力伝達部材8を介在させなくとも良い。
しかる後、前述した図7(ト)に示したと同様に、基礎路盤1とコンクリート版2との間の隙間16に砂やセメントモルタル等の充填材17を、ストレート孔4とは別にコンクリート版2に開口させた注入孔18よりホースで注入する。
このようなコンクリート版の高さ調整装置では、油圧ジャッキ14でのコンクリート版2の持ち上げ作業時の持ち上げ力は、コンクリート版2の入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるテーパ孔19内のテーパ筒体20のテーパ面で接着剤21を介して受け、このテーパ筒体20のテーパ面は上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっているので、該接着剤21の接着強度の不足等の問題がなくなり、油圧ジャッキ14でのコンクリート版2の持ち上げ作業時に、テーパ孔19内での接着剤21の接着強度やコンクリート版2のひび割れ等の問題がなくなり、大きな持ち上げ力でコンクリート版2を持ち上げることができる。
また、このようなコンクリート版の高さ調整方法では、コンクリート版2にテーパ孔19を入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるように貫通して形成し、テーパ孔19内には外周面の上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっているテーパ筒体20を配置し、該テーパ筒体20をコンクリート版2のテーパ孔19の内面に接着剤21で固定し、テーパ筒体20の中心孔20aの入口には油圧ジャッキ14の先端部を連結し、該油圧ジャッキ14のコンプレッションロッド15の先端部を基礎路盤1側反力受け部6上の応力伝達部材8に当接し、油圧ジャッキ14のコンプレッションロッド15を突出させてコンクリート版2を持ち上げるので、油圧ジャッキ14でのコンクリート版2の持ち上げ作業時の持ち上げ力は、コンクリート版2の入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるテーパ孔19内のテーパ筒体20のテーパ面で接着剤21を介して受け、このテーパ筒体20のテーパ面は上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっており、それ故、該接着剤21の接着強度の不足等の問題がなくなり、油圧ジャッキ14でのコンクリート版2の持ち上げ作業時に、テーパ孔19内での接着剤21の接着強度やコンクリート版2のひび割れ等の問題がなくなり、大きな持ち上げ力でコンクリート版2を持ち上げることができる。
また、テーパ孔形成工程で、コンクリート版2と基礎路盤1とに内径が等しいストレート孔4を形成し、コンクリート版2のストレート孔4は入口から奥に向かうにつれて大径となるテーパ孔19とする加工を行い、基礎路盤1のストレート孔4内には反力受け充填材の打設により反力受け部6を形成するので、従来のようにコンクリート版2のストレート孔4の下の基礎路盤1に、ストレート孔4の内径より大きなコンクリート版下作業空間5を形成する面倒な作業を省略することができる。また、このストレート孔4の底部に反力受け充填材を打設して反力受け部6を形成するので、コンクリート版2の下の基礎路盤1に対する反力受け部6の形成を容易に行うことができる。
なお、本発明で基礎路盤1の材質が硬質の場合は、ストレート孔4の形成はコンクリート版2だけにし、硬質の基礎路盤1をそのまま反力受け部6として使用することもできる。
図3は、ストレート孔4をテーパ孔19とする加工を行うテーパ孔加工装置の一例の構成を示す縦断面図である。この装置は、テーパ状の周面にコンクリート切削ビット30を多数突設した円錐型カッター31が、旋回台32上に設置した回転駆動装置33の回転軸34に固定されている。旋回台32はその下面に旋回台回転用歯車35が備えられ、この旋回台回転用歯車35を旋回駆動用モータ36によって回転させることによって旋回台32が円周方向に回転されるようになっている。
テーパ孔形成工程では、図4(a)に示すように円錐型カッター31をストレート孔4内に挿入し、図4(b)に示すように、旋回台32を半径方向に移動させることにより、円錐型カッター31をストレート孔4の内面に押し付けて所望の切削深さまで切削させた後、旋回台32を旋回動作させ、図4(c)に示すように、円錐カッター31をストレート孔4の内周面に沿って円周方向に移動させることにより、ストレート孔4をテーパ孔19に加工するようになっている。
尚、図には示してないが、ストレートな円柱状をしたカッターを使用し、これを円錐運動させることによってストレート孔をテーパ孔に加工する方法によってもよい。
また、上述の各実施例ではコンクリート版持ち上げのためのジャッキとして油圧ジャッキを使用しているが、このジャッキはテーパ筒体に固定され、コンクリート版下の反力受け部に対して反力を取ってコンクリート版を持ち上げることができる構造のものであればよく、油圧式、機械式、手動式を問わない。
本発明に係るコンクリート版の高さ調整装置の一例を示す縦断面図である。 (イ)〜(ヘ)は本発明に係るコンクリート版の高さ調整方法の一例を示す各工程図である。 本発明方法で使用するストレート孔をテーパ孔とする加工を行うテーパ孔加工装置の一例の構成を示す平面図及び縦断面図である。 同上のテーパ孔加工状態を示す模式図である。 (イ)〜(ニ)は従来のコンクリート版の高さ調整方法の一例のジャッキ取付前までの工程を示す断面図である。 (ホ)〜(ト)は同上のジャッキ取り付け後の工程を示す断面図である。 図5(ニ)の工程の拡大図である。 図7に示す従来例で用いているジャッキ装着金具の平面図である。
1 基礎路盤
2 コンクリート版
3 コア抜きカッター
4 ストレート孔
5 コンクリート版下作業空間
6 反力受け部
7 ジャッキ装着金具
8 応力伝達部材
9 円筒部
10 張出し部
14 油圧ジャッキ
15 コンプレッションロッド
16 隙間
17 充填材
18 注入孔
19 テーパ孔
20 テーパ筒体
20a 中心孔
21 接着剤
22 油圧ジャッキ本体
23 ジャッキチェア
30 コンクリート切削ビット
31 円錐型カッター
32 旋回台
33 回転駆動装置
34 回転軸
35 旋回台回転用歯車
36 旋回駆動用モータ
40 パッキン

Claims (4)

  1. 基礎路盤の上に敷設されたコンクリート版に上下に貫通して孔があけられ、この孔を利用してジャッキが取り付けられ、該ジャッキにより前記基礎路盤側を押圧して前記コンクリート版を持ち上げてその高さの調整をするコンクリート版の高さ調整装置であって、
    前記コンクリート版の前記貫通孔は入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるテーパ孔として形成され、前記テーパ孔内には外周面の上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっているテーパ筒体が挿入され、該テーパ筒体を前記テーパ孔の内面に接着剤をもって前記テーパ筒体を固定され、該テーパ筒体に前記ジャッキを取り付けるようにしたことを特徴とするコンクリート版の高さ調整装置。
  2. 前記テーパ筒体の中心孔には油圧ジャッキの先端部が連結され、前記油圧ジャッキのコンプレッションロッドの先端部を前記基礎路盤側の反力受け部に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート版の高さ調整装置。
  3. 基礎路盤の上に敷設されたコンクリート版に上下に貫通して孔があけられ、この孔を利用してジャッキが取り付けられ、該ジャッキで前記基礎路盤側を押圧して前記コンクリート版を持ち上げてその高さの調整をするコンクリート版の高さ調整方法であって、
    前記コンクリート版にテーパ孔を入口が小径で奥に向かうにつれて大径となるように貫通して形成するテーパ孔形成工程と、前記テーパ孔内には外周面の上側が小径で下側に向かうにつれて大径となるテーパ面となっているテーパ筒体を配置して、該テーパ筒体を前記コンクリート版の前記テーパ孔の内面に接着剤で固定するテーパ筒体固定工程と、前記テーパ筒体の中心孔の入口には前記ジャッキの先端部を連結し、前記ジャッキのコンプレッションロッドの先端部を前記基礎路盤側の反力受け部に支持させ、該コンプレッションロッドを突出させて前記コンクリート版を持ち上げるコンクリート版持ち上げ工程とを有することを特徴とするコンクリート版の高さ調整方法。
  4. 前記テーパ孔形成工程では、前記コンクリート版と前記基礎路盤とに内径が等しいストレート孔を形成し、前記コンクリート版の前記ストレート孔は入口から奥に向かうにつれて大径となるように前記テーパ孔とする加工を行い、前記基礎路盤のストレート孔内には反力受け充填材の打設により前記反力受け部を形成することを特徴とする請求項4に記載のコンクリート版の高さ調整方法。
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