JP4933965B2 - リッド開閉操作装置 - Google Patents
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Description
収納空間の開口部を開閉するリッドの開閉操作装置において、
前記リッドに装着される本体と、
この本体に回動自在に軸支される操作ハンドルと、を備え、
前記本体に、壁面から延出し中間部で湾曲して延びる片持ち形状のばね片を一体形成し、
前記操作ハンドルは、前記リッドが前記収納空間の開口部を閉塞する状態で当該開口部周縁に設けた係止部と係合して当該リッドにより開口部の閉塞状態を保持するフック部と、支軸を中心に一方向へ回動操作して前記フック部の前記係止部に対する係合状態を解除するための操作部と、前記ばね片が当接し、前記操作部に作用する一方向への回動操作力とは反対向きの回動付勢力を当該ばね片から受けるばね片当接部と、を有することを特徴とする。
前記本体が、対向位置にある前壁及び後壁と、これら各壁の両端間をそれぞれ繋ぐ両側壁と、底部を形成する底壁とに囲まれた凹部を有し、前記両側壁にそれぞれ軸受が形成してあり、更に前記前壁から底壁にかけては略中央部に開口を形成しており、
前記操作ハンドルは、操作板と、この操作板の両側縁からそれぞれ支軸が延出し、これら支軸が前記軸受に軸支されており、更に当該操作板の前端縁中央部から前記フック部が延出し、当該フック部が前記本体の凹部から前記開口を透して外部へ突き出す構成となっており、
更に、前記本体における前記前壁の開口と両側端縁との間で、当該開口を中心とする対称位置に前記ばね片が形成してあり、
前記操作ハンドルのばね片当接部は、前記操作板の前端縁であって前記ばね片が当接する部位に形成してあることを特徴とする。
前記本体の凹部から前記開口を透して外部へ突き出すフック部が、前記収納空間の開口部周縁に設けた係止部との係合を解除する回動位置にあるとき、当該フック部の少なくとも引掛けエッジ部分を両側方から覆う被覆壁を、前記開口の縁部から外方へ突き出して前記本体に形成したことを特徴とする。
前記本体は、前記凹部の開口縁にフランジが形成してあり、
且つ、前記本体の前壁は、中間に段部が形成され、前記フランジから当該段部にかけてを上段壁とし、且つ前記段部から一段下がった部位が、前記後壁との間隔が前記上段壁よりも短い下段壁となっており、
前記前壁には、前記フランジとの間に第1係止部を構成する第1の係止脚が外方へ突き出して形成してあり、
前記後壁には、前記フランジとの間に溝状の第2係止部を構成する第2の係止脚が外方へ突き出して形成してあり、
前記リッドには、前記本体を装着する取付口が形成されており、
前記被覆壁を前記取付口に入れてから、前記本体の下段壁を前記取付口の一端縁に接触させ、この接触部分を支点として前記本体を回動させて前記取付口の他端縁に前記第2係止部を合わせるとともに、前記本体をスライドさせて前記取付口の他端縁へ前記第2係止部を係合させ、さらに当該第2係止部を支点として前記本体を回動させることにより前記上段壁を前記取付口内へ嵌め込み、且つ前記第1係止部を前記取付口の一端縁に係合させることで、前記本体が前記取付口に装着される構成となっていることを特徴とする。
前記被覆壁が、前記下段壁の表面よりも突出しており、この被覆壁と前記段部における下段壁から上段壁への立ち上がり部分の壁との間に、前記リッドの取付口の一端縁を差し込む支持溝を形成していることを特徴とする。
前記上段壁が、両側部が切り欠かれており、
前記第1の係止脚は、前記下段壁の表面から延出し、前記上段壁の両側方に延在するように形成してあることを特徴とする。
前記上段壁の両側部内側縁部を前記操作ハンドルのストッパとし、
前記操作ハンドルには、前記フック部を前記収納空間の係止部から係合解除する方向への回動操作終端位置で、前記ストッパに当接しそれ以上の回動を阻止する当接部が形成してあることを特徴とする。
また、ばね片を、中間部で湾曲して延びる片持ち形状とすることで、狭小空間においても長く延ばして、ばね定数を小さくすることができる。これにより、リッドの開閉操作に際して、操作ハンドルを引き始めから引き終わりまで軽い力で操作でき、良好な操作性を得ることが可能となる。
さらに、請求項4の発明によれば、ばね片は、ばね片当接部が当接する部位よりも先端側に、当該切込孔に入り込んだ部分が更に存在することとなるので、ばね片のたわみや振動などによって、操作ハンドルのばね片当接部がばね片の自由端から脱落してしまう事態を回避することが可能となる。
いま仮に、後壁側にある第2係止部をリッドに形成した取付口の他端縁に係合させ、ここを支点として本体を回動させて、前壁側にある第1係止部に取付口の一端縁を係合させようとした場合、前壁の近傍位置から突き出している被覆壁の回動軌跡がリッドの取付口端縁よりも外側をとおり、これら被覆壁とリッドの取付口周辺部とが干渉してしまうおそれがある。
これに対し、請求項7の構成とすれば、先に被覆壁をリッドの取付口に入れてから、取付後端縁への第1,第2係止部の係合を行うので、被覆壁の干渉が生じることなくリッドへの本体装着作業を実施することができる。
請求項8の発明にあっては、支持溝を形成し、この支持溝にリッドの開口端縁を差し込み、ここを支点として本体を回動操作する構成としたので、回動操作の過程で、誤って下段壁が取付口の一端縁から離脱してしまうおそれがなくなる。
しかも、上段壁の両側を切り欠いてその側方に第1の係止脚を配置したことにより、この第1の係止脚が本体の両側壁に形成した軸受の近傍位置へ配置されるので、軸受を介して伝えられる操作ハンドルの回動操作力を第1の係止脚に速やかに伝達して、この第1の係止脚で受けることができ、本体の歪みを抑制することが可能となる。
図1乃至図9は、本発明の実施形態に係るリッド開閉操作装置の構成を説明するための図である。図1は、リッド開閉操作装置の全体構成を示す斜視図であり、図2は、リッド開閉操作装置が取り付けられたリッドとその周辺構造を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、リッド開閉操作装置は、リッド100に装着される本体10と、この本体10に回動自在に軸支される操作ハンドル30と、を備えている。リッド100は、自動車の荷室などに設けられた収容空間200の開口部201を開閉する蓋の機能を有している。
図3に示すように、本体10は、対向位置にある前壁12及び後壁13と、これら各壁12,13の両端間をそれぞれ繋ぐ両側壁14,14と、本体10の底部を形成する底壁11とに囲まれた凹部15を有し、両側壁14にそれぞれ軸受16が形成してある。さらに、本体10の前壁12から底壁11にかけては略中央部に開口17が形成してある。この開口17は、後述する操作ハンドル30のフック部33を凹部15から外方へ突き出させるためのものである。また、開口17の縁部から外構に向かっては、被覆壁25が突き出して形成してある。この被覆壁25の機能は後述する。
ばね片18を本体10と一体に形成することによって、リッド開閉操作装置の部品点数を削減することができ、製品コストを低減するとともに、組立工数の減らして作業性の向上を図ることができる。さらに、ばね片18を、中間部で湾曲して延びる片持ち形状とすることで、狭小空間においても長く延ばして、ばね定数を小さくすることができる。特に、ばね片18の中間部をU字状に折り返すことで、このばね片18を狭小空間においていっそう長く延ばして、ばね定数を小さくすることができる。
ここで、上段壁23は、両側部が切り欠かれている。そして、第1の係止脚21は、下段壁24の表面から延出し、上段壁23の両側方に延在するように形成してある。
操作ハンドル30は、図5に示すように、操作板31と、この操作板31の両側縁からそれぞれ支軸32が延出し、さらにこの操作板31の縁中央部からフック部33が延出している。操作板31の前端縁には、フック部33の両側に一対のばね片当接部34が形成してある。一方、操作板31の後端縁とその周辺部は、操作部35を構成している。操作部35とばね片当接部34とは、一対の支軸32をとおる回動軸を境界として、それぞれ反対側に設けられている。
操作ハンドル30は、支軸32が本体10の軸受16に軸支され、この支軸16を中心に回動自在となっている。操作板31の表面は本体10における凹部15の開口面とほぼ面一に配置されている。ユーザは、本体10の凹部15に指を差し入れて、凹部15の内側から操作ハンドル30の操作部35を回動操作するようになっている。
リッド100には、リッド開閉操作装置を装着するための取付口101が形成してある。取付口101は、リッド開閉操作装置を構成する本体10における凹部15の開口部外周形状に合わせて形成してあり、この凹部15の開口部外周が、取付口10の周縁部に嵌め込まれる。
次いで、本体10を図8の下方へスライドさせて取付口101の他端縁へ第2係止部22aを係合させ、さらにこの第2係止部22aを支点として本体を回動させることにより上段壁23を取付口101内へ嵌め込むとともに、第1係止部21aを取付口101の一端縁に係合させる(同図(d)参照)。これにより、本体10が取付口101に装着される。
図2に示した収容空間200の開口部201へリッド100を嵌め込み、この開口部201を閉塞した状態にあっては、図9(a)に示すように、操作ハンドル30をフック部33が、開口部21の周縁にあらかじめ穿設してある係止口202の周縁部(係止部)にエッジ部分33aが引っ掛かって係止される。このようにフック部33が係止口202の周縁部に係止されることで、リッド100は開口部201の閉塞状態を保持することができる。
20:切欠孔、21:第1の係止脚、21a:第1係止部、22:第2の係止脚、22a:第2係止部、23:上段壁、23a:ストッパ、24:下段壁、25:被覆壁、26:フランジ、27:支持溝
30:操作ハンドル、31:操作板、32:支軸、33:フック部、34:ばね片当接部、35:操作部、36:当接部
100:リッド、101:取付口
200:収容空間、201:開口部、202:係止口
Claims (10)
- 収納空間の開口部を開閉するリッドの開閉操作装置において、
前記リッドに装着される本体と、
この本体に回動自在に軸支される操作ハンドルと、を備え、
前記本体に、壁面から延出し中間部で湾曲して延びる片持ち形状のばね片を一体形成し、
前記操作ハンドルは、前記リッドが前記収納空間の開口部を閉塞する状態で当該開口部周縁に設けた係止部と係合して当該リッドにより開口部の閉塞状態を保持するフック部と、支軸を中心に一方向へ回動操作して前記フック部の前記係止部に対する係合状態を解除するための操作部と、前記ばね片が当接し、前記操作部に作用する一方向への回動操作力とは反対向きの回動付勢力を当該ばね片から受けるばね片当接部と、を有することを特徴とするリッド開閉操作装置。 - 前記ばね片は、中間部がU字状に湾曲形成してあることを特徴とする請求項1のリッド開閉操作装置。
- 前記本体の壁面には、前記ばね片が自由端から入り込む切欠孔が形成してあることを特徴とする請求項1又は2のリッド開閉操作装置。
- 前記操作ハンドルに形成したばね片当接部は、前記ばね片における前記切欠孔へ入り込んだ部分よりも基端部寄りの部位に当接することを特徴とする請求項3のリッド開閉操作装置。
- 前記本体は、対向位置にある前壁及び後壁と、これら各壁の両端間をそれぞれ繋ぐ両側壁と、底部を形成する底壁とに囲まれた凹部を有し、前記両側壁にそれぞれ軸受が形成してあり、更に前記前壁から底壁にかけては略中央部に開口を形成しており、
前記操作ハンドルは、操作板と、この操作板の両側縁からそれぞれ支軸が延出し、これら支軸が前記軸受に軸支されており、更に当該操作板の前端縁中央部から前記フック部が延出し、当該フック部が前記本体の凹部から前記開口を透して外部へ突き出す構成となっており、
更に、前記本体における前記前壁の開口と両側端縁との間で、当該開口を中心とする対称位置に前記ばね片が形成してあり、
前記操作ハンドルのばね片当接部は、前記操作板の前端縁であって前記ばね片が当接する部位に形成してあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のリッド開閉操作装置。 - 前記本体の凹部から前記開口を透して外部へ突き出すフック部が、前記収納空間の開口部周縁に設けた係止部との係合を解除する回動位置にあるとき、当該フック部の少なくとも引掛けエッジ部分を両側方から覆う被覆壁を、前記開口の縁部から外方へ突き出して前記本体に形成したことを特徴とする請求項5のリッド開閉操作装置。
- 前記本体は、前記凹部の開口縁にフランジが形成してあり、
且つ、前記本体の前壁は、中間に段部が形成され、前記フランジから当該段部にかけてを上段壁とし、且つ前記段部から一段下がった部位が、前記後壁との間隔が前記上段壁よりも短い下段壁となっており、
前記前壁には、前記フランジとの間に第1係止部を構成する第1の係止脚が外方へ突き出して形成してあり、
前記後壁には、前記フランジとの間に溝状の第2係止部を構成する第2の係止脚が外方へ突き出して形成してあり、
前記リッドには、前記本体を装着する取付口が形成されており、
前記被覆壁を前記取付口に入れてから、前記本体の下段壁を前記取付口の一端縁に接触させ、この接触部分を支点として前記本体を回動させて前記取付口の他端縁に前記第2係止部を合わせるとともに、前記本体をスライドさせて前記取付口の他端縁へ前記第2係止部を係合させ、さらに当該第2係止部を支点として前記本体を回動させることにより前記上段壁を前記取付口内へ嵌め込み、且つ前記第1係止部を前記取付口の一端縁に係合させることで、前記本体が前記取付口に装着される構成となっていることを特徴とする請求項6のリッド開閉操作装置。 - 前記被覆壁は、前記下段壁の表面よりも突出しており、この被覆壁と前記段部における下段壁から上段壁への立ち上がり部分の壁との間に、前記リッドの取付口の一端縁を差し込む支持溝を形成していることを特徴とする請求項7のリッド開閉操作装置。
- 前記上段壁は、両側部が切り欠かれており、
前記第1の係止脚は、前記下段壁の表面から延出し、前記上段壁の両側方に延在するように形成してあることを特徴とする請求項7又は8のリッド開閉操作装置。 - 前記上段壁の両側部内側縁部を前記操作ハンドルのストッパとし、
前記操作ハンドルには、前記フック部を前記収納空間の係止部から係合解除する方向への回動操作終端位置で、前記ストッパに当接しそれ以上の回動を阻止する当接部が形成してあることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載のリッド開閉操作装置。
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