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JP4967490B2 - プロファイル作成システム - Google Patents
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Description

本発明は、モニタプロファイルを作成する方法及び装置に関する。
近年、スキャナ、デジタルカメラなどの入力機器、モニタなどの表示機器、或いはプリンタなどの印刷機器等の各種デバイス(出力機器)の特性を把握し、その特性をファイルに記述し、その特性ファイルを用いて様々なデバイスの色を合わせるカラーマネジメントという技術が一般的になってきた。このカラーマネジメントは、ICC(International Color Consortium)が提唱するICC規格に従って行われることが一般的であり、ICCでは特性ファイルのことをプロファイルと呼ぶ。モニタのカラーマネジメントを行うためには、モニタの特性に依存する色空間(RGB)と、デバイスに依存しない色空間(CIEXYZ,CIELab等)との間の色変換を行うべく、モニタのキャリブレーションとして、白色の色度や輝度等を調整する白色調整と、階調再現特性の調整を行った後に、モニタのプロファイル作成を行う。
モニタの測色を行う方法として、大きく分けて、<1>目視で行う方法。<2>接触型測色器を用いる方法。<3>非接触型測色器を用いる方法。がある。
<1>目視で行う方法によれば、特別な機器を必要としないので、安価であり、且つ、キャリブレーション及びプロファイル作成において環境光の影響(測定環境における照明光の影響)を反映させることができるという利点がある。例えば特許文献1には、ディザ画像と連続階調画像とのマッチングによる階調再現特性の調整の技術が開示されている。
<2>接触型測色器を用いる方法では、白色と階調再現特性の目標値を定め、モニタの画面に所定のRGB値のパッチを表示して測色し、この測色値が目標値に近づくようにモニタの調整又はビデオカードの調整を行い、更にプロファイルを作成する。この方法によれば、測色器本体を測色対象(基準となる白色を有する物体、モニタ画面)に接触させて測色するため、繰り返し再現性の高い安定した測定が行え、かつ、環境光の影響(測定環境における照明光の影響)を排除したモニタの機器本来の固有の表示特性を測ることができるという利点がある。
<3>非接触型測色器を用いる方法によれば、キャリブレーション及びプロファイル作成において環境光の影響(測定環境における照明光の影響)を反映させつつ安定した測定が行えるという利点がある。
また、特許文献2には、新たに測定器を購入することなく、簡易にモニタのプロファイルを作成する方法にかかる技術について開示されている。この技術は測定器の代わりにデジタルカメラを使用して、モニタのプロファイルを作成する技術である。
また、特許文献3に開示された発明によれば、ネットワークに接続するネットワーク接続手段と、カラー画像を表示するカラー画像表示手段と、カラーカメラあるいはセンサにより前記カラー画像表示手段の再現特性と観察照明条件を取得し、前記ネットワークを介して取得したカラー画像に色変換を施し、前記カラー画像表示手段に出力する色変換手段とを具備する。また、色変換は、ネットワークを介して取得したカラー画像に、ネットワーク経由でダウンロードした色変換プロファイルおよび色変換プログラムを用いて色変換を施してもよい。
特開平6−35430号公報 特開2003−6629号公報 特開2001−60082号公報
上述した従来のモニタのカラーマネジメントにおけるキャリブレーション及びプロファイル作成では、上述した3つの測色法のうち何れか一つを選択して使用する。
しかしながら、上述した3つの測色法は、利点だけでなく欠点も同時に併せ持つ。すなわち、<1>目視で行う方法では、個人差が生じ、繰り返し再現性に欠ける。また、<2>接触型測色器を用いる方法では、キャリブレーション及びプロファイル作成において環境光の影響(測定環境における照明光の影響)を反映させることができない。さらに、<3>非接触型測色器を用いる方法では、機器本体が接触型測色器に比べて非常に高価であり、更に非接触型測色器とモニタの画面との距離、画面との角度など、が測色値に影響を及ぼしてしまう。また、環境光の影響を反映させてしまうので、モニタの機器本来の固有の表示特性が得られない。
従って、モニタのカラーマネジメントの際に単一の測色法を用いた場合、いずれの測色法も上記の如く欠点がありどれも最適な測色法であるとはいえない。
一方、上述したキャリブレーション及びプロファイル作成の際に行なわれる各段階における処理(例えば、キャリブレーションにおける白色の測色及び階調再現特性における測色、プロファイル作成におけるRGB三原色の測色)に応じた最適な測色法を、それぞれの処理ごとに選択して使用することも考えられるが、その場合には非接触型測色器と接触型測色器の2台の測色器が必要となり、特に非接触型測色器は非常に高価なため、コスト高となる。
また、特許文献2の技術には問題点が3点ある。一点目は、デジタルカメラのプロファイルが既知であることを前提としているため、未知のデジタルカメラを使用することはできない点である。二点目は、新たにデジタルカメラのプロファイルを作成するためには、別途プロファイルを作成する手順が必要となる点である。三点目は、自動露出決定機能(絞り、シャッタースピードを自動で制御する仕組み)しか有さないデジタルカメラを使用すると、デジタルカメラのプロファイルを作成した場合とモニタのプロファイルを作成した場合との環境や露出が異なる場合が多いので、正確なモニタのプロファイルを作成することができない点である。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、デジタルカメラを測定器の代わりに使用し、モニタとチャートとを同時に撮影することによりモニタのプロファイルを作成する方法及び装置を提供することを目的する。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、モニタに接続された端末装置と、当該端末装置に接続されたサーバ装置とを備えるプロファイル作成システムであって、前記サーバ装置は、印刷媒体上に印刷された第1のチャートとモニタ上に表示された第2のチャートとを同時に電子カメラにより撮影した画像データを取得する取得手段と、前記画像データにおける前記第1のチャート部分を構成する各パッチのRGB値を取得し、当該RGB値と前記第1のチャートを構成する各パッチの測色値とに基づいて前記電子カメラの色特性プロファイルを作成する第1の色特性プロファイル作成手段と、作成された前記電子カメラの色特性プロファイルを前記端末装置に送信する送信手段と、を備え、前記端末装置は、前記サーバ装置から送信された電子カメラの色特性プロファイルを受信する受信手段と、前記画像データにおける前記モニタ上に表示された第2のチャート部分を構成する各パッチのRGB値を取得し、当該RGB値と前記電子カメラの色特性プロファイルとに基づいて前記モニタの色特性プロファイルを作成する第2の色特性プロファイル作成手段と、を備え、前記電子カメラは、前記端末装置に通信するためのアドレス情報を撮影し、前記サーバ装置に送信するアドレス送信手段を有することを特徴とする。
これによれば、電子カメラの色特性プロファイル作成用の第2のチャートと、モニタに表示された色特性プロファイル作成用の第2のチャートを同時に撮影することにより、一度の撮影で電子カメラの色特性プロファイルとモニタの色特性プロファイルと作成することができるため、電子カメラの色特性プロファイルが未知であっても、モニタの色特性プロファイルを作成することができるという効果を奏する。また、自動露出決定機能しか有さない電子カメラを使用する場合でも同じ環境下、同じ露出で撮影しているため、高精度にモニタのプロファイルを作成することができるという効果を奏する。
上記課題を解決するため、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプロファイル作成システムであって、前記サーバ装置は、前記第1のチャートを構成する各パッチの測色値を記憶する記憶手段を有し、前記第1の色特性プロファイル作成手段は、前記第1のチャート部分を構成する各パッチのRGB値と、前記記憶手段から取得した前記第1のチャートを構成する各パッチの測色値と、に基づいて前記電子カメラの色特性プロファイルを作成することを特徴とする。
これによれば、サーバ装置は予め第1のチャートを構成する各パッチの測色値を記憶しており、当該測色値を用いて、前記電子カメラの色特性プロファイルを作成するので、簡便かつ迅速に前記電子カメラの色特性プロファイルを作成することができる。
上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のプロファイル作成システムであって、前記第2の色特性プロファイル作成手段は、前記モニタ上に表示された第2のチャート部分を構成する各パッチのRGB値に対応する測色値を、前記電子カメラの色特性プロファイルの測色値に基づいて補間演算することにより夫々算出し、前記各RGB値と、算出した測色値と、に基づいて前記モニタの色特性プロファイルを作成することを特徴とする。
本発明によれば、デジタルカメラ(電子カメラ)の色特性プロファイルが未知であっても、デジタルカメラを用いてモニタの色特性プロファイルを作成することができるという効果を奏する。また、自動露出決定機能しか有さないデジタルカメラを使用する場合でも同じ環境下、同じ露出で撮影しているため、高精度のモニタのプロファイルを作成することができる効果を奏する。
■第1実施形態
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて説明する。本実施形態は、デジタルカメラを用いてモニタのカラーマネジメントにおけるプロファイル作成を行うカラーマネジメントシステムについて本発明のプロファイル作成システムを適用した例を示す。
図1は、本実施形態に係るカラーマネジメントシステムSの構成の概略及び使用状態を示す説明図である。
同図に示すように、当該カラーマネジメントシステムSは、カラーマネジメントの対象となるモニタ1、電子カメラの一例としてのデジタルカメラ2、及び当該モニタ1及びデジタルカメラ2を接続し、本発明のプロファイル作成装置の一例であり、画像データを取得する取得手段、第1及び第2の色特性プロファイル作成手段及び記憶手段として機能するコンピュータ3、により構成されている。
なお、本発明の電子カメラは、デジタルカメラ2に限定されるものではなく、例えばビデオカメラを適用してもよい。
そして、本発明の印刷媒体上に印刷された第1のチャートの素材は、紙、プラスチック等材質は問わない。なお、本発明に係る印刷とは、印刷方式(オフセット、グラビア、活版、インクを転写したもの、など)を問わない。
また、本発明のモニタ1は、例えば、カラーCRT、カラー液晶表示装置、カラープラズマディスプレイ表示装置等、光の三原色R(赤)、G(緑)、B(青)の加法混色によって色再現を行う表示装置であればよい。
更に、デジタルカメラ2は、チャートを解像することができれば、ハイエンド一眼レフタイプ、コンシューマタイプ、携帯のカメラ等、種類は問わない。
始めに、図1乃至図5を参照してモニタのカラーマネジメントの具体的手法について説明する。
図2(A)は、モニタ1のカラーマネジメント全体の処理を示すフローチャートであり、図2(B)は、撮影を示すフローチャートであり、図2(C)は、デジタルカメラプロファイルの作成を示すフローチャートであり、そして、図2(D)は、モニタプロファイルの作成を示すフローチャートである。
図2(A)に示すモニタ1のカラーマネジメント全体の処理は、先ず始めにデジタルカメラ2でモニタ1とチャートを撮影し(ステップS11)、次に、デジタルカメラプロファイル作成処理を行い(ステップS12)、最後にモニタプロファイル作成処理を行う(ステップS13)。
初めに、ステップS11のデジタルカメラ2でモニタ1とチャートを撮影する処理について、図2(B)に示すフローチャートを用いて具体的に説明する。
先ず、モニタ1に、第2のチャートの一例としてのチャートデータを表示する(ステップS21)。モニタ1に表示するチャートデータは、モニタ1のプロファイルが作成することが可能なものであるならば種類は問わないが、少なくとも白、黒、赤、緑、青、赤の中間調、緑の中間調、青の中間調の8色のパッチは必要とする。
次に、モニタ1の横に、第1のチャートの一例としてのデジタルカメラ2のチャートを設置する(ステップS22)。このチャートはデジタルカメラプロファイルが作成可能なものであれば種類は問わない。例えば、Greatag Macbeth社のDigital Color Checker SG、Color Checher DCなどがある。また、このチャートを設置する位置は、設置する角度により照明の当たる量が異なるため、モニタ1の表示面と水平の位置に設置することが望ましい。最後に、モニタ1とチャートとを同時に撮影する(ステップS23)。また、デジタルカメラ2の位置は、モニタ1の表示面とチャートの面に垂直な位置で、モニタ1の表示面全面とチャートとが画面内に入るように撮影する。デジタルカメラ2の露出は、露出計を用い、適切な露出設定でマニュアル撮影しても良い。また、露出オートで撮影しても良い。フラッシュは、モニタ1の表面が光るため使用しないほうが良いが、光が反射しないようなフィルムを貼る等、対策をとっているならば使用しても良い。
なお、図2(B)では、モニタ1にチャートデータを表示してから(S21)、モニタ1の横にそのチャートを置いている(S22)が、この順序は逆でも良い。
次に、ステップS12のデジタルカメラプロファイルの作成処理について、図2(C)に示すフローチャートを用いて具体的に説明する。
先ず、モニタ1とモニタ1横に設置したチャートを同時に撮影した画像から、モニタ1横に設置したチャート部分を抽出し、チャートを構成する各パッチのRGB値を取得する(ステップS31)。次に、コンピュータ3に備えた記憶手段に予め格納(記憶)されているチャートを構成する各パッチの測色値(Lab)を取得し、各パッチ毎にRGB値と、測色値とを夫々対応付け、デジタルカメラの色特性プロファイル(デジタルカメラプロファイル)を作成する(ステップS32)。作成方法としては、デジタルカメラ2が、コンピュータ3に撮影した画像を送り、このコンピュータ3内でデジタルカメラの色特性プロファイルを作成する。撮影された画像をコンピュータ3に送るには、デジタルカメラ2とコンピュータ3を直接に接続するか、又はUSBメモリ等の外部記録媒体を使用することによりコンピュータに画像を送ればよい。表1に、作成されたデジタルカメラプロファイルの一例を示す。
Figure 0004967490
最後に、ステップS13のモニタプロファイルの作成処理について、図2(D)に示すフローチャートを用いて具体的に説明する。
先ず、モニタ1とチャートを同時に撮影した画像から、モニタ1に表示されたチャート部分を抽出し、モニタ出力色成分値に基づいてチャートの各色(各パッチ)のRGB値を取得する(ステップS41)。次に、取得したRGB値と、上記作成したRGB値と測色値との関係を示すデジタルカメラプロファイル(表1参照。)とから、チャート各色の測色値(XYZ又はLab)を補間演算により算出する(ステップS42)。最後に、ステップS41にて取得された各RGB値と、ステップS42にて算出された測色値(XYZ又はLab)と、を夫々対応付けてモニタの色特性プロファイル(モニタプロファイル)を作成する(ステップS43)。
上述した実施形態によれば、デジタルカメラ2のプロファイル作成用のチャートと、モニタ1に表示されたモニタ1の色特性プロファイルのチャートを同時に撮影することにより、一度の撮影でデジタルカメラプロファイルとモニタプロファイルと作成することができるため、デジタルカメラプロファイルが未知であっても、モニタプロファイルを作成することができるという効果を奏する。また、自動露出決定機能しか有さないデジタルカメラ2を使用する場合でも同じ環境下、同じ露出で撮影しているため、高精度にモニタプロファイルを作成することができるという効果を奏する。
また、デジタルカメラ2のプロファイル作成用のチャートを構成する各パッチの測色値を、コンピュータの記憶手段に予め記憶しているので、デジタルカメラプロファイルを簡便かつ迅速に作成することができる。
更に、チャートの各色(各パッチ)のRGB値に対応する測色値を、デジタルカメラプロファイルの測色値を補間演算することにより算出するので、作成した前記電子カメラの色特性プロファイルの測色値を用いて、モニタの色特性プロファイルを容易に作成することができる。
■第2実施形態
図3は、第2実施形態に係るカラーマネジメントシステムSの構成の概略及び使用状態を示す説明図である。本実施形態に係るカラーマネジメントシステムSは、ネットワークを介したモニタプロファイルの作成に係るシステムであり、同図に示すように、カラーマネジメントの対象となるモニタ1、デジタルカメラ2、当該モニタ1及び当該デジタルカメラ2を接続し、モニタ1の色特性プロファイルを作成する第2の色特性プロファイル作成手段として機能するコンピュータ3(本発明の端末装置の一例)、バーコード4、及びデジタルカメラ2の色特性プロファイルを作成する第1の色特性プロファイル作成手段及び記憶手段の一例としてのサーバ5(本発明のサーバ装置の一例)により構成されている。
本実施形態におけるデジタルカメラ2は、バーコード4を読み取る機能を持つものであり、チャートが解像することができるものであれば、ハイエンド一眼レフタイプ、コンシューマタイプ、携帯のカメラ等種類は問わない。また、デジタルカメラ2は通信機能を備え、ネットワークを通じてサーバ5と情報のやり取りを行なうことができる。図3では、デジタルカメラ2とネットワークは無線通信により接続されているが、有線としてもよい。
バーコード4は、ネットワークを通じてコンピュータ3と通信を行うことができるアドレス情報が格納されている。当該バーコード4は、コンピュータ3のアドレス情報が入力することができれば1次元バーコード、2次元バーコード、等規格は問わない。また、バーコード4の位置は、チャート内、モニタ1上に表示されたチャートデータ内、印刷して横に置く等、読み取りが可能な位置であるならば場所は問わない。
なお、本実施形態では、バーコード4にアドレス情報を格納したが、本発明はこれに限定されず、アドレス情報を格納できれば、QRコードなどを用いてもよい。その他の装置の構成は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図4(A)は、本実施形態におけるモニタ1のカラーマネジメント全体の処理を示すフローチャートであり、図4(B)は撮影処理を示すフローチャートであり、図5(C)は、サーバ5が実行するデジタルカメラプロファイルの作成を示すフローチャートであり、図5(D)は、デジタルカメラ2が実行するデータ転送を示すフローチャートであり、そして図5(E)は、コンピュータ3が実行するモニタプロファイルの作成を示すフローチャートである。
始めに、ステップS51のデジタルカメラ2でモニタ1とチャートとを撮影する処理について、図4(B)に示すフローチャートを用いて具体的に説明する。
まず、バーコード4を撮影する範囲内に設置する(ステップS61)。図3に示すように、有体物として設置するのであれば、その格納されている情報が読み取ることが可能な位置に設置する。また、データの場合はモニタ1に表示するチャートデータ内にその情報を入力しておく。次に、モニタ1にチャートデータを表示する(ステップS62)。そして、モニタ1の横にチャートを設置する(ステップS63)。ステップS62、63の処理は第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
最後に、モニタ1とチャートとバーコード4を同時に撮影する(ステップS64)。図4(B)では、モニタ1にチャートデータを表示してから(S62)、モニタ1の横に当該チャートを置いている(S63)が、この順序は逆でも良い。
次に、デジタルカメラ2は、撮影した画像データをネットワークを介してサーバ5へ送信する(ステップS52)。サーバ5にデータを送信する方法として、既知のアドレスにデータを送信する方法と、バーコード4からアドレス情報を取得し送信する方法との2通りの方法がある。
そして、サーバ5にてデジタルカメラプロファイルを作成する(ステップS53)。デジタルカメラプロファイル作成のフローチャートを図5(C)に示す。
まず、サーバ5は、デジタルカメラ2から画像データを取得すると、モニタ1横に設置したチャート部分を抽出し、チャートを構成する各パッチのRGB値を取得する(ステップS71)。次に、サーバ5に備えた記憶手段に予め格納(記憶)されているチャートを構成する各パッチの測色値(Lab)を取得し、各パッチ毎にRGB値と、測色値とを夫々対応付け、デジタルカメラの色特性プロファイル(デジタルカメラプロファイル)を作成する(ステップS72)。
次に、ステップS54におけるデジタルカメラプロファイルをコンピュータ3に送信するフローチャートを図5(D)に示す。
先ず、画像データ中にあるバーコード4のアドレス情報を読み取り、コンピュータ3のアドレスを取得し(ステップS81)、アドレス情報に基づいて、作成したデジタルカメラプロファイルをネットワークを介してコンピュータ3に送信する(ステップS82)。なお、このときモニタ1とチャートとを同時に撮影した画像データも共に送信する。
最後に、ステップS55のコンピュータ3にて実行されるモニタプロファイルの作成処理について、図5(E)に示すフローチャートを用いて具体的に説明する。
先ず、モニタ1とチャートとを同時に撮影した画像から、モニタ1に表示されたチャート部分を抽出し、モニタ出力色成分値に基づいてチャートの各色(各パッチ)のRGB値を取得する(ステップS91)。次に、取得したRGB値と、上記作成したRGB値と測色値との関係を示すデジタルカメラプロファイルとから、チャート各色の測色値(XYZ又はLab)を補間演算により算出する(ステップS92)。最後に、ステップS91にて取得された各RGB値と、ステップS92にて算出された測色値(XYZ又はLab)と、を夫々対応付けてモニタの色特性プロファイル(モニタプロファイル)を作成する(ステップS93)。
なお、本実施形態ではサーバ5を本発明のサーバ装置として機能させ、当該サーバ5にてデジタルカメラプロファイルを作成したが、デジタルカメラ2内でデジタルカメラプロファイルを作成し、デジタルカメラ2でバーコード4を認識し、直接コンピュータ3にデジタルカメラプロファイルを送信しても良い。この場合には、デジタルカメラ4が本発明におけるサーバ装置として機能することとなる。
上述した実施形態によれば、サーバ5は、印刷媒体上に印刷されたチャートとモニタ上に表示されたチャートとを同時にデジタルカメラ2により撮影した画像データを取得し、画像データにおけるチャートを構成する各パッチのRGB値を取得し、上記RGB値と上述のチャートを構成する各パッチの測色値とに基づいてデジタルカメラ2の色特性プロファイルを作成し、これをコンピュータ3に送信する。そしてコンピュータ3では、モニタ1上に表示されたチャートを構成する各パッチのRGB値を取得し、当該RGB値と、これに対応する測色値をサーバ5から送信されたデジタルカメラ2の色特性プロファイルに基づいて算出し、モニタ1の色特性プロファイルを作成するので、デジタルカメラ2をコンピュータ3に接続することなく、ネットワークを介してモニタ1のプロファイルを作成することができる。
第1実施形態に係るカラーマネジメントシステムSの構成の概略及び使用状態を示す説明図である。 (A)第1実施形態に係るモニタ1のカラーマネジメント全体処理を示すフローチャートである。(B)撮影処理を示すフローチャートである。(C)デジタルカメラプロファイル作成処理を示すフローチャートである。(D)モニタプロファイル作成処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るカラーマネジメントシステムSの構成の概略及び使用状態を示す説明図である。 (A)第2実施形態に係るモニタ1のカラーマネジメント全体処理を示すフローチャートである。(B)撮影処理を示すフローチャートである。 (C)デジタルカメラプロファイル作成処理を示すフローチャートである。(D)データ転送のフローチャートである。(E)モニタプロファイル作成処理を示すフローチャートである。
符号の説明
S カラーマネジメントシステム
1 モニタ
2 デジタルカメラ
3 コンピュータ
4 バーコード
5 サーバ

Claims (3)

  1. モニタに接続された端末装置と、当該端末装置に接続されたサーバ装置とを備えるプロファイル作成システムであって、
    前記サーバ装置は、
    印刷媒体上に印刷された第1のチャートとモニタ上に表示された第2のチャートとを同時に電子カメラにより撮影した画像データを取得する取得手段と、
    前記画像データにおける前記第1のチャート部分を構成する各パッチのRGB値を取得し、当該RGB値と前記第1のチャートを構成する各パッチの測色値とに基づいて前記電子カメラの色特性プロファイルを作成する第1の色特性プロファイル作成手段と、
    作成された前記電子カメラの色特性プロファイルを前記端末装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記端末装置は、
    前記サーバ装置から送信された電子カメラの色特性プロファイルを受信する受信手段と、
    前記画像データにおける前記モニタ上に表示された第2のチャート部分を構成する各パッチのRGB値を取得し、当該RGB値と前記電子カメラの色特性プロファイルとに基づいて前記モニタの色特性プロファイルを作成する第2の色特性プロファイル作成手段と、を備え、
    前記電子カメラは、前記端末装置に通信するためのアドレス情報を撮影し、前記サーバ装置に送信するアドレス送信手段を有することを特徴とするプロファイル作成システム。
  2. 請求項1に記載のプロファイル作成システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記第1のチャートを構成する各パッチの測色値を記憶する記憶手段を有し、
    前記第1の色特性プロファイル作成手段は、前記第1のチャート部分を構成する各パッチのRGB値と、前記記憶手段から取得した前記第1のチャートを構成する各パッチの測色値と、に基づいて前記電子カメラの色特性プロファイルを作成することを特徴とするプロファイル作成システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のプロファイル作成システムであって、
    前記第2の色特性プロファイル作成手段は、前記モニタ上に表示された第2のチャート部分を構成する各パッチのRGB値に対応する測色値を、前記電子カメラの色特性プロファイルの測色値に基づいて補間演算することにより夫々算出し、前記各RGB値と、算出した測色値と、に基づいて前記モニタの色特性プロファイルを作成することを特徴とするプロファイル作成システム。
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