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JP7664609B2 - 情報処理方法 - Google Patents
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Description

本発明は、情報処理方法に関する。
デジタル画像の色を複数のモニタ間において揃えるためのカラーマネージメントツールが従来技術として知られている。カラーマネージメントツールは、専用の機器を用いた測色を行うことによって、モニタの周辺環境を調整し、或いはモニタの発色を制御する。特許文献1では、第1液晶モニタの輝度データ及び色データと同等レベルになるように第2液晶モニタの表示設定を調整可能な画質調整装置が開示されている。
特開2018-124490号公報
しかしながら、上述のような従来技術は、ユーザが特定の測色機器を用いてモニタの発色及び環境光等を評価しつつ調整を行う必要があり煩雑である。また、モニタに表示される対象物の色を調整する場合において、実物の対象物の色との差異が考慮されていないという問題がある。
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成によって、モニタに表示される画像の色がモニタ間で一様となるように前記画像を補正可能とすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、モニタに表示された表示画像であって、色値が既知である領域を含む表示画像と、色値が既知である実物の対象物とを含む撮像画像を取得する取得部と、前記撮像画像に含まれる前記表示画像における前記領域の色と、前記撮像画像に含まれる前記実物の対象物の色との双方に応じて、前記モニタに表示される任意の画像の色を補正するための調整パラメータを算出する色補正部とを備える。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理方法は、モニタに表示された表示画像であって、色値が既知である領域を含む表示画像と、色値が既知である実物の対象物とを含む撮像画像を取得する取得ステップと、前記撮像画像に含まれる前記表示画像における前記領域の色と、前記撮像画像に含まれる前記実物の対象物の色との双方に応じて、前記モニタに表示される任意の画像の色を補正するための調整パラメータを算出する算出ステップとを含む。
本発明の一態様によれば、簡易な構成によって、モニタに表示される画像の色がモニタ間で一様となるように前記画像を補正可能となる。
実施形態1に係る情報処理システムの機能ブロック図である。 撮像部が撮像した撮像画像の一例を示す図である。 第1のモニタ及び第2のモニタのモニタ特性の一例を示す図である。 実施形態1に係る処理の流れを示すフローチャートである。 情報処理システムが、色を補正した画像を表示部の画面に表示するまでの処理を示す概念図である。 実施形態2に係る処理の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。本実施形態においては、モニタに表示される画像の色がモニタ間で一様となるように前記画像を補正可能な情報処理システムについて説明する。
〔1.情報処理システムの構成例〕
本実施形態に係る情報処理システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の機能ブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、情報処理装置10、撮像部(カメラ)20及び表示部(モニタ)22を備えている。
情報処理装置10は、パソコン等として実現される装置であって、制御部12及び記憶部18を備えている。
制御部12は、情報処理装置10全体を統括する制御装置であって、取得部14及び色補正部16を備えている。また、制御部12は、表示部22における表示に関する制御を行う。
取得部14は、撮像部20が撮像した撮像画像を取得する。例えば取得部14は、表示部22に表示された表示画像であって、色を示す色値が既知である領域を含む表示画像と、色値が既知である実物の対象物とを含む撮像画像を取得する。ここで、対象物とは、上述したように色値が既知である物体であって、例えば複数の色見本が印刷された色票(カラーチャート)である。また、表示部22に表示された表示画像であって、色を示す色値が既知である領域を含む表示画像は、前記対象物の表示画像であってもよい。
図2は、前記撮像画像の一例を示す図である。図2において、撮像画像30は、撮像部20が撮像した撮像画像である。表示画像32は、表示部22に表示された対象物34(色票)の表示画像である。表示画像32の例においては、少なくとも色票を示す領域の色値(例えばRGB値)であって、後述するモニタ特性の影響を受ける前の色値が既知である。撮像画像30の右下に位置する色票は、実物の対象物34に相当する色票である。
色補正部16は、表示部22に表示される画像の色を補正する。例えば色補正部16は、撮像画像30の色であって、表示画像32における色値が既知である領域の色と、前記撮像画像30に含まれる実物の対象物34の色との双方に応じて、表示部22に表示される任意の画像の色を補正するための情報である調整パラメータを算出する。続いて、色補正部16は、算出した調整パラメータを用いて前記任意の画像の色を補正する。なお、前記任意の画像には、実物の色値が既知でない物体等の画像が含まれ得る。また、取得部14が取得した表示画像が対象物34の表示画像である場合、色補正部16は、前記表示画像における対象物34の色を実物の対象物34の色に近づけるような調整パラメータを算出することが望ましい。ただし多くの場合、前記調整パラメータが適用される画像は、対象物以外の画像である。
また、色補正部16は、撮像画像の色であって、表示画像における色値が既知である領域の色と、当該撮像画像に含まれる実物の対象物の色とを参照して対照し、表示部22の発色に関するモニタ特性(発色特性)を算出してもよい。また、前記モニタ特性には、表示部22上の画像表示における入力階調値と出力階調値との関係を示すガンマ特性が含まれていてもよい。また、モニタ特性は、表示部22の設定によって変化するものであってもよい。また、色補正部16は、表示部22に表示される任意の画像を対象として、前記モニタ特性に対応する色補正を行うための調整パラメータを算出してもよい。
撮像画像30における表示画像32の色は、表示画像32の真の色(例えばRGB値)に対して、撮像部20の出力画像の色に関するカメラ特性(感度特性)と、環境光と、モニタ特性とが反映された色となっている。対して、撮像画像30に含まれる対象物34の色は、対象物34の真の色に対して、カメラ特性と、環境光とが反映された色となっている。
また、前記カメラ特性には、撮像部20の画像出力における入力階調値と出力階調値との関係を示すガンマ特性が含まれていてもよい。また、カメラ特性は、撮像部20の設定によって変化するものであってもよい。
カメラ特性と環境光とが共通するためこれらの画像効果をキャンセルし、色補正部16がモニタ特性を算出することができる。つまり色補正部16は、撮像画像30に含まれる対象物34の色と、撮像画像30における表示画像32の色とを比較することによって、モニタ特性を算出する。
図3のグラフ40は、第1のモニタにおけるモニタ特性の一例を示しており、グラフ42は、第2のモニタにおけるモニタ特性の一例を示している。各グラフにおいて、横軸は、入力階調値に対応し、縦軸は、出力階調値に対応する。別の側面から言えば、例えば各グラフの横軸は、撮像画像に含まれる実物の対象物の色に対応し、縦軸は、撮像画像に含まれる表示画像における対象物の色に対応する。
また、図3に例示するように、モニタ特性は、RGB(Red, Green, Blue)色空間の色毎に算出され得る。例えばグラフ40の青色においては、入力階調値200が出力階調値100におよそ対応する。なお、モニタ特性は、RGB色空間以外の色空間の色毎に算出されてもよい。また、表示画像32における色値が既知である領域の色、及び対象物34の色が色空間に広く分布している場合、精度の高い色補正が可能となり、好適である。
また、上述したモニタ特性に対応する色補正とは、例えば、モニタ特性を相殺するガンマ補正等の色補正であって、取得部14が取得した撮像画像の入力階調値とモニタ特性が反映された出力階調値とをリニアな関係にする色補正を意味している。
別の側面から言えば、上述した調整パラメータは、対象となる画像の色をどのように補正するかを規定する情報であって、例えば、補正前の画像の入力階調値と、補正後の画像の出力階調値との対応関係を色空間の原色毎に示す情報である。
記憶部18は、各種情報を格納する記憶装置である。記憶部18は、例えば対象となる色と当該色の元となる原色それぞれの階調値との対応関係を示す情報、並びに、表示画像32及び対象物34の既知の色値を示す情報を格納する。前記情報は、色補正部16がモニタ特性を求める場合等に参照されるものであってもよい。
撮像部20は、撮像画像を撮像するカメラである。例えば撮像部20は、表示部22に表示された対象物34の表示画像32と、実物の対象物34とを単一の撮像画像に含めて撮像する。
表示部22は、制御部12による制御に基づいて、動画像又はテキスト等を画面上に表示するモニタである。例えば表示部22は、対象物34の表示画像32を表示する。
なお、情報処理装置10がスマートフォン又はタブレット等として実現される場合、通常、撮像部20及び表示部22は、情報処理装置10と一体のものとして実現される。また、情報処理装置10の少なくとも一部の機能が遠隔地のサーバ上において実現され、前記機能がWebアプリケーション等によって提供される構成であってもよい。前記の構成においては、撮像部20及び表示部22、或いは撮像部20及び表示部22に関連付けられた装置が、サーバと通信する機能を有する。
〔2.情報処理システムの処理例〕
続いて、情報処理システム1が、表示部22に表示する画像の色を補正する処理の一例について説明する。図4は、本例における処理の流れを示すフローチャートである。また、図5は、情報処理システム1が、色を補正した画像を表示部22(第1のモニタ及び第2のモニタ)の画面に表示するまでの処理を示す概念図である。また、以下の例においては、表示部22が、対象物34の画像を表示するものとして説明する。
ステップS101において、表示部22は、制御部12による制御に基づいて対象物34の表示画像32を画面上に表示する。図5の画像50は、第1のモニタ及び第2のモニタにおいて表示する対象となる画像の一例である。第1のモニタと第2のモニタとでは、各色に関してモニタ特性が互いに異なるため、各モニタにおいて画像50は、互いに異なる色合いで表示される。
ステップS102において、撮像部20は、表示部22に表示された対象物34の表示画像32と、実物の対象物34とを単一の撮像画像30に含めて撮像する。
ステップS103において、撮像部20は、撮像画像30を情報処理装置10に出力する。また、取得部14は、当該撮像画像を取得する。また、本ステップS103における取得部14の処理は、本開示における取得ステップの一例である。
ステップS104において、色補正部16は、撮像画像30に含まれる表示画像32における対象物34の色と、前記撮像画像に含まれる実物の対象物34の色との双方を参照して、表示部22のモニタ特性を算出する。上述したように、図3は、第1のモニタ及び第2のモニタのモニタ特性を示している。
ステップS105において、色補正部16は、算出したモニタ特性に対応するガンマ補正等の色補正を、任意の画像を対象として行うための調整パラメータを算出する。また、ステップS104及び本ステップS105における色補正部16の処理は、本開示における算出ステップの一例である。
ステップS106において、色補正部16は、算出した調整パラメータを用いて、表示部22に表示される任意の画像の色を補正する。また、本ステップS106における色補正部16の処理は、本開示における色補正ステップの一例である。
図5の画像52は、第1のモニタのモニタ特性に対応する色補正を色補正部16が行った画像を示しており、画像62は、第2のモニタのモニタ特性に対応する色補正を色補正部16が行った画像を示している。各モニタのモニタ特性が互いに異なるため、画像52と画像62との色合いは、互いに異なる。上述したように、色補正部16が調整パラメータを用いて色補正する画像は、対象物34を含む画像に限定されない。
ステップS107において、表示部22は、色補正部16が色補正を行った画像を画面上に表示する。
図5の画像54は、第1のモニタにおける表示画像を示しており、画像64は、第2のモニタにおける表示画像を示している。また、画像54及び画像64は、対象物34に相当する色票と、食品サンプル60の実物とを対照用に含んでいる。
なお、図5の例においては、色票を対象物34としているが、色値が既知であれば、例えば主な表示対象である食品サンプル60自体を対象物としてもよい。画像54中においては、ステップS101において画面上に表示された表示画像に相当する表示画像56と、本ステップS107において画面上に表示された表示画像に相当する表示画像58とを、第1のモニタが同一画面上に表示させている。また、画像64中においても、ステップS101において画面上に表示された表示画像に相当する表示画像66と、本ステップS107において画面上に表示された表示画像に相当する表示画像68とを第2のモニタが同一画面上に表示させている。
第1のモニタに表示された画像58と、第2のモニタに表示された画像68とには、各モニタのモニタ特性を相殺する色補正がそれぞれ色補正部16によって施されており、画像58と画像68との色合いは、互いに非常に近いものとなっている。これは、対象物34の真の色を基準として、撮像部20のカメラ特性と環境光とは反映されているが、表示部22のモニタ特性には依存しない色を各モニタにおいて表示可能となることに由来する。
また、情報処理システム1は、ステップS107の処理に続いて、S102からの処理を1回以上繰り返して、表示画像の色を更に調整してもよい。
上述したように、情報処理装置10によって実行される情報処理方法は、取得ステップと、算出ステップとを含む。取得ステップでは、モニタ(表示部22)に表示された表示画像であって、色値が既知である領域を含む表示画像32と、実物の対象物34とを含む撮像画像を取得する。算出ステップでは、撮像画像30に含まれる表示画像32における前記領域の色と、撮像画像30に含まれる実物の対象物34の色との双方に応じて、モニタに表示される任意の画像の色を補正するための調整パラメータを算出する。本例の構成によれば、モニタ側の表示設定を変更することなく簡易な構成によって、モニタ間で色が一様となるように各モニタに表示される画像の色を補正可能となる。
〔実施形態2〕
本発明の第2の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、重複する説明を繰り返さない。
本実施形態においては各モニタに表示される任意の画像における対象物等について、表示画像の色を実物の色により近づけてモニタ間で一様になるように補正することが可能な情報処理システムについて説明する。
〔1.情報処理システムの構成例〕
本実施形態においても図1の機能ブロック図に示す構成を用いる。ただし、本実施形態に係る取得部14は、表示部22の画面に入射する環境光に関する情報を、図示しないセンサ等から取得し、撮像部20のカメラ特性を示す情報を、撮像部20又は記憶部18等から取得する構成である。ここで、環境光に関する情報とは、当該環境光下に存在する物体の見え方に影響を及ぼす環境光の要素を示す情報であって、例えば当該環境光の照度又は色合いを示す情報である。
また、本実施形態に係る色補正部16は、表示部22のモニタ特性に加えて、環境光とカメラ特性とのうち少なくとも何れか、又はこれらを区別しない双方の画像効果に応じて、表示部22に表示される画像の色を補正するための調整パラメータを算出する構成である。
本実施形態において色補正部16が表示画像の色を補正するための調整パラメータを算出する構成は、特定の構成に限定されない。例えば記憶部18に画像の各入力階調値、及び環境光と各出力階調値との対応関係を示す情報が格納されており、色補正部16が前記情報を参照してもよい。通常、例えば色補正部16は、環境光の照度が比較的高ければ表示画像の輝度を下げる補正を施し、照度が比較的低ければ表示画像の輝度を上げる補正を施す。
また、色補正部16は、カメラ特性を相殺する色補正であって、例えば、撮像対象となる表示画像の入力階調値と、撮像画像の出力階調値とをリニアな関係にする色補正を、対象となる画像に施すための調整パラメータを算出してもよい。
〔2.情報処理システムの処理例〕
続いて、情報処理システム1が、表示部22に表示する表示画像の色を補正する処理の一例について説明する。図6は、本例における処理の流れを示すフローチャートである。また、本例においても図5を参照して説明する。ただし、本実施形態において図5に含まれる一部の画像の色合いは、実施形態1において上述したときのものとは、実際には相違する。
ステップS101~S103においては、実施形態1と同様の処理が実行される。ステップS103の処理に続いてステップS203の処理が実行される。
ステップS203において、取得部14は、表示部22の画面に入射する環境光に関する情報を取得する。
ステップS204において、取得部14は、撮像部20のカメラ特性を示す情報を取得する。
ステップS104において、色補正部16は、表示部22のモニタ特性を算出する。本例においても、色補正部16は、図3に示すモニタ特性であって、第1のモニタ及び第2のモニタのモニタ特性を算出したものとして説明する。
ステップS205において、色補正部16は、環境光、撮像部20のカメラ特性、及び表示部22のモニタ特性に対応するガンマ補正等の色補正を、任意の画像を対象として行うための調整パラメータを算出する。また、色補正部16は、環境光、カメラ特性及びモニタ特性のそれぞれに対応する色補正を行うための調整パラメータを別々に算出してもよいし、各補正の順序も特定の順序に限定されない。また、ステップS104及び本ステップS205における色補正部16の処理は、本開示における算出ステップの一例である。
ステップS106において、色補正部16は、算出した調整パラメータを用いて、表示部22に表示される任意の画像の色を補正する。また、本ステップS106における色補正部16の処理は、本開示における色補正ステップの一例である。
本例に対応する図5の画像52は、環境光、撮像部20のカメラ特性、及び第1のモニタのモニタ特性に対応する補正を色補正部16が行った画像に対応する。また、画像62は、環境光、撮像部20のカメラ特性、及び第2のモニタのモニタ特性に対応する補正を色補正部16が行った画像に対応する。画像52と画像62との色合いは互いに異なる。
ステップS107において、表示部22は、色補正部16が補正を行った画像を画面上に表示する。
本例に対応する図5の画像58と画像68との色合いは、双方とも実物の食品サンプル60と非常に近いものとなっている。これは、表示画像を撮像したときの環境光の影響、撮像部20のカメラ特性、及び各モニタのモニタ特性が、ステップS106における色補正部16による補正によって相殺されており、各モニタにおいて食品サンプル60の真の色に近い色が表示されているためである。即ち、表示部22において表示された、真の色に近い食品サンプル60の表示画像と、実物の食品サンプル60とが、同一の環境光下に置かれることとなり、各々の色が互いに近いものに見えるのである。
また、情報処理システム1は、ステップS107の処理に続いて、S102からの処理を1回以上繰り返して、画像の色を更に調整してもよい。
なお、画像の色の補正であって、環境光及びカメラ特性に応じた補正は、撮像部20において実行される構成であってもよい。前記構成の場合、撮像部20が、取得部14及び色補正部16の一部として機能している。
また、図6のフローチャートに示す処理は、必ずしも本例において上述した順序で実行されることに限定されず、例えばステップS203の処理とステップS204の処理との実行される順序が入れ替わってもよい。
また、色補正部16が環境光とカメラ特性との双方及びモニタ特性に応じて画像の色を補正するための調整パラメータを算出することが望ましいが、必須の構成ではなく、何れか一方とモニタ特性とに応じた調整パラメータを算出する構成であってもよい。
本例の構成によれば、モニタ側の表示設定を変更することなく簡易な構成によって、各モニタに表示される任意の画像における対象物等の色を、実物の色により近づけて、モニタ間で一様に表示することが可能となる。
〔実施形態1及び2の変形例〕
上記実施形態1及び2においては、モニタ(表示部22)に表示される任意の画像の色を色補正部16が補正する態様について説明したが、色補正部16が色補正を行う対象は、前記表示画像に限定されない。
例えば情報処理システム1が、表示部22に代わり印刷部を備え、色補正部16が、印刷部によって印刷される印刷画像の色補正を行う構成であってもよい。
つまり広義には、情報処理装置10は、取得部14と色補正部16とを備え、取得部14は、出力部(印刷部、表示部22)から出力された出力画像であって、色値が既知である領域を含む出力画像と、実物の対象物34とを含む撮像画像を取得する構成であってもよい。また、色補正部16は、前記撮像画像に含まれる出力画像における前記領域の色と、前記撮像画像に含まれる実物の対象物34の色との双方に応じて、前記出力部から出力される任意の画像の色を補正するための調整パラメータを算出する構成であってもよい。また、印刷部によって印刷される印刷画像、及びモニタに表示される表示画像は、前記出力画像の一例である。
〔ソフトウェアによる実現例〕
情報処理装置10(以下、「装置」と呼ぶ)の機能は、当該装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該装置の各制御ブロック(特に制御部12に含まれる各部)としてコンピュータを機能させるためのプログラムにより実現することができる。
この場合、上記装置は、上記プログラムを実行するためのハードウェアとして、少なくとも1つの制御装置(例えばプロセッサ)と少なくとも1つの記憶装置(例えばメモリ)を有するコンピュータを備えている。この制御装置と記憶装置により上記プログラムを実行することにより、上記各実施形態で説明した各機能が実現される。
上記プログラムは、一時的ではなく、コンピュータ読み取り可能な、1または複数の記録媒体に記録されていてもよい。この記録媒体は、上記装置が備えていてもよいし、備えていなくてもよい。後者の場合、上記プログラムは、有線または無線の任意の伝送媒体を介して上記装置に供給されてもよい。
また、例えば情報処理装置10がスマートフォン等として実現され、上記プログラムがスマートフォン用等のアプリケーションとして実現される構成でもよい。
また、上記各制御ブロックの機能の一部または全部は、論理回路により実現することも可能である。例えば、上記各制御ブロックとして機能する論理回路が形成された集積回路も本発明の範疇に含まれる。この他にも、例えば量子コンピュータにより上記各制御ブロックの機能を実現することも可能である。
また、上記各実施形態で説明した各処理は、AI(Artificial Intelligence:人工知能)に実行させてもよい。この場合、AIは上記制御装置で動作するものであってもよいし、他の装置(例えばエッジコンピュータまたはクラウドサーバ等)で動作するものであってもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
12 制御部
14 取得部
16 色補正部
18 記憶部
20 撮像部(カメラ)
22 表示部(モニタ、出力部)

Claims (1)

  1. モニタに表示された表示画像であって色値が既知である領域を含む表示画像と、色値が既知である実物の対象物とを含む撮像画像であって、異なるモニタの表示画像をそれぞれ含む複数の撮像画像を取得する取得ステップと、
    前記撮像画像に含まれる前記表示画像における前記領域の色と、前記撮像画像に含まれる前記実物の対象物の色との双方に応じて、前記モニタに表示される任意の画像の色を補正するための調整パラメータを、異なるモニタ毎にそれぞれ算出する算出ステップと
    を含み、
    前記取得ステップにおいて、前記撮像画像を撮像したカメラのカメラ特性を示す情報と、前記モニタの画面に入射する環境光に関する情報と、をさらに取得し、
    前記算出ステップにおいて、
    前記撮像画像に含まれる前記表示画像における前記領域の色と、前記撮像画像に含まれる前記実物の対象物の色とを参照して前記モニタのモニタ特性を、異なるモニタ毎にそれぞれ算出し、
    前記モニタ特性、前記カメラ特性および前記環境光に関する情報に基づいて、前記モニタに表示される画像の色を補正するための調整パラメータを、異なるモニタ毎にそれぞれ算出する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
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