Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP4983358B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP4983358B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4983358B2
JP4983358B2 JP2007103639A JP2007103639A JP4983358B2 JP 4983358 B2 JP4983358 B2 JP 4983358B2 JP 2007103639 A JP2007103639 A JP 2007103639A JP 2007103639 A JP2007103639 A JP 2007103639A JP 4983358 B2 JP4983358 B2 JP 4983358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
motor
frequency
control
inverter circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007103639A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008263692A (ja
Inventor
光幸 木内
久 萩原
将大 鈴木
哲也 氷上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007103639A priority Critical patent/JP4983358B2/ja
Publication of JP2008263692A publication Critical patent/JP2008263692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4983358B2 publication Critical patent/JP4983358B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

本発明はモータ駆動装置に関するもので、特に永久磁石モータのV/f制御によるモータ制御手段に関するものである。
従来、この種のモータ駆動装置は、インバータ回路出力電流を検出し、モータ電流をモータ印加電圧位相により座標変換し座標変換後のモータ電流が所定値となるようにV/f制御するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−236694号公報
しかし、従来のモータ駆動装置はモータ印加電圧位相に対応したモータ電流を瞬時に検出し、座標変換して直流成分に変換していたため、高速A/D変換手段、あるいは高速電流検知手段と高速座標変換手段が必要であり、インバータ回路を制御するマイクロコンピュータなどのプロセッサが高速高価格となる課題があった。さらに、座標変換後の有効電流ベクトルにより制御するため、無負荷、あるいは負荷が回転数に応じて変化するファン、あるいは、ポンプなどの制御において電流設定が複雑となる課題があった。
また、突極性モータ(IPMSM)の如き高速回転で進み角制御が必要となる場合において、進み角制御が困難となる課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、基本的に座標変換無しでかつ安価な電流センサによりセンサレス正弦波駆動が可能であり、トルク変動の大きい負荷や、回転数に応じてトルクが変動する負荷や、進み角制御が必要な突極性モータでもV/f制御でき、低速かつ安価なプロセッサと簡単な制御プログラムでセンサレス正弦波駆動可能なモータ駆動装置を実現することを目的とするものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明のモータ駆動装置は、直流電源と、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動される永久磁石同期モータと、前記モータにより駆動されるファンあるいはポンプ負荷と、前記インバータ回路直流電流のピーク値を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力信号により前記インバータ回路を制御して前記モータを正弦波駆動する制御手段よりなり、前記制御手段は、前記インバータ回路の出力周波数を設定する周波数設定手段と、前記モータの電流ピーク値を設定する電流設定手段と、前記電流検出手段の出力信号と前記電流設定手段の出力信号を比較する電流比較手段と、前記電流比較手段の出力信号により前記出力周波数を補正する周波数成分補正制御手段と、周波数に応じてモータ電圧を制御するV/f制御手段よりなるものである。
本発明のモータ駆動装置は、モータ電流のピーク値あるいは回転磁界に相当するモータ電流を検知して設定値となるようにインバータ回路出力周波数を制御するものであり、座標変換無しで突極性あるいは非突極性モータに関わらず乱調せずに安定制御可能となり、さらに、進み角制御においても容易に安定制御可能となり、高速A/D変換手段や高速演算手段無しでも制御できるため、安価なプロセッサと簡単な制御プログラムでセンサレス正弦波駆動可能なモータ駆動装置を実現できる。また、簡単で安価な電流センサを使用でき、制御プログラムも簡単となるので安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現でき、さらに、プロセッサの負担が少ないので1つのプロセッサにより複数のモータを同時に制御でき、複数モータ同時駆動可能なシステムを簡単に構成できる。
第1の発明は、直流電源と、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動される永久磁石同期モータと、前記モータにより駆動されるファンあるいはポンプ負荷と、前記インバータ回路直流電流のピーク値を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力信号により前記インバータ回路を制御して前記モータを正弦波駆動する制御手段よりなり、前記制御手段は、前記インバータ回路の出力周波数を設定する周波数設定手段と、前記モータの電流ピーク値を設定する電流設定手段と、前記電流検出手段の出力信号と前記電流設定手段の出力信号を比較する電流比較手段と、前記電流比較手段の出力信号により前記出力周波数を補正する周波数成分補正制御手段と、周波数に応じてモータ電圧を制御するV/f制御手段よりなるものであり、V/f制御における乱調を防止でき、最大負荷から無負荷まで動作可能で、かつ進み角制御可能であり、電流検知手段とモータ制御プログラムが簡単になり安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現できる
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置のブロック図を示すものである。
図1において、交流電源1より整流回路よりなる直流電源回路に交流電力を加えて直流電源2を構成し、3相フルブリッジインバータ回路3により直流電力を3相交流電力に変換し、永久磁石モータ4を駆動する。直流電源2は、全波整流回路20の直流出力端子にコンデンサ21a、21bを直列接続し、コンデンサ21a、21bの接続点を交流電源入力の一方の端子に接続して倍電圧整流回路を構成し、インバータ回路3への印加電圧を高くし電流を減らしてインバータ回路損失を減らす。モータ4は空調機の圧縮機や洗濯機の脱水ドラムなどのモータ負荷5を駆動する。インバータ回路3の負電圧側に電流検出手段6を接続し、インバータ回路3に流れる電流を検出することによりインバータ回路3の出力電流、すなわち、モータ4のピーク電流Ip、あるいは、回転磁界に相当する駆動電流を検出する。
電流検出手段6は、いわゆる1シャント方式電流検知方式と呼ばれるもので、インバータ回路3の下アームトランジスタのエミッタ端子側に接続されたシャント抵抗60と、シャント抵抗60に流れる電流を検知する電流検知回路61より構成される。電流検知回路61は、マイクロコンピュータなどのプロセッサがA/D変換して電流検出するための信号レベル変換増幅回路とピーク電流検出回路より構成されるが、詳細は後ほど説明する。
1シャント方式は、キャリヤ周波数が高い場合や、変調度が大きくなった場合には電流検出不可能領域が出現するので、各位相に対応した瞬時電流を検出する場合には3シャント方式の方が優れているが、本願発明においてはモータ正弦波電流のピーク値、あるいは回転磁界に対応した電流を検出するので、1シャント方式の方が回路構成が簡単となり、かつ電流検出が容易となる。特に、インバータ回路のPWM制御を2相変調にするとピーク電流検出が容易となる。勿論、3シャント方式でも問題はない。
制御手段7は、モータ4のピーク電流Ip、あるいは、回転磁界に相当する駆動電流が設定値となるようにインバータ回路3の出力電圧をV/f制御するもので、インバータ回路出力周波数を設定する周波数設定手段70と、モータ駆動電流ピーク値Ipを設定する電流設定手段71と、電流設定手段71の出力信号ipsと電流検出手段6の出力信号ipを比較する電流比較手段72と、電流比較手段72の出力信号Δiに応じて周波数設定手段70の出力信号fを補正する周波数成分補正手段73と、周波数補正後の周波数f1とモータ誘起電圧定数よりモータ印加電圧信号Vδを演算するV/f制御手段74と、PWM制御手段75、及び、位相信号生成手段76より構成される。PWM制御手段75は電圧信号Vδとインバータ回路3の直流母線電圧Vpに応じてインバータ回路3をPWM制御するもので、通常は2相変調が用いられる。2相変調にするとモータ相間電圧を高くできるだけではなく、インバータ回路3のスイッチング損失を減らすことができ、さらに、モータ4のピーク電流検出精度を向上させることができる。位相信号生成手段76は、角周波数ωを時間積分し、キャリヤ信号に対応した電気角θを求めるもので、周期数信号f1の零位相からの時間tに角周波数ωを掛けて電気角ωtを求めてもよい。
周波数設定手段70はモータ駆動周波数を設定するもので、ロータの極数pと回転数nに応じた駆動周波数fに設定される。モータ4の印加電圧Vaは、モータ誘起電圧Emとほぼ同等、あるいは、モータ誘起電圧Emよりも少し高い電圧を印加すればよいので、V/f制御手段74により、モータ回転数n、すなわち、インバータ回路駆動周波数f1に誘起電圧定数を乗じた電圧Vaがモータ4に印加するようにPWM制御手段75に出力電圧制御信号Vδを加える。Vδは数式1より求められる。
Figure 0004983358
ここで、Vsは起動時の印加電圧である。
モータ各相電圧制御信号は電圧信号Vδと電気角θから式2より求められる。
Figure 0004983358
周波数成分補正手段73は、電流誤差信号Δiに比例してインバータ周波数を補正変更し安定化制御するもので乱調防止動作と進み角制御を行う。すなわち数式3に従い、モータ電流ipが設定値ipsよりも増加すると(Δiは負になるので)駆動周波数を低下させ、モータ電流ipが設定値ipsよりも低下すると(Δiは正になるので)逆に駆動周波数を増加させる。
Figure 0004983358
周波数成分補正手段73は、比例積算部と加算部(いずれも図示せず)よりなり、比例積算部は、電流誤差信号Δiと比例定数Kfの積を求め、加算部は、周波数設定手段70の出力信号fに、比例積算部の出力信号を加算してインバータ駆動周波数f1を求める。数式3に示すKfは、周波数設定手段70の出力信号fと比例定数kの積(Kf=f・k)から求める。すなわち、設定周波数fに比例して周波数制御ゲインKfが大となることを意味し、低周波数では比例定数Kfを下げて周波数変化、あるいは位相変化を減らし、高周波数で比例定数Kfを大きくしてモータピーク電流が設定値Ipsとなるように制御する。比例制御ではなく比例積分制御にし、比例と積分ゲインを駆動周波数に応じて変更させてもよい。
図2は本発明を示す非突極性モータ(SPMSM)の制御ベクトル図であり、モータのロータ磁石軸d−q座標とモータ印加電圧γ−δ座標の関係を示している。モータ印加電圧座標(γ−δ座標)はd−q座標よりも負荷角δ進角し、モータ印加電圧Vaはδ軸電圧と等しく、δ軸のみ制御するため、Va=Vδ、Vγ=0となるので座標逆変換は不要である。モータ誘起電圧Emはq軸上となり、モータ電流Iのベクトルは、定格負荷でほぼq軸電流Iqと等しくなるように設定する。図2において、モータ電流ベクトルIはq軸より位相γ遅れて表示している。モータ印加電圧Vaと電流Iの位相はφで表示している。
本発明は、モータ電流ベクトルIが設定値となるように周波数を制御してモータ印加電圧座標(γ−δ座標)の角速度を制御するもので、結果的に負荷角δを制御してモータ相電流Iu、Iv、Iwのピーク値を制御することを意味する。また、回転磁界の磁束ΨはインダクタンスLと電流Iの積、すなわち、Ψ=L・Iなので、電流Iを制御することは回転磁束Ψを一定に制御することを意味する。モータ相電流Iu、Iv、Iwのピーク値に限らず、実効値でも同じとなるこは明白である。
従来方式、すなわち、δ軸電流Iδを所定値に制御する場合、負荷変動によりδ軸電流Iδが変動するため負荷状態に応じてIδ設定値を変更する必要が生じるが、電流ベクトルIに応じたモータ電流(あるいは、モータピーク電流Ip)を一定に制御する場合には負荷角δと位相φが負荷に応じて自動的に変化するため電流値を変更する必要がない特長がある。
従来のIδ一定制御、あるいはIγ一定制御においては進み角制御が困難であったが、電流ベクトルI、あるいは電流ピーク値Ipを制御する本発明においては、トルク変動や負荷角変動の影響が電流ベクトルI、あるいはピーク電流Ipの変動として直接現れるため負荷変動の検出に優れており、負荷変動に対する安定化に優れる特長がある。特に、電流ベクトルIがq軸よりも進角する進角制御において、Iδ制御、Iγ制御よりI制御の方がトルク変動が顕著となるので制御対象として有利となる。
電流設定値ipsは負荷に応じて設定すると高効率運転できるので、負荷トルクと回転数に応じて変更するとよい。しかし本発明によれば、起動時から電流設定手段71の設定値を一定にすると、起動トルクを大きくでき、さらに進角制御領域までモータ電流を一定に制御しても安定動作する特長がある。
周波数補正動作についてさらに説明を加えると、設定値ipsよりもモータ電流ipが増加すると誤差信号Δiは負の値となり周波数補正信号Δf(Δf=Kf×Δi)も負の値となるので、f1=f+Δfの制御より補正後の周波数f1は低下し、γ−δ軸はd−q軸に近づき負荷角δが減少してモータ電流Iは減少するので電流一定制御動作となる。V/f制御においてトルク変動があると乱調が発生するが、周波数制御を加えることにより乱調が抑制され回転数変動が非常に少なくなる特長があり、トルク変動に対して乱調による脱調現象も抑制される。さらに、周波数補正ゲインは、設定周波数fに比例して増加するので、周波数が高くなるほど定電流作用が大きくなり乱調が減少する。図2のベクトル図におけるモータコイル電圧ベクトルωLIは周波数に比例するため、本願発明はモータコイル電圧ベクトルに比例してモータ駆動周波数を補正していると考えられる。言い換えれば、駆動周波数が高くなるほどモータコイル電圧ベクトルωLIが増加し、モータコイル電圧ベクトルωLIと負荷角δは相関関係にあるので、負荷角変動、すなわち、乱調現象もモータコイル電圧ベクトルωLIに比例する。よって、モータコイル電圧ベクトルωLIに比例して周波数を補正すれば乱調を減らせることがわかる。
図3はモータ印加電圧と周波数、及び周波数補正ゲインの起動制御方法を示す。
起動開始してから目標回転数まで直線的に印加電圧と駆動周波数を増加させる、いわゆるV/f制御を行い、周波数補正ゲインKfも駆動周波数に比例して増加させる。モータ電流設定値は一定にしても構わない。ファン、あるいはポンプ負荷の場合には、駆動周波数に応じて電流設定値を変更させると高効率運転制御ができる。また、突極性モータはq軸よりも電流進角させるとリラクタンストルクが大となるので、進み角制御するためには設定電流ipsを周波数に比例して大きくするとよい。
また、目標回転数に達するまでの起動時間tsは、負荷の慣性モーメントに応じて変化させることにより乱調を減少させることができる。すなわち、慣性モーメントが大きいほど起動時間tsを長くすると乱調を低くすることができる。
駆動周波数に応じて周波数補正ゲインKfを変更することにより、起動低速時におけるモータ回転数変動を低下させることができ、モータ電流を正弦波に近づけて起動電流を大きくすることができる特長がある。図3のKfaに示すように、時間に比例して直線的に制御ゲインを上げず、起動初期の制御ゲインはほぼ零に設定し、Kfbに示すように起動途中から制御ゲインを大きくしてもよい。なお、比例制御ゲインを大きくすると発振し易くなり、かつ、ノイズに弱くなるので、ローパスフィルターやリミッターを適宜設けるとよい。
図4は突極性モータ(IPMSM)のベクトル図を示す。
突極性モータは、リラクタンストルクを利用するため進み角制御する必要があり、一般的に30度進角させると最大効率運転になるとされている。進み角βを大きくするために負荷角δ(δ=φ+β)を大きくする必要があり、電流Iを大きく設定することにより負荷角δを大きくすることができる。高速運転になるほど誘起電圧Emは大きくなるので、直流母線電圧Vpよりも誘起電圧Emが高くなる電圧飽和となるので、モータ印加電圧Vaが電圧飽和すると電流進角させる必要があり、そのためには電流設定値ipsを大きくするとよい。周波数が高くなるに従い設定電流値ipsを大きくしてもよいが、電圧飽和を検知してから電流設定値を変更させるとモータ効率を改善できる。電圧飽和の検知(Em>Va)は、モータ誘起電圧Emは駆動周波数に比例し(Em=Ke×f)、モータ印加電圧ピーク値Vapは直流母線電圧Vpと変調度mより求まる(Vap=m×Vp)ので、駆動周波数と直流母線電圧Vp、および変調度を比較するだけで電圧飽和判定できる。
図5、図6は2相変調時のシャント抵抗電圧波形と電流検知タイミングを示す。
図5、図6においてcは三角波キャリヤ信号、vu、vvはそれぞれu相、v相の変調信号を示す。w相下アームトランジスタは強制的に導通させるので、w相変調信号は示されていない。
2相変調においてモータピーク電流が現れるパターンは、図5、図6の2種類あり、1周期においてピーク電流は少なくともUVW各相に対応したピーク電流が少なくとも3回検出できる。ピーク検出方式としてシャント抵抗端子電圧を増幅してプロセッサ内蔵のA/D変換手段により電流ピークとなるタイミングで検出し、最大値をソフトウェアで求める方式と、電圧増幅手段の出力端子にダイオードとコンデンサ、及び放電抵抗よりなるピークホールド回路によりピーク電流を検知する方式、及び、キャリヤ信号毎にモータ相電流を検出してγ−δ座標に座標変換してIγ、Iδを求め数式4より電流ピーク値Iを求める3種類の方式が考えられる。
Figure 0004983358
1シャント方式で電圧増幅器とピークホールド回路より構成する前述方式1は、プロセッサのソフトウェアに最も負担が少なく簡単となる特長がある。ただし、ピークホールド回路にダイオード等を使用すると温度特性とダイオードのバラツキが課題となる。
次に、プロセッサのソフトウェアでピーク値を検出する方法について説明する。
図5はキャリヤ信号cのピークタイミング(零ベクトル)t3にてモータ電流ピーク値が現れるので、時間t3にピーク電流検出できる。よって、モータ駆動周波数の1周期間において、キャリヤ信号ピーク時t3のA/D変換後の電流信号の大小比較を行い、最大値をモータ電流ピーク値と設定するとよい。しかし、キャリヤ信号ピーク時検出方法は、1周期に1回しかデータが取れないので、キャリヤ周波数が低い場合や低速時にはデータの信頼性が低下する課題がある。
キャリヤ信号タイミングt3だけではなく、図6に示す電流パターンのピーク値も検出すると電流ピーク値検知精度が向上する。すなわち、キャリヤ信号ピーク時t3の後、PWM制御レベルコンパレータが動作するt4からt6の間のタイミングt5にて電流検出し、ソフトウェアで大小判断してピーク検出するとよい。
以上述べたように、本発明は永久磁石モータをV/f制御によりセンサレス正弦波駆動するために、モータピーク電流あるいは回転磁束に応じたモータ電流を所定値に制御するもので、モータ電流設定値との誤差信号によりモータ駆動周波数を制御することにより定出力電流制御し、ロータ磁石座標(d−q座標)と印加電圧座標(γ−δ座標)の関係を一定の負荷角δとするもので、V/f制御における乱調がなく、進角制御しても安定動作させることができる。本発明によれば、突極性モータ、非突極性モータに関わらず安定化制御可能であり、かつ、進角制御も容易となる。非突極性モータ、突極性モータに関わらず、起動時から出力電流設定値を一定にしても起動から定格まで安定動作し、突極性モータにおいては、遅れ角から進み角まで自動的に変化し安定動作する特長がある。
なお、実施の形態1においてモータ電圧は周波数補正後の信号f1によりV/f制御したが、補正前の信号fによりV/f制御しても効果は同様である。
以下、本発明の第2の実施の形態について図7を用いて説明する。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2におけるモータ駆動装置の制御手段のブロック図を示す。
図7に示す制御手段のブロック図は、図1に示す制御手段7から一部変更したものであり、電流比較手段72の出力信号Δiを位相信号生成手段76とPWM制御手段75の間に接続する周波数成分補正手段73aに加え、位相θを直接変更するものである。周波数設定手段70の出力信号fは、V/f制御手段74と位相信号生成手段76に加え、周波数を補正せず電気角θを直接補正して負荷角δを制御し、モータ電流ピーク値を一定制御する。すなわち、誤差信号Δiが増加すると電流Iが増加して負荷角δが大きくなったと判断し、位相θを減少させ、誤差信号Δiが減少すると電流Iが減少して負荷角δが小さくなったと判断し、位相θを増加させる。基本的な動作は実施の形態1と同じである。位相ωtを変更修正するために実施の形態1は周波数を変更するもので、実施の形態2は電気角を直接変更する違いがあるが、基本的には角速度を変更することは同じである。
以上述べたように、本発明によれば、モータピーク電流、あるいはモータ回転磁界に応じたモータ駆動電流が設定値となるようにモータ駆動周波数を制御するようにしたので、γ−δ軸とd−q軸の位相関係が負荷に応じた所定値となり、回転磁界とロータ磁束の位相関係を一定に保持できるのでセンサレス正弦波駆動が可能となる。特に、無負荷から定格負荷までモータ負荷が大きく変動しても、電流一定制御だけで動作可能なので制御が非常にシンプルとなる特長がある。また、電流誤差信号により駆動周波数を補正する周波数補正ゲインを駆動周波数に応じて変更することにより高速領域の乱調が抑制され、回転数変動が非常に小さくなる特長がある。また、モータ電流を座標変換、あるいはベクトル分解する必要がないので、演算をほとんど必要とせず制御プログラムが簡単となり8bitマイクロコンピュータでも容易にモータ制御できる特長がある。
本願発明はロータ位置推定しないV/f制御なのでモータパラメータをほとんど使用せず、さらに、回転数オープンループ制御なので回転数変動が非常に少なくなり、制御方式がシンプルで、かつ電流検知も簡単となり低騒音、低価格、高信頼性のモータ駆動装置を実現できる。特に、突極性モータと非突極性モータに関わらず制御でき、進角制御も容易であり、モータ制御プログラムと電流検知が簡単となるのでプロセッサの負担が軽くなるので、ヒートポンプ式洗濯乾燥機の如き圧縮機モータ、洗濯モータ、乾燥ファンモータ同時正弦波駆動方式に適用することができ、安価で信頼性の高い複数モータ同時駆動装置を実現できる。
以上のように、本発明のモータ駆動装置は、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路により永久磁石モータをセンサレス正弦波駆動し、モータ電流のピーク値あるいは回転磁界に相当するモータ電流を検知して設定値となるようにインバータ回路出力電圧とモータ駆動周波数を制御するものであるから、永久磁石モータを駆動するほとんどのモータ駆動装置に適用可能であり、食器洗い機の洗浄ポンプ駆動装置や洗濯機のモータ駆動装置、掃除機のモータ駆動装置、換気扇や燃焼機等のファンモータ駆動装置、空気調和機や冷蔵庫の圧縮機モータ駆動装置に適用できる。さらに、ヒートポンプ式洗濯乾燥機や空気調和機の如き複数モータ同時駆動方式にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置のブロック図 同モータ駆動装置のモータ制御ベクトル図 同モータ駆動装置の起動制御図 同突極性モータのベクトル図 同シャント抵抗電圧波形と電流検知タイミング図 同シャント抵抗電圧波形と電流検知タイミング図 本発明の実施の形態2における制御手段のブロック図
2 直流電源
3 インバータ回路
4 モータ
5 モータ負荷
6 電流検出手段
7 制御手段
70 周波数設定手段
71 電流設定手段
72 電流比較手段
73 周波数成分補正手段

Claims (1)

  1. 直流電源と、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動される永久磁石同期モータと、前記モータにより駆動されるファンあるいはポンプ負荷と、前記インバータ回路直流電流のピーク値を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力信号により前記インバータ回路を制御して前記モータを正弦波駆動する制御手段よりなり、前記制御手段は、前記インバータ回路の出力周波数を設定する周波数設定手段と、前記モータの電流ピーク値を設定する電流設定手段と、前記電流検出手段の出力信号と前記電流設定手段の出力信号を比較する電流比較手段と、前記電流比較手段の出力信号により前記出力周波数を補正する周波数成分補正制御手段と、周波数に応じてモータ電圧を制御するV/f制御手段よりなるモータ駆動装置。
JP2007103639A 2007-04-11 2007-04-11 モータ駆動装置 Expired - Fee Related JP4983358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007103639A JP4983358B2 (ja) 2007-04-11 2007-04-11 モータ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007103639A JP4983358B2 (ja) 2007-04-11 2007-04-11 モータ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008263692A JP2008263692A (ja) 2008-10-30
JP4983358B2 true JP4983358B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=39985776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007103639A Expired - Fee Related JP4983358B2 (ja) 2007-04-11 2007-04-11 モータ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4983358B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2824827B1 (en) * 2008-11-18 2019-07-03 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Synchronous-machine starting device
DE102008055012A1 (de) * 2008-12-19 2010-06-24 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Verfahren zur Überwachung einer Ansteuereinrichtung eines 3-strängigen Elektromotors und/oder des Elektromotors
CN111797483B (zh) * 2020-06-30 2024-08-16 瑞声科技(新加坡)有限公司 马达均衡电信号的修正方法及设备、计算机可读存储介质

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3804264B2 (ja) * 1998-03-31 2006-08-02 三菱電機株式会社 インバータ装置
JP4604777B2 (ja) * 2005-03-16 2011-01-05 パナソニック株式会社 モータ駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008263692A (ja) 2008-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7504784B2 (en) Motor driving apparatus of washing and drying machine
JP4983322B2 (ja) モータ駆動装置
JP3684203B2 (ja) モータ制御装置
US6850031B2 (en) Electric motor controller
EP1083649A2 (en) Motor system capable of obtaining high efficiency and method for controlling a motor
US10951145B2 (en) Motor control method and device
JP4735638B2 (ja) モータ駆動装置
JP6953763B2 (ja) モータ制御装置
JP4795628B2 (ja) 洗濯機の制御装置
JP5473289B2 (ja) 永久磁石型同期モータの制御装置及び制御方法
JP4983393B2 (ja) モータ駆動装置
JP4604777B2 (ja) モータ駆動装置
JP5422435B2 (ja) ブラシレスモータの駆動装置および駆動方法
JP4983457B2 (ja) モータ駆動装置
JP4983358B2 (ja) モータ駆動装置
JP5012288B2 (ja) モータ駆動装置
JP4983331B2 (ja) モータ駆動装置
JP2012186911A (ja) モータ制御装置
CN107482965B (zh) 同步电动机的控制装置
KR100486925B1 (ko) 전동기 구동 장치
JP2005348569A (ja) モータ駆動装置
JP2020036440A (ja) 同期リラクタンスモータの制御装置
JP5012229B2 (ja) モータ駆動装置
JP4798066B2 (ja) モータ駆動装置
JP5862691B2 (ja) 電動機駆動装置の制御装置および電動機駆動システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081008

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120409

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees