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JP4985866B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description

本発明は、いわゆるフィーバー機、権利物又はアレンジ遊技機等の遊技機に関するものである。
最近の遊技機においては、いわゆるフィーバー機、権利物、あるいはアレンジ等と呼ばれる種々のゲーム内容のものが普及している。このうち、フィーバー機は、可変表示装置の表示状態が特定のものとなった場合、例えば、大当り時には、まずリーチ表示を行い、そして3つの表示部に表示される図柄の組合わせが「7,7,7」等の特定のゾロ目の組合わせになった場合に、特定入賞口の大入賞口が開放されるように構成されている。大入賞口は、所定個数の遊技球が入賞するか所定時間が経過することにより一旦閉鎖されるが、上記開放中において大入賞口内に形成された特定領域を遊技球が通過していれば再び開放し、この開放及び閉鎖の動作を最大16回繰り返すように構成されている。次に、権利物やアレンジ遊技機では、可変表示装置が特定のゾロ目表示状態となることによりチューリップ式電動役物等の特定入賞口が所定時間開放し、この開放した特定入賞口内の特定領域を遊技球が通過することにより大当り状態となる。そして大当り状態になると、通常時には無効である入賞口等が、所定個数の遊技球が入賞するまで、あるいは所定ゲーム経過するまで有効となり、この有効となった入賞口に遊技球が入賞するとアタッカー等の役物が開放するように構成されている。このように、所定のゾロ目条件が成立して特定入賞口が遊技客に有利な状態になると、フィーバー機等では、遊技客は特定入賞口(この場合アタッカー)内の特定領域に遊技球を通過(入賞)させて、大当り状態である特定入賞口内の特定領域に所定時間内に遊技球を通過させて大当り状態を発生させ、又は大当り状態を継続させて、大量の賞球の獲得をしようとするのである。
特開昭62−144679
ところが、上述の遊技機の可変表示装置では、当り図柄として、ゾロ目のものがほとんどであり、遊技場のどこへいっても、大当り表示態様が単調で変りばえしないという欠点があった。したがって、本発明の課題は、可変表示装置の大当り状態の表示に変化をもたせ、遊技者に新鮮な当り感を提供し興趣を一層高める遊技機を提供することにある。
上記諸課題に鑑み、請求項1に係る発明は、
3桁の第1図柄を表示する表示装置を有し、該表示装置にて前記3桁の第1図柄が所定の当り図柄組合せで停止表示することで、遊技者にとって有利な当り遊技を実行する遊技機において、
始動口に遊技球が入球することを契機に前記3桁の第1図柄の変動表示を開始する変動表示手段と、
前記3桁の第1図柄の変動表示を開始した後に、該3桁の第1図柄のうち2桁の第1図柄が前記当り図柄組合せを構成する図柄で停止するリーチ表示を行うリーチ表示手段と、
前記リーチ表示が行われた後に、残り桁の第1図柄が前記当り図柄組合せを構成しない図柄で停止するリーチ外れ表示を行うリーチ外れ表示手段と、
前記リーチ外れ表示が行われると、複数種類の第2図柄のいずれかを前記表示装置に表示する第2図柄表示手段と、
前記表示装置に前記複数種類の第2図柄のうち特定の第2図柄が表示されると、予め定められた複数種類の再変動態様のいずれかに従って、前記残り桁の第1図柄の再変動表示および停止を行い、前記3桁の第1図柄を前記当り図柄組合せで停止表示する再変動表示手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、
前記再変動表示手段は、前記表示装置に前記特定の第2図柄以外の第2図柄が表示されると、前記予め定められた複数種類の再変動態様のいずれとも異なる再変動態様に従って、前記残り桁の第1図柄の再変動表示および停止を行うことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、
前記複数種類の第2図柄のうちいずれの第2図柄を表示するかを、第2図柄決定乱数を用いた抽選で決定する第2図柄抽選手段を備え、
前記再変動表示手段は、
前記第2図柄決定乱数を用いた抽選にて前記特定の第2図柄を表示することが決定されると、前記特定の第2図柄を前記表示装置に表示することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、
前記複数種類の再変動態様のうちいずれの再変動態様で前記残り桁の第1図柄の再変動表示および停止を行うかを、前記第2図柄決定乱数と異なる再変動態様決定乱数を用いた抽選で決定する再変動態様抽選手段を備え、
前記再変動表示手段は、
前記表示装置に前記特定の第2図柄が表示されると、前記再変動態様決定乱数を用いた抽選にて決定された再変動態様に従って、前記残り桁の第1図柄の再変動表示および停止を行うことを特徴とする。
本発明一実施形態の弾球遊技機の電子制御装置のブロック図である。 (a)は特別図柄の設定1,2の場合の当否決定乱数対応表、(b)は設定3の場合の特別図柄の当否決定乱数対応表(c)は内部上の3段階の確率設定対応表である。 特別図柄の当り停止図柄決定乱数対応表である。 特別図柄の外れ停止図柄決定乱数対応表である。 補助図柄の停止図柄決定乱数対応表である。 スキップ乱数対応表である。 (a)は普通図柄当否決定乱数対応表、(b)は普通図柄外れ停止図柄決定乱数対応表である。 同弾球遊技機の正面図である。 同弾球遊技機の電子制御装置により行われる大当り処理ルーチンを示すフローチャートである。 同中図柄Bの一時停止及び補助図柄Dの停止図柄の決定処理サブルーチンを示すフローチャートである。 (a)は本実施形態に係る補助図柄Dの意味するところを示す対応表、(b)は他の実施形態に係る補助図柄Dの意味するところを示す対応表補助図柄決定乱数対応表である。 (a)は疑似図柄表示部及び特別図柄表示部を設けたものについての模式図、(b)は2つの疑似図柄表示部及び特別図柄表示部を設けたものについての模式図である。
次に本発明を一層明確にするために好適な実施形態を図面と共に説明する。図1に示す本実施形態に係る弾球遊技機の制御を司る電子制御装置1の構成について説明する。電子制御装置1の可変表示装置2は、画像処理装置3と、左図柄表示部5、中図柄表示部6、右図柄表示部7及び補助図柄表示部8からなる液晶表示盤9とを含むものである。画像処理装置3は、画像データを格納する画像データROM(図示せず)と、画像データROMから画像データを読みだし、後述のCPU10の指示に基づいて画像演算処理を行い画像データを発生する画像データプロセッサ(図示せず)と、画像データを一時的に格納する画像RAM(図示せず)とからなるものである。液晶表示盤9は、画像処理装置からのデータを受け可変表示を行うダイナミック駆動方式のものであり、主表示部としての左ないし右図柄表示部5〜7が連設され、その上部に副表示部としての補助図柄表示部8が設けられているものである。画像処理装置3は、CPU10からの指令があると、必要な画像データを選択し、そのデータ処理を行い、特別図柄表示装置としての液晶表示盤9に図柄を変動表示及び停止表示するものである。
電子制御装置1は、前述したCPU10を中心として、ROM11,RAM12,入力インタフェース13,出力インタフェース14、カウンタ15等をバス16により相互に接続したものである。入力インタフェース13には、遊技球検出スイッチ13a,発射停止ボタン13b,タッチスイッチ13c,上受け皿詰まりスイッチ13d,満杯スイッチ13e,始動入賞検出器34,普通図柄作動ゲート30a,30b等が接続されており、CPU10は、それらから入力インタフェース13を介して遊技球検出信号、発射停止信号、タッチ信号、上受け皿詰まり信号、満杯信号、始動入賞信号、普通図柄信号等の種々の入力信号を受け、CPU10が初期設定や所定の演算等を行うようにしている。出力インタフェース14には、遊技球を発射する遊技球発射装置22,音声を出力するスピーカ23,各種LED29a〜29c、及び普通図柄表示装置としての普通図柄表示部38等が接続されており、それらに対してCPU10が出力インタフェース14を介して出力信号を供給している。
次に、特別図柄表示装置としての液晶表示盤9について詳細に説明する。左ないし右図柄表示部5〜7は、それぞれ、「1」「2」「3」「4」の黄赤青緑の4種の色からなる16種類の数字から構成される図柄配列からなっており、左から、特別図柄Aを表示する左図柄表示部5、特別図柄Bを表示する中図柄表示部6、及び特別図柄Cを表示する右図柄表示部7の順序で連設された3桁の図柄配列を構成し、「111」〜「444」までの黄赤青緑のいずれかに着色された256種類の整数値の組合わせからなる3桁の特別図柄ABCが液晶表示盤9にスクロール変動表示及び停止表示がされるようになっている。図柄の停止は特別図柄A、C、Bの順序に行われるように設定されている。
特別図柄ABCの当否の決定は、図2(a)(b)に示す特別図柄当否決定乱数によってランダムに決定されるようになっている。乱数発生器としての特別図柄当否決定カウンタ15aは、設定1の場合が0〜391の392種類の数値、設定2の場合が0〜421の422種類の数値、設定3の場合が0〜447の448種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出するものである。CPU10は、特別図柄当否決定カウンタ15aのカウント値を微小時間毎に読み込むこととしている。また、後述するが、大当り図柄の内の特定図柄で大当りをすれば、1回目の大当り動作が終了すると低確率モードから高確率モードに確率変動をするように設定し、それより以後、最低2回は高確率が確保され、そして、低確率モードに戻り、一方、大当り図柄が特定図柄以外では、確率変動は生じないように設定されている。また、設定1〜3により3段階のモードで大当り確率が設定されている。各設定1〜3において、低確率時と高確率時の2つのモードが存在し、図2(a)(b)に示す通り、設定1及び設定2では、低確率時には特別図柄当否決定乱数が「3」のときには当り、それ以外の数字のときには外れとなっており、当り確率が1/392,1/422となっており、一方、高確率時には特別図柄当否決定乱数が「37」「61」「139」「211」「251」「307」「373」のいずれかのときには当り、それ以外の数字のときには外れとなっており、当り確率が7/392,7/422となっている。また設定3では、低確率時には特別図柄当否決定乱数が「3」のときには当り、それ以外の数字のときには外れとなっており、当り確率が1/448となっており、一方、高確率時には特別図柄当否決定乱数が「3」「37」「61」「139」「211」「251」「307」「373」のいずれかのときには当り、それ以外の数字のときには外れとなっており、当り確率が8/448となっている。このようにして定められたソフト上の大当り確率は、図2(c)に示す通りとなっている。表示上の大当り確率は、1/16×1/16×1/16×16=1/256≒0.781/200に設定され、1/256×16=16/256≒0.062<0.08となり、遊技規則を満足している。
次に、特別図柄ABCの停止図柄の決定について説明する。大当り停止図柄配列は、「111」「222」「333」「444」の赤青黄緑の4色で、同色3桁同一の16種類の図柄配列に設定している。図3に示す通り、特別図柄ABCの当り停止図柄決定乱数は、左停止図柄決定乱数で兼用しているものであり、左停止図柄決定乱数0〜15に対応して、当り停止図柄のデータがRAM12の所定のエリアに格納されている。左停止図柄決定乱数としての左停止図柄決定カウンタ15bは、0〜15までの16種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出し、前記16種類の大当り停止図柄に対応して設けられているものである。外れ停止図柄の決定は、図4に示す通り、左停止図柄決定乱数としての左図柄決定カウンタ15bと、0〜15までの16種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出する中停止図柄決定カウンタ15cと、0〜15までの16種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出する右停止図柄決定カウンタ15dとに基づいてランダムに実行されるようになっている。CPU10は、これら乱数発生器としての上記カウンタ15b〜dのカウント値を微小時間毎に読み込むこととしている。各決定乱数に対応して、外れ停止図柄のデータがRAM12の所定のエリアに格納されている。但し、左停止図柄A、中停止図柄B及び右停止図柄Cがすべて同一の場合には、中停止図柄Cに1加えた分だけずらして停止図柄とするようにしている。
次の本発明の特徴的な構成をなす、補助図柄表示部8と、それに表示される補助図柄Dの決定とについて説明する。補助図柄表示部8は、右図柄Cの停止時に、左図柄Aと右図柄Cとが等しいとき(所謂リーチ時)に変動を開始し、中図柄Bが停止すると同時に停止するように設定されている。そして中図柄Bが大当りでない場合には、補助図柄Dの停止図柄の意味するところに従って再度中図柄Bが変動して中図柄Bが停止し、大当りとなることがあるように設定している。補助図柄表示部8には、「ドロー4」「ドロー2(赤)」「ドロー2(青)」「ドロー2(黄)」「ドロー2(緑)」「スキップ(赤)」「スキップ(青)」「スキップ(黄)」「スキップ(緑)」「リバース(赤)」「リバース(青)」「リバース(黄)」「リバース(緑)」「ワイルド」の14種類の補助図柄Dがスクロール表示及びいずれか1つが停止表示されるようになっている。上記において、たとえば、「ドロー2(赤)」というのは、赤色に着色された「ドロー2」という文字である。「ドロー4」は中図柄Bを4駒進めさせるもの、「ドロー2」は、左、右図柄A,Cの色と「ドロー2」の色とが同色であれば、中図柄Bを2駒進めさせるもの、「スキップ」は、左、右図柄A,Cの色と「スキップ」の色とが同色であれば、ランダムに中図柄Bの駒を進めさせるもの、「リバース」は、左、右図柄A,Cの色と「リバース」の色とが同色であれば、中図柄Bを1駒戻させるもの(15駒進めることと同じ)、「ワイルド」は、その色が左、右図柄A,Cの色以外の色であれば、左、右図柄A,Cの色と同色の、中図柄B停止図柄の示す数字まで駒を進めさせるものである。図5に示す通り、補助図柄Dの補助停止図柄決定乱数0〜13に対応して、補助停止図柄がRAM12の所定のエリアに格納されている。補助停止図柄決定乱数としての補助停止図柄決定カウンタ15eは、0〜13までの14種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出し、これら14種類の補助停止図柄に対応して設けられているものである。補助停止図柄Dの決定は、図5に示す通り、補助停止図柄決定カウンタ15eに基づいてランダムに実行されるようになっている。CPU10は、これら乱数発生器としての補助停止図柄決定カウンタ15eのカウント値を微小時間毎に読み込むこととしている。同様に図6に示すようにスキップ乱数が設定されており、スキップカウンタ15fのカウント値0〜14に基づいてスキップの数を設定するようにしている。また、各決定乱数に対応して、補助停止図柄D、スキップ内容等のデータがRAM12の所定のエリアに格納されている。
次に普通図柄表示部38について図7(a)(b)に基づいて説明する。普通図柄表示部38は7セグメントLEDで構成され、そこに表示される普通図柄Eは「-」「1」「3」「5」「9」の5種類であり、それらを次々にスクロール変動表示し、次にその内のいずれかのものを停止表示するようにしている。普通図柄Eの当否の決定は、図7(a)(b)に示す普通図柄当否決定乱数0〜32によってランダムに決定されるようになっている。乱数発生器としての普通図柄当否決定カウンタ15gは、0〜4の5種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出するものである。CPU10は、普通図柄当否決定カウンタ15gのカウント値を微小時間毎に読み込むこととしている。また、低確率時と高確率時の2つのモードが存在し、図7(a)に示す通り、低確率時には普通図柄当否決定乱数が「3」「5」「7」のいずれかのときには当り、それ以外の数字のときには外れとなっており、当り確率が1/11となっており、一方、高確率時には普通図柄当否決定乱数が「3」〜「32」のいずれか1つのときには当り、それ以外の数字のときには外れとなっており、当り確率が10/11(30/33)となっている。次に、図7(b)に示す通り、普通図柄Dの停止図柄決定は、外れ停止図柄決定乱数によって決定されるようになっており、外れ停止図柄決定乱数0〜4に対応して、外れ停止図柄のデータがRAM12の所定のエリアに格納されている。外れ停止図柄決定乱数としての外れ停止図柄決定カウンタ15hは、0〜4までの5種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出し、外れ停止図柄に対応して設けられているものである。CPU10は、これら乱数発生器としての上記カウンタ15g,15hのカウント値を微小時間毎に読み込むこととしている。外れ停止図柄決定乱数に対応して、外れ停止図柄のデータがRAM12の所定のエリアに格納されている。
電子制御装置1を備えた、図8に示す弾球遊技機17について説明する。弾球遊技機17は、外枠17aに開閉自在に取り付けられた前面枠17bに対して周知の遊技盤18が着脱自在に装着されているものである。弾球遊技機17の前面枠17bの下方には、上受け皿20及び下受け皿21が一体的に設けられたプラスチック製の皿部材19が配置されている。上受け皿20及び下受け皿21には、それぞれに弾球遊技機17内部から遊技球を排出するための上受け皿排出口20a及び下受け皿排出口21aが開口している。皿部材19には複数の小孔からなるスピーカ面23aが設けられており、その裏側には遊技状態に応じた効果音を発生するスピーカ23が装着されている。さらに皿部材19には、上受け皿20から供給される遊技球を遊技領域24に発射するためのモータ(図示せず)を操作する発射ハンドル25が設けられている。発射ハンドル25には遊技者がタッチしていることを検出する導電性のタッチスイッチ13cが内蔵されている。また、発射ハンドル25の直上付近には遊技球の発射を一時的に停止するための発射停止ボタン13bが設置されている。
図8の遊技盤18の表面には、発射された打球を誘導するための誘導レール27がほぼ円弧状に植立され、誘導レール27で区画された領域が遊技領域24を構成している。遊技領域24の上部には天入賞口28が設けられ、その下部には液晶表示盤9が配置されている。液晶表示盤9の上部と左右にはそれぞれ表示枠上飾りLED29a,表示枠左右飾りLED29bが配置されている。表示枠上飾りLED29aの下側には特別図柄変動記憶LED29cが配置されており、特別図柄変動記憶LED29cは第1種始動口32又は33に入賞した打球数であって、表示枠上飾りLED29aの下側に設けた液晶表示盤9を可変表示させる権利の留保数を点灯表示するものである。液晶表示盤9では、第1種始動口32又は33に打球が入賞したことに基づいて特別図柄を可変表示し、それらが一定時間(例えば、6秒)経過すると順次停止するようにしている。そして特別図柄の停止時の識別情報の組合わせが所定の大当り図柄(例えば7のゾロ目の特定表示結果)となったとき、特定遊技状態となって、スピーカ23から大当り音を発生させるとともに、大入賞口36を28.600秒(あるいは10個の入賞玉が発生するまで)するように設定され、その開放している間、遊技領域24を落下する打球を特定領域37内に受け入れるようになっている。その受け入れられた打球が特定領域通過検出器(図示せず)をオンさせる、継続権が成立して再度上記した開放状態を連続して16回繰り返すことができるように設定されている。液晶表示盤9の左右には普通図柄作動ゲート30a,30bが配置され、打球の通過を検出できるようにしている。遊技領域24の左右下部には入賞口31a,31bが設けられている。
液晶表示盤9の下方には、遊技領域を落下する打球を単に受け入れる第1種始動口32と、第1種始動口32の下方でソレノイド(図示せず)により開閉駆動される第1種始動口33とが形成されている。大入賞口36の下方には、普通図柄表示部38と普通図柄変動記憶LED39が設けられている。普通図柄表示部38は、普通図柄作動ゲート30a,30bに打球が通過したことに応答して可変表示を開始し、低確率時には27.998秒後、高確率時には5.001秒後に停止し、その停止時の表示結果が「7」となったときに当りと判断されるものであり、その場合には普通電動役物である第1種始動口33を低確率時には0.301秒、高確率時には2.998秒経過するまで、又は所定個数(例えば、3個)の入賞球が発生するまで開放駆動するようにしているものである。但し、開放中に2個の遊技球が入賞した場合には開放時間内であっても、開放動作は終了するようにしている。普通図柄変動記憶LED39は普通図柄作動ゲート30a,30bを通過した打球数であって普通図柄表示部38を可変表示させる権利の留保数を表示するものであり、最高4個迄記憶できるようにしている。第1種始動口32又は33のいずれかに入賞した入賞球は、遊技盤18の裏面に導かれ、始動入賞球検出器34によって検出できるようになっている。
また大入賞口36の左右には下入賞口40a,40bが設けられており、遊技領域24の上部左右にランプ風車41a,41bが設けられている。その他、遊技領域24には袖ランプ(図示せず)、サイドランプ(図示せず),飾りランプ・飾りLED(図示せず)等が設けられ、表示枠上飾りLED29a,表示枠左右飾りLED29bとともに、始動入賞時あるいは特定遊技状態時に点灯あるいは点滅してその旨を遊技者に報知するようにしている。さらに、遊技領域24の最下方には、上記したいずれの入賞領域にも入賞しなかった打球が遊技盤18の後方に導かれるアウト口42が設けられている。
図8の遊技盤18の裏面の構成は周知の通りであり、図示及び細部についての説明は割愛するが、各種検出センサ、役物ランプ・ランプ等に接続されたリード線等周知の部材が配置されており、電子制御装置1を格納した制御盤(図示せず)も設けられており、第1種始動口32,33、下入賞口40a,40bに入賞に入賞した入賞球は入賞経路に集合させられて、相対的に少ない景品玉数(例えば、7個)を払い出すようになっており、その他の入賞口や入賞領域に入賞した玉は、別の入賞経路に集合させられて、相対的に多い景品玉数(例えば、15個)を払い出すようになっている。
本実施形態の特徴的動作を、図9に示すに基づいて大当り処理ルーチンを説明する。弾球遊技機17が電源に接続され、電源部(図示せず)から各回路に電源が供給されると、CPU10はフラグやカウンタ等の一連の初期設定を行い、図示せぬメインルーチンを実行しつつ、ハードウェア割り込みにより、この大当り処理ルーチンを起動する。まず処理が開始されると、始動入賞球検出器34のオン信号を待ち(S100)、オン信号がないと判断されたときには、S100に戻り処理を繰り返す。
一方、第1種始動口32又は33に打球が入賞すると、始動入賞球検出器34がオン信号を発生するので、肯定判断され、特別図柄の当否決定カウンタ15aのカウント値、即ち、設定1の場合0〜391、設定2の場合0〜421、設定3の場合0〜447のいずれか1つを取り出して、RAM12に格納する(S101)。そして液晶表示盤9への図柄の変動表示、スピーカ23からの音声出力、各種LED29a〜29cのオン等の開始を指示し、続いて液晶表示盤9における特別図柄表示の変動開始から微小時間が経過してから、RAM12に格納された前述のカウント値を取り出し、その数値が図2に示す大当り数値に該当するかどうか判断し、該当する場合には、大当り、非該当の場合には外れを判断する(S102)。このとき、他のルーチンにおいて確率変動処理を行っており、低確率時と高確率時との間の移行を処理するようにしており、大当り図柄が16個の大当り図柄の内の4つの特定図柄に該当すれば、第1回目の大当り処理が終了してから低確率時から高確率時へ移行して確率を向上させ、以後2回の大当りにおいて高確率が保証されるようになっており、このような高確率時において、新たに上記特定図柄で大当りとなれば、またそこから以後の2回の大当りにおいて高確率が保証され、そして、そうした高確率時が終了すると低確率時に戻るように設定しており、一方、大当り図柄が特定図柄以外の大当り図柄であれば、第1回目の大当り処理が終了しても、低確率時のままであり、確率変動は生じないこととなる。そして、大当りの場合には左停止図柄決定カウンタ15bのカウント値0〜15からランダムに1つの数値を選択し、このカウント値に応じて対応する1つの大当り図柄を図3に基づいて決定する(S103)。
次に液晶表示盤9の左図柄表示部5、右図柄表示部7の順序で停止させて所謂リーチ表示をさせるとともに、補助図柄Dが変動表示を開始する(S104)。そして、図10に示す中図柄及び補助図柄の変動停止ルーチン処理にジャンプし、所定時間後に中図柄B及び補助図柄Dを停止させ、補助図柄Dの意味するところに従って、再度、中図柄Bの変動及び停止をさせる(S105)。この特徴的な処理については後に詳述する。こうして特定遊技状態となり、画像処理装置3から大当りの画像データを読みだし、液晶表示盤9への前述の大当りに対応する特別図柄表示を行うとともに、スピーカ23からの大当り音の出力、各種LED29a〜29cのオン等を指示するとともに、大入賞口36を所定時間開放し、その間、遊技領域24を落下する打球を特定領域37内に受け入れる等の前述した大当り処理を行う(ステップS106)。続いて、大当り処理が終了したかどうかを判断し(S107)、否定判断された場合には、ステップS106に戻りステップS106の処理を繰り返す。一方、肯定判断された場合には、処理はリタ―ンに抜ける。
一方、S102において否定判断されると、所定の外れ処理(S108〜S113)を行い、処理はリターンに抜ける。すなわち、外れの場合には前述の外れ停止図柄決定カウンタ15b〜dのカウント値の数値からランダムに1つの数値を選択し、このカウント値に応じて対応する外れ停止図柄を決定する(S108)。次にリーチ表示であるか否か、すなわち左図柄Aと右図柄Cの色と数字が同一であるか否か判断し(S109)、肯定判断された場合には、リーチ表示を行い(S110)、補助図柄Dの変動を開始させ、前述の図10のサブル―チンを実行し、前記で説明したように、中図柄B及び補助図柄Dの変動及び停止を行う(S111)。一方、 S109で否定判断された場合には、単に特別図柄ABCの変動停止を行うだけであり、補助図柄Dの意味するところに従って中図柄Bの再度の変動は行わない(S112)。次に所定の外れ処理(S113)を行いリターンに抜ける。
図10の特徴的な構成に係るサブルーチンについて説明する。このサブルーチンは、図9のS105又はS111が実行されるときに、実行されるものである。最初に、 S105の場合(大当りリーチの場合)を説明すると、補助図柄Dの停止図柄が「ドロー4」か否かを判断し(S200)、肯定判断された場合には、中図柄Bの停止図柄を4駒戻した図柄を一時停止図柄と決定し、そのデータをRAM12に格納する(S201)。例示として、 S103において大当り図柄が青「333」に決定されたとすると、中図柄Bの停止図柄が青「3」から4駒戻った図柄である赤「3」を一時停止図柄と決定する(図4参照)。 S200において否定判断がなされると、補助図柄Dの停止図柄が「ドロー2」か否かを判断し(S202)、肯定判断された場合には、中図柄Bの停止図柄を2駒戻した図柄を一時停止図柄と決定し、そのデータをRAM12に格納する(S203)。大当り図柄が青「333」であるから、中図柄Bの停止図柄が青「3」から2駒戻った図柄である青「1」を一時停止図柄と決定する(図4参照)。S202において否定判断がなされると、補助図柄Dの停止図柄が「スキップ」か否かを判断し(S204)、肯定判断された場合には、図6のスキップ乱数に基づいて抽選を行い、いずれか1つのデータをランダムに選択する。そして中図柄Bの停止図柄をスキップ駒まで戻した図柄を一時停止図柄と決定し、そのデータをRAM12に格納する(S205)。大当り図柄が青「333」であるから、乱数値が7であるとすると、中図柄Bの停止図柄が青「3」から8駒戻った図柄である緑「3」を一時停止図柄と決定する(図4参照)。S204において否定判断がなされると、補助図柄Dの停止図柄が「リバース」か否かを判断し(S206)、肯定判断された場合には、中図柄Bの停止図柄を1駒まで進めた図柄を一時停止図柄と決定し、そのデータをRAM12に格納する(S207)。大当り図柄が青「333」であるから、中図柄Bの停止図柄が青「3」から1駒進めた図柄である青「4」を一時停止図柄と決定する(図4参照)。S206において否定判断がなされると、補助図柄Dの停止図柄は残る「ワイルド」であると決定されるので、左図柄A及び右図柄Cの停止図柄の色以外の色の現停止図柄Bの数まで戻った図柄を一時停止図柄と決定し、そのデータをRAM12に格納する(S208)。大当り図柄が青「333」であるから、中図柄Bの停止図柄である青「3」と同じ数値であり、かつ、左停止図柄A以外の色である黄「3」を一時停止図柄と決定する(図4参照)。そして、「ドロー2」「スキップ」「リバース」の場合には、色が4種類あるので、S203,S205,S207の後は、 S209に移行し、左停止図柄A又は右停止図柄Cいずれか一方の色と、補助図柄Dの色とを比較し、異なる色である旨の否定判断がされた場合には、S210で中図柄Bを一時停止させる必要が無いことから、中図柄の再変動及び停止は実行されず、単に特別図柄ABC及び補助図柄Dの変動を行い、大当り図柄(上記設例では青「333」)及び補助図柄Dが停止されることとなる。一方、S209で肯定判断された場合、又は「ドロー4」「ワイルド」である場合には、S201,S208の後は、中図柄B及び補助図柄Dを変動させた後に同時に停止させ、次に、補助図柄Dの表示の意味するところである図11(a)の表に従って、中図柄Bを再度変動及び停止させ、大当り図柄(上記設例では青「333」)を停止させることとなり、処理はリターンに抜ける。
上記設例では、青「3?3」のリーチ表示において、(1)補助図柄Dが「ドロー4」で停止した場合には、中図柄Bは一旦赤「3」で停止した後、再度変動を開始し青「3」まで4駒進んで停止し、(2)補助図柄Dが「ドロー2」で停止した場合には、中図柄Bは一旦青「1」で停止した後、再度変動を開始し青「3」で2駒進んで停止し、(3)補助図柄Dが「スキップ」で停止した場合には、中図柄Bは一旦緑「3」で停止した後、再度変動を開始し青「3」まで8駒進んで停止し、(4)補助図柄Dが「リバース」で停止した場合には、中図柄Bは一旦青「4」で停止した後、再度変動を開始し青「3」まで1駒戻って停止し、(5)補助図柄Dが「ワイルド」で停止した場合には、中図柄Bは一旦黄「3」で停止した後、再度変動を開始し青「3」で停止する。
一方、S111の場合(外れリーチの場合)に図10のサブルーチンが実行される場合、例示として、外れ停止図柄が赤「1」緑「2」赤「1」の3桁の組み合わせである場合には、(1)補助図柄Dが「ドロー4」で停止した場合には、中図柄Bは一旦黄「2」で停止した後、再度変動を開始し緑「2」まで4駒進んで停止し、(2)補助図柄Dが「ドロー2」で停止した場合で同色の場合には、中図柄Bは一旦黄「4」で停止した後、再度変動を開始し緑「2」まで2駒進んで停止し、(3)補助図柄Dが「スキップ」で停止した場合で同色の場合には、中図柄Bは一旦青「2」で停止した後、再度変動を開始し緑「2」まで進んで停止し、(4)補助図柄Dが「リバース」で停止した場合で同色の場合には、中図柄Bは一旦緑「3」で停止した後、再度変動を開始し緑「2」まで1駒戻って停止し、(5)補助図柄Dが「ワイルド」で停止した場合には、中図柄Bは一旦赤「3」で停止した後、再度変動を開始し緑「2」で停止する。
他の実施形態としては、上述の実施形態と同様の構成とされ、図10のサブルーチンに代えて、補助図柄Dの表示態様を図11(a)を図11(b)に変更したものがある。その詳細については図示及び説明を割愛するが、図11(b)に示す通り、補助図柄Dは、「星」「チャンス1」「チャンス2」「チャンス3」の4つの図柄から構成されており、「星」で停止した場合には、外れを意味し、中図柄Bの再度の変動は行わず、「チャンス1」で停止した場合には、大当りでない場合再度変動して停止し、「チャンス2」で停止した場合には、チャンス1と同様の動作を2回繰り返し、「チャンス3」で停止した場合には、チャンス1と同様の動作を3回繰り返すようにしているものである。この実施態様では、外れを設定するとともに、補助図柄の数字の意味するところに従って、中図柄Bを再度変動させることが特徴となっている。なお、上記回数設定については最大3回に限定されず、その上限を増加することも可能である。
以上のように本実施形態が構成されていることにより、ゾロ目のものがほとんどである遊技場において、本実施形態に係る弾球遊技機で遊技を行う遊技者は、補助図柄Dによってリーチ後の態様が豊富化し、新鮮な当り感が得られ、興趣が一層高められるという効果が生じるのである。
以上、本実施形態を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において本発明の構成を適宜改変できることは当然であり、このような改変も、本発明の技術的範囲に属するものである。例えば、本発明はいわゆる権利物と呼ばれている機種、アレンジボール遊技機、時短機等他の種類の弾球遊技機にも適用が可能である。図12(a)に示す通り、本実施形態に係る補助図柄表示部8を所謂疑似図柄表示部80'とし、そこに補助図柄Dの擬似図柄を表示するとともに、その下側に特別図柄ABCを表示する特別図柄表示部5',6',7'を配置することも可能であり、又は図12(b)に示す通り、補助図柄表示部8を比較的大きな画面構成の疑似図柄表示部80"とし、そこに補助図柄Dの擬似図柄を表示するとともに、その下側に特別図柄ABCの擬似図柄を表示する比較的大きな画面構成の擬似図柄表示部50",60",70"'を配置することも可能であり、一方、その右下最下部にそれらよりもかなり小さな目立たない画面構成の特別図柄ABCを表示するための3桁の左、中、及び右図柄表示部5",6",7"を備えるように構成してもよい。さらに、補助図柄の意味するところも、図11(a)(b)のものに限定されず、種々なる態様を設定することが可能である。
請求項1〜4に係る発明によれば、可変表示装置の大当り状態の表示に変化をもたせ、遊技者に新鮮な興趣を持たせることができる。
1・・・電子制御装置
2・・・可変表示装置
5・・・左図柄表示部
6・・・中図柄表示部
7・・・右図柄表示部
8・・・補助図柄表示部
9・・・液晶表示盤
10・・・CPU
11・・・ROM
12・・・RAM

Claims (4)

  1. 3桁の第1図柄を表示する表示装置を有し、該表示装置にて前記3桁の第1図柄が所定の当り図柄組合せで停止表示することで、遊技者にとって有利な当り遊技を実行する遊技機において、
    始動口に遊技球が入球することを契機に前記3桁の第1図柄の変動表示を開始する変動表示手段と、
    前記3桁の第1図柄の変動表示を開始した後に、該3桁の第1図柄のうち2桁の第1図柄が前記当り図柄組合せを構成する図柄で停止するリーチ表示を行うリーチ表示手段と、
    前記リーチ表示が行われた後に、残り桁の第1図柄が前記当り図柄組合せを構成しない図柄で停止するリーチ外れ表示を行うリーチ外れ表示手段と、
    前記リーチ外れ表示が行われると、複数種類の第2図柄のいずれかを前記表示装置に表示する第2図柄表示手段と、
    前記表示装置に前記複数種類の第2図柄のうち特定の第2図柄が表示されると、予め定められた複数種類の再変動態様のいずれかに従って、前記残り桁の第1図柄の再変動表示および停止を行い、前記3桁の第1図柄を前記当り図柄組合せで停止表示する再変動表示手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記再変動表示手段は、前記表示装置に前記特定の第2図柄以外の第2図柄が表示されると、前記予め定められた複数種類の再変動態様のいずれとも異なる再変動態様に従って、前記残り桁の第1図柄の再変動表示および停止を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記複数種類の第2図柄のうちいずれの第2図柄を表示するかを、第2図柄決定乱数を用いた抽選で決定する第2図柄抽選手段を備え、
    前記再変動表示手段は、
    前記第2図柄決定乱数を用いた抽選にて前記特定の第2図柄を表示することが決定されると、前記特定の第2図柄を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記複数種類の再変動態様のうちいずれの再変動態様で前記残り桁の第1図柄の再変動表示および停止を行うかを、前記第2図柄決定乱数と異なる再変動態様決定乱数を用いた抽選で決定する再変動態様抽選手段を備え、
    前記再変動表示手段は、
    前記表示装置に前記特定の第2図柄が表示されると、前記再変動態様決定乱数を用いた抽選にて決定された再変動態様に従って、前記残り桁の第1図柄の再変動表示および停止を行うことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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