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JP4987571B2 - 仮設足場用幅木の積み重ね構造 - Google Patents
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JP4987571B2 - 仮設足場用幅木の積み重ね構造 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の仮設足場用幅木を運搬等のために積み重ねるための構造に係り、例えば、建築作業現場、土木作業現場、解体作業現場等の各種作業現場で用いられる仮設足場用幅木に利用できるものである。
建築作業現場、土木作業現場、解体作業現場等の各種作業現場で構築される仮設足場には、作業者や工具の落下等を防止するために仮設足場用幅木が取り付けられ、このような仮設足場用幅木は、下記の特許文献1に示されている。
特開2002−227402号公報
仮設足場用幅木は、上記仮設足場を構築するために形状及び構造が同じになったものが多数用意され、全体が細長形状となっていて厚みがあるこれらの仮設足場用幅木は、各種作業現場へ搬送される際や各種作業現場から搬出される際に、輸送効率や取り扱い性を良好等とするために、厚さ方向を上下方向として上下に積み重ねられる。しかし、このように複数の仮設足場用幅木を上下に積み重ねた場合には、仮設足場用幅木相互の間で位置ずれが生じやすくなり、従来、このような位置ずれが生ずることを有効に防止するための充分な工夫はなされていない。
本発明の目的は、複数の仮設足場用幅木を上下に積み重ねた場合に、仮設足場用幅木相互の間で位置ずれが生ずることを有効に防止できるようになる仮設足場用幅木の積み重ね構造を提供するところにある。
本発明に係る仮設足場用幅木の積み重ね構造は、複数の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられる仮設足場用幅木の積み重ね構造であって、上下に隣接する2個の仮設足場用幅木のうちの一方の仮設足場用幅木に、凸部と凹部のうち、少なくとも凸部が形成され、他方の仮設足場用幅木に、凸部と凹部のうち、少なくとも凹部が形成され、前記凸部が前記凹部に嵌合することにより、前記2個の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられることを特徴とするものである。
本発明では、上下に隣接する2個の仮設足場用幅木のうちの一方の仮設足場用幅木に、凸部と凹部のうち、少なくとも凸部が形成され、他方の仮設足場用幅木に、凸部と凹部のうち、少なくとも凹部が形成され、凸部が凹部に嵌合することにより、2個の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられるため、凹部への凸部の嵌合により、上下に隣接する2個の仮設足場用幅木相互の間で位置ずれが生ずることを有効に防止できることになる。
本発明において、上下に隣接する2個の仮設足場用幅木のうちの一方の仮設足場用幅木に、凸部と凹部のうち、少なくとも凸部を形成し、他方の仮設足場用幅木に、凸部と凹部のうち、少なくとも凹部を形成するための形態は、任意である。その一例は、上下に隣接する2個の仮設足場用幅木のそれぞれに前記凸部と前記凹部の両方を複数形成し、それぞれの凸部がそれぞれの凹部に嵌合することにより、凸部と凹部を含めて形状及び構造が同じになっている2個の仮設足場用幅木を上下に積み重ねることである。
これによると、それぞれの仮設足場用幅木に凸部と凹部の両方が複数形成されているため、凸部が凹部へ嵌合した箇所は複数できることになり、このため、仮設足場用幅木相互の間で水平面方向の回転ずれが生ずることも防止できる。
さらに、これによると、それぞれの仮設足場用幅木は、上述の凸部と凹部を含めて形状及び構造を同じにできるため、多数の仮設足場用幅木を有効に量産することができる。
また、それぞれの仮設足場用幅木にこれらの仮設足場用幅木の厚さ方向に突出した突出部が設けられる場合には、この突出部に凸部と凹部のうちの一方を形成するとともに、突出部から仮設足場用幅木の長手方向にずれた位置に他方を形成し、凸部が凹部に嵌合することによって上下に隣接する2個の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられたときに、これらの仮設足場用幅木の突出部同士が仮設足場用幅木の長手方向にずれるようにしてもよい。
これによると、仮設足場用幅木に厚さ方向に突出した突出部が設けられていても、凸部が凹部に嵌合することによって上下に隣接する2個の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられたときに、これらの仮設足場用幅木の突出部同士は仮設足場用幅木の前記長手方向にずれるため、仮設足場用幅木の全体の積み重ね高さ寸法を、上記突出部による影響を抑制して低く抑えることができ、積み重ねられた仮設足場用幅木が不安定になることをなくすことができる。
また、このように仮設足場用幅木の突出部に凸部と凹部のうちの一方を形成するとともに、突出部から仮設足場用幅木の長手方向にずれた位置に他方を形成する場合には、上記一方を凸部とし、上記他方を凹部としてもよく、あるいは、上記一方を凹部とし、上記他方を凸部としてもよい。
そして、上記一方を凸部とし、上記他方を凹部とする場合には、この凹部を、1個の前記凸部に対し、この凸部の位置から前記長手方向の両側に2個形成してもよい。
これによると、2個の凹部のうちから凸部を嵌合する1個の凹部を選択することにより、上下に隣接する2個の仮設足場用幅木を積み重ねる際に、下側の仮設足場用幅木の突出部に対して上側の仮設足場用幅木の突出部を仮設足場用幅木の長手方向のどちらの側にもずらせることができるようになり、また、凸部が嵌合されなかった凹部に仮設足場用幅木の突出部以外に部分が当接ことになっても、この凹部は仮設足場用幅木の積み重ね方向である高さ方向の寸法を有しないため、上記2個の仮設足場用幅木を安定させて積み重ねることができる。
また、本発明に係る仮設足場用幅木の積み重ね構造は、3個以上の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられる仮設足場用幅木の積み重ね構造であって、それぞれの前記仮設足場用幅木には、これらの仮設足場用幅木の厚さ方向両側となっている表側と裏側のうち、裏側へ突出した突出部が設けられているとともに、それぞれの前記仮設足場用幅木には、前記表側と前記裏側の両方において、凸部と凹部が設けられ、これらの凸部と凹部及び前記突出部を含めて形状及び構造が同じになっている前記3個以上の仮設足場用幅木のうち、上下に隣接する2個の仮設足場用幅木は、これらの仮設足場用幅木の前記突出部同士がこれらの仮設足場用幅木の長手方向にずれた状態で、裏側の前記凸部が裏側の前記凹部に嵌合することによって積み重ねられ、前記2個の仮設足場用幅木のうちの1個の仮設足場用幅木を含む上下に隣接する2個の仮設足場用幅木は、表側の前記凸部が表側の前記凹部に嵌合することによって積み重ねられることを特徴とするものである。
この仮設足場用幅木の積み重ね構造によると、それぞれの仮設足場用幅木には、これらの仮設足場用幅木の表側と裏側の両方において、凸部と凹部が設けられ、積み重ねられる3個以上の仮設足場用幅木のうち、上下に隣接する2個の仮設足場用幅木は、裏側の凸部が裏側の凹部に嵌合することによって積み重ねられ、そして、これら2個の仮設足場用幅木のうちの1個の仮設足場用幅木を含む上下に隣接する2個の仮設足場用幅木は、表側の凸部が表側の凹部に嵌合することによって積み重ねられるため、上下に隣接する仮設足場用幅木同士を、裏側同士の対面と表側同士の対面によって積み重ねことができ、これを繰り返すことにより、4個以上の仮設足場用幅木を積み重ねることができる。
また、この仮設足場用幅木の積み重ね構造によると、それぞれの仮設足場用幅木に、これらの仮設足場用幅木の厚さ方向両側となっている表側と裏側のうち、裏側へ突出した突出部が設けられていても、上下に隣接する2個の仮設足場用幅木は、これらの仮設足場用幅木の突出部同士がこれらの仮設足場用幅木の長手方向にずれた状態で、裏側の凸部が裏側の凹部に嵌合することによって積み重ねられるため、上記突出部による影響を抑制して仮設足場用幅木の全体の積み重ね高さ寸法を低く抑えることができ、積み重ねられた仮設足場用幅木が不安定になることをなくすことができる。
さらに、この仮設足場用幅木の積み重ね構造によると、それぞれの仮設足場用幅木は、上述の凸部と凹部及び突出部を含めて形状及び構造を同じにできるため、多数の仮設足場用幅木を有効に量産することができる。
以上説明した本発明において、仮設足場用幅木に設ける凸部と凹部は、任意な形態のものでよい。すなわち、凸部は、仮設足場用幅木を構成する部材同士を結合するための結合具でもよく、仮設足場用幅木を構成する部材の一部にプレス加工で形成した突起でもよく、仮設足場用幅木を構成する部材に溶接等で取り付けた小片部材等でよい。そして、凹部は、孔(又は穴)でもよく、窪みでもよく、溝でもよい。また、上記結合具は、ボルト・ナットでもよく、リベットでもよく、鳩目金具でもよい。
凸部を、仮設足場用幅木を構成する部材同士を結合するための結合具とする場合において、仮設足場用幅木を構成するこれらの部材は任意な部材でよく、その一例は、仮設足場用幅木が、幅木本体と、この幅木本体の長手方向の端部に結合された延長部材とを含んで構成される場合には、結合具で結合される部材を、幅木本体と延長部材にすることである。
本発明によると、複数の仮設足場用幅木を上下に積み重ねた場合に、仮設足場用幅木相互の間で位置ずれが生ずることを有効に防止できるという効果を得られる。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。初めに、本実施形態に係る仮設足場用幅木の構造及び作用について説明する。
図1は、本実施形態に係る仮設足場用幅木10が用いられた仮設足場1を示し、この仮設足場1は、建物の建築現場で構築されたものであって、並設された複数の建枠2と、これらの建枠2同士の間に水平に架設された布板3と、建枠2同士の間に斜めに掛け渡されたブレース4と、建枠2同士の間に水平に掛け渡された手摺り5とを含んで構成されている。手摺り5は、仮設足場1における建物とは反対側の背面側に配設され、左右方向を長手方向とする幅木10は、この背面側となっている布板3の側端部に、布板3の長さ方向に沿って取り付けられる。これにより、布板3の上に乗って作業を行う作業者や布板3の上に載せられている工具類等が仮設足場1の背面側から落下することが、幅木10によって防止される。
図2は、幅木10の厚さ方向の一方の面、すなわち、幅木10の厚さ方向両側の面となっている表側の面と裏側の面とのうち、布板3の上に乗った作業者から見ることができる幅木10の表側の面を示す斜視図であり、図3は、幅木10の裏側の面を示す斜視図である。そして、図4は、図2のS4−S4線断面図である。これらの図面に示されているように、幅木10は、板金製の幅木本体11と、板金製の延長部材12と、ねじ軸13と、板金製のストッパ部材14と、厚板金属製又は鋳物製のフック部材15と、板金製のカバー部材16と、板金製の補助部材17と、を主要部材として構成されている。
図3に示されているとおり、左右方向に細長い部材となっている幅木本体11は、鉛直のウェブ部11Aと、このウェブ部11Aの上下両端から前記裏側の水平方向に延びる上下フランジ部11B,11Cと、これらのフランジ部11B,11Cの先端から互いに接近する上下方向に延びる上下リップ部11D,11Eとを有するチャンネル形状となっており、本実施形態では、上下リップ部11D,11Eの先端には、ウェブ部11A側へ折り曲げられた上下折曲片11F,11Gが設けられている。上下フランジ部11B,11Cのうち、下フランジ部11Cの裏側への水平延出量は、上フランジ部11Bの裏側への水平延出量よりも少し長くなっている。
幅木本体11の左右方向長さは、図1で示した仮設足場1の互いに隣り合っている2個の建枠2の間隔よりも少し短い長さとなっている。この幅木本体11の長さ方向の両端部には、図2及び図3で示されているとおり、延長部材12がボルト・ナットによる結合具18で結合され、図1で示されているように、2個の幅木10が、これらの幅木10の長手方向に直列的に配置されて2個の布板3に取り付けられたとき、これらの幅木10の互いに向かい合う側の2個の延長部材12同士が重なり合い、これにより、これらの幅木10の間に隙間が生じないようになっている。また、重なり合った延長部材12は建枠2の縦材2Aと対面するとともに、反対側の延長部材12も他の建枠2の縦材2Aと対面するようになっており、これにより、それぞれの幅木10が、幅木10の長さ方向と直交する水平方向である幅木10の厚さ方向の荷重であって仮設足場1の前記背面側への荷重を受けたとき、この荷重を、延長部材12を介して建枠2の縦材2Aによって支持できるようになっている。
また、図2及び図3に示されているように、それぞれの延長部材12の上下部には、略半円形に湾曲成形された補強部12Aが設けられ、これらの補強部12Aにより、上記荷重に対する延長部材12の曲げ強度が大きくなっている。
本実施形態に係る幅木10には、2個のねじ軸13が幅木10の長手方向に間隔をあけて配置され、これらのねじ軸13ごとに、前述したストッパ部材14とフック部材15とカバー部材16と補助部材17とが幅木本体11に配置されている。
幅木本体11の上フランジ部11Bには、それぞれのねじ軸13を配置する位置において、図4で示されているように、切欠部19が形成され、幅木本体11の上リップ部11Dと上折曲部11Fまで達しているこの切欠部19は、ねじ軸13を幅木10の裏側から挿入できるように、幅木10の裏側から切り込まれている。また、ストッパ部材14は、上フランジ部11Bの上に載せられた上面部14Aを有しており、上フランジ部11Bにリベット等の結合具で結合されているこの上面部14Aには、ねじ軸13を挿入できる切欠部20が形成され、この切欠部20は幅木10の表側から切り込まれている(図2も参照)。
図4に示されているとおり、ねじ軸13の上端に形成された頭部13Aは、ストッパ部材14の上面部14Aの上に載せられ、幅木10の裏側においてこの上面部14Aから垂下している垂下部14Bの下端には、上面部14Aと平行になっているストッパ部14Cが形成されており、このストッパ部14Cには、ねじ軸13を挿入するための切欠部21が幅木10の表側から切り込まれている。ねじ軸13には、ストッパ部14Cの下側において、フランジ部13Bが形成されており、このため、幅木本体11におけるねじ軸13の高さ位置は、頭部13Aが上から当接するストッパ部材14の上面部14Aと、フランジ部13Bが下から当接するストッパ部材14のストッパ部14Cとにより、常に一定位置に保持されており、ねじ軸13を頭部13Aに係合させた工具や手で回転させても、ねじ軸13は一定の高さ位置を維持するようになっている。
図3に示されているように、幅木本体11におけるフック部材15が配置される箇所には、幅木本体11の前述の下フランジ部11Cと下リップ部11Eと下折曲部11Gとを切り取ることによって形成された切欠部22が設けられ(図4も参照)、この切欠部22からフック部材15の上部が幅木本体11の内部に挿入されている。図4に示すとおり、フック部材15は、溶接一体化されたナット部材25による螺入部15Aが設けられていて、ねじ軸13の下部が挿入される上下の貫通孔が形成されている上辺部15Bと、この上辺部15Bにおける幅木10の裏側の端部から鉛直下向きに延びる下向き延出部15Cと、この下向き延出部15Cの下端から幅木10の表側へ水平に延びる下辺部15Dと、この下辺部15Dの先端から斜め上向きに延びる斜め上向き延出部15Eとからなる。フック部材15は、下向き延出部15Cの途中から幅木本体11の下側へ突出しており、このため、下辺部15Dと斜め上向き延出部15Eは、幅木本体11の下側に露出している。
また、図4に示されているように、ねじ軸13の下部は、フック部材15の上辺部15Bに設けられた螺入部15Aに上から螺入されている。
幅木10の裏側に配置される図3で示すカバー部材16は、幅木10の表側の面と上下面とが開口面となっていて同一断面が上下方向に連続している矩形部16Aと、この矩形部16Aの幅木本体11側の端部から左右の互いに離れる方向に折り曲げられた2個のフランジ部16Bとからなる断面ハット形状となっている。矩形部16Aの内側の左右寸法は、フック部材15の左右寸法よりも若干大きく、また、矩形部16Aの外側の左右寸法は、幅木本体11に形成されている前記切欠部22の左右寸法と対応する寸法となっている。また、カバー部材16の全体の上下寸法は、図4から分かるように、幅木本体11の上リップ部11Dの上下方向寸法と下フランジ部11Cの厚さ寸法と上折曲部11Fの厚さ寸法とを差し引いた幅木本体11の全体上下寸法と同じ又はこれより若干小さくなっている。
このような形状及び寸法となっているカバー部材16は、図3で示されているように、2個のフランジ部16Bが幅木本体11のウェブ部11Aに当接するまで、矩形部16Aの大部分が前記切欠部22から幅木本体11の内部に挿入され、幅木本体11の内部に挿入できない矩形部16Aの部分を切欠部22から幅木本体11の外部裏側へ突出させる。そして、フランジ部16Bをリベット等の結合具でウェブ部11Aに結合することにより、カバー部材16は幅木本体11に取り付けられる。
このようにカバー部材16を幅木本体11に取り付けると、ストッパ部材14の上面部14Aから頭部13Aが突出しているねじ軸13の略全部は、カバー部材16の矩形部16Aの内部に収納されるため、このねじ軸13の略全部はカバー部材16によって覆われることになり、また、フック部材15の上辺部15Bもカバー部材16の内部に収納されることになる。
そして、上述したように、矩形部16Aの内側の左右寸法は、フック部材15の左右寸法よりも若干大きい寸法となっているため、ねじ軸13を頭部13Aでの回転操作で回転させることにより、このねじ軸13が螺入している螺入部15Aを有しているフック部材15は、ねじ軸13を中心とした回転がカバー部材16で阻止されながらねじ軸13のねじ送り作用によって上下方向に移動することになり、フック部材15は、カバー部材16に案内されながら上下動することになる。
なお、本実施形態では、図3で示すように、ストッパ部材14には、カバー部材16の矩形部16Aの外側面にあてがわれる側面部14Dが設けられており、この側面部14Dは、矩形部16Aの外側面にリベット等の結合具で結合されるようになっている。
前述した図2で示す補助部材17は板材の折り曲げで形成され、図4で示されているとおり、この補助部材17は、幅木本体11のウェブ部11Aの外面に当てがわれる鉛直部17Aと、この鉛直部17Aの下端から幅木10の裏側へ屈曲した水平部17BとからなるL字状である。鉛直部17Aは、カバー部材16のフランジ部16Bを幅木本体11のウェブ部11Aに結合するための上記結合具により、フランジ部16Bと共にウェブ部11Aに共締めされている。
幅木本体11の下面に配置される補助部材17の水平部17Bには、図4で示すように、下方へ突出する突条部27が形成されており、この突条部27は、幅木10の長手方向となっている補助部材17の左右方向の幅の全長に渡って連続している。この突条部27は、図1の仮設足場1の構成部材となっている布板3の表面の図5及び図6で示す側端部に形成された溝28に上から挿入できるものになっている。この溝28は、布板3の上に乗る作業者のスリップ止めのために布板3の幅方向に複数形成されたうちの一つである。
なお、布板3は、布板3の輪郭と骨組みを形成している複数のフレーム部材31と、これらのフレーム部材31の上面に固定された天板部材32とを含んで構成され、幅木10は、布板3のうち、側部フレーム部材31Aによって下方へ突出した突出部3Aが形成されている側端部において、布板3に下記のように取り付けられるようになっている。
幅木10を布板3に取り付けるときには、ねじ軸13の回転により、図5で示すように、フック部材15の上辺部15Bを幅木本体11の下フランジ部11Cの上面近くまで達しているねじ軸13の下端の近傍まで降ろし、これにより、幅木本体11の下面とフック部材15の下辺部15Dとの間隔を布板3の突出部3Aの上下寸法よりも大きくする。次いで、幅木本体11の下面とフック部材15の下辺部15Dとの間に突出部3Aが入るように、幅木10を布板3の幅方向内側へ移動させ、この後、ねじ軸13を頭部13Aの回転操作で回転させてフック部材15を上方へ移動させることにより、図6で示すとおり、フック部材15の下辺部15Dと幅木本体11の下面とにより、布板3の下方へ突出した突出部3Aが設けられている布板3の側端部を挟着する。これにより、幅木10は布板3に取り付けられることになる。
以上のように行われる布板3への幅木10の取付作業の開始時において、図5で示すように、布板3に対する幅木10の位置が正確な位置となっておらず、この正確な位置から幅木10が布板3の幅方向外側へW分だけずれている場合には、ねじ軸13の回転でフック部材15を上方へ移動させる途中において、フック部材15の前述した斜め上向き延出部15Eは下辺部15Dから斜め上向きに延びているため、斜め上向き延出部15Eが布板3の突出部3Aの内側の角部3Bに当接することになる。そして、ねじ軸13の回転操作を継続させてフック部材15を引き続き上方へ移動させることにより、上述のように傾斜している斜め上向き延出部15Eの案内作用により、幅木10の位置は布板3の幅方向内側へ自動的に修正されることになる。このため、図6のようにフック部材15の下辺部15Dと幅木本体11の下面とにより、突出部3Aが設けられている布板3の側端部が挟着されたときには、幅木10は布板3の所定位置に取り付けられていることになる。
また、この取り付け後において、フック部材15の斜め上向き延出部15Eは、布板3の突出部3Aの内側の面と対面しているため、幅木10が布板3の幅方向外側へ移動することは斜め上向き延出部15Eで阻止され、幅木10が布板3の幅方向内側へ移動することはフック部材15の下向き延出部15Cで阻止される。
さらに、このときには、補助部材17の突条部27は布板3の溝28に係合しているため、これらの突条部27と溝28により、布板3に対する幅木10の滑り防止及び位置決めが行われている。
次に、図1で示した仮設足場1を構築するために用いる複数の幅木10を仮設足場1の構築現場に搬送するために、又は、仮設足場1の構築に用いられていた複数の幅木10を仮設足場1の解体現場から搬出するために、これらの幅木10を、それぞれの幅木10の厚さ方向である上下方向に積み重ねるための構造について説明する。
図7は、幅木10を上下5段10A〜10Eに積み重ねた状態を示す側面図であり、図8は、これらの幅木10のうち、積み重ねたときにおける下から3段目までの幅木10A〜10Cについての左右方向(それぞれの幅木10の長手方向)の位置関係を示す図であり、下から2段目と3段目の幅木10B,10Cについては、表裏両側を示している。
前述したように、図3で示されているカバー部材16の矩形部16Aの大部分は切欠部22から幅木本体11の内部に挿入されているが、幅木本体11の内部に挿入されていない矩形部16Aの部分は幅木本体11の裏側へ突出している。このため、カバー部材16により、幅木10の厚さ方向のうち、幅木10の裏側へ突出した突出部50が形成されていることになり、この突出部50は、カバー部材16と同じ個数の2個が幅木10の長手方向に設けられている。また、それぞれの突出部50には、突出部50の下部において、突起部40が形成され、幅木10の裏側の凸部51となっているこの突起部40は、板金製となっているカバー部材16を押し出しプレス加工によって形成されている。
また、図3に示されているとおり、幅木本体11の上リップ部11Dには、それぞれの突出部50の両側において、2個の孔41が幅木本体11の長手方向に離れて形成され、これらの孔41は、幅木10の裏側の凹部52となっている。
さらに、図2に示されているように、前述した幅木本体11と延長部材12とを結合している結合具18は、幅木10の表側の凸部53を形成するものとなっており、この凸部53は、1個の延長部材について上下方向に2個ある。また、図2に示されているように、幅木本体11の長手方向のそれぞれの端部の近くに設けられた結合具18よりも幅木本体11の長手方向の内側には、板金製の幅木本体11をプレス加工することにより、幅木10の表側へ突出したリング状のビード部54が形成され、このビード部54の内部は、ビード部54に対して相対的に幅木10の裏側へ窪んだ窪み部42となっているため、この窪み部42により、幅木10の表側の凹部55が形成されている。この凹部55も、凸部53と同じく、上下方向に2個ある。
以上において、図8に示されているとおり、幅木10の裏側に2個設けられているそれぞれの突出部50は、幅木10の長手方向のそれぞれの端部から同じ距離にあり、また、それぞれの突出部50における幅木10の裏側の凸部51は、幅木10の長手方向である突出部50の幅方向の中央部に形成されている。また、幅木10の裏側において、幅木本体11の長手方向に離れて突出部50の両側に形成されているそれぞれの凹部52は、幅木10の長手方向における凸部51からの距離が等しい箇所に設けられ、これらの距離はL1である。さらに、これらの距離L1は、突出部50についての幅木10の長手方向の寸法L2よりも少し大きい。
また、図8に示されているように、幅木10の表側において、幅木本体11の長手方向のそれぞれの端部の近くに設けられている凸部53は、幅木10の長手方向のそれぞれの端部から同じ距離にあり、さらに、幅木10の表側において、凸部53よりも幅木本体11の長手方向の内側に設けられているそれぞれの凹部55も、幅木10の長手方向のそれぞれの端部から同じ距離にある。幅木10の長手方向におけるこれらの凸部53と凹部55との間の距離はL3であり、この距離L3は、突出部50についての幅木10の長手方向の寸法L2よりも少し大きい。なお、L3=L1としてもよい。
また、上下2個設けられている幅木10の表側の凸部53の距離はL4であり、上下2個設けられている幅木10の表側の凹部55の距離もL4である。
次に、表裏両側の凸部51,53と凹部52,55と裏側の突出部50とを含めて同じ寸法、形状、構造で形成された複数の幅木10を上下に積み重ねる作業について説明する。
図7で示す上下5段の幅木10A〜10Eのうち、最下段の幅木10Aは、この図7に示されているように、表側を下側として図示しない積み重ね台等の上に載せられる。次に、下から2段目の幅木10Bは、裏側を下側として最下段の幅木10Aの上に積み重ねられ、すなわち、最下段の幅木10Aと下から2段目の幅木10Bは、互いに裏側同士が対面して積み重ねられ、この積み重ねは、最下段の幅木10Aの上下方向の向きと、下から2段目の幅木10Bの上下方向の向きとを逆にして(図7は、両方の幅木10A,10Bの厚さ方向が上下方向となっている図になっているため、図7では、最下段の幅木10Aの左右方向の向きと、下から2段目の幅木10Bの左右方向の向きとを逆にして)行うとともに、最下段の幅木10Aに対して下から2段目の幅木10Bを、幅木10の長手方向に図8の距離L1分だけずらせて行う。これにより、最下段の幅木10Aの裏側の凸部51を、下から2段目の幅木10Bの裏側の凹部52に嵌合し、最下段の幅木10Aの裏側の凹部52に、下から2段目の幅木10Bの裏側の凸部51に嵌合する。この状態が図9で示されている。
このように最下段の幅木10Aの上に下から2段目の幅木10Bを積み重ねたときに、凸部51を凹部52に嵌合することにより、本実施形態によると、これらの幅木10Aと10Bの間で位置ずれが生ずることを有効に防止できる。また、凸部51と、この凸部51が嵌合する凹部52とのそれぞれは、幅木10A,10Bの長手方向に複数設けられているため、最下段の幅木10Aに対して下から2段目の幅木10Bが水平方向に回転ずれすることも有効に防止できる。
さらに本実施形態によると、最下段の幅木10Aに対して下から2段目の幅木10Bは、幅木10の長手方向に、突出部50についての幅木10の長手方向の寸法L2よりも大きい図8の距離L1分だけずらされて積み重ねられるため、この積み重ねを、突出部50が突出している両方の幅木10A,10Bの裏側同士を対面させて行わせても、これらの突出部50を幅木10A,10Bの長手方向にずらせることができ、突出部50同士が当接しないため、突出部50による影響を抑制して2個の幅木10A,10Bの積み重ね高さを低く抑えることができる。
また、本実施形態によると、2段目の幅木10Bの裏側の凹部52は、凸部51に対して幅木10の長手方向両側に2個あり、これらの凹部52と凸部51との幅木10の長手方向における距離は、同じL1となっているため、最下段の幅木10Aの突出部50に対して下から2段目の幅木10Bの突出部50を幅木10に長手方向にずらせてこれらの幅木10Aと10Bを積み重ねる際に、最下段の幅木10Aの突出部50に対して下から2段目の幅木10Bの突出部50を、幅木10の長手方向の任意な側へずらせることができ、任意な側へずらせても凸部51を凹部52に嵌合することができ、さらに、凸部51が嵌合されずに残った凹部52は、幅木10の裏側へ突出しない形状となっているため、この残った凹部52に、最下段の幅木10の幅木本体11の下リップ部11Eが当接することにより、2個の幅木10Aと10Bを安定させて積み重ねることができる。
以上の積み重ねにより、下から2段目の幅木10Bの表側は、図7で示されているように、上向きとなっており、この下から2段目の幅木10Bの上に、図7に示されているように、下から3段目の幅木10Cを、この下から3段目の幅木10Cの表側を下向きにして積み重ねる。すなわち、両方の幅木10Bと10Cを表側同士を対面させて積み重ね、この積み重ねは、下から2段目の幅木10Bの上下方向の向きと、下から3段目の幅木10Cの上下方向の向きとを逆にして(前述したように図7は、両方の幅木10B,10Cの厚さ方向が上下方向となっている図になっているため、図7では、下から2段目の幅木10Bの左右方向の向きと、下から3段目の幅木10Cの左右方向の向きとを逆にして)行う。また、この積み重ねは、下から2段目の幅木10Bに対して下から3段目の幅木10Cを、最下段の幅木10Aに対して下から2段目の幅木10Bをずらせた側とは反対側へ、幅木10の長手方向に図8の距離L3分だけずらせて行う。
これにより、下から2段目の幅木10Bの表側のそれぞれの凹部55に、下から3段目の幅木10Cの表側のそれぞれの凸部53を嵌合するとともに、下から2段目の幅木10Bの表側のそれぞれの凸部53を、下から3段目の幅木10Cの表側のそれぞれの凹部55に嵌合する。この状態が図10で示されている。
このように下から2段目の幅木10Bと下から3段目の幅木10Cを積み重ねた場合にも、凸部53を凹部55に嵌合する箇所は複数個所できるため、これらの嵌合箇所により、最下段の幅木10Aと下から2段目の幅木10Bとの積み重ねと同じく、これらの2段目と3段目の幅木10Bと10Cとの間で位置ずれが生ずることを有効に防止できるとともに、これらの幅木10Bと10Cとの間で水平方向の回転ずれが生ずることも有効に防止できる。
また、幅木本体11の長手方向のそれぞれの端部の近傍には、同じ距離L3だけ幅木10の長手方向に離れて凸部53と凹部55が設けられているため、上述したように、下から2段目の幅木10Bに対して下から3段目の幅木10Cを、幅木10の長手方向であって、最下段の幅木10Aに対して下から2段目の幅木10Bをずらせた側とは反対側へ距離L3分ずらせて積み重ねこともでき、これにより、最下段の幅木10Aと下から3段目の幅木10Cとを、幅木10の長さ方向の位置を略一致させて積み重ねることができることになる。また、前述したように、L3=L1とすることにより、最下段の幅木10Aと下から3段目の幅木10Cとを、幅木10の長さ方向の位置を正確に一致させて積み重ねることができる。
また、凹部55に嵌合されずに残った凸部53は、幅木本体11のウェブ部11Aの裏側の面に取り付けられた延長部材12と対面し、幅木本体11には幅木10の表側へ突出しているリング状のビード部54が形成されているため、このビード部54により、凹部55に嵌合されずに残った凸部53が延長部材12に当接することはない。このため、下から2段目の幅木10Bと下から3段目の幅木10Cとを安定させて積み重ねことができる。
以上により、下から3段目までの幅木10A〜10Cが積み重ねられたことになり、下から3段目の幅木10Cは、最下段の幅木10Aと同じく、表側が下向きとなっているため、これ以後、下から4段目の幅木10Dは、下から2段目の幅木10Bと同じく、表側が上向きとなって積み重ねられ、下から5段目の幅木10Eは、下から3段目の幅木10Bと同じく、表側が下向きとなって積み重ねられ、これらの積み重ねが繰り返される。
このように積み重ねられた複数の幅木10は、表裏両側の凸部51,53が凹部52,55に嵌合することにより、位置ずれが防止され、水平方向の回転ずれも防止されている。
そして、それぞれの幅木10は、表裏両側の凸部51,53と凹部52,55と裏側の突出部50とを含めて寸法、形状、構造を同じにして生産することができるため、これらの幅木10を有効に量産することができる。
なお、幅木10の裏側の凸部51と幅木本体11の下フランジ部11Cとの間の幅木10の上下方向における距離と、幅木10の裏側の凹部52と幅木本体11の上フランジ部11Bとの間の幅木10の上下方向における距離とを同じにし、また、幅木10の表側の2個の凸部53のうち、幅木本体11の上フランジ部11B側の凸部53と、幅木本体11の上フランジ部11Bとの間の幅木10の上下方向における距離と、幅木10の表側の2個の凹部55のうち、幅木本体11の下フランジ部11C側の凹部55と、幅木本体11の下フランジ部11Cとの間の幅木10の上下方向における距離とを同じにすることにより、それぞれの幅木10を上下に積み重ねたときに、幅木10の長手方向と厚さ方向とに直交する方向(幅木10の幅方向)におけるそれぞれの幅木10の端部を正確に一致させることができる。
本発明は、建築作業現場、土木作業現場、解体作業現場等の各種作業現場で構築される仮設足場に用いられる仮設足場用幅木を上下に積み重ねるために利用できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る仮設足場用幅木が用いられて構築された仮設足場の全体を示す斜視図である。 図2は、仮設足場用幅木の表側の面を示す斜視図である。 図3は、仮設足場用幅木の裏側の面を示す斜視図である。 図4は、図2のS4−S4線断面図である。 図5は、仮設足場の布板への幅木の取付作業を開始するときにおける布板と幅木を示す縦断面図である。 図6は、仮設足場の布板への幅木の取付作業が終了したときにおける布板と幅木を示す縦断面図である。 図7は、幅木を上下5段に積み重ねた状態を示す側面図である。 図8は、図7の上下5段の幅木のうち、積み重ねたときにおける下から3段目までの幅木についての左右方向(それぞれの幅木の長手方向)の位置関係を示す図である。 図9は、最下段の幅木の上に下から2段目の幅木を積み重ねたときに示す縦断面図である。 図10は、下から2段目の幅木の上に下から3段目の幅木を積み重ねたときに示す縦断面図である。
符号の説明
10 仮設足場用幅木
11 幅木本体
12 延長部材
18 幅木本体と延長部材を結合する結合具
51 幅木の裏側の凸部
52 幅木の裏側の凹部
53 幅木の表側の凸部
55 幅木の表側の凹部

Claims (6)

  1. 複数の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられる仮設足場用幅木の積み重ね構造であって、
    上下に隣接する2個の仮設足場用幅木のうちの一方の仮設足場用幅木に、凸部と凹部のうち、少なくとも凸部が形成され、他方の仮設足場用幅木に、凸部と凹部のうち、少なくとも凹部が形成され、前記凸部が前記凹部に嵌合することにより、前記2個の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられ
    前記2個の仮設足場用幅木のそれぞれにはこれらの仮設足場用幅木の厚さ方向に突出した突出部が設けられ、この突出部には前記凸部と前記凹部のうちの一方が形成されているとともに、前記突出部から前記仮設足場用幅木の長手方向にずれた位置には他方が形成され、前記凸部が前記凹部に嵌合することによって前記2個の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられたときに、これらの仮設足場用幅木の前記突出部同士が前記仮設足場用幅木の長手方向にずれていることを特徴とする仮設足場用幅木の積み重ね構造。
  2. 請求項1に記載の仮設足場用幅木の積み重ね構造において、前記2個の仮設足場用幅木のそれぞれに前記凸部と前記凹部が複数形成され、それぞれの前記凸部がそれぞれの前記凹部に嵌合することにより、前記凸部と前記凹部を含めて形状及び構造が同じになっている前記2個の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられることを特徴とする仮設足場用幅木の積み重ね構造。
  3. 請求項1又は2に記載の仮設足場用幅木の積み重ね構造において、前記一方は前記凸部であって、前記他方は前記凹部であり、この凹部は、1個の前記凸部に対し、この凸部の位置から前記長手方向の両側に2個形成されていることを特徴とする仮設足場用幅木の積み重ね構造。
  4. 3個以上の仮設足場用幅木が上下に積み重ねられる仮設足場用幅木の積み重ね構造であって、
    それぞれの前記仮設足場用幅木には、これらの仮設足場用幅木の厚さ方向両側となっている表側と裏側のうち、裏側へ突出した突出部が設けられているとともに、それぞれの前記仮設足場用幅木には、前記表側と前記裏側の両方において、凸部と凹部が設けられ、これらの凸部と凹部及び前記突出部を含めて形状及び構造が同じになっている前記3個以上の仮設足場用幅木のうち、上下に隣接する2個の仮設足場用幅木は、これらの仮設足場用幅木の前記突出部同士がこれらの仮設足場用幅木の長手方向にずれた状態で、裏側の前記凸部が裏側の前記凹部に嵌合することによって積み重ねられ、前記2個の仮設足場用幅木のうちの1個の仮設足場用幅木を含む上下に隣接する2個の仮設足場用幅木は、表側の前記凸部が表側の前記凹部に嵌合することによって積み重ねられることを特徴とする仮設足場用幅木の積み重ね構造。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の仮設足場用幅木の積み重ね構造において、前記凸部は、前記仮設足場用幅木を構成する部材同士を結合するための結合具によって形成されていることを特徴とする仮設足場用幅木の積み重ね構造。
  6. 請求項5に記載の仮設足場用幅木の積み重ね構造において、前記仮設足場用幅木は、幅木本体と、この幅木本体の長手方向の端部に結合された延長部材とを含んで構成され、前記結合具は、前記幅木本体と前記延長部材とを結合するためのものであることを特徴とする仮設足場用幅木の積み重ね構造。
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