JP5017054B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
さらに、この荷受台昇降装置では、荷受台(上面)を水平姿勢として荷物の積み降ろし作業を行なう場合の他に、地上や作業を行なう床面の形状等に応じて、荷受台を後方に向かって下傾させた姿勢として行なう場合もある。
そして、特許文献1に記載の荷受台昇降装置では、荷受台上に載せた荷物(台車に載せた荷物)が、荷受台の後端部から、勝手に地上に降りてしまうことを防止するために、荷受台の上面に突条部が複数形成されている。
特に、図17に示しているように、荷物の載せ降ろしを容易とするために、荷受台の後端部は車両後方へ下傾している形状である。このため、前記面51の勾配θ1(水平に対する傾斜角度)はさらに小さくなり、つまり、傾斜がさらになだらかとなり、荷物が勝手に地上に降りることを防止する機能がさらに低下してしまう。
また、荷受台を下方へ傾斜させた姿勢として荷物を積み込む場合、前記面51の勾配θ1(水平に対する傾斜角度)はさらに小さくなってしまうため、荷物が勝手に地上に降りることを防止する機能がさらに低下してしまう。
これによれば、前記傾斜面の傾斜角度は小さいため(30°以下であるため)荷物を他方側へ移動させる作業(荷受台上に積み込む作業)をより一層楽に行なうことができる。
そして、凹凸面部に載っている荷物が一方側へ移動しようとしても、山部において、他方側の低部から頂部へと延びている第2面部の勾配は(第1面部の勾配よりも)大きいため、その荷物が第2面部に当ることにより荷物は一方側へ移動しにくくなる。したがって、荷受台の前記一方側の端部の上面が一方側に向かって下傾しているとしても、凹凸面部に載った荷物が地上へと勝手に降りてしまうことを抑制することができる。
図1は、この発明の荷受台昇降装置1の実施の一形態を示す側面図である。この荷受台昇降装置1は、車両(貨物自動車)の車体フレーム2の後部に取り付けられており、荷受台30を昇降させることにより地上と車体フレーム2上の荷箱(図示せず)との間で荷物の積み降ろしを行なう。
さらに、この荷受台昇降装置1は、荷受台30を荷箱の床下(車体フレーム2の後部の下方)の格納位置に格納することができる。図2は、荷受台30を格納位置に格納した状態の側面図である。後に説明するが、荷受台30をこの格納位置に格納するために、荷受台30は複数の(図例では基部荷受台31と先部荷受台32との二つの)荷受台構成部から成り、これらの荷受台構成部が前後方向に並んだ展開状態(図1の状態)から上下方向に重なった折り畳み状態(図2の状態)へと変化することができる。
積荷作業時(図1及び図6)では、先部荷受台32は基部荷受台31の車両後方に位置しており、荷受台30の上面には、基部荷受台31から先部荷受台32へ略真っ直ぐに連続した載置面19(載置面19a,19b)が構成される。一方、荷受台30を、格納位置に格納する際(図3から図5)及び荷受台30が格納された状態(図2)では、先部荷受台32は基部荷受台31に対して折り畳まれた状態にある。
また、固定フレーム3が有する左右のレール26間にわたって左右部材16が取り付けられており、この左右部材16の左右方向の中央部にシリンダ取付部材16aが固定されている。このシリンダ取付部材16aに、スライドシリンダ37の一端部(ロッド37aの先端部)が取り付けられている。
図2の状態からスライドシリンダ37が伸長すると、折り畳み状態の荷受台30は、車両後方へ移動する(図3)。この状態からリフトシリンダ23を短縮させると、平行リンクLが下方へ回動しリンク体14は下方へ移動する(図4)。このように平行リンクLが下方へ回動すると、折り畳み状態の荷受台30は、前記ガイドローラ18に載った状態となる。つまり、先部荷受台32の裏面(荷物を載せる載置面の反対側の面)が、ガイドローラ18に上から接触している状態となる。さらに、この荷受台30は前記第1ヒンジ部材15によってリンク体14に対して回動自在であるため、リンク体14が下方へ移動することによって、前後方向に水平姿勢(図3の状態)であった折り畳み状態の荷受台30は、徐々に傾斜姿勢となる。この結果、荷受台30は折り畳み状態のまま、ガイドローラ18によって車両前方側から支持され傾斜した姿勢となる(図4の状態)。
また、図6と図13とにおいて、この荷受台昇降装置では、荷受台30が展開状態で、先端部20aが荷受台30における車両前後方向の後端部となる。そして、地上にある荷物(荷物を載せた台車)は、この先端部20aから積み込まれ、また、荷受台30上の荷物は、この先端部20aを経て地上へ降ろされる。つまり、荷受台30の後方側(一方側)の先端部20aを経て、荷物を地上と荷受台30上との間で積み降ろしが行なわれる。なお、荷受台30との間で荷物の積み降ろしを行なう前記地上には、この荷受台昇降装置1が取り付けられている車両の車輪(図示せず)と同一面にある地面上の他に、車両の後方にあるプラットホーム等の他の作業台の床面を含む(例えば図15参照)。
また、図13に示しているように側面視において、先端部20aはくさび形状となっており、荷受台30(及び先端部20a)が水平である地面に接地している状態で、先端部20aの上面は全体として先端(後方)に向かって下へ傾斜する面となっている。
図7は前記荷受台30及び前記リンク体14の平面図であり、図8はその側面図である。前記のとおり荷受台30は、リンク体14に第1ヒンジ部材15を介して連結されている基部荷受台31と、この基部荷受台31に第2ヒンジ部材25を介して連結されている先部荷受台32とを有している。
第1サイドガード29は、第1本体部28の左右両側に設けられており、図10の上図に示しているように、展開状態において、第1サイドガード29の側壁部29bは、第1本体部28の左右方向の側部から、載置面19bよりも、上方へ突出した向きとなるようにして設けられている。
第1サイドガード29は、側壁部29b(以下、第1側壁部29bという)の他に、第1本体部28に取り付けられる取付部29aを有している。また、側壁部29bは、断面上下方向に延びている壁本体29gと、取付部29aの左右方向の側面から左右方向の外側へ延びている連結部29dとを有しており、壁本体29gは連結部29dから上方へ直線的に延びている。この連結部29dにより、第1側壁部29bの壁本体29gと、この第1側壁部29bが設けられている第1本体部28との間に、凹溝(凹部)34が形成される。凹溝34は、取付部29aと連結部29dと壁本体29gとによって囲われた部分として形成されている。
第2本体部20は、展開状態で、上面が載置面19aとなる平盤状の部材として構成されており、平面視において左右方向に長い矩形である(図7参照)。第2本体部20の左右方向の寸法は、第1本体部28と同一(略同一)である(図10参照)。なお、図10では、説明を容易とするために、展開状態にある基部荷受台31と先部荷受台32とを、実際の構成とは異なり、上下に並べて記載しているが、基部荷受台31と先部荷受台32との左右方向の配置については揃えて記載している。この図10によれば、第1サイドガード29を含めた基部荷受台31は、第2サイドガード21を含めた先部荷受台32よりも、連結部29dの長さだけ、左右方向の寸法(幅寸法)が大きい。
第2サイドガード21は、第2側壁部21bの他に、第2本体部20に取り付けられる取付部21aを有しており、第2側壁部21bは、取付部21aの上部でかつ左右方向の端部から上方へ延びている。
このように、第2サイドガード21は、第2側壁部21bによって荷物が左右方向に脱落することを防止する機能を有しているとともに、取付部21aは第2本体部20の左右方向の縁部を上下及び側方から覆っているため、当該取付部21aによって第2本体部20の縁部を保護する機能を有している。また、取付部21aを第2本体部20の縁部に取り付けることで、荷物の脱落を実質的に防止する第2側壁部21bを得ることができ、組立が簡単となる。
この結果、折り畳み状態で荷受台30(先部荷受台32と基部荷受台31との間)に雨水が溜まらず、この荷受台30を展開した際に雨水が飛び散ることもなく、荷物の積み降ろし作業を行なう作業者や積荷等が雨水で濡れてしまうことを防止することができる。
前記実施形態では、荷受台30を折り畳み状態とするため、図5のように先部荷受台32を基部荷受台31に対して車両前方へ折り返してから、図4のように、これらをさらに車両前方へ折り返すというように、2段階の折り返し動作を含むものであるが、図12の荷受台40は、1段階の折り返し動作によって折り畳み状態となるものである。
そして、図11において、折り畳み状態で、上となる先部荷受台42及びその側壁部42bは、下となる基部荷受台41及びその側壁部41bを上から覆っているとともに、上となる先部荷受台42の側壁部42bは、下となる基部荷受台41の側壁部41bよりも、左右方向の外側に位置して下方へ突出した向きとなる。さらに、この折り畳み状態で、側壁部42bは、側壁部41bと、左右方向で重なっている配置となる。
また、図10において、前記サイドガード29は、側壁部29bの他に取付部29aを有している形態を説明したが、取付部29aを省略し、側壁部29bが本体部28に直接取り付けられたものであってもよい。
そして、この荷受台30は、前記実施形態と同様の先端部20a(図13及び図14参照)を有しており、先端部20aの上面は凹凸面部33を有している。この図15における凹凸面部33は、前記実施形態と同じ構成(図10及び図11参照)となっている。
20a 先端部(一方側の端部)
30 荷受台
33 凹凸面部
35 山部
35a 低部
35b 頂部
35c 低部
38 載置面部(第1面部)
39 壁面部(第2面部)
Claims (3)
- 荷受台と、この荷受台を昇降させる昇降装置とを備え、前記荷受台の一方側の端部を経て荷物を地上と前記荷受台上との間で積み降ろしさせる荷受台昇降装置であって、
前記荷受台の前記端部の上面は凹凸面部を有し、この凹凸面部は、荷物の少なくとも一部が載る載置面部と、この載置面部の前記一方側の端縁から当該載置面部に略直交するようにして上方へ延びている壁面部と、が前記一方側に向かって交互に形成されて成り、
前記載置面部は、前記一方側の壁面部の下縁から、これと他方側に隣りの壁面部の上縁に向かって斜め上方へと延びている傾斜面を有していることを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記荷受台が水平である地上に接地している状態で、前記傾斜面の傾斜角度は水平に対して30°以下である請求項1に記載の荷受台昇降装置。
- 荷受台と、この荷受台を昇降させる昇降装置とを備え、前記荷受台の一方側の端部を経て荷物を地上と前記荷受台上との間で積み降ろしさせる荷受台昇降装置であって、
前記荷受台の前記端部の上面は、前記一方側に向かって複数の山部が形成されて成る凹凸面部を有し、
前記一つの山部は、前記一方側の低部から頂部へと延びている第1面部と、他方側の低部から前記頂部へと延びている第2面部とを有し、
前記第2面部の水平面に対する勾配は、前記第1面部の水平面に対する勾配よりも大きいことを特徴とする荷受台昇降装置。
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