JP5034306B2 - 周波数変調回路及びfm−cwレーダ装置並びに通信統合レーダ装置 - Google Patents
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「ミリ波技術の基礎と応用」,第2部第2章4.5.2FMCW方式,発行所 リアライズ社,1998 pp.233−234
(第1の実施の形態)
図1は本発明における第1の周波数変調回路の構成図である。図において、1は電圧制御発振器、2は分配回路、3はPLL処理部、31及び32は分周回路、33は位相比較回路、34はロック検出回路、35はフィルタ回路、4は基準発振回路、5はA/D変換器、6は制御電圧データ生成部、61は制御ステップ値生成回路、62は記憶回路、63は積算回路、64は加算回路、7はD/A変換器、8はローパスフィルタ(LPF)、9はスイッチ(SW)回路、10は周波数変調処理制御部、FOUTは電圧制御発振器1の発振周波数、FRは基準発振出力、MKは分周回路31に設定される周波数番号Kに対応した可変分周数(比較分周数)、R1は分周回路32に設定される固定分周数(基準分周数)、LDはPLL処理部3の位相同期状態を表すロック検出信号、VK(J)はPLL処理部3から出力されるJ番目のフレームにおける周波数番号Kの無変調波制御電圧、VDK(J)はJ番目のフレームにおける無変調波制御電圧VK(J)をディジタル値に変換した無変調波制御電圧データ、(ΔVDK(J)/Q)はJ番目のフレームにおける周波数番号(K−1)〜Kの区間の制御ステップ値を示している。
図1に示した第1の周波数変調回路は、図3に示したフローチャートに従って動作し、先ず初めに周波数計測モード301を実行する。次に、カウンタ初期化処理302で出力スロット数カウンタCNTを初期化する。本周波数変調回路が周波数計測モードとレーダモードで動作する場合は、出力スロット判定処理303においてFM−CW波出力スロット処理304のみが選択されるように制御され、FM−CW波出力スロット処理304が実行される毎にカウンタ加算処理306で出力スロット数カウンタCNTに1を加えて、カウンタ値判定処理307で設定されたスロット実行回数Sに達するまでFM−CW波出力スロット処理304を繰り返す。
図4において、第1の周波数計測モードを開始すると、先ず、初期設定処理401において、SW回路9の入力をフィルタ回路35側に接続し電圧制御発振器1がPLL処理部3の無変調波制御電圧で制御されるように周波数変調処理制御部10から設定されるモード切り替え信号に従って設定され、分周回路32に対して固定値である基準分周数Rが周波数変調処理制御部10から設定され、周波数番号Kに初期値0を設定する。ここで、周波数Kの最大値はNである。
TF=TM+TR
=TPK×(N+1)+TTR1×S(秒) (3)
また、1フレーム周期時間における周波数計測モード実行比率ΔTMは(4)式で求められる。
ここで、第1の周波数計測モードにおける周波数番号Kの無変調周波数のPLL引き込み時間TPKは、周波数分割数N、最大発振周波数FMAX、最小発振周波数FMIN、基準発振出力FR及び基準分周数Rをパラメータとして設計されるフィルタ回路35に依存するが、概ね1ミリ秒程度で実現可能であり、N=8とした場合、TMは10ミリ秒程度以下となる。また、一般的に時間経過に対する装置内部の温度上昇は装置電源投入直後の自己放熱によるものが支配的であり、密閉性が高く、一般的な冷却装置(例えば放熱ファン等)が設置されずに装置筐体の放熱フィンのみが付属する装置の装置内部温度上昇を実験的に測定した結果、1゜C上昇するのに100秒程度を要する。
(第2の実施の形態)
図7は本発明における第2の周波数変調回路の構成図である。図7の第2の周波数変調回路は、図1に示す第1の周波数変調回路の構成に、加算回路36を加えたものである。その他の構成は、図1と同じである。図8は第2の周波数計測モードのフローチャートである。図8に示したフローチャートは、図4に示したフローチャートの初期設定処理401を初期設定処理801に置き換え、また比較分周数設定処理402の直前に無変調波設定処理802を、周波数番号設定処理409の一方の分岐先に制御電圧データ出力設定処理803を付加したものである。
(第3の実施の形態)
図10は本発明における第3の周波数変調回路の構成図である。図10の第3の周波数変調回路は、図1に示す第1の周波数変調回路における基準発振回路4を、積算回路41、サイン波テーブルROM42、D/A変換器43及びLPF44に置き換えたものである。FRKは周波数番号Kにおける基準発振出力、Mは分周回路31に設定される固定分周数、R2は分周回路32に設定される固定分周数、ΔPKは周波数番号Kに対応する積算回路41に設定される位相データ、FDは積算回路41の積算クロックを示している。
Σ(ΔP0)を生成出力して、サイン波テーブルROM42から位相データ積算値Σ(Δ
P0)に従ったサイン波データを読み出し、該サイン波データはD/A変換器43にてアナログ値に変換され、LPF44にて高調波成分が除去されて基準発振出力FR0が出力される。
積算回路41における基準発振出力FRKは、位相データΔPKのビット数をUとすると、位相データΔPKと積算クロックFDを用いて以下の式で表される。
また、周波数番号Kの無変調周波数FKは比較分周数M、基準分周数R2及び基準発振出力FRKを用いて以下の式で表される。
(5),(6)式より、周波数番号Kの無変調周波数FKは次式で表される。
FK=FD×(ΔPK/2U)×(M/R2) (MHz) (7)
(6)式より、比較周波数(FK/M)は基準発振出力FRKに依存することが分かる。また、(5)式より、位相データΔPKのビット数Uを大きくすることで基準発振出力FRKの分解能を高くできることが分かる。従って、位相データΔPKのビット数Uの値により、無変調周波数FKの生成誤差を抑えつつ、比較分周数を可変設定する場合に比べて比較周波数(FK/M)を高く設定することができる。
N=(FMAX−FMIN)/(FK−FK-1) (8)
(7)式により無変調周波数FKは位相データΔPKに依存するので、(8)式より分割数Nも位相データΔPKに依存することが分かる。従って、位相データΔPKのビット数Uの値により、比較分周数を可変設定する場合に比べて分割数Nを自由に設定することができる。
(第4の実施の形態)
図12は本発明における、FM−CWレーダ装置の構成図である。図12において、121は制御部、122は周波数変調回路、123は逓倍回路、124は分配回路、125は送信増幅回路、126は送信アンテナ、127は受信アンテナ、128は受信増幅回路、129は周波数変換回路、130は測距データ抽出部、1301はLPF、1302はA/D変換器、1303はFFT処理部である。
図12に示す周波数変調回路122は周波数計測モードとレーダモードで動作するものである。第1〜第3の実施の形態で詳細に説明したように、周波数変調回路122は、周波数計測モードにおいては無変調周波数FKを生成出力し、レーダモードにおいては電圧制御発振器の温度変動や経年変化による周波数出力変動がフレーム周期で随時補正されて周波数変調幅が一定に保たれ、かつ周波数直線性が確保されたFM−CW波を出力する。
(第5の実施の形態)
図13は本発明における通信統合レーダ装置の構成図である。図13の通信統合レーダ装置は、図12に示すFM−CWレーダ装置の構成に、送信データ処理回路131、変調回路132、受信復調回路133を加えたものである。図14は本発明における通信統合レーダ装置の第1の動作フレーム構成例を示す図である。
(第6の実施の形態)
図15は本発明における通信統合レーダ装置の第2の動作フレーム構成例を示す図である。本実施の形態に係る通信統合レーダ装置の第2の動作について説明する。
FM−CWレーダ装置及び通信統合レーダ装置における周波数変調回路であって、
入力される制御電圧に従って周波数を発振する電圧制御発振器と、
該電圧制御発振器の出力を分配して、一方を後述の位相同期ループ処理部に出力し他方を本周波数変調回路の出力とする分配手段と、
該分配手段から出力される無変調周波数を可変分周する第1の分周手段と、後述の基準発振出力を固定分周する第2の分周手段と、前記第1の分周手段の出力と第2の分周手段の出力とを位相比較する位相比較手段と、該位相比較手段の出力から前記第1の分周手段の出力と第2の分周手段の出力との位相同期状態を検出する手段と、前記位相比較手段の出力の高調波成分を除去し平滑化するループフィルタ手段とを備え、前記第1の分周手段に設定される可変分周データに従って一定の周波数間隔で生成される複数の無変調周波数を得るための無変調波制御電圧を生成する位相同期ループ処理部と、
基準発振出力を生成する基準発振手段と、
前記無変調波制御電圧をディジタル値である無変調波制御電圧データに変換するA/D変換器と、
隣接する周波数間隔毎の無変調波制御電圧データの差分を算出して制御ステップ値を生成する手段と、周波数間隔毎の前記無変調波制御電圧データ及び前記制御ステップ値を記憶する手段と、記憶された前記無変調波制御電圧データ及び前記制御ステップ値から三角波変調波形データを生成出力する手段と、記憶された無変調波制御電圧データを出力する手段とを備え、周波数計測モードにおいて制御ステップ値を生成して該制御ステップ値と無変調波制御電圧データを記憶し、FM−CW波出力スロットで構成されるレーダモードにおいては前記制御ステップ値を基に三角波変調波形データを生成出力し、FM−CW波出力スロットと無線通信スロットで構成されるレーダ/通信モードにおいてはFM−CW波出力スロットで前記三角波変調波形データを生成出力し無線通信スロットで前記無変調波制御電圧データを出力する制御電圧データ生成部と、
該制御電圧データ生成部の出力をアナログ値に変換するD/A変換器と、
該D/A変換器出力の高調波成分を除去して平滑化するローパスフィルタと、
周波数計測モードにおいては前記位相同期ループ処理部の出力を、レーダモード若しくはレーダ/通信モードにおいては前記ローパスフィルタの出力を切り替えて出力し前記電圧制御発振器に出力するスイッチ回路と、
本周波数変調回路に係る制御信号、設定データ、その他信号を生成する周波数変調処理制御部と、
を含んで構成され、一定の周波数間隔の複数の無変調波周波数を順次生成して得られる無変調波制御電圧データ及び制御ステップ値を記憶する周波数計測モードと、三角波変調波形データを生成して出力するレーダモード若しくは三角波変調波形データ又は無変調波制御電圧データを生成して出力するレーダ/通信モードとを一定周期で繰り返すことを特徴とする周波数変調回路。
前記位相同期ループ処理部が、前記ループフィルタ手段の後段にループフィルタ手段の出力と制御電圧データ生成部の出力とを加算する手段を備え、制御電圧データ生成部が、周波数計測モードにおいて、位相同期ループ処理部の第1の分周手段に可変分周データが設定されるタイミングで該可変分周データに対応する記憶された無変調波制御電圧データを位相同期ループ初期設定電圧として出力するように制御されることを特徴とする付記1記載の周波数変調回路。
前記基準発振手段が、設定される位相データを積算し、該積算結果を基に予め記憶したサイン波生成データを読み出して任意の基準発振出力をディジタル値で生成出力する数値制御発振手段と、該数値制御発振手段のディジタル出力をアナログ値に変換するD/A変換器と、該D/A変換器出力の高調波成分を除去して平滑化するローパスフィルタとで構成され、また前記位相同期ループ処理部における第1の分周手段には固定分周データを設定し、周波数計測モードにおいて前記数値制御発振手段に設定する位相データを変えることで基準発振出力の周波数を一定間隔で順次可変し、周波数間隔が一定である複数の無変調周波数を順次生成することを特徴とする付記1又は2記載の周波数変調回路。
FM−CW波を送信して目標物からの反射波(以下FM−CW反射波という)を受信するFM−CWレーダ装置であって、
周波数計測モードとレーダモードで動作する周波数変調回路と、
該周波数変調回路の出力を逓倍してミリ波帯FM−CW波を生成する逓倍手段と、
該逓倍手段の出力を分配して、一方を後述の送信手段に出力し他方を後述の周波数変換手段に出力する分配手段と、
該分配手段の出力であるミリ波帯FM−CW波を送信する送信手段と、
該送信手段の出力に対するFM−CW反射波を受信する受信手段と、
該受信手段の出力と前記分配手段の出力とを混合して出力する周波数変換手段と、
該周波数変換手段の出力であるビート信号から測距データを抽出する測距データ抽出手段と、
前記周波数変調回路に供する制御信号を生成し、前記測距データから目標物の相対速度及び相対距離を算出する制御部と、
を含んで構成され、周波数計測モードとレーダモードを一定周期で繰り返し、レーダモードにおけるFM−CW波出力スロットでFM−CW波を出力し、目標物の相対距離及び相対速度を検出することを特徴とするFM−CWレーダ装置。
FM−CW波と無線通信用送信波を時分割で送信し、FM−CW反射波及び目標物に搭載された子局無線通信装置の送信波を受信する通信統合レーダ装置であって、
周波数計測モードとレーダ/通信モードで動作し、該レーダ/通信モードにおけるFM−CW波出力スロットと無線通信スロットが交互に動作するように制御される周波数変調回路と、
該周波数変調回路の出力を逓倍してミリ波帯FM−CW波又はミリ波帯無変調波を生成する逓倍手段と、
該逓倍手段の出力を分配して、一方を後述の送信手段に出力し他方を後述の周波数変換手段に出力する分配手段と、
無線通信スロットにおいて、目標物に搭載された子局無線通信装置に送信するデータを生成する送信データ処理手段と、
無線通信スロットにおいては前記ミリ波帯無変調波をローカル信号として前記送信データ処理手段の送信データから無線通信用送信波を生成して送信し、FM−CW波出力スロットにおいては前記ミリ波帯FM−CW波を送信する送信手段と、
前記子局無線通信装置の送信波若しくはFM−CW反射波を受信し無線通信用受信波若しくはFM−CW受信波を出力する受信手段と、
該受信手段の出力と前記分配手段の出力とを混合して出力する周波数変換手段と、
FM−CW波出力スロットにおいて前記周波数変換手段の出力として得られるビート信号から測距データを抽出する測距データ抽出手段と、
無線通信スロットにおいて前記周波数変換手段又は前記受信手段の出力である無線通信用受信波から受信ベースバンド信号を抽出して処理する受信復調手段と、
前記周波数変調回路に供する制御信号及び前記送信データ処理手段に供する送信データの生成、前記測距データから目標物の相対速度及び相対距離の算出、及び前記受信復調手段の出力を処理する制御部と、
を含んで構成され、周波数計測モードとレーダ/通信モードを一定周期で繰り返し、レーダ/通信モードにおいて目標物の相対距離及び相対速度を検出するFM−CW波出力スロットと子局無線通信装置との無線通信を行なう無線通信スロットが交互に動作することを特徴とする通信統合レーダ装置。
FM−CW波とデータ通信用送信波を時分割で送信し、FM−CW反射波及び子局無線通信装置の送信波を受信する通信統合レーダ装置であって、
前記制御部が周波数変調回路に供する制御信号の他に複数のFM−CW波出力スロットと1つの無線通信スロットで構成されるレーダ優先モードタイミングと、FM−CW波出力スロットと無線通信スロットを交互に繰り返す通信優先モードタイミングを生成出力する制御部であって、
レーダ/通信モードにおいて子局無線通信装置の有無によりレーダ優先モードと通信優先モードとを切り替えて動作することを特徴とする付記5記載の通信統合レーダ装置。
(発明の効果)
以上、説明したように、本発明によれば、周波数変調回路及びそれを備えたFM−CWレーダ装置、通信統合レーダ装置において、周波数計測モードにおいてFM−CW波の所望の周波数変調幅を均等に分割した複数の無変調周波数を時分割でPLL処理による周波数計測を行なって算出した周波数補正データを基に、FM−CW波の周波数変調幅を一定に保ち、かつ周波数非直線性を補正し、更には無線通信用送信波のローカル信号(無変調波)を補正し、周波数計測モードを一定周期で繰り返すことで随時補正データを更新して温度変動による周波数変動を排除することにより、精度の高い測距データの抽出と安定した無線通信が可能である。
2 分配回路
3 PLL処理部
4 基準発振回路
5 A/D変換器
6 制御電圧データ生成部
7 D/A変換器
8 LPF(ローパスフィルタ)
9 SW(スイッチ)回路
10 周波数変調処理制御部
31 分周回路
32 分周回路
33 位相比較回路
34 ロック検出回路
35 フィルタ回路
61 制御ステップ値生成回路
62 記憶回路
63 積算回路
64 加算回路
Claims (4)
- FM−CWレーダ装置及び通信統合レーダ装置における周波数変調回路であって、
入力される制御電圧に従って周波数を発振する電圧制御発振器と、
該電圧制御発振器の出力を分配して、一方を後述の位相同期ループ処理部に出力し他方を前記周波数変調回路の出力とする分配手段と、
該分配手段から出力される無変調周波数を可変分周する第1の分周手段と、基準発振出力を固定分周する第2の分周手段と、前記第1の分周手段の出力と前記第2の分周手段の出力とを位相比較する位相比較手段と、該位相比較手段の出力から前記第1の分周手段の出力と前記第2の分周手段の出力との位相同期状態を検出する手段と、前記位相比較手段の出力の高調波成分を除去し平滑化するループフィルタ手段と、前記ループフィルタ手段の後段に前記ループフィルタ手段の出力と制御電圧データ生成部の出力とを加算する手段とを備え、前記第1の分周手段に設定される可変分周データに従って一定の周波数間隔で生成される複数の無変調周波数を得るための無変調波制御電圧を生成する位相同期ループ処理部と、
前記基準発振出力を生成する基準発振手段と、
前記無変調波制御電圧をディジタル値である無変調波制御電圧データに変換するA/D変換器と、
隣接する周波数間隔毎の前記無変調波制御電圧データの差分を算出して制御ステップ値を生成する手段と、周波数間隔毎の前記無変調波制御電圧データ及び前記制御ステップ値を記憶する手段と、を備え、周波数計測モードにおいて、前記制御ステップ値を生成して該制御ステップ値と前記無変調波制御電圧データを記憶する一方で、前記位相同期ループ処理部の前記第1の分周手段に可変分周データが設定されるタイミングで該可変分周データに対応する記憶された前記無変調波制御電圧データを位相同期ループ初期設定電圧として出力するように制御される制御電圧データ生成部と、
前記周波数計測モードにおいては前記位相同期ループ処理部の出力を前記電圧制御発振器に出力するスイッチ回路と、
前記制御電圧データ生成部の出力をアナログ値に変換するD/A変換器と、
該D/A変換器の出力の高調波成分を除去して平滑化するローパスフィルタと、
を含んで構成され、
前記制御電圧データ生成部は、記憶された前記無変調波制御電圧データ及び前記制御ステップ値から三角波変調波形データを生成出力する手段と、記憶された前記無変調波制御電圧データを出力する手段と、をさらに備え、FM−CW波出力スロットで構成されるレーダモードにおいては前記制御ステップ値を基に前記三角波変調波形データを生成出力し、前記FM−CW波出力スロットと無線通信スロットで構成されるレーダ/通信モードにおいては前記FM−CW波出力スロットで前記三角波変調波形データを生成出力し前記無線通信スロットで前記無変調波制御電圧データを出力し、
前記スイッチ回路は、前記周波数計測モードにおいては前記位相同期ループ処理部の出力を、前記レーダモード若しくは前記レーダ/通信モードにおいては前記ローパスフィルタの出力を切り替えて前記電圧制御発振器に出力し、
一定の周波数間隔の前記複数の無変調周波数を順次生成して得られる前記無変調波制御電圧データ及び前記制御ステップ値を記憶する前記周波数計測モードと、前記三角波変調波形データを生成して出力する前記レーダモード若しくは前記三角波変調波形データ又は前記無変調波制御電圧データを生成して出力する前記レーダ/通信モードとを一定周期で繰り返すことを特徴とする周波数変調回路。 - 前記基準発振手段が、設定される位相データを積算し、該積算結果を基に予め記憶したサイン波生成データを読み出して任意の基準発振出力をディジタル値で生成出力する数値制御発振手段と、該数値制御発振手段のディジタル出力をアナログ値に変換するD/A変換器と、該D/A変換器出力の高調波成分を除去して平滑化するローパスフィルタとで構成され、また前記位相同期ループ処理部における第1の分周手段には固定分周データを設定し、周波数計測モードにおいて前記数値制御発振手段に設定する位相データを変えることで基準発振出力の周波数を一定間隔で順次可変し、周波数間隔が一定である複数の無変調周波数を順次生成することを特徴とする請求項1に記載の周波数変調回路。
- FM−CW波を送信して目標物からの反射波(以下FM−CW反射波という)を受信するFM−CWレーダ装置であって、
請求項1または2に記載の周波数変調回路と、
該周波数変調回路の出力を逓倍してミリ波帯FM−CW波を生成する逓倍手段と、
該逓倍手段の出力を分配して、一方を後述の送信手段に出力し他方を後述の周波数変換手段に出力する分配手段と、
該分配手段の出力であるミリ波帯FM−CW波を送信する送信手段と、
該送信手段の出力に対するFM−CW反射波を受信する受信手段と、
該受信手段の出力と前記分配手段の出力とを混合して出力する周波数変換手段と、
該周波数変換手段の出力であるビート信号から測距データを抽出する測距データ抽出手段と、
前記周波数変調回路に供する制御信号を生成し、前記測距データから目標物の相対速度及び相対距離を算出する制御部と、
を含んで構成され、周波数計測モードとレーダモードを一定周期で繰り返し、レーダモードにおけるFM−CW波出力スロットでFM−CW波を出力し、目標物の相対距離及び相対速度を検出することを特徴とするFM−CWレーダ装置。 - FM−CW波と無線通信用送信波を時分割で送信し、FM−CW反射波及び目標物に搭載された子局無線通信装置の送信波を受信する通信統合レーダ装置であって、
請求項1または2に記載の周波数変調回路と、
該周波数変調回路の出力を逓倍してミリ波帯FM−CW波又はミリ波帯無変調波を生成する逓倍手段と、
該逓倍手段の出力を分配して、一方を後述の送信手段に出力し他方を後述の周波数変換手段に出力する分配手段と、
無線通信スロットにおいて、目標物に搭載された子局無線通信装置に送信するデータを生成する送信データ処理手段と、
無線通信スロットにおいては前記ミリ波帯無変調波をローカル信号として前記送信データ処理手段の送信データから無線通信用送信波を生成して送信し、FM−CW波出力スロットにおいては前記ミリ波帯FM−CW波を送信する送信手段と、
前記子局無線通信装置の送信波若しくはFM−CW反射波を受信し無線通信用受信波若しくはFM−CW受信波を出力する受信手段と、
該受信手段の出力と前記分配手段の出力とを混合して出力する周波数変換手段と、
FM−CW波出力スロットにおいて前記周波数変換手段の出力として得られるビート信号から測距データを抽出する測距データ抽出手段と、
無線通信スロットにおいて前記周波数変換手段又は前記受信手段の出力である無線通信用受信波から受信ベースバンド信号を抽出して処理する受信復調手段と、
前記周波数変調回路に供する制御信号及び前記送信データ処理手段に供する送信データの生成、前記測距データから目標物の相対速度及び相対距離の算出、及び前記受信復調手段の出力を処理する制御部と、
を含んで構成され、周波数計測モードとレーダ/通信モードを一定周期で繰り返し、レーダ/通信モードにおいて目標物の相対距離及び相対速度を検出するFM−CW波出力スロットと子局無線通信装置との無線通信を行なう無線通信スロットが交互に動作することを特徴とする通信統合レーダ装置。
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