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JP5046697B2 - 旋削工具用ホルダ及びそれを用いた旋削工具並びに切削方法 - Google Patents
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JP5046697B2 - 旋削工具用ホルダ及びそれを用いた旋削工具並びに切削方法 - Google Patents

旋削工具用ホルダ及びそれを用いた旋削工具並びに切削方法 Download PDF

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Description

本発明は、切削インサートが取り付けられる前方部と、シャンクとして機能する後方部とを接合してなる旋削工具用ホルダ及び当該ホルダに切刃を備える切削インサートを取り付けた旋削工具並びに切削方法に関する。
従来から、超硬合金からなる後方部と、鋼からなる前方部とをロウ付け接合したボーリングバー等の旋削工具や、エンドミル等の転削工具が知られている(例えば特許文献1又は特許文献2)。
ここで、後方部と前方部とを異なる部材を用いて別体構造としているのは、工具本体となる後方部には、高い防振性能が要求され、切削インサートが取り付けられるインサートポケットを形成する必要がある前方部には、高い加工性が要求されるためである。
特許文献1に記載の切削工具においては、前方部と後方部のいずれか一方に円錐形の凸部を形成するとともに、前記凸部に嵌まり合う円錐孔状の凹部を他方に形成し、これらがロウ付けにより接合されている。
特許文献2に記載の切削工具においては、前方部に形成されたV溝と後方部に形成されたV山とが楔状の面でロウ付け接合されている。
上記特許文献1および特許文献2に記載の構造においては、前方部および後方部に凹凸を設けず平面同士で接合するのに比べて接合面積を向上させることができるため、前方部と後方部との接合強度を向上させることができる。
また、特許文献1に記載の切削工具においては、接合位置が決まりやすいという利点があるが、切削加工時における前方部の軸心に対するねじれが発生しやすいという欠点がある。即ち、切削加工時に前方部に取り付けられた切削インサートの切刃には大きな応力がかかるが、特許文献1のような円錐形状の場合は、軸心を基準点として切刃にかかる力のモーメントを支える部分がなく前方部がねじれ易くなってしまう。
これに対し、特許文献2に記載の切削工具では、前方部のV溝と後方部のV山とが楔状の面でロウ付けされており、V山を構成する平面によって回転を抑制できるため、上記のようなねじれが発生しにくい構成となっている。
特開2003−117703号 特開平8−1425号
しかしながら、前方部のV溝と、後方に位置する後方部のV山とをロウ付けする構成を特許文献1のような旋削工具に用いる場合、V山を構成する上側傾斜面と下側傾斜面との交差稜を、切削インサートが載置される載置面に対し、ホルダの先端面視において略直交する角度に取り付けると、切削加工時に、V山とV溝との接合面をスライドさせる方向に力が加わるため、前方部が後方部から外れ易いといった問題がある。
そこで、旋削工具の切削時にV山の上側傾斜面に応力がかるように、ホルダの狭持面(平面部)と、V山を構成する上側傾斜面と下側傾斜面との交差稜とを、ホルダの先端面視において略平行にすることが考えらえる。
しかしながら、前記インサートポケットの切削インサートが取り付けられる載置面は、先端面視において、平面部を基準に側方に開口するように形成されており、また、着座面より下方のホルダの肉厚を確保するため、切刃先端側をホルダの外周側が低位になるように、ホルダの挟持面に対して傾いて形成される。
そのため、切削加工時において、切削インサートの切刃にかかる応力が、V山の上側傾斜面における切刃先端側に集中する。これにより、V溝の肉薄部に亀裂が発生し易くなるという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、切削加工時の応力を分散でき、ホルダの剛性を向上させた旋削工具用ホルダおよびそれを用いた旋削工具を提供することを目的とする。
本発明の旋削工具用ホルダは、切削インサートが載置される着座面を有するインサートポケットが形成された前方部と、該前方部の後方に位置する後方部とを備え、前記後方部は、前方側に向かうにつれて肉厚が薄くなるように傾斜する少なくとも1つの傾斜面を備えており、前記前方部の後端側には凹部が形成されており、該凹部と、前記後方部の傾斜面とが接合された旋削工具用ホルダであって、前記後方部が、外周面に少なくとも1つの平面部を備え、前記傾斜面の前方端が、先端透視において、前記平面部に対して傾斜しており、前記着座面が、先端透視において、前記平面部を基準に、外周側に向かうにつれてホルダの厚み方向に低位となることを特徴とする。
また、上記発明において、前記傾斜面は、第1傾斜面と第2傾斜面とを備えており、前記傾斜面の前方端が前記第1傾斜面と第2傾斜面との交差稜線部であることが好ましい。
また、上記発明において、前方部は、鋼からなることが好ましく、また、後方部は、超硬合金からなることが好ましい。
また、上記発明において、インサートポケットは、前記平面部を基準に側方に開口するように形成されていることが好ましい。
さらに、本発明にかかる旋削工具は、上記旋削工具用ホルダのインサートポケットに切刃を備える切削インサートを取り付けたことを特徴とする。
また、本発明にかかる切削方法は、上記旋削工具を用いて被削材を切削する切削方法であって、前記被削材に旋削工具を相対的に近づける近接工程と、前記被削材を回転させ、前記切刃を被削材の表面に接触させて、被削材の表面を切削する切削工程と、前記被削材と前記旋削工具とを相対的に遠ざける退避工程とを、備えることを特徴とする。
本発明を用いることにより、切削加工時における応力を後方部の傾斜面に分散できる。そのため、ホルダの剛性が向上し、ホルダに亀裂が入ることを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面により説明する。
図1乃至図5は、本発明の実施形態を示すものであり、図1は本発明の第一の実施形態による旋削工具用ホルダに切削インサートを取り付けた旋削工具の分解斜視図、図2は図1における前方部の拡大図、図3は図1における後方部の(a)平面図、(b)側面図、(c)正面図、図4は第二の実施形態による旋削工具用ホルダの分解斜視図、図5は図4の(a)平面図、(b)側面図、(c)正面図である。
図1乃至図3において、本実施例による旋削工具用ホルダ1は、切削インサート2が載置される着座面3を有するインサートポケット4を備える前方部5と、前方部5の後方に位置する棒状の後方部6とを備えている。なお、本発明において、前記着座面とは、切削工具の技術に属する当業者における着座面と同意であり、図1および図2においては、切削インサート2が載置されてネジ止めされている、切削インサート2との接触面積が最も広い面を着座面3としている。
ホルダ1の後方部は、前方部よりも剛性が高い材料から形成されている。具体的には、前方部は鋼からなり、後方部は超硬合金からなる。なお、本発明における剛性とは変形に対する抵抗を示すものである。鋼としては、機械構造用合金鋼等が使用可能であり、実施例においてはクロムモリブデン鋼SCM440を用いている。また、超硬合金とは、タングステンカーバイトとコバルトを主成分とするものである。
このように、ホルダ1を前方部5と後方部6の異なる部材に分けた別体構造としているのは、インサートポケット4が形成される前方部5には高い加工性が要求される一方、工具本体の保持部となる後方部6には高い剛性と防振性能が要求されるからである。
図1に示すように、後方部6の上方及び下方には、互いに平行な第1平面部7が形成されている。この平面部7は、ホルダ1を切削装置に取り付け、保持する際の狭持面となるものである。なお、後方部6の側方には第2平面部8が形成されているが、この第2平面部8はホルダ1の型番等を印字するための表示面であり、狭持面となるものではない。
また、後方部6の先端側には、平面部7を基準として、後方側から前方側に向かって傾斜する、換言すると前方に向かうにつれて厚み方向において低位となる、更に換言すると前方に向かうにつれて肉厚が薄くなるように傾斜する上側傾斜面9及び下側傾斜面10とを備えている。なお、本発明における第1傾斜面と第2傾斜面に、前記上側傾斜面9と下側傾斜面10がそれぞれ対応する。
一方、前方部5の後端側には、後方部6の上側傾斜面9と下側傾斜面10とに面当接すべく形成された凹部11が備えられている。そして、該凹部11において、前方部5と後方部6とをロウ付けし、接合することにより、ホルダ1を形作るよう構成されている。なお、前方部5と後方部6の内部には、切削油剤の経路としてのオイルホール12が形成されており、上側傾斜面9と下側傾斜面10との交差稜線部から凹部11を経由して、インサートポケット4に隣接する前方部5の側面に開口するよう構成されている。
なお、実施例においては、上側傾斜面9と下側傾斜面10とが後方部6の前方端において交差した楔形状となっているが、本発明においては、当該形状に限定されず、少なくとも1つの傾斜面を備えていれば良く、例えば、後方部6の前方端において上側傾斜面9と下側傾斜面10とが離間しており、その間が平面や球面でつながっている形状であっても良い。
また、前記凹部11は、前方部5の後端側に上側傾斜面9及び下側傾斜面10の一部と接触する部分を備える凹み形状であれば良く、例えば、後方部6の前方端が凹部と非接触となっていても良い。なお、実施例のように、V溝状に形成し、上側傾斜面9と下側傾斜面10の全面を凹部と接合する場合は、後方部6との接触面積が増加し、前方部5と後方部6との接合強度が向上するため好ましい。
図2に示すように、インサートポケット4は、着座面3と該着座面3に垂直な複数の壁面とで構成されており、前方部5の上面と一方の側面に開口している。そして、切削インサート2が、該インサートポケット4の側方に切刃部13を突出させて取付けられる。
図2において、着座面3は、先端透視における着座面3の前方部5の外周に位置する一端とは反対方向となる他端側(切削インサート2の切刃部13の突出する方向とは反対の方向)に向かうにつれてホルダの厚み方向に高くなるように傾斜している。換言すれば、取り付けられる切削インサートの切刃部13の突出する方向に向かって、下方に傾斜させて形成されている。また、前述の上側傾斜面9と下側傾斜面10との交差稜線部(後方部6の前方端)もまた、該着座面3と同じように切刃部13の突出する方向に向け、下方に傾斜させて形成されている。
すなわち、ホルダの先端透視において、上側傾斜面9と下側傾斜面10の交差稜線部である前方端は、ホルダの先端透視における着座面と略平行である。また、ホルダの先端透視における前記前方端を基準として、ホルダの先端透視における着座面3の傾きが略等しくなるように形成されている。
なお、略平行および略等しい角度の範囲としては、上側傾斜面9の前方端を基準として、前記着座面3の傾斜角度が±10°、更に好ましくは±5°の範囲内であることを意味する。
また、本発明における先端透視とは、前方部の前方より後方部に向かう方向(図1における矢印Aの方向)に見た場合に、対象となる着座面3および上側傾斜面9(後方部)の前方端以外の部分を透視して比較することを意味する。具体的に判断する方法としては、
前方部と後方部との接合を外して、後方部5の前方端と、着座面3とを先端視することにより比較する方法などによって判別することができる。また、着座面3が、前方側に開口していない場合や、着座面3がねじれた形状となっているなど平らな形状でない場合は、前方部から後方部に向かう方向において、着座面3の中心を通るように、前記方向と直する断面で切断したものによって判別することができる。
また、前方部5の上面の先端側から後端側にかけては、前記第1平面部7を基準に切刃部13が突出している側方から他方に向かうにつれ下側の肉厚が厚くなるように上側に向かって傾斜する切屑排出用傾斜面14が形成されている。当該傾斜面14はインサートポケット4に隣接して形成されており、切削によって生成した切屑を切刃部13の斜め後方にガイドして、排出する役割を果たすためのものである。当該切屑排出用傾斜面は、ホルダの側面透視において、前記切屑排出用傾斜面は、前記傾斜面と略平行に形成されている。
上記本実施例における旋削用工具は、例えば、円筒状の被削材内面に溝入れ加工をする、内径加工用の溝入れ工具として用いることができる。すなわち、被削材を回転させ、回転する円筒の内部に工具を挿入し、切刃部13を円筒の内壁に接触させて押し込むことにより、被削材内面に溝を形成することができる。
一般に、溝入れ加工においては、切刃部13の上方から下方にかけて切削の負荷が集中して加わるため、インサートポケット4の着座面3に大きな応力が発生する。一方、内径加工用の工具では、工具ホルダを円筒状の被削材の内部に挿入した状態で加工しなければならないため、工具ホルダの直径を必要以上に大きくすることができないという制約がある。そのため、内径加工用の溝入れ工具では、切削時にインサートポケット4の着座面3のコーナー部にクラックが発生したり、当該コーナー部から破損しやすいなどの問題がある。
これに対し、本実施例の旋削工具では、着座面3は、先端透視における着座面3の前方部5の外周に位置する一端とは反対方向となる他端側(切削インサート2の切刃部13の突出する方向とは反対の方向)に向かうにつれてホルダの厚み方向に高くなるように傾斜させていることにより、着座面3の下側の肉厚が大きくなるよう構成しているので、インサートポケット4の強度が高められ、上記のような問題が生ずるのを低減することができる。
また、従来の前方部と後方部とをロウ付け等で接合する切削工具においては、上側傾斜面9と下側傾斜面10との交差稜線部(後方部6の前方端)が、ホルダ1の狭持面(平面部7)と平行となるように形成され、接合されている。そのため、上記のような構造を着座面3のインサートポケットの開口する側面とは反対方向に向かうにつれてホルダの厚みが増すように上側に傾斜された構造の内径加工用の溝入れ工具に単に取り入れた場合、切削時に下側傾斜面10の切刃部13側の前方端に応力が集中することとなり、接合が損なわれたり、破損が生じるなどの恐れがある。
これに対し、本実施例においては、上述したように上側傾斜面9と下側傾斜面10との交差稜線部(後方部6の前方端)を着座面3と同じように切刃部13の突出する方向に向け下方に傾斜させており、先端透視における後方部6の前方端を着座面3と平行となるように構成している。その結果、切削時に発生する応力を特定の箇所に集中させることなく、上側傾斜面9と下側傾斜面10とに均一に分散させることができるので、接合が損なわれたり、破損が生じるのを低減することができる。
次に、図4及び図5を用いて本発明の第二の実施形態による旋削工具用ホルダ201について説明する。なお、ここで、第一の実施形態による旋削工具用ホルダ1と同一の構成については、同様の符号を付し、説明を省略する。
図4及び図5に示すように、本実施例においては、ホルダ201の後方部206の上側傾斜面(第1傾斜面)209と下側傾斜面(第2傾斜面)210との交差稜線部が、後方部206の先端側に向かうにつれ、切削インサート2の切刃部13の突出する方向と同じ方向に突出するよう構成されている。換言すると、先端透視において、前記着座面は、その一端が前方部の外周に位置し、他端が前方部の外周より内側に位置しており、前記傾斜面の前方端は、前記一端側が前記他端側に比べて前方に突出している部分を有している。
即ち、傾斜面の前方端(上側傾斜面209と下側傾斜面210の交差稜線)は、ホルダの外周の二点を結ぶ一端と他端を有しており、一端が他端よりも前方に位置している。また、着座面3は、傾斜面の前方端の中点を基準に一端側に偏って形成されている。なお、偏って形成されているとは、着座面の重心が傾斜面の前方端が前方の位置している一端側にずれていること意味する。
そして、前方部205の凹部211もまた、該上側傾斜面209及び下側傾斜面210と面当接すべく形成されている。そして、実施例1と同じようにして、該凹部211において、前方部205と後方部206とをロウ付けし、接合することにより、ホルダ201が形作られる。
ここで、前述したように、工具本体の保持部となる後方部206には高い防振性能が要求されることから、後方部206は剛性に富む超硬合金製の材料で作られる。そして、同じ超硬合金製の材料を用いた場合であっても、より高い防振性能を得るためには、より先端の切刃部13に近い位置までを超硬合金製の材料で構成するのが望ましい。
これに対し、本実施例では、第1平面部7を基準にインサートポケット4が開口する側方を一方、反対側の側方を他方とした場合に、上側傾斜面の前方端は、一方が他方に比べて前方に突出した部分を有する形状となっている。このような構成としたことにより、切屑排出用傾斜面14に接合面を追従させ、切刃部13により近い位置までを剛性の高い後方部206で形成することができるので、ホルダの剛性が向上する。また、接合部の面積が増加することにより、接合強度が高まる。
次に、本発明の切削方法について図面を参照して説明する。
図6から図8に本発明の切削方法の工程図を示す。まず、旋削用工具ホルダ1に切削インサート2を取り付ける。そして、図6に示すように、被削材20を回転させて旋削工具15の切刃13を被削材20に近づける。なお、切刃13と被削材20は、相対的に近づけば良く、例えば、被削材10を旋削工具15に近づけても良い。
次いで、図7に示すように、切刃13を被削材20に接触させて被削材20を切削する。その後、図8に示すように被削材20から旋削工具15を離間させる。なお、切削加工を継続する場合は、被削材20を回転させた状態を保持して、被削材20の異なる箇所に旋削工具15の切刃13を接触させる工程を繰り返す。
上記切削方法としては、外径加工、具体的には横引き加工を例に説明したが、内径加工等その他の旋削加工に用いることができる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の目的を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。
本発明の第一の実施形態による旋削工具用ホルダに切削インサートを取り付けた旋削工具の分解斜視図である。 図1における前方部の拡大図である 図1における後方部の(a)平面図、(b)側面図、(c)正面図である。 第二の実施形態による旋削工具用ホルダの分解斜視図である。 図4の(a)平面図、(b)側面図、(c)正面図である。 本発明の切削方法の工程図である。 本発明の切削方法の工程図である。 本発明の切削方法の工程図である。
符号の説明
1、201 旋削工具用ホルダ
2 切削インサート
3 着座面
4 インサートポケット
5、205 前方部
6、206 後方部
7 第1平面部
8 第2平面部
9、209 上側傾斜面(第1傾斜面)
10、210 下側傾斜面(第2傾斜面)
11、211 凹部
12 オイルホール
13 切刃部
14 切屑排出用傾斜面
15 旋削工具
20 被削材

Claims (10)

  1. 切削インサートが載置される着座面を有するインサートポケットが形成された前方部と、
    該前方部の後方に位置する後方部とを備え
    記後方部は、前方側に向かうにつれて肉厚が薄くなるように傾斜する少なくとも1つの傾斜面を備えており、
    前記前方部の後端側には凹部が形成されており、該凹部と、前記後方部の傾斜面とが接合された旋削工具用ホルダであって、
    前記後方部が、外周面に少なくとも1つの平面部を備え、
    前記傾斜面の前方端が、先端透視において、前記平面部に対して傾斜しており、前記着座面が、先端透視において、前記平面部を基準に、外周側に向かうにつれてホルダの厚み方向に低位となることを特徴とする旋削工具用ホルダ。
  2. 前記傾斜面は、第1傾斜面と第2傾斜面とを備えており、
    前記傾斜面の前方端が前記第1傾斜面と第2傾斜面との交差稜線部であることを特徴とする請求項1に記載の旋削工具用ホルダ。
  3. 前記後方部は、前記前方部よりも剛性が高い材料からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の旋削工具用ホルダ。
  4. 前記前方部は、鋼からなることを特徴とする請求項に記載の旋削工具用ホルダ。
  5. 前記後方部は、超硬合金からなることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の旋削工具用ホルダ。
  6. 前記インサートポケットは、前記平面部を基準に側方に開口するように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の旋削工具用ホルダ。
  7. 先端透視において、前記傾斜面の前方端は、前記着座面と略平行であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の旋削工具用ホルダ。
  8. 前記前方部には切屑排出用傾斜面が形成されており、
    ホルダの側面透視において、前記切屑排出用傾斜面は、前記傾斜面と略平行に形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の旋削工具用ホルダ。
  9. 請求項1乃至のいずれかに記載の旋削工具用ホルダのインサートポケットに切刃を備える切削インサートを取り付けた旋削工具。
  10. 請求項に記載の旋削工具を用いて被削材を切削する切削方法であって、
    前記被削材に旋削工具を相対的に近づける近接工程と、
    前記被削材を回転させ、前記切刃を被削材の表面に接触させて、被削材の表面を切削する切削工程と、
    前記被削材と前記旋削工具とを相対的に遠ざける離間工程とを、備えることを特徴とする切削方法。
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