〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態に係る加熱洗浄装置及び冷温水器の構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、加熱洗浄装置の構成を示す図、図2は、冷温水器の構成を示す図である。
加熱洗浄装置2は、図1に示すように、洗浄水(湯、若しくは水)4を加熱して供給する洗浄水供給手段であって、その構成は、洗浄水4を溜めるタンク6と、このタンク6内に設置されて洗浄水4の加熱を行う電気ヒータ8と、加熱された洗浄水4を加熱洗浄装置2に接続した冷温水器10(図2)へと圧送し、循環供給させる循環ポンプ12とで構成されている。タンク6内で加熱された洗浄水4は往き側の循環路である冷水パイプ14を通って冷温水器10に送られる。そして、冷温水器10内を通過した洗浄水4は戻り側の循環路である温水パイプ16を通ってタンク6へと戻る。
温水パイプ16には循環温度センサ18が設置されており、冷温水器10を通過してきた洗浄水4の温度検出を行っている。この循環温度センサ18は、例えばサーミスタ温度計等を利用しており、水温検出を行える構成であればよい。
また、タンク6内には、電気ヒータ8に連動した空焚スイッチ(SW)20が備えられている。この空焚SW20は、例えば、温度スイッチで構成されており、タンク6内の温度が所定温度以上になっていることを検出した場合、タンク6内が空焚き状態となっている可能性があるとして、電源ヒータ8への通電を遮断させる構成である。この空焚SW20はバイメタル方式で通電をON、OFFするのみであり、電気ヒータ8への通電は循環温度センサ18の検出データにより制御される。
この加熱洗浄装置2の運転制御を行う構成として、電装基板からなる操作盤22が備えられている。この操作盤22は、例えば、加熱洗浄装置2の運転指示や設定を行う運転スイッチ(SW)24のほか、運転中を知らせる運転ランプ26、異常発生を知らせる報知手段であるアラームランプ28等を備えている。この操作盤22にはプラグ29により例えば、100〔V〕の交流電源が接続される。そして、温水パイプ16上に設置した循環温度センサ18からの検出温度データに基づいて電気ヒータ8による加熱処理や循環ポンプ12の動作処理等を制御する。
その他、この加熱洗浄装置2から洗浄水4を排出する手段として、循環ポンプ12には排水管30が設置されており、この排水管30には排水栓32が備えられている。この排水栓32の開閉により、排水口34からの排水を制御している。
次に、冷温水器10は、図2に示すように、飲料水36を冷却又は加熱して、冷水又は温水を供給するものである。冷温水器10には、飲料水36が入ったボトルの一例として、例えば、ガロンボトル38が天上板40の中央にセットされ、この飲料水36は、給水口42を経て第1のタンクである冷水タンク44に供給される。
この冷水タンク44内には、飲料水36を上下層に分離して溜める分離板46が設置されている。また、この分離された冷水タンク44の下層側には、冷却手段として例えば、蒸発器48が設置されている。また、この冷温水器10の底部には冷却装置50として、コンプレッサ52、乾燥器54、凝縮器56が冷媒管58によって連結され、この冷媒管58の途中にはキャピラリーチューブ60が設置されている。さらに、冷水タンク44には、その内部に溜まった飲料水36等の温度を検出する第1の温度検出手段として、冷水センサ62が設置されている。この冷水センサ62は、例えばサーミスタ温度計を利用している。
冷水タンク44の底部には、冷水電磁弁64を備えた冷水供給管66が設置されており、この冷水電磁弁64を開くことで、冷水口68から冷水の供給が可能となる。
また、冷水タンク44の下方には、第2のタンクである温水タンク70が設置されており、この温水タンク70には、加熱手段として温水ヒータ72や、この温水ヒータ72の空焚きを検出する空焚安全装置74等が設置されている。後述する洗浄処理では、この温水ヒータ72を利用して洗浄水4を加熱する。
この温水タンク70には、分離板46の中央上面に設けられた開口部76から冷水タンク44の底面を貫通して温水タンク70内に飲料水36を流す給水管78が設置されている。供給された飲料水36が冷水タンク44内に溜まっていき、その水位が分離板46の高さまで達すると、その後に供給される飲料水36は分離板46にある開口部76から給水管78を通って温水タンク70内に溜まっていく。
また、温水タンク70の上部には、温水電磁弁80を備えた温水供給管82が設置されており、この温水電磁弁80を開くことで、温水口84から温水の供給が可能となる。
この冷水口68及び温水口84の下方には、給水時にコップ等を載置でき、また、冷水口68や温水口84から滴る飲料水36を受けるためのトレイ86(図3)が設置されている。
温水タンク70には、溜まった飲料水36等の温度を検出する第2の温度検出手段である温水センサ88が設置されている。この温水センサ88は、上記の冷水センサ62と同様に、温度検出が可能な構成であればよい。
また、冷水タンク44の底面と温水タンク70の上面との間には、給水管78と平行に、飲料水36の送受が可能なバイパス管路90が備えられており、このバイパス管路90上には、飲料水36の流れを制御するバイパス弁92が備えられている。このバイパス弁92は、例えば、電磁弁等で構成されている。
係る構成により、この冷温水器10では、温水タンク70内の飲料水36の温度と、冷水タンク44内の飲料水36の温度との温度差を利用して、熱対流による飲料水36の循環を実行させることもできる。
また、この冷温水器10には、制御手段として、電装基板からなる操作盤94が設置されており、この操作盤94には操作部や制御部が設置され、冷水センサ62や温水センサ88による検出温度情報を取り込むとともに、冷却制御や加熱制御、その他表示制御等が行われる。この操作盤94にはプラグ95により例えば、100〔V〕の交流電源が接続される。
その他、温水タンク70の底部には、冷温水器10から飲料水36等を外部に排水する排水管96が設置されており、この配水管96には、排水量等を制御する排水栓98が備えられ、排水口100からの排水を管理している。
次に、加熱洗浄装置を利用して冷温水器を洗浄する加熱洗浄システムについて、図3を参照する。図3は、加熱洗浄システムの構成を示す図である。なお、図3において、図1及び図2と同一部分には同一符号を付してある。
この加熱洗浄システム101は、既述の加熱洗浄装置2と冷温水器10とを備え、加熱洗浄装置2の冷水パイプ14の先端部に構成された往き接続口104に冷温水器10の冷水口68を接続し、また、温水パイプ16の先端部に構成された戻り接続口106に温水口84を接続して循環路を形成する。即ち、タンク6内で加熱された洗浄水4は、冷水パイプ14、往き接続口104を経て、冷温水器10内に導かれ、冷水タンク44、給水管78、温水タンク70を循環した後、温水口84から戻り接続口106を通って、加熱洗浄装置2のタンク6へと戻す、冷温水器10内の洗浄を行うシステムである。
また、この加熱洗浄システム101では、加熱洗浄装置2に設置された循環温度センサ18、冷温水器10に設置された冷水センサ62、温水センサ88のいずれか、又はこれらの組み合わせにより、洗浄処理中の洗浄水4の温度を検出している。そして、検出した温度に応じて、冷温水器10に設置されている温水ヒータ72を作動させて、洗浄水4を所定温度に維持させている。
加熱洗浄システム101における洗浄処理において、冷温水器10では、準備処理として、冷温水器10に設置されていたガロンボトル38や天上板40を外し、冷温水器10の天上部分に冷水タンク蓋102を設置する。また、冷温水器10の内部に残っている飲料水36を抜き取り、その後、洗浄水4を満たしている。
斯かる構成において、加熱洗浄装置2で加熱された洗浄水4を冷温水器10との間で循環させ、また、この洗浄水4の温度を所定の温度に維持管理することで、最適な洗浄温度での洗浄処理を行うことが可能となる。
次に、第1の実施の形態に係る加熱洗浄装置の制御基板について図4を参照する。図4は、加熱洗浄装置の制御基板の構成を示すブロック図である。
操作盤22(図1)内に納められた制御基板108は、加熱洗浄装置2の運転制御を行う制御装置110や、動作指示等を入力する操作手段や運転状態を示す表示手段を備えた操作・表示部112で構成されている。操作・表示部112には、例えば、加熱洗浄装置2の動作指示を入力する運転SW24、加熱洗浄装置2が運転中であることを示す表示手段である運転ランプ26、空焚き状態等の異常状態を報知するアラームランプ28等で構成されている。
制御装置110は、例えば、マイクロコンピュータ等で構成されており、循環温度センサ18からの検出情報や運転SW24からの動作指示等を検出する検出回路114、加熱洗浄装置2の動作制御に関する演算等を行う中央演算部116、加熱洗浄装置2の各部への制御出力を行う駆動回路118等で構成されている。中央演算部116は、例えば、プロセッサ120、制御プログラム等を記憶する記憶領域であるROM(Read-Only memory) 122、各種パラメータ等を一時的に記憶するとともに演算処理を行う処理領域であるRAM(Radom-Access memory )124、1又は複数の計時を行う計時手段であるタイマー126等を備えている。
また、プロセッサ120は、例えば、CPU(Central Processing Unit )又はMPU(Micro Processor Unit)で構成され、ROM122に格納されている動作プログラム等を実行する。
そして、中央演算部116から出力した制御出力が、駆動回路118を介して電気ヒータ8、循環ポンプ12への運転制御として、また、運転ランプ26、アラームランプ28への発光制御として出力される。
次に、第1の実施の形態に係る冷温水器の制御装置について、図5を参照する。図5は、冷温水器の制御装置の構成を示すブロック図である。
操作盤94(図2)内に納められた制御基板130は、例えば、マイクロコンピュータ等からなる制御装置132で構成されており、この制御装置132は、動作指示等を入力する操作手段や運転状態を示す表示手段を備えた操作・表示部134が接続されている。この制御装置132は、冷温水器10の動作制御等に関する演算を行う中央演算部136、温水センサ88や冷水センサ62からの検出信号を受信する検出回路138、操作・表示部134にあるタイマー時計ボタン1401、スタート/ストップボタン1402、設定ボタン1403、給水ボタン1404、ロック解除ボタン1405、給湯ボタン1406、冷水設定ボタン1407、高温設定ボタン1408、省エネボタン1409、その他のボタン1410、1411等からの動作入力のインターフェースである入力回路150、操作・表示部134に備えられた表示部として、85℃ランプ1601、8℃ランプ1602、高温ランプ1603、表示部1604、12℃ランプ1605、その他のランプ1606、1607、1608への表示指示や温水ヒータ72やコンプレッサ52等への動作指示を発信する駆動回路170で構成されている。
この中央演算部136は、例えば、プロセッサ172、制御プログラム等を記憶する記憶領域であるROM174、各種パラメータ等を一時的に記憶するとともに演算処理を行う処理領域であるRAM176、1又は複数の計時を行う計時手段であるタイマー178等を備えている。
また、プロセッサ172は、例えば、CPU又はMPUで構成され、ROM174に格納されている動作制御のプログラムを実行する。
次に、冷温水器の操作・表示部の構成について、図6を参照する。図6は、冷温水器の操作・表示部の一例を示す図である。図6において、図5と同一部分には同一符号を付してある。
この表示・操作部134には、時刻等を表示する表示部1604、値を加算するための加算ボタン1410、値を減算するための減算ボタン1411、設定モードへの切替えやその解除を行うための設定ボタン1403、省エネモードへの切替えやその解除を行うための省エネボタン1409、タイマー178や時刻を調整するためのタイマー/時計ボタン1401、スタート又はストップを行うためのスタート/ストップボタン1402、強制温度変更スイッチの一例として通常運転とは異なる高温設定の指令又はその解除を行うための高温設定ボタン1408、強制温度変更ボタンの一例として通常運転とは異なる冷水設定の指令又はその解除を行うための冷水設定ボタン1407、給湯を指令するための給湯ボタン1406、給湯や給水のロック解除を指令するためのロック解除ボタン1405、給水を指令するための給水ボタン1404が設置されている。また、高温設定ボタン1408の近傍には、通常運転時の設定温度である例えば、85〔℃〕が点灯によって表示する85℃ランプ1601、強制高温時に点灯によって表示する高温ランプ1603が設置され、これらはLED(Light Emitting Diode)等のランプで構成されている。冷水設定ボタン1407の近傍には、第1の冷水設定温度例えば、8〔℃〕であることを点灯によって表示する8℃ランプ1602、第2の冷水設定温度例えば、12〔℃〕であることを点灯によって表示する12℃ランプ1605が設置され、また、高温水循環による清浄化処理中であることをユーザに報知する自動洗浄モードランプ1608が設置され、これらもLED等のランプで構成されている。
次に、冷温水器10の通常使用時における制御装置132による制御方法及び操作手順について説明する。
A 初期準備
冷温水器10の電源投入後、冷却装置50のコンプレッサ52を始動させ、冷媒管58内に冷媒を循環させて、冷水タンク44内の冷却を開始させる。冷却開始により冷水設定の8℃ランプ1602を、例えば橙色に点灯させる。そして、冷水センサ62の検出温度が設定温度の8〔℃〕に達すると、8℃ランプ1602を例えば、緑色に点灯させる。
次に、操作・表示部134のスタート/ストップボタン1402の長押しの検出により、85℃ランプ1601を例えば、橙色で点灯させ、温水ヒータ72を始動させて、温水タンク70内の飲料水36を加熱する。設定温度の85〔℃〕になると、85℃ランプ1601を例えば、緑色に点灯させる。
B 給水動作
給湯要求について説明する。給湯処理の構造は、いわゆるチャイルドロック構造となっており、ロック解除ボタン1405の押下を検出すると、ロック解除ランプ1606を点滅表示させる。続いて、給湯ボタン1406の押下検出により、温水電磁弁80へと開指示を出力する。給湯ボタン1406の押下時間に応じて、温水電磁弁80が開状態となるように制御している。
また、冷水の給水要求についても同様に、ロック解除ボタン1405の押下を検出し、給水ボタン1404の押下を検出したら、給水ボタン1404の押下時間に応じて、冷水電磁弁64が開状態となるように制御している。
C 給湯・給水の温度設定変更
高温設定又は冷水設定を変更したい場合は、高温設定ボタン1408又は冷水設定ボタン1407の押下により、温水又は冷水の設定温度を変更させる。高温設定の「高温」は、例えば、93〔℃〕に設定されている。
D 省エネモード
省エネボタン1409の押下を検出すると、高温設定は65℃に温度設定され、冷水設定は12℃に温度設定される。これにより、例えば、冷温水器10の使用がほとんど無い時間帯等に省エネモードに設定することで、電気使用量を低減することが出来る。
次に、洗浄処理に関し、加熱洗浄装置及び冷温水器の操作手順等について、図7を参照する。図7は、加熱洗浄装置と冷温水器との接続操作を示す図である。図7において、図1〜図3と同一部分には同一符号を付してある。
E 冷温水器の洗浄前の準備
まず、冷温水器10に設置されたガロンボトル38を取り外し、操作・表示部134の給水ボタン1404を押下して、冷水タンク44内に残っている飲料水36を冷水口68から排出する。
次に、天上板40やトレイ86を外し、冷水タンク44に洗浄水4を入れ、メンテナンス用の冶具である冷水タンク蓋102を冷温水器10の天井部に設置する。
F 加熱洗浄装置側の動作処理
加熱洗浄装置2のタンク6や循環ポンプ12内に洗浄水4を入れ、加熱洗浄装置2の往き接続口104と冷温水器10の冷水口68、戻り接続口106と温水口84とをそれぞれ接続する。
G 冷温水器の動作処理
電源投入後、洗浄処理モードとして設定された「訪問メンテモード」への移行操作として、例えば、冷温水器10の操作・表示部134のタイマー時計ボタン1401、スタート/ストップボタン1402、設定ボタン1403を同時に押すと、表示部1604に「START 」が表示される。そして、温水電磁弁80及び冷水電磁弁64を開状態にする。また、コンプレッサ52の動作を停止させ、温水ヒータ72を作動させて、温水タンク70内の洗浄水4を加熱する。沸き上がりの設定温度(上限温度)T1として、例えば、95℃に設定されている。
H 加熱洗浄装置の動作処理
加熱洗浄装置2では、電源投入後、運転SW24が押下されると運転ランプ26が、例えば、緑色に点灯する。そして、循環ポンプ12を作動させるとともに、電気ヒータ8をONにして、タンク6内の洗浄水4を加熱する。
この場合、例えば、タンク6内が空焚き状態であることを空焚SW20が検知した場合、電気ヒータ8を停止させる。この場合にも、循環ポンプ12は動作を続ける。
循環温度センサ18の温度検出により、洗浄水4の温度が洗浄温度T2として、例えば、93℃以上となった場合、電気ヒータ8を停止させる。その後、洗浄時間である所定時間P1として例えば、3分間が経過したら、循環ポンプ12を停止させる。このとき、運転ランプ26を消灯させる。
I 冷温水器の洗浄処理の終了操作
「訪問メンテモード」の解除操作として、例えば、操作・表示部134のタイマー時計ボタン1401、スタート/ストップボタン1402、設定ボタン1403が同時に押下されると、温水ヒータ72が停止し、バイパス弁92を開状態にして、洗浄処理が終了となる。
J 加熱洗浄装置の取り外し
冷温水器10の洗浄終了処理が行われたら、加熱洗浄装置2内にある洗浄水4の排水処理を行う。加熱洗浄装置2の排水栓32を開状態にし、洗浄水4を排水する。排水が終了したら、往き接続口104及び戻り接続口106を冷温水器10から取り外す。
K 冷温水器の排水処理及び設置手順
加熱洗浄装置2を取り外した後、冷温水器10内にある洗浄水4の排水を行う。排水栓98を開状態にし、温水タンク70内及び冷水タンク44内の洗浄水4を排水する。
次に、冷温水器10の電源を抜き、温水口84、冷水口68をアルコール等で洗浄処理する。また、冷水タンク蓋102を外し、天上板40、トレイ86を取り付け、ガロンボトル38をセットする。そして、冷温水器10の電源を投入し、操作・表示部134のスタート/ストップボタン1402を押し、給水可能状態に戻す。
次に、この冷温水器の洗浄処理制御について、図8を参照する。図8は、第1の実施の形態における冷温水器の制御処理を示すフローチャートである。
この洗浄処理では、加熱洗浄装置2で加熱された洗浄水4について、冷水タンク44内の洗浄水4の温度が、洗浄の条件を満たす所定温度に達しているか否かを判断し、この判断結果に応じて、温水ヒータ72の動作制御を行う。
まず、電源が投入されると、冷温水器10では初期設定を行う(ステップS1)。この初期設定は、既述した「E 冷温水器の洗浄前の準備」に対応するものであり、ガロンボトル38の取り外し、飲料水36の排出、天上板40やトレイ86の取り外しを行うとともに、冷水タンク蓋102の設置を行う。
また、電源投入とともにタイマー178をスタートさせ(ステップS2)、洗浄処理への移行制限時間の所定時間P2として、例えば、5分間の計時を行う。そして、所定時間P2が経過したか否かの判断を行う(ステップS3)。この所定時間P2が経過する前に(ステップS3のNO)、既述の「訪問メンテモード」への移行操作が行われた場合(ステップS4のYES)、冷温水器10は洗浄処理モードへと移行する。この「訪問メンテモード」への移行制限時間は、例えば、この制限時間外に誤って洗浄処理モードへの移行操作を行っても、給水ができなくなるのを防止するものである。
また、所定時間P2が経過した場合(ステップS3のYES)、「訪問メンテモード」への切り替えが行われない場合(ステップS4のNO)は、通常運転モードになり、温水タンク70及び冷水タンク44内の飲料水36の温度管理(ステップS5、ステップS6)を行う。この温度管理は、温水タンク70や冷水タンク44に設定された所定温度を維持する。例えば、温水側では、温水センサ88の計測結果に応じて温水ヒータ72を作動させる。また、冷水側では、冷水センサ62による計測結果に応じてコンプレッサ52を作動させる。
「訪問メンテモード」に移行すると、コンプレッサ52をOFFにし(ステップS7)、温水電磁弁80を開状態にする(ステップS8)とともに、冷水電磁弁64を開状態にする(ステップS9)。これにより、冷温水器10と加熱洗浄装置2とが接続状態となり、加熱された洗浄水4が冷温水器10側を循環する。
次に、「訪問メンテモード」が維持されているか否かの判断に移行する(ステップS10)。「訪問メンテモード」が維持されている場合(ステップS10のYES)には、温水センサ88により、温水タンク70内の洗浄水4の温度THhが洗浄処理の下限温度T3として、例えば、93℃以上であるか否かの判断を行う(ステップS11)。洗浄水4の温度THhが下限温度T3以上(ステップS11のYES)の場合には、冷温水器10内の全ての配管を洗浄するために、バイパス弁92を開状態にする(ステップS12)。
また、温水タンク70内の洗浄水4の温度THhが、沸き上がり状態となる上限温度T1として例えば、95℃より高いか否かの判断に移行する(ステップS13)。そして、温水タンク70内の洗浄水4の温度THhが上限温度T1より高い場合(ステップS13のYES)には、温水ヒータ72をOFFにし(ステップS14)、ステップS10へと戻る。温水タンク70内の洗浄水4の温度THhが上限温度T1より低い場合(ステップS13のNO)も、再びステップS10に戻る。
また、温水タンク70内の洗浄水4の温度THhが洗浄処理の下限温度T3より低い場合(ステップS11のNO)には、温水ヒータ72をONにし(ステップS15)、再び、「訪問メンテモード」が維持されているかの判断(ステップS10)に戻る。即ち、温水タンク70内の温度管理処理であるステップS11〜ステップS15は、「訪問メンテモード」が解除されるまで繰返し行われる。
「訪問メンテモード」が解除されると(ステップS10のNO)、洗浄の終了処理を行う。そこで、冷温水器10内の洗浄水4を排水するため、温水ヒータ72をOFFにする(ステップS16)、また、この段階でバイパス弁92が開状態となっていない場合に備えて、バイパス弁92を開状態にする(ステップS17) 。これにより、冷温水器10から洗浄水4の排水が行われる。排水処理が行われると、冷温水器10の電源をOFFにする。なお、「訪問メンテモード」に入った場合、通常動作との誤作動を防止するため、電源を入れ直さない限り、通常モードでの使用ができないようにしてもよい。
次に、洗浄処理に関し、加熱洗浄装置の制御について、図9を参照する。図9は、第1の実施の形態における加熱洗浄装置の制御処理を示すフローチャートである。
この洗浄処理では、加熱洗浄装置2による洗浄水4の加熱処理及び冷温水器10との循環処理において、循環温度センサ18による検出温度が所定温度に達しているか否かを判断し、この判断結果に応じて、電気ヒータ8や循環ポンプ12の動作制御を行う。
電源が投入されると、初期設定として、高温検知済みフラグをリセットする(ステップS21)とともに、予備循環済みフラグに運転SW24が切り替わった時点(第1段階)を示すものとして、例えば、0をセットする(ステップS22)。
次に、運転SW24がONとなっているか否かの判断を行う(ステップS23)。運転SW24がOFFの場合(ステップS23のNO)には、循環ポンプ12及び電気ヒータ8をOFFにする(ステップS24、ステップS25)とともに、電源投入時と同様に高温検知済みフラグをリセットし(ステップS26)、予備循環済みフラグに第1段階を示すものとして、例えば、0をセットし(ステップS27)、再びステップS23の判断に戻る。この処理は、運転SW24がOFF状態の間、繰返し行われる。
運転SW24がONとなっている場合(ステップS23のYES)、予備循環済みのフラグの種類の判断に移行する(ステップS28)。ここで、運転SW24が切り替わった時点(第1段階)を示すフラグである場合(ステップS28の0)には、循環ポンプ12、電気ヒータ8をONにする(ステップS29、ステップS30)。
次に、予備循環済みフラグに、循環温度を検出しない予備循環を行う処理(第2段階)を示すものとして、例えば、1をセットし(ステップS31)、この予備循環のためのタイマー126をスタートさせ(ステップS32)、予備循環時間の所定時間P3として、例えば、3分間を設定し、ステップS23に戻る。この予備循環は、運転SW24をONさせた直後では、冷温水器10と加熱洗浄装置2との間で十分な循環が行われていないため、洗浄水4に高温部分や低温部分が混在し、循環温度センサ18による検出温度が不安定なものとなるおそれがあるので、所定時間P3の猶予を設定したものである。
次に、予備循環済みフラグの種類の判断(ステップS28)において、循環温度を検出しない予備循環を行う処理(第2段階)として、例えば、1がセットされていると判断した場合(ステップS28の1)には、所定時間P3が経過したか否かの判断に移行する(ステップS33)。所定時間P3が経過していない場合(ステップS33のNO)には、ステップS23に戻る。また、所定時間P3が経過している場合(ステップS33のYES)には、予備循環の終了(第3段階)を示すフラグとして、予備循環済みフラグに、例えば、2をセットする(ステップS34)。
予備循環済みフラグの設定の後、高温検知済みか否かの判断に移行する(ステップS35)。高温検知を行っていない場合(ステップS35のNO)には、高温検知に移行する(ステップS36)。この高温検知は、循環温度センサ18による洗浄水4の検出温度が、設定された所定の洗浄温度T2として、例えば、93℃以上か否かの判断を行う。
そして、検出温度が所定の洗浄温度T2以上である場合(ステップS36のYES)には、電気ヒータ8をOFFにし(ステップS37)、高温検出済みフラグをセットし(ステップS38)、本番の循環洗浄に移行する。この洗浄時間の所定時間P1として、例えば、3分間の計時を行うため、タイマー126をスタートさせ(ステップS39)、ステップS23に戻る。
次に、予備循環済みフラグの種類の判断(ステップS28)において、予備循環の終了(第3段階)を示すフラグがセットされていると判断した場合(ステップS28の2)、高温検知済みがセットされているか否かの判断に移行する(ステップS35)。既にステップS38で高温検知済みがセットされている場合(ステップS35のYES)には、所定時間P1が経過しているか否かの判断に移行する(ステップS40)。既に所定時間P1が経過している場合(ステップS40のYES)には、循環ポンプ12をOFFにし(ステップS41)、操作・表示部112に洗浄処理が終了したことを報知する(ステップS42)。
斯かる構成により、冷温水器10の洗浄処理において、高温の洗浄水による洗浄が行うことができる。また、冷温水器10に内蔵されている温水ヒータ72のみを用いた洗浄処理に比べて、より洗浄時間を短縮できるほか、より簡易な制御処理で洗浄を行うことが可能となる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について、図10を参照する。図10は、第2の実施の形態に係る加熱洗浄システムを示す図である。図10において、図1〜図3と同一部分には、同一符号を付してある。
第1の実施の形態では、洗浄処理を行う際に、加熱洗浄装置2及び冷温水器10に対して、それぞれ設定操作を行う構成であるが、この第2の実施の形態では、冷温水器10の制御装置で加熱洗浄装置2を制御する構成である。
この加熱洗浄システム190では、図10に示すように、加熱洗浄装置2の操作盤200に接続された信号線202と冷温水器10の操作盤300に接続された信号線302とが中継コネクタ400で接続されている。また、この中継コネクタ400は、各送受信回路208、308を接続させる手段であるとともに、各信号線202、302の接続状態を監視する監視手段でもある。また、その他の構成について、第1の実施の形態に係る加熱洗浄システム101(図3)と同一の構成部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
斯かる構成により、この加熱洗浄システム190では、加熱洗浄装置2と冷温水器10との接続状態を監視し、接続を確認すれば、冷温水器10からの制御指示により、加熱洗浄装置2の動作制御を行う。
次に、第2の実施の形態に係る加熱洗浄システムの加熱洗浄装置と冷温水器の制御装置について、図11、図12及び図13を参照する。図11は、加熱洗浄装置の制御基板の構成を示す図であり、図12は、冷温水器の制御基板の構成を示す図であり、図13は、加熱洗浄装置の制御装置と冷温水器の制御装置との接続状態を示す図である。図11〜図13において、図4及び図5と同一部分には同一符号を付してある。
この加熱洗浄装置2の制御基板204に備えられた制御装置206には、図11に示すように、冷温水器10の制御装置306との制御信号を送受信するための送受信回路208が設置されており、この送受信回路208は中央演算部116に接続されている。斯かる構成により、電気ヒータ8や循環ポンプ12に対する制御指示が冷温水器10の制御装置306から送信されることになる。また、加熱洗浄装置2が冷温水器10の制御指示により動作することから、操作・表示部210には、個別の操作ボタンを簡略化する構成としてもよい。
また、冷温水器10の制御基板304に備えられた制御装置306には、図12に示すように、加熱洗浄装置2の制御装置206との制御信号の送受信を行うための送受信回路308が設置されており、この送受信回路308は、中央演算部136に接続されている。
加熱洗浄装置2の制御装置206と冷温水器10の制御装置306との接続状態は、図13に示すように、それぞれの送受信回路208、308が中継コネクタ400を介して制御信号を送受信する。
次に、洗浄処理に関し、加熱洗浄装置及び冷温水器の操作手順等について説明する。
L 冷温水器の洗浄前の準備
まず、冷温水器10に設置されたガロンボトル38を取り外し、操作・表示部134の給水ボタン1404を押下して冷水電磁弁64を開き、冷水タンク44内に残っている飲料水36を冷水口68から排出する。
次に、天上板40やトレイ86を外し、冷水タンク44に洗浄水4を入れ、メンテナンス用の冶具である冷水タンク蓋102を冷温水器10の天井部に設置する。
M 加熱洗浄装置と冷温水器の管路接続
加熱洗浄装置2のタンク6や循環ポンプ12内に洗浄水4を入れ、加熱洗浄装置2の往き接続口104と冷温水器10の冷水口68、戻り接続口106と温水口84をそれぞれ接続する。
N 加熱洗浄装置と冷温水器との電気的接続
加熱洗浄装置2の信号線202と冷温水器10の信号線302とを中継コネクタ400に接続する。
O 冷温水器の動作処理
電源投入後、洗浄処理モードとして設定された「訪問メンテモード」への移行操作として、例えば、スタート/ストップボタン1402を押すと、表示部1604に「START」が表示される。そして、温水ヒータ72を作動させて、温水タンク70内の洗浄水4を加熱する。
P 加熱洗浄装置の動作処理
加熱洗浄装置2では、電源投入後、循環ポンプ12を作動させるとともに、電気ヒータ8をONにして、タンク6内の洗浄水4を加熱する。そして、タンク6内の洗浄水4は、冷水パイプ14を通り、往き接続口104を介して冷水タンク44に入り、給水管78、温水タンク70を通過して、温水口84から出て加熱洗浄装置2へと戻る。
加熱を続け、冷水タンク44内の冷水センサ62の温度検出により、洗浄水4の温度が洗浄温度T4として、例えば、93℃以上となった場合、バイパス弁92を開状態にするとともに、加熱洗浄装置2の電気ヒータ8をOFFにする。このとき、洗浄水4の温度を維持させるため、冷温水器10の温水ヒータ72を稼動させるようにしてもよい。その後、洗浄時間の所定時間P4として、例えば、3分間が経過したら、冷温水器10の温水ヒータ72と、加熱洗浄装置2の循環ポンプ12を停止させる。このとき、操作・表示部134の表示部1604に「END」が表示され、洗浄が終了したことを報知する。運転ランプ26を消灯させる。
Q 加熱洗浄装置の取外し
冷温水器10の洗浄が処理したら、加熱洗浄装置2内にある洗浄水4の排水処理を行う。加熱洗浄装置2の排水栓32を開状態にし、排水口34から洗浄水4を排水する。次に、加熱洗浄装置2の電源を抜き、中継コネクタ400から信号線202を外す。そして、往き接続口104と戻り接続口106を冷温水器10から取り外す。
R 冷温水器の排水処理及び設置手順
加熱洗浄装置2を取り外した後、冷温水器10内にある洗浄水4の排水を行う。排水栓98を開状態にし、温水タンク70及び冷水タンク44内の洗浄水4を排水する。
次に、冷温水器10の電源を抜き、温水口84、冷水口68をアルコール等で洗浄処理する。また、冷水タンク蓋102を外し、天上板40、トレイ86を取り付け、ガロンボトル38をセットする。そして、冷温水器10の電源を投入し、操作・表示部134のスタート/ストップボタン1402の押下により、給水可能状態に戻す。
次に、この冷温水器の洗浄処理制御について、図14及び図15を参照する。図14は、第2の実施の形態における冷温水器の制御処理を示すフローチャートであり、図15は、加熱洗浄装置の制御処理を示すフローチャートである。図14及び図15において、図8及び図9と同一処理については、その内容の説明を省略する。
洗浄処理では、冷温水器10の冷水タンク44内の洗浄水4の温度に応じて、加熱洗浄装置2にある電気ヒータ8への動作制御を行う。
冷温水器10の動作制御は、図14に示すように、電源が投入されると、既述した「L 冷温水器の洗浄前の準備」に示す初期設定を行う(ステップS51)。次に、加熱洗浄装置2が外部に接続されているか否かを監視し(ステップS52)、外部接続されていない場合(ステップS52のNO)は、通常の運転状態として、温水タンク70及び冷水タンク44内の温度管理を行う(ステップS53、ステップS54)。外部接続の監視は、例えば、監視手段でもある中継コネクタ400からの情報を受信して、接続状態の監視を行うようにしてもよい。
また、加熱洗浄装置2が外部接続されている場合(ステップS52のYES)は、コンプレッサ52をOFFにし(ステップS55)、温水電磁弁80及び冷水電磁弁64を開状態にする(ステップS56、ステップS57)。
次に、温水タンク70内の洗浄水4の温度THhが下限温度T3として、例えば、93℃以上か否かを判断する(ステップS58)とともに、上限温度T1として、例えば、95℃より大きいか否かの判断を行う(ステップS59)。この場合、温水タンク70内の洗浄水4の温度THhが下限温度T3より低い場合(ステップS58のNO)には、温水ヒータ72をONにし(ステップS60)、上限温度T1よりも高い場合(ステップS59のYES)には、温水ヒータ72をOFFにする(ステップS61)。即ち、この処理では、洗浄水4の最適温度として、例えば、93℃以上95℃以下になるように制御している。
次に、冷温水器10が洗浄処理を行う設定である「訪問メンテモード」になっているか否かの判断を行う(ステップS62)。「訪問メンテモード」への移行は、例えば、既述のスタート/ストップボタン1402の押下により行われる。この「訪問メンテモード」が設定されることにより、加熱洗浄装置2との連動を開始する。
「訪問メンテモード」が設定されている場合(ステップS62のYES)は、高温検知済みフラグがセットされているか否かの判断に移行する(ステップS63)。高温検知済みフラグがセットされていない場合(ステップS63のNO)には、加熱洗浄装置2に対して、循環ポンプ12にON指令を出し(ステップS64)、また、電気ヒータ8にON指令を出す(ステップS65)。
次に、冷水センサ62により、冷水タンク44内の洗浄水4の温度THcが、洗浄温度T4として、例えば、93℃以上か否かの判断に移行する(ステップS66)。そして、冷水タンク44内の洗浄水4の温度THcが、洗浄温度T4以上である場合(ステップS66のYES)には、加熱洗浄装置2に対し、電気ヒータ8をOFFにする指令を出す(ステップS67)。また、高温検出済みフラグをセットする(ステップS68) とともに、循環洗浄時間の所定時間P4として、例えば、3分間を計時するために、タイマー178をスタートさせる(ステップS69)。そして、再びステップS52の処理に戻る。
また、「訪問メンテモード」が設定されていない場合や解除された場合(ステップS62のNO)には、高温検知済みフラグがセットされていればリセットされ、(ステップS70)、ステップS52に戻る。
また、上記の加熱洗浄装置2への制御指示を行うことで、高温検知済みフラグがセットされている場合(ステップS63のYES)には、所定時間P4が経過したか否かの判断に移行する(ステップS71)。所定時間P4が経過していない場合(ステップS71のNO)には、再びステップS52の処理に戻り、経過している場合(ステップS71のYES)には、加熱洗浄装置2に対して、循環ポンプ12をOFFにする指令を出す(ステップS72)。また、冷温水器10側には、温水ヒータ72をOFFにする指示を出す(ステップS73) とともに、バイパス弁92を開状態にして(ステップS74) 、冷温水器10の排水処理に移行する。この排水処理は、既述の「R 冷温水器の排水処理及び設置手順」に対応するものであり、所定時間P4が経過してから、冷温水器10の電源がOFFするまで行われる。
次に、加熱洗浄装置2の制御処理では、図15に示すように、電源が投入されると、冷温水器10が外部接続されているか否かの判断を行う(ステップS81)。冷温水器10が接続されていない場合(ステップS81のNO)は、循環ポンプ12及び電気ヒータ8をOFF状態に保つ(ステップS82、ステップS83)。
また、中継コネクタ400の接続情報により、冷温水器10が接続されている場合(ステップS81のYES)は、冷温水器10の制御装置306からの制御信号を受信しているか否かの判断を行い(ステップS84)、制御信号を受信していない場合(ステップS84のNO)には、ステップS81に戻る。
また、冷温水器10の制御装置306からの制御信号を受信している場合(ステップS84のYES)には、制御の種類を特定する(ステップS85)。そして、この制御内容を表す信号の種類に応じて、電気ヒータ8のON/OFF処理(ステップS86、ステップS87)、及び/又は、循環ポンプ12のON/OFF処理を行う(ステップS88、ステップS89)。
斯かる構成により、洗浄処理において、加熱洗浄装置2と冷温水器10とに対し、それぞれ個別に設定処理や操作が不要となり、操作性の向上を図ることができる。また、加熱洗浄装置2の構成の簡略化を図ることができ、この加熱洗浄装置2を用いた洗浄処理により、より短時間に冷温水器10の洗浄処理が可能となる。
〔その他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、洗浄水4の循環手段である循環ポンプ12を冷温水器10に内蔵しない構成が開示されているが、これに限られるものではなく、循環ポンプを備えた冷温水器10であってもよい。
(2) 上記実施の形態では、加熱洗浄装置2に設けたタンク6内に洗浄水4を溜め、このタンク6内に設置した電気ヒータ8で洗浄水4を加熱する構成としたが、これに限られず、加熱洗浄装置2内にタンク6を持たない構成としてもよい。この場合、例えば、加熱洗浄装置2内の管路に加熱ヒータを設置して、管路内を流れる洗浄水4を加熱する構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記の目的を達成することができる。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。