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JP5076550B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、薄膜トランジスタの電気的特性を改良するための構造技術に関する。
上記した半導体装置は、例えば、ガラス基板上に薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)が形成されている。詳しくは、ガラス基板上に半導体層が形成されており、この半導体層にソース領域とドレイン領域とが形成されている。また、半導体層上には、ゲート絶縁膜を介してゲート電極が形成されている。このような半導体装置において、電気的特性の信頼性を向上させるために、例えば、特許文献1に記載のような、半導体装置のソース領域及びドレイン領域に低濃度不純物層を有するLDD(Lightly Doped Drain)構造を備えたり、複数のゲート電極を接続することにより構成されたマルチゲート構造を備えたりすることが知られている。
特開2000−216397号公報
しかしながら、LDD構造を有する半導体装置では、薄膜トランジスタに電圧を印加した際に、低濃度不純物層によって負荷(抵抗)が大きくなっていることから、電圧降下により出力電流が低下する。一方、マルチゲート構造を有する半導体装置では、ドレイン領域の端部に電界が集中する(電界強度が強くなる)傾向があり、この電界の強度が大きくなると、ドレイン領域に異常なリーク電流が流れたり、絶縁破壊を起こしたりすることが考えられる。
本発明は、出力電流が減少することを抑えると共に、リーク電流が流れることを抑えることができる半導体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る半導体装置は、基板と、第1ゲート電極と、第2ゲート電極と、前記基板と前記第1ゲート電極との間に位置する第1チャネル領域と、前記基板と前記第2ゲート電極との間に位置する第2チャネル領域と、少なくとも前記第1チャネル領域と前記第1ゲート電極との間、及び、前記第2チャネル領域と前記第2ゲート電極との間、に位置するゲート絶縁膜と、前記基板と前記ゲート絶縁膜との間に位置する第1導電部、第2導電部、及び第3導電部と、前記第2ゲート電極と電気的に接続され、かつ、前記第1ゲート電極の一部と重なる中間電極と、を含み、前記第1導電部と前記第2導電部との間に前記第1チャネル領域が位置し、前記第2導電部と前記第3導電部との間に前記第2チャネル領域が位置することを特徴とする。
この構成によれば、半導体装置に含まれるトランジスタのドレイン領域の端部に電界が集中することを抑えることが可能となり、ドレイン耐圧を向上させることができる。よって、トランジスタのドレイン領域に異常なリーク電流が流れたり、絶縁破壊を起こしたりすることを抑えることができる。
上記半導体装置において、前記第1導電部と前記第2導電部との最短距離が、前記第2導電部と前記第3導電部との最短距離より大きいことが好ましい。
この構成によれば、第1ゲート電極にゲート電圧を印加した際に、第1ゲート電極にかかる電圧に対して第2ゲート電極にかかる電圧を小さくすることができる。
上記半導体装置において、前記中間電極が島状の金属膜であることが好ましい。
この構成によれば、第1ゲート電極にゲート電圧を印加した際に、第1ゲート電極にかかる電圧に対して第2ゲート電極にかかる電圧を小さくすることができる。
上記半導体装置において、さらに、少なくとも前記第1ゲート電極と前記中間電極との間、及び、前記第2ゲート電極と前記中間電極との間に位置する層間絶縁膜を有し、前記第2ゲート電極と前記中間電極とが前記層間絶縁膜に形成されたコンタクトプラグを介して電気的に接続されており、前記第1ゲート電極と前記中間電極とが前記層間絶縁膜を介してキャパシタを形成するものであることが好ましい。
この構成によれば、平面視において第2ゲート電極に電気的に接続された中間電極の一部と第1ゲート電極の一部とが重なる領域にキャパシタが形成され、キャパシタを介して第1ゲート電極と第2ゲート電極とが直列に接続されているので、容量をキャパシタ容量と静電容量とに分割させることができる。
上記半導体装置において、前記第2ゲート電極と前記中間電極とが前記ゲート絶縁膜に形成されたコンタクトプラグを介して電気的に接続されており、前記第1ゲート電極と前記中間電極とが前記ゲート絶縁膜を介してキャパシタを形成するものであることが好ましい。
この構成によれば、平面視において第2ゲート電極に電気的に接続された中間電極の一部と第1ゲート電極の一部とが重なる領域にキャパシタが形成され、キャパシタを介して第1ゲート電極と第2ゲート電極とが直列に接続されているので、容量をキャパシタ容量と静電容量とに分割させることができる。
上記半導体装置において、前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、無機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、及び前記第3導電部の各々が、不純物と、前記無機半導体材料と、を含むことが好ましい。
この構成によれば、第1導電部〜3導電部を形成する場合、無機半導体材料を含む半導体層に不純物をドーピングする方法を用いることができ、製造が容易となる。
上記半導体装置において、前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、有機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、及び前記第3導電部の各々が、導電性有機材料を含むことが好ましい。
この構成によれば、有機半導体材料を含む半導体層に不純物をドーピングしなくとも、第1導電部〜3導電部を形成することが可能になる。
上記半導体装置において、前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、有機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、及び前記第3導電部の各々が、金属を含むことが好ましい。
この構成によれば、有機半導体材料を含む半導体層に不純物をドーピングしなくとも、第1導電部〜3導電部を形成することが可能になる。
上記課題を解決するために、本発明に係る半導体装置は、基板と、第1ゲート電極と、第2ゲート電極と、前記基板と前記第1ゲート電極との間に位置する第1チャネル領域と、前記基板と前記第2ゲート電極との間に位置する第2チャネル領域と、少なくとも前記第1チャネル領域と前記第1ゲート電極との間、及び、前記第2チャネル領域と前記第2ゲート電極との間、に位置するゲート絶縁膜と、前記基板と前記ゲート絶縁膜との間に位置する第1導電部、第2導電部、及び第3導電部と、前記第1ゲート電極の一部と、かつ、前記第2ゲート電極の一部と重なる中間電極と、を含み、前記第1導電部と前記第2導電部との間に前記第1チャネル領域が位置し、前記第2導電部と前記第3導電部との間に前記第2チャネル領域が位置することを特徴とするものでもよい。
この構成によれば、半導体装置に含まれるトランジスタのドレイン領域の端部に電界が集中することを抑えることが可能となり、ドレイン耐圧を向上させることができる。よって、トランジスタのドレイン領域に異常なリーク電流が流れたり、絶縁破壊を起こしたりすることを抑えることができる。
上記半導体装置において、前記第1導電部と前記第2導電部との最短距離が、前記第2導電部と前記第3導電部との最短距離より大きいことが好ましい。
この構成によれば、第1ゲート電極にゲート電圧を印加した際に、第1ゲート電極にかかる電圧に対して第2ゲート電極にかかる電圧を小さくすることができる。
上記半導体装置において、前記中間電極が島状の金属膜であることが好ましい。
この構成によれば、第1ゲート電極にゲート電圧を印加した際に、第1ゲート電極にかかる電圧に対して第2ゲート電極にかかる電圧を小さくすることができる。
上記半導体装置において、さらに、少なくとも前記第1ゲート電極と前記中間電極との間、及び、前記第2ゲート電極と前記中間電極との間に位置する層間絶縁膜と、を有し、前記第1ゲート電極の一部と前記中間電極とが前記層間絶縁膜を介して第1キャパシタを形成し、前記第2ゲート電極の一部と前記中間電極とが前記層間絶縁膜を介して第2キャパシタを形成するものであることが好ましい。
この構成によれば、平面視において第2ゲート電極に電気的に接続された中間電極の一部と第1ゲート電極の一部とが重なる領域にキャパシタが形成され、キャパシタを介して第1ゲート電極と第2ゲート電極とが直列に接続されているので、容量をキャパシタ容量と静電容量とに分割させることができる。
上記半導体装置において、さらに、前記第1ゲート電極の一部と前記中間電極とが前記ゲート絶縁膜を介して第1キャパシタを形成し、前記第2ゲート電極の一部と前記中間電極とが前記ゲート絶縁膜を介して第2キャパシタを形成するものであることが好ましい。
この構成によれば、平面視において第2ゲート電極に電気的に接続された中間電極の一部と第1ゲート電極の一部とが重なる領域にキャパシタが形成され、キャパシタを介して第1ゲート電極と第2ゲート電極とが直列に接続されているので、容量をキャパシタ容量と静電容量とに分割させることができる。
上記半導体装置において、前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、無機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、前記第3導電部、及び前記中間電極の各々が、不純物と、前記無機半導体材料とを含むことが好ましい。
この構成によれば、第1導電部〜3導電部、及び中間電極を形成する場合、例えば無機半導体材料を含む半導体層に不純物をドーピングする方法を用いることができ、製造が容易となる。
上記半導体装置において、前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、有機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、前記第3導電部、及び前記中間電極の各々が、導電性有機材料を含むことが好ましい。
この構成によれば、有機半導体材料を含む半導体層に不純物をドーピングしなくとも、第1導電部〜3導電部を形成することが可能になる。
上記半導体装置において、前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、有機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、前記第3導電部、及び前記中間電極の各々が、金属を含むことが好ましい。
この構成によれば、有機半導体材料を含む半導体層に不純物をドーピングしなくとも、第1導電部〜3導電部を形成することが可能になる。
上記課題を解決するために、本発明に係る半導体装置は、基板と、前記基板上に位置する第1導電部、第2導電部、第3導電部、及び中間電極と、少なくとも前記第1導電部と前記第2導電部との間、及び前記第2導電部と前記第3導電部との間に位置する、有機半導体材料を含む半導体膜と、少なくとも前記有機半導体膜及び前記中間電極上に位置するゲート絶縁膜と、少なくとも前記ゲート絶縁膜上に位置し、前記ゲート絶縁膜を介して前記半導体膜及び前記中間電極と重なり、前記中間電極と第1キャパシタを形成する第1ゲート電極と、少なくとも前記ゲート絶縁膜上に位置し、前記ゲート絶縁膜を介して前記半導体膜及び前記中間電極と重なり、前記中間電極と第2キャパシタを形成する第2ゲート電極と、を含み、前記第1導電部と前記第2導電部との最短距離が、前記第2導電部と前記第3導電部との最短距離より大きいことを特徴とするものであってもよい。
この構成によれば、半導体装置に含まれるトランジスタのドレイン領域の端部に電界が集中することを抑えることが可能となり、ドレイン耐圧を向上させることができる。よって、トランジスタのドレイン領域に異常なリーク電流が流れたり、絶縁破壊を起こしたりすることを抑えることができる。
以下、本発明に係る半導体装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、半導体装置に形成されたマルチゲート構造の半導体素子の構成を模式的に示す等価回路図である。以下、マルチゲート構造の半導体素子の構成を、図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、半導体素子11は、マルチゲート構造を備え、等価回路的には、第1半導体素子12と第2半導体素子13とが直列に接続された構造になっている。詳しくは、ソース端子14とドレイン端子15の間に、第1ゲート電極16と第2ゲート電極17とが形成された構造になっている。
第1ゲート電極16は、ゲート端子18と電気的に直接接続されている。第2ゲート電極17は、静電容量を分割するためのキャパシタ19を介してゲート端子18と接続されている。つまり、ゲート端子18に電圧を印加した際、直列に接続されたキャパシタ19と第2ゲート電極17とによって電圧が分圧される。
以上のように、マルチゲート構造を有する半導体素子11は、第1ゲート電極16や第2ゲート電極17など複数のゲート電極が接続されていることにより、ドレイン電圧を分割させることが可能となるので、シングルゲート構造の半導体素子と比較して、高耐圧駆動が可能な構成になっている。
図2は、半導体装置の構造を示す模式平面図である。図3は、図2の半導体装置の構造を示す模式断面図である。なお、図2に示す平面図は、アルミ配線層27a〜27d(仮想線で示す)及び層間絶縁膜25を除いた状態を示す。以下、半導体装置の構造を、図2及び図3を参照しながら説明する。
図2及び図3に示すように、半導体装置21は、上記したマルチゲート構造を備え、ガラスなどの基板22上に形成された半導体膜としての半導体層23と、半導体層23を覆うゲート絶縁膜24と、ゲート絶縁膜24上に形成された第1ゲート電極16及び第2ゲート電極17とを有する。更に、半導体装置21は、第1ゲート電極16及び第2ゲート電極17、ゲート絶縁膜24を覆う層間絶縁膜25と、層間絶縁膜25に形成された複数のコンタクトホール内に位置する、第1プラグとしての第1コンタクトプラグ26aと、第2プラグとしての第2コンタクトプラグ26bと、第3コンタクトプラグ26cと、第4コンタクトプラグ26dと、第1コンタクトプラグ26a〜第4コンタクトプラグ26dのそれぞれに接続された第1アルミ配線層27a〜第4アルミ配線層27dとを有する。
半導体層23は、所定の形状にパターンニングされており、例えば、無機半導体材料である多結晶シリコン(p−Si)で構成されている。また、半導体層23は、互いに離れた第1チャネル領域31及び第2チャネル領域32と、これら二つのチャネル領域31,32を接続する高濃度不純物領域(ソース/ドレイン領域)33と、第1チャネル領域31に隣接する独立したソース領域34と、第2チャネル領域32に隣接する独立したドレイン領域35とを有する。これら高濃度不純物領域33、ソース領域34、ドレイン領域35は、半導体装置21の導電部としての機能を有する。
詳述すると、半導体装置21は、高濃度不純物領域33を挟んで、上記したように、第1半導体素子12と第2半導体素子13とが直列に接続された構造になっている。また、高濃度不純物領域33は、第1半導体素子12のドレイン領域と、第2半導体素子13のソース領域とを含んでいる。
ゲート絶縁膜24は、例えば、シリコン酸化膜で構成されており、第1ゲート電極16と第1チャネル領域31とに挟まれた領域が第1ゲート静電容量36となり、第2ゲート電極17と第2チャネル領域32とに挟まれた領域が第2ゲート静電容量37となる。
第1ゲート電極16は、主に半導体装置21の駆動を制御するために用いられ、例えば、タンタル(Ta)で構成されている。また、第1ゲート電極16は、ゲート絶縁膜24を介して、第1チャネル領域31を覆うように第1チャネル領域31に整合してパターンニングされている。更に、第1ゲート電極16は、第1コンタクトプラグ26aを介して、層間絶縁膜25上に形成された第1アルミ配線層27aと電気的接続されている。なお、第1アルミ配線層27aは、ゲート端子18(図1参照)と電気的に直接接続されている。
第2ゲート電極17は、ドレイン領域35の端部に集中する電界を緩和させるために用いられ、例えば、タンタル(Ta)で構成されている。また、第2ゲート電極17は、ゲート絶縁膜24を介して、第2チャネル領域32を覆うように第2チャネル領域32に整合してパターンニングされている。更に、第2ゲート電極17は、第2コンタクトプラグ26bを介して、層間絶縁膜25上に形成された中間電極としての第2アルミ配線層27bと電気的接続されている。
第2アルミ配線層27bは、島状に形成された金属膜であり、その一端38が第1ゲート電極16の一部の領域と平面的に重なる領域Aまで延びて形成されている。この重なる領域Aにある層間絶縁膜25の部分が、層間絶縁膜キャパシタ19(図1の「キャパシタ19」に相当し、回路記号で図示する。)を構成する。つまり、層間絶縁膜キャパシタ19は、第1ゲート電極16の一部と第2アルミ配線層27bの一部とを電極とし、層間絶縁膜25の一部を誘電体層として構成されたものである。第2ゲート電極17は、層間絶縁膜キャパシタ19を介して、第1ゲート電極16と接続されている。そして、第2ゲート電極17に、この層間絶縁膜キャパシタ19を直列に接続することにより、第2ゲート静電容量37と層間絶縁膜キャパシタ19のキャパシタ容量とに容量分割させることが可能となる。
また、第2ゲート電極17のゲート長は、第1ゲート電極16のゲート長に比べて、短く形成されている。詳述すると、第2ゲート電極17のゲート長は、パンチスルー現象を抑えることが可能な極力短い長さであり、例えば、2μmである。このようなゲート長にすることにより、層間絶縁膜キャパシタ19を設けたことによるチャージアップの影響(例えば、駆動能力など)を少なくさせることができる。なお、ここでいうゲート長とは、ソース領域とドレイン領域との最短距離を意味する。つまり、第2ゲート電極17のゲート長とは、高濃度不純物領域33とドレイン領域35との間の最短距離を示すものである。第1ゲート電極16のゲート長も、同様に定義される。
ソース領域34は、層間絶縁膜25上に形成されたソース端子14(図1参照)と、第3コンタクトプラグ26c及び第3アルミ配線層27cなどを介して電気的に接続されている。
ドレイン領域35は、層間絶縁膜25上に形成されたドレイン端子15(図1参照)と、第4コンタクトプラグ26d及び第4アルミ配線層27dなどを介して電気的に接続されている。
以上のように、第2ゲート電極17に層間絶縁膜キャパシタ19を直列に接続することにより、第2ゲート静電容量37と層間絶縁膜キャパシタ19のキャパシタ容量とに容量分割させることが可能となり、第2ゲート電極17にかかる電圧を、第1ゲート電極16と比べて小さくさせることができる。これにより、ドレイン領域35に電圧を印加した際に、ドレイン領域35の端部に集中する電界を分散させることが可能となり、端部の電界強度を弱くさせることができる。また、層間絶縁膜25をキャパシタの誘電体層として用いるので、電界の集中を緩和させるために、例えば、ゲート絶縁膜24の一部分を厚くパターンニングして対応するなどの方法と比較して、容易に形成することが可能となる。
また、本発明の半導体装置21は、例えば、EL装置や液晶装置などの電気光学装置における各画素を構成する画素回路や、画素回路を制御するドライバ(集積回路)に適用することができる。また、このような電気光学装置以外にも、種々のデバイスに適用することが可能である。
以上詳述したように、第1実施形態の半導体装置21によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)第1実施形態の半導体装置21によれば、第2ゲート電極17に、第2アルミ配線層27bと第1ゲート電極16とが平面的に重なる領域Aにある層間絶縁膜25の部分で形成された層間絶縁膜キャパシタ19を直列に接続するので、層間絶縁膜キャパシタ19のキャパシタ容量と第2ゲート静電容量37とに容量分割させることが可能となる。これにより、第1ゲート電極16と層間絶縁膜キャパシタ19とにゲート電圧を印加した際に、第1ゲート静電容量36にかかる電圧と比較して第2ゲート電極17の電圧を小さくすることができる。よって、ドレイン領域35に電圧を印加した際に、ドレイン領域35の端部に集中する電界を分散させることが可能となり、ドレイン領域35端部の電界強度を弱くすることができる。その結果、ドレイン耐圧を向上させることができ、ドレイン領域35に異常なリーク電流が流れたり、絶縁破壊を起こしたりすることを抑えることができる。これにより、高耐圧駆動が可能なマルチゲート構造を有する半導体装置21を提供することができる。
(2)第1実施形態の半導体装置21によれば、第2ゲート電極17のゲート長の長さを、パンチスルー現象を抑えることが可能な長さに限りなく短くすることよって、層間絶縁膜キャパシタ19を設けたことによるチャージアップの影響をより少なくさせることが可能となる。よって、ドレイン領域35にリーク電流が流れることを抑えることができることに加えて、出力電流が減少する量を少なくすることができる(例えば、LDD構造と比較して)半導体装置21を提供することができる。
なお、図示は省略するが、第1実施形態の半導体装置21において、層間絶縁膜25に形成されたコンタクトプラグを介し、第1ゲート電極16と第2アルミ配線層27bとが電気的に接続されているものであってもよい。この場合、第2ゲート電極17と第2アルミ配線層27bとは、層間絶縁膜25を介して絶縁されており、キャパシタを形成している。
また、第1実施形態の半導体装置21において、第1ゲート電極16と第2アルミ配線層27bとが層間絶縁膜25を介して絶縁されると共に第1キャパシタを形成するものであり、第2ゲート電極17と第2アルミ配線層27bとが層間絶縁膜25を介して絶縁されると共に第2キャパシタを形成するものであってもよい。
(第2実施形態)
図4は、半導体装置の構造を示す模式平面図である。図5(a)は、図4の半導体装置におけるA−A'断面に沿う模式断面図である。図5(b)は、図4の半導体装置におけるB−B'断面に沿う模式断面図である。また、図4の半導体装置は、保護膜の図示を省略している。なお、第2実施形態の半導体装置は、上記した第1実施形態の無機半導体材料を含む半導体装置に代えて、有機半導体材料を含む半導体層を用いた半導体装置(有機TFT)である部分が異なっている。以下、第2実施形態の半導体装置の構造を、図4及び図5を参照しながら説明する。
図4及び図5に示すように、半導体装置50は、第1実施形態のようなマルチゲート構造を備え、第1半導体素子51(図1における第1半導体素子12に相当する)と、第2半導体素子52(図1における第2半導体素子13に相当する)とを有する。第1半導体素子51及び第2半導体素子52を有する半導体装置50は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの基板53上(第1面)に形成されたソース領域としてのソース電極54と、ドレイン領域としてのドレイン電極55と、ソース/ドレイン領域としての共通電極56と、中間電極57と、これら電極54,55,56,57上及び基板53上に形成された半導体膜としての半導体層58とを有する。更に、半導体装置50は、半導体層58上に形成されたゲート絶縁膜59と、ゲート絶縁膜59上に形成された第1ゲート電極61(図1における第1ゲート電極16に相当)及び第2ゲート電極62(図1における第2ゲート電極17に相当)と、これらゲート電極61,62及びゲート絶縁膜59上を覆うように形成された保護膜63とを有する。
基板53の材料は、上記したポリエチレンテレフタレート(PET)に限定されず、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)等で構成されるプラスティック基板(樹脂基板)であってもよい。
ソース電極54は、ソース端子14(図1参照)と接続されており、基板53上の一部分にパターンニングされている。ソース電極54の材料は、導電性金属材料が用いられ、例えば、Cr(クロム)やAu(金)等が挙げられる。また、導電性金属材料に代えて、導電性有機材料を用いるようにしてもよい。
ドレイン電極55は、ドレイン端子15(図1参照)と接続されており、基板53上におけるソース電極54と離れた部分にパターンニングされている。ドレイン電極55の材料としては、ソース電極54と同様に、例えば、Cr(クロム)やAu(金)等が挙げられる。
共通電極56(ソース/ドレイン電極)は、基板53上におけるソース電極54とドレイン電極55との間に、それぞれの電極(54,55)と所定の間隔をおいてパターンニングされている。共通電極56は、第1半導体素子51のドレイン電極と、第2半導体素子52のソース電極とを含んでいる。ソース電極54と共通電極56との間の半導体層58は、第1チャネル領域71となる。また、ドレイン電極55と共通電極56との間の半導体層58は、第2チャネル領域72となる。これら共通電極56、ソース電極54、ドレイン電極55は、半導体装置50の導電部としての機能を有する。
また、半導体装置50は、共通電極56を介して、第1半導体素子51と第2半導体素子52とが直列に接続された構造となっている。共通電極56の材料としては、上記したソース電極54及びドレイン電極55と同様に、例えば、Cr(クロム)やAu(金)等が挙げられる。
中間電極57は、島状に形成された金属膜であり、ドレイン電極55の端部に電界が集中することを緩和させるべくキャパシタを形成するために用いられる。中間電極57は、例えば、基板53上におけるソース電極54、共通電極56、ドレイン電極55のそれぞれの端部(半導体層58の端部)に隣接して形成されている。詳しくは、ゲート絶縁膜59を介して、第1ゲート電極61の一部の領域と第2ゲート電極62の一部の領域とに平面的に跨るように形成されている。中間電極57の材料としては、上記したソース電極54及びドレイン電極55と同様に、例えば、Cr(クロム)やAu(金)等が挙げられる。
半導体層58は、ソース電極54、共通電極56、ドレイン電極55、及び基板53の一部を覆うように形成されている。半導体層58の材料としては、低分子系有機半導体材料、ポリマー有機半導体材料のいずれも使用することができる。
低分子系有機材料としては、例えば、ペンタセン、アントラセン、テトラセン等が挙げられる。また、ポリマー有機半導体材料としては、例えば、ポリ(3−ヘキシルチオフェン)(P3HT)、ポリ(3−アルキルチオフェン)等が挙げられる。また、低分子有機材料の場合は、例えば、蒸着法が用いられる。ポリマー有機半導体材料の場合は、例えば、塗布法が用いられる。
ゲート絶縁膜59は、半導体層58及び基板53の一部を覆うように形成されている。ゲート絶縁膜59の材料としては、ポリイミド、メタクリレート、ポリスチレン等が挙げられる。なお、第1ゲート電極61及び第2ゲート電極62と中間電極57との間は、ゲート絶縁膜59に代えて層間絶縁膜を有する構造であってもよい。また、ゲート絶縁膜59と層間絶縁膜とを有する構造であってもよい。
第1ゲート電極61は、主に半導体装置50の駆動を制御するために用いられ、第1チャネル領域71と共通電極56とに平面的に跨るように、ゲート絶縁膜59上に形成されている。第1ゲート電極61と第1チャネル領域71とに挟まれたゲート絶縁膜59の部分が、第1ゲート静電容量となる。また、第1ゲート電極61の一部と、中間電極57の一部と、これらに挟まれたゲート絶縁膜59の部分とが、第1キャパシタ73を構成する。
また、第1ゲート電極61は、ゲート端子18(図1参照)と電気的に直接接続されている。第1ゲート電極61は、例えば、金属微粒子と有機金属化合物の少なくとも一方を含有する溶液を用いた液相プロセスにて形成される。溶液として、金属微粒子を分散媒に分散させた分散液、液体の有機金属化合物、有機金属化合物の溶液、又はそれらの混合物を用いることができる。有機金属化合物としては、例えば、銀などを含有する化合物である。
第2ゲート電極62は、ドレイン電極55の端部に電界が集中することを緩和させるために用いられ、第2チャネル領域72と中間電極57とに平面的に跨るように、ゲート絶縁膜59上に形成されている。第2ゲート電極62と第2チャネル領域72とに挟まれたゲート絶縁膜59の部分が、第2ゲート静電容量となる。また、第2ゲート電極62の一部と、中間電極57の一部と、これらに挟まれたゲート絶縁膜59の部分とが、第2キャパシタ74を構成する。
なお、第1キャパシタ73と第2キャパシタ74とを合わせたものが、図1の等価回路に示す、「キャパシタ19」に相当する。つまり、中間電極57、第1キャパシタ73、第2キャパシタ74を介して、第1ゲート電極61と第2ゲート電極62とが接続されている。第2ゲート電極62の材料としては、例えば、第1ゲート電極61と同様である。
また、第2ゲート電極62のゲート長は、第1ゲート電極61のゲート長に比べて短く形成されている。詳しくは、第1実施形態と同様、パンチスルー現象を抑えることが可能な、極力短い長さに設定されている。第2ゲート電極62のゲート長は、例えば、2μmである。このようなゲート長にすることにより、第1キャパシタ73及び第2キャパシタ74を設けたことによるチャージアップの影響(例えば、駆動能力など)を少なくさせることができる。
また、第2ゲート電極62に、第1キャパシタ73及び第2キャパシタ74を直列に接続することにより、第2ゲート静電容量と、第1キャパシタ73の第1キャパシタ容量と、第2キャパシタ74の第2キャパシタ容量と、に容量分割させることが可能となる。
保護膜63は、第1ゲート電極61、第2ゲート電極62、ゲート絶縁膜59の一部分を覆うように形成されている。保護膜63の材料としては、上記したゲート絶縁膜59と同様に、例えば、ポリイミド、メタクリレート、ポリスチレン等が挙げられる。
以上のように、第2ゲート電極62に2つのキャパシタ(第1キャパシタ73及び第2キャパシタ74)を直列に接続することにより、第2ゲート静電容量と、第1キャパシタ73の第1キャパシタ容量と、第2キャパシタ74の第2キャパシタ容量と、に容量分割させることが可能となり、第2ゲート電極62にかかる電圧を、第1ゲート電極61と比べて小さくさせることができる。これにより、ドレイン電極55に電圧を印加した際に、ドレイン電極55の端部に集中する電界を分散させることが可能となり、端部の電界強度を弱くさせることができる。
また、第2実施形態の半導体装置50は、基板53が可撓性のある樹脂基板にて構成されており、半導体装置50全体がフレキシビリティを有して構成されている。従って、例えば、電子ペーパー等に適用することができる。
以上詳述したように、第2実施形態の半導体装置50によれば、上記した第1実施形態の(1)、(2)の効果に加えて、以下に示す効果が得られる。
(3)第2実施形態の半導体装置50(有機TFT)によれば、一般的な有機TFTはシリコンTFTと比べて、打ち込む不純物の制御が難しくLDD構造がつくりにくいという課題があるが、上記した構造を用いることにより、不純物を打ち込まなくてもLDD構造に相当する機能を半導体装置50に備えさせることができる。よって、ドレイン電極55の端部に集中する電界を分散させることが可能となり、端部の電界強度を弱くさせることができる。
なお、図示は省略するが、第2実施形態の半導体装置50において、ゲート絶縁膜59に形成されたコンタクトプラグを介し、第1ゲート電極61と中間電極57とが電気的に接続されているものであってもよい。この場合、第2ゲート電極62と中間電極57とは、ゲート絶縁膜59を介して絶縁されており、キャパシタを形成している。
また、第2実施形態の半導体装置50において、ゲート絶縁膜59に形成されたコンタクトプラグを介し、第2ゲート電極62と中間電極57とが電気的に接続されているものであってもよい。この場合、第1ゲート電極61と中間電極57とはゲート絶縁膜59を介して絶縁されており、キャパシタを形成している。
なお、第1実施形態において、半導体層23に有機半導体材料を用いることで、本発明の効果を奏することもできるが、第1ゲート電極16の上層の第2アルミ配線層27bを中間電極として用いる積層構造であるため、コンタクトプラグの形成が容易である無機半導体材料を用いるほうが好ましい。また、第2実施形態において、半導体層58に無機半導体材料を用いることで、本発明の効果を奏することもできるが、コンタクトプラグを形成する必要がない場合、半導体層58に有機半導体材料を用いるほうが好ましい。
なお、実施形態は上記に限定されず、以下のような形態で実施することもできる。
(変形例1)上記した第1実施形態のように、半導体装置21のマルチゲート構造を、第1ゲート電極16及び第2ゲート電極17で構成することに限定されず、例えば、必要に応じて複数のゲート電極を接続したマルチゲート構造に適用するようにしてもよい。また、第2実施形態の半導体装置50についても同様である。
(変形例2)上記した第1実施形態のように、ガラスなどの基板22上に第1半導体素子12及び第2半導体素子13を形成することに限定されず、例えば、半導体基板上に第1半導体素子12及び第2半導体素子13を形成するようにしてもよい。
(変形例3)上記した第1実施形態のように、配線層をアルミ配線層27a〜27dで構成することに限定されず、例えば、金属の配線層であればよい。
実施形態に係る半導体素子の構成を模式的に示す等価回路図。 第1実施形態に係る半導体装置の構造を示す模式平面図。 第1実施形態に係る半導体装置の構造を示す模式断面図。 第2実施形態に係る半導体装置の構造を示す模式平面図。 第2実施形態に係る半導体装置の構造を示す模式断面図。
符号の説明
11…半導体素子、12,51…第1半導体素子、13,52…第2半導体素子、14…ソース端子、15…ドレイン端子、16,61…第1ゲート電極、17,62…第2ゲート電極、18…ゲート端子、19…層間絶縁膜キャパシタ(キャパシタ)、21,50…半導体装置、22,53…基板、23,58…半導体膜としての半導体層、24…ゲート絶縁膜、25…層間絶縁膜、26a…第1プラグとしての第1コンタクトプラグ、26b…第2プラグとしての第2コンタクトプラグ、26c…第3コンタクトプラグ、26d…第4コンタクトプラグ、27a…第1アルミ配線層、27b…中間電極としての第2アルミ配線層、27c…第3アルミ配線層、27d…第4アルミ配線層、31,71…第1チャネル領域、32,72…第2チャネル領域、33…ソース/ドレイン領域としての高濃度不純物領域、34…ソース領域、35…ドレイン領域、36…第1ゲート静電容量、37…第2ゲート静電容量、38…一端、54…ソース電極(ソース領域)、55…ドレイン電極(ドレイン領域)、56…共通電極(ソース/ドレイン領域)、57…中間電極、59…ゲート絶縁膜、63…保護膜、73…第1キャパシタ、74…第2キャパシタ。

Claims (17)

  1. 基板と、
    第1ゲート電極と、
    第2ゲート電極と、
    前記基板と前記第1ゲート電極との間に位置する第1チャネル領域と、
    前記基板と前記第2ゲート電極との間に位置する第2チャネル領域と、
    少なくとも前記第1チャネル領域と前記第1ゲート電極との間、及び、前記第2チャネル領域と前記第2ゲート電極との間、に位置するゲート絶縁膜と、
    前記基板と前記ゲート絶縁膜との間に位置する第1導電部、第2導電部、及び第3導電部と、
    前記第2ゲート電極と電気的に接続され、かつ、前記第1ゲート電極の一部と重なる中間電極と、を含み、
    前記第1導電部と前記第2導電部との間に前記第1チャネル領域が位置し、前記第2導電部と前記第3導電部との間に前記第2チャネル領域が位置し、
    前記中間電極は、前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域とは重ならない島状の電極であることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記第1導電部と前記第2導電部との最短距離が、前記第2導電部と前記第3導電部との最短距離より大きいことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記中間電極が島状の金属膜であることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置であって、
    さらに、少なくとも前記第1ゲート電極と前記中間電極との間、及び、前記第2ゲート電極と前記中間電極との間に位置する層間絶縁膜を有し、前記第2ゲート電極と前記中間電極とが前記層間絶縁膜に形成されたコンタクトプラグを介して電気的に接続されており、前記第1ゲート電極と前記中間電極とが前記層間絶縁膜を介してキャパシタを形成するものであることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置であって、
    前記第2ゲート電極と前記中間電極とが前記ゲート絶縁膜に形成されたコンタクトプラグを介して電気的に接続されており、前記第1ゲート電極と前記中間電極とが前記ゲート絶縁膜を介してキャパシタを形成するものであることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置であって、
    前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、無機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、及び前記第3導電部の各々が、不純物と、前記無機半導体材料と、を含むことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置であって、
    前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、有機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、及び前記第3導電部の各々が、導電性有機材料を含むことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置であって、
    前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、有機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、及び前記第3導電部の各々が、金属を含むことを特徴とする半導体装置。
  9. 基板と、
    第1ゲート電極と、
    第2ゲート電極と、
    前記基板と前記第1ゲート電極との間に位置する第1チャネル領域と、
    前記基板と前記第2ゲート電極との間に位置する第2チャネル領域と、
    少なくとも前記第1チャネル領域と前記第1ゲート電極との間、及び、前記第2チャネル領域と前記第2ゲート電極との間、に位置するゲート絶縁膜と、
    前記基板と前記ゲート絶縁膜との間に位置する第1導電部、第2導電部、及び第3導電部と、
    前記第1ゲート電極の一部と、かつ、前記第2ゲート電極の一部と重なる中間電極と、
    を含み、
    前記第1導電部と前記第2導電部との間に前記第1チャネル領域が位置し、前記第2導電部と前記第3導電部との間に前記第2チャネル領域が位置し、
    前記中間電極は、前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域とは重ならない島状の電極であることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置であって、
    前記第1導電部と前記第2導電部との最短距離が、前記第2導電部と前記第3導電部との最短距離より大きいことを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項9又は10に記載の半導体装置であって、
    前記中間電極が島状の金属膜であることを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項9〜請求項11のいずれか一項に記載の半導体装置であって、
    さらに、少なくとも前記第1ゲート電極と前記中間電極との間、及び、前記第2ゲート電極と前記中間電極との間に位置する層間絶縁膜と、を有し、前記第1ゲート電極の一部と前記中間電極とが前記層間絶縁膜を介して第1キャパシタを形成し、前記第2ゲート電極の一部と前記中間電極とが前記層間絶縁膜を介して第2キャパシタを形成するものであることを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項9〜請求項11のいずれか一項に記載の半導体装置であって、
    さらに、前記第1ゲート電極の一部と前記中間電極とが前記ゲート絶縁膜を介して第1キャパシタを形成し、前記第2ゲート電極の一部と前記中間電極とが前記ゲート絶縁膜を介して第2キャパシタを形成するものであることを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項9〜請求項13のいずれか一項に記載の半導体装置であって、
    前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、無機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、前記第3導電部、及び前記中間電極の各々が、不純物と、前記無機半導体材料とを含むことを特徴とする半導体装置。
  15. 請求項9〜請求項13のいずれか一項に記載の半導体装置であって、
    前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、有機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、前記第3導電部、及び前記中間電極の各々が、導電性有機材料を含むことを特徴とする半導体装置。
  16. 請求項9〜請求項13のいずれか一項に記載の半導体装置であって、
    前記第1チャネル領域及び前記第2チャネル領域が、有機半導体材料を含み、前記第1導電部、前記第2導電部、前記第3導電部、及び前記中間電極の各々が、金属を含むことを特徴とする半導体装置。
  17. 基板と、
    前記基板上に位置する第1導電部、第2導電部、第3導電部、及び中間電極と、
    少なくとも前記第1導電部と前記第2導電部との間、及び前記第2導電部と前記第3導電部との間に位置する、有機半導体材料を含む半導体膜と、
    少なくとも前記有機半導体膜及び前記中間電極上に位置するゲート絶縁膜と、
    少なくとも前記ゲート絶縁膜上に位置し、前記ゲート絶縁膜を介して前記半導体膜及び前記中間電極と重なり、前記中間電極と第1キャパシタを形成する第1ゲート電極と、
    少なくとも前記ゲート絶縁膜上に位置し、前記ゲート絶縁膜を介して前記半導体膜及び前記中間電極と重なり、前記中間電極と第2キャパシタを形成する第2ゲート電極と、を含み、
    前記第1導電部と前記第2導電部との最短距離が、前記第2導電部と前記第3導電部との最短距離より大きいことを特徴とする半導体装置。
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