JP5081338B2 - 液体吐出装置、画像形成装置 - Google Patents
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Description
液滴を吐出する液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置において、
撥水性を有する撥水性部材上に、複数の独立した液滴で構成される着弾位置ずれ検出用調整パターンを形成するパターン形成手段と、
前記撥水性部材上に対して発光する発光手段及び前記撥水部材上からの正反射光を受光する受光手段を含む読取り手段と、
前記読取り手段の読取り結果に基づいて前記液滴の着弾位置ずれを補正する補正手段と、を備え、
前記調整パターンを構成する前記独立した複数の液滴の外表面が丸みを帯びた状態で前記読取り手段の前記発光手段から光を照射して、
前記撥水性部材の表面の内の前記調整パターンが形成されていない領域で前記照射された光を正反射させ、前記調整パターンを形成した領域では前記独立した複数の液滴の丸みを帯びた外表面で前記照射された光を拡散反射させて、
前記読取り手段の前記受光手段で前記正反射される光を受光して前記拡散反射領域となる前記調整パターンを読取る
構成とした。
この制御部300は、CPU301と、CPU301が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM302と、画像データ等を一時格納するRAM303と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)304と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行なう画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC305とを含む、この装置全体の制御を司るとともに本発明に係る調整パターンを形成する手段を含む着弾位置検出、着弾位置調整(補正)などに関わる制御を司る主制御部310を備えている。
まず、本発明における着弾位置検出(パターン検出)の原理について説明する。液滴(以下「インク滴」とする。)に対して光を照射したときに液滴からの光が拡散する様子について図10を参照して説明する。
図10に示すように、被着弾部材600に着弾したインク滴500(着弾状態ではインク滴は半球状となる。)に対して入射光601が当たると、インク滴500が丸みを帯びた光沢表面であるため、大部分は拡散反射光602となり正反射光603として検出されるものは僅かとなる。しかしながら、図11に示すように、インク滴500は時間経過とともに乾燥するため表面から光沢が失われ、更に半球形状から徐々に平らになってくるため、正反射光603が生じる範囲及び割合が拡散反射光602に対して相対的に多くなる。したがって、正反射光603を受光素子403で受光するとき、図12に示すように、時間の経過と共にセンサ出力電圧は低下し、時間の経過共に検知精度が低下することになる。
搬送ベルト31の表面(ベルト表面)は光沢を帯びており、発光素子401からの光が照射された場合に正反射光を返し易いものとする。このため、図13(b)で、インク滴500が着弾していないベルト面の領域では、発光素子401からの入射光601はベルト面にて殆んど正反射されることから正反射光603の量が多くなり、同図(a)に示すように、正反射光603を受光する受光素子403の出力(センサ出力電圧)が相対的に大きくなる。
電子写真方式におけるトナーは被付着部材に付着した状態でも形状が保持されるため、図15に示すように、被付着部材611上に調整パターンを構成するトナー611が重なるように形成した場合であっても、トナー付着面における正反射光の量は被付着部材611における正反射光の量に対して少なくなる(小さくなる)ので、正反射光を受光する受光手段の出力によって調整パターンを検出することができる。
図16に示す第1例において、図16(a)に示すように搬送ベルト31上に、例えば記録ヘッド24k1によってライン状の調整パターン400k1を形成し、記録ヘッド24k2によってライン状の調整パターン400k2を形成する。そして、これをセンサ走査方向(キャリッジ主走査方向)に読取りセンサ401で走査することにより、読取りセンサ401の受光素子403の出力結果から、同図(b)に示すように、パターン400k1、400k2で立ち下がるセンサ出力電圧Soが得られる。
図19に示す第1例は、複数の液滴500が1滴ずつ独立して格子状に配列されている例である。
先ず、調整パターン400からの反射光に占める拡散反射光の割合は一定とする。つまり、前述した図13の中央部分に示すインク滴着弾状態のように、調整パターン400からの反射光の散乱状態が一様となるように液滴500を着弾させる。これにより、処理アルゴリズムにかけるセンサ出力電圧(検出電位)の高い再現性が得られ、高精度の調整パターン400(液滴着弾位置)を高精度に検出して精度の高い液滴着弾位置ずれ調整を行うことができる。
パターン乱反射率とは、前述した図23に示すように、読取りセンサ401による検出範囲(検出領域)内で乱反射する部分(拡散光を発生させる部分)の割合を意味する。つまり、パターン乱反射率=乱反射部分面積の総和/検出範囲面積で算出される値とする。
有機顔料としては、アゾ系、フタロシアニン系、アントラキノン系、キナクリドン系、ジオキサジン系、インジゴ系、チオインジゴ系、ペリレン系、イソインドレノン系、アニリンブラック、アゾメチン系、ローダミンBレーキ顔料、カーボンブラック等が挙げられる。
これらの顔料の粒子径は0.01〜0.30μmで用いることが好ましく、0.01μm以下では粒子径が染料に近づくため、耐光性、フェザリングが悪化してしまう。また、0.30μm以上では、吐出口の目詰まりや装置内のフィルタでの目詰まりが発生し、吐出安定性を得ることができない。
有機顔料としてアゾ系、フタロシアニン系、アントラキノン系、キナクリドン系、ジオキサジン系、インジゴ系、チオインジゴ系、ペリレン系、イソインドレノン系、アニリンブラック、アゾメチン系、ローダミンBレーキ顔料、カーボンブラック等が挙げられ、無機顔料として酸化鉄、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、バリウムイエロー、紺青、カドミウムレッド、クロムイエロー、金属粉等が挙げられる。
イエローインクに使用できる顔料の例としては、例えば、C.I.ピグメントイエロー1、同2、同3、同12、同13、同14、同16、同17、同73、同74、同75、同83、同93、同95、同97、同98、同114、同128、同129、同151、同154等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
マゼンタインクに使用できる顔料の例としては、例えば、C.I.ピグメントレッド5、同7、同12、同48(Ca)、同48(Mn)、同57(Ca)、同57:1、同112、同123、同168、同184、同202等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
シアンインクに使用できる顔料の例としては、例えば、C.I.ピグメントブルー1、同2、同3、同15:3、同15:34、同16、同22、同60、C.I.バットブルー4、同60等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
水溶性樹脂の具体例としては、スチレン、スチレン誘導体、ビニルナフタレン誘導体、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル等、アクリル酸、アクリル酸誘導体、マレイン酸、マレイン酸誘導体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、フマール酸、フマール酸誘導体等から選ばれた少なくとも2つ以上の単量体からなるブロック共重合体、あるいはランダム共重合体、又はこれらの塩等が挙げられる。これらの水溶性樹脂は、塩基を溶解させた水溶液に可溶なアルカリ可溶型樹脂であり、これらの中でも重量平均分子量3000〜20000のものが、インクジェット用記録液に用いた場合に、分散液の低粘度化が可能であり、かつ分散も容易であるという利点があるので特に好ましい。
水不溶性の顔料を有機高分子類で被覆してマイクロカプセル化する方法としては、従来公知のすべての方法を用いることが可能である。従来公知の方法として、化学的製法、物理的製法、物理化学的方法、機械的製法などが挙げられる。具体的には、
・界面重合法(2種のモノマーもしくは2種の反応物を、分散相と連続相に別々に溶解しておき、両者の界面において両物質を反応させて壁膜を形成させる方法);
・in−situ重合法(液体または気体のモノマーと触媒、もしくは反応性の物質2種を連続相核粒子側のどちらか一方から供給して反応を起こさせ壁膜を形成させる方法);
・液中硬化被膜法(芯物質粒子を含む高分子溶液の滴を硬化剤などにより、液中で不溶化して壁膜を形成する方法);
・コアセルベーション(相分離)法(芯物質粒子を分散している高分子分散液を、高分子濃度の高いコアセルベート(濃厚相)と希薄相に分離させ、壁膜を形成させる方法);
・液中乾燥法(芯物質を壁膜物質の溶液に分散した液を調製し、この分散液の連続相が混和しない液中に分散液を入れて、複合エマルションとし、壁膜物質を溶解している媒質を徐々に除くことで壁膜を形成させる方法);
・融解分散冷却法(加熱すると液状に溶融し常温では固化する壁膜物質を利用し、この物質を加熱液化し、その中に芯物質粒子を分散し、それを微細な粒子にして冷却し壁膜を形成させる方法);
・気中懸濁被覆法(粉体の芯物質粒子を流動床によって気中に懸濁し、気流中に浮遊させながら、壁膜物質のコーティング液を噴霧混合させて、壁膜を形成させる方法);
・スプレードライング法(カプセル化原液を噴霧してこれを熱風と接触させ、揮発分を蒸発乾燥させ壁膜を形成させる方法);
・酸析法(アニオン性基を含有する有機高分子化合物類のアニオン性基の少なくとも一部を塩基性化合物で中和することで水に対する溶解性を付与し色材と共に水性媒体中で混練した後、酸性化合物で中性または酸性にし有機化合物類を析出させ色材に固着せしめた後に中和し分散させる方法);
・転相乳化法(水に対して分散能を有するアニオン性有機高分子類と色材とを含有する混合体を有機溶媒相とし、前記有機溶媒相に水を投入するかもしくは、水に前記有機溶媒相を投入する方法)、などが挙げられる。
前述したようにこの画像形成装置における着弾位置ずれ補正方法では、基準となる記録ヘッド(色)で搬送ベルトの送り方向にライン状のパターンを送り方向と直交する方向に形成し、その他の記録ヘッド(色)を一定間隔で同様なライン状のパターンを形成して、基準ヘッドとの距離を算出(計測)する。
図28に示す罫線ずれ調整パターン400Bは、基準方向(往路とする)のパターンFK1の位置を基準にして(パターンK1を基準パターンとして)決められた間隔で復路のパターンBK1、往路のパターンFK1、復路のパターンBK2を印字することで、これらのパターンFK1、BK1、FK1、BK2の各位置情報から基準パターンであるパターンK1に対しての着弾位置ずれを検出することができる。なお、センサ走査方向(読取り方向)は片方向だけで読取る場合の例を示している。
まず、キャリッジ23の走査方向は、図2に示すように装置背面側から装置正面側に向かう方向を往路方向、装置正面側から装置背面側に向かう方向を復路方向とし、キャリッジ23には往路方向下流側(装置正面側)から記録ヘッド24c、24k1、24k2、24m、24yの順に配置されているものとする。
黒インクを使用する記録ヘッド24k1、24k2の維持回復を行う(K1又はK2)クリーニング実施完了、装置が所定時間放置されたときに行う放置後クリーニング実施完了、環境温度の温度変化量が所定以上のときにこの液滴着弾位置ずれ調整処理を開始する。
そして、前処理1として搬送ベルト31のクリーニングを実施し、更に前処理2として読取りセンサ401のキャリブレーションを実施し、キャリッジ23で走査される読取りセンサ401(発光素子402、受光素子403)の正反射の出力レベルが搬送ベルト31面上で一定値になるように発光素子402の出力を調整する。
この実施形態では、読取りセンサ401、401を固定するセンサ固定部材800を装置本体上に固定配置している。このようにすれば、キャリッジ23の振動等による影響を受けずに、調整パターン400を読取ることが可能となる。また,いわゆるライン型ヘッドを搭載するライン型画像形成装置にも適用することができる。
この実施形態は、例えば搬送ローラ801でシート部材(用紙)を接触若しくは巻きつけて搬送しながら画像を形成する画像形成装置に適用した例である。このような装置においては、液滴を搬送ローラ801の稜線上(上辺)にヘッド(正確には読取りセンサ401)とインク滴着弾位置が等距離を保つように液滴500を着弾させることで、液滴500がない領域では正反射光が多く、液滴部分では正反射光が減少するので、読取が可能となる.
この実施形態では、搬送ベルト31の表面を清掃することで調整パターンを清掃除去する清掃手段である清掃部材901を備え、この清掃部材901は接離機構902によって搬送ベルト31表面に接触、退避させる構成としている。
この実施形態では、清掃部材901を従動ローラ33に対向する位置に配置している。つまり、搬送ベルト31上のインクを清掃するときも、搬送ベルト31自体を停止させるときも、搬送ベルト31が押し当てる方向とは逆方向に逃げないように清掃部材に対して搬送ベルト31を挟む位置に部材がある方が、より確実に清掃部材901を搬送ベルト31に押し当てることができる。なお、ここでは、従動ローラ33と対向する位置に清掃部材901を配置しているが、別に駆動ローラ(搬送ローラ)32に対向する位置でもよい。
この実施形態では、清掃部材901をプラテンガイド35に対向する位置に配置している。これにより、第5実施形態と同様の作用効果が得られる。
この実施形態では、清掃部材901を紙粉掻き取り部材191の上流側に配置したものである。つまり、紙粉掻き取り部材191が調整パターンのインクに汚れてしまうと、その後は紙粉をとる性能が低下し、しかも、汚れ掻き取り部材191が搬送ベルト31に接し続けることで搬送ベルト31も汚れてしまうことになる。そこで、清掃部材901は紙粉をかきとる部材191の上流側に配置することで、紙粉をかきとる部材が調整パターンのインクに汚されることを防ぐことができる。
この実施形態は、清掃部材901を、搬送ベルト31を帯電させる帯電ローラ34の上流側に配置したものである。つまり、帯電ローラ34が調整パターンのインクで汚れてしまうと、搬送ベルトを帯電させる性能が低下し、かつ、汚れた帯電部材が搬送ベルト31に接し続けることで搬送ベルト31もまた汚される。そこで、清掃部材901は帯電ローラ34の上流側に配置することで帯電ローラ34がテストパターンのインクに汚されることを防ぐことができる。
この実施形態においては、搬送ベルト31上の調整パターン400を形成した後、調整パターン400が読取りセンサ503による読み取り位置にくるまで搬送ベルト31を回転させた後、搬送ベルト31の駆動源(副走査モータ131)を停止させ、接離機構902を駆動して清掃部材901を押圧力Aで搬送ベルト31に押し当てる。そして、この状態で、読取りセンサ503による調整パターン400の読み取りを行う。
この実施形態では、清掃手段として清掃ローラ911を備えるとともに、この清掃ローラ911をベルト913を介して回転させるモータ(駆動源)912を備えている。これらの清掃ローラ911及びモータ912は接離機構902によって一体として移動する。なお、清掃ローラ911は清掃部材901と同じくインクを吸収できる多孔質の部材、PVAスポンジが適している
この実施形態においては、前記第10実施形態の清掃ローラ911として、調整パターン400を清掃する部分(この例では中央部分)をインク吸収性の材料で形成した第1ローラ部911aとし、それ以外の部分(この例では両端部分)は搬送ベルト31を停止させるのに適した高摩擦係数の材料で形成した第2ローラ部分911bとしたものである。
この実施形態では、搬送ベルト31の駆動を停止し、接離機構902を駆動して清掃部材901(清掃ローラ911でもよい。)を搬送ベルト31に押し当てる。この状態で、搬送ベルト31上の調整パターン400を形成した後、接離機構902を駆動して清掃部材901を搬送ベルト31から退避させ、調整パターン400が読取りセンサ503による読み取り位置にくるまで搬送ベルト31を回転させた後、読取りセンサ503による調整パターン400の読み取りを行う。
スキャナ部と画像形成部の機能を併せ持つ場合、スキャナ部の読み取り動作時に着弾位置ズレ補正手段を動作させたときに、スキャナ部の振動が伝わって搬送ベルトの機械ガタに悪影響を及ぶことがある。そこで、この実施形態では、スキャナ部の読み取り動作時に調整パターンの読み取りを行うときに清掃部材にて搬送ベルトを固定停止させるようにして、検出精度を向上させる。
この実施形態では、装置内部に振動を検出する振動検出手段を備え、調整パターンの読み取り時で、かつ、内部の振動検出手段が予め定めた一定以上の振動を検知したときには、清掃手段にて搬送ベルトを固定停止させるようにして、検出精度を向上させる。
この実施形態では、ユーザなどが手で搬送ベルト31を動かして搬送ベルト31の汚れた部分を清掃し易い位置に移動させた後、操作部(オペレーションパネル)を操作して、清掃部材901を搬送ベルト31に押し当てさせて搬送ベルト31を固定停止させた状態でユーザなどが手で搬送ベルト31を清掃する。このとき搬送ベルト31が動かないので清掃し易くなる。その後、再度操作部を操作して、清掃部材901を搬送ベルト31から退避させるようにしている。
この実施形態では、搬送ベルト31の汚れを検知する汚れ検知センサ915を備えている。汚れ検知センサ915としては、例えばレーザーマイクロメーターを用いて、搬送ベルト31の厚さを常時チェックして、初期ベルト厚さからの厚さの増加分をインク付着量として捉え、インクの付着量が一定以上の値になったたこと、つまり清掃部材でも除去できない程度に汚れたことを検出する。
この実施形態では、搬送ベルト31の駆動を停止し、接離機構902を駆動して清掃部材901(清掃ローラ911でもよい。)を搬送ベルト31に押し当てる。この状態で、搬送ベルト31上の調整パターン400を形成した後、接離機構902を駆動して清掃部材901を搬送ベルト31から退避させ、調整パターン400が読取りセンサ503による読み取り位置にくるまで搬送ベルト31を回転させた後、搬送ベルト31の駆動源(副走査モータ131)を停止させ、接離機構902を駆動して清掃部材901を搬送ベルト31に押し当てる。そして、この状態で、読取りセンサ503による調整パターン400の読み取りを行う。
2…画像形成部
3…副走査搬送部
4…給紙部
5…用紙(被記録媒体)
6…排紙搬送部
8…排紙トレイ
7…画像読取部
23…キャリッジ
24…記録ヘッド
27…主走査モータ
31…搬送ベルト
32…搬送ローラ
131…副走査モータ
400…調整パターン
401…読取りセンサ
402…発光素子
403…受光素子
500…液滴(インク滴)
501…調整パターン形成/読取り制御手段
502…液滴吐出制御手段
503…着弾位置ずれ量演算手段
504…吐出タイミング補正量演算手段
Claims (10)
- 液滴を吐出する液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置において、
撥水性を有する撥水性部材上に、複数の独立した液滴で構成される着弾位置ずれ検出用調整パターンを形成するパターン形成手段と、
前記撥水性部材上に対して発光する発光手段及び前記撥水部材上からの正反射光を受光する受光手段を含む読取り手段と、
前記読取り手段の読取り結果に基づいて前記液滴の着弾位置ずれを補正する補正手段と、を備え、
前記調整パターンを構成する前記独立した複数の液滴の外表面が丸みを帯びた状態で前記読取り手段の前記発光手段から光を照射して、
前記撥水性部材の表面の内の前記調整パターンが形成されていない領域で前記照射された光を正反射させ、前記調整パターンを形成した領域では前記独立した複数の液滴の丸みを帯びた外表面で前記照射された光を拡散反射させて、
前記読取り手段の前記受光手段で前記正反射される光を受光して前記拡散反射領域となる前記調整パターンを読取る
ことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記調整パターンを構成する液滴の外表面が丸みを帯びた状態で前記読取り手段の前記発光手段から光を照射するとき、前記液滴は、前記丸みを帯びた外表面の頂部では前記照射された光を正反射する状態にあることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記撥水性部材の表面は光沢を帯びており、
前記撥水性部材上に着弾した前記液滴は前記丸みを帯びた状態で光沢を帯び、前記丸みを帯びた状態から平らな状態になることで光沢が失われる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。 - 前記調整パターンは、前記丸みを帯びた状態の表面が独立した状態の複数の前記液滴が配列され、
前記独立した複数の液滴が配列されている領域全域に対応する前記読取り手段の出力は、前記調整パターンが形成されていない領域に対応する前記読取り手段の出力と異なる
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出装置。 - 前記調整パターンは、前記読取り手段の検出領域内で前記液滴の付着面積に対して液滴間の面積が小さいパターンであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記調整パターンは、前記液滴による反射光の内の拡散反射光が占める割合が一定であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記調整パターンは、前記拡散反射光を放つ液滴表面の面積が一定であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記調整パターンは、前記複数の液滴の前記撥水性媒体との接触面積が一定であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記補正手段は、前記受光手段の出力信号における前記正反射光の減衰領域に対応する部分に基づいて前記調整パターンを検出することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 液体吐出ヘッドから液滴を吐出させて被記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、前記請求項1ないし9のいずれかに記載の液体吐出装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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