JP5120949B2 - 白色蛍光体の製造方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、通常、一物質で出来るだけ演色性の良い白色蛍光を示すことは難しい。
本発明者等は、このような問題点を解決するために、先に、バナジウム酸化物(AVO3;AはK、Rb、Csからなる群より選ばれる1種以上)が、単一物質でブロードな発光スペクトルを示し、250〜390nmの紫外・近紫外光励起により蛍光スペクトルが515〜540nm付近に極大を持ち390〜800nmの範囲にブロードに広がる白色蛍光を発する蛍光体であることを報告した(特許文献2)。
たとえば、ガラス基板に製膜する場合でも600℃以下の低温で行うことが必要で製膜プロセス温度の低減が必要となっている。ここで製膜温度の低減は基板の選択肢を多くすることから、応用範囲も拡大することが期待される。例えば200℃以下程度に製膜温度下げることが可能になればプラスチックなどの有機基板上に製膜が可能となり、フレキシブルな発光材料の開発も期待できる。
この手法はAとVの金属比を実質1:1の割合で混合した有機金属溶液を有機基板上に塗布し、真空紫外線を照射して結晶化を行うもので、有機基板にダメージを与えることなく、基板上で直接結晶化させることができるといった多くの利点を有するものである。
〈1〉基板上に、酸化物白色蛍光体結晶薄膜、アモルファスアルミナ薄膜および最上部に酸化物蛍光体結晶薄膜が順次設けられた積層型白色蛍光体。
〈2〉基板が有機基板であることを特徴とする〈1〉に記載の積層型白色蛍光体。
〈3〉酸化物白色蛍光体が、酸化バナジウム系化合物であることを特徴とする〈1〉に記載の積層型白色蛍光体。
〈4〉最上部に作製される酸化物蛍光体が、赤色蛍光体または青色蛍光体であることを特徴とする〈1〉に記載の積層型白色蛍光体。
〈5〉紫外・近紫外光または紫外・近紫外線励起発光素子により、蛍光スペクトルが390〜800nmの範囲にブロード広がる白色蛍光を発することを特徴とする〈1〉に記載の積層型白色蛍光体。
〈6〉第一の酸化物蛍光体結晶薄膜を設けた基板を、室温〜150℃の温度に保持した後、アルミニウムを含む有機化合物溶液を表面に塗布し、波長400nm以下の紫外線を照射して、アモルファスアルミナ薄膜を形成し、その上に酸化物蛍光体結晶薄膜を形成することを特徴とする〈1〉〜〈5〉のいずれかに記載の積層型白色蛍光体の製造方法。
〈7〉紫外線の光源が紫外線レーザまた紫外線ランプであることを特徴とする〈6〉に記載の積層型白色蛍光体の製造方法。
〈8〉紫外ランプを照射した後、紫外線レーザを照射することを特徴とする〈7〉に記載の積層型白色蛍光体の製造方法。
〈9〉アモルファスアルミナ薄膜の上に、酸化物蛍光体の金属組成を有する塗膜を設け、該塗膜に波長400nm以下の紫外線ランプを、ついで紫外線レーザを照射することにより、酸化物蛍光体結晶薄膜を形成することを特徴とする〈6〉〜〈8〉のいずれかに記載の積層型白色蛍光体の製造方法。
〈10〉アモルファスアルミナ薄膜の上に、酸化物蛍光体の金属組成を有する膜を物理蒸着し、該蒸着膜に波長400nm以下の紫外線ランプを、ついで紫外線レーザを照射することにより、酸化物蛍光体結晶薄膜を形成することを特徴とする〈6〉〜〈8〉のいずれかに記載の積層型白色蛍光体の製造方法。
〈11〉〈1〉〜〈5〉のいずれかに記載の積層型白色蛍光体を用いた白色LED。
〈12〉〈1〉〜〈5〉のいずれかに記載の積層型白色蛍光体を用いた表示器具。
〈13〉〈1〉〜〈5〉のいずれかに記載の積層型白色蛍光体を用いた照明器具。
〈14〉〈1〉〜〈5〉のいずれかに記載の積層型白色蛍光体を用いた表示器具。
本発明の製造方法によれば、基板温度が室温であっても目的とする積層型白色蛍光体の結晶化薄膜を製造することができる。また、光照射による製膜時には200℃以下の低温製膜が可能なためガラス基板等の無機固体基板だけでなく、プラスチック等の有機基板上にも直接製膜できる。そのため、材料コストを抑えられるだけでなく、自在に曲がるディスプレイや照明器具などフレキシブルな発光材料にも応用可能である。
また、本発明の実施例中の一つに記載した第二の酸化物蛍光体である、CaTiO3:Pr3+薄膜は通常製造に高温(800〜1300℃)を要する材料であり、本物質が形成可能であることは他の多くの物質についても本手法が適用可能であることを示している。その結果、保護層を挟んで上下の蛍光体の組み合わせ、膜厚によって蛍光色を制御することも可能である。すなわち有機基板を利用した、コストの安い、自在に曲がるディスプレイや照明器具などフレキシブルな発光材料にも応用可能である。
以下、この積層型白色蛍光体について説明する。
酸化物白色蛍光体としては、紫外・近紫外光または紫外・近紫外線励起発光素子により、蛍光スペクトルが390〜800nmの範囲にブロード広がる白色蛍光を発するものであればいずれのものも使用できる。
このバナジウム酸化物蛍光体薄膜は白色LEDの励起光源である紫外・近紫外LEDによって励起出来る250〜390nmの範囲に励起スペクトルを持つ。この励起光によって発せられる蛍光スペクトルは390〜800nmに広がり、白色に発光する。そのため白色LED用の蛍光体として好適である。発光スペクトルのピークは520〜540nmの範囲にあるため比較的色温度は高いが、長波長側に強い発光を持つ蛍光体との組み合わせによって暖色系の白色が得ることもできる。
保護層がないと、紫外レーザ照射時にアブレーションが起こってしまい上部酸化物蛍光体薄膜形成が出来ないため本発明の目的を達成することができない。また他の保護層たとえば、蛍光体薄膜材料の表面保護層としてよく用いられるアモルファスSiO2膜やMgO膜の場合には、本発明のような優れた膜質を与えることができない。
酸化物赤色蛍光体および酸化物青色蛍光体としては、従来公知のものがいずれも使用できる。酸化物赤色蛍光体としては、CaTiO3:Pr3+やY2O3:Eu3+、SrTiO3:Pr3+,Al3+、(Ca,Sr)TiO3:Pr3+、YVO4:Eu3+等が例示される。また、酸化物青色蛍光体としては、ZnO、BaMgAl10O17:Eu2+等が例示される。
したがって、バナジウム酸化物蛍光体薄膜は白色LEDとしてきわめて有用なものであり、たとえば白色光を必要とする日常灯等の照明器具や各種表示機器に用いられるバックライト等の表示器具等として利用することができる。CIE色度座標値は、たとえばRbVO3でx=0.316、y=0.424、CsVO3でx=0.306、y=0.418である。両者とも内部量子効率は80〜90%程度の高い効率を持つ。
本発明の上記積層型白色蛍光体の製造方法は、第一の酸化物蛍光体結晶薄膜を設けた基板を、室温〜150℃の温度に保持した後、アルミニウムを含む有機化合物溶液を表面に塗布し、波長400nm以下の紫外線を照射して、アモルファスアルミナ薄膜を形成し、その上に第二の酸化物蛍光体結晶薄膜を形成することを特徴とする。
ここで、基板上に形成されたA(AはK、RbおよびCsから選ばれる1種又は2種以上の原子である)とVを含む薄膜とは、A(イオン)を含む化合物とVを含む化合物との混合物を種々の方法により基板上に製膜させた薄膜を意味する。
A(イオン)を含む化合物としては、K、RbおよびCsから選ばれる1種又は2種以上の原子を含む無機化合物または有機化合物が挙げられる。
無機化合物の例としては、結晶化に至っていないアモルファスなKVO3、RbVO3、CsVO3等の前躯体が挙げられる。
有機化合物の例としては、一般的に、これらの元素を含む、β−ジケトナト、炭素数6以上の長鎖のアルコキシド、ハロゲンを含んでもよい有機酸塩などが挙げられる。
具体的には、これらの金属のナフテン酸塩、2エチルヘキサン酸塩、アセチルアセトナト塩などが挙げられる。
なお、A(イオン)を含む化合物には、Li、Na、NH4から選ばれる1種又は2種以上を含んでいても構わない。
無機化合物の例としては、結晶化に至っていないアモルファスなKVO3、RbVO3、CsVO3等の前躯体が挙げられる。
有機化合物の例としては、一般的に、バナジウムを含む、β−ジケトナト、炭素数6以上の長鎖のアルコキシド、ハロゲンを含んでもよい有機酸塩などが挙げられる。
具体的には、バナジウムの2エチルヘキサン酸塩、アセチルアセトナト塩などが挙げられる。
ついでこの溶液は、適宜方法により基板上に有機金属薄膜として製膜される。この場合、酸化物への反応が起こり易く、質の良い膜を製造するために、溶液の作製後(A及びVを含む有機金属溶液の混合後)、速やかに製膜を行うことが望ましい
製膜方法は制約されず、スパッタリング、MBE、真空蒸着、CVD、化学溶液法(塗布熱分解法、スプレー法)などが適宜用いられる。
紫外線レーザの場合、具体的には、製膜後、たとえば、100℃で乾燥し、その後、基板温度は室温にし、低エネルギーで紫外レーザ照射を行う。この場合、アブレーションによる膜厚の減少を抑制し、酸化バナジウムの結晶化を促進するために、10〜20mJ/cm2の範囲でレーザ照射をすることが望ましい。
また紫外線ランプの場合には、製膜後、基板温度は室温にし、低エネルギーで紫外ランプ照射を行う。この場合、酸化バナジウムの結晶化を促進するために、15〜50mW/cm2の条件で紫外線ランプ照射をすることが望ましい。
また、本発明においては、製膜時間の短縮を目的とする場合には、薄膜に紫外ランプを短時間照射した後、紫外線レーザを照射して結晶化させることが好ましい。
アモルファスアルミナ薄膜からなる保護層を形成する手法として、Al(イオン)を含む有機化合物を溶液状にし、上記第一の酸化物蛍光体結晶薄膜上に塗布し、製膜後アモルファス化させればよい。
アルミニウムを含む有機化合物の例としては、一般的に、これらの元素を含む、β−ジケトナト、炭素数6以上の長鎖の有機酸塩(ハロゲンを含んでもよい)などが挙げられる。具体的には、ナフテン酸塩、2−エチルヘキサン酸塩、アセチルアセトナト塩などが挙げられる。
上記Alを含む化合物を薄膜形成用の溶液とする場合、必要によりトルエン・キシレンなどの溶媒を使用してもよい。ついでこの溶液は、適宜方法により上記第一の酸化物蛍光体結晶薄膜上に製膜される。製膜方法は制約されず、スパッタリング、MBE、真空蒸着、CVD、化学溶液法(塗布熱分解法、スプレー法)などが適宜用いられる。
つぎに、製膜された薄膜は、25℃〜150℃の温度に保持された後、波長400nm以下の紫外線ランプ又は紫外線レーザが照射される。
紫外線ランプの場合には、製膜後、基板温度は室温にし、低エネルギーで紫外ランプ照射を行う。この場合、有機物の分解を促進するために、30〜50mW/cm2の条件で紫外線ランプ照射をすることが望ましい。
また紫外線レーザの場合、具体的には、製膜後、たとえば、100℃で乾燥し、その後、基板温度は室温にし、低エネルギーで紫外レーザ照射を行う。この場合、アブレーションによる膜厚の減少を抑制するために、5〜20mJ/cm2の範囲でレーザ照射をすることが望ましい。また、本発明においては、製膜時間の短縮を目的とする場合には、薄膜に紫外ランプを短時間照射した後、紫外線レーザを照射してアモルファス化させることが好ましい。
まずCa、Ti、Pr(イオン)を含む有機化合物を溶液状にし、アモルファス酸化アルミニウム上に塗布する。有機化合物の例としては、一般的に、これらの元素を含む、β−ジケトナト、炭素数6以上の長鎖の有機酸塩(ハロゲンを含んでもよい)などが挙げられる。具体的には、ナフテン酸塩、2エチルヘキサン酸塩、アセチルアセトナト塩などが挙げられる。上記Ca、Ti、Prを含む化合物を薄膜形成用の溶液とする。この場合、必要によりトルエン・キシレンなどの溶媒を使用してもよい。ついでこの溶液は、適宜方法により基板上に有機金属薄膜として製膜される。この場合、酸化物への反応が起こり易く、質の良い膜を製造するために、溶液の作製後(Ca、Ti、Prを含む有機金属溶液の混合後)、速やかに製膜を行うことが望ましい製膜方法は制約されず、スパッタリング、MBE、真空蒸着、CVD、化学溶液法(塗布熱分解法、スプレー法)などが適宜用いられる。
つぎに、製膜された薄膜は、25℃〜150℃の温度に保持された後、波長400nm以下の紫外線レーザ又は紫外線ランプが照射される。
紫外線レーザの場合、具体的には、製膜後、たとえば、100℃で乾燥し、その後、基板温度は室温にし、まず始めに低エネルギーで紫外レーザ照射を行う。この場合、アブレーションによる膜厚の減少を抑制し、アモルファス状態になることを促進するために、5〜20mJ/cm2の範囲でレーザ照射をしなければならない。続いて、結晶化させるために120〜180mJ/cm2の範囲でレーザ照射を行う。下層へのレーザ加熱による瞬間加熱によるダメージを防ぐためにショット数は20〜50パルス程度に留めておくのが良い。また、本発明においては、レーザ照射前に、薄膜に紫外ランプを短時間照射する処理をしておくことが好ましい。
PET基板上に作製したRbVO3薄膜上に2エチルヘキサン酸アルミニウムトルエン溶液(C1溶液)を3000rpm、10秒間でスピンコートし、大気中で222nmの紫外線ランプを照射エネルギー25mW/cm2で、10分照射したのち、同じく大気中で172nmの紫外線ランプを照射エネルギー38mW/cm2で、10分照射した結果、有機成分が分解し、アモルファスアルミナ薄膜が形成され、PET/RbVO3薄膜/アモルファスアルミナ薄膜からなる積層体が得られた。
実施例1において、172nm紫外線ランプの照射エネルギーを50mW/cm2で照射したところ照射部は、有機成分が分解しアモルファスアルミナ薄膜が形成され、実施例1と同様な積層体が得られた。
実施例1において、紫外線ランプ照射後に紫外線レーザを10mJ/cm2で照射したところレーザアブレーションを起こさずアモルファスアルミナ薄膜が形成され、実施例1と同様な積層体が得られた。
実施例1において作製された積層体のアモルファスアルミナ薄膜上に、2−エチルヘキサン酸Ca、2−エチルヘキサン酸Ti、2−エチルヘキサン酸Prの金属組成比を0.997:1:0.002の割合で混合しトルエンで希釈した溶液(C2溶液)を3000rpm、10秒間でスピンコートし、大気中で222nmの紫外線ランプを照射エネルギー25mW/cm2で、10分照射したのち、同じく大気中で248nmの紫外線レーザを照射エネルギー20mJ/cm2で照射した後、照射エネルギーを170mJ/cm2に上昇させたところ、アモルファスアルミナ薄膜上に赤色蛍光体膜Ca0.997Pr0.002TiO3が結晶化し、紫外励起による蛍光を示した。蛍光色はRbVO3だけのものよりも赤色の混ざった色温度の低い白色となった。
実施例1において作製されたアモルファスアルミナ薄膜上に、2エチルヘキサン酸Ca、2エチルヘキサン酸Sr、2エチルヘキサン酸Ti、2エチルヘキサン酸Prの金属組成比を0.648:0.349:1:0.002の割合で混合しトルエンで希釈した溶液(C3溶液)を3000rpm、10秒間でスピンコートし、大気中で222nmの紫外線ランプを照射エネルギー25mW/cm2で、10分照射したのち、同じく大気中で248nmの紫外線レーザを照射エネルギー20mJ/cm2で照射した後、照射エネルギーを170mJ/cm2に上昇させたところ、アモルファスアルミナ薄膜上に赤色蛍光体膜(Ca0.65Sr0.35)0.997Pr0.002TiO3が結晶化した積層型蛍光体を得た。このものは紫外励起による蛍光を示した。蛍光色はRbVO3だけのものよりも赤色の混ざった色温度の低い白色となった。実施例5で得た(Ca0.65Sr0.35)0.997Pr0.002TiO3/アモルファスAl2O3/RbVO3/PET薄膜の製造工程フローを図1に示す。また、この積層型蛍光体のPLスペクトルを図2に示す。525nm付近に位置する最も大きな発光ピークはRbVO3に由来するものであり、375nm付近の小さなピークは基板のPETの発光である。610nm付近の発光ピークは(Ca0.65Sr0.35)0.997Pr0.002TiO3による赤色発光でドープしたPr3+の1D2→3H4に起因する。図中にも示したCIE色度座標値はx=0.313、y=0.381であり、上部蛍光体層の形成をしないRbVO3/PET(x=0.305、y=0.401)(図3)より純白(x=0.33、y=0.33)に近づいている。
実施例1に示すアモルファスアルミナ薄膜の形成をせずにRbVO3膜上に直接実施例4に示す赤色蛍光体の形成を試みたところ紫外線レーザの照射エネルギーが20mJ/cm2では全く結晶化せず、照射エネルギーを80mJ/cm2ではRbVO3とともにアブレーションが起こり、PET基板も焦げてしまい、積層型蛍光体を得ることはできなかった。
実施例5において、アモルファスアルミナ薄膜と赤色蛍光体膜(Ca0.65Sr0.35)0.997Pr0.002TiO3を設けずに、PET/RbVO3薄膜からなる蛍光体を得た。
このものは紫外励起による蛍光を示した。蛍光色はRbVO3だけを設けたものより赤色の混ざらない色温度の高い白色となった。この単層型蛍光体のそのPLスペクトルを図2に示す。
Claims (14)
- 基板上に、酸化物白色蛍光体結晶薄膜、アモルファスアルミナ薄膜および最上部に酸化物蛍光体結晶薄膜が順次設けられた積層型白色蛍光体。
- 基板が有機基板であることを特徴とする請求項1に記載の積層型白色蛍光体。
- 酸化物白色蛍光体が、酸化バナジウム系化合物であることを特徴とする請求項1に記載の積層型白色蛍光体。
- 最上部に作製される酸化物蛍光体が、赤色蛍光体または青色蛍光体であることを特徴とする請求項1に記載の積層型白色蛍光体。
- 紫外・近紫外光または紫外・近紫外線励起発光素子により、蛍光スペクトルが390〜800nmの範囲にブロード広がる白色蛍光を発することを特徴とする請求項1に記載の積層型白色蛍光体。
- 第一の酸化物蛍光体結晶薄膜を設けた基板を、室温〜150℃の温度に保持した後、アルミニウムを含む有機化合物溶液を表面に塗布し、波長400nm以下の紫外線を照射して、アモルファスアルミナ薄膜を形成し、その上に酸化物蛍光体結晶薄膜を形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の積層型白色蛍光体の製造方法。
- 紫外線の光源が紫外線レーザまた紫外線ランプであることを特徴とする請求項6に記載の積層型白色蛍光体の製造方法。
- 紫外ランプを照射した後、紫外線レーザを照射することを特徴とする請求項7に記載の積層型白色蛍光体の製造方法。
- アモルファスアルミナ薄膜の上に、酸化物蛍光体の金属組成を有する塗膜を設け、該塗膜に波長400nm以下の紫外線ランプを、ついで紫外線レーザを照射することにより、酸化物蛍光体結晶薄膜を形成することを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の積層型白色蛍光体の製造方法。
- アモルファスアルミナ薄膜の上に、酸化物蛍光体の金属組成を有する膜を物理蒸着し、該蒸着膜に波長400nm以下の紫外線ランプを、ついで紫外線レーザを照射することにより、酸化物蛍光体結晶薄膜を形成することを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の積層型白色蛍光体の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の積層型白色蛍光体を用いた白色LED。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の積層型白色蛍光体を用いた表示器具。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の積層型白色蛍光体を用いた照明器具。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の積層型白色蛍光体を用いた表示器具。
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