Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5145274B2 - 消火設備及びキャビネット、並びに可搬式消火器用収納部材 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5145274B2 - 消火設備及びキャビネット、並びに可搬式消火器用収納部材 - Google Patents

消火設備及びキャビネット、並びに可搬式消火器用収納部材 Download PDF

Info

Publication number
JP5145274B2
JP5145274B2 JP2009063419A JP2009063419A JP5145274B2 JP 5145274 B2 JP5145274 B2 JP 5145274B2 JP 2009063419 A JP2009063419 A JP 2009063419A JP 2009063419 A JP2009063419 A JP 2009063419A JP 5145274 B2 JP5145274 B2 JP 5145274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire extinguisher
extinguishing equipment
storage
fire extinguishing
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009063419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010213868A (ja
Inventor
大介 石割
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hatsuta Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hatsuta Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hatsuta Seisakusho Co Ltd filed Critical Hatsuta Seisakusho Co Ltd
Priority to JP2009063419A priority Critical patent/JP5145274B2/ja
Publication of JP2010213868A publication Critical patent/JP2010213868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5145274B2 publication Critical patent/JP5145274B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、消火設備及びキャビネット、並びに消火設備の一部を構成する可搬式消火器用収納部材に関するものである。
従来、公共の駐車場などの不特定多数の者が利用する施設内では、中規模の火災にも対応できるように、例えば法令により、可搬式の小型消火器とは別に比較的大型でホースを備えた消火設備も設置される。実際の消火作業では、移動式消火設備を使用する際、それと同時に又はそれに先立って、可搬式消火器を消火対象近くまで持ち運ぶことにより、消火作業が進められる。一般に、その可搬式消火器は、前述の移動式消火設備用キャビネットに近接した位置に独立に設置される。
また、他の従来の消火設備の一例を図22を参照して説明する。この消火設備1100は、移動式消火設備を収納する第1収納部1101と可搬式消火器を収納する第2収納部1102を備えており、箱形に形成された各収納部が独立の空間を形成している。従って、開けて使用される一方、可搬式消火器を利用する際には、第1収納部1101の扉部1032とは別に、第2収納部1102の扉部1104を開けて可搬式消火器を取り出す必要がある。
上述のとおり、従来の消火設備の設置場所としては、例えば、公共の駐車場や危険物保管室が挙げられる。我が国では、消防法により、これらの場所には消火設備の設置が義務付けられている。これらの設置場所では、消火設備の設置スペースを出来るだけ狭くすることが要求される。
しかしながら、従来の消火設備では、移動式消火設備を収納する第1収納部と可搬式消火器を収納する第2収納部とを併設する構造が採用されているため、消火設備全体の横方向のコンパクト化を図ることが困難であった。これは、例えば、消火設備を駐車場における支柱を背にして配置する際に、その支柱の幅をはみ出した状態で配置することを回避することが困難であった。このように、消火設備を支柱の幅をはみ出した状態で支柱を背にして配置した場合、消火設備の支柱からはみ出した部分に人がぶつかる等の虞もある。このため、結果的に、駐車場の壁面に沿わせて配置することになっていた。
また、上述のような他の従来の消火設備では、それぞれの収納部に独立して扉部が設置されていることから、緊急時にそれぞれの扉部を開放して消火作業を行わなくてはならなかった。特に、消火作業に不慣れな一般市民は、消火作業自体に加えてその準備作業にも手間取ることとなる。そのため、個別に扉部を開放する作業は、一刻を争う消火作業の無視できない足かせとなり得る。かかる事情により、可搬式消火器を併設する移動式消火設備の全体としての取扱性の向上が、消火に関連する業界において強く望まれている。
本発明は、上述の各々の技術課題を解決することにより、移動式消火設備及び可搬式消火器の取扱性の向上、消火設備全体の間口の省スペース化、及び安全性の向上に大きく貢献するものである。
上述のとおり、発明者は、移動式消火設備を収納している第1収納部の扉部とは別に、独立の扉部を備えた第2収納部を第1収納部の側面に配置することが消火作業の準備の大きな障害となると判断した。加えて、第2収納部を第1収納部の側面に配置することは、消火設備全体の配置場所の自由度を奪うことになる。そこで、発明者は、第1収納部の機能を損なうことなく可搬式消火器を収納する第2収納部の使い勝手を向上するとともに、その配置の自由度を高める構造を鋭意研究した。その結果、発明者は、可搬式消火器を収納する第2収納部の配置と構造とを工夫することにより、移動式消火設備及び可搬式消火器の操作性を損なうことなく消火準備を行うことができる消火設備を創出した。すなわち、発明者は、既存の消火設備が収められている第1収納部の扉部に新たな構造を適用することにより、上述の消火設備が実現されることを見出した。
さらに発明者は、上述の第1収納部の扉部の開閉に伴って可搬式消火器に作用する慣性力により可搬式消火器が落下する虞が生じ得る問題にも対処すべく、鋭意研究を重ねた。その結果、汎用の可搬式消火器に元来壁掛け及び転倒防止のために備え付けられている機能を利用することにより、可搬式消火器の落下をも防止し得る消火設備が創出された。
本発明の1つの消火設備は、移動式消火設備が収納される第1収納部と可搬式消火器が収納される第2収納部とを有する。その上で、前述の第2収納部は、前述の第1収納部の扉部と一体に形成されるとともに、前述の第1収納部の内部空間と前述の第2収納部の内部空間とが一体空間を形成し、かつ、前述の可搬式消火器に備えられる環部に貫入して前述の可搬式消火器を保持するフック部を備える。
この消火設備によれば、移動式消火設備が収納される第1収納部の扉部を開放することによって、前述の移動式消火設備を利用することができるだけでなく、第2収納部に収納される可搬式消火器をも取り出すことができる。すなわち、扉部を開ける一度の操作によって、移動式消火設備及び可搬式消火器という2種類の消火機器を、同時に又は選択的に利用可能とすることが可能となる。これにより、火災の状況に応じて適切な消火機器を自由に選ぶことができるとともに、迅速に消火に対応することができる。さらに、複数人で操作する場合には、2種類の消火機器を即時に使用することができる。以上のように、消火設備に設置されている2種類の消火機器の操作性が大幅に向上するため、迅速かつ効率のよい消火活動が可能となる。
また、この消火設備によれば、可搬式消火器を収納する第2収納部を第1収納部の前面に設置することによって、消火設備全体の間口を、上述の第1収納部の前面の幅ぎりぎりまで狭くすることができる。すなわち、消火設備全体の間口の省スペース化が図れることとなるため、駐車場等の限られた設置スペースを有効に利用することが可能となる。
加えて、この消火設備によれば、備え付けられている環部を利用して可搬式消火器を保持するため、第2収納部に収納される可搬式消火器が第1収納部の扉部の開閉動作に伴う慣性力が作用した際に、可搬式消火器が落下することを防止できる。また、可搬式消火器が保持されるために利用される環部は、汎用の可搬式消火器に元来壁掛け及び転倒防止のために備えられるものを利用し得る。このように、可搬式消火器が保持されるために利用される環部として、汎用の可搬式消火器に元来備えられるものを利用すれば、別途可搬式消火器に環部を取り付けることもない。
本発明のもう1つの消火設備は、移動式消火設備が収納される第1収納部と可搬式消火器が収納される第2収納部とを有する。その上で、前述の第1収納部の扉部に形成された貫通孔を介して、前述の第1収納部の内部空間と、前述の扉部に後から取り付けられた前術の第2収納部の内部空間とが一体空間を形成し、かつ、前述の第2収納部は、前述の可搬式消火器に備えられる環部に貫入して前述の可搬式消火器を保持するフック部を備える。
この消火設備によれば、移動式消火設備が収納される第1収納部の扉部を開放することによって、前述の移動式消火設備を利用することができるだけでなく、第2収納部に収納されている可搬式消火器をも取り出すことができる。すなわち、扉部を開ける一度の操作によって、移動式消火設備及び可搬式消火器という2種類の消火機器を、同時に又は選択的に利用可能とすることが可能となる。これにより、火災の状況に応じて適切な消火機器を自由に選ぶことができるとともに、迅速に消火に対応することができる。さらに、複数人で操作する場合には2種類の消火機器を即時に使用することができる。以上のように、消火設備に設置されている2種類の消火機器の操作性が大幅に向上するため、迅速かつ効率のよい消火活動が可能となる。
また、この消火設備によれば、可搬式消火器を収納する第2収納部を第1収納部の前面に設置することによって、消火設備全体の間口を、上述の第1収納部の前面の幅ぎりぎりまで狭くすることができる。すなわち、消火設備全体の間口の省スペース化が図られることとなるため、駐車場等の限られた設置スペースを有効に利用することが可能となる。
加えて、この消火設備によれば、第2収納部のフック部が可搬式消火器の環部に貫入するため、第2収納部に収納される可搬式消火器が第1収納部の扉部の開閉動作に伴う慣性力が作用した際に、可搬式消火器が落下することを防止できる。また、可搬式消火器が保持されるために利用される環部は、汎用の可搬式消火器に元来壁掛け及び転倒防止のために備えられるものを利用し得る。このように、可搬式消火器が保持されるために利用される環部として、汎用の可搬式消火器に元来備えられるものを利用すれば、別途可搬式消火器に環部を取り付けることもない。
さらに、この消火設備によれば、既存の消火設備の扉部に形成された貫通孔を利用して後付けで第2収納部が形成されるため、既存の消火設備が有効に活用され得る。また、当初から一体で形成される場合と比較して、第2収納部に相当する部品のみの運搬が可能となる。従って、前述の第1収納部の運搬には既存の梱包体をそのまま利用することができるため、当初からの一体品と比較して大幅な運送費のコストダウンを図ることもできる。
また、本発明の1つのキャビネットは、移動式消火設備が収納される第1収納部と可搬式消火器が収納される第2収納部とを有する。その上で、前述の第2収納部は、前述の第1収納部の扉部と一体に形成されるとともに、前述の第1収納部の内部空間と前述の第2収納部の内部空間とが一体空間を形成し、かつ、前述の可搬式消火器に備えられる環部に貫入して前述の可搬式消火器を保持するフック部を備える。
このキャビネットによれば、移動式消火設備が収納される第1収納部の扉部を開放することによって、前述の移動式消火設備を利用することができるだけでなく、第2収納部に収納される可搬式消火器をも取り出すことができる。すなわち、扉部を開ける一度の操作によって、移動式消火設備及び可搬式消火器という2種類の消火機器を、同時に又は選択的に利用可能とすることが可能となる。これにより、火災の状況に応じて適切な消火機器を自由に選ぶことができるとともに、迅速に消火に対応することができる。さらに、複数人で操作する場合には、2種類の消火機器を即時に使用することができる。以上のように、キャビネットに設置されている2種類の消火機器の操作性が大幅に向上するため、迅速かつ効率のよい消火活動が可能となる。
また、このキャビネットによれば、可搬式消火器を収納する第2収納部を第1収納部の前面に設置することによって、キャビネット全体の間口を、上述の第1収納部の前面の幅ぎりぎりまで狭くすることができる。すなわち、消火設備全体の間口の省スペース化が図れることとなるため、駐車場等の限られた設置スペースを有効に利用することが可能となる。
加えて、このキャビネットによれば、第2収納部のフック部が可搬式消火器の環部に貫入するため、第2収納部に収納される可搬式消火器が第1収納部の扉部の開閉動作に伴う慣性力が作用した際に、可搬式消火器が落下することを防止できる。また、可搬式消火器が保持されるために利用される環部は、汎用の可搬式消火器に元来壁掛け及び転倒防止のために備えられるものを利用し得る。このように、可搬式消火器が保持されるために利用される環部として、汎用の可搬式消火器に元来備えられるものを利用すれば、別途可搬式消火器に環部を取り付けることもない。
また、本発明のもう1つのキャビネットは、移動式消火設備が収納される第1収納部と可搬式消火器が収納される第2収納部とを有する。その上で、前述の第1収納部の扉部に形成された貫通孔を介して、前述の第1収納部の内部空間と、前述の扉部に後から取り付けられた前述の第2収納部の内部空間とが一体空間を形成し、かつ、前述の第2収納部は、前述の可搬式消火器に備えられる環部に貫入して前述の可搬式消火器を保持するフック部を備える。
このキャビネットによれば、移動式消火設備が収納される第1収納部の扉部を開放することによって、前述の移動式消火設備を利用することができるだけでなく、第2収納部に収納されている可搬式消火器をも取り出すことができる。すなわち、扉部を開ける一度の操作によって、移動式消火設備及び可搬式消火器という2種類の消火機器を、同時に又は選択的に利用可能とすることが可能となる。これにより、火災の状況に応じて適切な消火機器を自由に選ぶことができるとともに、迅速に消火に対応することができる。さらに、複数人で操作する場合には2種類の消火機器を即時に使用することができる。以上のように、キャビネットに設置されている2種類の消火機器の操作性が大幅に向上するため、迅速かつ効率のよい消火活動が可能となる。
また、このキャビネットによれば、可搬式消火器を収納する第2収納部を第1収納部の前面に設置することによって、消火設備全体の間口を、上述の第1収納部の前面の幅ぎりぎりまで狭くすることができる。すなわち、キャビネット全体の間口の省スペース化が図られることとなるため、駐車場等の限られた設置スペースを有効に利用することが可能となる。
加えて、このキャビネットによれば、第2収納部のフック部が可搬式消火器の環部に貫入するため、第2収納部に収納される可搬式消火器が第1収納部の扉部の開閉動作に伴う慣性力が作用した際に、可搬式消火器が落下することを防止できる。また、可搬式消火器が保持されるために利用される環部は、汎用の可搬式消火器に元来壁掛け及び転倒防止のために備えられるものを利用し得る。このように、可搬式消火器が保持されるために利用される環部として、汎用の可搬式消火器に元来備えられるものを利用すれば、別途可搬式消火器に環部を取り付けることもない。
さらに、このキャビネットによれば、既存の消火設備の扉部に形成された貫通孔を利用して後付けで第2収納部が形成されるため、既存の消火設備が有効に活用され得る。また、当初から一体で形成される場合と比較して、第2収納部に相当する部品のみの運搬が可能となる。従って、前述の第1収納部の運搬には既存の梱包体をそのまま利用することができるため、当初からの一体品と比較して大幅な運送費のコストダウンを図ることもできる。
また、本発明の1つの可搬式消火器用収納部材は、移動式消火設備用のキャビネットの扉部が有する貫通孔を介して後から取り付けられることにより、前述の扉部から外側に向かって突出する状態で配置される。また、この可搬式消火器用収納部材は、前述のキャビネットの内部空間と一体空間を形成する内部空間を備えるとともに、可搬式消火器に備えられる環部に貫入して前述の可搬式消火器を保持するフック部を備える。
この可搬式消火器用収納部材によれば、移動式消火設備を利用することができるだけでなく、この収納部材内に収納されている可搬式消火器をも取り出すことができる消火設備を実現できる。
また、この可搬式消火器用収納部材によれば、既存の消火設備の扉部に形成された貫通孔を利用して後付けで取り付けられるため、既存の消火設備が有効に活用され得る。また、当初から一体で形成される場合と比較して、可搬式消火器用収納部材のみの運搬が可能となる。従って、前述の第1収納部の運搬には既存の梱包体をそのまま利用することができるため、当初からのキャビネットとの一体品と比較して大幅な運送費のコストダウンを図ることもできる。
また、この可搬式消火器用収納部材によれば、フック部が可搬式消火器の環部に貫入するため、この可搬式消火器用収納部材に収納される可搬式消火器が第1収納部の扉部の開閉動作に伴う慣性力が作用した際に、可搬式消火器が落下することを防止できる。
なお、本出願では、移動式消火設備は、消火剤貯蔵タンクと、この消火剤貯蔵タンクに貯蔵されている消火剤を放出させるための付帯要素とを有している。従って、本出願では、移動式消火設備は、その移動式消火設備を収納する筐体を含まない。また、前述の付帯要素には、引き回し用のホース及び加圧用ガスボンベが含まれている。
本発明の1つの消火設備、1つのキャビネット、及び1つの可搬式消火器用収納部材によれば、移動式消火設備が収納される第1収納部の扉部を開放することによって、前述の移動式消火設備を利用することができると同時に、第2収納部に収納されている可搬式消火器をも取り出すことができる。すなわち、扉部を開ける一度の操作によって、移動式消火設備及び可搬式消火器という2種類の消火機器を、同時に又は選択的に利用可能とすることが可能となる。これにより、火災の状況に応じて適切な消火機器を自由に選ぶことができるとともに、迅速に消火に対応することができる。すなわち、迅速かつ効率のよい消火活動が可能となる。
また、本発明の1つの消火設備、1つのキャビネット、及び1つの可搬式消火器用収納部材によれば、可搬式消火器を収納する第2収納部を第1収納部の前面に設置することによって、消火設備全体又はキャビネット全体の間口を、上述の第1収納部の前面の幅ぎりぎりまで狭くすることができる。すなわち、それぞれの間口の省スペース化が図られることとなるため、駐車場等の限られた設置スペースを有効に利用することが可能となる。
また、本発明の1つの消火設備、1つのキャビネット、及び1つの可搬式消火器用収納部材によれば、第2収納部のフック部が可搬式消火器の環部に貫入するため、第2収納部に収納される可搬式消火器が第1収納部の扉部の開閉動作に伴う慣性力が作用した際に、可搬式消火器が落下することを防止できる。また、可搬式消火器が保持されるために利用される環部は、汎用の可搬式消火器に元来壁掛け及び転倒防止のために備えられるものを利用し得る。このように、可搬式消火器が保持されるために利用される環部として、汎用の可搬式消火器に元来備えられるものを利用すれば、別途可搬式消火器に環部を取り付けることもない。
本発明の1つの実施形態の消火設備を示す正面図である。 本発明の1つの実施形態の消火設備を示す側面図である。 本発明の1つの実施形態の消火設備の第1収納部の扉部を開放したときの第1収納部の内部及び第2収納部を示す説明図である。 本発明の1つの実施形態の消火設備を示す斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の1つの実施形態の消火設備に収納される可搬式消火器を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態の消火設備を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態の消火設備の第1収納部の扉部を開放したときの第1収納部の内部及び第2収納部を示す説明図である。 図5に相当する本発明の他の実施形態の消火設備を示す断面図である。 図5に相当する本発明の他の実施形態の消火設備を示す断面図である。 図5に相当する本発明の他の実施形態の消火設備を示す断面図である。 図11のB−B線に沿う断面図である。 図5に相当する本発明の他の実施形態の消火設備を示す断面図である。 図13のB−B線に沿う断面図である。 図5に相当する本発明の他の実施形態の消火設備を示す断面図である。 図15のB−B線に沿う断面図である。 図5に相当する本発明の他の実施形態の消火設備を示す断面図である。 本発明の他の実施形態の消火設備を示す側面図である。 本発明の他の実施形態の消火設備を示す斜視図である 本発明の他の実施形態の消火設備を示す側面図である。 本発明の他の実施形態の消火設備の第1収納部の扉部を開放したときの第1収納部の内部及び第2収納部を示す説明図である。 従来の消火設備を示す斜視図である。
本発明の実施形態を、添付する図面に基づいて詳細に述べる。尚、この説明に際し、全図にわたり、特に言及がない限り、共通する部分には共通する参照符号が付されている。また、図中、本実施形態の要素は必ずしもスケール通りに示されていない。また、各図面を見やすくするために、一部の符号が省略されうる。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態の消火設備100を示す正面図であり、図2は、その側面図である。また、図3は、消火設備100の第1収納部30の扉部を開放したときの第1収納部30の内部及び第2収納部50を示す図である。また、図4は、消火設備100を示す斜視図であり、図5は、図1で示される消火設備100のA−A線に沿う断面図である。また、図6は、本実施形態の消火設備100に収納される可搬式消火器50を示す斜視図である。
図1乃至図5に示す消火設備100は、移動式消火設備10が収納される第1収納部30と可搬式消火器20が収納される第2収納部50とを有している。ここで、第2収納部50は、第1収納部30の扉部32と、例えば公知の溶接法によって一体に形成される。その結果、第1収納部30の内部空間31と第2収納部50の内部空間59とが結合することにより、一体空間が形成される。
本実施形態の第1収納部30は、その横幅が、図16で示した移動式消火設備用収納部901の横寸法に見合う幅と同じかその長さよりもやや細い。また、第1収納部30の内部には、図3で示す移動式消火設備10が収められている。第1収納部30は、底板部30a、天板部30b、左右の側板部30c、及び背板部30dによって、正面が開放した縦長箱形に形成されており、正面の開放部には扉部32がヒンジを介して開放可能に取り付けられている。正面部の扉部32には、把手34及び表示灯36が取り付けられている。なお、第1収納部30の正面部であって、扉部32と一体に形成されている第2収納部50の一部を構成する領域以外の領域38には、例えば「移動式消火設備」の表示が施される。従って、内部に移動式消火設備10が収納されることを、使用者が一見して認識することができる。
図3に示すように、第1収納部30の内部には公知の移動式消火設備10が収納される。ここで、移動式消火設備10は、消火薬剤を充填した貯蔵タンク1及び貯蔵タンク1内の消火薬剤を放出するための加圧用ガスボンベ3及び引き回し用のホース13に代表される加圧放出手段を備えている。より具体的には、消火薬剤は、加圧用ガスボンベ3のバルブ5及び放出弁11を開放するとともに、放出用ノズル弁17を開放することにより外部に放出される。また、クリーニング用ガスボンベ7からクリーニング用ガスが放出される。
本実施形態の移動式消火設備10を使用する際には、使用者は、把手34を用いて扉部32を開けた後、引き回しホース13を取り出すとともに上述の加圧用ガスボンベ3のバルブ5等を開放操作する。そうすると、例えば炭酸ガス等の加圧用ガスが貯蔵タンク1内に送り込まれることにより、貯蔵タンク1内の消火薬剤は放出弁11から引き回しホース13を経由して先端の放出用ノズル弁17から放出される。
次に、本実施形態の第2収納部50について説明する。図3に示すように、第2収納部50は、その横幅が、第1収納部30の横幅に見合う長さと同じ又はそれ以下である。また、第2収納部50の内部には、公知の可搬式消火器20が収納されている。本実施形態では、可搬式消火器20を収納する第2収納部50を第1収納部30の正面に、換言すれば、扉部32と一体となるように設けられている。このため、消火設備100全体の間口を上述の第1収納部30の正面の幅ぎりぎりまで狭くすることができる。その結果、消火設備100全体の間口の省スペース化が図られることになるため、例えば駐車場の柱部などの限られた設置スペースを有効に利用することが可能となる。
また、本実施形態の第2収納部50は、底板部50a、天板部50b、左右の側板部50c、及び背板部50dを備え、正面部が開放された中空柱状に形成されている。より具体的には、第2収納部50は、一部の側面が開放された中空六角柱状である。なお、上述したように、第2収納部50は第1収納部30側の側板部、すなわち正面部の板状体を有しない。従って、本実施形態の消火設備100は、第1収納部30の内部空間31と第2収納部50の内部空間59とが結合した一体空間を有することになる。その結果、扉部32を一度開くだけで、可搬式消火器20を取り出し及び収納することができる。このため、効率的な作業が達成されるだけでなく、全体としての省スペース化も達成される。また、本実施形態では、六角柱状の第2収納部50が採用されているため、意匠性も向上する。その結果、その特徴的形状が人目をひき、可搬式消火器20が内部に入っていることが認識され易くなる。
加えて、本実施形態の第2収納部50は、第1収納部30の扉部32と一体に形成されている。ここで、第1収納部30の内部空間31と第2収納部50の内部空間59とが一体空間を形成する。第1収納部30の正面部であって、扉部32と一体に形成されている第2収納部50の一部を構成する外部表面の領域52(図1を参照)上には、例えば「小型消火器」又は「可搬式消火器」の表示が施されている。従って、内部に可搬式消火器20が収納されることを、使用者が一見して認識することができる。
また、本実施形態の第2収納部50は、第1収納部30の扉部32から外側に向かって突出しており、その内部には可搬式消火器20が収納され得る。ここで、本実施形態では、第2収納部50は、背板部50dの内側に、フック部51を備えている。このフック部51は、図6に示す可搬式消火器20に備えられる環部21に貫入して可搬式消火器20を保持するものである。このフック部51が可搬式消火器20の環部21に貫入するため、第2収納部50に収納される可搬式消火器20が第1収納部30の扉部32の開閉動作に伴う慣性力が作用した際に、可搬式消火器20が落下することを防止できる。なお、環部21は、汎用の可搬式消火器に元来壁掛けのために備えられるものである。従って、可搬式消火器20に別途環部を取り付ける必要がない。
また、本実施形態では、この第2収納部50の天板部50bの上面は、その突出方向に下向きに傾斜している。従って、例えば、雨水や埃塵が効率よく排除されるため、第2収納部50が腐食等によって劣化してしまう可能性が低減される。また、天板部50bの内面も、その突出方向に下向きに傾斜している。従って、扉部32を開放して可搬式消火器20を取り出す際、特に、可搬式消火器20が人間の腰部よりも低い位置に設置される場合に取り出し易い。
さらに、本実施形態の第2収納部50は、扉部32の把手34より下方に配置されている。そうすると、第2収納部50が消火設備100全体の下方に配置されていることにより、重心が低くなるため、消火設備100の安定性が向上する。また、第2収納部50内には可搬式消火器20が収納されるため、さらにその効果が増す。
なお、本実施形態の第2収納部50には、把手を設ける必要がない。上述したとおり、第1収納部30の扉部32に取り付けられている把手34を操作することによって扉部32を開放し、可搬式消火器20を取り出すことができる。
上述したとおり、本実施形態の第2収納部50内には、公知の可搬式消火器20が設置されている。従って、第1収納部30の扉部32を開放し、可搬式消火器20を上方に持ち上げて可搬式消火器20をフック部51から取り外すことにより取り出される。第2収納部50より取り出された可搬式消火器20は、手で持ち運んで消火作業に活かされる。具体的な可搬式消火器20の使用法については特に言及するまでもないが、一般的には、安全栓を取り外したので、胴体部の上部の操作レバーを操作することによって、ホースの先端ノズルから消火剤が放出される。
上述したとおり、第1収納部30の扉部32を開放することによって、移動式消火設備10及び可搬式消火器20のいずれもが使用可能となる。従って、使用者が単独の場合には、火災の状況によって、より適切な消火機器を瞬時に選択することができる。一方、使用者が複数名の場合には、一度扉部32を開くだけで、移動式消火設備10及び可搬式消火器20を同時に使用することができ、効率の良い消火作業を行うことができる。
<第2の実施形態>
図7は、本実施形態の消火設備200を示す斜視図であり、図8は、本実施形態の消火設備200の扉部32を開放したときの第1収納部30の内部及び第2収納部250を示す図である。また、図9は、本実施形態の消火設備200を示す断面図である。本実施形態においても、可搬式消火器20が第2収納部350内に収納され得る。
本実施形態の消火設備200は、第1の実施形態の消火設備100の扉部32が扉部232に変更され、かつ、第2収納部50が可搬式消火器用収納部材としての第2収納部250に変更されている点を除き、第1の実施形態の消火設備100と同じ構成を備えている。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態の消火設備200の扉部232は、貫通孔232aを備えている。図9に示すように、扉部232の貫通孔232aに第2収納部250が嵌め込まれた後、ナット止めによって第2収納部250が扉部232と一体化している。
また、本実施形態では、既存の消火設備の扉部の一部に貫通孔を形成した後に、第2収納部250が嵌め込まれることにより、消火設備200が形成されている。従って、既存の消火設備の機能性を飛躍的に向上させることが可能となる。本実施形態のごとく、既存の消火設備を有効に活用することができる点は特筆に値する。また、当初から一体で形成される場合と比較して、第2収納部250に相当する部品のみの運搬が可能となる。従って、第1収納部30の運搬のために既存の梱包体を利用することができるため、当初から第2収納部250と第1収納部30とが一体で形成されている場合と比較して大幅な運送費の低減を図ることができる。
なお、本実施形態の消火設備200も、その第2収納部250の天板部の上面が傾斜している。従って、第2収納部250を取り付ける際に、扉部232の貫通孔232aに嵌め込みやすい。
<第3の実施形態>
図10は、本実施形態の消火設備300を示す断面図である。
本実施形態の消火設備300は、第1の実施形態の消火設備100の第2収納部50が第2収納部350に変更されている点を除き、第1の実施形態の消火設備100と同じ構成を備えている。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態の第2収納部350は、第1の実施形態の第2収納部50のフック部51がフック部351に変更されている点で、第1の実施形態の第2収納部50とは異なる。このフック部351は、保持面351aが、扉部32の内側、かつ上方に傾斜している。
従って、フック部351が可搬式消火器20の環部21に貫入すると、図10の点線で示すように、可搬式消火器20が扉部32の内側、かつ上方に傾斜した状態で保持される。このため、上方のスペースが制限されている第2収納部350に収納される可搬式消火器20を取り出す際に、斜め上方に引き出すことができる。この結果、可搬式消火器20のスムーズな取り出しが可能となる。なお、可搬式消火器20のスムーズな取り出しの観点から、フック部351の保持面351aは、鉛直方向に対して0°超15°以下の傾きであることが好ましく、鉛直方向に対して6°±1°程度の範囲内での傾きであることがさらに好ましいと考えられる。
<第4の実施形態>
図11は、本実施形態の消火設備400を示す断面図であり、図12は、図11で示される消火設備400のB−B線に沿う断面図である。
本実施形態の消火設備400は、第3の実施形態の消火設備300の第2収納部350が第2収納部450に変更されている点を除き、第3の実施形態の消火設備300と同じ構成を備えている。従って、第3の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態の第2収納部450は、第3の実施形態の底板部50aが底板部450aに変更されている点で、第3の実施形態の第2収納部350とは異なる。この底板部450aは、扉部32の内方向に形成される弧部453aと、扉部32の外方向に形成される直線部453bとからなる半円弧状の孔部453を有する。この孤部453aは、可搬式消火器20の側面支持部として機能する。また、直線部453bは、可搬式消火器20の底面支持部として機能する。
本実施形態の消火設備400は、上述のように、可搬式消火器20の側面及び底面を支持するため、フック部351及び環部21への負荷を軽減することができる。従って、フック部351及び環部21の劣化を軽減することができる。
<第5の実施形態>
図13は、本実施形態の消火設備500を示す断面図であり、図14は、図13で示される消火設備500のB−B線に沿う断面図である。
本実施形態の消火設備500は、第3の実施形態の消火設備300の第2収納部350が第2収納部550に変更されている点を除き、第3の実施形態の消火設備300と同じ構成を備えている。従って、第3の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態の第2収納部550は、第3の実施形態の底板部50aを備えず、棒状の側面支持部材555を備える点で、第3の実施形態の第2収納部350とは異なる。この棒状の側面支持部材555は、可搬式消火器20の側面のうち扉部32の内方向の側面の一部を支持している。
本実施形態の消火設備500も、上述の第4の実施形態と同様に、可搬式消火器20の側面を支持するため、フック部351及び環部21への負荷を軽減することができる。従って、フック部351及び環部21の劣化を軽減することができる。さらに、本実施形態の消火設備500は、可搬式消火器20の側面のうち扉部32の内方向の側面を支持していることから、可搬式消火器20が扉部32の内方向へ揺れ動くことも阻止できる。従って、使用者が扉部32を勢い強く開放することによって慣性力が可搬式消火器20に働くことがあっても、可搬式消火器20が扉部32の内方向へ揺れ動くことを阻止できる。その結果、可搬式消火器20が使用者に当たって、使用者を損傷させることも防止できる。
なお、本実施形態では、側面支持部材555として棒状の部材が採用されているが、これに限定されない。側面支持部材555として、板状や球状など様々な形状の部材が採用されても、本実施形態の消火設備500と同等の効果が奏される。また、本実施形態では、側面支持部材555が、可搬式消火器20の側面のうち扉部32の内方向の側面の一部を支持しているが、可搬式消火器20の側面のうち扉部32の内方向の側面の全部を支持していても、本実施形態の消火設備500と同等の効果が奏される。
<第6の実施形態>
図15は、本実施形態の消火設備600を示す断面図であり、図16は、図15で示される消火設備600のB−B線に沿う断面図である。
本実施形態の消火設備600は、第3の実施形態の消火設備300の第2収納部350が第2収納部650に変更されている点を除き、第3の実施形態の消火設備300と同じ構成を備えている。従って、第3の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態の第2収納部650は、第3の実施形態の底板部50aを備えず、棒状の底面支持部材657を備える点で、第3の実施形態の第2収納部350とは異なる。この棒状の底面支持部材657は、可搬式消火器20の底面の一部を支持している。
本実施形態の消火設備500も、上述の第4の実施形態と同様に、可搬式消火器20の底面を支持するため、フック部351及び環部21への負荷を軽減することができる。従って、フック部351及び環部21の劣化を軽減することができる。
なお、本実施形態では、底面支持部材657として棒状の部材が採用されているが、これに限定されない。底面支持部材655として、板状や球状など様々な形状の部材が採用されても、本実施形態の消火設備600と同等の効果が奏される。また、本実施形態では、底板部50aを備えていないが、底板部50aの一部を底面支持部材として利用し、底板部50aの一部が可搬式消火器20の底面を支持していても、本実施形態の消火設備600と同等の効果が奏される。
<第7の実施形態>
図17は、本実施形態の消火設備700を示す断面図である。
本実施形態の消火設備700は、第3の実施形態の消火設備300の第2収納部350が第2収納部750に変更されている点を除き、第3の実施形態の消火設備300と同じ構成を備えている。従って、第3の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態の第2収納部750は、第3の実施形態の底板部50aが底板部750aに変更されている点で、第3の実施形態の第2収納部350とは異なる。本実施形態の第2収納部750の底板部750aは、扉部32の内側下方に傾斜しており、第2収納部750に収納される可搬式消火器20の底面を受け止めている。
本実施形態の消火設備600も、上述の第4及び第6の実施形態と同様に、可搬式消火器20の底面を支持するため、フック部351及び環部21への負荷を軽減することができる。従って、フック部351及び環部21の劣化を軽減することができる。
<第8の実施形態>
図18は、本実施形態の消火設備800を示す側面図である。
本実施形態の消火設備800は、第1の消火設備100の扉部32が扉部832に変更され、かつ、第2収納部50が第2収納部850に変更されている点を除き、第1の実施形態の消火設備100と同じ構成を備えている。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態の第2収納部850は、扉部732に対して扉部832から内側に突出した状態で固定されている。なお、本実施形態では第2収納部850の背板部850dと扉部832とが一体で形成されている。このため、背板850dと扉部832とを別々で形成するよりも、材料費を軽減できる。但し、第1の実施形態のように、第2収納部50を扉部32に対して扉部32から外側に突出した状態で固定する方が、構造全体として小型化される。
<第9の実施形態>
図19は、本実施形態の消火設備900を示す斜視図である。
本実施形態の消火設備900は、第1の実施形態の消火設備100の第2収納部50が第2収納部950に変更されている点を除き、第1の実施形態の消火設備100と同じ構成を備えている。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態の第2収納部950は、中空半円柱形状又は中空半楕円柱形状となっている点で、第1実施形態の第2収納部50とは異なる。また、天板部950bが、第2収納部950の形状と適合する形状となっている。また、第1実施形態と同様に、半円柱形状又は半楕円柱形状の背板部950dの内側に、フック部951が備えられている。このような本実施形態の消火設備900も、第1の実施形態と同等の効果が奏される。
<第10の実施形態>
図20は、本実施形態の消火設備1000を示す側面図である。
本実施形態の消火設備1000は、第1の実施形態の消火設備100の扉部32が扉部1032に変更され、かつ、第2収納部50が第2収納部1050に変更されている点を除き、第1の実施形態の消火設備100と同じ構成を備えている。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態の第2収納部1050は、扉部1032の把手34より上方に配置されている点で、第1の実施形態の第2収納部50とは異なる。このような本実施形態の消火設備1000も、本発明の少なくとも一部の効果が奏される。但し、消火設備の設置状態の安定性の観点から、第1の実施形態の消火設備100が採用される方が好ましい。また、可搬式消火器20の取り出し易さの観点からも、第1の実施形態の消火設備が採用される方が好ましい。
<その他の実施形態>
ところで、上述した各実施形態において、可搬式消火器20に備えられる環部として、汎用の可搬式消火器に元来壁掛けのために備えられるものを利用しているが、これに限定されない。可搬式消火器20に新たに環部を取り付けても良い。このように、新たに環部を取り付ける場合には、環部として弾力性を有するものを採用することにより、フック部に対して貫入及び取外し易い構成とすることもできる。
また、上述した各実施形態において、第2収納部50,250,350,450,550,650,750,950,1050が天板部を備える構成が採用されているがこれに限定されない。天板部を備えない構成が採用されても、本発明の一部の効果が奏される。但し、消火設備が風雨に曝される環境下で配置される場合を考慮すれば、天板部を備える構成が採用される方が好ましい。
また、上述した各実施形態において、第2収納部50,250,350,450,550,650,750,950,1050の天板部の上面が、扉部の外側に下方に傾斜する構成が採用されているが、これに限定されない。天板部の上面が水平である構成が採用されても、本発明の一部の効果が奏される。但し、天板部の腐食等による劣化及び汚れ防止の観点から、天板部の上面が扉部の外側に下方に傾斜する構成が採用される方が好ましい。また、天板部の上面が正面視において、左右いずれかの方向に傾斜する構成が採用されることも好ましい一態様である。
また、上述した各実施形態において、第2収納部50,250,350,450,750,850,950,1050が底板部を備える構成が採用されているが、これに限定されない。底板部を備えない構成が採用されても、本発明の一部の効果が奏される。但し、可搬式消火器20の落下防止や可搬式消火器20の側面又は底面を支持することによるフック部の劣化防止の観点から、底板部を備える構成が採用される方が好ましい。
また、上述した各実施形態において、第2収納部50,250,350,450,550,650,750,950,1050の形状として、中空六角柱形状、中空半円柱形状、又は中空半楕円柱形状が採用されているが、これに限定されない。他の中空多角柱形状が採用されても、本発明の少なくとも一部の効果が奏される。但し、中空四角柱形状が採用される場合と比べると、4つを超える角部を有する中空多角柱形状、又は中空半円柱形状や中空半楕円柱形状が採用される方が、90°以下の角度を持つ角部が取り除かれるため、第2収納部が視覚的に細く見える。また、実質的に後方への見通しが良くなる。さらに、意匠性も向上すると考えられるため、そのスタイリッシュな特徴的形状が人目をひき、可搬式消火器20が内部に収納されていることが認識され易くなる。
また、上述した第4の実施形態においては、底板部450aが半円弧状の孔部453を有する構成が採用されているが、これに限定されない。底板部が可搬式消火器20の側面支持部として機能する部分及び底面支持部として機能する部分を備える孔部を有する構成であれば、第4の実施形態と同等の効果が奏される。
また、第2収納部50,250,350,450,550,650,750,850,950,1050に収納される可搬式消火器は、上述した各実施形態で図示した可搬式消火器20に限定されない。図21に示されるように、可搬式消火器20よりも小さい手持ち用の可搬式消火器1120が第2収納部50,250,350,450,550,650,750,850,950,1050に収納されても良い。このような可搬式消火器1120は、第2収納部50,250,350,450,550,650,750,850,950,1050に収納された際に、底部が底板部50a,450a,750aに支持されない。しかしながら、フック部51,351,951により支持されるため、可搬式消火器1120が落下することを十分に防止できる。つまり、可搬式消火器として、第2収納部50,250,350,450,550,650,750,850,950,1050に収納される大きさ及び形状であれば、本発明の一部の効果が奏される。但し、可搬式消火器の落下防止を図るため、可搬式消火器の底部が底板部50a,450a,750aに支持される程度の大きさの可搬式消火器が収納される方が好ましい。
さらに、第2収納部50,350,450,550,650,750,850,950,1050は第1収納部の扉部と一体化されているが、これに限定されない。第2の実施形態のように、第1収納部の扉部の貫通孔に第2収納部が嵌め込まれた後、例えばナット止めによって第2収納部がその扉部と接続されてもよい。このように、既存の消火設備の扉部に形成された貫通孔を利用して後付けで第2収納部が形成されるため、既存の消火設備が有効に活用され得る。また、当初から一体で形成される場合と比較して、第2収納部に相当する部品のみの運搬が可能となる。従って、貫通孔が形成された第1収納部の運搬には既存の梱包体をそのまま利用することができるため、当初からの一体品と比較して大幅な運送費のコストダウンを図ることもできる。
以上、述べたとおり、各実施形態の他の組み合わせを含む本発明の範囲内に存在する変形例もまた、特許請求の範囲に含まれるものである。
本発明は、消火設備及び消火設備のキャビネット、並びに可搬式消火器用収納部材として広く利用され得る。
1 貯水タンク
3 加圧用ガスボンベ
5 加圧用ガスボンベのバルブ
7 クリーニング用ガスボンベ
9 クリーニング用ガスボンベのバルブ
10 移動式消火設備
11 放出弁
13 引き回し用ホース
17 放出用ノズル弁
20,1120 可搬式消火器
21 環部
30 第1収納部
30a 底板部
30b 天板部
30c 側板部
30d 背板部
31 内部空間
32,232,832,1032 扉部
34 把手
36 表示灯
38 表示領域
50,250,350,450,550,650,750,850,950,1050 第2収納部
50a,450a,750a 底板部
50b 天板部
50c 側板部
50d,850d,950d 背板部
51,351,951 フック部
52 表示領域
59 内部空間
100,200,300,400,500,600,700,800,900,1000 消火設備
232a 貫通孔
351a 保持面
453 孔部
453a 弧部
453b 直線部
555 側面支持部材
657 底面支持部材
1100 消火設備
1101 第1収納部
1102 第2収納部
1103 第2収納部の把手
1104 第2収納部の扉部
1132 第1収納部の扉部
1134 第1収納部の把手
1136 表示灯

Claims (11)

  1. 移動式消火設備が収納される第1収納部と可搬式消火器が収納される第2収納部とを有し、
    前記第2収納部は、前記第1収納部の扉部と一体に形成され、側面の一部が開放された中空柱状であるとともに、前記扉部から外側に向かって突出しており、かつ前記側面の一部を介して前記第1収納部の内部空間と前記第2収納部の内部空間とが一体空間を形成し、
    前記可搬式消火器に備えられる環部に貫入して前記可搬式消火器を保持するフック部を備える
    消火設備。
  2. 移動式消火設備が収納される第1収納部と可搬式消火器が収納される第2収納部とを有し、
    前記第1収納部の扉部に形成された貫通孔を介して、前記第1収納部の内部空間と、前記扉部に後から取り付けられた前記第2収納部の内部空間とが一体空間を形成し、かつ、前記第2収納部は、前記可搬式消火器に備えられる環部に貫入して前記可搬式消火器を保持するフック部を備える
    消火設備。
  3. 前記可搬式消火器の環部を保持する前記フック部の保持面が、前記扉部の内側上方に傾斜する
    請求項1又は請求項2に記載の消火設備。
  4. 前記可搬式消火器の底面の少なくとも一部を支持する底面支持部材を備える
    請求項1又は請求項2に記載の消火設備。
  5. 前記可搬式消火器の側面のうち前記扉部の内方向の側面の少なくとも一部を支持する側面支持部材を備える
    請求項1又は請求項2に記載の消火設備。
  6. 前記底面支持部材が、前記扉部の内方向に形成されるとともに前記側面支持部となる弧部と、前記弧部に対して前記扉部の外方向に形成されるとともに前記底面支持部となる直線部とからなる半円弧状の孔部を有する板状体である
    請求項4に記載の消火設備。
  7. 前記底面支持部材は、前記扉部の内側下方に傾斜する板状部材である
    請求項4に記載の消火設備。
  8. 前記第2収納部が、前記扉部から外側に向かって突出する
    請求項2に記載の消火設備。
  9. 移動式消火設備が収納される第1収納部と可搬式消火器が収納される第2収納部とを有し、
    前記第2収納部は、前記第1収納部の扉部と一体に形成され、側面の一部が開放された中空柱状であるとともに、前記扉部から外側に向かって突出しており、かつ前記側面の一部を介して前記第1収納部の内部空間と前記第2収納部の内部空間とが一体空間を形成し、
    前記可搬式消火器に備えられる環部に貫入して前記可搬式消火器を保持するフック部を備える
    キャビネット。
  10. 移動式消火設備が収納される第1収納部と可搬式消火器が収納される第2収納部とを有し、
    前記第1収納部の扉部に形成された貫通孔を介して、前記第1収納部の内部空間と、前記扉部に後から取り付けられた前記第2収納部の内部空間とが一体空間を形成し、かつ、前記第2収納部は、前記可搬式消火器に備えられる環部に貫入して前記可搬式消火器を保持するフック部を備える
    キャビネット。
  11. 移動式消火設備用のキャビネットの扉部が有する貫通孔を介して後から取り付けられることにより、前記扉部から外側に向かって突出する状態で配置され、かつ、
    前記キャビネットの内部空間と一体空間を形成する内部空間を備えるとともに、可搬式消火器に備えられる環部に貫入して前記可搬式消火器を保持するフック部を備える
    可搬式消火器用収納部材。
JP2009063419A 2009-03-16 2009-03-16 消火設備及びキャビネット、並びに可搬式消火器用収納部材 Active JP5145274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009063419A JP5145274B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 消火設備及びキャビネット、並びに可搬式消火器用収納部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009063419A JP5145274B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 消火設備及びキャビネット、並びに可搬式消火器用収納部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010213868A JP2010213868A (ja) 2010-09-30
JP5145274B2 true JP5145274B2 (ja) 2013-02-13

Family

ID=42973367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009063419A Active JP5145274B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 消火設備及びキャビネット、並びに可搬式消火器用収納部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5145274B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61148353U (ja) * 1985-03-08 1986-09-12
JPS63200456U (ja) * 1987-06-12 1988-12-23
JP2000334061A (ja) * 1999-05-31 2000-12-05 Yujo Shoji:Kk 家庭用室内消火栓
JP4339495B2 (ja) * 2000-08-24 2009-10-07 福島工業株式会社 ビールサーバー
JP4636750B2 (ja) * 2001-08-31 2011-02-23 ヤマトプロテック株式会社 消火設備
JP5097726B2 (ja) * 2009-02-05 2012-12-12 株式会社初田製作所 消火設備及びキャビネット並びに可搬式消火器用収納部材
JP2010178929A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Hatsuta Seisakusho Co Ltd 消火設備及びキャビネット並びに可搬式消火器用収納部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010213868A (ja) 2010-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5091006B2 (ja) トンネル消火栓装置
KR101709676B1 (ko) 소방호스 걸이대
JP5145274B2 (ja) 消火設備及びキャビネット、並びに可搬式消火器用収納部材
JP5097726B2 (ja) 消火設備及びキャビネット並びに可搬式消火器用収納部材
JP6718654B2 (ja) 消火栓装置、消火器箱
JP2013042962A (ja) 消火器の基台
US20190083829A1 (en) Clock-type disaster preparedness kit
JP2010178929A (ja) 消火設備及びキャビネット並びに可搬式消火器用収納部材
JP6815795B2 (ja) 消火設備
JP6690989B2 (ja) 消火栓装置、消火器箱
JP5718110B2 (ja) パッケージ型消火装置
JP3063712U (ja) 消火器収納箱
JP7170796B2 (ja) 消火栓装置
JP7336012B2 (ja) 消火栓装置
JP5161043B2 (ja) 簡易型消火栓装置
JP6982462B2 (ja) 消火栓装置、消火器箱およびトンネル消火栓システム
KR20130004269U (ko) 소화기 거치대
EP2420292A1 (fr) Dispositif de support pour extincteurs
KR102688504B1 (ko) 양문 절첩 개방형 소화전함
KR200341223Y1 (ko) 화재용품 보관함
JP4680401B2 (ja) ガス系消火設備
JPH11244407A (ja) 格納箱つき消火設備
CN202876172U (zh) 壁挂式移动灭火器箱
JP2018196579A (ja) 移動式粉末消火設備
CN211461901U (zh) 一种落地式消火栓箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5145274

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250