JP5149768B2 - タクソノミ補完方法、タクソノミ補完プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Description
Gliozzo, A.~M., Gangemi, A., Presutti, V., Cardillo, E., Dage, E., Salvati, A. and Troiani, G.: A Collaborative Semantec Web Layer to Enhance Legacy Systems,ISWC/ASWC, pp. 764--777(2007) Nakatsuji, M., Miyoshi, Y. and Otsuka, Y.,: Innovation Detection Based on User-Interest Ontology of Blog Community., ISWC, pp 515--528(2006)
図1は、本実施形態のソーシャルネットワークを示すシステムの概略構成のブロック図である。図1において、端末2〜4及びサーバ5が通信網1を介して接続されている。また、サーバ5にも、夫々、端末7〜9が接続されている。なお、通信網1としては、例えば、IP通信を行う公衆通信網を用いることができ、インターネットであってもよい。また、企業間の専用通信網であっても、公衆通信網であってもよいが、高信頼性とセキュリティを備えた専用通信を提供できるIP−VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)のような網であってもよい。また、端末2〜4、7〜9としては、ノート型パーソナルコンピュータ或いはデスクトップ型パーソナルコンピュータでもよく、携帯電話端末やPDA(Personal Data Assistant)なども使用可能である。また、サーバ5は、各種のサービスプロバイダ上に設置することができる。また、サーバ5も、各端末2〜4と同様に、各種のコンピュータシステムで構築される。
この演算処理は、まずステップS1010で、後述する図5の演算処理を行うことにより、メーリングリスト上の記事及び構築されたタクソノミの一部を入力し、それらの記事をタクソノミ上のクラスに分類し、その分類されたユーザ記事及びユーザIDを出力する。
次に、ステップS1030で、タクソノミに沿って抽出されたユーザナレッジを用い、後述のようにして、タクソノミを考慮しながらユーザナレッジの類似度を計算する。
次に、ステップS1040で、タクソノミに沿ったユーザのナレッジ並びにユーザ間の類似度を用い、後述のようにして、タクソノミを参照してユーザ間の関係を意味づけ、タクソノミによって意味づけされたユーザ間の関係を出力する。
次に、ステップS2020で、後述する図6、図7の演算処理を行うことにより、タクソノミ上のクラスに対し、その性質を継承する子クラスを自動生成したり、別のタクソノミ上のクラスとの関係を解析し、両者の性質を併せ持つ融合クラスを生成し、タクソノミ上のクラスの子クラスとして自動生成したりすることで、タクソノミの補完を行う。
次に、前記ステップS2020で行われる図6の演算処理について説明する。この演算処理は、S3010で、後述する図8の演算処理を行うことにより、タクソノミ上のクラスに対し、その性質を継承する子クラスを自動生成する。
次に、前記ステップS3010で行われる図8の演算処理について説明する。この演算処理は、まずステップS4010で、ユーザによってホップ数(図ではHop数)を設定してもらう。ホップ数とは、フィルタ対象クラス(補完クラスを設定しようとするクラス)から隣接クラスまでの間に、タクソノミ上に存在するクラス数を意味する。特定のクラスCiがクラス階層として別のクラスCjに近いことは、タクソノミの性質上意味的にも近いことを意味し、この意味的近さを制御するパラメータとしてホップ数を用いる。
次に、ステップS4040で、親子関係を保持したリストCにタクソノミ上のクラスを保持し、リストCから、ある(特定の)クラスCiをランダムに選択する。各クラスは、1つの親クラスを持つ。なお、ルートクラスは、その旨を明示する。
ステップS4070では、リストC内の全てのクラスCiについてチェックしたか否かを判定し、リストC内の全てのクラスCiについてチェックした場合には復帰し、そうでない場合にはステップS4040に移行する。なお、親クラスを除く。また、概念(クラス)の粒度が粗すぎると考えられる場合は、第1階層、第2階層などの、階層の浅いクラスに補完クラスを加えないようにするため、それらの階層の子クラスを除いてもよい。
次に、ステップS5020で、クラス集合G内の、特定のクラスCiと異なるクラスCjを1つ選択する。記事数を同程度としたのは、記事数を多く持つクラスほど、意味的成生度が粗くなると予測され、重要フレーズKlの出現頻度が特定のクラスCiより多くなる傾向にあり、比較対象としてふさわしくないためである。
次に、ステップS5050で、試行回数X回の出現頻度スコアU(Kl)の平均値をU(Kl)a算出する。
ステップS5070では、重要フレーズKlが特定のクラスCiの属性(性質)を継承し得るとして「True」とする。
異なるクラスCjがクラス階層として特定のクラスCiに近いほど、つまり意味的に近いほど、各クラスにより特徴的なフレーズが抽出されるが、その数が少なくなると言える。従って、ホップ数は、この特定のクラスCiと異なるクラスCjのタクソノミ上での距離の調整パラメータとなる。なお、試行回数Xが多くなるほど、各クラスに特徴的なフレーズがメールセットに残るが、残るフレーズ数は少なくなる。
次に、ステップS6030で、特定のクラスCi及び異なるクラスCjの夫々に分類されたメールセットS(Ci)、S(Cj)に対し、simpson係数(Rasmussen, E. m.,: Clustering Algorithms, Information Retieval : Data Structures & Algorithms, pp. 419--442(1992))に基づく関連度Rを下記2式に従って算出する。なお、simpson係数では、メールセットS(Ci)、S(Cj)内の記事数が極端に少ない場合、特に関連度Rが大きくなってしまう問題があるため、記事数が極端に少ない場合は関連度Rを0とすることで、この問題を回避する。
次に、前記図3のタクソノミ補完方法、ノウフウ分析方法、ノウハウ分析方法を達成する演算処理の第2実施形態として、図11のフローチャートについて説明する。
この演算処理は、まずステップS7010で、前記ステップS1010と同様に、後述する図12の演算処理を行うことにより、メーリングリスト上の記事及び構築されたタクソノミの一部を入力し、それらの記事をタクソノミ上のクラスに分類し、その分類されたユーザ記事及びユーザIDを出力する。
次に、ステップS7030で、前記ステップS1030と同様に、タクソノミに沿って抽出されたユーザナレッジを用い、タクソノミを考慮しながらユーザナレッジの類似度を計算する。
次に、前記ステップS7010で行われる図12の演算処理について説明する。この演算処理は、まずステップS8010で、前記ステップS2010と同様に、メーリングリスト上の記事及び構築されたタクソノミの一部を入力し、それらの記事をタクソノミ上のクラスに分類し、その分類されたユーザ記事及びユーザIDを出力する。
次に、ステップS8030で、前記ステップS2030と同様に、補完されたタクソノミのクラスをも含めて、メーリングリスト上の記事をタクソノミ上のクラスに分類し、その分類されたユーザ記事及び分類結果を出力する。特に、補完されたタクソノミにメールセットを分類することにより、ユーザ毎のナレッジを補完タクソノミに沿って抽出することができる。特定のクラスCiの関連クラスCrや融合クラスCijについては、特定のクラスCiの名前属性と、関連クラスCr又は融合クラスCijの名前属性の記述を同時に持つメールセットを分類する。
2)ある(特定の)記事miに記述されるクラスの種類をN(mi)個とすると、その記事おけるユーザのナレッジスコアNは1/N(mi)とする。
3)ユーザの全記事集合をMとすると、そのユーザの各クラス(特定のクラス)Ciに対するナレッジスコアN(Ci)は下記3式で与えられる。
4)特定のクラスCiの子クラス、関連クラス、融合クラスの集合をCとすると、特定のクラスCi配下に対するユーザのナレッジスコアN(Ci+C)は下記4式で与えられる。
次に、ステップS9020で、前記ステップS1020と同様に、タクソノミ上のクラスに分類されたユーザ記事並びにユーザIDを用い、ユーザナレッジをタクソノミに沿って抽出する。
この演算処理は、前記図11のステップS7010で行われるサブルーチンが変更されたもので、まずステップS10010で、前記ステップS2010と同様に、メーリングリスト上の記事及び構築されたタクソノミの一部を入力し、それらの記事をタクソノミ上のクラスに分類し、その分類されたユーザ記事及びユーザIDを出力する。
次に、ステップS10030で、後述する図15の演算処理を行うことで、補完されたタクソノミのクラスをも含めて、メーリングリスト上の記事をタクソノミ上のクラスに分類し、その分類されたユーザ記事及び分類結果を出力する。
次に、ステップS11020で、補完クラスに分類された記事並びに分類結果をユーザに提示する。後述するように、ユーザは補完タクソノミ上のクラスに分類されているメールセットを閲覧することで、各クラスに関するノウハウを獲得することができる。また、タクソノミ上のクラス閲覧による情報探索は、対象についてあまり詳しくないユーザでも、専門知識に沿ってシステム開発トピックを把握することができる。
1)全メールセットをタクソノミに分類する。分類方法としては、ある(特定の)メールセットの記事内の記述にタクソノミ上のある(特定の)クラスCiの名前属性があれば、その記事をクラスCiに分類する。なお、記事が複数クラスに分類されてもよい。
前記ステップS1040など、ユーザ間の関係解析は、以下のようにして行うことができる。図18は、ユーザの関係に意味情報を付与し、再構築された興味体系グラフの概念図である。ここでは、ユーザ間の興味オントロジを比較し、興味一致度の高いクラス又はインスタンスを興味一致情報とし、他方、興味が一致しないクラス又はインスタンスをズレ情報として、エッジに与える。また、ユーザカテゴリ間の関係にも意味情報を与える。ユーザカテゴリに属するユーザ集合の興味オントロジをカテゴリ間で比較し、ユーザカテゴリで共有する数の多いクラス又はインスタンスを興味一致情報とし、他方、興味が一致しないクラス又はインスタンスをズレ情報として、エッジに与える。前述において、クラスをも意味情報として付与することによって、各ユーザカテゴリの持つインスタンスが過大となる場合には、探索ユーザはクラスを確認し、自身の興味を満足する探索方向を容易に見出すことができる。
一致:インスタンス1ofクラスA
ズレ:インスタンス2ofクラスA(ユーザ1)
ズレ:インスタンス3ofクラスA(ユーザ2)
と表記の通りである。
一致:インスタンス2ofクラスA
ズレ:インスタンス4ofクラスB(ユーザ3)
ズレ:インスタンス5ofクラスB(ユーザ4)
と表記の通りである。
一致:インスタンス2ofクラスA
ズレ:インスタンス1ofクラスA(カテゴリ11)
ズレ:インスタンス3ofクラスA(カテゴリ11)
ズレ:インスタンス4ofクラスB(カテゴリ12)
ズレ:インスタンス5ofクラスB(カテゴリ12)
と表記の通りである。
前記の例では、ユーザグラフの規模があまり大きくないので、その効果は顕著ではないように見えるが、グラフの規模が大きい場合には、意味づけ情報を辿るという探索手段を持つことによる効果は大きい。
一方、例えばプロダクトのタクソノミ上のクラスと、タスクのタクソノミ上のクラス両方に属するトピックは、プロダクトの開発タスクに関するトピックであり、ノウハウを含むと考えられるため、前述のようにして、こうしたトピックからなる融合クラスCijを抽出する。
更に、ユーザ間のナレッジの類似度を求めた際の有効性を検証した。検証対象として、メーリングリストの参加メンバーの約1割にあたる10人を対象とし、各ユーザと類似する他の技術者を、類似度に基づき上位5、10、15、20人と変化させて出力し、検証結果をまとめた。ここで、検証対象としてユーザ10人の選択に当たり、プロジェクト全体に関係の深いユーザ、ある(特定の)プロダクト開発にのみ関わったユーザを混ぜて選択し、検証した。
下記表2に全結果の平均値からなる結果を示す。これによると、元々のタクソノミ上のクラスよりも、関連クラスに多数のノウハウを含むことが分かる。これは、深い階層のクラスの方がより詳細なノウハウを持つということからも妥当といえる。しかし、表の融合クラス1のように、融合クラスでは、正解の割合が低かった。結果を確認したところ、「問題」と「テスト」というタスク上のクラスとの融合クラスの精度が悪いことが分かった。これは、前記フィルタリングアルゴリズムを用いても、「問題」や「テスト」というフレーズが、多義語による誤りを除去し切れなかったためである。そこで、これらのクラスと融合クラスを除いて検証したところ、表2の融合クラス2に示すように精度が向上することを確認した。多義語の問題は、タスクとプロダクト間のクラスの名前属性の共起の確認を、メールセット内ではなく、同一電子メール内にすればよくなると考えられる。
Claims (4)
- ソフトウエアに基づいてコンピュータが実行するタクソノミ補完方法であって、親クラスの性質を継承する子クラスを当該親クラスに属する子クラスとして設定すると共に、子クラスには、親クラスに共通する名前属性を付与することでタクソノミを構築し、所定期間の同一スレッドに関する電子メールの集合をメールセットとし、特定のメールセットの記事内の記述にタクソノミ上の特定のクラスの名前属性がある場合に、当該特定のメールセットを当該特定のクラスに分類するようにして全メールセットをタクソノミに分類し、特定のクラスの特定のフレーズが、当該特定のクラスの名前属性を継承し得るか否かを判定し、当該特定のフレーズが当該特定のクラスの名前属性を継承し得る場合に、当該特定のフレーズを名前属性とする子クラスを当該特定のクラスの子クラスとして補完する処理を行い、前記判定及び前記補完の処理は、前記特定のクラスCiの記事数と同等の記事数で且つ当該特定のクラスCiの親クラスに属する他のクラスCjを選択し、特定のクラスCiに分類されたメールセットにおける前記特定のフレーズKの出現頻度Kiと、他のクラスCjに分類されたメールセットにおける特定のフレーズKの出現頻度Kjとによって、出現頻度スコアU(K)を算出し、他のクラスCjを変えながら所定回数繰り返して算出された出現頻度スコアU(K)の平均値が閾値以上である場合に、当該特定のフレーズKを名前属性とする関連クラスを前記特定のクラスCiの子クラスとして補完することを特徴とするタクソノミ補完方法。
- ソフトウエアに基づいてコンピュータが実行するタクソノミ補完方法であって、親クラスの性質を継承する子クラスを当該親クラスに属する子クラスとして設定すると共に、子クラスには、親クラスに共通する名前属性を付与することでタクソノミを構築し、所定期間の同一スレッドに関する電子メールの集合をメールセットとし、特定のメールセットの記事内の記述にタクソノミ上の特定のクラスの名前属性がある場合に、当該特定のメールセットを当該特定のクラスに分類するようにして全メールセットをタクソノミに分類し、特定の2つのクラスの間に関連があるか否かを判定し、関連がある場合に、当該2つのクラスに共通する子クラスを生成する処理を行い、前記特定の2つのクラスは同じ親クラスに属する異なる子クラスであり、その2つの子クラスの夫々のメールセットの関連度をsimpson係数に基づいて算出し、その関連度が、前記1つの親クラスに属する全比較対象クラスの中で所定上位以内の場合に、前記2つの異なる子クラスの共通メールセットからなる融合クラスを、当該2つの異なる子クラスに属する共通子クラスとして補完することを特徴とするタクソノミ補完方法。
- 請求項1又は2に記載のタクソノミ補完方法を、コンピュータに実行させるためのタクソノミ補完プログラム。
- 請求項3に記載のタクソノミ補完プログラムを記憶した、コンピュータが読取り可能な記憶媒体。
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