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JP5195484B2 - 走行装置 - Google Patents
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本発明は、複数の車輪を平行に配置した走行装置に関し、特に、搭乗者の重心移動によって前進、後進、左右旋回、停止等の制御を行う走行装置に関する。
従来から、人を搭乗させて二輪で走行する乗り物として、例えば特許文献1に記載されているような同軸二輪車が知られている。特許文献1には、横勾配のある路面で搭乗者の姿勢を垂直に保ちながら直進走行を実現するため、ハンドル若しくはステップの位置をモータ制御する走行装置が記載されている。
このような走行装置は、高齢者や下肢疾患患者等、片側の下肢機能が低下している搭乗者に利用される場合がある。例えば、左側の足が麻痺している片足麻痺者がこの走行装置に搭乗する場合、図12のように健常脚20を乗せることはできる。
しかし、麻痺脚21をステップ4Lに乗せるとき、膝関節、足首関節を自由に曲げることができないため、搭乗者は健常脚20を軸として腰を中心に回転して麻痺脚21を引きずりあげることとなる。このとき、麻痺脚21のつま先がステップ4Lの側方又は後方に引っかかり、麻痺脚21を乗せることが困難である。
特開2008−120347号公報
特許文献1に記載の走行装置では、ステップ若しくはハンドルのロール軸の傾きを算出して、これらの傾きが常に重力軸に平行になるようにロール軸の傾斜を制御している。このため、路面に傾きがない平坦面では、ステップの位置を変更することができない。
本発明はこのような点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、片側の下肢機能が低下している搭乗者であっても、容易に乗り降りを行うことができる走行装置を提供することである。
本発明の第1の態様に係る走行装置は、平行に配置された複数の車輪と、前記複数の車輪を回転自在に支持する車両本体と、前記複数の車輪を独立に回転駆動する駆動手段と、前記車両本体上に設けられ、運転する際に搭乗者が立位状態で搭乗するステッププレートと、搭乗者が搭乗する際に一方の足を乗せる第1載置部と、前記第1載置部よりも高さが低く他方の足を乗せる第2載置部とを備えるものである。
本発明の第2の態様に係る走行装置は、上記の走行装置において、前記第1載置部又は前記第2載置部の高さを変更する高さ調整機能をさらに備えるものである。
本発明の第3の態様に係る走行装置は、上記の走行装置において、前記高さ変更部は、前記第1載置部又は前記第2載置部の高さを段階的に変更可能であることを特徴とするものである。
本発明の第4の態様に係る走行装置は、上記の走行装置において、搭乗者が搭乗する際に、前記第2載置部は前記複数の車輪が接する地面に接触する位置に配置されることを特徴とするものである。
本発明の第5の態様に係る走行装置は、上記の走行装置において、前記複数の車輪は、第1車輪と、第1車輪よりも小さい第2車輪とを含み、前記第1載置部は、前記第1車輪上に設けられており、前記第2載置部は、前記第2車輪上に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第6の態様に係る走行装置は、上記の走行装置において、前記ステッププレートは、左右に分割されており、前記第1載置部及び/又は前記第2載置部は、分割された前記ステッププレートであることを特徴とするものである。
本発明の第6の態様に係る走行装置は、上記の走行装置において、前記車両本体は、互いに平行に上下に配置された車体上部材及び車体下部材と、互いに平行に左右に配置されると共に前記車体上部材及び車体下部材と回動可能に連結された一対の側面部材と、を有する平行リンク機構を備え、分割された前記ステッププレートは、前記一対の側面部材にそれぞれ連結されていることを特徴とするものである。
本発明の第7の態様に係る走行装置は、上記の走行装置において、前記第1載置部は、前記ステッププレート上に装脱自在に配置されたアタッチメントであることを特徴とするものである。
本発明の第8の態様に係る走行装置は、上記の走行装置において、前記ステッププレートに垂直に設けられたハンドルをさらに備え、前記第1載置部は、前記ハンドルに回転可能に固定されていることを特徴とするものである。
本発明の第9の態様に係る走行装置は、上記の走行装置において、前記ステッププレートに垂直に設けられたハンドルをさらに備え、前記第1載置部は、前記ハンドルに固定されていることを特徴とするものである。
本発明の第10の態様に係る走行装置は、上記の走行装置において、前記第2載置部は、前記ステッププレートであることを特徴とするものである。
本発明によれば、片側の下肢機能が低下している搭乗者であっても、容易に乗り降りを行うことができる走行装置を提供することができる。
実施の形態1に係る走行装置の構成を示す正面図である。 図1の一部を拡大した図である。 図1に示す走行装置に搭乗者が搭乗する様子を示す図である。 実施の形態1に係る走行装置の他の構成を示す正面図である。 実施の形態1に係る走行装置の他の構成を示す正面図である。 実施の形態1に係る走行装置の他の構成を示す上面図である。 図6に示す走行装置の正面図である。 実施の形態1に係る走行装置の他の構成を示す正面図である。 実施の形態2に係る走行装置の構成を示す側面図である。 図9に示す走行装置の正面図である。 図8に示す走行装置に搭乗者が搭乗する様子を示す図である。 従来の走行装置に搭乗するときの様子を示す図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る走行装置の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る走行装置100の構成を示す図である。図1Aは走行装置100の正面図であり、同図Bは左側面図である。図1に示すように、走行装置100は、車輪1L、1R、モータ2L、2R、車両本体3U、3D、ステップ4L、4R、ハンドル5を備えている。なお、以下の図において紙面に向かって左側が搭乗者側からみた右側に当たる。以下の説明において、正面図では搭乗者側からみた方向で表している。
本発明に係る走行装置は、同一軸心線上に配置された2個の車輪1L、1Rを備えた同軸二輪車である。2個の車輪1L、1Rは、平行に配置されている。車輪1L、1Rにはそれぞれ独立にモータ等の駆動手段2L、2Rが設けられている。駆動手段2L、2R間は、上下に分割された車両本体3U、3Dによって連結されている。車両本体3U、3Dは、車輪1L、1Rを回転自在に支持している。
車両本体3U、3Dは互いに平行に配置されている。車両本体3Uが車体上部材であり、車両本体3Dが車体下部材である。車両本体3U、3Dは、左右に互いに平行に配置された一対の側面部材3Sと回動可能に連結されている。車両本体3U、3D及び一対の側面部材3Sは、平行リンク機構を構成する。
なお、ここでは図示していないが、車両本体3U、3Dには、ジャイロ等のセンサで検出された車両の傾きや、車両への荷重等の情報に応じて駆動手段2L、2Rの駆動を制御するための制御手段などの回路装置が設けられている。走行装置100は、ジャイロ等からの出力に応じて駆動手段2L、2Rを制御して、車輪1L、1Rの回転駆動を制御することで、倒立状態を維持する。また、搭乗者の重心移動により、倒立状態を維持しながら、前進、後進、左右旋回、停止等の制御を行うことができる。
車両本体3U、3Dの上側には、運転する際に搭乗者が立位状態で搭乗するステッププレートが設けられている。ステッププレートは、左右に分割されている。搭乗者から見て左側のステッププレートをステップ4L、右側のステップスレートをステップ4Rとする。ステップ4L、4Rは、平行リンク機構を構成する一対の側面部材3Sにそれぞれ連結されている。このステップ4L、4Rの構成については、後に詳述する。
ステップ4L、4Rの間には、ハンドル5が設けられている。ハンドル5は、車両本体3U、3Dに対してロール軸方向に傾斜可能にされると共に、ハンドル5とステップ4L、4Rとの間は、互いに垂直となるようにリンク機構(図示せず)で連結されている。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係る走行装置100のステッププレートについて説明する。図2は、図1に示す走行装置100の一部を拡大した図である。図2に示すように、ステップ4L、4Rはそれぞれ、ステー6を介してリンク機構の側面部材3Sに連結されている。
左右のステップ4L、4Rはそれぞれ昇降可能に設けられている。例えば、搭乗者が手又は足を使ってステップ4L、4Rのいずれかを引き上げて固定することより、左右のステップ4L、4Rの高さを異なるようにすることができる。
ここで、図3を用いて、左側の足が麻痺している片足麻痺者がこの走行装置100に搭乗する例について説明する。図3において、搭乗者の右足を健常脚20、左足を麻痺脚21とする。図3に示すように、この場合、まず健常脚20を乗せるステップ4Rを左側のステップ4Lよりも高い位置にする。すなわち、本実施の形態においては、ステップ4Rが第1載置部であり、ステップ4Lが第2載置部となる。
その後、ハンドル5を握り、健常脚20をステップ4Rに乗せる。そして、ハンドル5につかまりながら、健常脚20を支点として麻痺脚21をステップ4Lまで引きずり上げ、ステップ4Lに下ろす。本実施の形態では、健常脚20側のステップ4Rよりも麻痺脚21側のステップ4Lのほうが低い。このため、麻痺脚21のつま先がステップ4Lの側方又は後方に引っかかることがなく、麻痺脚21を容易に乗せることができる。
麻痺脚21をステップ4Lに乗せた後、ステップ4Lを下げ、ステップ4Rと同じ高さにする。その後、従来どおり、搭乗者の重心移動により車輪1L、1Rを制御して、前進、後退、旋回、停止等を行うことができる。
片足の機能が低下している搭乗者が走行装置100から降りる場合には、ステップ4L、4Rの高さを変える必要はない。この場合、まず、ハンドル5につかまり、体重をハンドルにかけたまま麻痺脚21をステップ4Lからはずし地面に下ろす。そして、ハンドルにつかまり体重をハンドル5にかけたまま、健常脚20をステップ4Rから地面に下ろす。そして、ハンドル5から離れることにより、容易に走行装置100から降りることが可能である。
なお、上述の例において、ステップ4L、4Rは、アクチュエータ等を用いてその高さを変更することも可能である。乗車後には、アクチュエータにより左右のステップ4L、4Rの高さを同じにすることができる。さらに、ステップ4L、4Rを下げるショックを和らげる機構を設け、ゆっくりおろすようにしてもよい。
また、ばね等の付勢手段を設けて、ボタン操作でステップ4L、4Rを跳ね上げることも可能である。ステー6は、ステップ4L、4Rを途中で固定できるよう段階式にしてもよい。さらに、ステップ4L、4Rの高さを調整する機構をつけてもよい。
図4〜8に、本実施の形態に係る走行装置の他の構成を示す。図4に示すように、左右のステップ4L、4Rのいずれか一方に、アタッチメント7を設置することも可能である。図4に示す例では、ステップ4Rの上にアタッチメント7を設置している。すなわち、本例では、アタッチメント7が第1載置部であり、ステップ4Lが第2載置部となる。
ステップ4Rの上にアタッチメント7を設置した状態で健常脚をアタッチメント7の上に乗せ、非健常脚をステップ4Lに引きずり上げることができる。非健常脚をステップ4Lに乗せた後は、健常脚でアタッチメント7を蹴り、ステップ4R上からはずすことができる。
図5に示す例では、左右の車輪1L、1Rの大きさが異なる。本例では、搭乗者側から見て右側の車輪1Rが左側の車輪1Lの約2倍の直径になっている。ステップ4Lは車輪1Lの直上に設けられており、ステップ4Rは車輪1Rの直上に設けられている。このため、ステップ4Rはステップ4Lよりも位置が高い。
これにより、左足が非健常脚である搭乗者は、健常脚である右足を先にステップ4Rに乗せた状態で、左足を引きずりあげることが可能となる。このように、ステップ4L、4Rが異なることにより、下肢機能が低下した搭乗者でも容易に走行装置100に乗り降りすることができる。なお、この例では、ステップ4L、4Rの高さを変化させることができないため、搭乗者の非健常脚側のステップの高さが低くなるように、左右の車輪の大きさを変える必要がある。
また、図6、7に走行装置100の他の構成例を示す。図6は上面図であり、図7は正面図を示している。図6、7に示す例では、ハンドル5に当該ハンドル5を中心として回転可能に回転式ステップ8が設けられている。回転式ステップ8は、ハンドル5を中心として回転させることにより、ステップ4L又はステップ4R上に移動させることができる。本例では、回転式ステップ8が第1載置部であり、ステップ4L又はステップ4Rが第2載置部となる。
ここで、図6に示す走行装置に左側の足が麻痺している片足麻痺者が搭乗する例について説明する。ここでは、搭乗者の右足が健常脚、左足が麻痺脚であるとする。この場合、まず健常脚を乗せるステップ4R上に、回転式ステップ8を移動させる。これにより、健常脚を乗せる回転式ステップ8が左側のステップ4Lよりも高い位置になる。そして、ハンドル5を握り、健常脚20を回転式ステップ8に乗せる。
その後、ハンドル5につかまりながら、健常脚を支点として麻痺脚をステップ4Lまで引きずり上げ、ステップ4Lに下ろす。これにより、麻痺脚のつま先がステップ4Lの側方又は後方に引っかかることがなく、麻痺脚を容易に乗せることができる。麻痺脚をステップ4Lに乗せた後、回転式ステップ8をハンドル5の搭乗者と反対側に移動させる。すなわち、回転式ステップ8を図6、7の実線で示された位置に移動させる。
そして、ステップ4Lと同じ高さのステップ4R上に、健常脚を乗せる。その後、従来どおり、搭乗者の重心移動により車輪1L、1Rを制御して、前進、後退、旋回、停止等を行うことができる。これにより、通常の走行動作を行う際には、回転式ステップ8が邪魔になることがない。なお、回転式ステップ8は、ステップ4L上に配置することも可能である。このため、右足が非健常脚である搭乗者にも対応可能である。
図8に示す例では、ハンドル5に固定式ステップ9が取り付けられている。固定式ステップ9は、ステップ4L側、ステップ4R側にそれぞれ突出するように設けられている。固定式ステップ9はステップ4L、4Rよりも高い位置に設けられている。固定式ステップ9としては、例えば、ステップ4L、4Rの略半分の幅にすることができる。本例では、固定式ステップ9が第1載置部であり、ステップ4L又はステップ4Rが第2載置部となる。
ここで、図8に示す走行装置に左側の足が麻痺している片足麻痺者が搭乗する例について説明する。ここでは、搭乗者の右足が健常脚、左足が麻痺脚とする。この場合、ハンドル5を握り、まず健常脚をステップ4R側の固定式ステップ9に乗せる。
その後、ハンドル5につかまりながら、健常脚を支点として麻痺脚をステップ4Lまで引きずり上げ、ステップ4Lに下ろす。これにより、麻痺脚のつま先がステップ4Lの側方又は後方に引っかかることがなく、麻痺脚を容易に乗せることができる。麻痺脚をステップ4Lに乗せた後、健常脚を固定式ステップ9からステップ4R上に移動させる。なお、固定式ステップ9は、ステップ4L上にも設けられている。このため、右足が非健常脚である搭乗者にも対応可能である。
以上説明したように、本発明によれば、麻痺脚21のつま先がステップ4Rの側方又は後方に引っかかることがなく、下肢機能が低下している搭乗者であっても容易に乗り降りすることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る走行装置の構成について、図9、10を参照して説明する。図9は本実施の形態に係る走行装置200の構成の一部を示す左側面図であり、図10はその正面図である。なお、走行装置200の基本的な構成は実施の形態1と略同様であるため説明を省略する。
図9、10に示すように、本実施の形態に係る走行装置200は、昇降ステップ10、モータ11、上下リンク12、アッパーフレーム13を備えている。本実施の形態においては、昇降ステップ10は、運転時に搭乗者が乗る位置から地面に向かって下がる機構を備えている。
車両本体3Uは、2個の車輪1L、1Rの間を接続する平行リンクである。車両本体3U上には、外側に向かってアッパーフレーム13が連結されている。アッパーフレーム13はL字型であり、地面と平行に延びる水平部分13Uとそこから地面に向かって垂直下方に延びる垂直部分13Dがある。
アッパーフレーム13の垂直部分13Dの外側には、上下リンク12の一端が連結されている。また、上下リンク12の他端には、昇降ステップ10が連結されている。上下リンク12は、昇降ステップ10を車輪1L、1R上から地面に降ろすことができる長さとなっている。
垂直部分13Dの内側、すなわち車輪1L、1Rに近い部分には、図示しない減速機を介してモータ11が設けられている。モータ11が回転することにより、この回転力が減速機を介して上下リンク12に伝達される。これにより、上下リンク12がモータ11との連結点を中心として回転する。
従って、昇降ステップ10が、車輪1L、1R上から地面上まで移動する。すなわち、昇降ステップ10の高さを変更することができる。図9に示すように、昇降ステップ10は、上昇時位置(実線で示す)では車輪1L、1Rの上に配置され、下降時位置(破線で示す)では地面に接触する位置に配置される。
また、モータ11と減速機とを下降時とは反対に回転させることで、地面に降ろした昇降ステップ10を車輪上の上昇時位置まで持ち上げることができる。昇降ステップ10の昇降動作は、例えば、ハンドル5に設けられた昇降スイッチ(図示せず)により制御することができる。なお、昇降ステップ10を昇降する際には、駆動手段2L、2Rにより、同軸二輪の倒立制御を行い続けることができる。
図10に示すように、昇降ステップ10、モータ11、上下リンク12、アッパーフレーム13を含む昇降機構は、走行装置200の左右に対称に設けられている。従って、左右いずれか一方の昇降ステップ10を地面に降ろし、他方を車輪上に配置することで、搭乗者の足を乗せる位置を左右で異ならせることができる。
ここで、図9、10に示す走行装置に、左側の足が麻痺している片足麻痺者が搭乗する例について、図11を参照して説明する。ここでは、搭乗者の右足が健常脚、左足が麻痺脚とする。まず、図11Aに示すように麻痺脚側である左側の昇降ステップ10を下降位置すなわち地面上まで下げる。これにより、健常脚を乗せる右側の昇降ステップ10が左側の昇降ステップ10よりも高い位置になる。
そして、ハンドル5を握り、健常脚を車輪1Rの上に配置された昇降ステップ10上に乗せる。その後、ハンドル5につかまりながら、健常脚を支点として麻痺脚を下降位置の昇降ステップ10に乗せる。これにより、麻痺脚が昇降ステップ10に引っかかることがなく、麻痺脚を容易に乗せることができる。麻痺脚を下降位置の昇降ステップ10に乗せた後、昇降スイッチにより、昇降ステップ10を上昇位置(車輪1L上)まで上昇させる。これにより、片方の下肢機能が低下した搭乗者でも容易に乗り降りすることができる。
なお、図10に示すように、昇降ステップ10、モータ11、上下リンク12、アッパーフレーム13を含む昇降機構は、走行装置200の左右に対称に設けられている。従って、左右いずれか一方の昇降ステップ10を地面に降ろし、他方を車輪上に配置することで、搭乗者の足を乗せる位置を左右で異ならせることができる。このため、右足が非健常脚である搭乗者にも対応可能である。
以上説明したように、本発明によれば、搭乗する際に左右の足を乗せるステップの高さを異ならせることにより、片方の下肢機能が低下した搭乗者でも容易に乗り降りすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、本発明は3個以上の車輪を有する走行装置にも適用できる。また、上述の例では、ハンドルを設ける例について説明したが、ハンドルはなくても構わない。
1L、1R 車輪
2L、2R 駆動手段
3U、3D 車両本体
3S 側面部材
4L、4R ステップ
5 ハンドル
6 ステー
7 アタッチメント
8 回転式ステップ
9 固定式ステップ
10 昇降ステップ
11 モータ
12 上下リンク
13 アッパーフレーム
100、200 走行装置

Claims (11)

  1. 平行に配置された複数の車輪と、
    前記複数の車輪を回転自在に支持する車両本体と、
    前記複数の車輪を独立に回転駆動する駆動手段と、
    前記車両本体上に設けられ、運転する際に搭乗者が立位状態で搭乗するステッププレートと、
    搭乗者が搭乗する際に一方の足を乗せる第1載置部と、
    前記第1載置部よりも高さが低く他方の足を乗せる第2載置部と、
    を備える走行装置。
  2. 前記第1載置部又は前記第2載置部の高さを変更する高さ調整機能をさらに備える請求項1に記載の走行装置。
  3. 前記高さ変更部は、前記第1載置部又は前記第2載置部の高さを段階的に変更可能であることを特徴とする請求項2に記載の走行装置。
  4. 搭乗者が搭乗する際に、前記第2載置部は前記複数の車輪が接する地面に接触する位置に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行装置。
  5. 前記複数の車輪は、第1車輪と、第1車輪よりも小さい第2車輪とを含み、
    前記第1載置部は、前記第1車輪上に設けられており、
    前記第2載置部は、前記第2車輪上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の走行装置。
  6. 前記ステッププレートは、左右に分割されており、
    前記第1載置部及び/又は前記第2載置部は、分割された前記ステッププレートであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の走行装置。
  7. 前記車両本体は、互いに平行に上下に配置された車体上部材及び車体下部材と、互いに平行に左右に配置されると共に前記車体上部材及び車体下部材と回動可能に連結された一対の側面部材と、を有する平行リンク機構を備え、
    分割された前記ステッププレートは、前記一対の側面部材にそれぞれ連結されていることを特徴とする請求項6に記載の走行装置。
  8. 前記第1載置部は、前記ステッププレート上に装脱自在に配置されたアタッチメントであることを特徴とする請求項1に記載の走行装置。
  9. 前記ステッププレートに垂直に設けられたハンドルをさらに備え、
    前記第1載置部は、前記ハンドルに回転可能に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の走行装置。
  10. 前記ステッププレートに垂直に設けられたハンドルをさらに備え、
    前記第1載置部は、前記ハンドルに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の走行装置。
  11. 前記第2載置部は、前記ステッププレートであることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の走行装置。
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