JP5207644B2 - 電気泳動表示装置、制御装置、制御方法、および表示システム - Google Patents
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Description
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、表示品位の低下を抑制可能な電気泳動表示装置等を提供することにある。
ここで、制御手段は、帯電粒子が一方の電極側に位置している場合に、第1の加算値を第2の加算値よりも小さくすることを特徴とすることができる。
図1は、本実施形態に係る電気泳動表示装置を示す概略構成図である。
同図に示す電気泳動表示装置1は、電界の作用により可逆的に視認状態を変化させることが可能な表示装置である。この電気泳動表示装置1は、電気泳動表示パネル10と、この電気泳動表示パネル10を制御する制御装置20とから概略構成されている。なお、このような電気泳動表示装置1は、例えば、時計、カレンダー、電子ペーパー、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどにおいて使用される電子棚札などに用いられる。
制御装置20は、ドライバ30と、制御部40とを主要部として備えている。
ドライバ30には、不図示の電源部から2種類の電圧が印加された状態となっており、また、ドライバ30には、複数のスイッチング部(不図示)が設けられた状態となっている。なお、ドライバ30の詳細については後述する。
図2は、電気泳動表示パネル10およびドライバ30について説明する図である。なお、本図においては、図1で示した制御部40の図示を省略している。
対向基板12は、基板11と同様に電気泳動表示パネル10のベースとなる部材である。また、対向基板12は、電気泳動インク15を挟んで基板11の対向位置に配設される。さらに、対向基板12は、基板11に所定の隙間を介して貼着された状態となっている。また、対向基板12は、共通電極13等の部材を支持する機能を有している。
第2の電極の一例としての画素電極14は、基板11の内面且つ共通電極13の対向位置に、複数設けられている。また、画素電極14には、共通電極13と同様にドライバ30から所定の電圧が印加される構成となっている。
共通電極13および画素電極14には、例えばアルミニウムや銅などの一般的な導電材料を用いることができる。なお、表示面側に位置する共通電極13のように透明性が要求される場合、例えば、ITO(インジウムスズ酸化物)等の導電性酸化物などが用いられる。この導電性酸化物は、画素電極14に対して用いることももちろん可能である。
電気泳動インク15は、基板11と対向基板12との間に封入された状態となっている。また、この電気泳動インク15は、正に帯電した白粒子15aと、負に帯電した黒粒子15bと、これらの粒子を分散させる分散媒15cとから構成されている。
黒粒子15bには、例えばチタンブラック、カーボンブラック等の黒色顔料や、黒色に着色された樹脂粒子等を用いることができる。
また、これらの粒子は、コントラスト表示可能な範囲で様々な色の粒子を任意に用いることも可能であり、白と赤、白と青、黄色と黒などのような組合せとすることもできる。
分散媒15cには、従来より電気泳動表示に用いられている種々の低誘電率有機溶媒などを用いることが可能であり、また、分散媒15cには、分散剤や電荷制御剤等の添加剤を添加して用いることもできる。
図3は、電気泳動表示パネル10の動作を説明するための図である。
本実施形態における共通電極13および画素電極14には、上述のとおり、ドライバ30から電圧が印加される。電圧の印加方法にはいくつかの手法が提案されているが、本実施形態においては、画素電極14のみならず共通電極13に対しても2種類の電圧から一の電圧を選択的に印加する所謂コモン振りを採用している。
リセット動作を行う場合、図3(a)に示すように、共通電極13に対して電圧Vs(=0V)が印加され、全ての画素電極14に対して電圧Vp(=50V)が印加される。この結果、画素電極14から共通電極13に向かう電界が発生し、正に帯電した白粒子15aは共通電極13に向かって移動し、負に帯電した黒粒子15bは画素電極14に向かって移動する。このため、表示面側に位置する共通電極13側に白粒子15aが位置し、全体が白表示となる。なお、リセット動作が行われる際、上記電圧Vsおよび電圧Vpは、約0.5秒印加される。また、本実施形態においては、正に帯電した白粒子15a、負に帯電した黒粒子15bを用いているが、このような帯電状態は一例であり、白粒子15aを負に帯電させることもできるし、黒粒子15bを正に帯電させることもできる。
図4(a)は、消去ステップにおける電気泳動表示パネル10の状態を示している。
この消去ステップにおいては、共通電極13に電圧Vs(=0V)が印加され、白表示へと変更する領域(表示を消去する領域)に対応した画素電極14に電圧Vp(=50V)が印加される。また、白表示への変更を行う領域以外の領域(表示状態を維持する領域)に対応した画素電極14には電圧Vs(=0V)が印加される。この結果、所定領域が白表示へと変更されるとともに、この所定領域以外の領域においては、表示状態が維持される。
図4(b)は、書き込みステップにおける電気泳動表示パネル10の状態を示している。
書き込みステップにおいては、共通電極13に電圧Vp(=50V)が印加され、黒表示へと変更する領域に対応した画素電極14に電圧Vs(=0V)が印加される。また、黒表示への変更を行う領域以外の領域(表示状態を維持する領域)に対応した画素電極14に電圧Vp(=50V)が印加される。この結果、所定領域が黒表示へと変更されるとともに、この所定領域以外の領域においては、表示状態が維持される。
図5は、共通電極13および画素電極14に印加される電圧を示したものである。なお、本図においては、印加電圧(V)を、画素電極14から共通電極13に向かって電界が形成される場合を正で示し、共通電極13から画素電極14に向かって電界が形成される場合を負で示している。
この消去ステップ直前電圧は、同図に示すように、正方向に立ち上がる、即ち画素電極14から共通電極13に向かう電界を形成するパルス状電圧(以下、このパルス状電圧を「正方向パルス状電圧」と称する。)と、負方向に立ち上がる、即ち共通電極13から画素電極14に向かう電界を形成するパルス状電圧(以下、このパルス状電圧を「負方向パルス状電圧」と称する。)とから基本単位が構成された電圧である。なお、正方向に立ち上がるパルス状電圧および負方向に立ち上がるパルス状電圧の印加時間は、いずれもT1となっている。
また、消去ステップ直前電圧は、最初に、上記正方向パルス状電圧が印加されるとともに、最後に、同じく正方向パルス状電圧が印加される状態となっている。この結果、本実施形態における消去ステップ直前電圧は、正方向パルス状電圧を時間で積分した時間積分値の各々を加算していった加算値の方が、負方向パルス状電圧を時間で積分した時間積分値の各々を加算していった加算値よりも大きい状態となっている。換言すると、本実施形態では、正方向パルス状電圧の時間積分値と正方向パルス状電圧の印加回数との積と、負方向パルス状電圧の時間積分値と負方向パルス状電圧の印加回数との積とを比較した場合に、後者よりも前者の方が大きい状態となっている。なお、この大小関係は、絶対値を比較した場合のものである。
そして、本実施形態においては、最後に正方向パルス状電圧が印加される。この結果、白粒子15aは画素電極14から離れる方向に最後に移動し、黒粒子15bは共通電極13から離れる方向に最後に移動する。この結果、消去ステップ直前電圧の印加終了後、白粒子15aは当初(消去ステップ直前電圧の印加前)の位置よりも共通電極13側に、黒粒子15bは当初の位置よりも画素電極14側に位置するようになる。
・実施例における実験条件
(A1):まず、電気泳動表示パネル10において所定の表示を行った。
(A2):上記A1にて所定の表示を行った後、電気泳動表示パネル10における所定の表示領域Aに対応した画素電極14、および共通電極13(以下、これらの電極を「対応電極」と称する。)に対し、1回目の消去ステップ直前電圧を印加した。その後、この表示領域Aに対して1回目の消去ステップを実行し、黒表示となされていた表示領域Aを白表示とした。
(A3)次いで、対応電極に対し、1回目の書き込みステップ直前電圧を印加した。その後、この表示領域Aにて1回目の書き込みステップを実行し、白表示となされていた表示領域Aを黒表示とした。
(A5)次いで、1000回目における書き込みステップが終了した後、A4にて選択した任意の3点とほぼ同じ箇所にてY値を取得した。そして、測定した3つのY値の平均値を取得した。1000回目の書き込みステップが終了した際、表示領域Aは、黒表示となっているため、本ステップにおいては、黒表示におけるY値が取得されることになる。
(A6)そして、除算[A4にて取得したY値の平均値]/[A5にて取得したY値の平均値]を行い、コントラスト値を取得した。
(A8)なお、本実施例における消去ステップ直前電圧は、(a1)に示すとおり、印加時間T1=10msの正方向パルス状電圧を11回、同じく印加時間T1=10msの負方向パルス状電圧を10回印加する態様とした。また、本実施例における書き込みステップ直前電圧は、(a2)に示すとおり、印加時間T1=10msの正方向パルス状電圧を10回、同じく印加時間T1=10msの負方向パルス状電圧を11回印加する態様とした。
(B1)比較例では、上記にて説明したA1〜A7と同様の処理を実行した。
(B2)但し、比較例における消去ステップ直前電圧は、(b1)に示すとおり、印加時間T1=10msの正方向パルス状電圧を10回、印加時間T1=10msの負方向パルス状電圧を10回印加する態様とした。また、比較例における書き込みステップ直前電圧は、(b2)に示すとおり、印加時間T1=10msの正方向パルス状電圧を10回、印加時間T1=10msの負方向パルス状電圧を10回印加する態様とした。
・白粒子15a…酸化チタン(平均直径0.3μm〜0.5μm)
・黒粒子15b…カーボンブラックで着色されたアクリル樹脂粒子(平均直径5μm)
・分散媒15c…キシレン
・共通電極13と画素電極14との間隙…50μm
・消去ステップ直前電圧の電圧値…±50V
・消去ステップにおける印加電圧…+50V
・消去ステップにおける電圧の印加時間…0.5秒
・書き込みステップ直前電圧の電圧値…±50V
・書き込みステップにおける印加電圧…(−)50V
・書き込みステップにおける電圧の印加時間…0.5秒
・Y値の測定方法
・以下の条件の下、JIS Z8722に準拠した方法にて測定した。
・測定機器…スガ試験機株式会社 MSC-IS-2B
・光源…12V50Wハロゲンランプ
・測色条件…D65光 10°視野
・測定領域…5φ
・標準白色面…付属の白色標準板
図7は、実施例、比較例における実験結果を示した説明図である。
同図に示すように、1000回目の電圧印加終了後において、実施例におけるコントラスト値は11.12となり、比較例におけるコントラスト値は、8.92となった。即ち、実施例におけるコントラスト値の方が、比較例におけるコントラスト値よりも大きいものとなった。また、2000回目の電圧印加終了後においては、実施例において10.59、比較例において7.79となり、実施例におけるコントラスト値の方が、比較例におけるコントラスト値よりも大きいものとなった。同様に、3000回目、4000回目の電圧印加終了後においても、実施例におけるコントラスト値の方が、比較例におけるコントラスト値よりも大きいものとなった。
上記実験においては、上述のとおり、実施例におけるコントラスト値のいずれもが、比較例におけるコントラスト値を上回ることが確認できた。また、実施例の方が、比較例に比べ、コントラストを維持できることが判明した。このため、本実施形態における電圧の印加態様は、従来の印加態様に比べ、焼き付きの発生を抑制できることが分かる。
図8は、第2の実施形態、第3の実施形態における電圧の印加形態を示したものである。なお、図8(a)は、第2の実施形態における電圧の印加形態を示し、図8(b)は、第3の実施形態における電圧の印加形態を示している。
詳細に説明すると、本実施形態における消去ステップ直前電圧は、印加時間T2の正方向パルス状電圧と、印加時間T3の負方向パルス状電圧とから基本単位が構成され、この基本単位が複数回連続した状態となっている。換言すると、本実施形態における消去ステップ直前電圧は、印加時間T2の正方向パルス状電圧と、印加時間T3の負方向パルス状電圧とが、交互に印加される状態となっている。即ち、上記第1の実施形態と同様に、電圧が交番状に印加される状態となっている。なお、本実施形態における消去ステップ直前電圧は、正方向パルス状電圧の印加時間T2の方が、負方向パルス状電圧の印加時間T3よりも長い状態となっている。
例えば、図3(b)における中央の表示領域に対応した画素電極14、および共通電極13に対し、本実施形態における消去ステップ直前電圧の印加を開始した場合、最初に正方向パルス状電圧により、白粒子15aは共通電極13に、黒粒子15bは画素電極14に向かって移動する。
図8(b)は、第3の実施形態における電圧の印加形態を示したものである。なお、本図は、消去ステップ直前電圧を示している。
例えば、図3(b)における中央の表示領域に対し本実施形態の態様にて電圧の印加を開始した場合、最初の正方向パルス状電圧により、白粒子15aは共通電極13に、黒粒子15bは画素電極14に向かって移動する。次に、負方向パルス状電圧が印加されると、白粒子15aは画素電極14に、黒粒子15bは共通電極13に戻るように移動する。なお、上述のとおり、正方向パルス状電圧の電圧値V1と、負方向パルス状電圧の電圧値V2とは、絶対値でV1>V2であるため、正方向パルス状電圧による白粒子15aの移動量の方が、負方向パルス状電圧による白粒子15aの移動量(戻り量)よりも大きくなる。また、正方向パルス状電圧による黒粒子15bの移動量の方が、負方向パルス状電圧による黒粒子15bの移動量(戻り量)よりも大きくなる。
図9は、複数台の電気泳動表示装置1により構成した表示システムの概略を示した概略構成図である。
同図に示すように、本表示システムは、ネットワークに接続された複数(本実施形態においては3つ)の電気泳動表示装置1と、同じくネットワークに接続され電気泳動表示装置1の各々を個別に制御する制御端末70とから構成されている。
制御端末70は、上述のとおり、電気泳動表示装置1の各々を個別に制御する。また、制御端末70は、タイマー部(不図示)を備えている。
Claims (8)
- 第1の電極と、当該第1の電極の対向位置に配置される第2の電極とを備え、少なくとも、分散媒、電界の作用により移動する帯電粒子とを含む電気泳動インクが、当該第1の電極と当該第2の電極との間に配設される電気泳動表示パネルと、
前記電気泳動表示パネルの前記第1の電極と前記第2の電極に対して電圧を印加する印加手段と、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に配設された前記帯電粒子を一方の電極に向けて移動させ表示変更を行うのに先立ち、当該第1の電極と当該第2の電極とに対し、当該帯電粒子を当該一方の電極に向けて移動させるための第1の電圧と当該帯電粒子を他方の電極に向けて移動させるための第2の電圧とが交互に印加されるように且つ当該第1の電圧および当該第2の電圧の各々が複数回印加されるように前記印加手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記帯電粒子を前記一方の電極に向けて移動させるための前記第1の電圧を時間で積分した時間積分値の各々を加算した加算値(第1の加算値)の方が、当該帯電粒子を前記他方の電極に向けて移動させるための前記第2の電圧を時間で積分した時間積分値の各々を加算した加算値(第2の加算値)よりも大きくなるように、前記印加手段の制御を行うことを特徴とする電気泳動表示装置。 - 前記制御手段は、前記第1の電極および前記第2の電極に対して前記第1の電圧および前記第2の電圧が複数回且つ交互に印加されるにあたり、最初に当該第1の電圧が印加され且つ最後に当該第1の電圧が印加されるように、前記印加手段の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の電気泳動表示装置。
- 第1の電極と、当該第1の電極の対向位置に配置される第2の電極とを備え、少なくとも、分散媒、電界の作用により移動する帯電粒子とを含む電気泳動インクが、当該第1の電極と当該第2の電極との間に配設される電気泳動表示パネルと、
前記電気泳動表示パネルの前記第1の電極と前記第2の電極に対して電圧を印加する印加手段と、
前記電気泳動表示パネルの表示変更に先立ち、前記帯電粒子を一方の電極に向けて移動させるための第1の電圧と当該帯電粒子を他方の電極に向けて移動させるための第2の電圧とが交互に印加されるように且つ当該第1の電圧および当該第2の電圧の各々が複数回印加されるように前記印加手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記複数回印加後における前記帯電粒子の位置が、当該複数回印加前における当該帯電粒子の位置よりも、前記表示変更によって当該帯電粒子が向かう電極側となるように前記印加手段を制御することを特徴とする電気泳動表示装置。 - 第1の電極と、当該第1の電極の対向位置に配置される第2の電極とを備え、少なくとも、分散媒、電界の作用により移動する帯電粒子とを含む電気泳動インクが、当該第1の電極と当該第2の電極との間に配設される電気泳動表示パネルを制御する制御装置であって、
前記電気泳動表示パネルの前記第1の電極と前記第2の電極に対して電圧を印加する印加手段と、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に配設された前記帯電粒子を一方の電極に向けて移動させ表示変更を行うのに先立ち、当該帯電粒子を当該一方の電極に向けて移動させるための第1の電圧と当該帯電粒子を他方の電極に向けて移動させるための第2の電圧とが交互に印加されるように且つ当該第1の電圧および当該第2の電圧の各々が複数回印加されるように前記印加手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記第1の電圧の印加回数の方が前記第2の電圧の印加回数よりも多くなるように前記印加手段を制御することを特徴とする制御装置。 - 第1の電極と、当該第1の電極の対向位置に配置される第2の電極とを備え、少なくとも、分散媒、電界の作用により移動する帯電粒子とを含む電気泳動インクが、当該第1の電極と当該第2の電極との間に配設される電気泳動表示パネルを制御する制御装置であって、
前記電気泳動表示パネルの前記第1の電極と前記第2の電極に対して電圧を印加する印加手段と、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に配設された前記帯電粒子を一方の電極に向けて移動させ表示変更を行うのに先立ち、当該帯電粒子を当該一方の電極に向けて移動させるための第1の電圧と当該帯電粒子を他方の電極に向けて移動させるための第2の電圧とが交互に印加されるように且つ当該第1の電圧および当該第2の電圧の各々が複数回印加されるように前記印加手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記第1の電圧の1回当たりの印加時間の方が前記第2の電圧の1回当たりの印加時間よりも長くなるように前記印加手段を制御することを特徴とする制御装置。 - 前記制御手段は、前記第1の電極および前記第2の電極に対して前記第1の電圧および前記第2の電圧が複数回且つ交互に印加されるにあたり、最初に当該第1の電圧が印加され且つ最後に当該第1の電圧が印加されるように前記印加手段を制御することを特徴とする請求項4又は5に記載の制御装置。
- 第1の電極と、電界の作用により移動する帯電粒子および当該帯電粒子を分散させる分散媒を少なくとも含む電気泳動インクを挟んで当該第1の電極の対向位置に配置される第2の電極とを備えた電気泳動表示パネルに対する電圧の印加を制御する制御方法であって、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に配設された前記帯電粒子を一方の電極に向けて移動させ表示変更を行うのに先立ち、当該帯電粒子を当該一方の電極に向けて移動させるための第1の電圧と当該帯電粒子を他方の電極に向けて移動させるための第2の電圧の各々を複数回印加するとともに当該第1の電圧と当該第2の電圧とを交互に印加し、且つ、当該第2の電圧の印加回数をN回とした場合に、当該第1の電圧の印加回数が(N+1)回となるように、当該第1の電圧および当該第2の電圧の印加を行う制御方法。 - 第1の電極と、電界の作用により移動する帯電粒子および当該帯電粒子を分散させる分散媒を少なくとも含む電気泳動インクを挟んで当該第1の電極の対向位置に配置される第2の電極とを備えた電気泳動表示パネルと、当該電気泳動表示パネルの当該第1の電極と当該第2の電極とに電圧を印加する印加手段と、を各々備えた複数の表示装置と、
前記複数の表示装置の各々にて、前記第1の電極と前記第2の電極との間に配設された前記帯電粒子を一方の電極に向けて移動させ表示変更を行うのに先立ち、当該帯電粒子を当該一方の電極に向けて移動させるための第1の電圧と当該帯電粒子を他方の電極に向けて移動させるための第2の電圧の各々が複数回印加されるように且つ当該第1の電圧と当該第2の電圧とが交互に印加されるように前記印加手段の各々を制御するとともに、当該第1の電圧を時間で積分した時間積分値の各々を加算した加算値(第1の加算値)の方が、当該第2の電圧を時間で積分した時間積分値の各々を加算した加算値(第2の加算値)よりも大きくなるように、当該印加手段の制御を行う制御端末と、を備えたことを特徴とする表示システム。
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