JP5214867B2 - インバータ装置 - Google Patents
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Description
そして、ユーザは、その度にインバータ装置と外部機器との接続状態や制御プログラム、或いは当該プログラム中のパラメータ設定を確認する所謂デバッグを行うことになり、以上のプロセスを何度か繰り返した後、漸く所望の動作をさせることが可能となる。ユーザは、斯様な作業に相当の労力を費やす必要があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、デバッグ作業の負担軽減を図ることが可能なインバータ装置を提供することにある。
ユーザによって予め付与される、前記端子台に配置される端子の内、どの端子を使用して前記外部機器との接続を行うかを示す情報である接続予定情報と、前記接続状態検出手段によって検出される接続状態とを比較し、両者が異なる場合は、報知手段を介して警告を発するように制御する接続状態確認手段とを備えたことを特徴とする。
斯様に構成すれば、ユーザが提供した接続予定情報と、実際に行った外部機器との接続状態とが異なっていれば報知手段を介して警告が行われるので、ユーザはインバータ装置を実際に動作させる以前に、外部機器との接続に誤りがあることを認識できるようになる。
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図8を参照して説明する。図8は、インバータ装置の全体的な電気的構成図である。インバータ装置1は、主回路2、ドライブ回路3および制御回路4を備えている。電源側端子5r、5s、5tには三相交流電源6が接続されるようになっており、負荷側端子7u、7v、7wには電動機などの負荷例えば三相誘導電動機8が接続されるようになっている。
は、インバータ装置1の外部入力端子Tin1,Tin2,Tin3,・・・,外部出力端子Tout1,Tout2,Tout3,・・・と、外部機器との接続状態を確認するため、内部に電圧検出部(接続状態検出手段)21,電流検出部(接続状態検出手段)22を備えている。
電圧検出部21は、外部入力端子Tin1,Tin2,Tin3,・・・の接続状態を確認するため、各入力端子とコモン端子,若しくはグランド端子(0V)との間の電圧を検出する。一方、電流検出部22は、外部出力端子Tout1,Tout2,Tout3,・・・の接続状態を確認するため、各入力端子とコモン端子,若しくはグランド端子とを介して流れる電流を検出する。
トリガ 状態
(1)主回路電源がON →停止(初期状態)
(2)入力端子1がCLOSE →加速開始
(3)アナログ入力2に入力される周波数が60Hz→定速運転
(4)入力端子1がOPEN →減速開始
(5)パネルより入力される周波数が2Hz →直流制動
(6)パネルより入力される時間が3秒経過 →停止
のように、どのようなトリガが何処から与えられると、制御状態をどのように変化させるかを入力設定する。
必要パラメータ情報Z1
Y1(1)→CMOD=0(端子台)
F111=2(入力端子1:正転),又は3(逆転)
Y1(3)→FMOD=2(VIB:アナログ入力2)
Y1(5)→F250=2.0(Hz)
Y1(6)→F252=3.0(s)
また、図2に示す使用予定端子情報X1は、入力端子1,アナログ入力端子2を使用することを示しているので、制御回路4は、X1,Y1の相互間に矛盾は無いと判断することになる。一方、情報X1,Y1の間に矛盾がある場合、制御回路4は、情報X1,Y1の夫々が正しいと仮定して、必要パラメータ情報Z1を生成する。従って、矛盾する箇所が2箇所あると、必要パラメータ情報Z1は4通り生成され、n箇所あれば2n通り生成されることになる。
即ち、入力端子1には、OPEN/CLOSEするためのスイッチが外部機器として接続されるので、そのスイッチをCLOSE−ONして短絡状態にする。また、アナログ入力端子2には電流源若しくは電圧源が接続されるので、その出力が例えば最大レベルとなるように設定する。図1では、その状態を直流電源のシンボルで示している。また、出力端子1には、例えば抵抗性の負荷(外部機器)23が接続されており、アナログ出力端子1には、メータ(外部機器)24が接続されており、これら出力端子の出力経路には、電流計25,26が挿入されている。
また、制御回路4は、電流検出部22により、電流計25,26を介して出力端子1−コモンの経路,アナログ出力端子1−グランドの経路に流れる電流を計測する。そして、電流検出部22は、各経路に流れる所定量以上の電流が検出されたか否か、即ち、各出力端子に外部機器が接続されているか否かを判定し、その判定結果を比較部27に出力する。
更に、接続の不一致を解消するための、所謂トラブルシューティングに資するような情報を提供しても良い。例えば、「入力端子1は、使用する予定になっていません。接続を見直してください。」というように、不一致となっている端子を具体的に指摘する。
更に、パラメータ設定の不一致を解消するための、所謂トラブルシューティングに資するような情報を提供しても良い。例えば、「直流制動を開始する周波数は2Hzとなっています。設定を見直してください。」というように、不一致となっているパラメータを具体的に指摘する。
また、制御回路4は、接続予定情報X1と、運転シーケンス情報Y1との間に矛盾がある場合は、矛盾が生じている夫々の箇所について、何れか一方が正しいとの仮定を双方について設定することで制御パラメータを複数通り生成し、複数通り生成された制御パラメータと、ユーザによって設定入力された制御パラメータとを全て比較する。そして、前者の何れかと後者とが一致しない場合も警告を行うようにしたので、ユーザの事前設定に間違いがある場合も、ユーザに確認を促すことができる。
図9及び図10は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。図9は第1実施例の図5相当図であり、ユーザが事前にステップS1における情報X1,Y1の入力を行わない場合である。
Z2:CMOD=0,FMOD=3,F112=2,ZZZ=ON
尚、「ZZZ=ON」は、ステップS11における情報Z1の生成を指示するコマンドであり、ステップS2でユーザが入力したパラメータ情報Z2を「正」として、Z1,X1を作成させることを意味する。
Z1:CMOD=0,FMOD=3,F112=2
となる。また、
CMOD=0(端子台)
FMOD=3(周波数指令をパネルから入力)
F112=2(入力端子2に正転指令)
であるから、使用予定端子情報X1は、
X1:入力端子2を接続,アナログ入力は非接続
となる。このようにして、情報X1,Z1が生成される。
図11及び図12は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。図11は第1実施例の図5相当図であり、第2実施例と同様に、ユーザが事前にステップS1における情報X1,Y1の入力を行わない場合である。第3実施例では、ユーザがインバータ装置1を実際に運転する場合に、インバータ装置1に与えるトリガを必要パラメータ情報Z1として、設定したパラメータ情報Z2と比較照合する。
Z2:CMOD=1,FMOD=0
そして、ユーザが、運転を開始させるため入力端子1−コモン間を短絡(スイッチON)させたとすると、情報Z2では運転指令はパネルより与えるように設定されているため、インバータ装置1の運転は開始されない。この時、制御回路(パラメータ確認手段)4Bは、例えば、「運転できません。パラメータ設定をCMOD=0(端子台からの入力)に修正して下さい」といったようなエラーメッセージを出力させる。
インバータ装置1と外部機器との接続状態を検出する手段としては、その他、以下のような手段を用いても良い。
・端子台における入力端子,出力端子部分の画像をCCDカメラやCMOSイメージセンサなどで撮像し、当該画像を認識することで配線が行なわれているか否かを確認する。
・上記端子部分に対して超音波信号を照射し、その反射状態を検出して配線が行なわれているか否かを確認する。
・上記端子部分に対して赤外線や電磁波信号を照射する透過型センサ,若しくは反射型センサによって配線が行なわれているか否かを確認する。
・上記端子に、配線ケーブルのような接続部材を接続する部分に歪率計測手段を配置し、その歪率計測手段によって接続部材がねじ締めなどにより接続される場合の歪率の大きさを計測して配線が行なわれているか否かを確認する。
・何れか1つのパラメータ情報Z1とZ2とが一致した場合は、ユーザに対し警告を行わなくても良い。
・また、必要パラメータ情報Z1を複数生成した段階でエラーメッセージを出力し、ユーザに対してパラメータ情報Z1,Z2が一致するように対処させても良い。
ステップS7,S8の判断処理を、何れか一方のみ行っても良い。
ユーザに対するエラーメッセージの出力(警告)は、必ずしも音声出力装置18,LCD19, パソコン29の全てを使用して行う必要はない。
Claims (7)
- 端子台に配置される入力端子並びに出力端子について、外部機器との接続状態を検出する接続状態検出手段と、
ユーザによって予め付与される、前記端子台に配置される端子の内、どの端子を使用して前記外部機器との接続を行うかを示す情報である接続予定情報と、前記接続状態検出手段によって検出される接続状態とを比較し、両者が異なる場合は、報知手段を介して警告を発するように制御する接続状態確認手段とを備えたことを特徴とするインバータ装置。 - 前記接続状態検出手段は、前記端子に印加される電圧,又は前記端子に流れる電流を検出して前記接続状態を検出することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
- 前記接続状態検出手段は、前記端子部分の画像を撮像して当該画像を認識して前記接続状態を検出することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
- 前記接続状態検出手段は、前記端子部分に対して超音波信号を照射し、その反射状態を検出して前記接続状態を検出することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
- 前記接続状態検出手段は、前記端子部分に対して赤外線信号又は電磁波信号を照射し、その信号の照射結果に基づいて前記接続状態を検出することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
- 前記接続状態検出手段は、前記端子に接続部材を接続する部分に歪率計測手段を配置し、前記歪率計測手段により計測される歪率の大きさに基づいて前記接続状態を検出することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
- 前記接続状態確認手段は、前記警告を発すると共に、前記両者の不一致状態を解消するための情報を、前記報知手段を介して提供することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のインバータ装置。
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