JP5233446B2 - 煙層の下端高さの算定方法、火災発生から煙層の下端高さが所定高さに達するまでの経過時間の算定方法、建築物の火災時の避難安全性能の評価方法、これら算定方法又は評価方法を実行するプログラム及び算定システム - Google Patents
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「BRI2002:二層ゾーン建物内煙流動モデルと予測計算プログラム」、社団法人 建築研究振興協会、2003 「避難安全検証法:平成12年建告第1441号」 田中哮義著「改訂版建築火災安全工学入門」日本建築センター、2002、p22-23
排煙設備が設置された建築物の居室内で火災が生じた場合において、該火災の煙により形成される煙層の下端高さZ[m]を算定する方法であって、
前記居室の床面積Af[m2]、前記居室の天井高さHf[m]、前記火災の火災成長率α[kW/ s2]、前記煙層の密度ρs[kg/m3]、前記火災による煙の発生に係る煙発生係数Cm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、前記排煙設備による前記居室からの煙の排出に係る排煙係数Csm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、火災発生からの経過時間t[s]、及び、火災発生から排煙開始までに要する排煙開始時間tsm[s]を用いて、下式により前記煙層の下端高さZ [m]を算定することを特徴とする煙層の下端高さの算定方法。
また、上記式は、排煙係数Csm、及び、排煙開始時間tsmといった排煙に係る入力パラメータを有しているので、排煙設備による排煙効果も考慮して煙層の下端高さZを高い予測精度で算定可能となる。
前記排煙開始時間tsm[s]は、
前記火災発生から前記居室の火災感知器が火災を検知するまでに要する時間tdetect[s]、又は、前記火災発生から前記居室内の在室者が避難を開始するまでに要する時間tstart[s]以上の値とするのが望ましい。
上記請求項2に示す発明によれば、前記排煙開始時間tsmは、前記火災発生から前記居室の火災感知器が火災を検知するまでに要する時間tdetect、又は、前記火災発生から前記居室内の在室者が避難を開始するまでに要する時間tstart以上の値に設定されるので、実情に即した算定を行うことができる。
前記排煙係数Csm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]は、
排煙開始時点における単位時間当たりの排煙量me(sm)[kg/s]、排煙開始時点における火源の発熱速度Qf(sm)[kW]、及び、排煙開始時点における煙層の下端高さZ(sm)[m]を用いて、下式により算出されるのが望ましい。
前記排煙開始時点における煙層の下端高さZ(sm)[m]は、
前記居室の床面積Af[m2]、前記居室の天井高さHf[m]、前記火災の火災成長率α[kW/ s2]、前記煙発生係数Cm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、前記煙層の密度ρs[kg/m3]、及び、前記排煙開始時間tsm[s]を用いて、下式により算定されるのが望ましい。
前記煙層の密度ρs[kg/m3]は、前記経過時間t[s]における前記煙層の温度Ts[K]を用いて、下式により算定されるのが望ましい。
前記火災発生から前記居室内の在室者が避難を完了するまでの時間をtescapeとした場合に、前記経過時間tに前記時間tescapeを代入することにより、避難完了時点の煙層の下端高さZescapeを算定するステップと、
算定された前記煙層の下端高さZescapeと、避難安全上の限界煙層高さHlimとを比較するステップと、を備えていることを特徴とする建築物の火災時の避難安全性能の評価方法。
上記請求項6に示す発明によれば、前記避難完了時点の煙層の下端高さZescapeと、前記限界煙層高さHlimと単純に大小比較すれば、建築物の火災時の避難安全性能を評価することができる。
前記居室の床面積Af[m2]、前記居室の天井高さHf[m]、前記火災の火災成長率α[kW/ s2]、前記煙層の密度ρs[kg/m3]、前記火災による煙の発生に係る煙発生係数Cm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、前記排煙設備による前記居室からの煙の排出に係る排煙係数Csm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、及び、火災発生から排煙開始までに要する排煙開始時間tsm[s]を用いて、下式により前記経過時間t[s]を算定することを特徴とする火災発生から煙層の下端高さが所定高さに達するまでの経過時間の算定方法。
また、上記式は、排煙係数Csm、及び、排煙開始時間tsmといった排煙に係る入力パラメータを有しているので、排煙設備による排煙効果も考慮して前記経過時間tを高い予測精度で算定可能となる。
上記請求項8に示す発明によれば、コンピュータ等のデータ処理装置によって前記算定方法を実行することができる。また、インターネットなどの電気通信回線を利用して前記プログラムを頒布することができて、もって希望者は前記算定方法を容易に利用可能となる。
数値演算を行う数値演算処理部を有し、
前記数値演算処理部は、
下式における入力パラメータとしての前記居室の床面積Af[m2]、前記居室の天井高さHf[m]、前記火災の火災成長率α[kW/ s2]、前記煙層の密度ρs[kg/m3]、前記火災による煙の発生に係る煙発生係数Cm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、前記排煙設備による前記居室からの煙の排出に係る排煙係数Csm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、火災発生からの経過時間t[s]、及び、火災発生から煙の排出開始までの排煙開始時間tsm[s]に、それぞれ、対応する数値を代入することにより、前記煙層の下端高さZ [m]を算定することを特徴とする煙層の下端高さの算定システム。
また、上記式は、排煙係数Csm、及び、排煙開始時間tsmといった排煙に係る入力パラメータを有しているので、排煙設備による排煙効果も考慮して煙層の下端高さを高い予測精度で算定可能となる。
第1実施形態に係る煙層の下端高さの算定方法は、例えば、建築物の設計段階、または既存建築物のプラン変更もしくは用途変更段階において、建築物の火災時の避難安全性能を評価する際に使用される。
Af:居室の床面積[m2]
Hf:居室の天井高さ[m]
α:火災成長率[kW/ s2]
ρs:煙層の密度[kg/m3]
Cm:煙の発生に係る煙発生係数[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]
Csm:居室からの煙の排出に係る排煙係数[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]
t:火災発生からの経過時間[s]
tsm :火災発生から排煙開始までに要する時間たる排煙開始時間[s]
以下、各パラメータα、ρs、Cm、Csm、tsmについて説明する。また、式1の導出法については後述する。
居室等の火災空間の避難安全性能評価を行う場合、下式2に示すような時間t[s]の2乗に比例して大きくなる火源Qf(発熱速度)[kW]を想定するのが一般的である。
ここで、上式2における比例定数α[kW/ s2]が、火災成長率αである。この火災成長率αは、例えば、想定される可燃物の燃焼実験の結果から算出されるか、又は、避難安全検証法(平成12年建告第1441号)に基づき下式3により算出される。
なお、αfは、火災空間内の収納可燃物の燃焼による火災成長率[kW/s2]であり、火災空間内の家具等といった可燃物に応じて設定される。一方、αmは、火災空間の内装材料の燃焼による火災成長率[kW/s2]であり、火災空間の壁および天井を構成する仕上げ材の不燃性を勘案して設定される。これら火災空間に係る諸条件と、火災成長率αf、αmの具体的数値との関係は、平成12年建告第1441号に対照して記載されており、これを参照して設定することができる。
煙発生係数Cmは、火災から発生した燃焼ガスや煤等を含んだ熱気流が上昇する際に、周囲の空気を巻き込んで膨張する際の係数である。そして、その値としては、例えば、非特許文献3の「改訂版建築火災安全工学入門」に常数として示されているように、0.08や0.076[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]が使用される。なお、安全性をより高めたい場合は前述の数値より大きい数値を使用しても良い。
排煙開始時間tsmは、火災発生から排煙設備が排煙開始するまでに要する時間[s]である。よって、排煙開始時間tsm は、例えば、火災発生から火災感知器が火災を検知するまでに要する時間tdetect[s]以上の値、もしくは在室者の避難開始時間tstart[s]以上の値に設定される。
排煙係数Csm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]は、排煙開始時点(排煙開始時間tsm)における排煙量me(sm)[kg/s]と、同排煙開始時点における火源発熱速度Qf(sm)[kW]と、同排煙開始時点における煙層下端高さZ(sm)[m]とに基づいて、下式4により算出される。
一般に火源発熱速度Qf[kW]や煙層下端高さZ[m]は時々刻々と変化するため、排煙係数Csm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]も変化する。しかし、排煙量が法定風量より過剰に大きい場合を除けば、排煙係数Csmは時間の経過とともに徐々に大きくなると考えられるので、排煙開始時点(排煙開始時間tsm)の排煙量me(sm)[kg/s]、同排煙開始時点の火源発熱速度Qf(sm)[kW]、同排煙開始時点の煙層下端高さZ(sm)[m]を用いて計算すれば安全側の想定となる。このため、排煙開始時点における各値me(sm)、Qf(sm)、Z(sm)を用いて排煙係数Csmを算出している。なお、排煙開始時点の煙層下端高さZ(sm)の代わりに火災空間の天井高さHfを用いて計算すればさらに安全側の想定となる。
また、上式4中の排煙開始時点の火源発熱速度Qf(sm)[kW]は、下式6により算出される。
更には、上式4中の排煙開始時点の煙層下端高さZ(sm) [m]は、下式7により算出される。
煙層の密度ρsは、例えば1.0[kg/m3]としておけば概ね安全側の計算結果が得られるので、1.0[kg/m3]として計算しても良い。但し、排煙設備が作動して以降は、煙層の密度ρsが1.0未満となる可能性があるので、望ましくは、煙層温度Ts[K]を用いて下式9により算出すると、より精度の高い予測が可能となる。
なお、式9の「min( , )」という演算記号の意味は、算出された353/Tsの値と1.0とを比較し、小さい方の値を煙層の密度ρsにするという意味である。また、前者の「353/Ts」は、ρs×Ts=353(一定)という物理原則に則っている。
ある時間に火源より発生した熱量Qfが、火源上の上昇気流に連行される空気量mp [kg/s](初期温度T∞)を煙層温度Tsまで暖めるために使われる熱量および周壁への熱伝達により失われる熱量に分配されると仮定する、すなわち、下式10のエネルギー保存式が成り立つと仮定すると、煙層温度Ts[K]は下式11のように変形される。
先ず、この算定方法では、前述の式1におけるAf、Hf、α、ρs、Cm、Csm、t、及び、tsmという入力パラメータに対して、該当する具体的数値を代入しさえすれば、煙層下端高さZを即座に算定することができる。よって、特に専門職でなくても簡単に煙層下端高さZを求めることが可能である。また、同式1は、排煙係数Csmや排煙開始時間tsmといった排煙に係る入力パラメータを有しているので、排煙設備の排煙効果も考慮して煙層下端高さを高い予測精度で算定可能となる。
図3は、上述の式1を用いて火災時の避難安全性能を評価する方法のフローチャートである。なお、この評価は、建築物の設計段階、または既存建築物のプラン変更もしくは用途変更段階等において適宜行われる。
先ず、ステップS101では、建築物の設計図等から算定条件を取得する。すなわち、居室(火災空間)の床面積Af、天井高さHf、火災成長率α、煙発生係数Cm、排煙条件(排煙方式、排煙口寸法等)などを取得する。なお、煙発生係数Cmについては、予め、既定の常数として0.08又は0.076[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]を式1中に登録しておいても良い。
ここで上述の式1の導出法について説明する。先ず、図1に示すような、天井高さが一定で、垂れ壁等の煙の流動の妨げとなるもののない室(平面形状は問わない)において、室内が煙層と空気層とに二層化した状態について考えると、排煙設備作動時の煙層の質量保存式は、煙層体積をV[m3]、煙等発生量をmp[kg/s]、有効排煙量をme[kg/s]とすると、次のように表せる。
ここで、煙層密度ρs[kg/m3]は煙層の温度によって変化するが、以下ではρsを一定と見なして式14を展開する。
従って、式14は、下式16のように変形できる。
なお、Cm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]は、上述した煙発生係数である。
ここでCsm [kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]は、下式20により定義される、排煙の効果により煙等発生量が見かけ上減少する分の排煙係数である。
従って、上式19を変形することにより、下式21を得る。
なお、α[kW/s2]は、前述した火災成長率(火災の拡大速度を表す係数)である。
そして、火災発生時点では(t0,Z0)=(0,Hf)であるので、上式23は下式24のように書ける。
さらに、上式24を変形すると、排煙設備の起動以前における煙層下端高さの簡易予測式は、下式25のように書ける。
従って、排煙設備の起動時点たる排煙開始時点t=tsmにおける煙層下端高さZ(sm)は、下式26のように書ける。
従って、排煙設備起動後の時間tにおける煙層下端高さZは、上式28を変形して、下式29のように書ける。
また、上式29は、上式26を代入することにより、下式30のように変形できる。
この式31の第二式が、排煙設備作動以降の煙層下端高さZを与える簡易予測式、つまり、上述した式1である。
ここでZ(sm)は、下式33(式26と同じ)により表される、排煙開始時点(排煙開始時間tsm)における煙層下端高さである。
第2実施形態の算定方法は、火災により生じる煙層下端高さが所定高さZ[m]に達するまでの経過時間t[s]の算定方法であり、具体的には、下式34のように表される。
そして、上式34が有する入力パラメータAf、Hf、α、ρs、Cm、Csm、Z、tsmに、該当する具体的数値を代入しさえすれば、火災発生時点から煙層下端高さが所定高さZに到達するまでの経過時間t[s]を容易に求めることができる。
ちなみに、上述の式34による経過時間tの算定方法は、第1実施形態の算定方法で説明したのと同構成のデータ処理装置を用いて実行できるのは言うまでもない。
図5は、上述の式34を用いて火災時の避難安全性能を評価する方法のフローチャートである。なお、この評価も、建築物の設計段階、または既存建築物のプラン変更もしくは用途変更段階等において適宜行われる。
この評価方法では、火災により発生した煙が避難安全上支障のある高さ(限界煙層高さHlim[m])まで降下する時間tlimと、避難に要する時間である避難完了時間tescapeとを比較することにより安全性を判定する。
以下、この避難安全性能の評価方法の具体的手順について図5を参照しつつ説明する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
Claims (11)
- 排煙設備が設置された建築物の居室内で火災が生じた場合において、該火災の煙により形成される煙層の下端高さZ[m]を算定する方法であって、
前記居室の床面積Af[m2]、前記居室の天井高さHf[m]、前記火災の火災成長率α[kW/ s2]、前記煙層の密度ρs[kg/m3]、前記火災による煙の発生に係る煙発生係数Cm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、前記排煙設備による前記居室からの煙の排出に係る排煙係数Csm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、火災発生からの経過時間t[s]、及び、火災発生から排煙開始までに要する排煙開始時間tsm[s]を用いて、下式により前記煙層の下端高さZ [m]を算定することを特徴とする煙層の下端高さの算定方法。
- 請求項1に記載の煙層の下端高さの算定方法であって、
前記排煙開始時間tsm[s]は、
前記火災発生から前記居室の火災感知器が火災を検知するまでに要する時間tdetect[s]、又は、前記火災発生から前記居室内の在室者が避難を開始するまでに要する時間tstart[s]以上の値とすることを特徴とする煙層の下端高さの算定方法。 - 請求項1又は2に記載の煙層の下端高さの算定方法であって、
前記排煙係数Csm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]は、
排煙開始時点における単位時間当たりの排煙量me(sm)[kg/s]、排煙開始時点における火源の発熱速度Qf(sm)[kW]、及び、排煙開始時点における煙層の下端高さZ(sm)[m]を用いて、下式により算出されることを特徴とする煙層の下端高さの算定方法。
- 請求項3に記載の煙層の下端高さの算定方法であって、
前記排煙開始時点における煙層の下端高さZ(sm)[m]は、
前記居室の床面積Af[m2]、前記居室の天井高さHf[m]、前記火災の火災成長率α[kW/ s2]、前記煙発生係数Cm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、前記煙層の密度ρs[kg/m3]、及び、前記排煙開始時間tsm[s]を用いて、下式により算定されることを特徴とする煙層の下端高さの算定方法。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の煙層の下端高さの算定方法であって、
前記煙層の密度ρs[kg/m3]は、前記経過時間t[s]における前記煙層の温度Ts[K]を用いて、下式により算定されることを特徴とする煙層の下端高さの算定方法。
- 請求項1乃至5の何れかに記載の煙層の下端高さの算定方法に基づいて、建築物の火災時の避難安全性能を評価する方法であって、
前記火災発生から前記居室内の在室者が避難を完了するまでの時間をtescapeとした場合に、前記経過時間tに前記時間tescapeを代入することにより、避難完了時点の煙層の下端高さZescapeを算定するステップと、
算定された前記煙層の下端高さZescapeと、避難安全上の限界煙層高さHlimとを比較するステップと、を備えていることを特徴とする建築物の火災時の避難安全性能の評価方法。 - 排煙設備が設置された建築物の居室内で火災が発生してから、該火災の煙により生じる煙層の下端高さが所定高さZ[m]に達するまでの経過時間t[s]の算定方法であって、
前記居室の床面積Af[m2]、前記居室の天井高さHf[m]、前記火災の火災成長率α[kW/ s2]、前記煙層の密度ρs[kg/m3]、前記火災による煙の発生に係る煙発生係数Cm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、前記排煙設備による前記居室からの煙の排出に係る排煙係数Csm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、及び、火災発生から排煙開始までに要する排煙開始時間tsm[s]を用いて、下式により前記経過時間t[s]を算定することを特徴とする火災発生から煙層の下端高さが所定高さに達するまでの経過時間の算定方法。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載の算定方法を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 排煙設備が設置された建築物の居室内で火災が生じた場合において、該火災の煙により形成される煙層の下端高さZ[m]を算定する算定システムであって、
数値演算を行う数値演算処理部を有し、
前記数値演算処理部は、
下式における入力パラメータとしての前記居室の床面積Af[m2]、前記居室の天井高さHf[m]、前記火災の火災成長率α[kW/ s2]、前記煙層の密度ρs[kg/m3]、前記火災による煙の発生に係る煙発生係数Cm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、前記排煙設備による前記居室からの煙の排出に係る排煙係数Csm[kg/kJ1/3/m5/3/s2/3]、火災発生からの経過時間t[s]、及び、火災発生から煙の排出開始までの排煙開始時間tsm[s]に、それぞれ、対応する数値を代入することにより、前記煙層の下端高さZ [m]を算定することを特徴とする煙層の下端高さの算定システム。
- 請求項6に記載の評価方法を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項7に記載の算定方法を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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