JP5239287B2 - 感放射線性樹脂組成物 - Google Patents
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- SAEZCIFYFSUCMH-UHFFFAOYSA-N CC(C)(C)C(C1)C23C1CCC2C3 Chemical compound CC(C)(C)C(C1)C23C1CCC2C3 SAEZCIFYFSUCMH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- TUNBXEQLJKNHLH-UHFFFAOYSA-N CC(C)(C1(CC2CC3C4)CC23C4C1)C=C Chemical compound CC(C)(C1(CC2CC3C4)CC23C4C1)C=C TUNBXEQLJKNHLH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Description
これまでの技術では焦点深度、LWR、MEEFの性能を、複数の酸解離性基の異なる成分で構成された樹脂を使用することによりバランスを取っていた。
しかしながら、複数の酸解離性基の異なる成分で構成された樹脂を使用すると各々の酸解離性基の活性化エネルギーや現像液に対する溶解性の違いから、溶解速度にムラが生じてしまい、現像工程後に現像欠陥が多く出てしまう問題があった。
また、上記式(1)において、R3が下記式(2−1)〜(2−6)で表される基より選ばれる少なくとも1つの基を表すことを特徴とする。
本発明の新規化合物は、上記式(1)で示されるグリセリン骨格を有する化合物である。式(1)において、R1は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基を表し、R2は水素原子または置換されていてもよい炭素数1〜5のアルキル基を表し、R3は酸素原子に結合している炭素原子が第三級炭素原子である置換されていてもよい炭素数4〜20の炭化水素基を表し、R2およびR3がそれぞれ複数存在する場合には、その複数のR2およびR3は、それぞれ相互に同一であっても異なっていてもよく、mは1〜3の整数、nは0〜2の整数であり、ただしm+n=3である。
R1またはR2における、炭素数1〜5のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、1−メチルプロピル基、n−ペンチル基、1−メチルブチル基、1−エチルプロピル基が挙げられる。
R3としては、上記式(2−1)〜(2−6)が挙げられ、R4はメチル基またはエチル基を表す。
化合物(m2)に対する塩基のモル比は、通常、1.0〜10.0であり、1.1〜4.0とすることが好ましい。
新規化合物(1)は、1H−NMRで同定できる。
本発明の感放射線性樹脂組成物は、(A)下記式(1−1)で表される繰り返し単位および酸解離性基を有する下記式(1−2)で表される繰り返し単位を有し、酸の作用によりアルカリ可溶性となるアルカリ不溶性またはアルカリ難溶性の酸解離性基含有樹脂(以下、「樹脂(A)」ともいう)と、(B)上記式(1)で表される新規化合物(以下、「添加剤(B)」ともいう)と、(C)放射線の照射により酸を発生する酸発生剤(以下、「酸発生剤(C)」ともいう)とを含有するものである。
本発明の感放射線性樹脂組成物を構成する樹脂(A)は、上記式(1−1)で示される繰り返し単位(以下、「(1−1)繰り返し単位」ともいう)および酸解離性基を有する上記式(1−2)で示される繰り返し単位(以下、「(1−2)繰り返し単位」ともいう)を有する共重合体である。(1−2)繰り返し単位はアルカリ不溶性またはアルカリ難溶性を示す繰り返し単位であるが、酸解離性基を有するため、酸の作用により酸解離性基が解離した後はアルカリ可溶性を示すものとなる。上記式(1−2)において、酸解離性基は、保護基Zで保護された状態のカルボキシル基である。
本発明の感放射線性樹脂組成物を構成する酸発生剤(C)としては、スルホニウム塩やヨードニウム塩等のオニウム塩、有機ハロゲン化合物、ジスルホン類やジアゾメタンスルホン類等のスルホン化合物を挙げることができる。
酸発生剤(C)の具体的な好ましい例としては、トリフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、トリフェニルスルホニウムノナフルオロ−n−ブタンスルホネート、トリフェニルスルホニウムパーフルオロ−n−オクタンスルホネート、トリフェニルスルホニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホネート、トリフェニルスルホニウムカンファースルホネート等のトリフェニルスルホニウム塩化合物;
添加剤(B)は、単独でまたは2種以上を混合して使用できる。添加剤(B)の配合量は、レジストとしてのLWRの低減、および欠陥数の抑制という観点から、樹脂(A)100質量部に対して、0.05〜20質量部であることが好ましく、0.1〜10質量部であることがさらに好ましい。この場合、添加剤(B)の配合量が0.05質量部未満では、焦点深度、LWR、MEEFの性能が不十分になることがあり、20質量部をこえると、樹脂成分の割合が減少し、良好なパターンプロファイルが得られない可能性がある。
酸発生剤(C)は、単独でまたは2種以上を混合して使用できる。酸発生剤(C)の配合量は、レジストとしての感度および現像性を確保する観点から、樹脂(A)100質量部に対して、0.1〜30質量部であることが好ましく、0.1〜20質量部であることがさらに好ましい。この場合、酸発生剤の配合量が0.1質量部未満では、感度および現像性が低下する傾向があり、一方30質量部をこえると、放射線に対する透明性が低下して、矩形のレジストパターンが得られ難くなる傾向がある。
本発明の感放射線性樹脂組成物には、必要に応じて、酸拡散制御剤、酸解離性基を有する脂環族添加剤、酸解離性基を有しない脂環族添加剤、界面活性剤、増感剤等の各種の添加物を配合できる。
上記酸拡散制御剤は、照射により酸発生剤(C)から生じる酸のレジスト被膜中における拡散現象を制御し、非照射領域における好ましくない化学反応を抑制する作用を有する成分である。このような酸拡散制御剤を配合することにより、得られる感放射線性樹脂組成物の貯蔵安定性が向上し、またレジストとしての解像度がさらに向上するとともに、照射から現像処理までの引き置き時間(PED)の変動によるレジストパターンの線幅変化を抑えることができ、プロセス安定性に極めて優れた組成物が得られる。上記酸拡散制御剤としては、レジストパターンの形成工程中の照射や加熱処理により塩基性が変化しない含窒素有機化合物が好ましい。
このような脂環族添加剤としては、例えば、1−アダマンタンカルボン酸t−ブチル、1−アダマンタンカルボン酸t−ブトキシカルボニルメチル、1−アダマンタンカルボン酸α−ブチロラクトンエステル、1,3−アダマンタンジカルボン酸ジ−t−ブチル、1−アダマンタン酢酸t−ブチル、1−アダマンタン酢酸t−ブトキシカルボニルメチル、1,3−アダマンタンジ酢酸ジ−t−ブチル、2,5−ジメチル−2,5−ジ(アダマンチルカルボニルオキシ)ヘキサン等のアダマンタン誘導体類;デオキシコール酸t−ブチル、デオキシコール酸t−ブトキシカルボニルメチル、デオキシコール酸2−エトキシエチル、デオキシコール酸2−シクロヘキシルオキシエチル、デオキシコール酸3−オキソシクロヘキシル、デオキシコール酸テトラヒドロピラニル、デオキシコール酸メバロノラクトンエステル等のデオキシコール酸エステル類;リトコール酸t−ブチル、リトコール酸t−ブトキシカルボニルメチル、リトコール酸2−エトキシエチル、リトコール酸2−シクロヘキシルオキシエチル、リトコール酸3−オキソシクロヘキシル、リトコール酸テトラヒドロピラニル、リトコール酸メバロノラクトンエステル等のリトコール酸エステル類;アジピン酸ジメチル、アジピン酸ジエチル、アジピン酸ジプロピル、アジピン酸ジn−ブチル、アジピン酸ジt−ブチル等のアルキルカルボン酸エステル類等が挙げられる。これらの脂環族添加剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用できる。
脂環族添加剤の配合量は、樹脂(A)100質量部に対して、50質量部以下であることが好ましく、30質量部以下であることがさらに好ましい。この場合、脂環族添加剤の配合量が50質量部をこえると、レジストとしての耐熱性が低下する傾向がある。
界面活性剤の配合量は、酸解離性基含有樹脂100質量部に対して、2質量部以下であることが好ましい。
本発明の感放射線性樹脂組成物を構成する樹脂(A)の製造方法は、特に限定されるものではないが、例えば、所望の分子組成を構成する各繰り返し単位に対応する重合性不飽和単量体を、ラジカル重合開始剤、連鎖移動剤等の存在下、適当な溶媒中で重合することにより製造することができる。ラジカル重合開始剤は、十分な重合速度を実現するために、十分高い濃度になるように添加することが好ましい。ただしラジカル重合開始剤量の連鎖移動剤量に対する比率が高すぎると、ラジカル−ラジカルカップリング反応が発生し、望ましくない非リビングラジカル重合体が生成するので、得られる重合体は分子量および分子量分布などの高分子特性においてコントロールされていない特性を有する部分が含まれてしまう。ラジカル重合開始剤量と連鎖移動剤量とのモル比率は、(1:1)〜(0.005:1)であることが好ましい。
上記連鎖移動剤としては、ピラゾール誘導体、アルキルチオール類等が挙げられる。
樹脂(A)は、分子鎖末端に連鎖移動剤由来の残基を有してもよく、分子鎖末端に連鎖移動剤由来の残基を有さなくてもよく、また、分子鎖末端に連鎖移動剤由来の残基が一部残存する状態であってもよい。
樹脂(A)は、ハロゲン、金属等の不純物が少ないのは当然のことながら、残留単量体やオリゴマー成分が既定値以下、例えばHPLCによる分析で0.1質量%以下であることが好ましく、それにより、レジストとしての感度、解像度、プロセス安定性、パターン形状等をさらに改善できるだけでなく、液中異物や感度等の経時変化が少ないレジストとして使用できる感放射線性樹脂組成物が得られる。
また、樹脂(A)のMwとゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)によるポリスチレン換算数平均分子量(以下、「Mn」と略称する)との比(Mw/Mn)は、好ましくは1〜5、更に好ましくは1〜3、特に好ましくは1〜1.6である。
実施例1
添加剤(B)として使用できる新規化合物を以下の方法で得た。
反応フラスコ内で、1,1,1−トリス(ヒドロキシメチル)エタン1.2g、t−ブチルアンモニウムブロミド0.32gをヘキサン20mlと50wt%水酸化ナトリウム水溶液20mlの混合溶液に溶解した。30分攪拌した後、2−メチル−2−アダマンチルブロモアセテート9.4gを加え、室温で5時間攪拌した。
次いで、この反応溶液を150mlのイオン交換水に投入し、酢酸エチル200mlを加えた。この混合溶液を分液漏斗に移して振とうさせ、静置した後、水層を除去した。更に、蒸留水150mlを加えて振とうさせ、静置した後、水層を除去した。その後、エバポレーターを用いて酢酸エチル層から酢酸エチルを留去し、残った不揮発性物質を更にカラムクロマトグラフィーにより、添加剤(B−1)を2.6g、添加剤(B−2)を2.3g得た。
添加剤(B−1)
MALDI−TOFMS[M−Na+:571]
1H−NMR[σppm(CD3Cl):0.93(3H,s)、1.53−1.98(30H,m)、2.32(4H、m)、3.48(4H,m)、3.54(2H,d,J=7.00Hz)、3.68(1H,m)、4.01(4H,m)]
添加剤(B−2)
MALDI−TOFMS[M−Na+:761]
1H−NMR[σppm(CD3Cl):0.94(3H,s)、1.54−2.05(45H,m)2.35(6H,s)3.49(6H,m)、4.02(6H,m)]
下記原料を出発原料として、実施例1と同様の方法で添加剤(B−3)〜添加剤(B−6)を得た。
添加剤(B−3):1,1,1−トリス(ヒドロキシメチル)プロパンと、2−メチル−2−アダマンチルブロモアセテート
添加剤(B−4):1,1,1−トリス(ヒドロキシメチル)メタンと、2−メチル−2−アダマンチルブロモアセテート
添加剤(B−5):1,1,1−トリス(ヒドロキシメチル)エタン、と1−メチル−1−シクロペンチルブロモアセテート
添加剤(B−6):1,1,1−トリス(ヒドロキシメチル)エタン、とt−ブトキシルブロモアセテート
添加剤(B−7):1,1,1−トリス(ヒドロキシメチル)エタン、と2−エチル−2−アダマンチルブロモアセテート
添加剤(B−3)
MALDI−TOFMS[M−Na+:569]
1H−NMR[σppm(CD3Cl):0.86(3H,t,J=7.14Hz)、1.53−1.98(32H,m)、2.32(4H、m)、3.48(4H,m)、3.54(2H,d,J=7.00Hz)、3.68(1H,m)、4.01(4H,m)]
添加剤(B−4)
MALDI−TOFMS[M−Na+:541]
1H−NMR[σppm(CD3Cl):1.53−1.98(30H,m)、2.32(4H、m)、3.50(5H,m)、3.54(2H,d,J=7.00Hz)、3.68(1H,m)、4.01(4H,m)]
添加剤(B−5)
MALDI−TOFMS[M−Na+:423]
1H−NMR[σppm(CD3Cl):0.92(3H,s)、1.55−1.74(22H,m)、3.48(4H,m)、3.54(2H,d,J=7.00Hz)、3.68(1H,m)、4.01(4H,m)]
添加剤(B−6)
MALDI−TOFMS[M−Na+:371]
1H−NMR[σppm(CD3Cl):0.92(3H,s)、1.49(18H,s)、3.48(4H,m)、3.54(2H,d,J=7.00Hz)、3.68(1H,m)、4.01(4H,m)]
添加剤(B−7)
MALDI−TOFMS[M−Na+:584]
1H−NMR[σppm(CD3Cl):0.79(6H,t,J=7.36Hz)、0.93(3H,s)、1.53−1.98(27H,m)、2.32(4H、m)、3.48(4H,m)、3.54(2H,d,J=7.00Hz)、3.68(1H,m)、4.01(4H,m)]
上記添加剤(B)を用いて、感放射線性樹脂組成物を調製した。配合を表1に示す。なお、実施例、比較例中の「部」は、特記しない限り質量基準である。
各実施例および比較例における各測定・評価は、下記の要領で行なった。
(Mw)
東ソー(株)製GPCカラム(G2000HXL 2本、G3000HXL 1本、G4000HXL 1本)を用い、流量1.0ミリリットル/分、溶出溶媒テトラヒドロフラン、カラム温度40℃の分析条件で、単分散ポリスチレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定した。
ウエハー表面に膜厚780オングストロームのARC29(ブルワー・サイエンス(Brewer Science)社製)膜を形成したシリコーンウエハー(ARC29)を用い、各組成物溶液を、基板上にスピンコートにより塗布し、ホットプレート上にて、表2〜5に示す条件で60秒間PBを行なって形成した膜厚0.12μmのレジスト被膜に、ニコン製ArFエキシマレーザー露光装置(開口数0.78)を用い、マスクパターンを介して露光した。その後、表2〜5に示す条件で60秒間PEBを行なったのち、2.38質量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液により、25℃で30秒間現像し、水洗し、乾燥して、ポジ型のレジストパターンを形成した。このとき、線幅0.090μmのライン・アンド・スペースパターン(1L1S)を1対1の線幅に形成する露光量を最適露光量とし、この最適露光量を感度とした。
90nm1L/1Sマスクパターンにおいて解像されるパターン寸法が、マスクの設計寸法の±10%以内となる場合のフォーカスの振れ幅を密集ライン焦点深度とした。
(孤立ライン焦点深度)
140nm1L/1400nmPのマスクパターンにおいて解像される90nm1L/1400nmPパターン寸法が、81〜99nm1L/1400nmPの範囲内となる場合のフォーカスの振れ幅を孤立ライン焦点深度とした。
(LWR)
最適露光量にて解像した90nm1L/1Sパターンの観測において、日立製測長SEM:S9220にてパターン上部から観察する際、線幅を任意のポイントで10点観測し、その測定ばらつきを3シグマで表現した値をLWRとした。
90nmの線幅のマスクを用いて90nm1L/1Sパターンの線幅が90nmとなるように、最適露光量感度を測定し、次いで、その感度で85.0nm、87.5nm、90.0nm、92.5nm、95.0nmの5点でのマスクサイズにおいて解像されるパターン寸法を測定した。その結果を横軸にマスクサイズ、縦軸に線幅を取り、最小二乗法により求めた傾きをMEEFとした。
(欠陥数)
現像欠陥:
現像欠陥は、ケー・エル・エー・テンコール(株)製の欠陥検査装置(KLA2351)を用いる下記方法により評価した。
欠陥検査用ウエハーは、次のように作成した。ARC25(Brewer Science社製)820Aをウエハー基板に作成した基板上に、評価用レジストを0.30μmの膜厚で塗布後130℃/90secの条件でPBし、Nikon社製フルフィールド露光装置(S306C)により5mm×5mmのブランク露光をウエハー全面に露光した。露光後、130℃/90secの条件でPEBをおこなった後、2.38質量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液により、25℃で30秒間現像し、水洗し、乾燥して、欠陥検査用ウエハーを作成した。上記の塗布、焼成および現像は東京エレクトロン社製のACT8を使用し、すべてインラインで実施した。
上述の方法により作成した欠陥検査用ウエハーを、ケー・エル・エー・テンコール(株)製の欠陥検査装置(KLA2351)を使用することにより露光部の現像欠陥の欠陥総数を検査した。欠陥総数の検査は、アレイモードで観察して、比較イメージとピクセル単位の重ね合わせによって生じる差異から抽出されるクラスターおよびアンクラスターの欠陥総数を検出することにより行なわれた。欠陥総数の検出は、0.15μm以上の欠陥を検出できるように、この装置の感度を設定して行なった。評価に当たり、上記欠陥検査装置を用いる方法におけるウエハー1枚当たりの欠陥総数の12%を測定した。
化合物(S−1)9.42g(25モル%)、化合物(S−2)11.14g(25モル%)、化合物(S−7)29.44g(50モル%)を、2−ブタノン125gに溶解し、さらにジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオネート)2.175gを投入した単量体溶液を準備した。50gの2−ブタノンを投入した500mlの三口フラスコを30分窒素パージし、窒素パージの後、反応釜を攪拌しながら80℃に加熱し、事前に準備した上記単量体溶液を滴下漏斗を用いて3時間かけて滴下した。滴下開始を重合開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合終了後、重合溶液は水冷することにより30℃以下に冷却し、1125gのメタノールへ投入し、析出した白色粉末をろ別した。ろ別された白色粉末を225gのメタノールに分散させてスラリー状にして洗浄した後にろ別する操作を2回行ない、その後、50℃にて17時間乾燥し、白色粉末の共重合体(樹脂(A))を得た(33.5g、収率67%)。この共重合体はMwが6800、Mw/Mn=1.35であり、13C−NMR分析の結果、化合物(S−1)、化合物(S−2)、化合物(S−7)で表される繰り返し単位各繰り返し単位の含有率が24:23:53(モル%)の共重合体であった。この共重合体を樹脂(A−1)とする。
共重合体(樹脂(A));
A−2:(S−1)30/(S−4)30/(S−7)40=24/23/53(モル比)、Mw=6100,Mw/Mn=1.38
A−3:(S−3)25/(S−4)25/(S−7)50=29/27/44(モル比)、Mw=6200,Mw/Mn=1.72
A−4:(S−3)15/(S−4)35/(S−7)50=24/23/53(モル比)、Mw=6700,Mw/Mn=1.72
A−5:(S−3)35/(S−4)35/(S−7)30=34/33/33(モル比)、Mw=5100,Mw/Mn=1.70
A−6:(S−3)40/(S−6)10/(S−7)50=39/8/53(モル比)、Mw=7300,Mw/Mn=1.69
A−7:(S−2)35/(S−5)15/(S−7)50=34/12/54(モル比)、Mw=5900,Mw/Mn=1.37
A−8:(S−2)50/(S−7)50=47/53(モル比)、Mw=7300,Mw/Mn=1.76
A−9:(S−4)60/(S−7)40=55/45(モル比)、Mw=5700,Mw/Mn=1.64
A−10:(S−1)15/(S−2)35/(S−5)5/(S−7)45=14/33/4/49(モル比)、Mw=6500,Mw/Mn=1.39
A−11:(S−1)50/(S−7)50=48/52(モル比)、Mw=6600,Mw/Mn=1.70
A−12:(S−3)50/(S−7)50=47/53(モル比)、Mw=7300,Mw/Mn=1.76
C−1:1−(4−n−ブトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウムノナフルオロ−n−ブタンスルホネート
C−2:トリフェニルスルホニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホネート
C−3:トリフェニルスルホニウムパーフルオロ−n−ブタンスルホネート
C−4:4−n−ブトキシ−1−ナフチルテトラヒドロチオフェニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホネート
C−5:4−n−ブトキシ−1−ナフチルテトラヒドロチオフェニウムノナフルオロブタンスルホネート
C−6:4−シクロヘキシルフェニル−ジフェニルスルホニウムノナフルオロ−n−ブタンスルホネート
(D):tert−ブチル−4−ヒドロキシ−1−ピペリジンカルボキシレート
(E−1):プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
(E−2):シクロヘキサノン
(E−3):γ−ブチロラクトン
Claims (3)
- 前記式(1)において、R2が水素原子を表すことを特徴とする請求項1記載の感放射線性樹脂組成物。
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