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JP5259058B2 - 把持部を有する脈管閉塞デバイスの化学ベースによる配置 - Google Patents
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JP5259058B2 - 把持部を有する脈管閉塞デバイスの化学ベースによる配置 - Google Patents

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Description

開示の内容
〔発明の分野〕
本発明は、患者の脈管系の内部の予め選定された位置に脈管閉塞デバイスを正確かつ迅速に配置するための配置装置と配置方法とに関し、更に詳しくは、拡張可能な化学反応室の作用によって開かれる拡張可能な把持部を備えたプッシャーを利用して脈管閉塞デバイスの迅速な配置を容易にする配置アプローチに関する。
〔発明の背景〕
人体の脈管構造の中に、拡張バルーン、ステントおよび塞栓コイルのような治療デバイスを位置決めし配置するためのカテーテル送出し装置を使用することは、血管内疾患を処置するための標準操作手順になってきた。そのようなデバイスは、伝統的な手術操作手順が不可能である領域、または、患者に対する大きな危険を引き起こす領域を処置するのに(例えば、頭部血管内の動脈瘤を処置するのに)とりわけ有用であることが分かってきた。頭部血管を取り囲んでいる繊細な組織(とりわけ、例えば、脳組織)に起因して、外科的処置を行ってそのような欠陥を処置することは、非常に困難であり、しばしば危険である。カテーテル配置装置の進歩によって、そのような場合の代替的処置法が提供されてきた。カテーテル送出し装置の利点の幾つかは、周辺組織に外傷を与える危険性を減少させることが分かってきたアプローチによって血管を処置するための方法が、それらの装置によって提供されること、および、従来、手術不可能と考えられていた血管の処置もそれらの装置によって可能になることである。
典型的には、これらの操作手順には、送出しカテーテル(delivery catheter)の遠位端を患者の脈管構造の中に挿入する段階と、該遠位端を、該脈管構造を通り抜けさせて所定の送出し部位まで導く段階とが含まれる。塞栓コイルのような脈管閉塞デバイスは、該コイルを該カテーテルを通り抜けさせて該カテーテルの遠位端から該送出し部位に押し出す送出し部材(delivery member)の端部に取り付けられる。これらの操作手順に関連してきた問題の幾つかは、コイルを配置する精度に関する。例えば、送出しカテーテルを出るコイルの力によって、該コイルは所定部位を外れることがあり、または、既に配置されたコイルが取り外されることがある。更に、一旦コイルがカテーテルの遠位端から押し出されると、該コイルは、引っ込めることが不可能であり、望ましくない位置まで移動することがある。コイルを回収して、別の場所に移動させることは、別個の操作手順を必要とし、患者を更なる危険にさらす潜在性(potential)を有する。
上述の問題に応えて、閉塞デバイスがカテーテルによって送られた後に該閉塞デバイスの制御を可能にし、しかも、一旦該閉塞デバイスが適所に設置されれば該デバイスを切り離すための迅速な切り離し手段または分離手段を提供する配置装置を提供しようとして、多数のデバイスおよび切り離し手段(release mechanisms)が開発されてきた。そのようなデバイスの一つは、ゲレミア(Geremia)等の米国特許第5,108,407号明細書に開示されている。その米国特許明細書は、光ファイバーの端部に取り付けられたコネクタデバイス(connector device)を含む光ファイバーケーブルを示す。該コネクタデバイスには、塞栓コイルが、熱で切り離すことのできる接着剤によって取り付けられている。該光ファイバーケーブルによってレーザー光が伝送されて該コネクタデバイスの温度が上昇し、それによって、該接着剤が溶融して該塞栓コイルが切り離される。この種の装置を使用することの一つの欠点は、溶融した接着剤が血流を汚染する潜在的危険である。
もう一つのコイル配置装置は、ガンジー(Gandhi)等の米国特許第6,478,773号明細書に開示されるように、熱によって破壊することのできるコネクタファイバー(connector fiber)によってプッシャー部材(pusher member)に塞栓コイルが取り付けられたプッシャー部材を使用する。この装置の該プッシャー部材は、電気抵抗加熱コイルであってそれを通ってコネクタファイバーが通過する加熱コイルを有する。そのプッシャーの内腔を通り抜けて伸びているワイヤーを経由して該加熱コイルに接続された電源によって、電流が、該加熱コイルに供給される。その電源が作動して該加熱コイルの温度が上昇し、それによって、該コネクタファイバーが破壊される。一つの欠点は、該抵抗加熱コイルを電源に接続する段階が、該プッシャー部材に複数のワイヤーを通す段階を必要とすることである。加えて、それらのワイヤーを流れる電流によって、他の外科用器具および/または監視用装置を妨害する漂遊電磁界(stray electromagnetic fields)が創り出されることがある。
塞栓コイルを配置し送出す更にもう一つの装置は、サーダト(Saadat)等の米国特許第5,989,242号明細書に記述されている。この米国特許明細書は、カテーテルの遠位端に形状記憶合金コネクタが取り付けられたカテーテルを開示する。そのコネクタは、一定間隔を置いて離れている一対のフィンガー(fingers)であって、温度変化に応答するフィンガーを有するソケットを備えている。それらのフィンガーは、互いの方に曲がって、塞栓コイルの端部に接続されているボール(ball)を保持する。該コネクタは、光ケーブルを通して伝送されるレーザー光を吸収して、該光を熱エネルギーに変換する。その熱エネルギーによって、該コネクタの温度が上昇し、それらフィンガーを開放し、そうすることによって、該塞栓コイルが解放される。この送出し装置および上記で取り扱われている他の送出し装置は、電源によって作動する電子装置を必要とする。もし電子装置に欠陥があるか、または、電源が作動しないとき、例えば、バッテリーパック(battery pack)が作動しないとき、処置は、該装置が修繕されるか、または取り替えられる間、延期されることがある。処置が延期されることによって、患者は更なる危険にさらされることがある。この米国特許明細書、ならびに、本明細書で取り扱われる他の特許明細書および参考文献の全ては、ここに言及されることによって、本明細書に組み入れられる。
したがって、迅速に切り離される脈管閉塞デバイスの配置装置または配置方法であって、電気装置にも電源にも依存せず、製造が簡単であり、可撓性であり、体の脈管系を通り抜けさせて導くことが容易であり、該閉塞デバイスについてのいっそう優れた制御を提供し、しかも、他の外科用器具および/または監視装置を妨害する恐れを減少させる配置装置または配置方法の必要性が残っている。
〔発明の概要〕
本発明は、患者の脈管構造内部の予め選定された部位に脈管閉塞デバイスを正確かつ迅速に配置するための配置装置と配置方法とを含む。該配置装置は、配置ユニットを予め選定された部位まで導くための、細長い可撓性送出しカテーテルを使用することができる。該配置ユニットは、把持部がプッシャー(pusher)の遠位端部分に配置されたプッシャーを備えている。該把持部は、塞栓コイル等の脈管閉塞デバイスを、解放可能なように該配置装置に取り付けるための拡張可能な把持要素(例えば、複数の把持用あご)を備えている。該プッシャーによって、該脈管閉塞デバイスは該送出しカテーテルを通り抜けて予め選定された部位まで導かれる。
拡張可能な反応室が、機能的に作用するように前記把持部と連結される。前記送出し装置はまた、第1の反応物を前記反応室の中に分配するための第1の分配用ユニットと、第2の反応物を前記反応室の中に分配するための第2の分配用ユニットとを備えている。第1および第2の反応物が該反応室の中に分配される時、それら反応物は反応して、反応前の、第1および第2の反応物を合わせた体積よりも大きい体積を有する生成物を形成する。その生成物は、拡張可能な該反応室の内壁を押し、それによって、該反応室は外に向かって拡張する。該反応室が拡張するにつれて、該反応室は、前記把持要素を押して、該把持要素が前記脈管閉塞デバイスを解放するように、該把持要素を外に向かって拡張するか、または開口し、そうすることによって、該脈管閉塞デバイスは予め選定された位置に配置される。
本発明の他の態様、目的および利点は、本発明の好ましい実施形態による下記の記述から理解されるであろう。その記述は、本明細書に記述されている様々な特徴であって、それら特徴に関する関連情報が添付図面に示されている特徴についての、明確に述べられた組み合わせと明確には述べられていない組み合わせとを具体的に包含している。
本発明の好ましい実施形態を記述する際、添付図面を参照する。
〔好ましい実施形態の記述〕
要求に応じて、本発明の詳細な実施形態をここに開示する。しかし、開示したそれら実施形態は、本発明を単に例示するものであり、本発明は様々な形態で具体化することができると解釈されるべきである。したがって、ここに開示する具体的な詳細は、限定的なものと解釈されるべきではなく、単に、特許請求の範囲のための基礎(basis)、および、本発明を実質的に全ての適切なやり方で様々に利用することを当業者に教示するための典型的な基礎として解釈されるべきである。
図1は、本発明の脈管閉塞デバイス配置装置の好ましい実施形態を概略的に例示する。概して10で表わされる該配置装置は、細長い可撓性ガイディングカテーテル(guiding catheter)12であって、患者の脈管系の中に挿入されて、概して14で表わされる配置ユニット(deployment unit)を、予め選定された部位まで、当該技術分野において一般に知られている方法で導くために使用されるガイディングカテーテル12を備えている。配置装置14は、近位端部分18と遠位端部分20とを有する細長い可撓性プッシャーまたは送出しチューブ16を備えている。
図2に最も適切に例示されるように、プッシャー16の遠位端部分20に、把持部(gripper)22が配置されている。把持部22は、一般には複数のあご(jaws)として例示される、外に向かって拡張し得る把持要素24を備えている。把持要素24は、塞栓コイルのような脈管閉塞デバイス28の突起部分またはヘッドピース26を、解放可能なように係合している。以下により詳しく解説されるように、該把持要素が外に向かって拡張する時、該把持要素によって、脈管閉塞デバイス28のヘッドピース26が解放される。
把持部22は、FEPテフロン、PTFEテフロン、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィンまたはネオプレン、または他の適切なあらゆるポリマーのようなポリマーを含むことができ、また、ベネット(Bennett)等の米国特許第5,609,608号明細書に開示されているように構成することができる。この米国特許明細書は、ここに参照することによって、本明細書に組み入れられる。代替的に、把持部22は、あらゆる適切な金属で構成することができる。あるいは、該把持部は、細長い切り込みを付けたマイクロチューブ(microtube)を含んでいてもよい。適切なマイクロチューブは、ステンレス鋼、または、ニチノール(Nitinol)等のニッケル−チタン合金、または他の適切な材料で作ることができる。更に、例示される実施形態において、把持部22は、あらゆる適切な方法で(例えば、シリコーン接着剤またはシアノアクリレート接着剤)、プッシャー16に取り付けられている分離ユニット(separated unit)である。しかし、把持部22およびプッシャー16が一体構造体であることも意図されている。
上述のように、閉塞デバイス28は、様々な形態と構成を採ることができる塞栓コイルである場合があり、また、繊維材料で充填される場合もあり、または、バイオゲル(biogel)のような有利な物質で被覆して凝固(clotting)を促進することができる。代替的に、該塞栓コイルは、当該分野で知られている他のいずれかの閉塞デバイスまたはアプローチ(例えば、ヒドロゲル、発泡体(foams)、生体活性コイル、ひも(braids)、ケーブルおよびハイブリッドデバイス(hybrid devices))であってもよい。
拡張可能な反応室30は、把持部22の内部に配置されている。反応室30は、説明目的でマイクロバルーン(microballoon)として図示されているが、弾性膜31を有するのが好ましい。該弾性膜は、前記の反応物またはそれらから形成される生成物と接触している間、著しく劣化しない物質で構成することができる。これらは典型的には、シリコーン等の弾性ポリマー、ポリアミド、ナイロン、または、ポリエチレン等のポリオレフィンである。反応室30は、膜31の内部表面33によって画定される空洞32を備えている。
送出しユニット14は、第1の反応物36を反応室30の空洞32の中に分配するための第1の分配用ユニット34と、第2の反応物40を反応室30の空洞32の中に分配するための第2の分配用ユニット38とを更に備えている。説明目的で、分配用ユニット(34および38)は、プランジャーで作動する分配用二重内腔チューブ39であって、プッシャー16の内部で、プッシャー16の近位端部分18から遠位端部分20まで伸びている分配用二重内腔チューブ39を備えている。分配用二重内腔チューブ39の遠位端部分41は、反応室30の膜31を通り抜けて空洞32の中に伸びることができる。膜31および分配用チューブ39は、シリコーン接着剤またはシアノアクリレート接着剤のような接着剤によって一緒に接着して密封することができる。代替的に、膜31は、分配用チューブ39の周りに包み、類似の接着剤で接着して密封することができる。他の接続アプローチ(例えば、収縮チューブまたは他の接続部材を組み込んだもの)を実施することができる。
反応物(36,40)は、分配用チューブ39の近位端部分に配置されている(図1で見ることのできる)プランジャー42を作動させることによって、前記内腔から空洞30に分配することができる。該反応物は典型的には、それらを分配する前、それぞれ、破壊可能なシール(51,52)によって各々の内腔の中に固定されている。そのようなシールは、該反応物と接触している間あまり劣化しない材料で作られるように選定することが望ましい。加えて、該反応物が分配される時、前記反応室内部における流体圧力の増大を防止するために、流体圧力解放機能(fluid pressure release feature)を備えることができる。これは、排出内腔(vent lumen)54(図2)の形態を採ることができる。
図3に例示されるように、第1および第2の反応物(36,40)が空洞30の中に分配される時、それらは混合されて、混合される前の第1および第2の反応物を合わせた体積よりも大きい体積を有する生成物44を生じる。膨張する生成物44は、膜31の内部表面33を押して、膜31を外に向かって拡張させる。把持要素24に対する、拡張する膜31の力によって、該把持要素は外に向かって拡張されるか、または開放される。この点に関する動きは、概して半径方向になることがある。更に、拡張する膜31は更に、所望により、閉塞デバイス28のヘッドピース26と接触して、ヘッドピース26を、拡張した把持要素24から外に押し出して、把持要素24から離す。
第1および第2の反応物(36,40)は、それらの当初の組成物の体積より大きい体積を有する生成物44を生じる反応物であればいかなる反応物であってもよい。第1および第2の反応物は、クック(Cooke)等の国際公開番号WO92/09551号明細書に開示されている反応物のいずれであるのが好ましいことがある。それらの反応物は、ポリシアノアクリレート発泡体を生成する。この国際公開明細書は、ここに参照することによって本明細書に組み入れられる。とりわけ、第1の反応物は、シアノアクリレートモノマーとエタノールとの混合物であるのが好ましく、第2の反応物は、エタノールとN,N−ジメチル−p−トルイジンとの混合物であるのが好ましい。他の反応物であって、混合した時、それら反応物と比べて嵩体積が増大する発泡体材料を形成する反応物(例えば、ポリウレタン発泡体を得るための前駆体)もまた、適している。
図4〜図6に例示されるように、手術において、典型的には、当該技術分野で一般的に知られている他のデバイスおよび専門家の操作手順と共同して、カテーテル12を患者の脈管構造系の中に挿入し、血管56内の予め選定した位置に配置する。送出しユニット14をカテーテル12の中に挿入し、次いで、図5に示すように、一旦所望の位置に到達すれば、送出しユニット14が該カテーテルに対して、かつ、該カテーテル内で移動するようなやり方で、閉塞デバイス28がカテーテル12を通り抜けて該カテーテルの遠位端の外に移動するまで、送出しユニット14を前進させること、および/または、カテーテル12を後戻りするように移動させることを行う。その操作手順を行っている間、および、閉塞デバイス28が配置されてしまう前、カテーテル12の遠位端も閉塞デバイス28も正確な位置に存在していないことが確認されれば、送出しユニット14を近位方向に引っ込めるか、または、該カテーテルを遠位方向に前進させることによって、該閉塞デバイスを該カテーテルの遠位端の中に戻して回収することができる。一旦該閉塞デバイスを回収してしまえば、該カテーテルおよび/または該閉塞デバイスを別の位置に移すことができる。
閉塞デバイス28が正確な位置にあるとき、プランジャー42を作動させて、第1および第2の反応物(36,40)を反応室30の空洞32の中に分配することができる。図6に例示されるように、第1および第2の反応物(36,40)は、空洞32内で混合されて反応し、混合前の第1および第2の反応物を合わせた体積より大きい体積を有する生成物44を形成する。膨張する生成物44は、反応室30の膜31の内部壁33を押して、膜31を拡張させる。拡張した膜31は、把持要素24を押して、該把持要素を外に向かって拡張するか、または開放して、血管56内の予め選定された位置に閉塞デバイス28を放つ。所望により、膜31は、ヘッドピース26を同時に押して、ヘッドピース26を把持要素24から外に押し出し、把持要素24から離し、それによって脈管閉塞デバイス28を配置する。
記述してきた本発明の実施形態は本発明の基本的思想の応用例の幾つかを例示していることが分かるであろう。当業者は、本発明の真の趣旨および範囲から逸脱することなく、多数の部分的変更であって、本明細書および特許請求の範囲に個々に開示されまたは特許請求されている特徴を有するそれら部分的変更の組み合せを含む変更を行うことが可能である。
〔実施の態様〕
(1)脈管閉塞デバイスの配置装置において、
突起部分を備えている脈管閉塞デバイスと、
近位端部分および遠位端部分を有するプッシャーを備えている配置ユニットと、
前記プッシャーの前記遠位端部分に配置されている拡張可能な把持部であって、前記脈管閉塞デバイスの前記突起部分を把持するための、外に向かって拡張することのできる把持要素を備えている、把持部と、
前記把持部の内部に配置されている拡張可能な反応室であって、前記反応室の内部空洞の中に入っている少なくとも第1の反応物と第2の反応物とが反応した時、拡張し、それにより、前記反応室の前記拡張によって、前記把持部が外に向かって拡張され、前記脈管閉塞デバイスの前記突起部分が解放される、反応室と、
を備えた、配置装置。
(2)実施態様1記載の配置装置において、
前記拡張可能な反応室が、ポリマー材料を含んでいる、配置装置。
(3)実施態様1記載の配置装置において、
前記把持要素が、複数のあごを備えている、配置装置。
(4)実施態様1記載の配置装置において、
前記第1の反応物が、シアノアクリレートモノマーとエタノールとの混合物を含有しており、前記第2の反応物が、エタノールとN,N−ジメチル−p−トルイジン(N,N-Dimethyl-p-toluidine)との混合物を含有している、配置装置。
(5)実施態様1記載の配置装置において、
前記の第1および第2の反応物は、共に混合された時、ポリシアノアクリレート発泡体を生じる、配置装置。
(6)実施態様1記載の配置装置において、
前記第1の反応物を前記反応室の前記内部空洞の中に分配するための第1の分配用ユニットと、前記第2の反応物を前記反応室の前記空洞の中に分配するための第2の分配用ユニットとを更に備えている、配置装置。
(7)実施態様6記載の配置装置において、
前記第1の分配用ユニットが第1の内腔を備えており、前記第2の分配用ユニットが第2の内腔を備えている、配置装置。
(8)実施態様7記載の配置装置において、
前記第1および第2の内腔が、前記プッシャーを通って伸びている、配置装置。
(9)実施態様10記載の配置装置において、
前記第1の内腔および前記第2の内腔ユニットが、分配用二重内腔ユニットを備えている、配置装置。
(10)実施態様7記載の配置装置において、
前記第1の内腔および前記第2の内腔が、プランジャーで作動する、配置装置。
(11)患者の脈管構造の内部の予め選定された部位に脈管閉塞デバイスを配置するための脈管閉塞デバイス配置装置において、
近位端部分および遠位端部分を有するプッシャーを備えている配置ユニットと、
前記プッシャーの前記遠位端部分に配置されている拡張可能な把持部であって、脈管閉塞デバイスを把持するための外に向かって拡張することのできる把持要素を備えている把持部と、
前記把持部と係合するように配置されている拡張可能な反応室と、
前記拡張可能な反応室の中に開口している第1の分配用ユニットと、
前記拡張可能な反応室の中に開口している第2の分配用ユニットと、
を備えている配置装置であって、
前記拡張可能な反応室は、前記第1の分配用ユニットから第1の反応物を受け入れ、前記第2の分配用ユニットから第2の反応物を受け入れて、混合される前の前記の第1および第2の反応物を合せた体積より大きい体積を有する生成物を生じ、前記生成物のより大きい体積が、前記拡張可能な反応室を外に向かって拡張させ、前記把持要素は外に向かって拡張し、前記脈管閉塞デバイスが前記把持要素から解放される、配置装置。
(12)実施態様11記載の配置装置において、
前記の拡張可能な反応室が、弾性ポリマー材料を有している、配置装置。
(13)実施態様11記載の配置装置において、
前記把持要素が、拡張可能な複数のあごを備えている、配置装置。
(14)実施態様11記載の配置装置において、
前記第1の反応物が、シアノアクリレートモノマーとエタノールとの混合物を含有しており、前記第2の反応物が、エタノールとN,N−ジメチル−p−トルイジンとの混合物を含有している、配置装置。
(15)実施態様11記載の配置装置において、
前記の第1および第2の反応物は、一緒に混合された時、ポリシアノアクリレート発泡体を生じる、配置装置。
(16)実施態様11記載の配置装置において、
前記第1の分配用ユニットが第1の内腔を備えており、前記第2の分配用ユニットが第2の内腔を備えている、配置装置。
(17)実施態様16記載の配置装置において、
前記の第1および第2の内腔が、前記プッシャーを通って伸びている、配置装置。
(18)患者の脈管構造の内部の予め選定された位置に脈管閉塞デバイスを配置するための方法において、
プッシャー部材を備える配置ユニットを提供する段階であって、前記プッシャー部材は、当該プッシャー部材の遠位端部に配置された把持部を有し、前記把持部は、脈管閉塞デバイスを把持するための拡張可能な把持要素、および、前記把持部の中に配置された拡張可能な反応室を有する、段階と、
前記把持部を用いて、脈管閉塞デバイスの突起部分を把持する段階と、
前記プッシャーを用いて、患者の脈管構造の内部の予め選定された位置に前記脈管閉塞デバイスを導く段階と、
前記の拡張可能な反応室の内部で少なくとも第1の反応物と第2の反応物とを混合して、前記第1および第2の反応物を合せた体積よりも大きい体積を有する生成物を生じさせる段階であって、前記生成物によって前記拡張可能な反応室が拡張する段階と、
拡張する前記反応室の力によって前記把持要素を拡張し、それによって、前記脈管閉塞デバイスの前記突起部分を解放する段階と、
を含む、方法。
(19)実施態様18記載の方法において、
前記の拡張する反応室の力によって、前記コイルを前記把持部から外に押し出す段階を更に含む、方法。
(20)実施態様18記載の方法において、
少なくとも前記第1の反応物と前記第2の反応物とを混合する前記段階は、第1の反応物を第1の分配用内腔を通り抜けさせて前記空洞の中に分配する段階と、第2の反応物を第2の分配用内腔を通り抜けさせて前記空洞の中に分配する段階とを含む、方法。
(21)実施態様18記載の方法において、
少なくとも前記第1の反応物と第2の反応物とを混合する前記段階は、シアノアクリレートモノマーとエタノールとの混合物と、エタノールとN,N−ジメチル−p−トルイジンとの混合物とを混合する段階を含む、方法。
本発明の好ましい実施形態の、脈管閉塞デバイスの配置装置の部分拡大断面図である。 前記閉塞デバイスが配置される前の図1の配置ユニットを示す、部分拡大断面図である。 前記閉塞デバイスが配置された直後を示す、図2の配置ユニットの部分拡大断面図である。 患者の脈管構造系の内部の予め選定された位置に配置された図1の配置装置の部分拡大断面図である。 患者の脈管構造系の内部の予め選定された位置に配置された図1の配置装置であって、脈管閉塞デバイスが送出しカテーテルの遠位端から外に伸びている配置装置の部分拡大断面図である。 前記脈管閉塞デバイスが患者の脈管構造系の内部の予め選定された位置に配置された直後を示す、図1の配置装置の部分拡大断面図である。
符号の説明
10 脈管閉塞デバイスの配置装置
12 可撓性ガイディングカテーテル
14 配置ユニット、送出しユニット
16 可撓性プッシャー、送出しチューブ
18 配置ユニット14の近位端部分
20 配置ユニット14の遠位端部分
22 把持部
24 把持要素
26 突起部分、ヘッドピース
28 脈管閉塞デバイス
30 反応室
31 弾性膜
32 空洞
33 内部表面、内部壁
34 第1の分配用ユニット
36 第1の反応物
38 第2の分配用ユニット
39 分配用二重内腔チューブ
40 第2の反応物
41 分配用二重内腔チューブ39の遠位端部分
42 プランジャー
51 破壊可能なシール
52 破壊可能なシール
54 通気内腔
56 血管

Claims (8)

  1. 脈管閉塞デバイスの配置装置において、
    突起部分を備えている脈管閉塞デバイスと、
    近位端部分および遠位端部分を有するプッシャーを備えている配置ユニットと、
    前記プッシャーの前記遠位端部分に配置されている拡張可能な把持部であって、前記脈管閉塞デバイスの前記突起部分を把持するための、外に向かって拡張することのできる把持要素を備えている、把持部と、
    前記把持部の内部に配置され、前記突起部分と接触している拡張可能な反応室であって、前記反応室の内部空洞の中に入っている少なくとも第1の反応物と第2の反応物とが反応した時、拡張し、それにより、前記反応室の前記拡張によって、前記把持部が外に向かって拡張され、前記脈管閉塞デバイスの前記突起部分が解放され、前記脈管閉塞デバイスが前記把持部から押し出される、反応室と、
    前記第1の反応物を前記反応室の前記内部空洞の中に分配するための、第1の内腔を備えた第1の分配用ユニットと、前記第2の反応物を前記反応室の前記空洞の中に分配するための、第2の内腔を備えた第2の分配用ユニットとを含む分配用二重内腔ユニットと、
    を備えた、配置装置。
  2. 請求項1記載の配置装置において、
    前記拡張可能な反応室が、ポリマー材料を含んでいる、配置装置。
  3. 請求項1記載の配置装置において、
    前記把持要素が、複数のあごを備えている、配置装置。
  4. 請求項1記載の配置装置において、
    前記第1の反応物が、シアノアクリレートモノマーとエタノールとの混合物を含有しており、前記第2の反応物が、エタノールとN,N−ジメチル−p−トルイジン(N,N-Dimethyl-p-toluidine)との混合物を含有している、配置装置。
  5. 請求項1記載の配置装置において、
    前記第1および第2の反応物は、共に混合された時、ポリシアノアクリレート発泡体を生じる、配置装置。
  6. 請求項1記載の配置装置において、
    前記第1および第2の内腔が、前記プッシャーを通って伸びている、配置装置。
  7. 請求項1記載の配置装置において、
    前記第1の内腔および前記第2の内腔が、プランジャーで作動する、配置装置。
  8. 患者の脈管構造の内部の予め選定された部位に脈管閉塞デバイスを配置するための脈管閉塞デバイス配置装置において、
    近位端部分および遠位端部分を有するプッシャーを備えている配置ユニットと、
    前記プッシャーの前記遠位端部分に配置されている拡張可能な把持部であって、脈管閉塞デバイスを把持するための外に向かって拡張することのできる把持要素を備えている、把持部と、
    前記把持部と係合しかつ脈管閉塞デバイスと接触するように配置されている拡張可能な反応室と、
    前記拡張可能な反応室の中に開口している第1の内腔を備えた第1の分配用ユニットと、前記拡張可能な反応室の中に開口している第2の内腔を備えた第2の分配用ユニットとを含む分配用二重内腔ユニットと、
    を備え、
    前記拡張可能な反応室は、前記第1の分配用ユニットから第1の反応物を受け入れ、前記第2の分配用ユニットから第2の反応物を受け入れて、混合される前の前記第1および第2の反応物を合せた体積より大きい体積を有する生成物を生じ、前記生成物のより大きい体積が、前記拡張可能な反応室を外に向かって拡張させ、前記把持要素外に向かって拡張させ、脈管閉塞デバイス前記把持要素から解放し、脈管閉塞デバイスを前記把持部から押し出す、配置装置。
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