Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5267040B2 - 感放射線性樹脂組成物 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5267040B2 - 感放射線性樹脂組成物 - Google Patents

感放射線性樹脂組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP5267040B2
JP5267040B2 JP2008271729A JP2008271729A JP5267040B2 JP 5267040 B2 JP5267040 B2 JP 5267040B2 JP 2008271729 A JP2008271729 A JP 2008271729A JP 2008271729 A JP2008271729 A JP 2008271729A JP 5267040 B2 JP5267040 B2 JP 5267040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
carbon atoms
resin composition
radiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008271729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009122665A (ja
Inventor
祐亮 庵野
敦 中村
友広 宇高
友洋 柿澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
JSR Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JSR Corp filed Critical JSR Corp
Priority to JP2008271729A priority Critical patent/JP5267040B2/ja
Publication of JP2009122665A publication Critical patent/JP2009122665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5267040B2 publication Critical patent/JP5267040B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

本発明は、感放射線性樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、KrFエキシマレーザーあるいはArFエキシマレーザー、F2エキシマレーザー、EUV等の遠紫外線、シンクロトロン放射線等のX線、電子線等の荷電粒子線の如き各種の放射線を使用する微細加工に有用な化学増幅型レジストとして好適に使用できる感放射線性樹脂組成物に関する。
集積回路素子の製造に代表される微細加工の分野においては、より高い集積度を得るために、最近ではArFエキシマレーザー(波長193nm)、F2エキシマレーザー(波長157nm)、EUV等を用いた100nm程度以下のレベルでの微細加工が可能なリソグラフィー技術が必要とされている。このようなエキシマレーザーによる照射に適した感放射線性樹脂組成物として、酸解離性官能基を有する成分と放射線の照射により酸を発生する成分である酸発生剤とによる化学増幅効果を利用した化学増幅型感放射線性組成物が数多く提案されている。例えば、ノルボルナン環誘導体を有する単量体ユニットを含む特定の構造を有する重合体を樹脂成分とするフォトレジスト用高分子化合物が知られている(特許文献1、特許文献2参照)。また、感度および解像度を向上させるために、酸解離性官能基を有する成分および酸発生剤に、さらに光活性化合物を加えた感放射線性樹脂組成物が開示されている(特許文献3参照)。
しかしながら、半導体分野において、より高い集積度が求められるようになると、レジストである感放射線性樹脂組成物はより優れた感度、解像度が必要とされるようになってきた。また、同時に、より微細化が進むにつれて、膜厚が変わったときのパターン幅変動(以下、「ΔCD」と記す場合がある)を低減する要求、さらにはパターン形状を良好に維持する要求もますます強まってきた。半導体産業の微細化の進歩につれ、このような感度、解像度に優れ、パターンのΔCDが小さくなり、さらにはパターン形状を良好に維持できるような条件を満たす感放射線性樹脂組成物の開発が急務になっている。
特開2002−201232号公報 特開2002−145955号公報 特開2002−363123号公報
本発明は、感度、解像度に優れ、ΔCDが小さくなり、さらにはパターン形状を良好に維持することが可能な化学増幅型レジストである感放射線性樹脂組成物の提供を目的とする。
本発明の感放射線性樹脂組成物は、下記式(1)で表される化合物(A)と、アルカリ水溶液に不溶あるいは難溶であり、酸解離性基を含む繰り返し単位およびラクトン構造を含む繰り返し単位を含み、酸解離性基の解離によりアルカリ可溶性となる樹脂(B)と、感放射線性酸発生剤(C)とを含むことを特徴とする。
Figure 0005267040
式(1)において、Rは水素原子もしくは−Cn2n−COO−C(R13を表し、R1は相互に独立して、炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、または炭素数4〜20の1価の脂環式炭化水素基もしくはその誘導体を表すか、あるいはR1のいずれか2つが相互に結合して形成された炭素数4〜20の2価の脂環式炭化水素基を表し、残りのR1は炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基を表し、Rの少なくとも1つは−Cn2n−COO−C(R13であり、nは0である。
また、樹脂(B)を構成する酸解離性基を含む繰り返し単位が下記式(3)で表されることを特徴とする。
Figure 0005267040
式(3)において、R2は水素原子またはメチル基を表し、R3は、相互に独立して、炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、または炭素数4〜20の1価の脂環式炭化水素基もしくはその誘導体を表すか、あるいはいずれか2つのR3が相互に結合して形成された炭素数4〜20の2価の脂環式炭化水素基を表し、残りのR3は炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基を表す。
本発明の感放射線性樹脂組成物は、上記式(1)で表される化合物(A)と、アルカリ水溶液に不溶あるいは難溶であり、酸解離性基を含む繰り返し単位およびラクトン構造を含む繰り返し単位を含み、酸解離性基の解離によりアルカリ可溶性となる樹脂(B)と、感放射線性酸発生剤(C)とを含むので、感度、解像度に優れるとともに、パターンのΔCDが小さくなり、さらにはパターン形状を良好に維持することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下の実施の形態に対し適宜変更、改良等が加えられたものも本発明の範囲に入ることが理解されるべきである。
[1]化合物(A):
本発明の感放射線性樹脂組成物に配合される化合物(A)は、下記式(1)で表される構造を有する化合物である。この化合物は、Rが水素原子以外の場合には、酸解離性基を含み、この酸解離性基の解離によりアルカリ可溶性となるものである。
Figure 0005267040
式(1)において、Rは水素原子もしくは−Cn2n−COO−C(R13を表し、R1は相互に独立して、炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、または炭素数4〜20の1価の脂環式炭化水素基もしくはその誘導体を表すか、あるいはR1のいずれか2つが相互に結合して形成された炭素数4〜20の2価の脂環式炭化水素基を表し、残りのR1は炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基を表し、Rの少なくとも1つは−Cn2n−COO−C(R13である。nは0〜5の整数であり、好ましくはnが0である。
1で表される炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基の例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、2−メチルプロピル基、1−メチルプロピル基、t−ブチル基等を挙げることができる。なかでも、メチル基またはエチル基が好ましい。
また、−Cn2n−としては、メチレン基、エチレン基、エチリデン基、1,3プロピレン基、1,2プロピレン基、1,1プロピレン基、2,2プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基等が挙げられる。これらの中でもメチレン基、エチレン基、プロピレン基が好ましい。
また、R1で表される炭素数4〜20の1価の脂環式炭化水素基もしくはその誘導体、およびいずれか2つのR1が相互に結合して形成された炭素数4〜20の2価の脂環式炭化水素基の具体例としては、ノルボルナン、トリシクロデカン、テトラシクロドデカン、アダマンタン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン等のシクロアルカン類等に由来する脂環族環からなる基;これらの脂環族環からなる基を、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、2−メチルプロピル基、1−メチルプロピル基、t−ブチル基等の、炭素数1〜4の直鎖状、分岐状、もしくは環状のアルキル基;ヒドロキシル基;カルボキシル基;オキソ基(即ち、=O基);ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基、1−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、1−ヒドロキシブチル基、2−ヒドロキシブチル基、3−ヒドロキシブチル基、4−ヒドロキシブチル基等の炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、2−メチルプロポキシ基、1−メチルプロポキシ基、t−ブトキシ基等の炭素数1〜4のアルコキシル基;シアノ基;シアノメチル基、2−シアノエチル基、3−シアノプロピル基、4−シアノブチル基等の炭素数2〜5のシアノアルキル基の1種以上で置換した基等を挙げることができる。なかでも、ノルボルナン、トリシクロデカン、テトラシクロドデカン、アダマンタン、シクロペンタン、またはシクロヘキサンに由来する脂環族環からなる基や、これらを上記のアルキル基で置換した基が好ましい。
化合物(A)の合成方法は、式(1)におけるnが0の場合、下記式(1a)、式(2a)で表される化合物を用いて合成することができる。
Figure 0005267040
式(2a)において、Rは、式(1)におけるRと同一である。
好ましい合成法としては上記式(1a)で表される化合物とトリエチルアミン、ジメチルアミノピリジンのテトラヒドロフラン溶液を30℃から120℃の温度範囲、好ましくは50℃から90℃の温度に昇温し、攪拌する。その後、上記式(2a)で表される化合物のテトラヒドロフラン溶液を滴下し、50℃から90℃の温度範囲で3時間以上攪拌する。反応終了後、有機溶剤で抽出し、カラムクロマトグラフィーにより単離する方法がある。
他の合成方法として、上記式(2a)に代えて、下記式(2a’)を用いることができる。ここで、Rは、式(1)におけるRと同一であり、Xはフッ素原子以外のハロゲン原子を表す。
Figure 0005267040
式(2a’)を用いる合成方法としては、上記式(1a)で表される化合物とテトラブチルアンモニウムブロマイドのジメチルホルムアミド溶液を30℃から120℃の温度範囲(好ましくは50℃から90℃)に昇温し、炭酸塩(好ましくは炭酸カリウム、炭酸ナトリウム)を加え、攪拌する。その後、上記式(2a’)で表される化合物のジメチルホルムアミド溶液を滴下し、50℃から90℃の温度範囲で3時間以上攪拌する。反応終了後、有機溶剤で抽出し、カラムクロマトグラフィーにより単離する方法がある。
感放射線性樹脂組成物:
本発明の感放射線性樹脂組成物(以下、「樹脂組成物」と記す場合がある)は、波長200nm以下のレーザーを用いたリソグラフィーに用いられ、上記式(1)で表わされる化合物(A)と、酸解離性基とラクトン基を含み、この酸解離性基の解離によりアルカリ可溶性となる樹脂(B)と、感放射線性酸発生剤(C)(以下、「光酸発生剤(C)」と記す場合がある)とを含むものである。
化合物(A)の配合量は、樹脂(B)全量に対して、その0.01質量%から70質量%であることが好ましく、0.05質量%から40質量%であることがさらに好ましく、0.1質量%から20%質量であることが特に好ましい。70質量%をこえると、193nmにおける透過率が大きくなり、矩形のパターン形状が得られなくなるおそれがある。また、0.01質量%未満では、ΔCD低減の効果が得られないおそれがある。
[2]樹脂(B):
本発明の樹脂組成物に使用できる好ましい樹脂(B)は、下記式(3)で表される繰り返し単位を含む共重合体である。この共重合体は、アルカリ水溶液に不溶あるいは難溶であり、酸解離性基を含む繰り返し単位と、ラクトン基を含む繰り返し単位とを含み、上記酸解離性基の解離によりアルカリ可溶性となる。
なお、本明細書において、「アルカリ水溶液に不溶あるいは難溶」とは、樹脂(B)と光酸発生剤(C)を含有する樹脂組成物によって得られるレジスト膜からレジストパターンを形成する際に使用されるアルカリ現像条件下で、上記レジスト膜に代えて樹脂(B)によってのみ得られる被膜を現像した場合、この被膜の初期膜厚の50%以上が現像後に残存する性質を意味する。
Figure 0005267040
式(3)において、R2は水素原子またはメチル基を表し、R3は式(1)におけるR1と同一であり、相互に独立して、炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、または炭素数4〜20の1価の脂環式炭化水素基もしくはその誘導体を表すか、あるいはいずれか2つのR3が相互に結合して形成された炭素数4〜20の2価の脂環式炭化水素基を表す。
式(3)において、「−C(R33」で表される基の具体例としては、下記式(3a)〜(3f)で表される基を挙げることができる。
Figure 0005267040
式(3a)〜(3f)において、R4は、相互に独立して、水素原子もしくは炭素数1〜4の直鎖状または分岐状のアルキル基を表し、mは0または1である。炭素数1〜4の直鎖状または分岐状のアルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、2−メチルプロピル基、1−メチルプロピル基、t−ブチル基等を挙げることができる。なかでも、メチル基またはエチル基が好ましい。
本発明で使用できるラクトン構造を側鎖に有する繰り返し単位としては、下記式(4−1)〜(4−8)で表されるラクトン構造を有する繰り返し単位を例として挙げることができる。
Figure 0005267040
式(4−1)〜(4−8)において、R5は水素原子またはメチル基を表す。
なお、上記樹脂(B)は、これらの繰り返し単位を単独または2種以上を含有していてもよい。
酸性基:
本発明の樹脂組成物を構成する樹脂(B)は「酸性基」を持つ繰返し単位を含んでもよい。「酸性基」は、アルカリ水溶液と親和性を持つ極性官能基であれば特に制限はない。例えば、フェノール性水酸基、カルボキシル基、またはスルホン酸基等が挙げられる。これらの中でも、アルカリ水溶液に対する溶解性を向上させる効果が高いという理由から、フェノール性水酸基、カルボキシル基が好ましい。上記樹脂(B)は、これらのうち1種の酸性基のみを有するものであってもよいし、2種以上の酸性基を有するものであってもよい。
本発明の樹脂組成物を構成する樹脂(B)において、全繰り返し単位に対して、式(3)で表される繰り返し単位は20〜80モル%、ラクトン構造を有する繰り返し単位は20〜60モル%、それぞれ含むことが好ましい。式(3)で表される繰り返し単位が20モル%未満であると解像度不足となる可能性があり、60モル%をこえると基板への接着性が低下する傾向にある。
なお、本発明の樹脂組成物に使用される樹脂(B)は、ハロゲン、金属等の不純物が少なく、残留単量体やオリゴマー成分が既定値以下、例えば、HPLCで0.1質量%であることが好ましい。不純物などを少なくすることにより、レジストとしての感度、解像度、プロセス安定性、パターン形状等をさらに改善できることに加えて、液中異物や感度等の経時変化が少ないレジストを形成することができる。
上記樹脂(B)の精製法としては、例えば、以下の方法などを挙げることができる。まず、上述した金属等の不純物を除去するための方法としては、ゼータ電位フィルターを用いて樹脂溶液中の金属を吸着させる方法がある。また、しゅう酸やスルホン酸等の酸性水溶液で樹脂溶液を洗浄することにより金属をキレート状態にして除去する方法がある。
上述した残留単量体やオリゴマー成分を規定値以下に除去するための方法としては、水洗や適切な溶剤を組み合わせることにより残留単量体やオリゴマー成分を除去する液々抽出法、特定の分子量以下のもののみを抽出除去する限外ろ過等の溶液状態での精製方法、樹脂溶液を貧溶媒へ滴下することで樹脂を貧溶媒中に凝固させることにより残留単量体等を除去する再沈澱法、ろ別した樹脂スラリーを貧溶媒で洗浄する等の固体状態での精製方法がある。なお、これらの方法を組み合わせることもできる。また、上記再沈澱法に用いられる貧溶媒は、精製する樹脂の物性等により適宜選定することができる。
上記樹脂(B)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)によるポリスチレン換算質量平均分子量(以下、「Mw」という)は、1,000〜300,000であることが好ましく、2,000〜100,000であることがさらに好ましく、3,000〜50,000であることが特に好ましい。樹脂(B)のMwが、1,000未満であると、レジストとしての耐熱性が低下するおそれがある。一方、300,000をこえると、レジストとしての現像性が低下するおそれがある。
また、上記樹脂(B)のMwとゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)によるポリスチレン換算数平均分子量(以下、「Mn」という)との比(Mw/Mn)は、1〜5であることが好ましく、1〜3であることがさらに好ましい。
なお、樹脂(B)は、単独で、または2種以上を混合して使用することができる。
[3−1]光酸発生剤(C):
本発明の感放射線性樹脂組成物に使用できる光酸発生剤としては、下記式(5)で表される構造を有する、露光により分解される酸発生剤が好ましい。
Figure 0005267040
式(5)において、R8は、水素原子、フッ素原子、水酸基、炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルコキシル基、または炭素数2〜11の直鎖状もしくは分岐状のアルコキシカルボニル基を表す。また、R6は、炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基またはアルコキシル基、あるいは炭素数1〜10の直鎖状、分岐状、または環状のアルカンスルホニル基を表す。
また、R7は、相互に独立して、炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、置換されていてもよいフェニル基、または置換されていてもよいナフチル基であるか、あるいは2つのR7が互いに結合して炭素数2〜10の2価の基を形成していてもよい。なお、形成される2価の基は置換されていてもよい。kは0〜2の整数であり、Xは、式:R9n2nSO3 (式中、R9は、フッ素原子または置換されていてもよい炭素数1〜12の炭化水素基を表し、nは1〜10の整数である)で表されるアニオンを表し、qは0〜10の整数である。
式(5)において、2つのR7が互いに結合して形成される炭素数2〜10の2価の基は、上記式(5)中の硫黄原子とともに5員環または6員環、好ましくは5員環(即ち、テトラヒドロチオフェン環)を形成する基が望ましい。
また、上記2価の基に対する置換基としては、例えば、上記フェニル基およびアルキル置換フェニル基に対する置換基として例示したヒドロキシル基、カルボキシル基、シアノ基、ニトロ基、アルコキシル基、アルコキアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルオキシ基等を挙げることができる。なお、上記式(5)におけるR7としては、メチル基、エチル基、フェニル基、4−メトキシフェニル基、1−ナフチル基、2つのR7が互いに結合して硫黄原子とともにテトラヒドロチオフェン環構造を形成する2価の基等が好ましい。
式(5)におけるカチオン部位としては、トリフェニルスルホニウムカチオン、トリ−1−ナフチルスルホニウムカチオン、トリ−tert−ブチルフェニルスルホニウムカチオン、4−フルオロフェニル−ジフェニルスルホニウムカチオン、ジ−4−フルオロフェニル−フェニルスルホニウムカチオン、トリ−4−フルオロフェニルスルホニウムカチオン、4−シクロヘキシルフェニル−ジフェニルスルホニウムカチオン、4−メタンスルホニルフェニル−ジフェニルスルホニウムカチオン、4−シクロヘキサンスルホニル−ジフェニルスルホニウムカチオン、1−ナフチルジメチルスルホニウムカチオン、1−ナフチルジエチルスルホニウムカチオン、1−(4−ヒドロキシナフチル)ジメチルスルホニウムカチオン、1−(4−メチルナフチル)ジメチルスルホニウムカチオン、1−(4−メチルナフチル)ジエチルスルホニウムカチオン、1−(4−シアノナフチル)ジメチルスルホニウムカチオン、1−(4−シアノナフチル)ジエチルスルホニウムカチオン、1−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)テトラヒドロチオフェニウムカチオン、1−(4−メトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウムカチオン、1−(4−エトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウムカチオン、1−(4−n−プロポキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウムカチオン、1−(4−n−ブトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウムカチオン、2−(7−メトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウムカチオン、2−(7−エトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウムカチオン、2−(7−n−プロポキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウムカチオン、2−(7−n−ブトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウムカチオン等を挙げることができる。
式(5)において、Xで表されるアニオン(式:R9n2nSO3 )中の「Cn2n 」基は、炭素数nのパーフルオロアルキレン基であるが、このパーフルオロアルキレン基は、直鎖状であっても分岐状であってもよい。なお、nは1、2、4、または8であることが好ましい。R9で表される置換されていてもよい炭素数1〜12の炭化水素基としては、炭素数1〜12のアルキル基、シクロアルキル基、有橋脂環式炭化水素基が好ましい。
式(5)における好ましいアニオン部位としては、トリフルオロメタンスルホネートアニオン、ノナフルオロ−n−ブタンスルホネートアニオン、パーフルオロ−n−オクタンスルホネートアニオン、2−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホネートアニオン、2−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル−1,1−ジフルオロエタンスルホネートアニオン等を挙げることができる。
上記の酸発生剤は、単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
[3−2]その他の酸発生剤:
上記の酸発生剤以外の「その他の酸発生剤」を用いることも可能である。「その他の酸発生剤」の具体例としては、オニウム塩化合物、ハロゲン含有化合物、ジアゾケトン化合物、スルホン化合物、スルホン酸化合物等を挙げることができる。
「その他の酸発生剤」のうち好ましいものとしては、ジフェニルヨードニウムトリフルオロメタンスルホネート、ジフェニルヨードニウムノナフルオロ−n−ブタンスルホネート、ジフェニルヨードニウムパーフルオロ−n−オクタンスルホネート、ジフェニルヨードニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムトリフルオロメタンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムノナフルオロ−n−ブタンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムパーフルオロ−n−オクタンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホネート、シクロヘキシル・2−オキソシクロヘキシル・メチルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、ジシクロヘキシル・2−オキソシクロヘキシルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、2−オキソシクロヘキシルジメチルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、トリフルオロメタンスルホニルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボジイミド、ノナフルオロ−n−ブタンスルホニルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボジイミド、パーフルオロ−n−オクタンスルホニルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボジイミド、2−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホニルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボジイミド、N−(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(ノナフルオロ−n−ブタンスルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(パーフルオロ−n−オクタンスルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(2−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホニルオキシ)スクシンイミド、1,8−ナフタレンジカルボン酸イミドトリフルオロメタンスルホネート等を挙げることができる。これらの「その他の酸発生剤」は、単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
上記式(5)で表される構造を有する酸発生剤と、「その他の酸発生剤」を併用することも好ましい。「その他の酸発生剤」を併用する場合、「その他の酸発生剤」の使用割合は、上記式(5)で表される構造を有する酸発生剤と「その他の酸発生剤」の合計に対して、通常80質量%以下、好ましくは60質量%以下である。
上記光酸発生剤(C)の配合量は、レジストとしての感度および現像性を確保する観点から、樹脂(B)100質量部に対して、0.1〜30質量部であることが好ましく、0.1〜20質量部であることがさらに好ましい。上記光酸発生剤(C)の配合量が、0.1質量部未満であると、感度および現像性が低下するおそれがある。一方、30質量部をこえると、放射線に対する透明性が低下して、矩形のレジストパターンを得られ難くなるおそれがある。
[4]その他の成分:
本発明の樹脂組成物には、必要に応じて、酸拡散制御剤、酸解離性基を有する脂環族添加剤(ただし上記式(1)の化合物を除く)、酸解離性基を有しない脂環族添加剤、界面活性剤、増感剤等の各種の添加剤を配合することができる。
[4−1]酸拡散制御剤:
本発明の樹脂組成物には、酸拡散制御剤が含有されていることが好ましい。酸拡散制御剤は、露光により酸発生剤から生じる酸のレジスト層中における拡散現象を制御し、非露光領域における好ましくない化学反応を抑制する作用を有する成分である。このような酸拡散制御剤を配合することにより、レジスト剤の貯蔵安定性が向上し、レジストの解像度がさらに向上するとともに、露光から露光後の加熱処理までの引き置き時間(PED)の変動によるレジストパターンの線幅変化を抑えることができ、プロセス安定性に極めて優れた組成物とすることができる。酸拡散制御剤としては、含窒素有機化合物を用いることが好ましい。
含窒素有機化合物
含窒素有機化合物としては、例えば、下記式(6)で表される化合物(以下、「含窒素化合物(I)」ともいう)、同一分子内に2つの窒素原子を有する化合物(以下、「含窒素化合物(II)」ともいう)、同一分子内に3つ以上の窒素原子を有するポリアミノ化合物およびその重合体(以下、まとめて「含窒素化合物(III)」ともいう)、アミド基含有化合物、ウレア化合物、含窒素複素環化合物等を挙げることができる。
Figure 0005267040
式(6)において、R10は、相互に独立して、水素原子、置換もしくは非置換の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基、置換もしくは非置換のアリール基、または置換もしくは非置換のアラルキル基を表す。
含窒素化合物(I)としては、例えば、n−ヘキシルアミン、n−ヘプチルアミン、n−オクチルアミン、n−ノニルアミン、n−デシルアミン、シクロヘキシルアミン等のモノ(シクロ)アルキルアミン類;ジ−n−ブチルアミン、ジ−n−ペンチルアミン、ジ−n−ヘキシルアミン、ジ−n−ヘプチルアミン、ジ−n−オクチルアミン、ジ−n−ノニルアミン、ジ−n−デシルアミン、シクロヘキシルメチルアミン、ジシクロヘキシルアミン等のジ(シクロ)アルキルアミン類;トリエチルアミン、トリ−n−プロピルアミン、トリ−n−ブチルアミン、トリ−n−ペンチルアミン、トリ−n−ヘキシルアミン、トリ−n−ヘプチルアミン、トリ−n−オクチルアミン、トリ−n−ノニルアミン、トリ−n−デシルアミン、シクロヘキシルジメチルアミン、メチルジシクロヘキシルアミン、トリシクロヘキシルアミン等のトリ(シクロ)アルキルアミン類;2,2',2''−ニトロトリエタノール等の置換アルキルアミン;アニリン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、2−メチルアニリン、3−メチルアニリン、4−メチルアニリン、4−ニトロアニリン、ジフェニルアミン、トリフェニルアミン、ナフチルアミン、2,4,6−トリ−tert−ブチル−N−メチルアニリン、N−フェニルジエタノールアミン、2,6−ジイソプロピルアニリン等の芳香族アミン類が好ましい。
含窒素化合物(II)としては、例えば、エチレンジアミン、N,N,N',N'−テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、4,4'−ジアミノジフェニルメタン、4,4'−ジアミノジフェニルエーテル、4,4'−ジアミノベンゾフェノン、4,4'−ジアミノジフェニルアミン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)プロパン、2−(3−アミノフェニル)−2−(4−アミノフェニル)プロパン、2−(4−アミノフェニル)−2−(3−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(4−アミノフェニル)−2−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,4−ビス〔1−(4−アミノフェニル)−1−メチルエチル〕ベンゼン、1,3−ビス〔1−(4−アミノフェニル)−1−メチルエチル〕ベンゼン、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、ビス(2−ジエチルアミノエチル)エーテル、1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリジノン、2−キノキサリノール、N,N,N',N'−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、N,N,N',N'',N''−ペンタメチルジエチレントリアミン等が好ましい。
含窒素化合物(III)としては、例えば、ポリエチレンイミン、ポリアリルアミン、2−ジメチルアミノエチルアクリルアミドの重合体等が好ましい。
アミド基含有化合物としては、例えば、N−t−ブトキシカルボニルジ−n−オクチルアミン、N−t−ブトキシカルボニルジ−n−ノニルアミン、N−t−ブトキシカルボニルジ−n−デシルアミン、N−t−ブトキシカルボニルジシクロヘキシルアミン、N−t−ブトキシカルボニル−1−アダマンチルアミン、N−t−ブトキシカルボニル−2−アダマンチルアミン、N−t−ブトキシカルボニル−N−メチル−1−アダマンチルアミン、(S)−(−)−1−(t−ブトキシカルボニル)−2−ピロリジンメタノール、(R)−(+)−1−(t−ブトキシカルボニル)−2−ピロリジンメタノール、N−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン、N−t−ブトキシカルボニルピロリジン、N−t−ブトキシカルボニルピペラジン、N,N−ジ−t−ブトキシカルボニル−1−アダマンチルアミン、N,N−ジ−t−ブトキシカルボニル−N−メチル−1−アダマンチルアミン、N−t−ブトキシカルボニル−4,4'−ジアミノジフェニルメタン、N,N'−ジ−t−ブトキシカルボニルヘキサメチレンジアミン、N,N,N'N'−テトラ−t−ブトキシカルボニルヘキサメチレンジアミン、N,N'−ジ−t−ブトキシカルボニル−1,7−ジアミノヘプタン、N,N'−ジ−t−ブトキシカルボニル−1,8−ジアミノオクタン、N,N'−ジ−t−ブトキシカルボニル−1,9−ジアミノノナン、N,N'−ジ−t−ブトキシカルボニル−1,10−ジアミノデカン、N,N'−ジ−t−ブトキシカルボニル−1,12−ジアミノドデカン、N,N'−ジ−t−ブトキシカルボニル−4,4'−ジアミノジフェニルメタン、N−t−ブトキシカルボニルベンズイミダゾール、N−t−ブトキシカルボニル−2−メチルベンズイミダゾール、N−t−ブトキシカルボニル−2−フェニルベンズイミダゾール、N−t−ブトキシカルボニルピロリジン等のN−t−ブトキシカルボニル基含有アミノ化合物の他、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、プロピオンアミド、ベンズアミド、ピロリドン、N−メチルピロリドン、N−アセチル−1−アダマンチルアミン、イソシアヌル酸トリス(2−ヒドロキシエチル)等が好ましい。
ウレア化合物としては、例えば、尿素、メチルウレア、1,1−ジメチルウレア、1,3−ジメチルウレア、1,1,3,3−テトラメチルウレア、1,3−ジフェニルウレア、トリ−n−ブチルチオウレア等が好ましい。含窒素複素環化合物としては、例えば、イミダゾール、4−メチルイミダゾール、4−メチル−2−フェニルイミダゾール、ベンズイミダゾール、2−フェニルベンズイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチル−1H−イミダゾール等のイミダゾール類;ピリジン、2−メチルピリジン、4−メチルピリジン、2−エチルピリジン、4−エチルピリジン、2−フェニルピリジン、4−フェニルピリジン、2−メチル−4−フェニルピリジン、ニコチン、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、キノリン、4−ヒドロキシキノリン、8−オキシキノリン、アクリジン、2,2':6',2"−ターピリジン等のピリジン類;ピペラジン、1−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン等のピペラジン類のほか、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、キノザリン、プリン、ピロリジン、ピペリジン、ピペリジンエタノール、3−ピペリジノ−1,2−プロパンジオール、モルホリン、4−メチルモルホリン、1−(4−モルホリニル)エタノール、4−アセチルモルホリン、3−(N−モルホリノ)−1,2−プロパンジオール、1,4−ジメチルピペラジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン等が好ましい。
酸拡散制御剤の配合量は、樹脂(B)100質量部に対して、15質量部以下であることが好ましく、10質量部以下であることがさらに好ましく、5質量部以下であることが特に好ましい。酸拡散制御剤の配合量が、15質量部をこえると、レジストとしての感度および放射線照射部の現像性が低下するおそれがある。なお、酸拡散制御剤の配合量が、0.001質量部未満であると、プロセス条件によってはレジストとしてのパターン形状や寸法忠実度が低下するおそれがある。
上記酸解離性基を有する脂環族添加剤、または酸解離性基を有しない脂環族添加剤は、ドライエッチング耐性、パターン形状、基板との接着性等をさらに改善する作用を示す成分である。
上記脂環族添加剤としては、例えば、1−アダマンタンカルボン酸t−ブチル、1−アダマンタンカルボン酸t−ブトキシカルボニルメチル、1−アダマンタンカルボン酸αブチロラクトンエステル、1,3−アダマンタンジカルボン酸ジ−t−ブチル、1−アダマンタン酢酸t−ブチル、1−アダマンタン酢酸t−ブトキシカルボニルメチル、1,3−アダマンタンジ酢酸ジ−t−ブチル、2,5−ジメチル−2,5−ジ(アダマンチルカルボニルオキシ)ヘキサン等のアダマンタン誘導体類;
デオキシコール酸t−ブチル、デオキシコール酸t−ブトキシカルボニルメチル、デオキシコール酸2−エトキシエチル、デオキシコール酸2−シクロヘキシルオキシエチル、デオキシコール酸3−オキソシクロヘキシル、デオキシコール酸テトラヒドロピラニル、デオキシコール酸メバロノラクトンエステル等のデオキシコール酸エステル類;リトコール酸t−ブチル、リトコール酸t−ブトキシカルボニルメチル、リトコール酸2−エトキシエチル、リトコール酸2−シクロヘキシルオキシエチル、リトコール酸3−オキソシクロヘキシル、リトコール酸テトラヒドロピラニル、リトコール酸メバロノラクトンエステル等のリトコール酸エステル類;アジピン酸ジメチル、アジピン酸ジエチル、アジピン酸ジプロピル、アジピン酸ジn−ブチル、アジピン酸ジt−ブチル等のアルキルカルボン酸エステル類等が挙げられる。なお、上記脂環族添加剤は、単独で、または2種以上を混合して使用することができる。
上記界面活性剤は、塗布性、ストリエーション、現像性等を改良する作用を示す成分である。上記界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンn−オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンn−ノニルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート等のノニオン系界面活性剤のほか、以下全て商品名で、KP341(信越化学工業社製)、ポリフローNo.75,同No.95(共栄社化学社製)、エフトップEF301,同EF303,同EF352(トーケムプロダクツ社製)、メガファックスF171,同F173(大日本インキ化学工業社製)、フロラードFC430,同FC431(住友スリーエム社製)、アサヒガードAG710,サーフロンS−382,同SC−101,同SC−102,同SC−103,同SC−104,同SC−105,同SC−106(旭硝子社製)等が挙げられる。なお、上記界面活性剤は、単独で、または2種以上を混合して使用することができる。
界面活性剤の配合量は、樹脂(B)100質量部に対して、2質量部以下であることが好ましい。
上記増感剤は、放射線のエネルギーを吸収して、そのエネルギーを光酸発生剤に伝達し、それにより酸の生成量を増加する作用を示し、樹脂組成物のみかけの感度を向上させる効果を有するものである。
増感剤としては、例えば、カルバゾール類、ベンゾフェノン類、ローズベンガル類、アントラセン類、フェノール類等を挙げることができる。なお、上記増感剤は、単独で、または2種以上を混合して使用することができる。増感剤の配合量は、樹脂(A)100質量部に対して、50質量部以下であることが好ましい。
さらに、上記以外の添加剤としては、ハレーション防止剤、接着助剤、保存安定化剤、消泡剤等を挙げることができる。
感放射線性樹脂組成物の調製:
本発明の樹脂組成物は、例えば、上述の化合物(A)、樹脂(B)、光酸発生剤(C)や酸拡散制御剤などのその他の成分などを、樹脂組成物全体に対して、全固形分濃度が3〜50質量%となるように、溶剤に溶解した後、孔径200nm程度のフィルターでろ過することにより組成物溶液として調製することができる。なお、上記全固形分濃度は、5〜25質量%であることがさらに好ましい。
上記組成物溶液の調製に使用する溶剤としては、例えば、2−ペンタノン、2−ヘキサノン、2−ヘプタノン、2−オクタノン等の直鎖状もしくは分岐状のケトン類;シクロペンタノン、シクロヘキサノン等の環状のケトン類;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のプロピレン、グリコールモノアルキルエーテルアセテート類;2−ヒドロキシプロピオン酸メチル、2−ヒドロキシプロピオン酸エチル等の2−ヒドロキシプロピオン酸アルキル類;3−メトキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル等の3−アルコキシプロピオン酸アルキル類のほか、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、酢酸n−ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、N−メチルピロリドン、γ−ブチロラクトン等を挙げることができる。なお、上記溶剤は、単独で、または2種以上を混合して使用することができる。
これらの中でも、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、2−ヘプタノン、シクロヘキサノン、γ−ブチロラクトン、2−ヒドロキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸エチルから選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましい。ただし、シクロヘキサノンは溶解性の点からは、有効な溶剤であるが、毒性を有する点においてできるだけ使用を避けることが好ましい。
レジストパターン形成方法:
本発明の感放射線性樹脂組成物を用いるレジストパターン形成方法は、上述した感放射線性樹脂組成物を用いて、基板上にレジスト膜を形成し、形成したレジスト膜に対して、所望のレジストパターンを備えるマスクを介して露光を行ない、露光されたレジスト膜をアルカリ現像することによりレジストパターンを得るものである。
(1)レジスト膜の形成:
上記組成物溶液を、回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の適宜の塗布手段によって、例えば、イオン注入すべき固体上、またはイオン注入すべき薄膜を形成した基板上、または反射防止膜を形成した基盤上に塗布し、乾燥することによってレジスト膜を形成する。なお、上記基板としては、シリコンウエハ、酸化シリコン薄膜で被覆されたウエハ、またはアルミニウムで被覆されたウエハ等を挙げることができる。
上記レジスト膜は、その膜厚が、1000nm以下であることが好ましく、100nm〜1000nmであることがさらに好ましく、100nm〜500nmであることが特に好ましく、100nm〜300nmであることが最も好ましい。膜厚が、1000nmをこえると、パターンが解像できなくなるおそれがある。
(2)露光:
その後、必要によって加熱処理(以下、「PB」という)を行なった後、所定のレジストパターンを形成するように上記レジスト膜に露光をする。なお、その際に使用される放射線としては、例えば、紫外線、KrFエキシマレーザー(波長248nm)、ArFエキシマレーザー(波長193nm)、F2エキシマレーザー(波長157nm)、EUV(極紫外線、波長13nm等)等の遠紫外線、電子線等の荷電粒子線、シンクロトロン放射線等のX線等を適宜選択して使用できるが、これらのうち200nm以下のArFエキシマレーザー(波長193nm)、F2エキシマレーザー(波長157nm)が好ましい。また、照射量等の照射条件は、感放射線性樹脂組成物の配合組成、各添加剤の種類等に応じて、適宜選定される。
また、露光後に加熱処理(以下、「PEB」という)を行なうことが好ましい。このPEBにより、樹脂(B)中の酸解離性基の解離反応を円滑に進行させることができる。PEBの加熱条件は、樹脂組成物の配合組成によって変わるが、30〜200℃であることが好ましく、50〜170℃であることがさらに好ましく、70〜150℃であることが特に好ましい。
なお、本発明の樹脂組成物は、反射防止膜を形成しない場合でも、上述した本発明の効果を奏するものであるが、反射防止膜を形成しておくこともできる。このような反射防止膜は、樹脂組成物の潜在能力を最大限に引き出すことができるため、例えば、特公平6−12452号公報等に開示されているように、使用される基板上に有機系または無機系のものを用いることができる。また、上記反射防止膜以外にも、環境雰囲気中に含まれる塩基性不純物等の影響を防止するため、例えば、特開平5−188598号公報等に開示されている保護膜をレジスト膜上に設けることもできる。そして、これらの技術(反射防止膜と保護膜)を併用することもできる。
(3)アルカリ現像:
次いで、照射されたレジスト膜をアルカリ現像液を用いて現像することにより、所定のレジストパターンを形成する。アルカリ現像液としては、例えば、テトラメチルアンモニウムヒドロキシドを溶解したアルカリ性水溶液が好ましい。
アルカリ性水溶液の濃度は、10質量%以下であることが好ましい。アルカリ性水溶液の濃度が、10質量%をこえると、非照射部も現像液に溶解するおそれがある。また、上記アルカリ性水溶液には、界面活性剤等を適量添加することもできる。なお、アルカリ現像液で現像した後、水で洗浄して乾燥することが一般的である。
本発明の樹脂組成物は特にインプランテーション等に用いられる高反射基板上でも好適に用いることができる材料であるが、本発明は高反射基板上に限られるものではない。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、実施例、比較例中の「部」および「%」は、特に断らない限り質量基準である。
合成例1:化合物(A−1)の合成
滴下漏斗付き3口フラスコに下記化合物(M−1)25.44g(60mmol)、トリエチルアミン30.6g(302.4mmol)、ジメチルアミノピリジン2.64g(21.6mmol)、テトラヒドロフラン(以下、THFという)100mlを加え攪拌した。その後、化合物(M−2)47.14g(216mmol)のTHF溶液(40ml)を滴下し、70℃に昇温し、6時間還流した。反応終了後、反応溶液を室温になるまで放置した。冷却後、水(200ml)を投入し酢酸エチルで抽出後、減圧にて濃縮し、カラムクロマトグラフィー(展開溶媒(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)により単離し、12時間減圧乾燥後、白色固体を得た(20.16g、収率46%)。この白色固体を下記化合物(A−1)とした。また H−NMR分析の結果は、次のとおりである。
H−NMR分析(化学シフトδ(ppm)):
H−NMR σppm(DMSO):1.37(3H、s)、1.47(27H、s)、1.61(6H、s)、6.93〜6.99(2H、d)、7.05〜7.09(10H、d)、7.12〜7.14(2H、d)、7.21〜7.23(2H、d)
Figure 0005267040
以下に示す各合成例における分子量(Mw、Mn)およびMw/Mnの測定方法は、下記の要領で行なった。
[分子量(Mw、Mn)測定方法]:
樹脂の分子量(Mw、Mn)測定には、東ソー社製高速GPC装置(型式「HLC−8120」)に東ソー社製のGPCカラム(商品名「G2000HXL」;2本、「G3000HXL」;1本、「G4000HXL」;1本)を用い、流量1.0 ml/分、溶出溶媒テトラヒドロフラン、カラム温度40℃の分析条件で、単分散ポリスチレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)により測定した。
合成例2:樹脂(B−1)の合成
下記化合物(M−3)35.41g(15モル%)、化合物(M−4)21.40g(35モル%)、化合物(M−5)43.18g(50モル%)を2−ブタノン200gに溶解し、さらにジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)3.99gを投入して単量体溶液を準備した。一方、予め100gの2−ブタノンを投入しておいた1000mlの三口フラスコを30分間窒素でパージした。窒素パージの後、反応釜(上記三口フラスコ)を攪拌しながら80℃に加熱し、事前に準備した上記単量体溶液を滴下漏斗を用いて上記反応釜に3時間かけて滴下した。滴下開始を重合開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合終了後、重合溶液は水冷することにより30℃以下に冷却した。冷却後、2000gのメタノールに投入して析出した白色粉末をろ別した。ろ別された白色粉末を400gのメタノールにてスラリー状で2回洗浄した後、ろ別し、50℃にて17時間乾燥した。乾燥後、白色粉末を得た(81g、収率81%)。この白色粉末を樹脂(B−1)とした。
Figure 0005267040
この樹脂(B−1)は、Mwが6400、Mw/Mn=1.72であった。
合成例3:樹脂(B−2)の合成
下記化合物(M−3)35.76g(40モル%)、化合物(M−6)9.72g(10モル%)、化合物(M−5)54.51g(50モル%)を2−ブタノン200gに溶解し、さらにジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)4.03gを投入して単量体溶液を準備した。一方、予め100gの2−ブタノンを投入しておいた1000mlの三口フラスコを30分間窒素でパージした。窒素パージの後、反応釜(上記三口フラスコ)を攪拌しながら80℃に加熱し、事前に準備した上記単量体溶液を滴下漏斗を用いて上記反応釜に3時間かけて滴下した。滴下開始を重合開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合終了後、重合溶液は水冷することにより30℃以下に冷却した。冷却後、2000gのメタノールに投入して析出した白色粉末をろ別した。ろ別された白色粉末を400gのメタノールにてスラリー状で2回洗浄した後、ろ別し、50℃にて17時間乾燥した。乾燥後、白色粉末を得た(78g、収率78%)。この白色粉末を樹脂(B−2)とした。
Figure 0005267040
この樹脂(B−2)は、Mwが6100、Mw/Mn=1.68であった。
なお、表1には合成例2〜3に用いた化合物(単量体)およびその配合処方(モル%)を、また表2には以下の実施例および比較例における各感放射線性樹脂組成物の組成をそれぞれ示す。
Figure 0005267040
Figure 0005267040
実施例1
感放射線性樹脂組成物の調製:
表2に示すように、化合物(A−1)6.7部、上記樹脂(B−1)100部、光酸発生剤(C)としてトリフェニルスルホニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル−1,1−ジフルオロエタンスルホネート(表2中、「C−1」と示す)5部、トリフェニルスルホニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホネート(表2中、「C−2」と示す)0.5部、1−(4−n−ブトキシナフタレン−1−イル)テトラヒドロチオフェニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホネート(表2中、「C−3」と示す)1部、酸拡散制御剤としてN−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン(表2中、「D−1」と示す)20部、および溶剤としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(表2中、「E−1」と示す)750部とシクロヘキサノン(表2中、「E−2」と示す)320部を混合して均一溶液とした後、孔径200nmのメンブランフィルターでろ過して、感放射線性樹脂組成物溶液(組成物溶液)を調製した。この感放射線性樹脂組成物溶液を用いて各評価を行なった。評価結果を表3に示す。
[感度]:
本評価を行なうために、レジストパターンを備えたシリコン基板を以下のようにして作製した。まず、シリコンウエハ表面にヘキサメチルジシラザンを150℃で60秒間曝し、表面処理を施した。このシリコンウエハ上に、レジスト膜の膜厚が220nmとなるように上記感放射線性樹脂組成物溶液をスピンコートにより塗布した。その後、ホットプレートにて、100℃、60秒の条件でPBを行なうことにより上記ウエハにレジスト膜を形成した。なお、このレジスト膜の膜厚は、WOOLLAM社製の分光エリプソメーター「VUV−VASE:VU−303」を用いて測定した。次に、上記膜厚220nmのレジスト膜に、ニコン社製のArFエキシマレーザー露光装置(開口数0.60)を用い、マスクパターンを介して露光した。露光後、115℃、60秒でPEBを行なった後、2.38質量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液によって25℃で60秒間現像した。その後、水洗、乾燥して、ポジ型のレジストパターンを備えたシリコン基板(ウエハ)を得た。
得られたシリコン基板について、線幅110nmのライン・アンド・スペースパターン(1L1S)を、日立社製の「測長SEM:S9260」にてレジストパターン上部から観察し、1対1の線幅に形成する露光量(J/m2)を測定した。このときの露光量(最適露光量)(J/m2)を「感度」とした。
[解像度]:
上記感度評価における最適露光量(J/m2)で解像される最小のライン・アンド・スペースパターンの寸法(nm)を解像度とした。
[パターン形状]:
上記感度評価におけるレジストパターンのパターン断面を、日立社製の「断面観察SEM:S4800」にて観察した。図1に示すように、基板1上に形成されたパターン2の上部の線幅をL1、下部の線幅をL2としたとき、(L1−L2)/L1が−0.15〜+0.15の範囲になる場合を「○」(良好)、(L1−L2)/L1が−0.15より小さい場合、または+0.15より大きい場合を「×」(不良)として評価した。
[パターン幅変動]:
上述の「感度」と同様にして得られたウエハにおける膜厚180〜240nmの範囲で6nm毎の各膜厚において、膜厚220nmにおける最適露光量(J/m2)を照射して解像した際の115nm1L/1Sパターンを観測し、観測されたパターン線幅の最大値と最小値の差が60nm以下の場合を「○」、60nmをこえる場合を「×」として評価した。
[消衰係数]:
上記感放射線性樹脂組成物溶液を基板上にスピンコートにより塗布し、ホットプレートにて、100℃、60秒でPBを行ない、膜厚200nmのレジスト膜を得た。得られたレジスト膜について、WOOLLAM社製の分光エリプソメーター「VUV−VASE:VU−303」を用いて、波長193nmの露光光の消衰係数kを測定した。
実施例2〜実施例4および比較例1
各実施例および比較例について、それぞれを表2に示す配合にした他は、実施例1と同様にして感放射線性樹脂組成物溶液を調製した後、上記各評価を行なった。評価結果を表3に示す。
Figure 0005267040
なお、表2に示す、感放射線性樹脂組成物溶液の調製に用いた上述の化合物(A)、樹脂(B)以外の各成分を以下に示す。
光酸発生剤(C)
(C−1):トリフェニルスルホニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル−1,1−ジフルオロエタンスルホネート
(C−2):トリフェニルスルホニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホネート
(C−3):1−(4−n−ブトキシナフタレン−1−イル)テトラヒドロチオフェニウム2−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル−1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホネート
酸拡散制御剤
(D−1):N−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン
溶剤
(E−1):プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
(E−2):シクロヘキサノン
表3から明らかなように、実施例1〜4の感放射線性樹脂組成物は、比較例1の感放射線性樹脂組成物に比べて、基板上に反射防止膜が形成されている場合もしくは形成されていない場合にかかわらず、良好な感度および解像度を有し、良好なパターンの形状、およびパターン変動幅の小さいレジスト膜を形成することが可能であることが確認できた。
本発明の感放射線性樹脂組成物は、リソグラフィーにおけるレジスト膜を形成するための塗工液として特に好適に使用することができる。
ライン・アンド・スペースパターンの形状を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 基板
2 パターン
L1 パターンの上部での線幅
L2 パターンの下部での線幅

Claims (2)

  1. 下記式(1)で表される化合物(A)と、アルカリ水溶液に不溶あるいは難溶であり、酸解離性基を含む繰り返し単位およびラクトン構造を含む繰り返し単位を含み、酸解離性基の解離によりアルカリ可溶性となる樹脂(B)と、感放射線性酸発生剤(C)とを含むことを特徴とする感放射線性樹脂組成物。
    Figure 0005267040
    (式(1)において、Rは水素原子もしくは−Cn2n−COO−C(R13を表し、R1は相互に独立して、炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、または炭素数4〜20の1価の脂環式炭化水素基もしくはその誘導体を表すか、あるいはR1のいずれか2つが相互に結合して形成された炭素数4〜20の2価の脂環式炭化水素基を表し、残りのR1は炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基を表し、Rの少なくとも1つは−Cn2n−COO−C(R13であり、nは0である。)
  2. 前記酸解離性基を含む繰り返し単位が下記式(3)で表されることを特徴とする請求項1記載の感放射線性樹脂組成物。
    Figure 0005267040
    (式(3)において、R2は水素原子またはメチル基を表し、R3は、相互に独立して、炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、または炭素数4〜20の1価の脂環式炭化水素基もしくはその誘導体を表すか、あるいはいずれか2つのR3が相互に結合して形成された炭素数4〜20の2価の脂環式炭化水素基を表し、残りのR3は炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基を表す。)
JP2008271729A 2007-10-23 2008-10-22 感放射線性樹脂組成物 Active JP5267040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271729A JP5267040B2 (ja) 2007-10-23 2008-10-22 感放射線性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007275082 2007-10-23
JP2007275082 2007-10-23
JP2008271729A JP5267040B2 (ja) 2007-10-23 2008-10-22 感放射線性樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009122665A JP2009122665A (ja) 2009-06-04
JP5267040B2 true JP5267040B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=40814817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008271729A Active JP5267040B2 (ja) 2007-10-23 2008-10-22 感放射線性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5267040B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200121309A (ko) * 2018-02-16 2020-10-23 제이엔씨 주식회사 중합성 화합물, 중합성 조성물, 중합체 및 포토레지스트용 조성물

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3968509B2 (ja) * 2002-04-30 2007-08-29 Jsr株式会社 感放射線性樹脂組成物
JP2004210744A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Jsr Corp 芳香族エステル誘導体および感放射線性樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009122665A (ja) 2009-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5737174B2 (ja) 重合体及び感放射線性組成物
JP4710762B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP5713004B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP5434906B2 (ja) 感放射線性組成物及び重合体並びに単量体
JP5660037B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3952946B2 (ja) (メタ)アクリル系重合体および感放射線性樹脂組成物
JP5163345B2 (ja) アクリル系共重合体および感放射線性樹脂組成物
WO2010123101A1 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP4655886B2 (ja) ポジ型感放射線性樹脂組成物
JP5092986B2 (ja) 重合体及び感放射線性組成物並びに単量体
JP5304648B2 (ja) 感放射線性組成物及び化合物
JP3975790B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2005023234A (ja) アクリル系重合体および感放射線性樹脂組成物
JP2004300403A (ja) (メタ)アクリル系重合体および感放射線性樹脂組成物
JP5267040B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP4765625B2 (ja) アクリル系重合体および感放射線性樹脂組成物
JP4052008B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2005068418A (ja) アクリル系重合体および感放射線性樹脂組成物
JP2009222920A (ja) 感放射線性組成物
JP5353699B2 (ja) 感放射線性組成物
JP3968509B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2007231202A (ja) 共重合体および感放射線性樹脂組成物
JP4817063B2 (ja) パーフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸系(共)重合体の製造方法及び該方法により得られた(共)重合体を用いた感放射線性樹脂組成物
JP3975751B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2009023968A (ja) 新規化合物、およびその製造方法、ならびに感放射線性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5267040

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250