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JP5288965B2 - 固体撮像装置及びその駆動方法 - Google Patents
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JP5288965B2 - 固体撮像装置及びその駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、ファクシミリ、スキャナ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等に用いられる固体撮像装置及びその駆動方法に関する。
近年、ファクシミリ、スキャナ、デジタルカメラ向けにCMOS型固体撮像装置が広く普及してきている。この1つの理由が、高いS/N(信号対ノイズ比)を実現できるようになったことである。CMOS型固体撮像装置では、画素から信号を読み出す信号線の直後に増幅器を設け回路ノイズが小さい段階で信号を増幅することで、S/Nを高くする技術が知られている。
リニア型CMOS固体撮像装置の空間解像度は年々向上する一方、低コスト化が求められている。低価格化の有力な手段として特許文献1では、通常列毎に設ける増幅器を複数列で共有し回路素子数を削減することでチップ面積を縮小している。
特許文献1において、第1のサンプリング・コンデンサ(以下クランプ容量)を用いて、画素のリセット信号と光信号を用いたCDS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリング)処理が行われる。このとき、光信号読み出し後に行われたリセット信号が、CDS処理に使用される。このCDS処理によって、画素で発生する、製造ばらつき等に起因した固定パターンノイズを除去することができる。
特開2003−228457号公報
しかしながら、上述した低コスト化技術を適用した固体撮像装置には、以下に示すような課題がある。
画素のリセット信号にはリセットトランジスタによるランダム性のkTCノイズ(熱雑音)が重畳される。しかし、特許文献1に記載されている動作では、光信号とリセット信号には相関が無いため、CDS処理によってkTCノイズを除去することができない。
特許文献1の回路構成において、画素信号の読み出しを行う際に、同時にオンさせる列選択スイッチの数を変えることで、光信号の加算と解像度の変更が可能となる。例えば、一つの増幅器に接続されている2つの列選択スイッチを同時にオンすることで、2画素が同時に読み出され、低解像度撮像を行うことができる。しかし2画素の光信号の加算と同時に、2画素のリセット信号に含まれるkTCノイズも加算されるため、低解像度モード時には、通常の解像度の時に比べてノイズが増加してしまう。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、低コスト性を維持しつつ、低解像度モード時における信号の低ノイズ読み出しを可能とする固体撮像装置及びその駆動方法を提供することにある。
本発明の固体撮像装置は、光を電荷に変換して蓄積する光電変換手段と、前記光電変換手段の電荷をリセットするリセット手段と、前記光電変換手段の電荷を増幅する増幅手段とを含むN列のリニア状に配列された複数の画素と、各列の画素毎に設けられ、前記増幅手段により増幅された電荷を蓄積する複数のクランプ容量と、L個(Lは2以上かつNの約数)の前記クランプ容量毎に設けられ、それぞれがL個のクランプ容量に接続可能な共通ノードと、前記クランプ容量及び前記共通ノード間に接続される複数の画素選択スイッチと、前記共通ノードを基準電位に固定するクランプ手段と、前記クランプ手段を介して前記共通ノードに接続され、前記共通ノードの電荷に応じた電荷をサンプルホールドするサンプルホールド回路とを有する固体撮像装置であって、第1の動作モードでは、前記リセット手段によるリセットを行わない状態で前記光電変換手段の電荷を光信号として前記クランプ容量に蓄積し、次に、前記リセット手段によるリセットを行った状態の前記光電変換手段の電荷をリセット信号として前記クランプ容量に蓄積し、次に、同一の前記共通ノードに接続される前記複数の画素選択スイッチのうちの1個の画素選択スイッチのみをオンし、前記サンプルホールド回路により前記光信号及び前記リセット信号の差分信号をサンプルホールドし、第2の動作モードでは、前記リセット手段によるリセットを行った状態の前記光電変換手段の電荷をリセット信号として前記クランプ容量に蓄積し、次に、前記リセット手段によるリセットを行わない状態で前記光電変換手段の電荷を光信号として前記クランプ容量に蓄積し、次に、同一の前記共通ノードに接続される前記複数の画素選択スイッチのすべてをオンし、前記サンプルホールド回路により前記リセット信号及び前記光信号の差分信号をサンプルホールドすることを特徴とする。
また、本発明の固体撮像装置の駆動方法は、光を電荷に変換して蓄積する光電変換手段と、前記光電変換手段の電荷をリセットするリセット手段と、前記光電変換手段の電荷を増幅する増幅手段とを含むN列のリニア状に配列された複数の画素と、各列の画素毎に設けられ、前記増幅手段により増幅された電荷を蓄積する複数のクランプ容量と、L個(Lは2以上かつNの約数)の前記クランプ容量毎に設けられ、それぞれがL個のクランプ容量に接続可能な共通ノードと、前記クランプ容量及び前記共通ノード間に接続される複数の画素選択スイッチと、前記共通ノードを基準電位に固定するクランプ手段と、前記クランプ手段を介して前記共通ノードに接続され、前記共通ノードの電荷に応じた電荷をサンプルホールドするサンプルホールド回路とを有する固体撮像装置の駆動方法であって、第1の動作モードでは、前記リセット手段によるリセットを行わない状態で前記光電変換手段の電荷を光信号として前記クランプ容量に蓄積するステップと、次に、前記リセット手段によるリセットを行った状態の前記光電変換手段の電荷をリセット信号として前記クランプ容量に蓄積するステップと、次に、同一の前記共通ノードに接続される前記複数の画素選択スイッチのうちの1個の画素選択スイッチのみをオンし、前記サンプルホールド回路により前記光信号及び前記リセット信号の差分信号をサンプルホールドするステップを有し、第2の動作モードでは、前記リセット手段によるリセットを行った状態の前記光電変換手段の電荷をリセット信号として前記クランプ容量に蓄積するステップと、次に、前記リセット手段によるリセットを行わない状態で前記光電変換手段の電荷を光信号として前記クランプ容量に蓄積するステップと、次に、同一の前記共通ノードに接続される前記複数の画素選択スイッチのすべてをオンし、前記サンプルホールド回路により前記リセット信号及び前記光信号の差分信号をサンプルホールドするステップを有することを特徴とする。
低コスト性を維持しつつ、低解像度の第2の動作モードにおいては高いS/Nでの読み出しを可能とする。
次に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置のシステムブロック図である。100は、複数の画素101がN個(すなわちColumn_1、Column_2、・・・Column_N)のリニア状に配列されたセンサアレイである。110は、画素101の出力バッファにバイアスを加えるために各画素毎に設けられた電流源である。画素101からの出力は、読み出し回路180にL(LはNの約数)画素101単位で接続される。読み出し回路180は、L個の画素101毎に設けられる。本実施形態は、複数の画素101が1行又は数行にわたり直線状に配列されたリニア型センサである。
読み出し回路180には、各画素101に一つずつ設けられたクランプ容量120がL個含まれ、各画素101からの出力とクランプ容量120の第1の電極とがそれぞれ接続される。各画素101に設けられたL個の画素選択スイッチ130は、クランプ容量120の第2の電極にそれぞれ接続される。L個の画素選択スイッチ130は、各画素101に対応したL本の制御信号(すなわちΦsw<1>、Φsw<2>、・・・Φsw<L>)によってそれぞれ制御される。L個のクランプ容量120の第2の電極は、列選択スイッチ130を介して、共通ノード140に接続される。共通ノード140は、共通ノード140を特定の基準電位に固定する機能を持ったクランプ手段150に接続されている。
共通ノード140は、クランプ手段150を介してサンプルホールド回路160に接続されており、サンプルホールド回路160は、読み出し回路180で出力される画素101のリセット信号と光信号の差分に応じた信号成分を保持する。サンプルホールド回路160に保持された信号成分は、共通出力線190を介して出力アンプ170に入力され、出力アンプ170によって出力される。
駆動制御回路300は、モード切り替え手段200とタイミング発生器210を含む。モード切り替え手段200は、モード制御信号Φ1によって、第1の動作モード、又は第2の動作モードにおける制御パルスをタイミング発生器210から出力されてきた信号群の中から選択して出力する。
ここで、図1のモード切り替え手段200の一例を図6に示す。タイミング発生器210には、画素選択スイッチ130の制御信号を記憶したROM回路(すなわちROM1、ROM2、・・・ROML、ROM_2nd)が設けられている。第1の動作モード時、モード制御信号Φ1がハイレベルとなる。すると、モード切り替え手段200に設けられたマルチプレクサによって、ROM1、ROM2、・・・ROMLからの信号が、画素選択スイッチ130の制御信号Φsw<1>、Φsw<2>、・・・Φsw<L>として出力される。第2の動作モード時、モード制御信号Φ1がローレベルとなり、ROM_2ndからの信号が、画素選択スイッチ130の制御信号Φsw<1>、Φsw<2>、・・・Φsw<L>として出力される。このように、モード切り替え手段200によって、動作モード毎に読み出し回路180へ入力する制御パルスを切り替える。
なお、本実施形態におけるモード切り替え手段200の構成は図6に限定されるものではない。このことは、以降の実施形態においても同様である。
図2に図1のシステムブロック図をさらに詳細に示した固体撮像装置の概略構成図を示す。なお図2は、共有化する画素数Lを2画素とした場合について示している。また、図2の各スイッチは制御信号がハイレベルの時にオンし、ローレベルの時にオフするものとし、以降の実施形態においても同様である。
図2において、画素101は、フォトダイオード(光電変換手段)102、リセットトランジスタ(リセットトランジスタ)103、ソースフォロワアンプの入力トランジスタ(増幅手段)104で構成される。フォトダイオード102は、光を電荷に変換して蓄積する。
クランプ手段150は、演算増幅器201、フィードバック容量202、リセットスイッチ203により構成され、クランプ容量121及び122を入力容量としたスイッチトキャパシタアンプを構成している。クランプ手段150は、増幅モードとユニティゲインモードを有しており、リセットスイッチ203がオフの時に増幅モードとなり、クランプ容量121及び122とフィードバック容量202の比に従って信号の増幅が行われる。また、リセットスイッチ203をオンにすることで、クランプ手段150は、ユニティゲインモードになり、演算増幅器201のオフセットを無視すれば、正入力端子に印加される基準電位VC0Rでリセットされる。
サンプルホールド回路160は、読み出し回路180によって増幅された画素の信号成分と読み出し回路180で発生したノイズ成分をそれぞれ保持しておくための保持容量211(以降Ctsという)及び212(以降Ctnという)を含む。また、サンプルホールド回路160は、Cts211及びCtn212へのサンプリングを制御するサンプルホールド制御スイッチ221及び222、共通出力線191,192への読み出しの制御を行う水平走査スイッチ231及び232を含む。サンプルホールド制御スイッチ221及び222は、駆動制御回路300の制御信号pTS及びpTNによって制御され、水平走査スイッチ231及び232は、水平シフトレジスタ信号hsr<1>、・・・hsr<N/2>によって制御される。差動アンプ171は、共通出力線191及び192の信号の差分を出力する。
ここで、通常解像度での撮像を行う第1の動作モードの固体撮像装置の駆動方法について、図3のタイミングチャートを用いて説明する。期間RESET1で、駆動制御回路300の信号pc0R、pTN、pTSをハイレベルにし、クランプ手段150をユニティゲインモードにし、クランプ手段150、Cts211、Ctn212のリセットを行う。その後、期間CLAMPS1において、制御信号Φsw<1>とΦsw<2>がハイレベルになることで、クランプ容量121及び122と共通ノード140とが接続され、クランプ容量121及び122の第2の電極に基準電位VC0Rが印加される。この時、クランプ容量121及び122の第1の電極には各画素の光信号が印加されている。そのため、クランプ容量121及び122には、各列の画素の光信号とVC0Rの差電圧に応じた電荷が保存される。
信号pC0Rをローレベルにし、クランプ手段150を増幅モードにした後、期間SHN1で、信号pTNをハイレベルにすることにより、読み出し回路180のノイズ信号がCtn212に保持される。次に、駆動制御回路300のリセット信号pRESをハイレベルにし、リセットトランジスタ103をオンし、フォトダイオード102をリセットする。期間SWR1では、信号Φsw<1>をハイレベルにし、信号Φsw<1>が接続された各画素のリセット信号をクランプ容量121に読み出すことで、クランプ手段150は、CDS処理とそこから得られる光信号とリセット信号との差分信号の増幅を行う。期間SHS1では、信号pTSをハイレベルにすることにより、増幅された信号成分がCts211に保持される。期間Hscan1では、信号hsr<1>〜hsr<N/2>を順にハイレベルパルスとすることにより、Cts211及びCtn212に保持された信号の差分が、差動アンプ171を介してセンサ外部へ出力される。
期間RESET2では、信号pC0R、pTN、pTSをハイレベルにし、クランプ手段150とサンプルホールド回路160のリセットを行う。期間SHN2では、信号pTNをハイレベルにすることにより、読み出し回路180のノイズ信号がCtn212に保持される。その後、期間SWR2では、制御信号Φsw<2>をハイレベルにすることにより、制御信号Φsw<2>が接続された各画素のリセット信号をクランプ容量122に読み出し、CDS処理と信号の増幅を行う。期間SHS2では、信号pTSをハイレベルにすることにより、増幅された信号がCts211に保持される。期間Hscan2では、信号hsr<1>〜hsr<N/2>を順にハイレベルパルスとすることにより、Cts211及びCtn212に保持された信号成分を差動アンプ171を介してセンサ外部へ出力する。以上が第1の動作モードにおける1行分の信号の読み出しに関する一連の動作である。光信号の蓄積期間は、図3に示すように、リセット信号pRESがローレベルになってから期間CLAMPS1の終了までである。
続いて、低解像度での撮像を行う第2の動作モードの固体撮像装置の駆動方法について、図4のタイミングチャートを用いて説明する。期間PIXRESにて、信号pRES、pC0Rをハイレベルにし、画素101をリセットする。その後、期間CLAMPRにて、制御信号Φsw<1>とΦsw<2>をハイレベルにする。これにより、各画素101のリセット信号をクランプ容量121、122に読み出し、基準電位VC0Rとリセット信号の差電圧に応じた電荷をクランプ容量121、122に保持する。その後、期間RESETまでは、信号hsr<1>〜hsr<N/2>を順にハイレベルパルスとすることにより、前フレームの信号をチップ外部へ読み出し、この期間を利用して光蓄積を行う。
期間RESETでは、信号pC0R、pTN、pTSをハイレベルにすることにより、クランプ手段150とサンプルホールド回路160のリセットを行う。その後、期間SHNでは、信号pTNをハイレベルにすることにより、読み出し回路180のノイズ信号がCtn212で保持される。期間SWSでは、制御信号Φsw<1>とΦsw<2>をハイレベルにすることにより、各画素101の光信号の読み出しを行う。この時、第1の動作モードでは各画素101別々のタイミングで行われていたCDS処理と信号の増幅を、第2の動作モードでは期間SWSに、制御信号Φsw<1>とΦsw<2>を同時にハイレベルにすることで、全画素同時に行う。クランプ手段150は、CDS処理とそこから得られるリセット信号と光信号との差分信号の増幅を行う。
期間SHSでは、信号pTSをハイレベルにすることにより、増幅された信号がCts211に保持される。その後、期間PIXRES及びCLAMPRと同じ処理を行う。その後、期間Hscanでは、信号hsr<1>〜hsr<N/2>を順にハイレベルパルスとすることにより、Cts211及びCtn212に保持された信号成分を差動アンプ171を介してセンサ外部へ出力する。以上が第2の動作モードにおける2行分の信号の読み出しに関する一連の動作である。光信号の蓄積期間は、図4に示すように、期間CLAMPRの終了時から期間SWSの終了時までである。隣接するL個の画素101の信号を加算することにより、低解像度を実現する。
ここで、1画素目のリセット信号及び光信号をVR1、VS1、2画素目のリセット信号及び光信号をVR2、VS2とする。また、クランプ容量121及び122の容量値をそれぞれCcとし、フィードバック容量202の容量値をCfとする。この時、期間SWSの動作の結果、読み出し回路180の出力OUT<1>に現われる出力電圧VOUT_1は、以下に示す(1)式で表される。
VOUT_1=(Cc/Cf)×[(VR1-VS1)+(VR2-VS2)]+VC0R (1)
この時、上述したタイミングで読み出すため、VR1とVS1、VR2とVS2はそれぞれ相関関係にある。そのため、(VR1−VS1)及び(VR2−VS2)で表されるCDS処理によって、kTCノイズが除去され、加算動作による低解像度撮像時のノイズの増加を抑圧することが可能となる。
このように、本実施形態においては、低解像度撮像時に光信号と相関のあるリセット信号をCDS処理に使用することで、低コスト性を損なうことなく、低ノイズな読み出しを可能としている。
なお、本実施形態における画素101は、図2に示すように、フォトダイオード102、リセットトランジスタ103、入力トランジスタ104で構成されているが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、選択トランジスタが含まれていてもよい。例えば複数の色を扱うセンサ等において、入力トランジスタ104のソース端子に行選択トランジスタが設けられる場合があるが、この行選択トランジスタを設けることで本実施形態の第2の動作モードのリセットレベルと光信号の相関関係が損なわれることはない。そのため、行選択トランジスタの有無に関わらず本実施形態で示した効果は得られる。このことは以降の実施形態においても同様である。
また、本実施形態では、クランプ手段150を図2に示すような増幅器で構成したが、本実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、クランプ手段150を図5に示すような、制御信号pC0Rによって制御されるクランプスイッチ151のみで構成される回路で置き換えても本実施形態における効果は得られる。
以上のように、本実施形態の固体撮像装置は、N列のリニア状に配列された複数の画素101を有する。画素101は、光を電荷に変換して蓄積する光電変換手段(FD)102と、光電変換手段102の電荷をリセットするリセット手段(リセットトランジスタ)103と、光電変換手段102の電荷を増幅する増幅手段(入力トランジスタ)104とを含む。
複数のクランプ容量121,122は、各列の画素101毎に設けられ、増幅手段104により増幅された電荷を蓄積する。共通ノード140は、L個(Lは2以上かつNの約数)のクランプ容量121,122毎に設けられ、それぞれがL個のクランプ容量121,122に接続可能である。複数の画素選択スイッチ130は、クランプ容量121,122及び共通ノード140間に接続される。クランプ手段150は、共通ノード140を基準電位VC0Rに固定することができる。サンプルホールド回路160は、クランプ手段150を介して共通ノード140に接続され、共通ノード140の電荷に応じた電荷をサンプルホールドする。
第1の動作モード(図3)では、リセット手段103によるリセットを行わない状態で光電変換手段102の電荷を光信号としてクランプ容量121,122に蓄積する。次に、リセット手段103によるリセットを行った状態の光電変換手段102の電荷をリセット信号としてクランプ容量121,122に蓄積する。次に、期間SWR1で、同一の共通ノード140に接続される複数の画素選択スイッチ130のうちの1個の画素選択スイッチのみをオンし、期間SHS1で、サンプルホールド回路160により光信号及びリセット信号の差分信号をサンプルホールドする。
第2の動作モード(図4)では、リセット手段103によるリセットを行った状態の光電変換手段102の電荷をリセット信号としてクランプ容量121,122に蓄積する。次に、リセット手段103によるリセットを行わない状態で光電変換手段102の電荷を光信号としてクランプ容量121,122に蓄積する。次に、期間SWSで、同一の共通ノード140に接続される複数の画素選択スイッチ130のすべてをオンし、期間SHSで、サンプルホールド回路160によりリセット信号及び光信号の差分信号をサンプルホールドする。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置を示す図である。但し、ここでは、本実施形態と第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
本発明の第1の実施形態で示したように、第1の動作モードにおいては、光信号からリセット信号を減算するのに対して、第2の動作モードにおいては、リセット信号から光信号を減算する。つまり、CDS処理によって得られる信号成分の極性が、第1の動作モードと第2の動作モードとで逆になる。このため動作モードによって、読み出し回路180の出力は、基準電位に対してプラス、マイナスの両方向に信号振幅をもつことになり、演算増幅器201の出力動作レンジや後段の回路の入出力動作レンジが圧迫される可能性がある。
基準電位切り替え手段400は、各クランプ手段150へ基準電位を供給している基準電位ノード410の電圧値を制御しており、基準電位切り替えスイッチ401及び402とモード制御信号Φ1の反転信号を生成するためのインバータ403で構成される。本実施形態では、上述した第1の動作モード時は、モード制御信号Φ1がハイレベルとなり、基準電位切り替えスイッチ401がオンして、ノード410へ第1の基準電位VC0R1を供給する。ノード410は、演算増幅器201の正入力端子に接続される。また、上述した第2の動作モード時は、Φ1がローレベルとなり、基準電位切り替えスイッチ402がオンして、ノード410へ第2の基準電位VC0R2を供給する。本実施形態では、各クランプ手段150に印加する基準電位を動作モード毎に変化さることで、演算増幅器201、及び後段の回路に影響を与えることなく、適切な動作レンジで信号を取り扱うことが可能となる。
以上のように、基準電位切り替え手段400は、第1の動作モードでは、基準電位を第1の基準電位VC0R1に切り替え、第2の動作モードでは、基準電位を第2の基準電位VC0R2に切り替える。
なお、本実施形態では基準電位切り替え手段400に、図7に示す構成を適用したが、これに限定されるものではない。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置を示す図である。但し、ここでは、本実施形態と第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
サンプルホールド容量切り替え手段500は、信号pTN及びpTSが出力されるノードを第1及び第2の動作モードによって切り替える。第1の動作モード時は、モード制御信号Φ1がハイレベルとなる。すると、切り替え手段500は、Cts211へのサンプリングを制御しているサンプルホールド制御信号線510へ信号pTSを出力し、Ctn212へのサンプリングを制御しているサンプルホールド制御信号線520へ信号pTNを出力する。信号線510はスイッチ222の制御信号線であり、信号線520はスイッチ221の制御信号線である。第2の動作モード時は、モード制御信号Φ1がローレベルとなり、信号pTSをサンプルホールド制御信号線520へ出力し、信号pTNをサンプルホールド制御信号線510へ出力する。
この結果、第1の動作モードでは、光信号がCts211に保持され、リセット信号がCtn212に保持され、第2の動作モードでは、光信号がCtn212に保持され、リセット信号がCts211に保持される。第2の実施形態で説明したように、CDS処理の結果得られる信号成分の極性が、第1の動作モードと第2の動作モードとでは逆になる。それに伴い、光信号及びリセット信号が保持される容量が第1及び第2の動作モードで同じ場合、Cts211に保持された信号とCtn212に保持された信号の差分の極性も逆になる。本実施形態では、読み出し回路180から出力される画素の光信号及びリセット信号を保持する容量を、動作モードによって切り替えることで、後段の回路に影響を与えることなく、適切な動作レンジで信号を取り扱うことを可能とする。
以上のように、サンプルホールド回路160は、第1のサンプルホールド容量211及び第2のサンプルホールド容量212を有する。サンプルホールド容量切り替え手段500は、第1の動作モードでは、第1のサンプルホールド容量211に光信号及びリセット信号の差分信号を蓄積させ、第2のサンプルホールド容量212にノイズ信号を蓄積させる。また、サンプルホールド容量切り替え手段500は、第2の動作モードでは、第1のサンプルホールド容量211にノイズ信号を蓄積させ、第2のサンプルホールド容量212にリセット信号及び光信号の差分信号を蓄積させる。
(第4の実施形態)
図9は、本発明の第4の実施形態に係る固体撮像装置を示す図である。但し、ここでは、本実施形態と第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
図9において、本実施形態では、入力端子切り替え手段600は、差動アンプ171の入力端子へ接続される共通出力線191及び192を、第1及び第2の動作モードによって切り替える。動作モードによって、差動アンプ171の入力に接続される共通出力線191及び192を切り替えて、入力される信号成分の極性を第1の動作モードと第2の動作モードで揃えることで、差動アンプ171を適切な入出力動作レンジで動作させることが可能となる。
例えば、第1の動作モードでは、モード制御信号Φ1がハイレベルとなり、共通出力線191が差動アンプ171の負入力端子に接続され、共通出力線192が差動アンプ171の正入力端子に接続される。第2の動作モードでは、モード制御信号Φ1がローレベルとなり、共通出力線191が差動アンプ171の正入力端子に接続され、共通出力線192が差動アンプ171の負入力端子に接続される。
以上のように、サンプルホールド回路160は、第1のサンプルホールド容量211及び第2のサンプルホールド容量212を有する。第1の共通出力線191及び第2の共通出力線192は、第1のサンプルホールド容量211及び第2のサンプルホールド容量212に蓄積された信号を外部へ出力するための共通出力線である。差動増幅器171は、第1の入力端子及び第2の入力端子を有する。入力端子切り替え手段600は、第1の動作モードでは、第1の共通出力線191を差動増幅器171の第1の入力端子に接続して、第2の共通出力線192を差動増幅器171の第2の入力端子に接続する。また、入力端子切り替え手段600は、第2の動作モードでは、第1の共通出力線191を差動増幅器171の第2の入力端子に接続して、第2の共通出力線192を差動増幅器171の第1の入力端子に接続する。
(第5の実施形態)
図10は、本発明の第5の実施形態に係る固体撮像装置を示す図である。但し、ここでは、本実施形態と第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
共通出力線切り替え手段700は、モード制御信号Φ1及びその反転信号によって制御される共通出力線選択スイッチ701、702、703、704で構成される。共通出力線切り替え手段700は、Cts211及びCtn212に接続される共通出力線191及び192を、第1及び第2の動作モードによって切り替える。本実施形態では、第1の動作モード時は、モード制御信号Φ1がハイレベルとなり、共通出力線選択スイッチ701及び702をオンする。また、インバータ710によって生成されたΦ1の反転信号によって共通出力線選択スイッチ703及び704がオフとなる。これにより、Cts211は共通出力線191に接続され、Ctn212は共通出力線192に接続される。また、第2の動作モード時は、モード制御信号Φ1がローレベルとなり、共通出力線選択スイッチ701及び702をオフし、共通出力線選択スイッチ703及び704がオンとなる。これにより、Cts211は共通出力線192に接続され、Ctn212は共通出力線191に接続される。
以上のように、サンプルホールド回路160は、第1のサンプルホールド容量211及び第2のサンプルホールド容量212を有する。第1の共通出力線191及び第2の共通出力線192は、第1のサンプルホールド容量211及び第2のサンプルホールド容量212に蓄積された信号を外部へ出力するための共通出力線である。差動増幅器171は、第1の共通出力線191及び第2の共通出力線192が入力端子に接続される。共通出力線切り替え手段700は、第1の動作モードでは、第1のサンプルホールド容量211を第1の共通出力線191に接続して、第2のサンプルホールド容量212を第2の共通出力線192に接続する。また、共通出力線切り替え手段700は、第2の動作モードでは、第1のサンプルホールド容量211を第2の共通出力線192に接続して、第2のサンプルホールド容量212を第1の共通出力線191に接続する。
本実施形態では、サンプルホールド回路160内のサンプルホールド容量211及び212に接続される共通出力線191及び192を動作モードによって切り替える。差動アンプ171に入力される信号成分の極性を第1の動作モードと第2の動作モードで揃えることによって、差動アンプ171を適切な入出力動作レンジで動作させることが可能となる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置のシステムブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置における第1の動作モードを示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置における第2の動作モードを示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置におけるクランプ手段の回路構成図である。 駆動制御回路の回路構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成図である。 本発明の第4の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成図である。 本発明の第5の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成図である。
符号の説明
100 センサアレイ
101 画素
110 負荷電流源
120、121、122 クランプ容量
130 画素選択スイッチ
140 共通ノード
150 クランプ手段
160 サンプルホールド回路
170 出力バッファ
171 差動アンプ
180 読み出し回路
190、191、192 共通出力線
200 モード切り替え手段
201 演算増幅器
202 フィードバック容量
203 リセットスイッチ
210 タイミング発生器
211、212 サンプルホールド容量
221、222 サンプルホールド制御スイッチ
231、232 水平走査スイッチ
300 駆動制御回路
400 基準電位切り替え手段
410 基準電位ノード
500 サンプルホールド容量切り替え手段
510、520 サンプルホールド制御信号線
600 入力端子切り替え手段
700 共通出力線切り替え手段
710 インバータ

Claims (6)

  1. 光を電荷に変換して蓄積する光電変換手段と、前記光電変換手段の電荷をリセットするリセット手段と、前記光電変換手段の電荷を増幅する増幅手段とを含むN列のリニア状に配列された複数の画素と、
    各列の画素毎に設けられ、前記増幅手段により増幅された電荷を蓄積する複数のクランプ容量と、
    L個(Lは2以上かつNの約数)の前記クランプ容量毎に設けられ、それぞれがL個のクランプ容量に接続可能な共通ノードと、
    前記クランプ容量及び前記共通ノード間に接続される複数の画素選択スイッチと、
    前記共通ノードを基準電位に固定するクランプ手段と、
    前記クランプ手段を介して前記共通ノードに接続され、前記共通ノードの電荷に応じた電荷をサンプルホールドするサンプルホールド回路とを有する固体撮像装置であって、
    第1の動作モードでは、前記リセット手段によるリセットを行わない状態で前記光電変換手段の電荷を光信号として前記クランプ容量に蓄積し、次に、前記リセット手段によるリセットを行った状態の前記光電変換手段の電荷をリセット信号として前記クランプ容量に蓄積し、次に、同一の前記共通ノードに接続される前記複数の画素選択スイッチのうちの1個の画素選択スイッチのみをオンし、前記サンプルホールド回路により前記光信号及び前記リセット信号の差分信号をサンプルホールドし、
    第2の動作モードでは、前記リセット手段によるリセットを行った状態の前記光電変換手段の電荷をリセット信号として前記クランプ容量に蓄積し、次に、前記リセット手段によるリセットを行わない状態で前記光電変換手段の電荷を光信号として前記クランプ容量に蓄積し、次に、同一の前記共通ノードに接続される前記複数の画素選択スイッチのすべてをオンし、前記サンプルホールド回路により前記リセット信号及び前記光信号の差分信号をサンプルホールドすることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記第1の動作モードでは、前記基準電位を第1の基準電位に切り替え、前記第2の動作モードでは、前記基準電位を第2の基準電位に切り替える基準電位切り替え手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記サンプルホールド回路は、第1のサンプルホールド容量及び第2のサンプルホールド容量を有し、
    サンプルホールド容量切り替え手段をさらに有し、
    前記サンプルホールド容量切り替え手段は、
    前記第1の動作モードでは、前記第1のサンプルホールド容量に前記光信号及び前記リセット信号の差分信号を蓄積させ、前記第2のサンプルホールド容量にノイズ信号を蓄積させ、
    前記第2の動作モードでは、前記第1のサンプルホールド容量にノイズ信号を蓄積させ、前記第2のサンプルホールド容量に前記リセット信号及び前記光信号の差分信号を蓄積させることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記サンプルホールド回路は、第1のサンプルホールド容量及び第2のサンプルホールド容量を有し、
    前記第1のサンプルホールド容量及び第2のサンプルホールド容量に蓄積された信号を外部へ出力するための第1の共通出力線及び第2の共通出力線と、
    第1の入力端子及び第2の入力端子を有する差動増幅器と、
    入力端子切り替え手段とをさらに有し、
    前記入力端子切り替え手段は、
    前記第1の動作モードでは、前記第1の共通出力線を前記差動増幅器の第1の入力端子に接続して、前記第2の共通出力線を前記差動増幅器の第2の入力端子に接続し、
    前記第2の動作モードでは、前記第1の共通出力線を前記差動増幅器の第2の入力端子に接続して、前記第2の共通出力線を前記差動増幅器の第1の入力端子に接続することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 前記サンプルホールド回路は、第1のサンプルホールド容量及び第2のサンプルホールド容量を有し、
    前記第1のサンプルホールド容量及び第2のサンプルホールド容量に蓄積された信号を外部へ出力するための第1の共通出力線及び第2の共通出力線と、
    前記第1の共通出力線及び前記第2の共通出力線が入力端子に接続される差動増幅器と、
    共通出力線切り替え手段とをさらに有し、
    前記共通出力線切り替え手段は、
    前記第1の動作モードでは、前記第1のサンプルホールド容量を前記第1の共通出力線に接続して、前記第2のサンプルホールド容量を前記第2の共通出力線に接続し、
    前記第2の動作モードでは、前記第1のサンプルホールド容量を前記第2の共通出力線に接続して、前記第2のサンプルホールド容量を前記第1の共通出力線に接続することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  6. 光を電荷に変換して蓄積する光電変換手段と、前記光電変換手段の電荷をリセットするリセット手段と、前記光電変換手段の電荷を増幅する増幅手段とを含むN列のリニア状に配列された複数の画素と、
    各列の画素毎に設けられ、前記増幅手段により増幅された電荷を蓄積する複数のクランプ容量と、
    L個(Lは2以上かつNの約数)の前記クランプ容量毎に設けられ、それぞれがL個のクランプ容量に接続可能な共通ノードと、
    前記クランプ容量及び前記共通ノード間に接続される複数の画素選択スイッチと、
    前記共通ノードを基準電位に固定するクランプ手段と、
    前記クランプ手段を介して前記共通ノードに接続され、前記共通ノードの電荷に応じた電荷をサンプルホールドするサンプルホールド回路とを有する固体撮像装置の駆動方法であって、
    第1の動作モードでは、前記リセット手段によるリセットを行わない状態で前記光電変換手段の電荷を光信号として前記クランプ容量に蓄積するステップと、次に、前記リセット手段によるリセットを行った状態の前記光電変換手段の電荷をリセット信号として前記クランプ容量に蓄積するステップと、次に、同一の前記共通ノードに接続される前記複数の画素選択スイッチのうちの1個の画素選択スイッチのみをオンし、前記サンプルホールド回路により前記光信号及び前記リセット信号の差分信号をサンプルホールドするステップを有し、
    第2の動作モードでは、前記リセット手段によるリセットを行った状態の前記光電変換手段の電荷をリセット信号として前記クランプ容量に蓄積するステップと、次に、前記リセット手段によるリセットを行わない状態で前記光電変換手段の電荷を光信号として前記クランプ容量に蓄積するステップと、次に、同一の前記共通ノードに接続される前記複数の画素選択スイッチのすべてをオンし、前記サンプルホールド回路により前記リセット信号及び前記光信号の差分信号をサンプルホールドするステップを有することを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
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