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JP5297911B2 - 一括制御用端末装置、及び遠隔監視制御システム - Google Patents
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JP5297911B2 - 一括制御用端末装置、及び遠隔監視制御システム - Google Patents

一括制御用端末装置、及び遠隔監視制御システム Download PDF

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Description

本発明は、照明装置を監視制御する遠隔監視制御システム、及び、遠隔監視制御システム内における複数の照明装置の点灯状態を同時に切り換える一括制御用端末装置に関するものである。
従来より、照明装置又は換気扇などといった負荷機器の制御や、警報器からの警報や電気錠の開閉状態といった接点状態の管理を行う遠隔監視制御システムとして、時分割多重伝送方式により信号が送受信されるものが提案されている。この時分割多重伝送方式を採用した遠隔監視制御システムは、信号線に所定電圧を給電する伝送制御装置によって、信号線上における伝送信号の送受信が管理される。そして、負荷機器の動作を制御する制御端末装置と、負荷機器の動作を指定する操作スイッチを備えた操作端末装置とが、遠隔監視制御システムに備えられるとき、制御端末装置及び操作端末装置のそれぞれと伝送制御装置との間で伝送信号が送受信される。即ち、遠隔監視制御システム内において、操作端末装置のスイッチが操作されると、操作端末装置が伝送制御装置を介して制御端末装置と通信を行うことで、目的とする負荷機器が制御される。
このような遠隔監視制御システムにおいて、照明装置を負荷機器としたとき、制御端末装置は、複数の照明装置それぞれへの電源ON/OFFを行う複数のリレースイッチを備える。そして、制御端末装置に、アドレスの上位となるチャンネルが割り当てられ、リレースイッチそれぞれには、アドレスの下位となる負荷番号が割り当てられる。即ち、リレースイッチ毎に、チャンネルと負荷番号とで構成される、1つのアドレスが割り当てられる。よって、特定の照明装置を点灯又は消灯するために、その照明装置の電源ON/OFFを制御するリレースイッチを、割り当てられたアドレスによって特定できる。
この照明装置を負荷機器とした遠隔監視制御システムでは、操作端末装置における1つの操作スイッチを制御端末装置における1つのリレースイッチに対応づけて、個別に照明装置の点灯状態を制御する個別制御と、1つの操作スイッチを複数のリレースイッチに対応づけて、複数の照明装置の点灯状態を一括で制御する一括制御とがある(特許文献1参照)。そして、一括制御には、複数の照明装置を同じ点灯状態に制御するグループ制御と、複数の照明装置を予め個々に設定した点灯状態に制御するパターン制御とがある。このグループ制御及びパターン制御を実行可能とするために、伝送制御装置が、パターン制御又はグループ制御用の操作スイッチ(パターンスイッチ又はグループスイッチ)のアドレスに対して、制御対象となる複数のリレースイッチそれぞれのアドレスを関連づけた登録を行っている。
そして、特許文献1の遠隔監視制御システムでは、登録対象となるパターンスイッチ又はグループスイッチの操作の後に、制御対象となるリレースイッチに対して個別制御を行う操作スイッチ(個別スイッチ)を操作することで、伝送制御装置に対して、パターンスイッチ又はグループスイッチのアドレスに対して、制御対象となる複数のリレースイッチそれぞれのアドレスを関連づけて登録している。又、このパターンスイッチ又はグループスイッチのアドレスに対して、制御対象となる複数のリレースイッチそれぞれのアドレスを関連づけて、伝送制御装置に登録する際の作業を容易にするため、遠隔監視制御システム内に設置されるセレクタスイッチが提案されている(特許文献2参照)。
特許文献2のセレクタスイッチでは、パターンスイッチ又はグループスイッチのアドレスに関連づけて登録されるリレースイッチのアドレスが選択されると、このパターンスイッチ又はグループスイッチのアドレスと制御対象となる複数のリレースイッチのアドレスとを関連づけた関連データを伝送制御装置に転送する。そして、伝送制御装置は、セレクタスイッチから転送された関連データを記憶するため、操作端末装置のパターンスイッチ又はグループスイッチが操作されたとき、伝送制御装置は、この関連データを参照することで、制御端末装置における制御対象となる複数のリレースイッチの動作を同時に制御して、照明装置のパターン制御又はグループ制御を実行する。
特開2000−010621号公報 特開2002−289376号公報
このように、従来の遠隔監視制御システムでは、グループ制御及びパターン制御を実現するためには、グループスイッチ及びパターンスイッチのアドレスに対して制御対象となる複数のリレースイッチそれぞれのアドレスを関連づけた関連データを、伝送制御装置に転送して登録する必要があった。即ち、遠隔監視制御システム内の複数の照明装置を一括で制御するためには、制御対象となる複数の照明装置が接続されるリレースイッチそれぞれのアドレスを有する関連データを伝送制御装置に登録した後に、この関連データによって登録された操作スイッチを操作することではじめて、目的の照明装置を一括で制御できる。
そのため、従来の遠隔監視制御システムでは、複数の照明装置を一時的に一括で制御する場合であっても、上述の関連データを伝送制御装置に登録しなければ、照明装置の一括制御を行うことができないだけでなく、更に一時的な制御である場合には、伝送制御装置に登録した関連データを消去する必要がある。よって、遠隔監視制御システムにおける複数の照明装置を一時的に一括で制御したい場合は、作業者は、関連データの設定と消去という煩雑な作業を行わなければならなかった。
このような問題を鑑みて、本発明は、伝送制御装置への登録を行うことなく、複数の照明装置の一括制御を可能とする一括制御端末装置と、当該一括制御端末装置を備える遠隔監視制御システムとを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一括制御用端末装置は、遠隔監視制御システム内の照明装置の点灯状態を監視制御する伝送制御装置との間で、時分割多重伝送方式に基づく信号の送受信を行う通信部と、複数の照明装置の点灯状態を一括で制御する一括制御の対象となる照明装置を指定する対象指定部と、一括制御の操作入力を受け付ける操作部と、前記操作部により一括制御の操作入力があったときに、前記対象指定部で指定される一括制御の対象となる照明装置とその点灯状態とを特定する点灯制御用データを生成し、該点灯制御用データを前記通信部に与える信号生成部と、を備え、前記点灯制御用データを前記通信部から前記伝送制御装置に送信することで、前記伝送制御装置に、一括制御の対象となる照明装置の点灯状態を制御させることを特徴とする。
ここに前記点灯制御用データは、前記遠隔監視制御システム内の照明装置の一部について一括制御の対象又は非対象のいずれであるかを示す制御対象情報と、一括制御後の点灯状態を示す制御内容情報とによって構成される。このとき、前記点灯制御用データによって一括制御の対象又は非対象が特定される照明装置が、そのアドレスが連番となるN個の照明装置であり、前記制御対象情報は、前記N個の照明装置のアドレスのうちの先頭となるアドレスを示す先頭アドレス情報と、前記N個の照明装置それぞれに対して割り当てられた1ビットの情報を連続させNビットの対象指定情報とによって構成され、前記対象指定情報を構成する1ビットの情報それぞれが、2値の情報であり、一方の値が一括制御の対象であることを示し、他方の値が一括制御の対象でないことを示すものであってもよい。
本発明の遠隔監視制御システムは、照明装置の点灯状態を制御する制御端末装置と、前記照明装置の点灯状態の指令の入力を受け付ける操作スイッチを有する操作端末装置と、前記制御端末装置及び前記操作端末装置それぞれと、時分割多重伝送方式に基づく信号の送受信を行って、照明装置の点灯状態を監視制御する伝送制御装置と、を備える遠隔監視制御システムであって、上述の一括制御用端末装置を更に備え、該一括制御用端末装置が前記伝送制御装置に前記点灯制御用データを送信したとき、前記伝送制御装置が前記点灯制御用データを前記制御端末装置に送信する制御信号に変換して、該制御信号を前記制御端末装置に送信し、一括制御の対象となる照明装置の点灯状態を特定された点灯状態とすることを特徴とする。
本発明によると、複数の照明装置の点灯状態を一括で制御するための点灯制御信号を生成して伝送制御装置に送信することで、伝送制御装置が、この点灯制御信号に基づいて、一括制御の対象となる照明装置の点灯状態を制御できるため、従来のように、伝送制御装置に、一括制御を行うための関連データを登録させる必要がないだけでなく、登録した関連データの消去を行う必要がなくなる。よって、複数の照明装置を一時的に一括で制御する場合に、本発明の一括制御用端末装置を利用することで、簡単な操作によって、所望の照明装置を一括制御させることができる。
は、本発明の実施形態における遠隔監視制御システムの構成を示すブロック図である。 は、図1に示す遠隔監視制御システムにおける伝送制御装置の内部構成を示すブロック図である。 は、図1に示す遠隔監視制御システムにおける一括制御用端末装置の内部構成を示すブロック図である。 は、図1に示す遠隔監視制御システムにおける伝送制御装置と一括制御用端末装置との間の通信動作を示すタイミングチャートである。 は、実施例1の一括制御用端末装置の構成を示す外観図である。 は、図5に示す一括制御用端末装置の表示部における操作用の表示内容を示す図である。 は、図5に示す一括制御用端末装置より送信される点灯制御用データの構成を示す図である。 は、実施例2の一括制御用端末装置の構成を示す外観図である。 は、図8に示す一括制御用端末装置の扉部を開いた構成を示す図である。 は、図8に示す一括制御用端末装置より送信される点灯制御用データの構成を示す図である。
本発明の実施形態となる遠隔監視制御システムについて、図面を参照して以下に説明する。図1は、本実施形態の遠隔監視制御システムの構成を示すブロック図であり、図2は、図1に示す遠隔監視制御システムにおける伝送制御装置の内部構成を示すブロック図である。又、図3は、本発明の一括制御用端末装置の内部構成を示すブロック図である。
1.遠隔監視制御システム
本実施形態の遠隔監視制御システムは、図1に示すように、2線式の信号線Lsにおける信号の伝送を管理する伝送制御装置1と、壁スイッチなどによる操作スイッチ3の操作監視を行う操作端末装置2と、照明装置5の電源ON/OFFを制御する制御端末装置4と、複数の照明装置5の一括制御を指示入力するための一括制御用端末装置6と、を備える。そして、遠隔監視制御システムにおいて、2線式の信号線Lsを用いた双極性(±24V)の時分割多重信号による時分割多重伝送方式を採用し、伝送制御装置1が、時分割多重方式による伝送信号を信号線Lsに対して周期的に送信する。伝送制御装置1から送信される伝送信号は、同期パルス、信号のモードを示すモードデータ、送信相手となる(アクセスする)端末装置(操作端末装置2、制御端末装置4、及び一括制御用端末装置6に相当する)のアドレス(8ビット)を示すアドレスデータ、制御内容を示す制御データ、伝送誤りを検出するためのチェックサムデータ、及び、端末装置からの返信信号を返信させるためのタイムスロットである信号返送期間によって構成され、各データは、パルス幅変調によって形成される。
このような遠隔監視制御システムは、照明装置5の点灯状態の遠隔監視制御を行う遠隔監視制御モードと、遠隔監視制御を行うための設定を行う設定モードとが、実行される。遠隔監視制御モードでは、各端末装置に設定された論理アドレスに基づいて、伝送制御装置1が各端末装置と通信を行うことで、照明装置5が遠隔監視制御される。一方、設定モードでは、操作スイッチ3によって点灯状態が制御される照明装置5を特定する関連データが、設定端末装置(不図示)などより伝送制御装置1に転送される。この設定モードでは、伝送制御装置1と通信を行う端末装置を特定するために、その端末装置に設定された物理アドレスが参照され、信号線Lsが、端末装置と伝送制御装置1との間の通信に専有される。又、一括制御用端末装置6は、上述の論理アドレスと物理アドレスが設定され、伝送制御装置1に記憶されるとともに、物理アドレスによる設定モードにおいて、後述するように、一括制御の対象となる照明装置5を示す点灯制御用データを生成し、伝送制御装置1に送信する。
遠隔監視制御モードが実行されているとき、伝送制御装置1は、モードデータを各端末装置からの割込に従って動作するダミーモードとしてアドレスデータを循環的に変化させた伝送信号を一定時間間隔で送出する、常時ポーリングを実行する。このとき、操作スイッチ3が操作された操作端末装置2又は一括制御用端末装置6から割込信号が出力されると、この割込信号を受信した伝送制御装置1は、モードデータをアドレス検索モードとした伝送信号を送信する。又、割込信号を出力する操作端末装置2又は一括制御用端末装置6は、常時ポーリングによる伝送信号に同期させて、割込信号を送信すると同時に、割込フラグを設定する。
そして、割込フラグが設定されている操作端末装置2又は一括制御用端末装置6は、アドレス検索モードによる伝送信号を受信すると、この伝送信号の信号返送期間においてアドレスを返送する。これにより、伝送制御装置1は、割込信号を送信した操作端末装置2又は一括制御用端末装置6のアドレス(論理アドレス)を認識し、認識したアドレスをアドレスデータとする伝送信号を、割込フラグが設定されている操作端末装置2又は一括制御用端末装置6に送信する。そして、割込フラグが設定されている操作端末装置2が、この伝送信号を受信する場合、操作端末装置2は、伝送信号の信号返送期間において、操作スイッチ3の操作に対応した監視データを返信する。一方、割込フラグが設定されている一括制御用端末装置6が、この伝送信号を受信する場合、一括制御用端末装置6は、伝送信号の信号返送期間において、伝送制御端末装置1に対してデータ転送処理への移行を要求する
その後、伝送制御装置1は、操作端末装置2又は一括制御用端末装置6による割込動作を完了させるため、割込フラグのリセットを指示する伝送信号を生成し、操作端末装置2に送信して、操作端末装置2又は一括制御用端末装置6に割込フラグを解除させる。これにより、割込フラグが設定されている操作端末装置2又は一括制御用端末装置6は、割込フラグの設定を解除する。そして、操作端末装置2に設定された割込フラグが解除される場合は、伝送制御装置1は、操作端末装置2から受信した監視データによって指定されるアドレスの制御端末装置4に対して、そのアドレスによるアドレスデータを有する伝送信号を送信する。この制御端末装置4に送信する伝送信号は、監視データで指定された照明装置5の電源ON/OFFを示す制御データを有するため、この伝送信号を受信した制御用端末装置5は、入力を受け付けた操作スイッチ3に対応した照明装置5の点灯状態を制御する。
一方、一括制御用端末装置6に設定された割込フラグが解除される場合は、設定モードに移行して、後述する一括制御用端末装置6から伝送制御装置1へデータ転送処理が実行される。又、上述の遠隔監視制御モードにおいて、不図示の設定用端末装置による割込が成された場合も、設定モードに移行する。設定モードでは、伝送制御装置1は、信号線Lsを専有するために、一括制御用端末装置6及び不図示の設定用端末装置それぞれの物理アドレスに基づいて、一括制御用端末装置6又は不図示の設定用端末装置のいずれかとの通信を行う。そして、後述するように、一括制御用端末装置6又は不図示の設定用端末装置が、転送するデータのバイト数を伝送制御装置1に通知し、伝送制御装置1は、通知されたバイト数に達するまで、転送されるデータの受信動作を行う。
このデータ転送処理が完了すると、伝送制御装置1は、論理アドレスに基づいて通信を行う遠隔監視制御モードに復帰させる。尚、不図示の設定用端末装置によるデータ転送処理が実行されている場合は、転送するデータ量が大きいため、この転送データは、分割されて転送される。そして、分割された転送データの転送が完了する毎に、伝送制御装置1は、遠隔監視制御モードに復帰して、操作端末装置2などの他の端末装置からの割込を確認する。このとき、他の端末装置からの割込がない場合は、再び、設定モードに移行して、不図示の設定用端末装置によるデータ転送処理を再開する。一方、他の端末装置からの割込が有る場合は、その割込動作に基づく遠隔監視制御を実行した後に、設定モードに移行して、不図示の設定用端末装置によるデータ転送処理を再開する。
2.伝送制御装置
伝送制御装置1は、図2に示すように、2線式の信号線Lsと接続して伝送信号を送信する通信部101と、伝送処理などの各種動作を行うために信号処理を行う信号処理部102と、信号処理部102で実行される各動作を規定するプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)より成るプログラムメモリ103と、操作端末装置2の操作スイッチ3と制御端末装置4に接続される照明装置5との関係などを記憶した不揮発性メモリなどで構成されたデータメモリ104と、を備える。このように構成される伝送制御装置1は、信号線Lsを介して通信を行う端末装置それぞれの論理アドレス及び物理アドレスそれぞれによるアドレスデータを、データメモリ104に記憶する。
伝送制御装置1が、遠隔監視制御モードで通信するとき、信号処理部102が、ダミーモードのモードデータとした伝送信号のアドレスデータ(論理アドレスによるアドレスデータ)を循環して変化させて、この伝送信号を通信部101より信号線Lsに送信する。このような動作に基づく常時ポーリングが実行されているとき、端末装置からの割込信号を通信部101が受信すると、信号処理部102が割込を確認するため、アドレス検索モードによる伝送信号を生成して、通信部101より送信する。この伝送信号に対して、割込信号を送信した端末装置により、信号返送期間におけるアドレス通知がなされるため、信号処理部102は、この信号返送期間の通知により、割込を要求した端末装置を特定する。
その後、信号処理部102は、割込フラグを解除させる伝送信号を生成して、通信部101より送信した後、特定した端末装置のアドレスによるアドレスデータを有する伝送信号を生成し、通信部101より送信する。よって、通信部101は、この伝送信号の信号返送期間に、端末装置から返送される監視データを受信して、信号処理部102が、その監視データの内容を解析する。この監視データが操作端末装置2から返信されたものである場合、信号処理部102は、この監視データで指定された照明装置5の電源ON/OFFを示す制御データを生成する。そして、通信部101は、目的とする照明装置5に対応したアドレスデータと制御データとによる伝送信号を、その照明装置5を制御する制御端末装置4に対して送信する。
又、監視データが一括制御用端末装置6から返送されたものである場合、信号処理部102は、割込フラグを解除させる伝送信号を生成して、通信部101より送信した後、設定モードに移行する。そして、信号処理部102は、物理アドレスによるアドレスデータを有する伝送信号を生成して、一括制御用端末装置6に送信する。このときに送信される伝送信号は、一括制御用端末装置6に対して、後述するデータ転送処理の開始を指示するための信号となる。その後、一括制御用端末装置6から点灯制御用データが転送されるとき、信号処理部102は、転送前に転送されるデータ量が一括制御用端末装置6から通知されるため、通信部101で受信した点灯制御用データのデータ量が、通知されたデータ量に達したか否かを判定する。又、信号処理部102は、受信した点灯制御用データに基づいて、制御対象となる照明装置5を認識して、確認した制御内容と共に、データメモリ104に記憶させる。
そして、信号処理部102は、一括制御用端末装置6より転送された点灯制御用データのデータ量が通知されたデータ量に達したことと、転送された点灯制御用データにエラーがないこととを確認すると、データ転送処理の終了指示を与える伝送信号を生成して、通信部101より一括制御用端末装置6に送信する。このようにして、一括制御用端末装置6によるデータ転送処理を実行するための設定モードを終了すると、伝送制御装置1は、遠隔監視制御モードに移行して、照明装置5の点灯制御を実行する。このとき、信号処理部102は、データメモリ104に記憶した制御対象となる照明装置5と制御内容を読み出し、制御対象となる照明装置5それぞれの論理アドレスによるアドレスデータと制御内容に基づく制御データとを含む伝送信号を生成し、通信部101より送信する。
これにより、対象となる照明装置5の点灯状態を制御する制御端末装置4が、伝送信号を受信することで、一括制御用端末装置6の点灯制御用データで制御対象とされる照明装置5が、その制御内容で指定される点灯状態とされる。このように、一括制御用端末装置6からの点灯制御用データの転送処理が完了した後、伝送制御装置1は、点灯制御用データに基づいて、遠隔監視制御システム内の対象となる照明装置5を全て、指定された点灯状態となるように制御する。その後、伝送制御装置1は、信号処理部102において、制御端末装置4から返信される情報より、制御対象となる照明装置5の点灯状態が、指定された点灯状態となったことを確認すると、データメモリ104に記憶させた、点灯制御用データに基づく、制御対象となる照明装置5と制御内容に関する情報を消去する。このように、伝送制御装置1は、転送された点灯制御用データに基づいて照明装置5の点灯状態を制御した後、一時的に利用する、データメモリ104内の点灯制御用データに関する情報について、自動的に消去する。
3.一括制御端末装置及びデータ転送処理
一括制御用端末装置6は、図3に示すように、信号線Lsと接続して伝送制御装置1からの伝送信号を受信する通信部601と、点灯制御用データを生成して通信部601に与える信号生成部602と、外部から受け付けた操作に基づいて一括制御の対象となる照明装置を指定して信号生成部602に通知する対象指定部603と、一括制御の指示入力の操作を受け付ける操作部604と、通信部601で送受する信号を処理する信号処理部605と、を備える。尚、この一括制御用端末装置6において、操作部604への操作によって、対象指定部603への入力がなされるものとしてもよい。又、信号処理部605に信号生成部602が含まれる構成であってもよい。
このような構成の一括制御用端末装置6は、対象指定部603が操作されて、遠隔監視制御システム内において一括制御の対象となる照明装置5が指定されて入力される。このとき、対象指定部603は、一括制御の対象として指定された照明装置5を、その論理アドレスなどの識別用の符号により記憶する。そして、対象指定部603によって一括制御の対象となる照明装置5が入力された後に、操作部604が操作されて、対象となる照明装置5の一括制御が指示されると、信号生成部602は、対象指定部603における記憶内容より、対象となる照明装置5を認識する。このとき、操作部604が操作されて、対象となる照明装置5を一括制御する際に切り換える点灯状態を示す制御内容についても入力される。そして、信号生成部602は、認識した対象となる照明装置5とその制御内容とを示す点灯制御用データが、伝送制御装置1へ転送されるデータとして生成される。
信号生成部602が点灯制御用データの転送を開始するとき、信号処理部605は、通信部601で受信した伝送制御装置1からの伝送信号に同期させる割込信号を生成し、図4に示すように、通信部601より伝送制御装置1に送信する(STEP1)。これにより、信号処理部605は、遠隔監視制御モードにおいて割込動作中であることを示す割込フラグを設定する。その後、通信部601が、アドレス検索モードによる伝送信号を伝送制御装置1より受信すると(STEP2)、信号処理部605は、一括制御用端末装置6の論理アドレスを示すアドレスデータを読み出して、その信号返送期間に通信部601より返信する(STEP3)。そして、通信部601が、割込フラグを解除させる制御データを含む伝送信号を受信すると(STEP4)、信号処理部605は、割込フラグを解除するとともに、物理アドレスに使用した設定モードによる通信に移行する。
更に、設定モードに移行すると、通信部601は、転送処理の開始を指示する制御データを含む伝送信号を伝送制御装置1より受信し(STEP5)、信号処理部605が、転送処理の開始が指示されたことを認識すると、信号処理部605は、信号生成部602で生成された点灯制御用データのデータ量(バイト数)を確認する。そして、信号処理部605は、点灯制御用データのデータ量を通知するための信号を生成して、通信部601より伝送制御装置1に送信し、転送する点灯制御用データのデータ量を通知する(STEP6)。これにより、伝送制御装置1は、この点灯制御用データのデータ量の通知により、一括制御用端末装置6から転送される点灯制御用データのデータ量を認識できるため、点灯制御用データの転送完了を確認できる。
その後、信号生成部602で生成された点灯制御用データが、通信部601から伝送制御装置1に転送される(STEP7)。そして、伝送制御装置1は、通知されたデータ量の受信を確認すると、点灯制御用データの転送完了を認識して、この点灯制御用データのチェックサムを要求する伝送信号を送信する(STEP8)。そのため、通信部601は、チェックサムを要求する伝送信号を受信すると、信号生成部602で生成されたチェックサムを伝送制御装置1に送信し(STEP9)、伝送誤りの有無を伝送制御装置1に検出させる。このとき、伝送誤りがない場合は、通信部601が、伝送制御装置1から、転送処理の終了を指示する伝送信号を受信するため(STEP10)、設定モードによる転送処理を終了する。その後、遠隔監視制御システムは、設定モードによる通信状態から遠隔監視制御モードによる通信状態に復帰する。
このようにして、一括制御用端末装置6による点灯制御用データの転送処理が完了すると、遠隔監視制御モードによる通信状態に復帰する。そのため、上述したように、点灯制御用データより確認した対象となる照明装置5の点灯状態を制御するために、伝送制御装置1は、点灯制御を示す制御データを含んだ伝送信号を、論理アドレスで指定した制御端末装置4に送信する。よって、遠隔監視制御システム内において、一括制御用端末装置6で指定された照明装置5それぞれが、指定された点灯状態に、同時に切り替わることとなる。即ち、一括制御用端末装置6において、一括制御の対象となる照明装置5を点灯させることが入力された場合、一括制御用端末装置6から点灯制御用データが伝送制御装置1に転送された後、遠隔監視制御システムにおける、一括制御の対象となる照明装置5が、同時に点灯する。
尚、本実施形態において、一括制御用端末装置6が点灯制御用データを伝送制御装置1に転送した後、伝送制御装置1が自動的に制御端末装置4と通信を行うことで、一括制御の対象となる照明装置5の点灯状態が指定された状態に制御されるものとしたが、一括制御用端末装置6が、点灯制御用データの転送を終了した後に、遠隔監視制御モードで割込を行い、操作端末装置2と同様にして、監視データを伝送制御装置1に送信するものとしてもよい。このとき、伝送制御装置1は、データメモリ104において、グループ制御の場合と同様、一括制御用端末装置6の論理アドレスと、一括制御の対象となる照明装置5を特定するアドレス(制御端末装置4におけるリレースイッチのアドレス)とをリンクさせて記憶する。
即ち、一括制御用端末装置6が、物理アドレスを使用する設定モードによって、点灯制御用データの転送を完了すると、遠隔監視制御システムにおいて、設定モードから遠隔監視制御モードに復帰する。そして、この遠隔監視制御モードにおいて、伝送制御装置1が常時ポーリングを実行すると、一括制御端末装置6は、伝送制御装置1に対して割込信号を送信する。その後、伝送制御装置1と一括制御端末装置6との間で通信がなされて、伝送制御装置1が、一括制御端末装置6の論理アドレスを確認するとともに、一括制御するための監視データを受信する。
監視データを受信した伝送制御装置1は、データメモリ104に記憶した、点灯制御用データに基づく情報を読み出し、一括制御の対象となる照明装置5を認識し、対象となる照明装置5を指定の点灯状態とするための制御データを生成し、その対象となる照明装置5を制御する制御端末装置4に送信する。このような通信動作を行うものとすることで、伝送制御装置1を従来と同様の構成とすることができる。即ち、一括制御端末装置6が、設定モードによる点灯制御用データの転送を実行した後、操作端末装置2におけるグループスイッチと同様の機能を果たすため、上述の実施形態のように、伝送制御装置1が自動的に制御端末装置5への制御データを生成するためのプログラムを備える必要がない。
本実施形態の遠隔監視制御システムにおける一括制御用端末装置6の実施例について、以下に説明する。
実施例1となる一括制御用端末装置について、図面を参照して以下に説明する。本実施例における一括制御用端末装置は、設定用端末装置として構成される。図5は、本実施例における一括制御用端末装置の構成を示す外観図であり、図6は、図5の一括制御用端末装置の表示部における表示内容を示す図である。又、図7は、本実施例における一括制御用端末装置から転送される点灯制御用データの構成を示す図である。本実施例の一括制御用端末装置は、遠隔監視制御システムに設置された全ての照明装置に対して、一括制御の対象/非対象の設定を行うことができる。
本実施例の一括制御用端末装置6aは、図5に示すように、対象指定部603(図3参照)を構成するセレクタスイッチ部611と、操作部604(図3参照)を構成する設定スイッチ部612と、を備える。セレクタスイッチ部611は、照明装置5(図1参照)が接続される制御端末装置4(図1参照)を特定するチャンネルを表示するセレクタ表示部613と、制御端末装置4によって制御される照明装置5を指定するためのセレクタキー614とによって構成される。1つの制御端末装置4に対して4つの照明装置5が接続される場合、図5に示すように、1つのセレクタ表示部613に対して、4つのセレクタキー614が配置される。又、セレクタスイッチ部611は、セレクタ表示部612に表示されるチャンネルをページ毎に切り換えるページ切換キー615を更に備える。尚、1ページは、16チャンネル分に相当する単位であり、ページ切換キー615で表示を切り換えて、64個のセレクタキー614により、遠隔監視制御システムにおける照明装置5が64基毎に指定される。
設定スイッチ部612は、各種動作モードにおけるメニューを表示するメイン表示部616と、メイン表示部616に表示されるメニューや動作モードを切り換える切換キー617と、一括制御などの各種動作の実行させる実行キー618と、を備える。この設定スイッチ部612は、切換キー616によって通常モードが選択されたとき、メイン表示部616において、図6のような画面が表示される。この図6の画面では、照明装置5の個別制御又は調光制御を実行するための「個別/調光」、照明装置5のグループ制御を実行するための「グループ」、照明装置5のパターン制御を実行するための「パターン」、照明装置5の一括制御を実行するための「一括制御」それぞれが表示される。
そして、切換キー616が操作されて、メイン表示部616における、図6の画面上の「一括制御」が選択されると、セレクタスイッチ部611によって、一括制御の対象となる照明装置5を選択することが可能となる。このとき、ページ切換キー615により、セレクタ表示部613に表示するチャンネルをページ毎に切り換えて、一括制御の対象とする照明装置5に対応したセレクタキー614を操作する。これにより、遠隔制御システム内における、一括制御の対象となる照明装置5を特定するアドレスが、一括制御用端末装置6aに入力されることとなる。尚、この照明装置5を特定するアドレスは、制御端末装置4を特定するチャンネルと接続されたリレースイッチの負荷番号とによって特定される符号である。そして、チャンネルが「X」となる制御端末装置4における、負荷番号が「Y」となるリレースイッチに接続された照明装置のアドレスを、「[X]−[Y]」のように表すものとする。
そして、全てのページについて、セレクタキー614による、一括制御の対象/非対象の選択が行われた後、実行キー618が操作されることで、一括制御が実行される。このとき、一括制御端末装置6は、セレクタキー614により一括制御の対象とされたアドレスに基づいて、遠隔制御システム内の照明装置5それぞれについて一括制御の対象/非対象のいずれであるかを示す点灯制御用データを生成する。点灯制御用データは、図7に示すように、1バイトのデータD0〜Dnを連続させたn+1バイトのデータ群で構成されるもので、遠隔制御システム内に備えられた全ての照明装置5について、一括制御の対象/非対象のいずれであるかを示す。尚、遠隔制御システム内には、8n基の照明装置5が設置されているものとする。
この点灯制御用データを構成するデータD0〜Dnのうち、データD0は、一括制御の対象となる照明装置5の点灯状態を示す制御種類を示す制御内容情報であり、例えば、「01h」が「点灯」を、「00h」が「消灯」を示すものとしてもよい。尚、「01h」「00h」おける「h」は、「01」「00」が16進数であることを示す。そして、残りのデータD1〜Dnは、一括制御の対象/非対象を示す制御対象情報である。このデータD1〜Dnそれぞれの各ビット桁が、遠隔制御システムにおける照明装置5それぞれに対応し、その値が、一括制御の対象/非対象を示す。即ち、データDk(kは、1≦k≦nの自然数)において、その1桁目〜4桁目が、チャンネルを「2(k−1)」とする制御端末装置4における負荷番号「1」〜「4」となるリレースイッチに接続された照明装置5に対応し、その5桁目〜8桁目が、チャンネルを「2k−1」とする制御端末装置4における負荷番号「1」〜「4」となるリレースイッチに接続された照明装置5に対応する。このとき、例えば、ビット桁の値が「1」となる場合は、一括制御の対象となることを示し、ビット桁の値が「0」となる場合は、一括制御の非対象となることを示す。
よって、伝送制御装置1は、図7に示す点灯制御用データを受信すると、データD0が「01h(00000001)」であることから、その値「1」となるデータD1〜Dnの各ビット桁に対応したアドレスで特定される照明装置5について、点灯するための制御データを生成し、この制御データを含む伝送信号を制御端末装置4に送信する。即ち、図7の例では、データD0の値が「00001111」とあり、データD1の値が「11001100」であるため、アドレス[0]−[1]〜[0]−[4]、[2]−[3]、[2]−[4]、[3]−[3]、[3]−[4]で特定される各照明装置5が一括制御により点灯する。又、アドレス[1]−[1]〜[1]−[4]、[2]−[1]、[2]−[2]、[3]−[1]、[3]−[2]で特定される各照明装置5は、一括制御の非対象とされる。
実施例1となる一括制御用端末装置について、図面を参照して以下に説明する。本実施例における一括制御用端末装置は、操作端末装置2のように、スイッチを操作するハンドルを表出させた構成となる。図8は、本実施例における一括制御用端末装置の構成を示す外観図であり、図9は、図8のハンドルを開いた内部の構造を示す図である。又、図10は、本実施例における一括制御用端末装置から転送される点灯制御用データの構成を示す図である。本実施例の一括制御用端末装置は、遠隔監視制御システムに設置された一部の照明装置に対して、一括制御の対象/非対象の設定を行うことができる。
本実施例の一括制御用端末装置6bは、図8に示すように、本体部651(図9参照)に対して開閉できる扉部652と、この扉部652の中央に表出させたハンドル653と、を備えた構成とし、ハンドル653が操作されることにより後述のスイッチ654が連動し、スイッチ654による入力が成される。この一括制御用端末装置6bは、ハンドル653を備えた扉部652を開くと、図9に示すように、その本体部651の表面側に、操作部604(図3参照)を構成するスイッチ654と、対象指定部603(図3参照)を構成するディップスイッチ655,656と、を備える。
スイッチ654は、ハンドル653への操作に連動するスイッチであり、ハンドル653を介して操作入力されると、一括制御用端末装置6bは、一括制御を実行するために、後述する点灯制御用データの転送処理を実行する。又、ディップスイッチ655,656はそれぞれ、8個のスイッチによるスイッチ群で構成されて、各スイッチの切換により8ビットのデータを記憶する。このとき、ディップスイッチ655は、一括制御の対象/非対象の設定を行う照明装置5を特定するアドレス(チャンネルと負荷番号による8ビットのデータ)のうち、先頭となるアドレスが設定される。一方、ディップスイッチ656は、先頭アドレスを含む連続した8つのアドレスで特定される8基の照明装置5それぞれについて、一括制御の対象/非対象のいずれであるかが設定される。
このような構成の一括制御用端末装置6bにおいて、ハンドル653を有する扉部652を開いて、ディップスイッチ655が操作されることにより、上述の先頭アドレスAxが設定される。これにより、ディップスイッチ655で設定された先頭アドレスAxから連続する8つのアドレスAx,Ax+1,…,Ax+7それぞれで特定される8基の照明装置5が、一括制御の対象/非対象の設定対象として選択されることとなる。そして、ディップスイッチ656が操作されることにより、ディップスイッチ655への操作で決定した8基の照明装置5それぞれに対して、一括制御の対象/非対象が設定される。このように、ディップスイッチ655,656への操作によって、一括制御の対象となる照明装置5を設定した後、扉部652を閉じて、ハンドル653が操作されることで、スイッチ654へ操作入力が行われる。このスイッチ654への操作入力によって、一括制御用端末装置6bは、図10に示すような点灯制御用データを伝送制御装置1に転送し、対象とする照明装置5に対する一括制御を実行する。
点灯制御用データは、図10に示すように、1バイトのデータDx0〜Dx3を連続させた4バイトのデータ群で構成されるもので、遠隔制御システム内に備えられた一部の照明装置5について、一括制御の対象/非対象のいずれであるかを示す。このとき、データDx0が、一括制御端末装置1bからの点灯制御用データの送信方法を示す送信方式指定情報となり、データDx1が、実施例1におけるデータD0(図7参照)と同様の制御内容情報となる。尚、データDx1による送信方式指定情報は、例えば、「00h」が実施例1のように、遠隔監視制御システム内の全ての照明装置5に対して対称/非対象を設定した方式を示し、「01h」が、上述のように、アドレスの連続した8基の照明装置5に対して対称/非対象を設定した方式を示すものとするように、送信するデータの方式を示すものである。よって、図10の点灯制御データは、本実施例の一括制御用端末装置6bから送信されるため、データDx0が「01h(00000001)」となる。
残りのデータDx2,Dx3が、一括制御の対象/非対象を示す制御対象情報である。そして、データDx2が、ディップスイッチ655で設定された先頭アドレスを示す先頭アドレス情報である。又、データDx3が、ディップスイッチ656で設定された、アドレスが連続する8基の照明装置5それぞれについて、一括制御の対象/非対象のいずれが選択されたかを示す対象指定情報である。このデータDx3それぞれの各ビット桁が、アドレスが連続する8基の照明装置5それぞれに対応し、その値が、一括制御の対象/非対象を示す。このとき、実施例1のときと同様、例えば、ビット桁の値が「1」となる場合は、一括制御の対象となることを示し、ビット桁の値が「0」となる場合は、一括制御の非対象となることを示す。
よって、伝送制御装置1は、図10に示す点灯制御用データを受信すると、データDx0が「01h(00000001)」であることから、一括制御の対象/非対象が設定される8基の照明装置5が指定されていることを認識する。又、伝送制御装置1は、データDx1が「01h(00000001)」であることから、一括制御の対象となる照明装置5を点灯させることを認識する。更に、伝送制御装置1は、データDx2の値より、先頭アドレスを確認し、一括制御の対象/非対象が設定される8基の照明装置5を認識する。即ち、図10の例では、データDx2の値が「01011000」であるため、伝送制御装置1は、先頭アドレス[22]−[1]を確認し、アドレス[22]−[1]〜[22]−[4],[23]−[1]〜[23]−[4]によって特定される8基の照明装置5が設定対象であることを認識する。
更に、図10の例では、データDx3の値が「11011011」であることから、伝送制御装置1は、アドレス[22]−[1],[22]−[2],[22]−[4],[23]−[1],[23]−[3],[23]−[4]で特定される各照明装置5が一括制御の対象であることを、認識する。これにより、アドレス[22]−[1],[22]−[2],[22]−[4],[23]−[1],[23]−[3],[23]−[4]で特定される各照明装置5が、一括制御により点灯する。
1 伝送制御装置
2 操作端末装置
3 操作スイッチ
4 制御端末装置
5 照明装置
6,6a,6b 一括制御用端末装置
101 通信部
102 信号処理部
103 プログラムメモリ
104 データメモリ
601 通信部
602 信号生成部
603 対象設定部
604 操作部
605 信号処理部

Claims (6)

  1. 遠隔監視制御システム内の照明装置の点灯状態を監視制御する伝送制御装置との間で、時分割多重伝送方式に基づく信号の送受信を行う通信部と、
    複数の照明装置の点灯状態を一括で制御する一括制御の対象となる照明装置を指定する対象指定部と、
    一括制御の操作入力を受け付ける操作部と、
    前記操作部により一括制御の操作入力があったときに、前記対象指定部で指定される一括制御の対象となる照明装置とその点灯状態とを特定する点灯制御用データを生成し、該点灯制御用データを前記通信部に与える信号生成部と、
    を備え、
    前記点灯制御用データを前記通信部から前記伝送制御装置に送信することで、前記伝送制御装置に、一括制御の対象となる照明装置の点灯状態を制御させ、
    前記点灯制御用データは、前記遠隔監視制御システム内の照明装置の一部について一括制御の対象又は非対象のいずれであるかを示す制御対象情報と、一括制御後の点灯状態を示す制御内容情報とによって構成されることを特徴とする一括制御用端末装置。
  2. 請求項1において、
    前記点灯制御用データによって一括制御の対象又は非対象が特定される照明装置が、そのアドレスが連番となるN個の照明装置であり、
    前記制御対象情報は、前記N個の照明装置のアドレスのうちの先頭となるアドレスを示す先頭アドレス情報と、前記N個の照明装置それぞれに対して割り当てられた1ビットの情報を連続させNビットの対象指定情報とによって構成され、
    前記対象指定情報を構成する1ビットの情報それぞれが、2値の情報であり、一方の値が一括制御の対象であることを示し、他方の値が一括制御の対象でないことを示すことを特徴とする一括制御用端末装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記制御対象情報の値を設定する設定用スイッチを、前記対象指定部の一部として有することを特徴とする一括制御用端末装置。
  4. 請求項2において、
    前記先頭アドレス情報の値を設定する設定用スイッチと、前記対象指定情報の値を設定する設定用スイッチとを、前記対象指定部の一部として有することを特徴とする一括制御用端末装置。
  5. 請求項3又は請求項4において、
    前記操作部を表面に表出させた扉部を有するとともに、
    該扉部を開いた本体内部に、前記設定用スイッチが配置されていることを特徴とする一括制御用端末装置。
  6. 照明装置の点灯状態を制御する制御端末装置と、
    前記照明装置の点灯状態の指令の入力を受け付ける操作スイッチを有する操作端末装置と、
    前記制御端末装置及び前記操作端末装置それぞれと、時分割多重伝送方式に基づく信号の送受信を行って、照明装置の点灯状態を監視制御する伝送制御装置と、
    を備える遠隔監視制御システムであって、
    請求項1又は2に記載の一括制御用端末装置を更に備え、
    該一括制御用端末装置が前記伝送制御装置に前記点灯制御用データを送信したとき、前記伝送制御装置が前記点灯制御用データを前記制御端末装置に送信する制御信号に変換して、該制御信号を前記制御端末装置に送信し、一括制御の対象となる照明装置の点灯状態を特定された点灯状態とすることを特徴とする遠隔監視制御システム。
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