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JP4703394B2 - インターフェースシステム - Google Patents
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本発明は、個々にIDコードを割り付けて個別に制御できるようにした複数のシリアルインターフェースからなるインターフェースシステムに関するものである。
[第1の従来例]
図5に第1の従来例のインターフェースシステムの構成を示す。100A,200Aは同一構成のシリアルインターフェースであり、それぞれシフトレジスタ10A、制御レジスタ群20A、IDチェッカ70を具備する。シフトレジスタ10Aは16ビット構成である。IDチェッカ70には、シリアルインターフェース100A,200Aを識別するための個別のIDコードが4ビットで付与されている。制御レジスタ群20Aは、図6に示すように、アドレスが4ビットで付与された合計16個の8ビットの制御レジスタR0〜R15からなり、個々のレジスタが図示しない負荷を制御する。なお、シリアルインターフェース100A,200Aの各シフトレジスタ10Aは並列接続されている。
この図5のインターフェースシステムでは、各シリアルインターフェース100A,200Aは、16個のクロック単位で端子CSが有効になり、クロックSCKと共に16ビットのシリアル入力データDIがシフトレジスタ10Aに入力すると、当該入力データDIの上位4ビットのIDコードがIDチェッカ70に格納されているIDコードと比較され、合致する場合に当該入力データDIの中位の4ビットのアドレスで制御レジスタ群20A内の制御レジスタR0〜R16のいずれかが選択され、当該選択制御レジスタに当該入力データDIの下位8ビットのデータが取り込まれ、これによって当該選択制御レジスタにより図示しない負荷が制御される。
図7にこのインターフェースシステムの動作のタイミングチャートを示す。これは、図5のシリアルインターフェース100AのIDコードが「0010」、シリアルインターフェース200AのIDコードが「1001」の場合である。
ここでは、最初にCS信号が有効になったときに、上位4ビットが「0010」、中位4ビットが「0000」、下位8ビットが「00111111」の合計16ビットの入力データDIが入力され、次回にCS信号が有効になったときに、上位4ビットが「1001」、中位4ビットが「0010」、下位8ビットが「01111100」の合計16ビットの入力データDIが入力されたときの様子を示している。
最初の入力データDIの上位4ビットの「0010」は、シリアルインターフェース100AのIDチェッカ70に格納されたIDコードと一致するので、そのシリアルインターフェース100Aが選択される。そして、中位4ビットの「0000」により制御レジスタ群20Aの内の制御レジスタR0が選択され、次にCSが有効になったとき、その制御レジスタR0に下位8ビットのデータ「00111111」が書き込まれる。
次回の入力データDIの上位4ビットの「1001」は、シリアルインターフェース200AのIDチェッカ70に格納されたIDコードと一致するので、そのシリアルインターフェース200Aが選択される。そして、中位4ビットの「0010」により制御レジスタ群20Aの制御レジスタR2が選択され、次にCSが有効になったとき、その制御レジスタR2に下位8ビットのデータ「01111100」が書き込まれる。
[第2の従来例]
図8に第2の従来例のインターフェースシステムの構成を示す。100B,200Bは同一構成のシリアルインターフェースであり、それぞれシフトレジスタ10B、制御レジスタ群20Bを具備する。シフトレジスタ10Bは8ビット構成である。制御レジスタ群20Bは、図9に示すように、アドレスが2ビットで付与されたの合計4個の6ビットの制御レジスタR0〜R3からなり、個々の制御レジスタが図示しない負荷を制御する。なお、シリアルインターフェース100B,200Bの各シフトレジスタ10Bは直列接続されている。
この図8のインターフェースシステムでは、16個のクロック単位で端子CSが有効になり、クロックSCKと共に16ビットのシリアル入力データDIが入力すると、当該入力データDIの前半の8ビットのデータがシリアルインターフェース200Bに格納され、後半の8ビットのデータがシリアルインターフェース100Bに格納される。前半の8ビットの上位2ビットのアドレスによりシリアルインターフェース200Bの制御レジスタ群20Bの4個の制御レジスタR0〜R3の内の1つが選択され、当該選択制御レジスタに前半の下位6ビットのデータが格納される。また、後半の8ビットの上位2ビットのアドレスによりシリアルインターフェース100Bの制御レジスタ群20Bの4個の制御レジスタR0〜R3の内の1つが選択され、当該選択制御レジスタに前半の下位6ビットのデータが格納される。そして、シリアルインターフェース200Bの制御レジスタ群20Bの選択制御レジスタによって図示しない負荷が制御され、シリアルインターフェース100Bの制御レジスタ群20Bの選択制御レジスタによって図示しない負荷が制御される。図10に動作のタイミングチャートを示した。
第1の従来例では、シリアルインターフェースを並列に接続するので、必要なデータのみを送ってホスト(図示せず)側から負荷を制御することができる利点があるものの、個々のシリアルインターフェースに固有の固定アドレスを付与する必要があるため、フラッシュROMの組み込み等の特別のプロセスが必要になり、あるいはヒューズ切断等の特殊な工程が必要になるという問題がある。
第2の従来例では、個々のシリアルインターフェースに固有の固定アドレスを付与する必要がない利点があるので、前記した特殊プロセスや特殊工程を必要としないものの、シリアルインターフェースが直列接続となっているので、毎回その全てのシフトレジスタにデータを格納する必要があるため、その接続段数が増えるほど、ホスト側から送るデータ長が長くなる問題がある。
本発明の目的は、前記した特殊プロセスや特殊工程を必要とせず、かつホスト側から送りデータ長は、最初は長くなるものの、通常動作時では1つのシリアルインターフェースのシフトレジスタ分でけで済むようにしたインターフェースシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明のインターフェースシステムは、入力するデータを格納するシフトレジスタと、負荷を制御する複数の制御レジスタからなる制御レジスタ群と、を備えるシリアルインターフェースであって、該制御レジスタ群内の特定の制御レジスタは、前記シフトレジスタに格納されたデータの内の一部をアドレスとして選択されて、前記シフトレジスタに格納されたデータの内の別の一部を制御データとして書き込まれるようにしたシリアルインターフェース、を複数個使用して構成したインターフェースシステムにおいて、前記各シリアルインターフェースは、IDコードが書き換え可能で且つ初期状態で該IDコードが初期値に設定されたIDレジスタを備え、初回のデータ入力では、前記各シフトレジスタを該データ入力に対して直列接続し、前記各シフトレジスタに前記初期値のIDコード、前記IDレジスタのアドレス、および任意の互いに異なるIDコードを1組として、前記シフトレジスタの個数の組数だけ順次送って、前記各シリアルインターフェースの前記IDレジスタにそれぞれ異なるIDコードを書き込み、次回以降のデータ入力では、前記各シフトレジスタを該データ入力に対して並列接続し、前記各シフトレジスタに共通に、特定のIDコード、制御レジスタ群内の特定の制御レジスタのアドレス、および制御データを送って、IDコードが合致したIDレジスタをもつ特定のシリアルインターフェースの制御レジスタ群内の特定の制御レジスタに前記制御データを書き込むことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のインターフェースシステムにおいて、前記各シリアルインターフェースは、入力するIDコードと前記IDレジスタに格納されているIDコードを比較して両者が一致すると前記IDレジスタと前記制御レジスタ群を動作可能にするIDチェッカを備えることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載のインターフェースシステムにおいて、前記各シリアルインターフェースは、前記IDレジスタに格納されたIDコードが前記初期値と一致するとき前記各シリアルインターフェースのシフトレジスタをデータ入力に対して直列接続し、一致しないとき並列接続するセレクタを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前記した特殊プロセスや特殊工程を必要とせず、かつホスト側から送るデータ長は、最初は長くなるものの、通常動作時では1つのシリアルインターフェースのシフトレジスタ分だけで済む利点がある。
図1は本発明の1つの実施例のインターフェースシステムの構成を示すブロック図である。100,200は同一構成のシリアルインターフェースであり、それぞれ16ビットのシフトレジスタ10、制御レジスタ群20、IDレジスタ30、IDチェッカ40、ID=0検出回路50、セレクタ60を具備する。
制御レジスタ群20は、図2に示すように、アドレスが4ビットで付与された合計15個の8ビットの制御レジスタR1〜R15からなり、個々のレジスタが図示しない負荷を制御する。IDレジスタ30は、図2に示すように、4ビットの「0000」でアドレスが付与された8ビットのレジスタR0からなり、その下位4ビットにIDコードが書き込まれる。このIDコードは、初期化状態では「0000」になっている。IDチェッカ40は、IDレジスタ30の下位4ビットのIDコードとシフトレジスタ10の上位4ビットとを比較し、一致したとき信号S1を有効にする。ID=0検出回路50は、IDレジスタ30の下位4ビットに書き込まれたIDコードが「0000」か否かを検出する回路であり、「0000」を検出したとき信号S2を無効にする。セレクタ60は、信号S2が無効になれば入力端子aを選択し、有効になればbを選択する。
図3は初期状態での動作のタイミングチャートである。初期状態では上記のように各シリアルインターフェース100,200のIDレジスタ30のIDコードは「0000」となっているので、ID=0検出回路50の出力信号S2は無効となり、セレクタ60は端子aを選択しシフトレジスタ10の出力を入力する。よって、シリアルインターフェース100,200の各シフトレジスタ10は直列接続されている。
ここで、端子CSが32クロック分だけ有効になり、クロックSCKと共に32ビットのシリアル入力データDIが入力すると、その前半の16ビットのデータ「0000000000000010」がシリアルインターフェース200のシフトレジスタ10に格納され、後半の16ビットのデータ「0000000000000001」がシリアルインターフェース100のシフトレジスタ10に格納される。前半および後半の16ビットのデータは、その上位4ビットがIDコード、中位4ビットが制御レジスタ群20の15個の制御レジスタR1〜R15とIDレジスタ30のアドレスを示し、下位8ビットがそれらレジスタに書き込むデータを示す。
そして、シリアルインターフェース100では、シフトレジスタ10に格納された16ビットのデータの内の上位4ビットのIDコード「0000」が、IDレジスタ30に格納されている8ビットのデータの内の下位4ビットのIDコード「0000」と、IDチェッカ40によって比較される。このときの比較は合致するので信号S1が有効となり、制御レジスタ群20とIDレジスタ30が書込み可能となるが、中位4ビットのデータ「0000」によってIDレジスタ30が選択される。よって、このIDレジスタ30は、シフトレジスタ10の下位8ビットのデータ「00000001」に書きかえられる。
また、シリアルインターフェース200では、シフトレジスタ10に格納された16ビットのデータの内の上位4ビットのIDコード「0000」が、IDレジスタ30に格納されている8ビットのデータの内の下位4ビットのIDコード「0000」と、IDチェッカ40によって比較される。このときの比較は合致するので信号S1が有効となり、制御レジスタ群20とIDレジスタ30が書込み可能となるが、中位4ビットのデータ「0000」によってIDレジスタ30が選択される。よって、このIDレジスタ30は、シフトレジスタ10の下位8ビットのデータ「00000010」に書きかえられる。
以上により、シリアルインターフェース100のIDレジスタ30の下位4ビットのIDコードは「0001」に、シリアルインターフェース200のIDレジスタ30の下位4ビットのIDコードは「0010」に更新される。これにより、シリアルインターフェース100、200のID=0検知回路50は「0000」が非検知となり、信号S2を有効とする。このため、各セレクタ60は端子bを選択するので、シリアルインターフェース100,200のシフトレジスタ10は入力データDIに対して並列接続となる。
図4はこのようにして、各シフトレジスタ10が並列接続された後に入力データDIが入力する場合のタイミングチャートである。これ以降は、信号CSが16クロック毎に有効となり、入力する入力データDIは16ビット単位となる。まず、その入力データDIが「00010001011111110」のときは、それがシリアルインターフェース100,200のシフトレジスタ10にそれぞれ取り込まれるが、その上位4ビットのIDコードが「0001」であるので、これがシリアルインターフェース100,200のIDチェッカ40によりそのIDレジスタ30の下位4ビットと比較される。
この結果、このIDコードは、シリアルインターフェース100のIDレジスタ30の下位4ビットと一致するので、そのシリアルインターフェース100のIDチェッカ40の出力信号S1が有効となる。しかし、シリアルインターフェース200のIDレジスタ30の下位4ビットと一致しないので、シリアルインターフェース200のIDチェッカ40の出力信号S1は無効となる。よって、シリアルインターフェース100の制御レジスタ群20とIDレジスタ30は書込み可能となるが、シリアルインターフェース200のそれは書込み不可となる。
このとき、入力データDIの中位4ビットは「0001」であるので、シリアルインターフェース100の制御レジスタ群20の制御レジスタR1が選択されて、この制御レジスタR1に入力データDIの下位8ビットの「01111110」が格納され、この制御レジスタR1の負荷が当該下位8ビットの内容に応じて制御される。
次に、入力データDIが「0010010100001111」のときは、それがシリアルインターフェース100,200のシフトレジスタ10にそれぞれ取り込まれるが、その上位4ビットのIDコードが「0010」である。このIDコードは、シリアルインターフェース200のIDレジスタ30の下位4ビットと一致するので、シリアルインターフェース200が選択される。
このとき、入力データDIの中位4ビットは「0010」であるので、シリアルインターフェース200の制御レジスタ群20の制御レジスタR2が選択されて、この制御レジスタR2に入力データDIの下位8ビットの「00001111」が格納され、この制御レジスタR2の負荷が当該下位8ビットの内容に応じて制御される。
以上では各シリアルインターフェース100,200の制御レジスタ群20の制御レジスタR1〜R15に所望のデータを格納する場合について説明したが、前記のようにして書き換えたIDレジスタ30の内容を再度書き換えることもできる。このときは、入力データDIの上位4ビットのIDコードを当該書き換えようとするシリアルインターフェース100又は200のIDコードにセットし、中位4ビットのアドレスをIDレジスタ30の制御レジスタR0アドレスである「0000」にセットし、下位8ビットの下位4ビットに新しいIDコードをセットして、その入力データDIをホストから送り込めばよい。
以上のように、本実施例のインターフェースシステムでは、IDレジスタ30を使用し、その内容を書き換え可能にしているので、第1の従来例で説明したような特殊なプロセスや特殊な工程は必要ない。また、初期化されたIDレジスタ30にIDコードを書き込む際には各シリアルインターフェースのシフトレジスタを直列接続して全シフトレジスタにデータを格納する必要があるが、一旦IDコードを割り振った後の通常動作時は、各シフトレジスタは入力データDIに対して並列接続されるので、通常動作における制御データが長くなることはない。
なお、以上では2個のシリアルインターフェースを使用する場合について説明したが、同様の考え方で3個以上のシリアルインターフェースを使用することもできる。
本発明の1つの実施例のインターフェースシステムの構成を示すブロック図である。 図1のシリアルインターフェースの制御レジスタ群とIDレジスタの説明図である。 図1のシリアルインターフェースにIDコードを割り振る動作のタイミングチャートである。 図1のシリアルインターフェースにIDコードを割り振った後の通常動作のタイミングチャートである。 第1の従来例のインターフェースシステムの構成を示すブロック図である。 図5のシリアルインターフェースの制御レジスタ群の説明図である。 図5のインターフェースシステムの動作のタイミングチャートである。 第2の従来例のインターフェースシステムの構成を示すブロック図である。 図8のシリアルインターフェースの制御レジスタ群の説明図である。 図8のインターフェースシステムの動作のタイミングチャートである。
符号の説明
100,100A,100B:シリアルインターフェース
200,200A,200B:シリアルインターフェース
10,10A,10B:シフトレジスタ
20,20A,20B:制御レジスタ群
30:IDレジスタ
40:IDチェッカ
50:ID=0検出回路
60:セレクタ
70:IDチェッカ

Claims (3)

  1. 入力するデータを格納するシフトレジスタと、負荷を制御する複数の制御レジスタからなる制御レジスタ群と、を備えるシリアルインターフェースであって、該制御レジスタ群内の特定の制御レジスタは、前記シフトレジスタに格納されたデータの内の一部をアドレスとして選択されて、前記シフトレジスタに格納されたデータの内の別の一部を制御データとして書き込まれるようにしたシリアルインターフェース、を複数個使用して構成したインターフェースシステムにおいて、
    前記各シリアルインターフェースは、IDコードが書き換え可能で且つ初期状態で該IDコードが初期値に設定されたIDレジスタを備え、
    初回のデータ入力では、前記各シフトレジスタを該データ入力に対して直列接続し、前記各シフトレジスタに前記初期値のIDコード、前記IDレジスタのアドレス、および任意の互いに異なるIDコードを1組として、前記シフトレジスタの個数の組数だけ順次送って、前記各シリアルインターフェースの前記IDレジスタにそれぞれ異なるIDコードを書き込み、
    次回以降のデータ入力では、前記各シフトレジスタを該データ入力に対して並列接続し、前記各シフトレジスタに共通に、特定のIDコード、制御レジスタ群内の特定の制御レジスタのアドレス、および制御データを送って、IDコードが合致したIDレジスタをもつ特定のシリアルインターフェースの制御レジスタ群内の特定の制御レジスタに前記制御データを書き込むことを特徴とするインターフェースシステム。
  2. 請求項1に記載のインターフェースシステムにおいて、
    前記各シリアルインターフェースは、入力するIDコードと前記IDレジスタに格納されているIDコードを比較して両者が一致すると前記IDレジスタと前記制御レジスタ群を動作可能にするIDチェッカを備えることを特徴とするインターフェースシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のインターフェースシステムにおいて、
    前記各シリアルインターフェースは、前記IDレジスタに格納されたIDコードが前記初期値と一致するとき前記各シリアルインターフェースのシフトレジスタをデータ入力に対して直列接続し、一致しないとき並列接続するセレクタを備えることを特徴とするインターフェースシステム。
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