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JP5317664B2 - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents
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JP5317664B2 - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性半導体記憶装置製造方法に関する。
従来、シリコン基板上の2次元平面内に素子を集積して、LSIが形成されてきた。メモリの記憶容量を増加させるには、一素子の寸法を小さくする(微細化する)しかないが、近年その微細化もコスト的、技術的に困難なものになってきた。微細化のためにはフォトリソグラフィの技術向上が必要であるが、例えば、現在のArF液浸露光技術では40nm付近のルールが解像限界となっており、更なる微細化のためにはEUV露光機の導入が必要である。しかし、EUV露光機はコスト高であり、コストを考えた場合には現実的ではない。また、仮に微細化が達成されたとしても、駆動電圧などがスケーリングされない限り、素子間の耐圧など物理的な限界点を迎える事が予想される。つまり、デバイスとしての動作が困難になる可能性が高い。
そこで、近年、メモリの集積度を高めるために、メモリセルを3次元的に配置した半導体記憶装置が多数提案されている(特許文献1参照)。
メモリセルを3次元的に配置した従来の半導体記憶装置の一つに、円柱型構造のトランジスタを用いた半導体記憶装置がある(特許文献1)。円柱型構造のトランジスタを用いた半導体記憶装置においては、ゲート電極となる多層に積層された積層導電層、及びピラー状の柱状半導体層が設けられる。柱状半導体層は、トランジスタのチャネル(ボディ)部として機能する。柱状半導体層の周りには、MONOS層(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Semiconductor)が設けられる。これら積層導電層、柱状半導体層、MONOS層を含む構成は、メモリストリングと呼ばれる。
上記メモリストリングにおいて、MONOS層は、複数層の積層導電層に亘って、分断されることなく形成されている。したがって、MONOS層にて電荷の移動が生じ、信号量低下等が懸念される。このようなことから、半導体記憶装置の信頼性の確保が求められている。
特開2007−266143号
本発明は、信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置製造方法を提供する。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法は、電気的に書き換え可能な複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングを有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法であって、基板の上層に第1層間絶縁層を介して複数の第1導電層を形成する工程と、複数の前記第1導電層及び前記第1層間絶縁層を貫通させて、第1ホールを形成する工程と、前記第1ホールに面する側壁に、順次、絶縁層にて囲まれた第2導電層、及び第1半導体層を形成する工程と、複数の前記第1導電層及び前記第1層間絶縁層を貫通させて、前記基板と平行な第1方向に延びる第1溝を形成する工程と、前記第1溝を介して、前記第1層間絶縁層を除去して、積層方向に並ぶ前記第1導電層の間に空隙を形成する工程と、前記第1溝及び前記空隙を介して前記第2導電層の一部を酸化する工程とを備えることを特徴とする。
本発明は、信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置製造方法を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の一実施形態について説明する。
(実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の概略図を示す。図1に示すように、実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100は、主として、メモリトランジスタ領域12、ワード線駆動回路13、ソース側選択ゲート線(SGS)駆動回路14、ドレイン側選択ゲート線(SGD)駆動回路15、センスアンプ16、ソース線駆動回路17、及びバックゲートトランジスタ駆動回路18を有する。メモリトランジスタ領域12は、データを記憶するメモリトランジスタを有する。ワード線駆動回路13は、ワード線WLに印加する電圧を制御する。ソース側選択ゲート線(SGS)駆動回路14は、ソース側選択ゲート線SGSに印加する電圧を制御する。ドレイン側選択ゲート線(SGD)駆動回路15は、ドレイン側選択ゲート線SGDに印加する電圧を制御する。センスアンプ16は、メモリトランジスタから読み出した電位を増幅する。ソース線駆動回路17は、ソース線SLに印加する電圧を制御する。バックゲートトランジスタ駆動回路18は、バックゲート線BGに印加する電圧を制御する。なお、上記の他、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100は、ビット線BLに印加する電圧を制御するビット線駆動回路を有する(図示略)。
次に、図2を参照して、メモリトランジスタ領域12の回路構成について説明する。図2は、メモリトランジスタ領域12の回路図である。
メモリトランジスタ領域12は、図2に示すように、複数のメモリブロックMBにて構成されている。メモリブロックMBは、複数のメモリストリングMS、ソース側選択トランジスタSSTr、及びドレイン側選択トランジスタSDTrを備える。メモリストリングMSは、直列接続されたメモリトランジスタMTr1〜MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrにて構成されている。メモリトランジスタMTr1〜MTr8は、フローティングゲートに電荷を捕獲させることで、情報を記憶する。バックゲートトランジスタBTrは、メモリトランジスタMTr4とメモリトランジスタMTr5との間に接続されている。ドレイン側選択トランジスタSDTrは、メモリストリングMSの一端(メモリトランジスタMTr1)に接続されている。ソース側選択トランジスタSSTrは、メモリストリングMSの他端(メモリトランジスタMTr8)に接続されている。
図2に示すように、メモリブロックMBにおいて、ロウ方向に一列に配列されたメモリトランジスタMTr1の制御ゲートは、ロウ方向に延びるワード線WL1に共通接続されている。同様に、ロウ方向に一列に配列されたメモリトランジスタMTr2〜MTr8の制御ゲートは、ロウ方向に延びるワード線WL2〜WL8に共通接続されている。また、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に配列されたバックゲートトランジスタBTrの制御ゲートは、バックゲート線BGに共通接続されている。
図2に示すように、メモリブロックMBにおいて、ロウ方向に一列に配列された各ドレイン側選択トランジスタSDTrの制御ゲートは、ドレイン側選択ゲート線SGDに共通接続されている。ドレイン側選択ゲート線SGDは、複数のメモリブロックMBを跨いでロウ方向に延びるように形成されている。また、カラム方向に一列に配列されたドレイン側選択トランジスタSDTrの他端は、ビット線BLに共通に接続されている。ビット線BLは、複数のメモリブロックMBを跨いでカラム方向に延びるように形成されている。
図2に示すように、メモリブロックMBにおいて、ロウ方向に一列に配列された各ソース側選択トランジスタSSTrの制御ゲートは、ソース側選択ゲート線SGSに共通接続されている。ソース側選択ゲート線SGSは、複数のメモリブロックMBを跨いでロウ方向に延びるように形成されている。また、ソース側選択トランジスタSSTrの他端は、ロウ方向に延びるソース線SLに共通に接続されている。ソース線SLは、複数のメモリブロックMBを跨いでロウ方向に延びるように形成されている。
次に、図3及び図4を参照して、上記図2に示した回路構成を実現する実施形態に係る不揮発性半導体装置100の積層構造について説明する。図3は、実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100のメモリトランジスタ領域12の一部省略斜視図であり、図4は、メモリトランジスタ領域12の断面図である。図5は、図4のA部拡大図である。
図3及び図4に示すように、メモリセトランジスタ領域12は、半導体基板Baから積層方向に、順次、バックゲートトランジスタ層20、メモリトランジスタ層30、選択トランジスタ層40、及び配線層50を有する。バックゲートトランジスタ層20は、上述したバックゲートトランジスタBTrとして機能する。メモリトランジスタ層30は、上述したメモリストリングMS(メモリトランジスタMTr1〜MTr8)として機能する。選択トランジスタ層40は、上述したソース側選択トランジスタ層SSTr及びドレイン側選択トランジスタSDTrとして機能する。
バックゲートトランジスタ層20は、半導体基板Baの上に順次積層されたバックゲート絶縁層21、及びバックゲート導電層22を有する。これらバックゲート絶縁層21、及びバックゲート導電層22は、メモリトランジスタ領域12の端部までロウ方向及びカラム方向に広がって形成されている。
バックゲート導電層22は、後述するU字状半導体層35の連結部35bの下面及び側面を覆い且つ連結部35bの上面と同じ高さまで形成されている。バックゲート絶縁層21は、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。バックゲート導電層22は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。
また、バックゲートトランジスタ層20は、バックゲート導電層22を堀込むように形成されたバックゲートホール23を有する。バックゲートホール23は、ロウ方向に短手方向、カラム方向に長手方向を有する開口にて構成されている。バックゲートホール23は、ロウ方向及びカラム方向に所定間隔毎に形成されている。換言すると、バックゲートホール23は、ロウ方向及びカラム方向を含む面内にてマトリクス状に形成されている。
メモリトランジスタ層30は、積層方向に所定ピッチを設けて形成された第1〜第4ワード線導電層31a〜31d、及び第1〜第4ワード線導電層31a〜31dの間を埋めるように形成された層間絶縁層36を有する。
第1〜第4ワード線導電層31a〜31dは、ロウ方向に延びるように且つカラム方向に所定間隔を設けて繰り返しストライプ状に形成されている。第1〜第4ワード線導電層31a〜31dは、図5に示すように、積層方向に第1長さ(厚さ)L1をもって形成されている。第1〜第4ワード線導電層31a〜31dは、ロウ方向の端部にて階段状に加工されている。第1〜第4ワード線導電層31a〜31dは、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。
また、カラム方向に隣接する第1〜第4ワード線導電層31a〜31dの側面には、保護層32aが形成されている。第1〜第4ワード線導電層31a〜31dの上面及び下面には、酸化層32bが形成されている。
保護層32aは、ポリシリコンにて構成された第1〜第4ワード線導電層31a〜31dよりも希フッ酸処理による選択比が高い窒化シリコン(SiN)にて構成されている。酸化層32bは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。
メモリトランジスタ層30は、第1〜第4ワード線導電層31a〜31d、及び層間絶縁層36を貫通するように形成されたメモリホール33を有する。メモリホール33は、各バックゲートホール23のカラム方向の両端近傍の位置に整合するように形成されている。
また、上記バックゲートトランジスタ層20及びメモリトランジスタ層30は、メモリゲート絶縁層34、及びU字状半導体層35を有する。
メモリゲート絶縁層34は、図5に示すように、メモリホール33、及びバックゲートホール23に面する側面に形成されている。メモリゲート絶縁層34は、ブロック絶縁層34a、浮遊電極層34ba、分離絶縁層34bb、トンネル絶縁層34cにて構成されている。ブロック絶縁層34aは、メモリホール33、及びバックゲートホール23に面する側面に亘って第1〜第4ワード線導電層31a〜31dと接するように形成されている。浮遊電極層34ba及び分離絶縁層34bbは、ブロック絶縁層34aの側面に形成されている。浮遊電極層34baは、各々の第1〜第4ワード線導電層31a〜31dと同層に形成されている。すなわち、浮遊電極層34baは、積層方向に所定ピッチをもって複数形成されている。分離絶縁層34bbは、積層方向に並ぶ各浮遊電極層34baの間(上下)に形成されている。トンネル絶縁層34cは、浮遊電極層34baの側面及び分離絶縁層34bbの側面に亘ってU字状半導体層35と接するように形成されている。
ここで、浮遊電極層34baは、図5に示すように、積層方向に第2長さ(厚さ)L2(L2<L1)をもって形成されている。すなわち、浮遊電極層34baの積層方向の第2長さL2は、第1〜第4ワード線導電層31a〜31dの積層方向の第1長さL1よりも短い。
ブロック絶縁層34a、分離絶縁層34bb、及びトンネル絶縁層34cは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。浮遊電極層34baは、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。
U字状半導体層35は、ロウ方向からみてU字状に形成されている。U字状半導体層35は、トンネル絶縁層34cに接し且つバックゲートホール23及びメモリホール33を埋めるように形成されている。U字状半導体層35は、ロウ方向からみて半導体基板Baに対して垂直方向に延びる一対の柱状部35a、及び一対の柱状部35aの下端を連結させるように形成された連結部35bを有する。U字状半導体層35は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。
上記バックゲートトランジスタ層20及びメモリトランジスタ層30の構成において、バックゲート導電層22は、バックゲートトランジスタBTrの制御ゲート電極として機能する。バックゲート導電層22は、バックゲート線BGとして機能する。第1〜第4ワード線導電層32a〜32dは、メモリトランジスタMTr1〜MTr8の制御ゲート電極として機能すると共に、ワード線WL1〜WL8として機能する。浮遊電極層34baは、メモリトランジスタMTr〜MTr8のフローティングゲートとして機能する。
上記メモリトランジスタ層30の構成を換言すると、トンネル絶縁層34cは、柱状部35aの側面を取り囲むように形成されている。浮遊電極層34ba及び分離絶縁層34bbは、トンネル絶縁層34cの側面を取り囲むように形成されている。ブロック絶縁層34aは、浮遊電極層34baの側面、及び分離絶縁層34bbの側面を取り囲むように形成されている。第1〜第4ワード線導電層32a〜32dは、ブロック絶縁層34aの側面を取り囲むように形成されている。
選択トランジスタ層40は、メモリトランジスタ層30の上に堆積された第1絶縁層41、ドレイン側導電層42a、ソース側導電層42b、第2絶縁層43、保護層44、及び層間絶縁層45を有する。
第1絶縁層41は、第4ワード線導電層31d上に形成されている。ドレイン側導電層42a、及びソース側導電層42bは、第1絶縁層41の上面に形成されている。ドレイン側導電層42a、及びソース側導電層42bは、ロウ方向に延びるように且つカラム方向に所定間隔を設けて繰り返しストライプ状に形成されている。ドレイン側導電層42a、及びソース側導電層42bは、カラム方向に2つずつ交互に設けられている。第2絶縁層43は、ドレイン側導電層42a、及びソース側導電層42bの上面に形成されている。
保護層44は、第1絶縁層41の側面、ドレイン側導電層42aの側面、及び第2絶縁層43の側面を覆うように形成されている。保護層44は、第1絶縁層41の側面、ソース側導電層42bの側面、及び第2絶縁層43の側面を覆うように形成されている。層間絶縁層45は、第1絶縁層41、保護層44の側面を覆うように、保護層44の上面まで形成されている。層間絶縁層45は、メモリトランジスタ層30の層間絶縁層36と連続して一体に形成されている。
第1絶縁層41、第2絶縁層43、及び層間絶縁層45は、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。ドレイン側導電層42a、及びソース側導電層42bは、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。保護層44は、窒化シリコン(SiN)にて構成されているので、ポリシリコンにて構成されたドレイン側導電層42a、及びソース側導電層42bよりも希フッ酸処理による選択比が高い。
さらに、選択トランジスタ層40は、ドレイン側ホール46a、及びソース側ホール46bを有する。
ドレイン側ホール46aは、層間絶縁層45、第2絶縁層43、ドレイン側導電層42a、及び第1絶縁層41を貫通するように形成されている。ソース側ホール46bは、層間絶縁層45、第2絶縁層43、ソース側導電層42b、及び第1絶縁層41を貫通するように形成されている。ドレイン側ホール46a及びソース側ホール46bは、メモリホール33に整合する位置に形成されている。
また、選択トランジスタ層40は、ドレイン側ゲート絶縁層47a、ソース側ゲート絶縁層47b、ドレイン側柱状半導体層48a、ソース側柱状半導体層48b、及びプラグ導電層49を有する。
ドレイン側ゲート絶縁層47aは、ドレイン側ホール46aに面する側面に形成され、ドレイン側柱状半導体層48aと接している。ソース側ゲート絶縁層47bは、ソース側ホール46bに面する側面に形成され、ソース側柱状半導体層48bと接している。ドレイン側柱状半導体層48aは、ドレイン側ホール46aを所定高さまで埋めるように形成されている。ソース側柱状半導体層48bは、ソース側ホール46bを所定高さまで埋めるように形成されている。プラグ導電層49は、ドレイン側柱状半導体層48a及びソース側柱状半導体層48bの上面に形成されている。プラグ導電層49は、ドレイン側ホール46a及びソース側ホール46bを埋めるように形成されている。
ドレイン側ゲート絶縁層47a、及びソース側ゲート絶縁層47bは、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。ドレイン側柱状半導体層48a、及びソース側柱状半導体層48bは、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。プラグ導電層49は、タングステン(W)/窒化チタン(TiN)/チタン(Ti)の積層構造にて構成されている。
上記選択トランジスタ層40の構成において、ドレイン側導電層42aは、ドレイン側選択トランジスタ層SDTrの制御ゲート電極、及びドレイン側選択線SGDとして機能する。ソース側導電層42bは、ソース側選択トランジスタSSTrの制御ゲート電極、及びソース側選択線SGSとして機能する。
上記選択トランジスタ層40の構成を換言すると、ドレイン側ゲート絶縁層47aは、ドレイン側柱状半導体層48aの側面を取り囲むように形成されている。ドレイン側導電層42aは、ドレイン側ゲート絶縁層47aの側面を取り囲むように形成されている。ソース側ゲート絶縁層47bは、ソース側柱状半導体層48bの側面を取り囲むように形成されている。ソース側導電層42bは、ソース側ゲート絶縁層47bの側面を取り囲むように形成されている。
配線層50は、選択トランジスタ層40の上に堆積されたソース線導電層51、層間絶縁層52、及びビット線導電層53を有する。
ソース線導電層51は、カラム方向に隣接する一対のソース側柱状半導体層48bの上層(プラグ導電層49)に接するように形成されている。ソース側導電層51は、ロウ方向に延びるように形成されている。層間絶縁層52は、ソース線導電層51を覆うように形成されている。ビット線導電層53は、ロウ方向に所定ピッチをもって、カラム方向に延びるストライプ状に形成されている。
ソース線導電層51、及びビット線導電層53は、タングステン(W)/窒化チタン(TiN)/チタン(Ti)の積層構造にて構成されている。層間絶縁層52は、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。
また、配線層50は、ホール54、及びプラグ導電層55を有する。
ホール54は、層間絶縁層52を貫通するように形成されている。ホール54は、ドレイン側ホール46aに整合する位置に形成されている。プラグ導電層55は、ホール54を埋めるように形成されている。プラグ導電層55は、タングステン(W)/窒化チタン(TiN)/チタン(Ti)の積層構造にて構成されている。
上記配線層50の構成において、ソース線導電層51は、ソース線SLとして機能する。ビット線導電層53は、ビット線BLとして機能する。
(実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造方法)
次に、図6〜図27を参照して、実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造方法について説明する。図6〜図12、図14〜図24、図26は、実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。図13は、図12のB部拡大図である。図25は、図24のC部拡大図である。図27は、図26のD部拡大図である。
先ず、図6に示すように、半導体基板Ba上に酸化シリコン(SiO)及びポリシリコン(p−Si)を堆積させ、バックゲート絶縁層21及びバックゲート導電層22を形成する。ここで、ポリシリコン(p−Si)は、砒素(As)、リン(P)、及びボロン(B)のいずれかを注入したものを用いる。例えば、バックゲート絶縁層21は、100nm堆積させ、バックゲート導電層22は、200nm堆積させる。
次に、図7に示すように、リソグラフィ法やRIE(Reactive Ion Etching)法を用いて、バックゲート導電層22を彫り込み、バックゲートホール23を形成する。
続いて、図8に示すように、バックゲートホール23を埋めるように、窒化シリコン(SiN)を堆積させ、犠牲層61を形成する。
次に、図9に示すように、バックゲート導電層22及び犠牲層61の上に、酸化シリコン(SiO)及びポリシリコン(p−Si)を交互に堆積させ、犠牲層62a〜62e、及び導電層31Aa〜31Adを形成する。ここで、ポリシリコン(p−Si)は、砒素(As)、リン(P)、及びボロン(B)のいずれかを注入したものを用いる。
続いて、図10に示すように、犠牲層62a〜62e、及び導電層31aA〜31dAを貫通させて、メモリホール33を形成する。メモリホール33は、犠牲層61のカラム方向の両端上面に達するように形成する。
次に、図11に示すように、メモリホール33を介して、熱燐酸処理(Hot HPO)を行い、犠牲層61を除去する。
続いて、図12、及び図13に示すように、メモリホール33の側面、及びバックゲートホール23の側面に、順次、酸化シリコン(SiO)、ポリシリコン(p−Si)、酸化シリコン(SiO)、及びポリシリコン(p−Si)を堆積させる。この工程により、メモリホール33の側面、及びバックゲートホール23の側面から、順次、酸化シリコン層34aA、ポリシリコン層34bA、酸化シリコン層34cA、及びU字状半導体層35が形成される。なお、U字状半導体層35は、中空35cをもって形成される。例えば、酸化シリコン層34aAは、10nm堆積させる。ポリシリコン層34bAは、10nm堆積させる。酸化シリコン層34cAは、7nm堆積させる。
次に、図14に示すように、酸化シリコン34aA、ポリシリコン層34bA、及び酸化シリコン絶縁層34cAの上端をエッチング除去する。この工程により、酸化シリコン34層aAは、ブロック絶縁層34aとなる。酸化シリコン層34cAは、トンネル絶縁層34cとなる。
続いて、図15に示すように、犠牲層62a〜62e、及び導電層31aA〜31dAを貫通するように溝63を形成する。溝63は、カラム方向に隣接するメモリホール33の間に形成する。溝63は、ロウ方向に延びるように形成する。この工程により導電層31aA〜31dAは、第1〜第4ワード線導電層31a〜31dとなる。
次に、図16に示すように、第4ワード線導電層31dの上面まで溝63を埋めるようにポリシラザンを堆積させ、犠牲層64を形成する。
続いて、図17に示すように、犠牲層62e上に、順次、酸化シリコン(SiO)、ポリシリコン(p−Si)、及び酸化シリコン(SiO)を堆積させる。ここで、ポリシリコン(p−Si)には、砒素(As)、リン(P)、及びボロン(B)にいずれかを注入する。この工程により、犠牲層62eは、絶縁層41Aとなる。また、その絶縁層41A上に、導電層42A、及び絶縁層43Aが形成される。
次に、図18に示すように、絶縁層43A、導電層42A、及び絶縁層41Aを貫通するように、ドレイン側ホール46a、及びソース側ホール46bを形成する。ドレイン側ホール46a、及びソース側ホール46bは、メモリホール33と整合する位置に形成する。
続いて、図19に示すように、ドレイン側ホール46aの側面、及びソース側ホール46bの側面に、順次、窒化シリコン(SiN)、及びポリシリコン(p−Si)を形成する。この工程により、ドレイン側ホール46aの側面にドレイン側ゲート絶縁層47aが形成される。ドレイン側ホール46aを埋めるようにドレイン側柱状半導体層48aが形成される。また、ソース側ホール46bの側面にソース側ゲート絶縁層47bが形成される。ソース側ホール46bを埋めるようにソース側柱状半導体層48bが形成される。
次に、図20に示すように、絶縁層43A、導電層42A、及び絶縁層41Aを貫通するように溝65を形成する。溝65は、ロウ方向に延びるように形成する。溝65は、下層に位置する溝63と整合する位置に形成する。この工程により、絶縁層41Aは、第1絶縁層41となる。導電層42Aは、ドレイン側導電層42aとなる。また、導電層42Aは、ソース側導電層42bとなる。絶縁層43Aは、第2絶縁層43となる。
続いて、図21に示すように、溝65に面する側面を覆うように窒化シリコン(SiN)を堆積させ、保護層44を形成する。窒化シリコン(SiN)は、フッ酸耐性を有する。
次に、図22に示すように、溝65を介して、希フッ酸処理を行い、選択的に犠牲層64を除去する。この際、第1絶縁層41の側面、ドレイン側導電層42aの側面(ソース側導電層42b)、及び第2絶縁層43の側面は、保護層44により覆われているので、除去されることはない。
続いて、図23に示すように、溝65、及び溝63を介して、アンモニア窒化処理を行い、第1〜第4ワード線導電層31a〜31dの側面に、窒化シリコン(SiN)を堆積させ、保護層32aを形成する。
次に、図24及び図25に示すように、溝65、及び溝63を介して、犠牲層62a〜62dを除去する。この際、第1〜第4ワード線導電層31a〜31dの側面は、保護層32aにて覆われているので、除去されることはない。この工程により、積層方向における第1〜第4ワード線導電層31a〜31dの間に、空隙Agが形成される。
続いて、図26及び図27に示すように、溝65、溝63、及び空隙Agを介して、ポリシリコン層34bAを酸化する。これにより、ポリシリコン層34bAは、浮遊電極層34ba、及び分離絶縁層34bbとなる。この際、第1〜第4ワード線導電層31a〜31dの上面及び下面は、酸化され、酸化層32bとなる。
次に、図26及び図27に示す工程に続いて、溝65、溝63、及び空隙Agを埋めるように、酸化シリコン(SiO)を堆積させ、連続して一体に層間絶縁層36及び層間絶縁層45を形成する。また、ドレイン側ホール46a、及びソース側ホール46bを埋めるように、タングステン(W)/窒化チタン(TiN)/チタン(Ti)を堆積させ、プラグ層49を形成する。そして、配線層50を形成し、図4に示す不揮発性半導体記憶装置100が形成される。
(実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の効果)
次に、実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の効果について説明する。実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100は、積層方向に所定ピッチをもって複数形成された、メモリトランジスタMTr1〜MTr8のフローティングゲートとして機能する浮遊電極層34baを有する。したがって、隣接する浮遊電極層34baにて、電荷が移動することはなく、信号量低下等が懸念されることはない。すなわち、実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100は、信頼性を確保することができる。
続いて、図28及び図29を参照して、カップリング比に関する効果を説明する。図28は、本実施形態に係るカップリング比を説明するための図である。図29は、メモリホール33の半径φ、メモリゲート絶縁層34の厚みに対応するカップリング比を示す図である。
図28に示すように、メモリホール33の半径を「φ」とする。U字状半導体層35と浮遊電極層34ba(フローティングゲート)との間の寄生容量を「C1」とする。浮遊電極層34ba(フローティングゲート)と第1ワード線導電層31a(第2〜第4ワード線導電層31d)との間の寄生容量を「C2」とする。これら上記の記号を用いると、カップリング比Crは、以下に示す(式1)で表すことができる。
Cr=C2/(C1+C2) …(式1)
ここで、一般に、カップリング比Crが少なくとも、0.5以上でなければ、メモリトランジスタMTr1〜MTr8は、書き込み及び消去動作を実行することができない。これに対し、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100においては、図29に示すように、ブロック絶縁層34aの厚み、浮遊電極層34baの厚み、トンネル絶縁層34cの厚み、及びメモリホール33の半径φを変化させることで、カップリング比Crを調整し、0.5以上とすることができる。
[その他実施形態]
以上、不揮発性半導体記憶装置の一実施形態を説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加、置換等が可能である。
例えば、上記実施形態において、U字状半導体層35は、中空35cをもって形成されている。しかしながら、U字状半導体層35は、中空35cを有さず、その内部をポリシリコンにて埋められた構成であってもよい。この構成は、図12、及び図13に示す工程においてメモリホール33内、及びバックゲートホール23内を完全にポリシリコンにて埋めることによって実現される。
本発明の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の構成概略図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の一部の回路図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の一部省略斜視図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の断面図である。 図4のA部拡大図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 図12のB部拡大図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 図24のC部拡大図である。 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程を示す断面図である。 図26のD部拡大図である。 本実施形態に係るカップリング比を説明するための図である。 メモリホール33の半径φ、メモリゲート絶縁層34の厚みに対応するカップリング比を示す図である。
符号の説明
100…不揮発性半導体記憶装置、 20…バックゲートトランジスタ層、 30…メモリトランジスタ層、 40…選択トランジスタ層、 Ba…半導体基板、 MTr1〜MTr8…メモリトランジスタ、 BTr…バックゲートトランジスタ、 SSTr…ソース側選択トランジスタ、 SDTr…ドレイン側選択トランジスタ。

Claims (6)

  1. 電気的に書き換え可能な複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングを有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法であって、
    基板の上層に第1層間絶縁層を介して複数の第1導電層を形成する工程と、
    複数の前記第1導電層及び前記第1層間絶縁層を貫通させて、第1ホールを形成する工程と、
    前記第1ホールに面する側壁に、順次、絶縁層にて囲まれた第2導電層、及び第1半導体層を形成する工程と、
    複数の前記第1導電層及び前記第1層間絶縁層を貫通させて、前記基板と平行な第1方向に延びる第1溝を形成する工程と、
    前記第1溝を介して、前記第1層間絶縁層を除去して、積層方向に並ぶ前記第1導電層の間に空隙を形成する工程と、
    前記第1溝及び前記空隙を介して前記第2導電層の一部を酸化する工程と
    を備えることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  2. 前記第1溝を形成した後であって前記空隙を形成する前に、前記第1溝に面する前記第1導電層の側面に第1保護層を形成し、
    前記第1導電層よりも希フッ酸処理による選択比が高くなるように、前記第1保護層を形成する
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  3. 前記第1保護層を、窒化シリコンにて構成する
    ことを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  4. 前記第1溝を形成した後であって前記空隙を形成する前に、前記第1溝を犠牲層にて埋め、
    前記犠牲層及び前記第1導電層の上層に第2層間絶縁層を介して第3導電層を堆積させ、
    前記第2層間絶縁層及び前記第3導電層を貫通させて、前記第1ホールと整合する位置に第2ホールを形成し、
    前記第2ホールに面する側面に、順次、絶縁層及び第2半導体層を形成し、
    前記第2層間絶縁層及び前記第3導電層を貫通させて、前記第1溝と整合する位置に前記第1方向に延びる第2溝を形成し、
    前記第2溝に面する前記第3導電層の側面に第2保護層を形成し、
    前記第2溝を介して前記犠牲層を除去し、
    前記第3導電層よりも希フッ酸処理による選択比が高くなるように、前記第2保護層を形成する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  5. 前記第2保護層を、窒化シリコンにて構成する
    ことを特徴とする請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  6. 前記第2導電層を、ポリシリコンにて構成する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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