JP5359626B2 - レイアウト検証方法及びレイアウト検証装置 - Google Patents
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Description
例えば、図16に示すレイアウトデータ30についてシールドのレイアウト検証を検証装置による論理演算で行う場合について説明する。
検証装置は、レイアウトデータ30に含まれる各シールド配線パターンP2〜P4をそれぞれ中心とした検証領域A25,A26,A27を設定する。そして、検証装置は、前述と同様に、拡開距離d11を求め、各シールド配線パターンP2〜P4の各辺からその求めた拡開距離d11だけ外方に離間した位置から同配線パターンP2〜P4をそれぞれ囲む領域を検証領域A25,A26,A27として定義する。この時、図17に示すように、検証領域A25〜A27は、被シールド配線パターンP1の一部とそれぞれ重なっている。
しかしながら、検出装置は、被シールド配線パターンP1の辺E1,E2の部分がシールド配線パターンを周りに配置されていないので、本来ならばシールドエラーと判定する必要があるが、シールドエラーとして検出できない。
これは、前記図15で説明した検証装置においても、被シールド配線パターンP13の上下方向については、シールド配線パターンでシールドされていないため、本来、被シールド配線パターンP13のシールドエラーと判定する必要があるため、同様の問題があった。
図1は、レイアウト検証処理を実施するためのコンピュータシステムの概略構成図である。
(制御カードの設定)
まず、CPU12は、作業者によって、半導体装置のプロセス工程の制約で決まる記憶装置14に格納されたレイアウト条件20に基づいて、シールドの検証に必要な条件が制御カード21に入力装置16を使って設定される(ステップS1)。
制御カード21は、各条件の階層構造22、共通条件23、第1及び第2条件24,25を含んでいる。
(シールド状態の抽出)
ステップS1において、制御カード21にシールドの検証に必要な条件が設定されると、次に、CPU12は、制御カード21及びネットを保持したレイアウトデータ30に基づいて、ネットを保持したレイアウトデータ30に含まれる被シールド配線パターンをシールドしている状態(シールド状態)を抽出する(ステップS2)。
詳述すると、まず、CPU12は、制御カード21の共通条件23で定義された被シールド配線パターンのネット名(target_node)と、第1及び第2条件24,25で定義された異ノードを無視できる距離(ignore distance)とに基づいて、レイアウトデータ30に含まれる被シールド配線パターンから異ノードを無視できる距離までの領域を検索領域として設定する(検索領域設定工程、検索領域設定手段)。
まず、図5に示すように、第1矩形領域R1について、第1矩形領域R1の左側に他の矩形領域R(R8)が存在する場合、その存在する他の矩形領域R(R8)と第1矩形領域R1とを1つに合成し第1合成領域C1とする。続いて、求めた第1合成領域C1の左側に他の矩形領域Rが存在するか、シールド配線パターンP4が存在するか、又は、検索領域A1に接するかを判断する。
次に、同様に、第2矩形領域R2についての第2合成領域C2を生成する。この場合、第2矩形領域R2とシールド配線パターンP4の間に、3つの矩形領域R(R9〜R11)が存在する。そのため、第2矩形領域R2とこの3つの矩形領域R9〜R11を1つに合成して第2合成領域C2となる。
因みに、第4矩形領域R4については、第4矩形領域R4の左側にシールド配線パターンP2〜P4及びその他配線パターンP5〜P7が存在せず、第4矩形領域R4と検索領域A1の間に2つの矩形領域R(R12,R13)が存在する。そのため、第4矩形領域R4とこの矩形領域R12,R13を1つに合成して第4合成領域C4となる。
この場合、CPU12は、第5,第6合成領域C5,C6について、ノード名「ノードD」のその他配線パターンP6と接触するため「ノードD」のノード名を第1抽出結果データDe1に記憶する。また、CPU12は、第7合成領域C7について、ノード名「ノードC」のその他配線パターンP5と接触するため「ノードC」のノード名を第1抽出結果データDe1に記憶する。
データDa5は、座標N7から座標N8の第5接触辺a5の部分、及び、座標N9から座標N10の第6接触辺a6の部分の被シールド配線パターンP1が「ノードD」のその他配線パターンP6にシールドされ、データDa6は、座標N10から座標N11の第7接触辺a7の部分の被シールド配線パターンP1が「ノードC」のその他配線パターンP5にシールドされていることを示している。
まず、図8に示すように、第9矩形領域R9については、第9矩形領域R9とシールド配線パターンP3との間に他の矩形領域Rが存在しないため、第9矩形領域R9自身を第11合成領域C11とする。
そして、この第14合成領域C14に対して、CPU12は、その接触するその他配線パターンP5〜P7のノード名を第2抽出結果データDe2に記憶する。
これにより、上記の処理により、CPU12は、図13に示すような頂点(座標N1)を有する被シールド配線パターンP1に対応するシールド配線パターンP2〜P4及びその他配線パターンP5〜P7の情報を第3抽出結果データDe3に記憶する。
また、データDa32は、座標N1の被シールド配線パターンP1が「GND」のノード名、「W4」の配線幅、被シールド配線パターンP1との距離が「D1」のシールド配線パターンにシールドされていることを示している。
抽出結果データDeは、各条件及び結果の階層構造(Hierarchy Condition)31、共通条件32、第1〜第3結果33〜35を有している。
つまり、各条件の階層構造(Hierarchy Condition)31は、左側に記述されるほど、記述された条件の階層が高い、反対に、右側に記述されるほど、記述された条件の階層が低い。つまり、抽出結果データDeでは、被シールド配線パターンP1のネット名(target_node)、シールド配線パターンの層名(shield_layer)、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)、シールド配線パターンの幅(shield_width)、異ノードを無視できる距離(ignore distance)di1の順で階層が低くなっている。
シールドする配線パターンのネット名(shield_node)は「GND」と記述され、第1結果33がネット名「GND」のシールド配線パターンP2〜P4で被シールド配線パターンP1をシールドした結果であることを示している。
(1)被シールド配線パターンP1の全ての辺にそれぞれ接触する各合成領域C1〜C7,C11〜C17がシールド配線パターンP2〜P4又はその他配線パターンP5〜P7と接触するか否かを検出するようにした。従って、従来の論理演算では、シールドされていない被シールド配線パターンP1の辺をシールドされていると誤判定する場合があったが、被シールド配線パターンP1の全ての辺をシールドするシールド配線パターンP2〜P4を確実に検出することができる。
(2)さらに、矩形領域Rのうち、被シールド配線パターンP1とシールド配線パターンP2〜P4との間、被シールド配線パターンP1とその他配線パターンP5〜P7との間、被シールド配線パターンP1と検索領域A1との間の矩形領域Rを1つ合成して合成領域を生成するようにした。
尚、上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態の制御カード21、抽出結果データDeの形式は特に制限されない。
20 基準値情報(制御カード)
A1 検索領域
C1〜C7,C11〜C17 合成領域
De 配線パターンの情報(抽出結果データ)
P1 被シールド配線パターン
P1〜P7 配線パターン
P2〜P4 シールド配線パターン
R1〜R38 矩形領域
R32 第1検索矩形領域(第32矩形領域)
R33,R34 第2検索矩形領域(第33及び第34矩形領域)
Claims (5)
- 半導体装置のレイアウト検証方法であって、
処理装置が、被シールド配線パターンに対して設計基準値に基づいた距離離れた検索領域を設定し、
前記処理装置が、設定された前記検索領域の前記各配線パターンを除く領域に複数の矩形領域を設定し、
前記処理装置が、設定された複数の前記矩形領域のうち、前記被シールド配線パターンとシールド配線パターンの間、又は、前記被シールド配線パターンと前記検索領域の間にある前記矩形領域を1つに合成して合成領域を生成し、
前記処理装置が、前記合成領域と接触するシールド配線パターン又はその他の配線パターンの情報を記憶領域に記憶し、
前記処理装置が、前記記憶領域に記憶された前記合成領域と接触する前記シールド配線パターン及び前記その他の配線パターンの情報を、該シールド配線パターン及びその他の配線パターンの情報に対する基準値の情報に基づいて、前記被シールド配線パターンが前記シールド配線パターンでシールドされているか否かを検証する
ことを特徴とするレイアウト検証方法。 - 請求項1に記載のレイアウト検証方法であって、
前記処理装置が、
前記検索領域において、前記検索領域に含まれる前記被シールド配線パターン、前記シールド配線パターン及び前記その他の配線パターンの頂点から上下左右方向に引き出し線を引き、前記引き出し線によって区画形成して前記矩形領域を設定することを特徴とするレイアウト検証方法。 - 請求項1又は2に記載のレイアウト検証方法であって、
前記処理装置が、
前記検索領域において、前記被シールド配線パターンの頂点を通る辺を延長し、該延長した辺と前記検索領域とで囲む領域を縮小検索領域として設定し、
前記縮小検索領域において、前記被シールド配線パターンの頂点を中心として前記設計基準に基づいた距離を半形とする四半形の領域を設定し、
設定した前記四半形の領域内の矩形領域のうち、前記被シールド配線パターンの頂点と接触する矩形領域を第1検索矩形領域として求め、
前記四半形の領域内において、求めた前記第1検索矩形領域の、前記被シールド配線パターンの頂点に対して対角線上に位置する矩形領域を第2検索矩形領域として求め、
前記四半形の領域内において、求めた前記第1及び第2検索矩形領域から上下左右方向に前記シールド配線パターン又はその他の配線パターンを検索し、
検索した前記シールド配線パターン又は前記その他の配線パターンの情報を前記記憶領域に記憶することを特徴とするレイアウト検証方法。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載のレイアウト検証方法であって、
前記配線パターンの情報及び前記基準値情報は、
各項目が階層構造になっていることを特徴とするレイアウト検証方法。 - 半導体装置のレイアウト設計において、被シールド配線パターンがシールド配線パターンでシールドされているかを検証するレイアウト検証装置であって、
被シールド配線パターンに対して設計基準値に基づいた距離離れた検索領域を設定する検索領域設定手段と、
設定された前記検索領域の前記各配線パターンを除く領域に複数の矩形領域を設定する矩形領域設定手段と、
設定された複数の前記矩形領域のうち、前記被シールド配線パターンと前記シールド配線パターンの間、又は、前記被シールド配線パターンと前記検索領域の間にある前記矩形領域を1つに合成して合成領域を生成する合成領域設定手段と、
前記合成領域と接触するシールド配線パターン又はその他の配線パターンの情報を記憶領域に記憶する配線情報抽出手段と、
前記記憶領域に記憶された前記合成領域と接触する前記シールド配線パターン及び前記その他の配線パターンの情報を、そのシールド配線パターン及びその他の配線パターンの情報に対する基準値の情報に基づいて、前記被シールド配線パターンが前記シールド配線パターンでシールドされているか否かを検証する検証手段と
を有することを特徴とするレイアウト検証装置。
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