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JP5359626B2 - レイアウト検証方法及びレイアウト検証装置 - Google Patents
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Description

レイアウト検証方法及びレイアウト検証装置に関するものである。
近年、半導体装置(LSI)は微細化・高集積化が進められ、半導体装置に配置される信号配線間の距離が狭くなっている。これに伴い、信号配線は、他の信号配線からの干渉により微少な電位変動が発生してしまう。特定の信号配線(例えば、基準電圧及びバイアス電圧などの信号配線)では、微小な電位変動が発生することで、半導体装置の動作に影響を与えてしまう場合がある。このような信号配線は、他の信号配線からの干渉による電位変動を低減するため、安定した信号配線又は電源配線(例えば、グランド配線)を周り配置していた。
一般に、微少な電位変動が半導体装置の動作に影響を与えてしまう信号配線を被シールド配線という。また、被シールド線の周りに配置する安定した信号配線又は電源配線をシールド配線という。さらに、被シールド線の周りにシールド配線を配置することをシールドという。
例えば、図15に示すレイアウトデータ50のように、シールド配線パターンP11,P12を被シールド配線パターンP13に対して左右方向に設計値通りの配線間隔d10離してそれぞれ配置していた。
そして、半導体装置のレイアウト検証では、上記のシールドが正しく行われているか否かの検証を行う必要がある。従来、目視検図や検証装置による論理演算で、シールドが正しく行われているか否かの検証が行われていた(特許文献1参照)。
目視検図では、作業者が、レイアウトデータに含まれる被シールド配線パターンP13に対してシールド配線パターンP11,P12が設計値通りの配線間隔d10以内に配置されているか否かを目視で判定する。
検証装置による論理演算では、図15に破線で示すように、検証装置は、レイアウトデータ50に含まれる両シールド配線パターンP11,P12をそれぞれ中心に、検証領域A21,A22を設定する。検証領域A21,A22を設定する際、まず、検証装置は、被シールド配線パターンP13とシールド配線パターンP11,P12との配線間隔d10と被シールド配線パターンP13の配線幅Wの半分(=W/2)とを加算した距離(以下、拡開距離という)d11(=d10+W/2)を求める。そして、検証装置は、シールド配線パターンP11,P12の各辺からその求めた拡開距離d11だけ外方に離間した位置から同配線パターンP11,P12をそれぞれ囲む領域を検証領域A21,A22として定義する。
従って、この場合、シールド配線パターンP11,P12が正しく配置されていると、検証領域A21,A22の境界線Lbが被シールド配線パターンP13の配線幅Wの中心を通るようになっている。
そして、検証装置は、その検証領域A21,A22に被シールド配線パターンP13が包含されるか否かを判定することによって、被シールド配線パターンP13に対してシールド配線パターンP11,P12が設計値通りの配線間隔d10以内に配置されているか否かを判定する。
具体的には、少なくとも検証領域A21,検証領域A22のいずれかに被シールド配線パターンP13が全て包含されている場合、検証装置は、被シールド配線パターンP13に対してシールド配線パターンP11,P12が正しく配置されているとして、シールド配線パターンP11,P12が正しく配置されていると判定する。
反対に、検証領域A21又は検証領域A22のいずれにも被シールド配線パターンP13が全て包含されない場合、又は、レイアウトデータ50において被シールド配線パターンP13の左右にシールド配線パターンP11,P12が配置されない場合、被シールド配線パターンP13に対してシールド配線パターンP11,P12が正しく配置されていないとして、検証領域A21,A22に包含されなかった被シールド配線パターンP13をシールドエラーとして判定する。
特開2005−318797公報
しかしながら、上記の目視検図でシールドのレイアウト検証を行う場合、作業者が目視で行うため、本来エラーである箇所を見落としてしまう可能性がある。そして、本来エラーである箇所を見落とすと、半導体装置はシミュレーションと異なる動作となり、半導体装置の不良を招いていた。さらに、目視検図には多くの人手が必要であるため、設計工数増加の要因となっていた。
一方、上記の検証装置による論理演算でシールドのレイアウト検証を行う場合、正しくエラーを検出することができない場合があった。
例えば、図16に示すレイアウトデータ30についてシールドのレイアウト検証を検証装置による論理演算で行う場合について説明する。
レイアウトデータ30は、被シールド配線パターンP1、シールド配線パターンP2〜P4、その他の配線パターンP5〜P7を含んでいる。
検証装置は、レイアウトデータ30に含まれる各シールド配線パターンP2〜P4をそれぞれ中心とした検証領域A25,A26,A27を設定する。そして、検証装置は、前述と同様に、拡開距離d11を求め、各シールド配線パターンP2〜P4の各辺からその求めた拡開距離d11だけ外方に離間した位置から同配線パターンP2〜P4をそれぞれ囲む領域を検証領域A25,A26,A27として定義する。この時、図17に示すように、検証領域A25〜A27は、被シールド配線パターンP1の一部とそれぞれ重なっている。
そして、検証装置は、被シールド配線パターンP1のうち、検証領域A25〜A27と重なっていない部分をシールドエラーとして検出する。
しかしながら、検出装置は、被シールド配線パターンP1の辺E1,E2の部分がシールド配線パターンを周りに配置されていないので、本来ならばシールドエラーと判定する必要があるが、シールドエラーとして検出できない。
また、検出装置は、被シールド配線パターンP1の辺E3の周りにシールド配線パターンP2が配置されているため、シールドエラーとして判定する必要もないのに、シールドエラーと判定してしまう。
従って、検証装置は、シールドエラーの箇所を精度良く判定することができないでいた。
これは、前記図15で説明した検証装置においても、被シールド配線パターンP13の上下方向については、シールド配線パターンでシールドされていないため、本来、被シールド配線パターンP13のシールドエラーと判定する必要があるため、同様の問題があった。
この検証装置は、レイアウトデータのシールドについて精度良く検証することを目的とする。
本発明の一側面によれば、半導体装置のレイアウト検証方法であって、処理装置が、被シールド配線パターンに対して設計基準値に基づいた距離離れた検索領域を設定前記処理装置が、設定された前記検索領域の前記各配線パターンを除く領域に複数の矩形領域を設定前記処理装置が、設定された複数の前記矩形領域のうち、前記被シールド配線パターンとシールド配線パターンの間、又は、前記被シールド配線パターンと前記検索領域の間にある前記矩形領域を1つに合成して合成領域を生成前記処理装置が、前記合成領域と接触するシールド配線パターン又はその他の配線パターンの情報を記憶領域に記憶前記処理装置が、前記記憶領域に記憶された前記合成領域と接触する前記シールド配線パターン及び前記その他の配線パターンの情報を、シールド配線パターン及びその他の配線パターンの情報に対する基準値の情報に基づいて、前記被シールド配線パターンが前記シールド配線パターンでシールドされているか否かを検証する。
本発明の一側面によれば、検証装置は、レイアウトデータのシールドについて精度良く検証することができる。
検証装置の概略構成図である。 レイアウト検証処理のフローチャート図である。 制御カードの説明図である。 レイアウト検証処理の説明図である。 レイアウト検証処理の説明図である。 レイアウト検証処理の説明図である。 レイアウト検証処理の説明図である。 レイアウト検証処理の説明図である。 レイアウト検証処理の説明図である。 (a)、(b)、(c)はレイアウト検証処理の説明図である。 第1抽出結果データの説明図である。 第2抽出結果データの説明図である。 第3抽出結果データの説明図である。 抽出結果データの説明図である。 従来のレイアウト検証処理の説明図である。 従来のレイアウト検証処理の説明図である。 従来のレイアウト検証処理の説明図である。
以下、実施形態を図1〜図14に従って説明する。
図1は、レイアウト検証処理を実施するためのコンピュータシステムの概略構成図である。
図1に示すように、このコンピュータ(検証装置)11は、一般的なCAD(Computer Aided Design)装置からなり、中央処理装置(以下、CPUという)12、メモリ13、記憶装置14、表示装置15、入力装置16、及び、ドライブ装置17を備え、それらはバス18を介して相互にデータの授受を行っている。
CPU12は、メモリ13を利用してプログラムを実行し、レイアウト検証等の必要な処理を実現する。メモリ13は、各種処理を提供するために必要なプログラムとデータを格納する。メモリ13は、通常、キャッシュ・メモリ、システム・メモリおよびディスプレイ・メモリを含む。
表示装置15は、レイアウト表示、パラメータ入力画面等の表示に用いられ、これにはCRT、LCD、PDP等が用いられる。入力装置16は、ユーザからの要求や指示、パターン、パラメータの入力に用いられ、これにはキーボードおよびマウス装置(図示せず)等が用いられる。
記憶装置14は、通常、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置を含む。この記憶装置14には、図2に示す各ステップS1〜S4からなるレイアウトデータのシールドについて検証を行うためのプログラムデータとファイルが格納されている。そして、CPU12は、入力装置16による指示に応答して、記憶装置14に格納されている。プログラム、データをメモリ13へ転送し、それを実行する。
ドライブ装置17は、記録媒体19を駆動し、その記憶内容にアクセスする。CPU12は、ドライブ装置17を介して記録媒体19からプログラムデータを読み出し、それを記憶装置14に格納する。
記録媒体19としては、磁気テープ(MT)、メモリカード、フレキシブルディスク、光ディスク(CD−ROM、DVD−ROM、…)、光磁気ディスク(MO、MD、…)等、任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を使用することができる。この記録媒体19に、上述のプログラムデータを格納しておき、必要に応じて、メモリ13にロードして使用することもできる。
尚、記録媒体19には、通信媒体を介してアップロード又はダウンロードされたプログラムデータを記録した媒体、ディスク装置を含む。更に、コンピュータによって直接実行可能なプログラムを記録した記録媒体だけでなく、一旦他の記録媒体(ハードディスク等)にインストールすることによって実行可能となるようなプログラムを記録した記録媒体や、暗号化されたり、圧縮されたりしたプログラムを記録した記録媒体も含む。
次に、上記の検証装置11がレイアウトデータに対してシールドの検証を行う処理について図2に従って説明する。
(制御カードの設定)
まず、CPU12は、作業者によって、半導体装置のプロセス工程の制約で決まる記憶装置14に格納されたレイアウト条件20に基づいて、シールドの検証に必要な条件が制御カード21に入力装置16を使って設定される(ステップS1)。
制御カード21は、記憶装置14に格納され、各条件の階層構造、被シールド配線パターンのネット名、シールドする配線パターンのネット名、シールド配線パターンの配線幅、シールド配線パターンの層名、異ノードを無視できる距離が定義されている。
各条件の階層構造とは、制御カード21に定義される上記の各条件の階層構造をいう。また、異ノードを無視できる距離とは、被シールド配線パターンが他のノードの配線パターンから影響を受けないために必要な被シールド配線パターンと他のノードの配線パターンとの配線間隔をいう。
図3は、制御カード21の一例の構成図である。
制御カード21は、各条件の階層構造22、共通条件23、第1及び第2条件24,25を含んでいる。
本実施形態では、制御カード21は、各条件の階層構造が「Hierarchy Condition」、被シールド配線パターンのネット名が「target_node」、シールドする配線パターンのネット名が「shield_node」、シールド配線パターンの配線幅が「shield_width」、シールド配線パターンの層名が「shield_layer」、設計基準値としての異ノードを無視できる距離が「ignore distance」と記述される。
各条件の階層構造(Hierarchy Condition)22は、左側に記述されるほど、記述された条件の階層が高い、反対に、右側に記述されるほど、記述された条件の階層が低い。つまり、制御カード21では、被シールド配線パターンのネット名(target_node)、シールド配線パターンの層名(shield_layer)、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)、シールド配線パターンの配線幅(shield_width)、異ノードを無視できる距離(ignore distance)の順で階層が低くなっている。
本実施形態では、被シールド配線パターンのネット名(target_node)、及び、シールド配線パターンの層名(shield_layer)が1条件、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)が2条件設定されている。
制御カード21では、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)より被シールド配線パターンのネット名(target_node)、及び、シールド配線パターンの層名(shield_layer)を上位階層に記述している。つまり、被シールド配線パターンのネット名(target_node)、シールド配線パターンの層名(shield_layer)を共通条件23として上位階層に記述し、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)を第1及び第2条件24,25として下位階層に記述している。この結果、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)の各条件に、被シールド配線パターンのネット名(target_node)、シールド配線パターンの層名(shield_layer)を記述する必要がなくなり、制御カード21の記述を簡素化している。
共通条件23は、被シールド配線パターンのネット名(target_node)とシールド配線パターンの層名(shield_layer)について定義されている。被シールド配線パターンのネット名(target_node)は「NetA/Metal_Layer」と記述され、被シールド配線パターンのネット名を「NetA」と定義している。シールド配線パターンの層名(shield_layer)は「same」と記述され、シールド配線パターンの層名が被シールド配線パターンと同じ層であることを定義している。
第1及び第2条件24,25では、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)、シールド配線パターンの配線幅(shield_width)、異ノードを無視できる距離(ignore distance)についてそれぞれ定義している。つまり、制御カード21では、シールドする配線パターンのネット名によって、シールド配線パターンの配線幅、異ノードを無視できる距離をそれぞれ定義している。
第1条件24は、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)、シールド配線パターンの配線幅(shield_width)Wr、異ノードを無視できる距離(ignore distance)を「GND」、「2mic」、「4mic」とそれぞれ記述されている。換言すると、第1条件24は、シールド配線パターンのネットに「GND」を使用する場合、シールド配線パターンの配線幅は2ミクロン以上、且つ、異ノードを無視できる距離は4ミクロン以上であることを定義している。
また、第2条件25は、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)、シールド配線の配線幅(shield_width)Wr、異ノードを無視できる距離(ignore distance)を「GND_A」、「1mic」、「4mic」とそれぞれ記述されている。つまり、第2条件25は、シールド配線パターンのネットに「GND_A」を使用する場合、シールド配線パターンの配線幅は1ミクロン以上、且つ、異ノードを無視できる距離は4ミクロン以上であることを定義している。
(シールド状態の抽出)
ステップS1において、制御カード21にシールドの検証に必要な条件が設定されると、次に、CPU12は、制御カード21及びネットを保持したレイアウトデータ30に基づいて、ネットを保持したレイアウトデータ30に含まれる被シールド配線パターンをシールドしている状態(シールド状態)を抽出する(ステップS2)。
ここで、ネットを保持したレイアウトデータ30とは、レイアウトデータに含まれる各レイアウトパターンにネットが割り当てられているレイアウトデータをいう。
詳述すると、まず、CPU12は、制御カード21の共通条件23で定義された被シールド配線パターンのネット名(target_node)と、第1及び第2条件24,25で定義された異ノードを無視できる距離(ignore distance)とに基づいて、レイアウトデータ30に含まれる被シールド配線パターンから異ノードを無視できる距離までの領域を検索領域として設定する(検索領域設定工程、検索領域設定手段)。
例えば、図4に示すようなレイアウトデータ30の場合について説明する。レイアウトデータ30は、被シールド配線パターンP1、シールド配線パターンP2〜P4、その他の配線パターン(単にその他配線パターンという)P5〜P7を含んでいる。
因みに、シールド配線パターンP2はノード名が「GND」及び図4において上下方向の配線幅が「W1」、シールド配線パターンP3はノード名が「GND」、図4において左右方向の配線幅が「W2」及び上下方向の配線幅が「W3」、シールド配線パターンP4はノード名が「GND」及び図4において左右方向の配線幅が「W4」になっている。
また、その他配線パターンP5〜P7はそれぞれ「ノードC」、「ノードD」、「ノードE」になっている。さらに、シールド配線パターンP2〜P4、その他配線パターンP5〜P7は、被シールド配線パターンP1と同じ層になっている。
CPU12は、図4に示すように、制御カード21に基づいて、被シールド配線パターンP1に対して検索領域A1を設定する。つまり、被シールド配線パターンP1を中心とした検索領域A1を設定する。そして、CPU12は、被シールド配線パターンP1に対して、制御カード21に定義した異ノードを無視できる距離(ignore distance)di1(本実施形態では、4ミクロン)を拡開距離として、被シールド配線パターンP1の各辺からその距離(ignore distance)di1だけ外方に離間した位置から同配線パターンP1をそれぞれ囲む領域を検索領域A1として定義する。
次に、図5に示すように、CPU12は、レイアウトデータ30の検索領域A1において、被シールド配線パターンP1の各頂点から図5において上下左右方向に引き出し線L1を引く。
同様に、CPU12は、シールド配線パターンP2〜P4及びその他配線パターンP5〜P7の各頂点からも図5において上下左右方向に引き出し線L1を引く(矩形領域設定工程、矩形領域設定手段)。なお、これら引き出し線L1は、被シールド配線パターンP1、シールド配線パターンP2〜P4、及びその他配線パターンP5〜P7を横切って引かれないようになっている。ここで、これら各引き出し線L1にて区画形成された複数の領域を矩形領域Rという。
そして、CPU12は、レイアウトデータ30の検索領域A1において、被シールド配線パターンP1の左側の各辺と接触している矩形領域Rを上から下に向かって第1〜第3矩形領域R1〜R3として定義する。また、CPU12は、被シールド配線パターンP1の右側の各辺と接触している矩形領域Rを下から上に向かって第4〜第7矩形領域R4〜R7として定義する。
そして、CPU12は、第1〜第3矩形領域R1〜R3を基に合成領域を作る(合成領域設定工程、合成領域設定手段)。
まず、図5に示すように、第1矩形領域R1について、第1矩形領域R1の左側に他の矩形領域R(R8)が存在する場合、その存在する他の矩形領域R(R8)と第1矩形領域R1とを1つに合成し第1合成領域C1とする。続いて、求めた第1合成領域C1の左側に他の矩形領域Rが存在するか、シールド配線パターンP4が存在するか、又は、検索領域A1に接するかを判断する。
この場合、第1合成領域C1は、左側にシールド配線パターンP4が存在するため、第1矩形領域R1に対する該合成領域C1が図6に示すように確定する。
次に、同様に、第2矩形領域R2についての第2合成領域C2を生成する。この場合、第2矩形領域R2とシールド配線パターンP4の間に、3つの矩形領域R(R9〜R11)が存在する。そのため、第2矩形領域R2とこの3つの矩形領域R9〜R11を1つに合成して第2合成領域C2となる。
次に、第3矩形領域R3について、第3矩形領域R3の左側にはシールド配線パターンP3が存在するだけで他の矩形領域Rは存在しない。そのため、第3矩形領域R3自身が第3合成領域C3となる。
そして、CPU12は、第4〜第7矩形領域R4〜R7を基にして、同様な方法で、第4〜第7合成領域C4〜C7を作る。
因みに、第4矩形領域R4については、第4矩形領域R4の左側にシールド配線パターンP2〜P4及びその他配線パターンP5〜P7が存在せず、第4矩形領域R4と検索領域A1の間に2つの矩形領域R(R12,R13)が存在する。そのため、第4矩形領域R4とこの矩形領域R12,R13を1つに合成して第4合成領域C4となる。
また、第5矩形領域R5について、第5矩形領域R5の右側にはその他配線パターンP6が存在するだけで他の矩形領域Rは存在しない。そのため、第5矩形領域R5自身が第5合成領域C5となる。
さらに、第6矩形領域R6について、該第6矩形領域R6とその他配線パターンP6の間に、3つの矩形領域R(R14〜R16)が存在する。そのため、第6矩形領域R6とこの3つの矩形領域R14〜R16を1つに合成して第6合成領域C6となる。
さらにまた、第7矩形領域R7について、該第7矩形領域R7とその他配線パターンP5の間に、1つの矩形領域R(R17)が存在する。そのため、第7矩形領域R7とこの1つの第17矩形領域R17を1つに合成して第7合成領域C7となる。
第1〜第7合成領域C1〜C7を求めると、CPU12は、その第1〜第7合成領域C1〜C7の中から、被シールド配線パターンP1とシールド配線パターンP2〜P4との間に接触配置される合成領域を、その接触するシールド配線パターンP2〜P4とともに求める(配線情報抽出工程、配線情報抽出手段)。
この場合、図6から明らかなように、被シールド配線パターンP1とシールド配線パターンP2〜P4との間に介在する合成領域は、第1〜第3合成領域C1〜C3の3つである。
そして、この第1〜第3合成領域C1〜C3毎に、CPU12は、その接触するシールド配線パターンP2〜P4と被シールド配線パターンP1との距離、及び、その接触するシールド配線パターンP2〜P4の配線幅を第1抽出結果データDe1に記憶する。
因みに、CPU12は、第1及び第2合成領域C1,C2について、シールド配線パターンP4と接触するため、そのシールド配線パターンP4と被シールド配線パターンP1との距離「D1,D2」、及び、そのシールド配線パターンP4の配線幅「W4」を第1抽出結果データDe1にそれぞれ記憶する。
同様に、CPU12は、第3合成領域C3について、シールド配線パターンP3と接触するため、そのシールド配線パターンP3と被シールド配線パターンP1との距離「D3」、及び、そのシールド配線パターンP3の左右方向の配線幅「W2」を第1抽出結果データDe1に記憶する。
次に、CPU12は、第1〜第7合成領域C1〜C7の中から、被シールド配線パターンP1とその他配線パターンP5〜P7と接触する場合、その接触したその他配線パターンP5〜P7との間に接触配置される合成領域を、その接触するその他配線パターンP5〜P7とともに求める。
この場合、図6から明らかなように、被シールド配線パターンP1とその他配線パターンP5〜P7との間に介在する合成領域は、第5〜第7合成領域C5〜C7の3つである。
そして、この第5〜第7合成領域C5〜C7毎に、CPU12は、その接触するその他配線パターンP5〜P7のノード名を第1抽出結果データDe1に記憶する。
この場合、CPU12は、第5,第6合成領域C5,C6について、ノード名「ノードD」のその他配線パターンP6と接触するため「ノードD」のノード名を第1抽出結果データDe1に記憶する。また、CPU12は、第7合成領域C7について、ノード名「ノードC」のその他配線パターンP5と接触するため「ノードC」のノード名を第1抽出結果データDe1に記憶する。
続いて、CPU12は、被シールド配線パターンP1の左辺又は右辺に接触している矩形領域R(この場合、第1〜第7矩形領域R1〜R7となる)の辺の上下両端の座標N1〜N11を第1抽出結果データDe1に記憶する。
この場合、被シールド配線パターンP1の左辺又は右辺に接触している第1〜第7矩形領域R1〜R7の辺を第1〜第7接触辺a1〜a7とすれば、第1〜第7接触辺a1〜a7は、座標N1〜N11にてあらわすことができる。
因みに、第1接触辺a1は座標N1と座標N2にて、第2接触辺a2は座標N3と座標N4にて、第3接触辺a3は座標N4と座標N5にてそれぞれあらわせる。また、第4接触辺a4は座標N6と座標N7にて、第5接触辺a5は座標N7と座標N8にてそれぞれあらわせる。さらに、第6接触辺a6は座標N9と座標N10にて、第7接触辺a7は座標N10と座標N11にてそれぞれあらわせる。
上記の処理により、CPU12は、図11に示すような第1〜第7接触辺a1〜a7毎に、第1〜第7接触辺a1〜a7がそれぞれ対応する第1〜第7合成領域C1〜C7を介して対向するシールド配線パターンP2〜P4又はその他配線パターンP5〜P7の情報を第1抽出結果データDe1に記憶する。
具体的には、第1抽出結果データDe1において、データDa1は、座標N1から座標N2の第1接触辺a1の部分の被シールド配線パターンP1が、「GND」のノード名、「W4」の配線幅、被シールド配線パターンP1との距離が「D1」のシールド配線パターンP4にシールドされていることを示している。
データDa2は、座標N3から座標N4の第2接触辺a2の部分の被シールド配線パターンP1が、「GND」のノード名、「W4」の配線幅、被シールド配線パターンP1との距離が「D2」のシールド配線パターンP4にシールドされていることを示している。
データDa3は、座標N4から座標N5の第3接触辺a3の部分の被シールド配線パターンP1が、「GND」のノード名、「W2」の配線幅、被シールド配線パターンP1との距離が「D3」のシールド配線パターンP3にシールドされていることを示している。
データDa4は、座標N6から座標N7の第4接触辺a4の部分の被シールド配線パターンP1がシールドされていないことを示している。
データDa5は、座標N7から座標N8の第5接触辺a5の部分、及び、座標N9から座標N10の第6接触辺a6の部分の被シールド配線パターンP1が「ノードD」のその他配線パターンP6にシールドされ、データDa6は、座標N10から座標N11の第7接触辺a7の部分の被シールド配線パターンP1が「ノードC」のその他配線パターンP5にシールドされていることを示している。
次に、図7に示すように、CPU12は、レイアウトデータ30の検索領域A1において、被シールド配線パターンP1の下側の辺の最も右側で接触している矩形領域Rを求め、その矩形領域Rを第20矩形領域R20として定義する。同様に、CPU12は、レイアウトデータ30の検索領域A1において、被シールド配線パターンP1の上側の辺の最も左側で接触している矩形領域Rを求め、その矩形領域Rを第21矩形領域R21として定義する。
そして、まず、CPU12は、この第20矩形領域R20と先に定義した第2及び第9矩形領域R2,R9とを基に合成領域を作る。
まず、図8に示すように、第9矩形領域R9については、第9矩形領域R9とシールド配線パターンP3との間に他の矩形領域Rが存在しないため、第9矩形領域R9自身を第11合成領域C11とする。
次に、第2矩形領域R2については、第2矩形領域R2の下側にシールド配線パターンP2〜P4及びその他配線パターンP5〜P7が存在せず、第2矩形領域R2と検索領域A1の間に、2つの矩形領域R(R3,R23)が存在する。そのため、第2矩形領域R2とこの2つの矩形領域R3,R23を1つに合成して第12合成領域C12となる。
次に、第20矩形領域R20については、第20矩形領域R20の下側にシールド配線パターンP2〜P4及びその他配線パターンP5〜P7が存在せず、また、第20矩形領域R20と検索領域A1の間に、他の矩形領域Rが存在しない。そのため、第20矩形領域R20自身が第13合成領域C13となる。
続いて、CPU12は、第21矩形領域R21と先に定義した第6、第14及び第15矩形領域R6,R14,R15とを基にして、同様な方法で、第14〜第17合成領域C14〜C17を作る。
因みに、第15矩形領域R15については、上側にその他配線パターンP5が存在するだけで他の矩形領域Rは存在しない。そのため、第15矩形領域R15自身が第14合成領域C14となる。
また、第14矩形領域R14については、該第14矩形領域R14とシールド配線パターンP2との間に、2つの矩形領域R(R17,R24)が存在する。そのため、第14矩形領域R14とこの2つの矩形領域R17,R24を1つに合成して第15合成領域C15となる。
さらに、第6矩形領域R6については、第6矩形領域R6の上側にシールド配線パターンP2〜P4及びその他配線パターンP5〜P7が存在せず、第6矩形領域R6と検索領域A1の間に、5つの矩形領域R(R7,R25〜R28)が存在する。そのため、第6矩形領域R6とこの5つの矩形領域R7,R25〜R28を1つに合成して第16合成領域C16となる。
さらにまた、第21矩形領域R21については、第21矩形領域R21の上側にシールド配線パターンP2〜P4及びその他配線パターンP5〜P7が存在せず、第21矩形領域R21と検索領域A1の間に、3つの矩形領域R(R29〜R31)が存在する。そのため、第21矩形領域R21とこの3つの矩形領域R29〜R31を1つに合成して第17合成領域C17となる。
このようにして、第11〜第17合成領域C11〜C17を求めると、CPU12は、その第11〜第17合成領域C11〜C17の中から、被シールド配線パターンP1とシールド配線パターンP2〜P4との間に接触配置される合成領域を、その接触するシールド配線パターンP2〜P4とともに求める。
この場合、図8から明らかなように、被シールド配線パターンP1とシールド配線パターンP2〜P4との間に介在する合成領域は、第11及び第15合成領域C11,C15の2つである。
そして、この第11及び第15合成領域C11,C15毎に、CPU12は、その接触するシールド配線パターンP2〜P4と被シールド配線パターンP1との距離、及び、その接触するシールド配線パターンP2〜P4の配線幅を第2抽出結果データDe2に記憶する。
因みに、CPU12は、第11合成領域C11について、シールド配線パターンP3と接触するため、そのシールド配線パターンP3と被シールド配線パターンP1との距離「D5」、そのシールド配線パターンP3の図8において上下方向の配線幅「W3」を第2抽出結果データDe2に記憶する。
同様に、CPU12は、第15合成領域C15について、シールド配線パターンP2と接触するため、そのシールド配線パターンP2と被シールド配線パターンP1との距離「D6」、そのシールド配線パターンP2の配線幅「W1」を第2抽出結果データDe2に記憶する。
次に、CPU12は、第11〜第17合成領域C11〜C17の中から、被シールド配線パターンP1とその他配線パターンP5〜P7と接触し、その接触したその他配線パターンP5〜P7との間に接触配置される合成領域を、その接触するその他配線パターンP5〜P7とともに求める。
この場合、図8から明らかなように、被シールド配線パターンP1とその他配線パターンP5〜P7との間に介在する合成領域は、第14合成領域C14の1つである。
そして、この第14合成領域C14に対して、CPU12は、その接触するその他配線パターンP5〜P7のノード名を第2抽出結果データDe2に記憶する。
この場合、CPU12は、第14合成領域C14について、ノード名「ノードC」のその他配線パターンP5と接触するため、「ノードC」のノード名を第2抽出結果データDe2に記憶する。
続いて、CPU12は、被シールド配線パターンP1の上辺又は下辺に接触している矩形領域R(この場合、第2、第6、第9、第14、第15、第20、第21矩形領域R2,R6,R9,R14,R15,R20,R21となる)の辺の左右両端の座標N1〜N3,N5,N6,N8,N9,N11,N21〜N23を第2抽出結果データDe2に記憶する。
この場合、被シールド配線パターンP1の上辺又は下辺に接触している第2、第6、第9、第14、第15、第20、第21矩形領域R2,R6,R9,R14,R15,R20,R21の各辺をそれぞれ第11〜第17接触辺a11〜a17とすれば、第11〜第17接触辺a11〜a17は、座標N1〜N3,N5,N6,N8,N9,N11,N21〜N23にてあらわすことができる。
因みに、第11接触辺a11は座標N2と座標N21にて、第12接触辺a12は座標N3と座標N21にて、第13接触辺a13は座標N5と座標N6にてそれぞれあらわせる。また、第14接触辺a14は座標N8と座標N22にて、第15接触辺a15は座標N22と座標N23にてそれぞれあらわせる。さらに、第16接触辺a16は座標N9と座標N23にて、第17接触辺a17は座標N1と座標N11にてそれぞれあらわせる。
上記の処理により、CPU12は、図12に示すような第11〜第17接触辺a11〜a17毎に、第11〜第17接触辺a11〜a17がそれぞれ対応する第11〜第17合成領域C11〜C17を介して対向するシールド配線パターンP2〜P4又はその他配線パターンP5〜P7の情報を第1抽出結果データDe1に記憶する。
詳述すると、第2抽出結果データDe2において、データDa11は、座標N2から座標N21の第11接触辺a11の部分の被シールド配線パターンP1が、「GND」のノード名、「W3」の配線幅、被シールド配線パターンP1との距離が「D5」のシールド配線パターンP3にシールドされていることを示している。
データDa12は、座標N3から座標N21の第12接触辺a12の部分、及び、座標N5から座標N6の第13接触辺a13の部分の被シールド配線パターンP1がシールドされていないことを示している。
データDa13は、座標N8から座標N22の第14接触辺a14の部分の被シールド配線パターンP1が、ノード名「ノードC」のその他配線パターンP5にシールドされていることを示している。
データDa14は、座標N22から座標N23の第15接触辺a15の部分の被シールド配線パターンP1が、「GND」のノード名、「W1」の配線幅、被シールド配線パターンP1との距離が「D6」のシールド配線パターンP2にシールドされていることを示している。
データDa15は、座標N9から座標N23の第16接触辺a16の部分、及び、座標N1から座標N11の第17接触辺a17の部分の被シールド配線パターンP1がシールドされていないことを示している。
続いて、CPU12は、図9に示すように、制御カード21に基づいて、被シールド配線パターンP1に対して縮小検索領域A11〜A16を設定する。つまり、被シールド配線パターンP1の各頂点の座標N1,N2,N5,N6,N8,N11に基づいて、縮小検索領域A11〜A16を設定する。そして、CPU12は、被シールド配線パターンP1に対して、制御カード21に定義した異ノードを無視できる距離(ignore distance)di1(本実施形態では、4ミクロン)を拡開距離として、被シールド配線パターンP1の各頂点の座標N1,N2,N5,N6,N8,N11で交わる辺をその距離(ignore distance)di1だけ外方にそれぞれ延長する。さらに、CPU12は、その延長した辺と検索領域A1の境界線とが囲む領域を縮小検索領域A11〜A16としてそれぞれ定義する。
上記の縮小検索領域A11のシールド状態抽出処理を図10(a)〜図10(c)に従って説明する。CPU12は、縮小検索領域A12〜A16のシールド状態抽出処理についても、縮小検索領域A11のシールド状態の抽出処理と同じ処理を行うため、説明の便宜上その説明を省略する。
CPU12は、図10(a)に示すように、縮小検索領域A11において、被シールド配線パターンP1の頂点(座標N1)を中心とし前記距離di1(拡開距離)を半径とする四半形の領域内をシールド領域SAとして設定する。そして、CPU12は、縮小検索領域A11の中で、シールド領域SAから完全に外れた矩形領域R(この場合、矩形領域R31)を処理対象外の矩形領域Rとして設定している。
次に、図10(b)に示すように、CPU12は、設定した四半形のシールド領域SA内の矩形領域Rのうち、被シールド配線パターンP1の頂点(座標N1)に接触している矩形領域R(この場合、第32矩形領域R32)を求める。
次に、CPU12は、求めた第32矩形領域R32であって、被シールド配線パターンP1の頂点(座標N1)と対角線上に対向する第32矩形領域R32の頂点b1と接触し、かつ第32矩形領域R32に対して対角線上に位置する矩形領域R(この場合、第33矩形領域R33)を求める。
さらに、CPU12は、求めた第33矩形領域R33であって、同第32矩形領域R32の頂点b1と対角線上に対向する頂点b2と接触し、かつ第33矩形領域R33に対して対角線上に位置する矩形領域R(この場合、第34矩形領域R34)を求める。
つまり、CPU12は、シールド領域SA内に一部でも含まれる矩形領域Rであって、被シールド配線パターンP1の頂点(座標N1)に対して、左斜め45°上に配置されている矩形領域R(第32〜第34矩形領域R32〜R34)を求める。
続いて、図10(c)に示すように、CPU12は、縮小検索領域A11において、求めた第32〜第34矩形領域R32〜R34毎に、図10(c)において上下左右方向に、シールド配線パターンP2〜P4又はその他配線パターンP5〜P7が存在するかどうか検証する。
そして、CPU12は、矩形領域R32〜R34の上下左右方向にシールド配線パターンP2〜P4が存在する場合、そのシールド配線パターンP2〜P4と被シールド配線パターンP1との距離、及び、そのシールド配線パターンP2〜P4の配線幅を第3抽出結果データDe3に記憶する。
一方、CPU12は、第32〜第34矩形領域R32〜R34の上下左右方向にその他配線パターンP5〜P7が存在する場合、その他配線パターンP5〜P7のノード名を第3抽出結果データDe3に記憶する。
具体的には、まず、CPU12は、第32矩形領域R32の上方向にはシールド配線パターンP2〜P4及びその他配線パターンP5〜P7が存在しないため、第3抽出結果データDe3を作成しない。
次に、CPU12は、第32矩形領域R32の左方向にはシールド配線パターンP4が存在する。そのため、CPU12は、シールド配線パターンP4と被シールド配線パターンP1との距離「D1」、及び、シールド配線パターンP4の配線幅「W4」を第3抽出結果データDe3に記憶する。
続いて、CPU12は、第33矩形領域R33の上方向にはその他配線パターンP7が存在する。そのため、CPU12は、その他配線パターンP7のノード名「ノードE」を第3抽出結果データDe3に記憶する。
そして、CPU12は、第33矩形領域R33の左方向には、シールド配線パターンP2〜P4又はその他配線パターンP5〜P7が存在しないため、第3抽出結果データDe3を作成しない。
次に、CPU12は、第34矩形領域R34の上方向には、シールド配線パターンP2〜P4又はその他配線パターンP5〜P7が存在しないため、第3抽出結果データDe3を作成しない。
続いて、CPU12は、第34矩形領域R34の左方向には、シールド配線パターンP2〜P4又はその他配線パターンP5〜P7が存在しない。
これにより、上記の処理により、CPU12は、図13に示すような頂点(座標N1)を有する被シールド配線パターンP1に対応するシールド配線パターンP2〜P4及びその他配線パターンP5〜P7の情報を第3抽出結果データDe3に記憶する。
具体的には、データDa31は、座標N1の被シールド配線パターンP1が「ノードE」のその他配線パターンP7にシールドされていることを示している。
また、データDa32は、座標N1の被シールド配線パターンP1が「GND」のノード名、「W4」の配線幅、被シールド配線パターンP1との距離が「D1」のシールド配線パターンにシールドされていることを示している。
そして、CPU12は、上記の第1〜第3抽出結果データDe1〜De3を読み出して、その第1〜第3抽出結果データDe1〜De3を合成して抽出結果データDeを生成する。
図14は、上記の抽出結果データDeの一例の構成図である。
抽出結果データDeは、各条件及び結果の階層構造(Hierarchy Condition)31、共通条件32、第1〜第3結果33〜35を有している。
抽出結果データDeは、各条件及び結果の階層構造(Hierarchy Condition)に基づいて、第1〜第3抽出結果データ33〜35が記述されている。
つまり、各条件の階層構造(Hierarchy Condition)31は、左側に記述されるほど、記述された条件の階層が高い、反対に、右側に記述されるほど、記述された条件の階層が低い。つまり、抽出結果データDeでは、被シールド配線パターンP1のネット名(target_node)、シールド配線パターンの層名(shield_layer)、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)、シールド配線パターンの幅(shield_width)、異ノードを無視できる距離(ignore distance)di1の順で階層が低くなっている。
従って、抽出結果データDeは、各条件及び結果の階層構造(Hierarchy Condition)に基づいて記述することで、第1〜第3結果33〜35に共通条件32の被シールド配線パターンP1のネット名(target_node)とシールド配線パターンP2〜P4の層名(shield_layer)を記述する必要がなくなり、簡素化することができる。
共通条件32は、被シールド配線パターンP1のネット名(target_node)とシールド配線パターンP2〜P4の層名(shield_layer)について記述されている。被シールド配線パターンP1のネット名(target_node)は「NetA/N1,N2,N3,N5,N6,N8,N9,N11/1Metal_Layer」と記述され、抽出結果データDeが「NetA」のネット、座標「N1,N2,N5,N6,N8,N11」が頂点となる外形、「1Metal_Layer」の層の被シールド配線パターンP1に対する結果であることを示している。
また、シールド配線パターンP2〜P4の層名(shield_layer)は「same」と記述され、抽出結果データDeが被シールド配線パターンと同じ層のシールド配線パターンP2〜P4で被シールド配線パターンP1をシールドした結果であることを示している。
第1結果33は、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)、詳細結果41〜44を含んでいる。
シールドする配線パターンのネット名(shield_node)は「GND」と記述され、第1結果33がネット名「GND」のシールド配線パターンP2〜P4で被シールド配線パターンP1をシールドした結果であることを示している。
詳細結果41は、シールド配線パターンP4の幅(shield_width)が「W4」、被シールド配線パターンP1とシールド配線パターンP4との距離(shield_distance)が「D1:N1〜N2」、「D2:N3〜N4」と記述され、座標「N1」から座標「N2」の被シールド配線パターンP1を配線幅「W4」のシールド配線パターンP4で配線間隔「D1」を空けてシールドし、また、座標「N3」から座標「N4」の被シールド配線パターンP1を配線幅「W4」のシールド配線パターンP4で配線間隔「D2」を空けてシールドしていることを示している。
詳細結果42は、シールド配線パターンP3の幅(shield_width)が「W2」、被シールド配線パターンP1とシールド配線パターンP3との距離(shield_distance)が「D3:N4〜N5」と記述され、座標「N4」から座標「N5」の被シールド配線パターンP1を配線幅「W2」のシールド配線パターンP3で配線間隔「D3」を空けてシールドしていることを示している。
詳細結果43は、シールド配線パターンP2の配線幅(shield_width)が「W1」、被シールド配線パターンP1とシールド配線パターンP2との距離(shield_distance)が「D6:N22〜N23」と記述され、座標「N22」から座標「N23」の被シールド配線パターンP1を配線幅「W1」のシールド配線パターンP2で配線間隔「D6」を空けてシールドしていることを示している。
詳細結果44は、シールド配線パターンP3の配線幅(shield_width)が「W3」、被シールド配線パターンP1とシールド配線パターンP3との距離(shield_distance)が「D4:N2〜N21」と記述され、座標「N2」から座標「N21」の被シールド配線パターンP1を配線幅「W3」のシールド配線パターンP3で配線間隔「D5」を空けてシールドしていることを示している。
第2結果34は、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)が「NodeC:N8〜N22,N10〜N11」と記述され、座標「N8」から座標「N22」、座標「N10」から座標「N11」の被シールド配線パターンP1を「ノードC」のその他配線パターンP5でシールドしている。
また、第2結果34は、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)が「NodeD:N7〜N8,N8〜N9」と記述され、座標「N7」から座標「N8」、座標「N8」から座標「N9」の被シールド配線パターンP1を「ノードD」のその他配線パターンP6でシールドしている。
さらにまた、第2結果34は、シールドする配線パターンのネット名(shield_node)が「ignore:N1〜N11,N3〜N21,N5〜N6,N6〜N7,N9〜N23」と記述され、座標「N1」から座標「N11」、座標「N3」から座標「N21」、座標「N5」から座標「N6」、座標「N6」から座標「N7」、座標「N9」から座標「N23」の被シールド配線パターンP1に対して制御カード21で定義された異ノードを無視できる距離(ignore distance)di1以内には配線パターンが配置されていないことを示している。
第4結果35は、座標「N1」の被シールド配線パターンP1が「ノードE」の配線パターンP7でシールドされ、また、座標「N1」の被シールド配線パターンP1が「GND」のノード、配線幅「W4」のシールド配線パターンP4で配線間隔「D1」空けてシールドされていることを示している。
シールド状態抽出処理(ステップS2)が完了すると、CPU12は、制御カード21に基づいて、抽出結果データDeからレイアウトデータ30のシールドが正しく行われているか否かを判定する(ステップS3、検証工程、検証手段)。
ここで、レイアウトデータ30のシールドが正しく行われていると判定すると(ステップS3でYES)、CPU12は処理を完了する。反対に、レイアウトデータ30のシールドが正しく行われていないと判定すると(ステップS3でNO)、CPU12はエラーと判定した抽出結果データDeの項目をエラーリストとして、又は、エラーの内容を反映したレイアウトデータ30を表示装置15に表示(ステップS4)して処理を完了する。
詳しくは、CPU12は、抽出結果データDeのシールド配線パターンの配線幅(shield_width)Weが制御カード21に定義された値Wr(本実施形態では、2ミクロン)以上か否かを判定する。換言すると、抽出結果データDeのシールド配線パターンの配線幅(shield_width)Weが制御カード21に定義された値Wr以上のとき、CPU12は正常にシールドされていると判定する。反対に、CPU12は、抽出結果データDeのシールド配線パターンの配線幅(shield_width)Weが制御カード21に定義された値Wrより小さいとき、正常にシールドされていないと判定する。
また、CPU12は、抽出結果データDeに制御カード21に定義されたシールドする配線パターンのネット名(shield_node)以外の配線パターンがあるか否かを判定する。換言すると、CPU12は、抽出結果データDeに制御カード21に定義されたシールドする配線パターンのネット名(shield_node)以外の配線パターンがあるとき、その配線パターンをエラーと判定する。反対に、CPU12は、抽出結果データDeに制御カード21に定義されたシールドする配線パターンのネット名(shield_node)以外の配線パターンがないとき、正常にシールドされていると判定する。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)被シールド配線パターンP1の全ての辺にそれぞれ接触する各合成領域C1〜C7,C11〜C17がシールド配線パターンP2〜P4又はその他配線パターンP5〜P7と接触するか否かを検出するようにした。従って、従来の論理演算では、シールドされていない被シールド配線パターンP1の辺をシールドされていると誤判定する場合があったが、被シールド配線パターンP1の全ての辺をシールドするシールド配線パターンP2〜P4を確実に検出することができる。
この結果、検証装置11は、レイアウトデータ30のシールドについて精度良く検証することができる。
(2)さらに、矩形領域Rのうち、被シールド配線パターンP1とシールド配線パターンP2〜P4との間、被シールド配線パターンP1とその他配線パターンP5〜P7との間、被シールド配線パターンP1と検索領域A1との間の矩形領域Rを1つ合成して合成領域を生成するようにした。
従って、従来の論理演算では、シールド配線パターンP2〜P4と被シールド配線パターンP1との距離が離れているとシールド配線パターンP2〜P4を検出することができなかったが、シールド配線パターンP2〜P4と被シールド配線パターンP1との距離が離れていてもシールド配線パターンP2〜P4を検出することができる。
この結果、検証装置11は、レイアウトデータ30のシールドについてさらに精度良く検証することができる。
尚、上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態の制御カード21、抽出結果データDeの形式は特に制限されない。
14 記憶領域
20 基準値情報(制御カード)
A1 検索領域
C1〜C7,C11〜C17 合成領域
De 配線パターンの情報(抽出結果データ)
P1 被シールド配線パターン
P1〜P7 配線パターン
P2〜P4 シールド配線パターン
R1〜R38 矩形領域
R32 第1検索矩形領域(第32矩形領域)
R33,R34 第2検索矩形領域(第33及び第34矩形領域)

Claims (5)

  1. 半導体装置のレイアウト検証方法であって、
    処理装置が、被シールド配線パターンに対して設計基準値に基づいた距離離れた検索領域を設定
    前記処理装置が、設定された前記検索領域の前記各配線パターンを除く領域に複数の矩形領域を設定
    前記処理装置が、設定された複数の前記矩形領域のうち、前記被シールド配線パターンとシールド配線パターンの間、又は、前記被シールド配線パターンと前記検索領域の間にある前記矩形領域を1つに合成して合成領域を生成
    前記処理装置が、前記合成領域と接触するシールド配線パターン又はその他の配線パターンの情報を記憶領域に記憶
    前記処理装置が、前記記憶領域に記憶された前記合成領域と接触する前記シールド配線パターン及び前記その他の配線パターンの情報を、シールド配線パターン及びその他の配線パターンの情報に対する基準値の情報に基づいて、前記被シールド配線パターンが前記シールド配線パターンでシールドされているか否かを検証す
    とを特徴とするレイアウト検証方法。
  2. 請求項1に記載のレイアウト検証方法であって、
    前記処理装置が、
    前記検索領域において、前記検索領域に含まれる前記被シールド配線パターン、前記シールド配線パターン及び前記その他の配線パターンの頂点から上下左右方向に引き出し線を引き、前記引き出し線によって区画形成して前記矩形領域を設定することを特徴とするレイアウト検証方法。
  3. 請求項1又は2に記載のレイアウト検証方法であって、
    前記処理装置が、
    前記検索領域において、前記被シールド配線パターンの頂点を通る辺を延長し、延長した辺と前記検索領域とで囲む領域を縮小検索領域として設定し、
    前記縮小検索領域において、前記被シールド配線パターンの頂点を中心として前記設計基準に基づいた距離を半形とする四半形の領域を設定し、
    設定した前記四半形の領域内の矩形領域のうち、前記被シールド配線パターンの頂点と接触する矩形領域を第1検索矩形領域として求め、
    前記四半形の領域内において、求めた前記第1検索矩形領域の、前記被シールド配線パターンの頂点に対して対角線上に位置する矩形領域を第2検索矩形領域として求め、
    前記四半形の領域内において、求めた前記第1及び第2検索矩形領域から上下左右方向に前記シールド配線パターン又はその他の配線パターンを検索し、
    検索した前記シールド配線パターン又は前記その他の配線パターンの情報を前記記憶領域に記憶することを特徴とするレイアウト検証方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のレイアウト検証方法であって、
    前記配線パターンの情報及び前記基準値情報は、
    各項目が階層構造になっていることを特徴とするレイアウト検証方法。
  5. 半導体装置のレイアウト設計において、被シールド配線パターンがシールド配線パターンでシールドされているかを検証するレイアウト検証装置であって、
    被シールド配線パターンに対して設計基準値に基づいた距離離れた検索領域を設定する検索領域設定手段と、
    設定された前記検索領域の前記各配線パターンを除く領域に複数の矩形領域を設定する矩形領域設定手段と、
    設定された複数の前記矩形領域のうち、前記被シールド配線パターンと前記シールド配線パターンの間、又は、前記被シールド配線パターンと前記検索領域の間にある前記矩形領域を1つに合成して合成領域を生成する合成領域設定手段と、
    前記合成領域と接触するシールド配線パターン又はその他の配線パターンの情報を記憶領域に記憶する配線情報抽出手段と、
    前記記憶領域に記憶された前記合成領域と接触する前記シールド配線パターン及び前記その他の配線パターンの情報を、そのシールド配線パターン及びその他の配線パターンの情報に対する基準値の情報に基づいて、前記被シールド配線パターンが前記シールド配線パターンでシールドされているか否かを検証する検証手段と
    を有することを特徴とするレイアウト検証装置。
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