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JP5375236B2 - 遊技機 - Google Patents
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JP5375236B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関し、特に、可変入賞装置を備える遊技機に関する。
パチンコ遊技機等の遊技機では、一対の開閉部材を起立させた閉塞状態と、その開閉部材を左右に倒した開放状態とに可変する可変入賞装置(いわゆる電動式チューリップ)が使用されることが多い。
可変入賞装置は、普通図柄が大当りとなったとき、駆動信号を受信して開放状態となり、それ以外のときは、閉塞状態になる。開放状態にあるときは、閉塞状態にあるときに比べて、遊技球が可変入賞装置の入賞口へ至る経路が広く、入賞が容易になる。可変入賞装置に遊技球が入賞すると、賞球が払い出される。また、可変入賞装置に遊技球が入賞すると、所定の確率に基づき、大当りを生起するか否かの抽選が行われ、抽選の結果が大当りである場合は、大入賞口が開放し、多量の賞球を獲得することが可能になる。
この可変入賞装置に関しては、遊技機内に挿入した針金等で、本来は閉塞状態にあるはずの開閉部材を強制的に開放させ、遊技球を発射して、これに入賞させるという不正行為(いわゆるゴト行為)が問題となっていた。
上記のような不正行為の対策として、以下の技術が提案されている。
(1)可変入賞装置が実際に開放状態にあることを検知する検知手段を設け、可変入賞装置を開放状態にする駆動信号が無い状態で、可変入賞装置が実際に開放状態となっていれば、可変入賞装置への入賞を無視し、抽選や賞球の払い出しを行わない(特許文献1参照)。
(2)可変入賞装置が実際に開放状態にあることを検知する検知手段を設け、可変入賞装置を開放状態にする駆動信号が無い状態で、可変入賞装置が実際に開放状態となっていれば、報知を行う(特許文献2参照)。
特開2007−252497号公報 特開2008−17904号公報
可変入賞装置は、不正行為を行わなくても、球詰まり等の理由により、駆動信号が無い状態において、一時的に開放状態となることがある。この場合、上記特許文献1の技術のように、一律に、可変入賞装置への入賞を無視すると、遊技者に不利益になる。また、上記特許文献2のように、不正行為として報知すると、遊技者に不快感を与えてしまう。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、不正行為を防止できるとともに、遊技者に不利益や不快感を与えない遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、
始動信号を検出する始動信号検出手段と、前記始動信号を検出した場合、技図柄を変動表示してから、いずれかの遊技図柄を確定表示する図柄表示手段と、前記確定表示した遊技図柄が所定の当り図柄であった場合、駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、遊技球が入賞可能な入賞口と、前記駆動信号が出力されている間は、前記遊技球が前記入賞口へ至る経路を開放する開放位置に移動するとともに、前記駆動信号が出力されていない間は、前記経路を閉じる閉塞位置に移動する開閉部材と、前記入賞口への遊技球の入賞を検出する入賞検出手段と、前記駆動信号を検出する駆動信号検出手段と、以下の条件Aが成立する場合に報知を行う報知手段と、以下の条件C及びFが成立する場合、又は以下の条件C及びGが成立する場合、前記報知手段による報知を禁止する報知禁止手段と、を備えることを特徴とする。
条件A:前記駆動信号が検出されない状態で、前記遊技球の入賞が検出される。
件C:前記遊技機は、所定の条件下、前記変動表示の時間が通常より短い時短状態を設定する時短手段を備え、前記時短状態にある。
件F:前記駆動信号が検出されない状態となってから、所定時間が経過していない。
条件G:前記駆動信号が検出されない状態における前記遊技球の入賞の数が所定数以下である。
本発明の遊技機では、条件Aが成立する場合でも、不正行為ではない場合に成立しやすい条件である条件C及びFが成立する場合、又は条件C及びGが成立していれば、報知を行わない。
そのことにより、不正行為ではないのに報知を行い、遊技者に不利益や不快感を与えてしまうようなことが起こりにくい。
また、本発明の遊技機は、可変入賞装置が実際に開放状態となったことを検知する手段を備えなくてもよいので、製造コストを低減できる。
前記条件Aは、駆動信号が検出されない状態(本来ならば、開閉手段が閉塞位置にあり、遊技球の入賞ができないはずの状態)で、遊技球の入賞が検出されるという条件であるから、不正行為があったならば、成立する条件である。
前記条件Cは、不正行為によってではなく、条件Aが成立している場合に、成立しやすい条件である。すなわち、時短状態は、不正を行わなくても、不正を行うのと同様の効果が得られている状態であるから、条件Cが成立するとき、不正は行われにくい。よって、条件Cが成立している場合は報知を行わないようにすれば、不正行為ではないのに報知を行い、遊技者に不利益や不快感を与えてしまうようなことが起こりにくい。なお、時短状態では、開閉部材が煩雑に開閉することが多いため、球詰まりが起こりやすいが、時短状態のときに報知を行わないようにすれば、球詰まりによって不正行為の報知を行ってしまうようなことがない。
条件Fは、不正行為によってではなく、条件Aが成立している場合に、成立しやすい条件である。すなわち、開閉部材が開放位置にあるときに球詰まりが生じていた場合、駆動信号が検出されない状態となってから、球詰まりが解消し、その球詰まりを生じさせていた遊技球の入賞を検出することがある。この場合、駆動信号が検出されない状態となってから、所定時間が経過する前に入賞を検出し、条件Fが成立する。条件Fが成立している場合は報知を行わないようにすれば、不正行為ではないのに報知を行い、遊技者に不利益や不快感を与えてしまうようなことが起こりにくい。
条件Gは、不正行為によってではなく、条件Aが成立している場合に、成立しやすい条件である。すなわち、球詰まり等、不正行為が原因ではなく、条件Aが成立した場合、入賞の数は少数(所定値以下)である(条件Gが成立する)。一方、不正行為で条件Aが成立している場合は、多数の入賞が検出される(条件Gが成立しない)。よって、条件Gが成立している場合は報知を行わないようにすれば、不正行為ではないのに報知を行い、遊技者に不利益や不快感を与えてしまうようなことが起こりにくい。
また、本発明の遊技機は、前記条件C、F、Gから選択される1以上の条件について、成立した状態から、成立しない状態に移行した場合、その条件に対応する識別信号を外部に出力する識別信号出力手段を備えるものとすることができる。
この場合、成立する状態から、成立しない状態へ移行した条件が何であるかを知ることができる。そのため、条件C、F、Gのうち、変化したものによって、対処方法(例えば、不正行為が行われていない可能性が高い場合は、報知を無視したり、そのまま報知を行ったり、入賞口への入賞を無視したり、遊技を停止する等)を変えることができる。
また、本発明の遊技機は、遊技機の遊技状態によって、前記条件、Gから選択される1以上の条件における判断基準が変化するものとすることができる。
この場合、遊技状態(例えば、時刻、変動回数、時短状態、確変状態、大当り回数、遊技時間等)によって、条件、Gから選択される1以上の条件が成立する判断基準を変化(厳しくしたり、緩くしたり)させることができる。このことにより、不正行為のされ易さに合わせて、条件、Gから選択される1以上の条件が成立する判断基準を変化させることができる。例えば、大当り回数が少ない遊技機や遊技時間が短い遊技機では不正行為がなされる可能性が高いと判断し、条件、Gから選択される1以上の条件が成立する判断基準を厳しくすることができる。
遊技機1の正面図である。 (a)は閉塞状態にある場合の電動チューリップ19の正面図であり、(b)は開放状態にある場合の電動チューリップ19の正面図である。 遊技機1の主要な電気的構成を表すブロック図である。 普通図柄遊技の処理を表すフローチャートである。 電動チューリップ19に関する制御を表す説明図である。 特別図柄遊技の処理を表すフローチャートである。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.遊技機1の構成
(1)遊技機1の全体構成
遊技機1の全体構成を図1に基づいて説明する。遊技機1は、図示しない遊技場に来場した遊技者にパチンコ遊技を提供するものであって、図示しない遊技島に取り付けられる外枠3と、外枠3に開閉可能に取り付けられた内枠5と、内枠5に取り付けられ、遊技者に対面して配置された遊技盤7と、遊技者が遊技行為を行うために遊技盤7上に遊技球を発射するためのハンドル9と、遊技盤7における遊技行為の結果として提供される賞品、ここでは遊技球8(賞品として払い出される遊技球8を賞品球と言う。)を貯留する上受け皿11と、上受け皿11から排出される遊技球8を受ける下受け皿13を備えている。
遊技者に対面する遊技盤7は、遊技者から見える位置に、遊技者に興趣のある図柄を提供する図柄表示装置21と、電動チューリップ19とを備える。電動チューリップ19は、第1の始動口(入賞口)17と、第2の始動口18とを備えている。なお、電動チューリップ19の詳細な構成は後述する。
また、遊技盤7は、大入賞口25を備え、大入賞口25を開放することにより大量の賞品球を提供する機能を有する特別電動役物24と、特別図柄遊技の結果を表示する第1特別図柄表示装置31及び第2特別図柄表示装置32と、第1特別図柄遊技の保留数を表示する第1特別図柄記憶表示装置33及び第2特別図柄遊技の保留数を表示する第2特別図柄記憶表示装置34と、遊技球8が通過すると、普通図柄遊技用の普通図柄始動信号を出力する機能を有する普通図柄始動ゲート35と、普通図柄遊技の結果を表示する普通図柄表示装置37と、普通図柄遊技の保留数を表示する普通図柄記憶表示装置39とを備えている。上述した第1特別図柄記憶表示装置33、第2特別図柄記憶表示装置34、及び普通図柄記憶表示装置39は、それぞれ、4個のランプを備え、その4個のランプのうち、保留数に対応する数のランプだけが点灯するように構成されている。また、遊技盤7には、変動時間短縮機能(以降、時短と称す)が作動中(即ち、時短状態)かを表示する時短表示LED42が設置されている。
また、遊技機1は、遊技機1の上記各構成を制御し、後述する処理を実行する主制御基板41及び図柄制御基板43を備えている。
(2)電動チューリップ19の構成
電動チューリップ19の構成を、図2に基づいて説明する。なお、図2は電動チューリップ19の正面図であって、(a)は閉塞状態、(b)は開放状態を表す。
電動チューリップ19は、ケーシング45、一対の開閉部材47を備える。上記ケーシング45は、遊技盤7に固定される台板51を備えており、その台板51に、第1の始動口17及び第2の始動口18が形成されている(図1参照)。
また、台板51の正面側には、台板51と所定の間隔をおいて、第1の前カバー53が取り付けられている。第1の前カバー53と台板51との間に入った遊技球は、図示しない球樋に案内され、第1の始動口17に入賞し、電動チューリップ19の奥側に設けられた、図示しない排出口から排出される。その排出口の下流には、入賞感知センサ(入賞検出手段)60(図3参照)が取り付けられており、入賞感知センサ60は、そこを通過する遊技球を検出し、その検出信号を主制御基板41(図1、図3参照)に送信する。なお、検出信号を受信した主制御基板41は、払出制御基板62(図3参照)に払出制御信号を出力する。払出制御信号を受信した払出制御基板62は賞球払出装置(図示略)を作動させ、所定個数の遊技球を上受け皿11(図1参照)に払い出す。
また、ケーシング45は、第1の前カバー53よりも上方において、台板51よりも正面側に張り出した第2の前カバー61を備えている。そして、第2の前カバー61の背面側に入った遊技球は、図示しない球樋に案内され、第2の始動口18に入賞し、電動チューリップ19の奥側に運ばれる。
上記開閉部材47は、それぞれ略扇形形状を有する一対の部材であって、その基端部(鋭角に形成された先端部65とは反対側の端部)付近において突出する回転軸67により、台板51に対し、回動可能に取り付けられている。開閉部材47は、図2(a)に示すように、起立した位置(以下、閉塞位置とする)と、図2(b)に示すように、外側に傾倒した位置(以下、開放位置とする)との間で、図示しない電動ソレノイドに駆動され、回動可能である。開閉部材47が閉塞位置にある場合は、第1の始動口17へ至る経路が狭められ、遊技球8は第1の始動口17へ入賞できない。開閉部材47が開放位置にある場合は、第1の始動口17へ至る経路が開放され、遊技球8は第1の始動口17へ入賞できる。
2.遊技機1の電気的構成
遊技機1の電気的構成を図3のブロック図に基づいて説明する。なお、ここでは、本発明の特徴部に関連する部分を主として説明し、周知の遊技機が有する構成については記載を省略乃至簡略化する。
遊技機1は、主制御基板41を備えており、その主制御基板41には、普通図柄始動ゲート35が遊技球8を検出したときに出力する信号と、入賞感知センサ60が遊技球8を検出したときに出力する信号とが入力される。また、主制御基板41は、図柄制御基板43に対し、第1特別図柄表示装置31と、第2特別図柄表示装置32とにおける遊技図柄の表示を制御するための信号を出力する。また、主制御基板41は、普通図柄表示装置37における遊技図柄の表示を制御する。詳しくは後述する。また、主制御基板41は、普通図柄記憶表示装置39における保留数の表示を制御する。また、主制御基板41は、図柄制御基板43に対し、第1特別図柄記憶表示装置33と、第2特別図柄記憶表示装置34とにおける保留数の表示を制御するための信号を出力する。また、主制御基板41は、電動チューリップ19における開閉部材47の動作を制御する。詳しくは後述する。また、主制御基板41は、払出制御基板62に、払出制御信号を出力する。また、主制御基板41は、外部のホールコンピュータ63と接続しており、各種信号の出入力が可能である。
3.遊技機1が実行する処理
次に、遊技機1(主として主制御基板41)が実行する処理を、図4〜図6のフローチャートに基づいて説明する。
(1)普通図柄遊技
図4に示す処理は、普通図柄始動ゲート35を遊技球8が通過し、普通図柄始動信号が出力されるたびに実行される普通図柄遊技の処理である。ステップ10では、乱数を取得し、その乱数に基づき、大当りであるか否かを判定する。
ステップ20では、普通図柄表示装置37に、複数の遊技図柄を所定時間変動表示してから、いずれかの遊技図柄を確定表示する。ここで、前記ステップ10での判定結果が大当りである場合は、大当り用図柄で確定表示し、大当りではない(外れである)場合は、外れ用図柄を確定表示する。大当り用図柄で確定表示した場合、駆動信号を所定期間出力する。この駆動信号は、後述するように、電動チューリップ19の動作に用いられる。
なお、上記の変動表示の時間は、時短状態の場合は、時短状態でない場合よりも、短く設定される。また、変動表示が行われている期間に、普通図柄始動ゲート35を遊技球8が通過し、普通図柄始動信号が出力された場合は、1つの普通図柄始動信号につき、1つの普通図柄遊技の保留記憶が記憶される。普通図柄遊技の保留記憶は、最大4個まで記憶され、それ以上は無視される。普通図柄遊技の保留記憶がある場合、1つの保留記憶を消化して、上記ステップ10及びステップ20の処理が1回行われる。普通図柄遊技の保留数は、普通図柄記憶表示装置39に表示される。
(2)電動チューリップ19に関する制御
図5に示す処理は、所定時間おきに繰り返し実行される処理である。
ステップ110では、駆動信号が出力されているか否かを判断する。出力されている場合はステップ120に進み、出力されていない場合はステップ150に進む。
ステップ120では、電動チューリップ19の開閉部材47を開放位置(図2(b)参照)に移動させる。既に開放位置にある場合は、その位置を維持する。
ステップ130では、第1の始動口17に入賞があったか(入賞感知センサ60が遊技球8を検出したか)を判断する。入賞があった場合はステップ140に進み、入賞が無かった場合は本処理を終了する。
ステップ140では、払出制御信号を払出制御基板62に出力する。払出制御信号を受信した払出制御基板62は賞球払出装置(図示略)を作動させ、所定個数の遊技球を上受け皿11(図1参照)に払い出す。
前記ステップ110で駆動信号無しと判断した場合はステップ150に進み、電動チューリップ19の開閉部材47を閉塞位置(図2(a)参照)に移動させる。既に閉塞位置にある場合は、その位置を維持する。
ステップ160では、第1の始動口17に入賞があったか(入賞感知センサ60が遊技球8を検出したか)を判断する。入賞があった場合はステップ170に進み、入賞が無かった場合は本処理を終了する。
ステップ170では、以下の条件B、C、E〜Gのうちのいずれか一つでも成立するか否かを判断する。一つでも成立する場合はステップ140に進み、いずれも成立しない場合はステップ180に進む。
条件B:特別図柄遊技の保留数が3個以下である。
条件C:普通図柄遊技が時短状態にある。
条件E:普通図柄表示装置37にて、遊技図柄の変動表示が現在行われている。
条件F:直近に駆動信号が出力されていない状態となってから、未だ6秒が経過していない。
条件G:直近に駆動信号が出力されていない状態となってから、第1の始動口17への入賞の個数が3個以下である。
なお、条件B、F、Gにおける基準(保留数、時間、入賞の個数)は、遊技状態(時刻、変動回数、時短状態、確変状態、大当り回数、遊技時間等)によって変化させることができる。具体的には、大当り回数が少ない遊技機や遊技時間が短い遊技機では不正行為がなされる可能性が高いため、条件Bにおける基準の保留数を少なく設定し、条件Fにおける基準の時間を短く設定し、条件Gにおける基準の個数を少なく設定することができる。
ステップ180では、報知フラグをたてる。なお、この報知フラグがたった後で、駆動信号が検出される状態を経て、再度、駆動信号が検出されない状態となったとき、所定期間内に第1の始動口17への入賞がなければ(条件Dが成立すれば)、報知フラグは消去され、報知は行わない。一方、この報知フラグがたった状態で、駆動信号が検出される状態を経て、再度、駆動信号が検出されない状態となったとき、所定期間内に第1の始動口17への入賞があれば(条件Dが成立しなければ)、ホールコンピュータ63に報知信号を出力し、ホールコンピュータ63は、不正行為が行われている旨の報知を行う。
(3)特別図柄遊技
図6に示す処理は、前記ステップ130又は前記ステップ160で第1の始動口17に入賞があったと判断された場合(ただし、前記ステップ180で報知フラグをたてた場合を除く)に実行される特別遊技処理である。
ステップ210では、乱数を取得し、その乱数に基づき、大当りであるか否かを判定する。
ステップ220では、停止図柄を設定する。前記ステップ210にて大当りと判定した場合は、停止図柄として、複数の大当り用図柄の中から、乱数に基づき、1つの大当り用図柄を設定する。一方、前記ステップ210にて大当りではない(外れ)と判定した場合は、停止図柄として、1種類のみの外れ用図柄を設定する。
なお、複数の大当り用図柄の一部である、確変大当り用図柄を設定した場合は、前記ステップ210において大当りとなる確率が通常の確率よりも高い確率変動状態が設定される。確率変動状態は、複数の大当り用図柄の一部である、非確変大当り用図柄を設定するまで継続する。また、複数の大当り用図柄のうち、特定の大当り用図柄を設定した場合は、時短状態が設定される。時短状態では、普通図柄表示装置37、第1特別図柄表示装置31、及び第2特別図柄表示装置32における変動表示の時間が、通常よりも短くなる。時短状態は、所定回数、変動表示が行われるまで継続する。
ステップ230では、乱数に基づき、変動表示における変動パターンを設定する。
ステップ240では、以下のように、変動表示処理を行う。まず、主制御基板41が、変動開始コマンドを図柄制御基板43に送信する。この変動開始コマンドは、前記ステップ230で設定した変動パターンごとに対応するものである。図柄制御基板43は、変動開始コマンドを受信すると、前記ステップ230で設定した変動パターンにより、第1特別図柄表示装置31又は第2特別図柄表示装置32の変動表示を開始する。
次に、主制御基板41は、前記ステップ220で決定した大当り用図柄又は外れ用図柄に対応する停止図柄コマンドを図柄制御基板43に送信する。図柄制御基板43は、主制御基板41から受信した停止図柄コマンドに対応する、大当り用図柄又は外れ用図柄で変動表示が確定停止するように、変動表示を管理制御する。
次に、主制御基板41は、前記ステップ230で設定した変動パターンの終了するタイミングで変動停止コマンドを図柄制御基板43に送信する。図柄制御基板43は、変動停止コマンドを受信すると、先に主制御基板41から受信していた停止図柄コマンドに対応する、大当り用図柄、又は外れ用図柄で変動表示を停止させる。
なお、第1特別図柄表示装置31又は第2特別図柄表示装置32の変動表示が行われている期間、又は後述する大当り遊技中に、第1の始動口17に入賞があった場合は、1つの入賞につき、1つの特別図柄遊技の保留記憶が記憶される。特別図柄遊技の保留記憶は、最大4個まで記憶され、それ以上は無視される。特別図柄遊技の保留記憶がある場合、1つの保留記憶を消化して、上記ステップ210乃至ステップ240の処理が1回行われる。特別図柄遊技の保留数は、第1特別図柄記憶表示装置33、及び第2特別図柄記憶表示装置34に表示される。
(4)大当り遊技処理
次に、大当り遊技処理について説明する。大当り遊技処理は、第1特別図柄表示装置31又は第2特別図柄表示装置32に大当り用図柄が確定表示された場合、実行される。大当り遊技処理は、大入賞口25を開放してから、閉じるまでを1ラウンドとし、複数のラウンドで構成される。
(5)条件B〜Gの識別処理
主制御基板41は、所定時間ごとに、条件B〜Gのそれぞれについて、成立するか否かを判定し、その結果を記憶する。そして、条件B〜Gの中に、前回の判定では成立していたが、今回の判定では成立していない条件があれば、その条件に対応する識別信号をホールコンピュータ63に出力する。
4.遊技機1が奏する効果
(1)遊技機1では、前記ステップ110にて駆動信号が出力されていないと判断し、前記ステップ160にて第1の始動口17に入賞があったと判断した場合(条件Aが成立する場合)でも、不正行為ではない場合に成立しやすい条件である条件B〜Gのうちの1つでも成立していれば、報知を行わない。そのことにより、不正行為ではないのに報知を行い、遊技者に不利益や不快感を与えてしまうようなことが起こりにくい。
(2)遊技機1は、条件B〜Gのいずれかについて、成立した状態から、成立しない状態に移行した場合、その条件に対応する識別信号をホールコンピュータ(外部)63に出力することができる。例えば、条件Bが成立した状態から、成立しない状態に移行した場合、条件Bに特有の識別信号をホールコンピュータ63に出力する。
このことにより、条件B〜Gのうち、どれが、成立する状態から、成立しない状態へ移行したのかを知ることができる。そのため、条件B〜Gのうち、変化したものによって、対処方法(例えば、不正行為が行われていない可能性が高い場合は、報知を無視したり、そのまま報知を行ったり、電動チューリップ19への入賞を無視したり、遊技を停止する等)を変えることができる。
(3)遊技機1は、その遊技状態によって、条件B、F、Gにおける判断基準を変化させることができる。この場合、遊技状態(時刻、変動回数、時短状態、確変状態、大当り回数、遊技時間等)によって、条件B、F、Gが成立する判断基準を変化(厳しくしたり、緩くしたり)させることができる。このことにより、不正行為のされ易さに合わせて、条件B、F、Gが成立する判断基準を変化させることができる。例えば、大当り回数が少ない遊技機や遊技時間が短い遊技機では不正行為がされる可能性が高いと判断し、条件B、F、Gが成立する判断基準を厳しくすることができる。
(4)遊技機1は、電動チューリップ19が実際に開放状態となったことを検知する手段を備えなくてもよいので、製造コストを低減できる。
尚、本発明は前記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
例えば、前記ステップ170では、条件B、C、E〜Gのうち、固定された1つの条件(例えば、条件B、条件C、条件E、条件F、条件G)のみについて成立するか否かを判断し、成立する場合はステップ140に進み、成立しない場合はステップ180へ進むようにしてもよい。また、この場合、前記ステップ170でNOと判断された場合は、条件Dによらず、直ちに報知を行うようにしてもよい。
また、前記ステップ160でYESと判断された場合は、前記ステップ170の判断を行わず、そのまま、前記ステップ180へ進むようにしてもよい。この場合は、条件B、C、E〜Gについては判断されず、条件Dが成立すれば、報知が行われず、条件Dが成立しなければ、報知が行われることになる。
また、前記ステップ170では、条件B、C、E〜Gから予め選ばれた2以上の条件が同時に成立した場合はステップ140に進み、それ以外の場合はステップ180に進むようにしてもよい。
1・・・遊技機、3・・・外枠、5・・・内枠、7・・・遊技盤、8・・・遊技球、
9・・・ハンドル、11・・・上受け皿、13・・・下受け皿、
17・・・第1の始動口、18・・・第2の始動口、19・・・電動チューリップ、
24・・・特別電動役物、25・・・大入賞口、31・・・第1特別図柄表示装置、
32・・・第2特別図柄表示装置、33・・・第1特別図柄記憶表示装置、
34・・・第2特別図柄記憶表示装置、35・・・普通図柄始動ゲート、
37・・・普通図柄表示装置、39・・・普通図柄記憶表示装置、
41・・・主制御基板、42・・・時短表示LED、43・・・図柄制御基板、
45・・・ケーシング、47・・・開閉部材、51・・・台板、
53・・・第1の前カバー、60・・・入賞感知センサ、61・・・第2の前カバー、
62・・・払出制御基板、63・・・ホールコンピュータ、65・・・先端部、
67・・・回転軸

Claims (3)

  1. 始動信号を検出する始動信号検出手段と、
    前記始動信号を検出した場合、技図柄を変動表示してから、いずれかの遊技図柄を確定表示する図柄表示手段と、
    前記確定表示した遊技図柄が所定の当り図柄であった場合、駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、
    遊技球が入賞可能な入賞口と、
    前記駆動信号が出力されている間は、前記遊技球が前記入賞口へ至る経路を開放する開放位置に移動するとともに、前記駆動信号が出力されていない間は、前記経路を閉じる閉塞位置に移動する開閉部材と、
    前記入賞口への遊技球の入賞を検出する入賞検出手段と、
    前記駆動信号を検出する駆動信号検出手段と、
    以下の条件Aが成立する場合に報知を行う報知手段と、
    以下の条件C及びFが成立する場合、又は以下の条件C及びGが成立する場合、前記報知手段による報知を禁止する報知禁止手段と、
    を備える遊技機。
    条件A:前記駆動信号が検出されない状態で、前記遊技球の入賞が検出される。
    件C:前記遊技機は、所定の条件下、前記変動表示の時間が通常より短い時短状態を設定する時短手段を備え、前記時短状態にある。
    件F:前記駆動信号が検出されない状態となってから、所定時間が経過していない。
    条件G:前記駆動信号が検出されない状態における前記遊技球の入賞の数が所定数以下である。
  2. 前記条件C、F、Gから選択される1以上の条件について、成立した状態から、成立しない状態に移行した場合、その条件に対応する識別信号を外部に出力する識別信号出力手段を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 遊技機の遊技状態によって、前記条件、Gから選択される1以上の条件における判断基準が変化することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
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