本発明の実施形態は、ワールドワイドウェブのようなコーパスに見られる種々のドキュメント(又は他のコンテンツアイテム)に関連した注釈をユーザが共有するのを許すシステム及び方法を提供する。ここで使用する「注釈(アノテーション)(annotation)」という語は、一般に、コーパスからのドキュメントに関係した記述及び/又は評価メタデータを指し、ここで、メタデータは、ユーザから収集され、そしてその後、そのユーザの識別子及び対象ドキュメント(即ち、メタデータに関係したドキュメント)の識別子に関連して記憶される。注釈は、メタデータの種々のフィールド、例えば、ページ又はサイトのレーティング(好意的又は否定的でよい)、ページ又はサイトのトピック(又はトピックス)を識別する1つ以上のキーワード又はラベル、ページ又はサイトのフリーテキスト記述、及び/又は他のフィールドを含んでもよい。注釈は、コーパスのユーザから収集され、そして注釈を生成したユーザの識別子、及びそれに関連したドキュメント(又は他のコンテンツアイテム)の識別子と共に記憶されるのが好都合である。注釈、及びユーザから注釈を収集するプロセスの一例が、前記特許出願(代理人ドケット第017887−013720US)に説明されている。本発明は、特定のメタデータにも、メタデータを収集する特定の技術にも限定されないことを理解されたい。
本発明の実施形態において、コンテンツ注釈システムに参加する各ユーザは、友人のリストを定義することができ、各友人は、第1ユーザが注釈を共有したいシステムの別のユーザである。種々の参加ユーザにより定義された友人のリストに基づいて、ユーザごとに信頼性ネットワークが定義され、第1ユーザの信頼性ネットワークのメンバーによる注釈を第1ユーザによりコーパスのその後のサーチの結果に一体化することができると共に、これを種々の仕方で使用して、コーパスをブラウズする第1ユーザの経験を向上させることもできる。
例えば、第1ユーザがコーパスをサーチするときに、第1ユーザ、又は第1ユーザの信頼性ネットワークの他のメンバーが注釈付けしたドキュメントに対応するヒット(ここでは、「注釈付きヒット」と称する)をハイライト処理し、ユーザがこのような注釈を見るのを許すためにリンクを設けることができる。注釈が数値レーティングのようなジャッジメントデータを含む場合には、このジャッジメントデータを第1ユーザの信頼性ネットワークにわたって集計できると共に、そのジャッジメントが好意的か否定的か指示する仕方で注釈付きヒットをハイライト処理することができる。更に、第1ユーザの信頼性ネットワークにわたって集計された数値レーティングは、第1ユーザの問合せに応答してサーチ結果をランク付けするのに使用でき、好意的な集計レーティングは、所与のページ又はサイトのランクを上げる傾向があり、そして否定的な集計レーティングは、ランクを下げる傾向がある。
注釈がユーザ供給テキスト記述及び/又は記述キーワード又はラベルを含むような別の実施形態では、第1ユーザは、ページコンテンツに加えて又はそれに代わって、自分の信頼性ネットワークメンバーにより生成された注釈のコンテンツをサーチするオプションを有してもよい。他の実施形態では、第1のユーザが自分の信頼性ネットワークのメンバーにより注釈付けされたページを訪問するときに、その第1ユーザがこのような注釈を見るのを許す制御が与えられる。
例示の目的で、この説明及び添付図面は、特定の問合せ、サーチ結果ページ、URL、及び/又はウェブページを使用することができる。このような使用は、実際のウェブページ又はサイトの見解、推奨又は軽蔑を暗示することを意味するものではない。更に、本発明は、ここに示す特定の実施例に限定されないことを理解されたい。
I.概略
A.ネットワーク実施の概略
図1は、本発明の一実施形態によるクライアントシステム20を備えた情報検索及び通信ネットワーク10の一般的概略を示す。このコンピュータシステム10において、クライアントシステム20は、インターネット40、又は他の通信ネットワーク、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)接続を経て、多数のサーバーシステム501乃至50Nに結合される。以下に述べるように、クライアントシステム20は、本発明により、サーバーシステム501乃至50Nのいずれかと通信するように構成され、例えば、メディアコンテンツや他の情報、例えば、ウェブページをアクセスし、受け取り、検索し及び表示するように構成される。
図1に示すシステムの多数の要素は、ここで詳細に説明する必要のない従来の良く知られた要素を含む。例えば、クライアントシステム20は、デスクトップパーソナルコンピュータ、ワークステーション、ラップトップ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、セルラー電話、又はWAPイネーブル装置、或いはインターネットに直接的又は間接的にインターフェイスできる他の計算装置を含むことができる。クライアントシステム20は、通常、ブラウジングプログラム、例えば、MicrosoftのInternet ExplorerTMブラウザ、Netscape NavigatorTMブラウザ、MozillaTMブラウザ、OperaTMブラウザ、或いはセルラー電話、PDA又は他のワイヤレス装置等の場合にはWAPイネーブルブラウザ、を実行して、クライアントシステム20のユーザが、サーバーシステム501乃至50Nからインターネット40を経て入手できる情報及びページをアクセスし、処理し及び見るのを許す。又、クライアントシステム20は、通常、1つ以上のユーザインターフェイス装置22、例えば、キーボード、マウス、タッチスクリーン、ペン等を備えていて、サーバーシステム501乃至50N又は他のサーバーにより与えられるページ、フォーム及び他の情報に関連して、ブラウザによりディスプレイ(例えば、モニタスクリーン、LCDディスプレイ、等)に与えられるグラフィックユーザインターフェイス(GUI)と相互作用する。本発明は、ネットワークの特定グローバルインターネットワークを指すインターネットに使用するのに適している。しかしながら、インターネットに代わって又はそれに加えて、他のネットワーク、例えば、イントラネット、エクストラネット、バーチャルプライベートネットワーク(VPN)、非TCP/IPベースのネットワーク、LAN又はWAN、等を使用できることも理解されたい。
一実施形態によれば、クライアントシステム20及びその全ての要素は、Intel Pentium(登録商標)TMプロセッサ、AMD AthlonTMプロセッサ等、又は多数のプロセッサのような中央処理ユニットを使用して実行されるコンピュータコードを含むアプリケーションを使用してオペレータ構成可能である。ここに述べるようにデータ及びメディアコンテンツを通信し、処理し及び表示するためにクライアントシステム20を操作し及び構成するためのコンピュータコードは、ダウンロードされてハードディスクに記憶されるのが好ましいが、全プログラムコード又はその一部分を、良く知られた他の揮発性又は不揮発性メモリ媒体又は装置、例えば、ROM又はRAMに記憶してもよいし、或いはプログラムコードを記憶できる媒体、例えば、コンパクトディスク(CD)媒体、デジタル多様性ディスク(DVD)媒体、フロッピー(登録商標)ディスク、等に設けてもよい。更に、全プログラムコード又はその一部分を、ソフトウェアソース、例えば、サーバーシステム501乃至50Nの1つから、インターネットを経てクライアントシステム20へ送信し及びダウンロードしてもよいし、或いは通信媒体及びプロトコル(例えば、TCP/IP、HTTP、HTTPS、イーサネット(登録商標)、又は他の従来の媒体及びプロトコル)を使用して、他のネットワーク接続(例えば、エクストラネット、VPN、LAN、又は他の従来のネットワーク)を経て送信してもよい。
本発明の態様を実施するためのコンピュータコードは、C、C++、HTML、XML、Java(登録商標。以下同じ。)、JavaScript(登録商標)等のコード、又は他の適当なスクリプト言語(例えば、VBScript)、或いはクライアントシステム20で実行でき又はクライアントシステム20で実行するようにコンパイルできる他の適当なプログラミング言語でよいことが明らかであろう。ある実施形態では、クライアントシステム20にコードがダウンロードされず、必要なコードがサーバーにより実行されるか、又はクライアントシステム20に既に存在するコードが実行される。
B.サーチ及び注釈システムの概略
図2は、本発明の実施形態によりメディアコンテンツを通信するための別の情報検索及び通信ネットワーク110を示す。図示されたように、ネットワーク110は、クライアントシステム120、1つ以上のコンテンツサーバーシステム150、及びサーチサーバーシステム160を備えている。ネットワーク110において、クライアントシステム120は、インターネット140又は他の通信ネットワークを経てサーバーシステム150及び160に通信可能に結合される。上述したように、クライアントシステム120及びその要素は、インターネット140又は他の通信ネットワークを経てサーバーシステム150、160及び他のサーバーシステムと通信するように構成される。
一実施形態によれば、クライアントシステム120で実行されるクライアントアプリケーション(モデル125で示された)は、サーバーシステム150及び160と通信すると共に、そこから受け取ったデータコンテンツを処理して表示するようにクライアントシステム120及びその要素を制御するためのインストラクションを含む。クライアントアプリケーション125は、リモートサーバーシステム(例えば、サーバーシステム150、サーバーシステム160又は他のリモートサーバーシステム)のようなソフトウェアソースからクライアントシステム120へ送信され及びダウンロードされるのが好ましいが、クライアントアプリケーションモジュール125は、上述したフロッピー(登録商標)ディスク、CD、DVD、等のソフトウェア記憶媒体に設けることができる。例えば、1つの態様において、クライアントアプリケーションモジュール125は、データを操作すると共に、種々のオブジェクト、フレーム及びウインドウにおいてデータをレンダリングするために、例えば、埋め込み型JavaScript(登録商標)又はActiveXコントロールのような種々の制御器を含むHTMLラッパーにおいて、インターネット140を経てクライアントシステム120へ供給されてもよい。
更に、クライアントアプリケーションモジュール125は、データ及びメディアコンテンツを処理するための種々のソフトウェアモジュール、例えば、サーチ要求及びサーチ結果データを処理するための特殊なサーチモジュール126と、データ及びメディアコンテンツをテキスト及びデータフレーム並びにアクティブウインドウ、例えば、ブラウザウインドウ及びダイアログボックスにおいてレンダリングするためのユーザインターフェイスモジュール127と、クライアント120で実行される種々のアプリケーションにインターフェイスしそしてそれと通信するためのアプリケーションインターフェイスモジュール128とを備えている。本発明の態様に基づいてアプリケーションインターフェイスモジュール128がインターフェイスするように好ましく構成されるところのクライアントシステム120で実行されるアプリケーションは、例えば、種々のeメールアプリケーション、インスタントメッセージング(IM)アプリケーション、ブラウザアプリケーション、ドキュメントマネージメントアプリケーション、等を含む。更に、ユーザインターフェイスモジュール127は、クライアントシステム120上に構成されたデフォールトブラウザ又は異なるブラウザのようなブラウザを含んでもよい。
一実施形態によれば、サーチサーバーシステム160は、サーチ結果データ及びメディアコンテンツをクライアントシステム120へ与えるように構成され、そしてコンテンツサーバーシステム150は、例えば、サーチサーバーシステム160により与えられるサーチ結果ページにおいて選択されたリンクに応答して、ウェブページのようなデータ及びメディアコンテンツをクライアントシステム120へ与えるように構成される。ある変形例において、サーチサーバーシステム160は、コンテンツ、及び、又はそれに代わって、コンテンツへのリンク及び/又は他のリファレンスを返送する。サーチサーバーシステムは、ユーザから問合せを受け取ってそれに対するサーチ結果データを発生するように構成された問合せ応答モジュール162と、ユーザ供給される注釈情報とのユーザ相互作用をマネージするように構成されたユーザ注釈モジュール164と、ユーザに対する信頼性ネットワークをマネージするように構成された信頼性ネットワークモジュール165とを備えている。サーチサーバーシステム160は、サーチサーバーシステム160の特定ユーザに関するデータを記憶する個人化データベース166と、サーチされるべきコーパス(ある場合には、ワールドワイドウェブ)へインデックスを与えるページインデックス170とに通信可能に結合される。個人化データベース166及びページインデックス170は、一般的に従来のデータベース技術を使用して実施することができる。
一実施形態における信頼性ネットワークモジュール165は、サーチサーバー160の登録された各ユーザに対して「友人」のリストを確立し、そしてそれらリストを個人化データベース166に記憶する。友人のリストは、信頼性ネットワークモジュール165により自動的に初期化されそして以下に述べるようにユーザにより編集されてもよいし、或いは手動で生成されてもよい。種々のユーザに対して確立された友人のリストに基づいて、信頼性ネットワークモジュール165は、各ユーザに対して、そのユーザの友人、及びある場合には、そのユーザの友人の友人、等々を、以下に述べるある限界まで含む信頼性ネットワークを定義する。
ある実施形態では、信頼性ネットワークモジュール165は、各ユーザに対する信頼性ネットワークを動的に構築し、即ち、これは、信頼性ネットワークメンバー及び各メンバーに対する関連パラメータ(例えば、以下に述べる信頼性重み又は信用係数)のリストを発生することを含む。所与のユーザに対する信頼性ネットワークの構築は、信頼性ネットワーク情報が必要とされるときに(例えば、ユーザが問合せを提示するときに)リアルタイムで行うことができる。或いは又、所与のユーザに対する信頼性ネットワークは、所定の条件のもとで構築されて、後で使用するために記憶されてもよい。信頼性ネットワーク情報の構築(又は再構築)をトリガーする条件は、例えば、ユーザがサーチサーバー160と新たなセッションを開始するたび;ユーザが以下に述べるように自分の友人のリストを更新するたび;或いは規則的にスケジュールされた間隔(例えば、毎日)、を含む。
一実施形態における注釈モジュール164は、個人化データベース166と相互作用して、サーチサーバーシステム160の種々のユーザに対するユーザ注釈データを記憶しそしてマネージする。例えば、ユーザから受け取った注釈データを注釈モジュール164へ供給して個人化データベース166に記憶することができ、そして注釈モジュール164が、問合せ応答モジュール162、サーチサーバー160の他の要素、及び/又はクライアント120から発生する要求を含む注釈データの要求に応答することもできる。
注釈データのユーザエントリーに対して種々のインターフェイスを設けることができる。その一例が、前記特許出願(代理人ドケット第017887−013720US)に説明されており、これら又は他のインターフェイスのいずれを使用してもよい。ユーザがページ又はサイトに注釈付けすることを選択するときには、ユーザ注釈モジュール164がユーザから(例えば、クライアントシステム120を経て)新たな注釈データを受け取り、そして個人化データベース166を更新する。
一実施形態における問合せ応答モジュール162は、例えば、ページ、ページへのリンク、インデックスされたページのコンテンツを表わすデータ、等でポピュレートされた種々のページインデックス170を参照する。ページインデックスは、自動ウェブクローラー172及び/又は種々のスパイダー等、並びにハイアラーキー構造体内でウェブページを分類してランク付けするための手動又は半自動分類アルゴリズム及びインターフェイスを含む種々の収集技術により発生することができる。これらの技術は、サーチサーバーシステム160において実施されてもよいし、或いはページインデックス170を発生してそれをサーチサーバーシステム160に入手できるようにする個別のシステム(例えば、ウェブクローラー172)において実施されてもよい。種々のページインデックス実施及びフォーマットがこの技術で知られており、ページインデックス170に対して使用されてもよい。
問合せ応答モジュール162は、クライアントシステム120、特に、サーチモジュール126から受け取った種々のサーチ要求(問合せ)に応答してデータを与えるように構成される。ここで使用する「問合せ」という用語は、ユーザから(例えば、クライアントシステム120を経て)サーチサーバー160へ送られる要求であって、ページインデックス170によりインデックされたウェブ(又は他のコーパス)をサーチすることにより満足することのできる要求を含む。一実施形態において、ユーザには、サーチモジュール126を経てサーチインターフェイスが与えられる。このインターフェイスは、ユーザが問合せを入力できる(例えば、タイプすることで)テキストボックス、所定の問合せから選択するためのチェックボックス及び/又は無線ボタン、ユーザがサーチを全サーチコーパスの所定サブセットへ(例えば、あるウェブサイト、又はページインデックス170内の分類別サブセクションへ)制限できるようにするディレクトリ又は他の構造体、等を含んでもよい。いかなるサーチインターフェイスを使用してもよい。
問合せ応答モジュール162は、所与の問合せに対してウェブページを処理しそしてランク付けする(例えば、問合せから抽出されたサーチ用語の発生パターンにより測定された論理的関連性、サーチ用語及び/又は特定のページ又はサイトに関連したコンテクスト識別子、ページスポンサーシップ、多数のページから収集された接続データ、等の組合せに基づいて)ためのサーチ関連アルゴリズムで構成されるのが好都合である。例えば、問合せ応答モジュール162は、受け取った問合せをパーズして、1つ以上のサーチ用語を抽出し、次いで、そのサーチ用語を使用してページインデックス170にアクセスし、これにより、「ヒット」のリスト、即ち問合せに少なくともある程度関連していると判断されたページ又はサイト(或いはページ又はサイトへのリファレンス)のリストを発生することができる。問合せ応答モジュール162は、次いで、1つ以上のランク付けアルゴリズムを使用してヒットをランク付けすることができる。ヒットを識別してランク付けするための特定のアルゴリズムは、本発明にとって重要ではなく、従来のアルゴリズムを使用できる。
本発明のある実施形態では、問合せ応答モジュール162は、問合せユーザの信頼性ネットワーク(問合せユーザを含む)に属するユーザに関連した注釈データを個人化データベース166から検索すると共に、そのような注釈データをサーチ結果に合体するようにも構成される。注釈データの検索は、例えば、信頼性ネットワークメンバーのリストを得るための問合せ応答モジュール162と信頼性ネットワークモジュール165との間の相互作用、及び/又は例えば、信頼性ネットワークメンバーが識別されたときに注釈データを検索するための問合せ応答モジュール162と注釈モジュール164との間の相互作用を含んでもよい。
注釈データの合体は、種々の仕方で行うことができる。例えば、少なくとも幾つかの注釈がレーティングを含む場合には、そのレーティング情報に少なくとも一部分基づいてヒットを識別し及び/又はランク付けすることができる。個々の信頼性ネットワークメンバーによりヒットページ又はサイトに与えられるレーティングは、直接使用してもよいし、或いは特定のページをレート付けした全ての信頼性ネットワークメンバーにわたる集計(例えば、平均)レーティングを使用することもできる。一実施形態では、問合せ応答モジュール162は、特定のページ又はサイトに対する好意的なレーティングに基づいて「好意的な」結果の個別リストを発生してもよいし、或いは問合せ応答モジュール162は、特定のページ又はサイトのレーティングをサーチ結果のランク付けに合体してもよいし、或いは問合せ応答モジュール162は、特定のページ又はサイトの信頼性ネットワークメンバーにより否定的なレーティングを使用して、サーチ結果ページに含まれたヒットのリストからヒットをドロップすべきかどうか判断してもよい。注釈がテキスト記述、キーワード又はラベルを含む場合には、サーチヒットの識別及び/又はランク付け中にこれら要素のいずれかにおけるサーチ用語の出現を考慮してもよい。
信頼性ネットワーク注釈のような個人化特徴をサーチできるようにするために、サーチサーバー160は、ユーザログイン特徴を与えるのが好都合であり、ここで、「ログイン」とは、一般に、コンピュータシステムのユーザを識別し及び/又は認証するための手順を指す。多数の例がこの技術で知られており、本発明の実施形態に関連して使用することができる。例えば、一実施形態では、各ユーザは、独特のユーザ識別子(ID)及びパスワードを有し、そしてサーチサーバー160は、クライアント120にログインページを与え、これを経てユーザがこの情報を入力できるようにすることで、ユーザがログインするのを促す。他の実施形態では、ユーザID及びパスワードに加えて又はそれに代わって、生物測定、音声、又は他の識別及び認証技術を使用してもよい。ユーザが、例えば、ログインすることで、自分自身を識別すると、ユーザは、以下に述べるようにユーザ注釈モジュール164と相互作用することにより注釈を生成し及び/又は更新することができる。更に、ログインしたユーザにより入力された各問合せは、そのユーザに対する独特のユーザIDに関連付けることができ、即ちそのユーザIDに基づいて、問合せ応答モジュール162は、個人化データベース166にアクセスして、問合せユーザの信頼性ネットワークのメンバーからの注釈を、そのユーザの問合せに対する応答に合体することができる。ユーザがログインすると(例えば、クライアントアプリケーション125を経て)、ユーザがクライアントアプリケーション125を操作する間にユーザの認識を適切な時間にサーチサーバー160に通信できるという意味で、ユーザログインが持続されるのが好都合である。従って、ここに述べる個人化特徴は、ユーザに常時アクセスできるようにされる。
問合せに応答して信頼性ネットワークメンバーの注釈を使用するのに加えて、問合せ応答モジュール162は、他のユーザの注釈から収集した集計情報も使用できる。例えば、一実施形態では、ページ又はサイトに対するグローバルな集計レーティング(例えば、平均レーティング)が、信頼性ネットワークのメンバーシップに関わらず、そのページ又はサイトに対するレーティングを注釈に与えた各ユーザのレーティングから計算される。このグローバルな集計レーティングは、サーチヒットを選択し及び/又はランク付けするのに使用できる。別の実施形態では、ページ又はサイトを記述するグローバルな集計キーワード又はラベルを判断することができ、これは、例えば、信頼性ネットワークのメンバーシップに関わらず、注釈付けしたユーザによりそのページ又はサイトに最も頻繁に適用されたキーワード又はラベルを識別することで行われる。所与のページに対するこのような集計注釈は、例えば、ページインデックス170に記憶され、そして問合せ応答モジュール162によりこれを使用して、サーチサーバー160に対してユーザが知られているかどうかに関わらず、問合せに応答してヒットをランク付けすることができる。
一実施形態では、ユーザ注釈モジュール164は、新たな注釈データを受け取ったときにそれを集計モジュール(図2には示さず)へ転送し、該モジュールは、ページインデックス170に記憶された集計注釈データを更新する。集計注釈データは、規則的な間隔、例えば、毎日又は毎時間、或いはほぼリアルタイムで更新されてもよい。グローバルな集計注釈データの収集及び使用は、前記特許出願(代理人ドケット第017887−013720US)に説明されている。
更に別の実施形態では、問合せ応答モジュール162は、全コーパスのサブセットにわたりヒットをサーチし又はレポートすることで問合せに応答するように構成されてもよい。例えば、ユーザは、問合せを提示し、そして自分の信頼性ネットワークのメンバーにより注釈付けされたドキュメントのみがヒットとしてレポートされるように要求することができる。別の例として、ユーザは、あるコミュニティのメンバーにより注釈付けされたドキュメントのみがサーチヒットとしてレポートされるように要求することもできる。このようなオペレーションの例を以下に説明する。
ここに述べるサーチシステムは、例示に過ぎず、変更や修正がなされ得ることが明らかである。コンテンツサーバー及びサーチサーバーシステムは、例えば、Yahoo!Inc.によりユーザに提供される分散型サーバーシステムのような単一組織の一部分でもよいし、或いは異種組織の一部分でもよい。各々のサーバーシステムは、一般に、少なくとも1つのサーバー及びそれに関連したデータベースシステムを備え、又、多数のサーバー及びそれに関連したデータベースシステムを備えてもよく、そして単一ブロックとして示されているが、地理的に分散されてもよい。例えば、サーチサーバーシステムの全てのサーバーは、互いに接近して配置されてもよいし(例えば、単一のビルディング又は構内に位置するサーバーファームに)、或いは互いに離れた位置に分散されてもよい(例えば、1つ以上のサーバーが都市Aに配置されそして1つ以上のサーバーが都市Bに配置される)。従って、ここに使用する「サーバーシステム」という語は、通常、1つ以上の地理的位置にわたり又はローカルに分散された1つ以上の論理的及び/又は物理的に接続されたサーバーを含み、即ち「サーバー」及び「サーバーシステム」という語は交換可能に使用される。加えて、ここに述べる問合せ応答モジュール及びユーザ注釈モジュールは、同じサーバーに実施されてもよいし、異なるサーバーに実施されてもよい。
サーチサーバーシステムは、1つ以上のページインデックスと、クライアントシステムから受け取ったサーチ問合せに応答してそれらページインデックスにアクセスしてユーザへサーチ結果を与えるためのアルゴリズムとで構成することができる。サーチサーバーシステムは、ページインデックスそれ自体を発生してもよいし、別のソース(例えば、個別のサーバーシステム)からページインデックスを受け取ってもよいし、或いは別のソースからページインデックスを受け取ってその更なる処理(例えば、種々のページ情報の追加又は更新)を遂行してもよい。更に、サーチサーバーシステムは、コンポーネントモジュールの特定の組合せを含むものとして説明するが、モジュールへの分割は、説明の便宜上に過ぎず、より多くの、より少数の又は異なるモジュールが定義されてもよいことを理解されたい。
更に、ある実施形態では、サーチサーバー160により維持されるものとしてここに説明する幾つかのモジュール及び/又はメタデータは、全体的に又は部分的にクライアントシステムに常駐されてもよい。例えば、ユーザ注釈の幾つか又は全部をクライアントシステム120にローカルに記憶させて、クライアントアプリケーション125のコンポーネントモジュールによりマネージすることができる。ページインデックス170の一部分又は全部を含む他のデータをサーチサーバー160から周期的にダウンロードさせて、その後に使用するためにクライアントシステム120により記憶することができる。更に、クライアントアプリケーション125は、クライアント120にローカルに記憶されたコンテンツのインデックスを生成してマネージできると共に、ローカルに記憶されたコンテンツをサーチし、ローカルに記憶されたコンテンツを含むサーチ結果をウェブサーチ結果に合体し、等々の能力を発揮することもできる。従って、サーチオペレーションは、サーチサーバーシステム及び/又はクライアントシステムによるオペレーションの組合せを含んでもよい。
本発明の実施形態では、注釈は、サーチ結果ページから入力される注釈、ツールバーインターフェイスを使用して入力される注釈、等々を含む種々の仕方で、ユーザから収集することができる。注釈データを収集する実施例を以下に説明する。
C.注釈の概略
個人化データベース166に記憶された注釈データは、サーチサーバー160の登録されたユーザから種々の適当なインターフェイスを経て収集することができる。注釈を収集するための注釈フォーマット及びインターフェイスの幾つかの例が、前記特許出願(代理人ドケット第017887−013720US)に説明されており、これについて以下に簡単に要約する。しかしながら、本発明は、特定の注釈フォーマット又は注釈収集技術に限定されないことを理解されたい。
1.注釈のコンテンツ
上述したように、ここで使用する「注釈」という語は、一般に、ページ又はサイトに関係した記述及び/又は評価メタデータ(又はコーパスにおける他のコンテンツアイテム)であって、ユーザから収集された後に、そのユーザの識別子及びページ又はサイトの識別子に関連して記憶されたものを指す。注釈は、メタデータの種々のフィールド、例えば、ページ又はサイトのレーティング(好意的又は否定的な見解を指示する任意のデータでよい)、ページ又はサイトのトピック(又はトピックス)を識別する1つ以上のキーワード、ページ又はサイトのテキスト記述、及び/又は他のフィールドを含んでもよい。例示の目的で、特定の注釈構造を以下に述べるが、この特定の注釈構造は、本発明にとって重要ではないことを理解されたい。
ここで使用する「ページ」とは、独特のロケータ(例えば、URL)によって識別可能で且つ適当に構成されるブラウザプログラムにより表示可能なコンテンツの単位を指す。「サイト」とは、共通の要旨に関係し且つ同じサーバーに位置する1つ以上のページのグループを指す。本発明のある実施形態では、注釈を生成するユーザは、その注釈を単一のページに適用すべきか又は関連ページのグループ(サイト)に適用すべきかを指示することができる。後者のケースでは、ユーザは、サイトの範囲を定義できるのが好都合である。ある実施形態では、ページ注釈とサイト注釈との間には、その注釈が潜在的に適用されるページの数以外の差がない。
一実施形態では、各注釈は、個人化データベース166における構造化エントリーである。図3は、注釈300に対するコンテンツフィールドを示す。左欄302のフィールドは、ユーザ注釈モジュール164により自動的に発生され及び更新され、一方、右欄304のフィールドは、ユーザ供給されるのが好ましい。
自動的に発生されるフィールドは、注釈を生成(又はセーブ)したユーザのユーザIDを記憶する「著者ID(Author ID)」306と、注釈の対象であるページ(又はページのグループ)を識別する「URL」フィールド308とを備えている。この実施形態では、注釈は、IDが著者IDフィールド306に現われるユーザと、URLがURLフィールド308に記憶されたURLに一致するドキュメントとに関連される。「ホストフラグ」フィールド310は、注釈がページに適用されるかページのグループに適用されるかを指示する。ホストフラグが「ページ」にセットされた場合には、注釈は、URLがフィールド308のストリングに厳密に一致するページだけに適用され、一方、ホストフラグが「サイト」にセットされた場合には、注釈は、URLがフィールド308に示されたストリングで始まるページに適用される。従って、ホストフラグが「サイト」にセットされた注釈は、多数のページ(1つのページのみを含む)に適用することができる。ホストフラグフィールド310は、デフォールト値(例えば、「ページ」)に自動的にセットされてもよく、そしてユーザには、値を変更するオプションを与えることができる。
「タイトル」フィールド312は、対象ページのタイトルを記憶する。このフィールドは、デフォールトにより、注釈付きページのソースコードから抽出されたページタイトルで埋めるのが好都合であり、ある実施形態では、ユーザがタイトルを変更することが許される。「アブストラクト」フィールド314は、対象ページ又はサイトのテキストアブストラクトを記憶し、このアブストラクトは、自動的に発生することもできるし、ユーザにより供給することもできる。
欄302における残りのフィールドは、注釈に関する経歴情報を与える。例えば、「参照(Referral)」フィールド316は、ユーザが対象ページにどのように到達するかに関するコンテクスト情報を与える。この参照フィールド316は、例えば、ユーザが対象ページに導かれたときに応答した問合せ(図3に示すように)、ユーザが注釈付きページへナビゲートされる前に何を見たかに関する経歴情報、又は著者が注釈をインポートしたところの別のユーザの識別子(インポートについては、以下に述べる)を含んでもよい。
ユーザがページに注釈付けし、その後に、その注釈を修正する場合には、参照フィールド316は、その修正された注釈へ導いた参照ソースを識別するように更新されるのが好都合である。「古い参照(Old referral)」フィールド318は、以前の注釈バージョンに関するコンテクスト情報を記憶するのに使用でき、この情報は、参照フィールド316に記憶された情報と同様である。いかなる数の古い参照(古い参照なしも含む)が維持されてもよい。
「最後の更新(Last updated)」フィールド320は、いつユーザが注釈を最後に更新したか指示するタイムスタンプを与える。「最後の訪問(Last visited)」フィールド322は、いつユーザが注釈付きページに訪問したか指示するタイムスタンプを与える。図3は、これらのタイムスタンプをYYYY−MM−DDHH:MM:SSフォーマットで示しているが、他のフォーマット及び希望の精度に置き換えてもよいことを理解されたい。この情報は、例えば、古い注釈を、おそらく信頼性の低いものとして識別するのに使用できる(特に、注釈付きページが、ユーザがそのページに最後に訪問したときより最近に更新された場合)。
欄304におけるフィールドは、著者により供給されるもので、ユーザがデータを供給するまで及び供給しない限り、空のままであるのが好都合である。好ましい実施形態では、ユーザは、全てのこれらフィールドに対するデータを供給することが要求されず、注釈がサーチ処理に使用されるときには空きフィールドを無視することができる。
「キーワード」フィールド324は、対象ページを記述する1つ以上のユーザ供給キーワード又はユーザ選択ラベルを記憶する。ここで使用する「キーワード」(この技術では「タグ」と称することもある)とは、ワード又はフレーズを自由に選択するユーザにより供給されるワード又は短いフレーズを指し、一方、「ラベル」とは、システム定義語彙、例えば、カテゴリー識別子のハイアラーキーリストからユーザにより選択されたワード又は短いフレーズを指す。
「記述」フィールド326は、対象ページのユーザ供給テキスト記述を記憶する。このフィールドをポピュレートする際には、ユーザは、ワード又は短いフレーズ或いは特定の長さに制限されず、そしてテキストは、フォーマットされてもされなくてもよい。ある実施形態では、記述フィールド326は、非常に長いテキストストリング(例えば、500又は1000ワードまで)を記憶することができる。又、ユーザは、記述の一部分として他のコンテンツへのリンクを含むことも許される。リンクは、例えば、注釈付きページにより監視されるトピックスに関する詳細を与える他のサイトを識別するために含ませることができる。
「レーティング」フィールド328は、対象ページのユーザ見解又はジャッジメントを反映する数値又は他の指示子を記憶する。レーティングは、種々のスケールを使用して与えることができ、このスケールは、少なくとも「好意的」、「否定的」及び「中立」レーティングを許すのが好ましい。例えば、一実施形態では、ユーザは、注釈の生成中に、好意的(例えば、賛成(thumbs up))又は否定的(例えば、反対(thumbs down))レーティングを対象ページに与えるよう促される。好意的及び否定的のレーティングには、各々、数値(例えば、+2及び−2)が指定され、レーティングの付かないページには、「中立」ジャッジメント(例えば、0)を表わすデフォールトレーティングが与えられる。他のレーティングシステム、例えば、0から4個の星印、1から10のレーティング、等を使用してもよい。フィールド328に記憶されるレーティング指示子は、ユーザにより使用されるレーティングスケールに一致しなくてもよい(例えば、ユーザが1から10のスケールでページをレーティング決めする場合には、これを、−4から5の範囲のレーティング指示子に換算することができる)。ユーザが注釈付けするがレーティング決めしないページは、中立レーティングを有するものとして処理されるのが好都合である。
注釈エントリー300は、例示に過ぎず、異なるフィールドを伴う他の注釈構造を使用してもよいことを理解されたい。例えば、ある実施形態では、注釈は、対象ページのコンテンツの一部又は全部の表示を圧縮形態又は非圧縮形態で含んでもよい。他の実施形態では、ユーザは、記述を対象ページのコンテンツの特定部分に接続することができ、そして記述が接続される部分は、注釈に記憶されてもよい。他の実施形態では、サーチサーバー160は、ページ又はサイトをある分類学に基づいてカテゴリー分けすることもでき、このようなカテゴリーデータは、注釈の一部分としてセーブされてもよい。
対象ページ(又はサイト)に関係した他のメタデータは、注釈レコードにおいて収集されて、ユーザがブラウズを続けるときに自動的に更新されてもよい。例えば、ユーザが注釈付けしたページ又はサイトにユーザが訪問する回数をカウントするためにカウンタが設けられてもよい。このカウンタ及び/又は最後に訪問したタイムスタンプは、ユーザがページ又はサイトを訪問するたびに自動的に更新することができる。ある実施形態では、ユーザがサーチサーバー160にログインする間に行われる訪問のみが、自動更新を生じさせる。
注釈エントリーは、個人化データベース166に記憶するのに適したフォーマットでフォーマットされてもよく(例えば、関係データベーススキーマ、XMLレコード、等)、そして種々のフィールドへのリファレンスによりアクセスすることができる。一実施形態では、注釈レコードは、少なくとも著者ID、URL、タイトル及びキーワードによりアクセスできる。
2.注釈データの収集
注釈は、種々の仕方でユーザから収集することができ、その一例が前記特許出願(代理人ドケット第017887−013720US)に説明されている。そこに説明されたように、ユーザは、適当なツールバーが装備されたウェブブラウザクライアントに表示されたページに注釈付けするように選択することもできるし、又はユーザは、サーチヒットのリストに現れるページに注釈付けするように選択することもできる。
本発明の実施形態では、ユーザからページ(又はページのグループ)に関する記述及び/又は評価メタデータを収集し、そしてそのメタデータを、それを与えたユーザ及び対象ページ(又はページのグループ)に関連付けるための任意の適当な技術を使用することができる。各ユーザが種々のページ又はサイトに訪問して注釈付けするときに、各ユーザは、そのユーザに関心のあるコンテンツのパーソナル「ライブラリー」を構築し、そして各ユーザは、自分自身のライブラリーを見て編集することができ、これは、例えば、前記特許出願(代理人ドケット第017887−013720US)に説明されている。
3.注釈の編成
ある実施形態では、ユーザは、フォルダを使用してそれらの注釈を編成することができる。例えば、各ユーザは、「メイン」フォルダを有し、ここには、そのユーザの新たな注釈をデフォールトにより入れることができる。ユーザは、必要に応じて付加的なフォルダを生成することができる。ある実施形態では、ユーザは、フォルダ内にサブフォルダを定義することもできる。フォルダを生成してマネージするユーザインターフェイスは、一般的に従来設計のものでよい。
一実施形態では、各フォルダは、個人化データベース166におけるフォルダエントリーを使用して定義される。図4は、本発明の一実施形態によるフォルダエントリー400を示す。このフォルダエントリー400は、フォルダ400に属する注釈及び/又はサブフォルダへのリファレンス(例えば、永続的ポインタ)を与えるリファレンスフィールド404を含み、リンク付きリスト又は他の適当なデータ構造を使用して、リファレンス404を実施することができる。
又、フォルダエントリー400は、フォルダのマネージメントに有用な他のフィールドも含むのが好都合である。一実施形態において、これらのフィールドは、フォルダが属するユーザのユーザIDを記憶する「著者ID(Author ID)」フィールド406と、ユーザ供給フォルダネームを記憶する「ネーム」フィールド408(例えば、上限が80キャラクタ)とを備えている。この「ネーム」フィールド408は、「新規フォルダ」又は他の何らかの適当なストリングに対するデフォールトでもよい。「記述」フィールド410は、フォルダの目的又はコンテンツのユーザ編集可能なフリーテキスト記述を記憶し、即ちこのフィールドは、空き状態に対するデフォールトでもよい。「アクティブ」フィールド412は、そのフォルダ内の注釈を問合せに応答して使用すべきかどうか指示するフラグ(例えば、ブール値)を記憶する。
「発行(Publication)フラグ」フィールド414、「プライバシーレベル」フィールド416、及び「アクセスリスト」フィールド418は、全て、注釈の共有に関連したもので、これは、ある実施形態では、フォルダごとのベースで制御することができる。フィールド414の発行フラグは、フォルダ400の注釈を、発行メカニズムを経て他のユーザへ自動的に配布すべきかどうか指示し、発行については、以下に説明する。フィールド416のプライバシーレベル及びフィールド418のアクセスリストは、フォルダ内の注釈を他のユーザが見ることができねばならない程度を制御するのに使用される。プライバシーレベル及びそれらの意義の一例を以下に説明する。
フォルダフォーマットは変化してもよく且つ他のフィールドが含まれてもよいことが明らかであろう。「メイン」フォルダを除くと、ユーザは、フォルダを自由に生成、再ネーム付け、及び削除することができる。ある実施形態では、多数のフォルダが同じ注釈へのリファレンスを記憶することができ、他の実施形態では、各注釈が厳密に一度に1つのフォルダに指定され、そしてユーザは、1つのフォルダから別のフォルダへ注釈を移動したり、又は異なるフォルダに注釈のコピーを生成したりすることができる。ある実施形態では、各注釈エントリーは、その注釈が指定されたフォルダ(1つ又は複数)へ戻るリファレンスを記憶する「フォルダID」も含むことができる。
フォルダは任意であるが、フォルダを設けることは、サーチの経験に勝る付加的なユーザ制御度を許す。例えば、ユーザは、自分の注釈を多数のフォルダに配列し、アクティブなフラグ(フィールド412)を1つ以上のフォルダに対して真にセットし且つ他のものに対して偽にセットすることができる。ユーザが問合せを入力すると、アクティブなフォルダ(1つ又は複数)におけるジャッジメントのみが結果に影響を及ぼすことになる。又、ユーザは、種々のウェブブラウザプログラム又はインターネットポータルサービスによりサポートされるブックマーク又は他のパーソナルサイトリストに若干類似した仕方で、フォルダを使用して、注釈付きページを収集し編成することもできる。好ましい実施形態では、ここに述べるフォルダ及び注釈データは、ユーザのためにサーチサーバー160に維持され、そしてユーザがサーチサーバー160にアクセスする場所に関わりなく、ユーザに得られるようにすることができる。
別の実施形態では、フォルダが使用されず、注釈の使用は、注釈レコードにおけるユーザ供給キーワード又はラベルに基づいてマネージされる。例えば、アクティブなフラグ、発行フラグ、及び/又はプライバシー設定は、フォルダ当りではなく、キーワード当たりに定義することができる。
II.信頼性ネットワークを経ての注釈の共有
前記特許出願(代理人ドケット第017887−013720US)に説明されたように、各ユーザの収集された注釈は、ユーザがウェブをブラウズするときにそのユーザに得ることができるようにされる。例えば、ユーザが注釈付けしたサイトをユーザが見ている間に、ユーザは、自分の注釈を見及び/又は編集することもできる。別の例として、サーチ結果ページは、ユーザが注釈付けしたヒットページを識別するための視覚又は他のハイライトエレメントを含んでもよいし、或いは種々のヒットページに対してユーザの注釈から抽出されたメタデータをレポートしてもよい。更に別の例として、サーチヒットを識別し及び/又はランク付けするためにページコンテンツ及び他の従来のファクタに加えて又はそれに代わってユーザの注釈を使用してもよい。
本発明の実施形態において、ユーザは、自分自身の注釈に加えて、他のユーザにより生成された注釈を見ることもできる。第1ユーザにより注釈が見られるべきである1組のユーザを、ここでは、第1ユーザの「信頼性ネットワーク」と称し、そして好ましい実施形態では、各ユーザは、自分の信頼性ネットワークのメンバーに対して少なくともある程度の制御を行うことができる。ユーザの信頼性ネットワークを定義するための技術の実施例を以下に説明する。
A.信頼性ネットワークの生成
1.ソーシャルネットワークモデル
ある実施形態では、ユーザに対する信頼性ネットワークは、ユーザの種々の対間の信頼関係から構築されたソーシャルネットワークに基づいて定義される。各ユーザは、1人以上の他のユーザ(ここでは、第1ユーザの「友人」と称される)に対する信頼関係を明確に定義することができる。種々のユーザの信頼関係に基づいて、ユーザを信頼関係により他のユーザに接続するソーシャルネットワークを定義することができ、そして所与のユーザから発するソーシャルネットワークの一部分を、そのユーザに対する信頼性ネットワークとして定義することができる。このような実施形態では、所与のユーザに対する信頼性ネットワークは、一般に、ユーザそれ自身に加えて、ユーザの友人を含むと共に、ユーザの友人の友人、等々も含むことができる。ある実施形態では、全ての信頼関係は相互であり(即ち、ユーザA及びBは、両方が互いに信頼性があると合意した場合にのみ友人である)、他の実施形態では、一方向の信頼関係も定義することができる(即ち、ユーザAは、ユーザBがユーザAを友人としてもつかどうかに関わらず、ユーザBを友人としてもつことができる)。ユーザは、他のユーザを、その注釈が第1ユーザ自身にとって価値があると思われるときに、友人として定義することができる。
種々のユーザにより定義された信頼関係から、「ソーシャルネットワーク」を構築することができ、そしてソーシャルネットワークの全部又は一部分を所与のユーザに対する信頼性ネットワークとして選択することができる。一般に、ソーシャルネットワークは、例えば、図5に示すように、ネットワークグラフ500により表わすことができる。ネットワークグラフ500は、異なるユーザを各々表わすノード501−509を備えている(この例ではユーザが文字A−Hで識別される)。ノードの対を接続するエッジ(矢印)は、ユーザ間の信頼関係を表わし、従って、ユーザAは、ユーザB、C、D及びIを信頼し、ユーザBは、ユーザC及びEを信頼し、等々となる。この例では、信頼関係は、単一方向性であり、両方向性の信頼関係(例えば、ユーザAとCとの間)は、2つのエッジを使用して表わされる。ネットワークグラフ500は、例示に過ぎないことを理解されたい。ソーシャルネットワークが多数のユーザ及び多数の信頼関係を含んでもよく、そして1人のユーザが多数の他のユーザに対して信頼関係を定義してもよく、又、信頼関係は、単一方向性でも両方性でもよい。
本発明の一実施形態において、ユーザAは、自分自身の注釈と、自分のいずれかの友人により生成された注釈とを見ることができる。別の実施形態では、ユーザAは、自分の友人の友人により生成された注釈を見ることもできる。例えば、ユーザAとユーザEとの間には直接的な信頼関係がない。しかしながら、ユーザAは、ユーザBを信頼し、次いで、ユーザBは、ユーザEを信頼する。従って、ユーザAは、ユーザEに対して「間接的な」信頼関係をもつと言うことができ、ユーザB及びEの両方からの注釈がユーザAに見えるようになる。
より一般的には、この説明は、N個の分離度で信頼関係を参照する。但し、Nは、ソーシャルネットワークにおいてユーザを接続するエッジの最小数に等しい整数である。N=1は、直接的な信頼関係(例えば、ユーザAとBとの間の関係)に対応し、N>1は、間接的な信頼関係に対応する。この説明の目的上、ユーザAは、N=0では、自分自身のソーシャルネットワークのメンバーとしてみなすことができる。本発明のある実施形態では、ウェブをブラウジングしているユーザ(例えば、ユーザA)は、自分自身の注釈を見て編集することができると共に、ある最大分離度(例えば、N=1、2、3又はそれ以上)まで自分のソーシャルネットワーク内の他のユーザにより生成された注釈を見ることもできる(が、編集はしない)。
ある実施形態では、ユーザAは、自分の信頼関係の各々に異なる「信頼性重み」を指定することができる。信頼性重みは、種々のスケールで定義することができ、例えば、1から10までの整数、等で定義することができる。信頼性重みは、ユーザAが自分の各友人の注釈において有している相対的な信用度を反映するのが好都合であり、一般に、高い信頼性重みは、高い信用度を反映する。
信頼性重みが定義される場合には、この情報を使用して信頼性ネットワークを定義することもできる。例えば、信頼性伝播アルゴリズムを使用して、「信用係数」pをソーシャルネットワーク内のユーザに指定することができ、ユーザAに対するユーザXの信用係数pXAは、一般に、ユーザAが自分の友人に指定した信頼性重み、ユーザAの友人がその友人に指定した信頼性重み、等々に基づく。信頼性伝播アルゴリズムの実施例は、この技術で知られており、これを使用して、信用係数を発生することができる。又、ユーザAに対する他のユーザの信用係数も、分離度に基づいて決定することができるが、これは、例えば、ユーザAの各友人に対して等しい信頼性重みを仮定し、次いで、信頼性伝播アルゴリズムを使用して、各信頼性ネットワークメンバーに対する信用係数を決定するか、或いはユーザAから所与の分離度において各ユーザに等しい信用係数を指定することにより行われる。一実施形態では、ユーザAの信頼性ネットワークにおけるメンバーシップは、ユーザAからの分離度に関わらず、信用係数pXAがあるスレッシュホールドを越えるようなユーザXに制限される。信頼性重み及び信用係数の他のユーザは、以下で説明する。
2.友人の明確な識別
一実施形態において、信頼性ネットワークモジュール165(図2)は、1人のユーザ(例えば、ユーザA)が、自分の信頼性ネットワークを定義する目的で他のユーザを友人として明確に識別できるようにするインターフェイスを形成する。このインターフェイスは、要求があったときにユーザにサービスされるウェブページを含むことができ、そしてユーザは、インターフェイスページを受け取る前に、サーチサーバー160にログインすることが要求されるのが好都合である。
図6は、本発明の一実施形態により信頼性ネットワークインターフェイスページ600の一例を示す。このページ600は、ユーザ(例えば、ユーザA)が、ソーシャルネットワークモデルを使用して信頼性ネットワークを定義する目的で、自分の友人のリストを見て変更するための種々のメカニズムを与える。ユーザAの友人の現在リストがセクション602に表示される。友人ごとに、リストエントリー604は、ユーザID、記述、及び信頼性重みを含む。記述フィールドは、ユーザAにより、希望の情報、例えば、友人の実際の名前、ユーザAとの関係、等でポピュレートすることができる。セクション602は、そのフィールドによる分類をサポートするように実施されてもよいし、各友人に関する他の情報、例えば、各友人が有する友人の数、又は友人がリストに追加されたときを指示するタイムスタンプ(図示せず)を含んでもよい。リストをポピュレーションする情報602は、例えば、個人化データベース166に適切なレコードで記憶し、そしてユーザ要求に応答して信頼性ネットワークモジュール165により検索することができる。
他の情報が与えられてもよい。例えば、ある実施形態では、セクション602の各エントリー604は、ユーザAの信頼性ネットワークに友人を含ませるべきか(スマイルアイコン)又は無視すべきか(「否定」アイコン)を指示する「アクティブ」フラグ605を含む。これは、ユーザAが、リストから友人を除去せずに、友人の注釈を無視するのを許す。例えば、ユーザAに対する友人の同じリストを、別のソーシャルネットワークコンテクストに使用してもよいし、ユーザAが、注釈を見る目的ではなく、他のコンテクストにおいて友人のリストにある別のユーザ(例えば、ユーザD)を希望してもよい。ある実施形態では、ユーザAは、各友人の友人からの注釈を含むべきか(使用すべきか)、無視すべきか(使用しないか)を選択することもでき、そしてエントリー604がこの情報を示してもよい。
各エントリーは、「Edit(編集)」ボタン606及び「Delete(削除)」ボタン608を付随する。ボタン606をアクチベートすると、ダイアログボックスをオープンし(又はページを形成し)、これにより、ユーザAは、友人に関する情報を更新することができ、次いで、その変更をセーブ又はキャンセルすることができる。ボタン608をアクチベートすると、ユーザAのリストから友人が除去される。
「View Network(ネットワークを見る)」ボタン609も設けられる。このボタン609をアクチベートすると、自分の友人及び自分の友人の友人も含むユーザAの信頼性ネットワークのインタラクティブ表示を、最大分離度、最小信用係数、又は信頼性ネットワークを定義するための他の制限パラメータに対して起動する。この表示は、ユーザAの信頼性ネットワークに入る全てのユーザ(即ち、注釈がユーザAに見えるようにされる全てのユーザ)を含むのが好都合であり、そしてユーザAが自分の信頼性ネットワークから阻止したユーザ(例えば、ユーザD)を示してもよい。
一実施形態において、この表示は、図5と同様のネットワークグラフを含み、そしてグラフ又は他の表示が編集可能であってもよい。例えば、ユーザAは、ノードを削除することが許され、従って、そのノードにより表わされたユーザを自分の信頼性ネットワークから除外すべきであることが指示される。一実施形態では、ノードがユーザAの友人を表わす場合(例えば、ユーザAが、編集ユーザとして、ノード504を削除すべき場合)、ノードを除去すると、ユーザAの友人のリストから友人(例えば、ユーザD)を除去し、別の実施形態では、ノードを削除すると、その友人に対する「アクティブ」フラグ605をインアクティブ状態に単にセットするだけである。ノードが友人の友人である場合(ユーザAからの分離度が1より大きいノード)、ノードを削除することは、そのユーザの注釈がユーザAに見えるのを阻止するが、信頼関係には変化がないという作用を有する。むしろ、特定のユーザを「阻止された」として識別する特別のエントリーが、個人化データベース166においてユーザAに対して維持された友人のリストに追加されるのが好都合である。例えば、ユーザAが、編集ユーザとして、ノード507を削除すべき場合には、ユーザGは、ユーザAの信頼性ネットワークのメンバーであることを止めるが、ユーザCとユーザGとの間の信頼関係には影響がなく、ユーザGは、ユーザCの信頼性ネットワークに保持される。従って、ユーザAは、注釈がユーザAに役立たないと分かった個々のメンバーを選択的に阻止することにより自分の信頼性ネットワークを同調することができる。ある実施形態では、あるメンバーを阻止することは、その阻止されたメンバーのみを経て信頼性ネットワークに接続される他のメンバーも阻止するという作用を有する。
図6を再び参照すれば、ページ600は、セクション610も備え、これを経てユーザAは新たな友人を追加することができる。ユーザAは、新たな友人のユーザIDをテキストボックス612に入力し、記述をテキストボックス614に入力し、そして信頼性重みをボックス616に入力する。ある実施形態では、信頼性重みは、デフォールト値(例えば、1から5のスケールにおいて3)を有してもよい。又、ユーザAは、チェックボックス618を経て、新たな友人の友人を自分の信頼性ネットワークに含ませるべきかどうか選択することもできる。「Add(追加)」ボタン620をアクチベートすると、オペレーションが完了し、セクション602内のリストが新たな友人を含むようにリフレッシュされるのが好都合である。
定義されると、ユーザAの友人のリストは、ユーザAに対する他のユーザ特有の情報に関連して、例えば、個人化データベース166に記憶される。次いで、この情報にアクセスし、これを使用して、そのユーザの問合せに対する応答を個人化又はカスタマイズすることができる。
ここに述べるインターフェイスは、例示に過ぎず、その変更や修正が可能であることが明らかである。例えば、ある実施形態では、友人の承諾を追加すべき場合だけ新たな友人を追加することができる。従って、ユーザAが追加ボタン620をアクチベートしても、ユーザAのリストに友人が直ちに追加されない。むしろ、eメール、インスタントメッセージ、又は他の適当な通信媒体を経て、Aにより名指しされたユーザ(例えば、ユーザK)に招待状を送り、そしてユーザKは、その招待を受け容れるかどうかについての指示で応答することができる。ユーザKがそれを受け容れる場合には、例えば、他方の友人リストに各ユーザを追加することにより、ユーザAとKとの間の両方向友好関係が確立され、さもなければ、新たな友好関係は確立されない。
3.友人の自動識別
ある実施形態では、信頼性ネットワークモジュール165は、ユーザAが自発的にコンタクトするところの他のユーザを識別するために種々の情報ソースを発掘することによりユーザAに対する友人のリストを自動的に発生することもできる。
例えば、一実施形態では、サーチサーバー160のプロバイダーは、eメール、IM(インスタントメッセージング)、等の通信サービスも提供する。この技術で知られているように、このようなサービスは、ユーザAがコンタクトすることを望むユーザのリストをユーザAが維持するのを許す。例えば、ユーザAがプロバイダーのIMサービスに登録された場合には、ユーザAは、「友人」リスト(「兄弟(buddy)」リストと称されることもある)を定義することができ、これは、ユーザAがインスタントメッセージを交換したいところの他の登録ユーザに対するユーザ識別子のリストである。ユーザAのIM友人リストにユーザB(又は他のユーザ)を含ませることは、ユーザAからユーザBへの接続を指示し、そしてユーザBがユーザAの友人かもしれないことを示唆する。同様に、ユーザAがプロバイダーのeメールサービスに登録された場合には、ユーザAは、ユーザAがeメールを交換するところのユーザを識別するパーソナルeメールアドレス帳を維持してもよい。ユーザAのアドレス帳にユーザC(又はサーチサーバー160に登録された他のユーザ)を含ませることは、ユーザAからユーザCへの接続を指示し、そしてユーザCがユーザAの友人かもしれないことを示唆する。
更に別の実施形態では、サーチサーバー160のプロバイダーは、登録されたユーザがオンラインコミュニティに参加することも許し、そのメンバーは、ブルテンボード、チャットルーム、eメール配布リスト、等を使用して、互いに通信することができる。2人のユーザ(例えば、A及びB)が両方とも同じオンラインコミュニティのメンバーである場合には、ユーザ間に接続があり、そして両方向交友関係が適切であることが推測される。
これらの技術のいずれか又は全部を使用して、ユーザに対する友人のリストを自動的にポピュレートすることができる。ある実施形態では、ユーザの友人リストは、関係情報の前記ソース又は他のソースのいずれかを使用して予めポピュレートすることができ、次いで、ユーザは、上述したように、例えば、ページ600を経てリストを編集することができる。関係が自動的に定義される場合には、ページ600は、関係が推測されるところのソースを指示するのが好都合であり(例えば、記述フィールドにおいて)、又、関係が自動的に定義されたことを指示してもよい。友好関係を確立するのに相互承諾が要求される実施形態では、関係データのソースを発掘し、そしてこれを、友人となるためにユーザの種々の対へ招待状を発行するための基礎として使用することができ、両方のユーザが受け容れたときに関係が確立される。
他の実施形態では、ユーザの友人リストは、デフォールトにより予めポピュレートされず、そしてユーザは、関係情報のソース(例えば、IM友人リスト及び/又はeメールアドレス帳及び/又はコミュニティメンバーシップ情報)がもしあれば、どれを使用して、リストを自動的にポピュレートするか選択することができる。その後、ユーザはリストを編集することができる。
4.友人の集合の選択
他の実施形態では、信頼性ネットワークは、ユーザの充分定義されたグループ又はコミュニティ間の暗示的な信頼関係に基づいて定義される。ここで使用する「コミュニティ」という語は、サーチサーバー160がメンバーのユーザIDのリストを得てそれらIDを注釈の著者に関連付けることのできる進行中フォーラムを指す。典型的に(必ずしもそうでないが)、コミュニティは、サーチサーバー160のプロバイダーによりマネージされる少なくとも1つのネットワークベースの通信媒体、例えば、契約ベースのeメール配布リスト、メンバー専用のチャットルーム、ブルテンボード、等を使用する。一実施形態では、コミュニティは、Yahoo!グループに対応するが、メンバーの認識をサーチサーバー160により決定できる他のオンラインコミュニティが使用されてもよく、より一般的には、充分定義されたメンバーシップリストを与える組織又はフォーラムは、サーチサーバー160がそのメンバーシップリストにおけるユーザ識別子を注釈システムにおける参加者のユーザ識別子へとマップできる限り、コミュニティとして使用することができる。
ある実施形態では、ユーザAの信頼性ネットワークは、ユーザAが属するコミュニティの現在メンバーである全てのユーザを含むものとして定義される。ある実施形態では、ユーザAは、適当なインターフェイス(図6には示さず)を経て、自分がそのメンバーであって自分の信頼性ネットワークとして使用されるべき1つ以上のコミュニティを選択することができる。ある実施形態では、ユーザAは、例えば、上述したように、選択されたコミュニティ(1つ又は複数)に対するコミュニティメンバーのリストから導出された友人のパーソナルリストを見て編集することが許されてもよいが、ユーザAがコミュニティメンバーのリストを編集できることも、それを見ることができることも必要ではない。従って、ユーザAは、自分が属するコミュニティを、そのコミュニティの他のメンバーが誰であるかの情報をもたずに、自分の信頼性ネットワークとして選択することができ、そしてユーザAの信頼性ネットワークのメンバーシップは、その選択されたコミュニティにメンバーが加わったり去ったりするときに、ユーザAの知識を伴ったり伴わなかったりして、自動的に変化し得る。
ユーザAの信頼性ネットワークがコミュニティへのリファレンスにより定義される場合には、ユーザAは、個々のメンバーからの注釈を阻止し、それらを信頼性ネットワークから効果的に除去することができる。例えば、信頼性ネットワークメンバーによる注釈が表示されるときには、表示インターフェイスは、ユーザAが将来の著者の注釈を阻止するようにサーチサーバー160に命令できるようにする制御を含んでもよい。このような実施形態では、個人化データベース166は、各ユーザに対して、ユーザの信頼性ネットワークを定義するのに使用されるべきコミュニティ(1つ又は複数)のリストと、注釈を阻止しなければならないユーザの「ブラックリスト」とを含んでもよい。
ユーザAの信頼性ネットワークがコミュニティへのリファレンスにより定義される場合には、全てのコミュニティメンバーは、ユーザAから同じ分離度(例えば、N=1)をもつものとして処理することができる。ある実施形態では、全てのメンバーに、最初に、等しい信頼性重みが指定され、そしてユーザAは、適当なインターフェイスを経て個々のメンバーの信頼性重みを手動で調整できてもよいし、できなくてもよい(例えば、上述したページ600と同様に)。
他の実施形態では、各コミュニティメンバーには、コミュニティ内の「評判」スコアを指定することができ、所与のメンバーに対する評判スコアは、そのメンバーに対する信用係数として使用することができる。この評判スコアは、種々の仕方で決定することができる。一実施形態において、コミュニティメンバーの評判スコアは、コミュニティにおける参加のレベル(例えば、ブルテンボード又はeメール配布リストへの投稿の頻度、又はチャットルームへの参加の頻度、等)に基づくものである。別の実施形態では、コミュニティメンバーは、他のメンバーの信頼性を明確にレーティング決めすることができ、そして各メンバーの評判スコアは、このようなレーティングに基づくことができる(例えば、以下のセクションIV.Cを参照されたい)。更に別の実施形態では、コミュニティのメンバーは、他のメンバーの注釈をレーティング決めすることができ(編集はしない)、そしてメンバーの評判スコアは、コミュニティの他のメンバーにより自分の注釈に与えられたレーティングに基づくことができる。
5.信頼性ネットワークに対するユーザの好み
ある実施形態において、信頼性ネットワークモジュール165は、各ユーザが、いかに自分の信頼性ネットワークを定義すべきか及びいかにそれを使用すべきかに関連した種々のパラメータを指定するのを許す。例えば、図6のページ600において、セクション624は、ユーザが信頼性ネットワークに対する設定を制御するのを許す。例えば、無線ボタン626を使用して、ユーザは、信頼性ネットワークメンバーを分離度又は信用係数に基づいて決定すべきであるかどうか指示することができる。ある実施形態では、ユーザは、ある範囲内の最大分離度(例えば、Nmax=1、2又は3)又は最小信用係数(例えば、pmin=0.2、0.4、又は0.8)を指定することができてもよい。チェックボックス628、630及び632は、ユーザが、自分の信頼性ネットワークから得た情報を表示すべき状況を指定するのを許す。例えば、ユーザは、自分の信頼性ネットワークから得た情報に基づいてサーチ結果をハイライト処理し及び/又は順序付けすべきかどうか(ボックス628、630)、並びに信頼性ネットワーク内の誰かにより表示ページに注釈付けされたかどうかブラウザツールバーが指示すべきであるかどうか(ボックス632)を選択することができる。このようなオペレーションの実施例を以下に説明する。
他のユーザの好み及び好みの組合せがサポートされてもよいことが明らかであろう。例えば、ユーザは、自分の信頼性ネットワークを、友人の明確なリストを使用してソーシャルネットワークモデルから構築すべきか、或いはユーザが属するコミュニティから暗示的に構築すべきかを指定することができる。
B.信頼性ネットワーク注釈へのツールバーインターフェイス
図7は、本発明の実施形態によりユーザが見ようとするページに対して信頼性ネットワークメンバーにより注釈を付け及び/又は既存の注釈を見るためのツールバーベースのインターフェイスの一例を示す。ウェブブラウザウインドウ700は、ウェブコンテンツを表示するためのビューエリア702、ナビゲーションボタン(後退、前進、等)を形成するデフォールトツールバー703、及び現在表示されるページのURLを示すと共に、ユーザがビューエリア702に表示されるべき異なるページに対してURLを入力するのを許すナビゲーションエリア704、等の従来の要素を備えている。又、ブラウザウインドウ700は、従来のブラウザプログラムへの追加として設けられてもよいし又はブラウザプログラムの標準特徴として設けられてもよいサーチツールバー706も備えている。
サーチツールバー706は、ユーザがサーチサーバー160(図2)へ問合せを提示できるようにするテキストボックス708及び「Search Web(ウェブをサーチ)」ボタン709と、ユーザが自分自身のセーブされた注釈を見ると共に自分が注釈付けしたページへナビゲートするのを許す「List Saved(セーブしたものをリスト)」ボタン710と、ページ又はダイアログボックスをオープンしてユーザが現在表示されているページに注釈付けするのを許す「Save This(これをセーブ)」ボタン712と、を備えているのが好都合である。サーチツールバー706のこれらの態様は、一般に、前記特許出願(代理人ドケット第017887−013720US)に説明された特徴と同様でよい。ここで使用する、ページを「セーブ」するとは、ページに対する注釈を生成して記憶することを指し、ページコンテンツのコピーをセーブすることを含んでもよいし、含まなくてもよい。
ある実施形態において、サーチツールバー706は、ブラウズするユーザ又はその信頼性ネットワークの別のメンバーが以前に注釈付けしたページをブラウザが表示するときのアクティブな状態において現われる「Show My Web(自分のウェブを示す)」ボタン714も備え、ブラウズするユーザは、ボタン714を操作して、自分の信頼性ネットワークのメンバーにより入力された以前の注釈を見ることができる。注釈がレーティングを含む場合には、ボタン714の見掛けは、信頼性ネットワークメンバーにより現在表示されているページに与えられたレーティングに一部依存してもよい。例えば、全ての信頼性ネットワークメンバーにわたる平均レーティングは、ボタン714に含まれたアイコンにより反映されてもよい。好ましい実施形態では、ボタン714は、現在表示されているページがユーザの信頼性ネットワークの少なくとも1人のメンバーにより注釈付けされたときしか操作できない。
図8は、ボタン714をアクチベートしたときに起動できるダイアログボックス又はオーバーレイ800を示す。このオーバーレイ800は、ブラウズするユーザ(例えば、ユーザA)の信頼性ネットワークのメンバーからの注釈に基づいて、現在表示されているページに関する注釈情報を与える。セクション802において、ユーザAの信頼性ネットワークの「最接近した」メンバーによりセーブされた注釈からのメタデータが表示される。
「最接近した」メンバーは、種々の仕方で定義することができる。一実施形態では、接近度は、主として、分離度(N)に基づくもので、ユーザAに対して最も小さなNをもつ信頼性ネットワークメンバーが最接近として定義される。(ユーザAは、定義によれば、N=0であるAの信頼性ネットワークの唯一のメンバーであるから、ユーザAがページに注釈付けした場合には、ユーザA自身の注釈がセクション802において表示されることに注意されたい。)Nを参照することにより最接近ユーザを定義することが結び付きを生じる場合には、他のパラメータ(例えば、信頼性重み、信用係数、又はその関係がどれほど長く存在したか)を使用して、どのメンバーが最接近か決定することができる。別の実施形態では、信用係数を使用して接近度を定義し、他のパラメータ(例えば、分離度)を使用して、結び付きを切断してもよい。「最接近メンバー」の特定の定義は、本発明にとって重要でないことが明らかであろう。
セクション802の下には、表示されたページに注釈付けした他の信頼性ネットワークメンバーのリスト804がある。このような各メンバーの注釈を表示するためのクリック可能なリンクを設けるのが好都合である。好ましい実施形態では、ブラウズするユーザは、他のユーザにより入力された注釈を編集することが許されないが、自分自身の注釈を編集することは許されてもよい(例えば、編集インターフェイスを起動する「Edit(編集)」ボタンをオーバーレイ800に含ませることにより;「Edit」ボタンは、ブラウズするユーザ自身の注釈がセクション802に表示されるときしか操作できない)。
セクション806は、ブラウズするユーザの信頼性ネットワークにわたって集計されたメタデータを与える。一実施形態において、集計されたメタデータは、ページ又はサイトに対する平均レーティングと、ページ又はサイトを記述するキーワードのリストとを備えている。平均レーティングは、例えば、レーティングの重み付けされた平均を計算することにより計算でき、各信頼性ネットワークメンバーのレーティングは、ブラウズするユーザに対するそのメンバーの信用係数により重み付けされる。(平均レーティングを計算する目的で、ページに注釈付けしなかった信頼性ネットワークメンバーは、無視されるのが好都合である。)全ての信頼性ネットワークメンバーの注釈において最も頻繁に発生するキーワードを識別することによりキーワードのリストを発生することができ、各キーワードの発生頻度は、そのキーワードを使用した信頼性ネットワークメンバーの信用係数を加算することにより計算できる。他の実施形態では、集計アルゴリズムが、所与の注釈の最新さ(あまり最新でない注釈は低い重みを受ける)等の他のファクタを考慮することもできる。
「Close(クローズ)」ボタン808は、オーバーレイ800を閉じ、これは、ボタン714をアクチベートすることでいつでも再オープンすることができる。
ここに述べるツールバーインターフェイスは例示に過ぎず、変更や修正が可能であることが明らかであろう。又、サーチツールバー706は、図示されたものに加えて又はそれに代わって他のコンポーネントを備えてもよい。更に、他の持続的インターフェイス(即ち、ユーザがウェブページを見ている間にアクセス可能なインターフェイス)に置き換えられてもよく、サーチツールバーは必要とされない。別の実施形態では、注釈の存在をブラウズするユーザに通知するインターフェイスエレメントは、他の情報を与えてもよい。例えば、インターフェイスエレメントは、ページに注釈付けした最接近信頼性ネットワークメンバーを識別し、及び/又はページに注釈付けした信頼性ネットワークメンバーの数を指示してもよい。このような情報は、オーバーレイ800に含むこともできる。又、このエレメントは、最接近メンバーがブラウズするユーザであるか別のユーザであるか指示してもよい。注釈データは、オーバーレイに表示されなくてもよく、ダイアログボックス、新たなブラウザウインドウ、既存のブラウザウインドウにおける新たなタブ、等を使用することもできるし、又は注釈データをページにインラインで追加することもできる。或いは又、現在ブラウザウインドウを、注釈データを含むページに向け直すこともできる。
ある実施形態では、サーチツールバー706は、サーチサーバー160にログインされないユーザにより「一般的」状態において、そしてログインされたユーザにより「個人化」状態において有用となるように構成できる。一般的状態では、ツールバーは、基本的サーチサービスへのアクセスを与え(例えば、テキストボックス708及び「Search(サーチ)」ボタン709を経て)、そしてユーザが個人化サービスへのアクセスのためにログインするのを許すボタンを備えている。個人化状態では、ツールバーを介して個人化特徴をサポートすることができる。例えば、「Save This(これをセーブ)」ボタン712は、ツールバー706の個人化状態のみに設けられてもよく、或いは又、このボタン712は、一般的状態に設けられてもよく、ツールバーが一般的状態にある間にボタン712がアクチベートされた場合には、ブラウザがログインページへと向き直される。
C.信頼性ネットワーク注釈へのサーチレポートインターフェイス
ある実施形態では、ユーザの信頼性ネットワークメンバーによる注釈の存在が、そのユーザにより入力された問合せに対してサーチ結果をレポートするページに含まれてもよい。図9Aは、本発明の一実施形態により注釈情報で改善されたサーチ結果ページ900の一例を示す。この結果ページ900は、ユーザの問合せに応答して問合せ応答モジュール162により発生されてもよい。この実施形態では、結果ページ900は、バナーセクション902を含む。ページ識別情報に加えて、バナーセクション902は、現在問合せ(例えば、「chinese food sunnyvale(チャイニーズフードサニーベール)」)を編集可能な形態で示すサーチボックス904と、ユーザが問合せを変更しそして新たなサーチを実行できるようにするサーチボタン906とを備えている。これらの特徴は、一般的な従来の設計でよい。
セクション908は、問合せユーザの信頼性ネットワークのメンバーが以前に注釈付けしたヒットが表示される個人化(「My Web(自分のウェブ)」)結果エリアである。ある実施形態では、セクション908は、信頼性ネットワークの集計レーティング(例えば、図8を参照して上述した)が好意的であるところのヒットしか示さず、他の実施形態では、注釈付けされた全てのヒットがセクション908にリストされてもよい。各々の注釈付けされたヒットは、ユーザがメンバーの注釈を見るためにアクチベートできる「Show My Web(自分のウェブを示す)」ボタン910を付随するのが好都合である。一実施形態では、ボタン910をアクチベートすると、上述した図8のオーバーレイ800と同様のオーバーレイを起動する。
「All Results(全結果)」セクション916は、幾つか又は全てのヒット(注釈付きヒット及び注釈なしヒットの両方を含む)を、問合せ応答モジュール162により決定されたランクと共に表示する。従来のランク付けアルゴリズムを使用してこのランクを発生することができる。セクション916における各エントリー918は、ヒットの1つに対応し、そしてヒットページ(又はサイト)のタイトルと、そのページのコンテンツからの簡単な抜粋(又はアブストラクト)とを含む。抜粋又はアブストラクトは、従来の技術を使用して発生されてもよい。ヒットのURL(ユニフォームリソースロケータ)も表示される。信頼性ネットワークメンバーが注釈付けしないヒットについては、「Save This」ボタン919が表示され、そしてユーザは、ページ900を見ながら、ボタン919をアクチベートすることにより、注釈なしのヒットに注釈付けするように選択することができる。「Save This」ボタン919は、上述した図7のボタン712に動作が類似しているのが好都合である。
セクション916における注釈付きヒットは、注釈の存在を指示するために視覚的にハイライト処理されてもよく、そして「Show My Web」ボタン910を含んでもよい。又、問合せユーザの信頼性ネットワークの他のメンバーはヒットに注釈付けしたが問合せユーザは注釈付けしない各ヒットに対して、「Save This」ボタン919が設けられてもよい。
注釈付けされたヒットをハイライト処理するための種々の設計が使用されてもよく、これは、例えば、境界付け、陰影付け、特殊なフォント、カラー、等を含む。注釈がレーティングを含むある実施形態では、ハイライト処理の形式は、信頼性ネットワークにわたる集計レーティングに依存し、そして集計レーティングがページ900に表示されてもよい。例えば、ヒット920は、好意的レーティングを有し、一方、ヒット922は、否定的レーティングを有する。他の実施形態では、他の集計メタデータ、及び/又は信頼性ネットワークの個々のメンバーからのメタデータをページ900に含ませることができる。
他の実施形態では、単なるハイライト処理以上の情報がサーチ結果ページに現われてもよい。図9Bは、「My Web」セクション948において信頼性ネットワークメンバーによりなされたコメントからの抜粋を与える別のサーチ結果ページ940の一例である。各ヒット950は、信頼性ネットワークメンバーにより注釈から抽出されたコメント952を付随する。この実施形態では、2つのコメントが示されており、「More(もっと)」ボタン954をクリックすることで、付加的なコメント、又は注釈に関するより多くの情報を見ることができる。問合せユーザがヒットに注釈付けしない場合には、「Save This」ボタン956が設けられてもよい。又、サーチ結果ページ940は、「All Results」セクション(図示せず)及び他の情報を含んでもよい。
ここに述べるサーチ結果ページは例示に過ぎず、その変更や修正が可能なことが明らかである。ユーザへの送信に適したフォーマットでのサーチレポートをサーチ結果ページ900に置き換えてもよく、そしてサーチレポートと相互作用するための種々のインターフェイス制御エレメントは、ここに示すものから変更されてもよい。注釈メタデータの一部分(全部を含む)がページにインラインで含まれてもよく、及び/又は適当なインターフェイス制御を経てアクセスできるようにされてもよい。ある実施形態では、ユーザは、自分に送信されたサーチレポートにおける注釈関連情報の見掛けに関係した個人的好みをセットすることができる。
D.改善されたウェブサーチ
一実施形態において、サーチサーバー160(図2)は、ユーザの信頼性ネットワークメンバーの注釈ライブラリーにアクセスして、そのユーザからの問合せに応答するときに付加的な情報を与える。例えば、上述したように、注釈付きヒット(即ち、少なくとも1つの信頼性ネットワークメンバーのライブラリーにおける注釈付きページに対応するヒット)がサーチ結果に含まれてもよいし、或いは注釈付きヒットが結果リストに現われるときにそれらがハイライト処理されてもよい。注釈がレーティングを含む場合には、好意的にレーティング決めされたヒットの個別リストが設けられてもよいし、レーティング決めされたヒットが、問合せユーザのレーティングを反映するようにハイライト処理されてもよいし、或いはレーティングデータが、ヒットをランク付けするファクタとして使用されてもよい。
図10は、問合せユーザからの現在問合せに対する応答に信頼性ネットワークメンバーの注釈を合体させるために問合せ処理モジュール162(図2)において実施されるプロセス1000のフローチャートである。ステップ1002において、問合せが受け取られる。ステップ1004において、問合せに対応するヒットのリストが、ページインデックス170(図2)から得られる。ステップ1006において、問合せ処理モジュール162は、例えば、従来のアルゴリズムを使用して、ヒットをランク付けする。
ステップ1008において、問合せ処理モジュール162は、問合せユーザがログインされたかどうか決定する。もしそうでなければ、問合せ処理モジュール162は、ステップ1010において、個人化を伴わずに問合せユーザへ結果ページを送信し、ユーザが、サーチサーバー160にログインせずに(又はそれに登録されずに)、サーチを遂行して結果を得ることができるようにする。ユーザがログインされる場合には、結果ページは、個人化データベース166における情報に基づいてそのユーザに対してカスタマイズされる。
より詳細には、ステップ1012において、問合せ処理モジュール162は、問合せユーザのIDを個人化データベース166に与え、そしてユーザの信頼性ネットワークメンバーのリストを検索する。一実施形態において、ステップ1012は、信頼性ネットワークモジュール165を使用して信頼性ネットワークメンバーのリストを動的に構築することを含む。例えば、信頼性ネットワークを友人のリストから構築して、問合せユーザから最大分離度(Nmax)まで拡張すべき場合には、ステップ1012は、最初に、個人化データベース166から問合せユーザの友人のリストを得、そして各友人に対してネットワークノードを定義することにより、ネットワークグラフの表示を生成することを含んでもよい。Nmax=1の場合には、信頼性ネットワークメンバーの識別がそこで停止し、Nmax>1の場合には、各友人の友人のリストが得られそして付加的なノードが定義され、等々となって、やがて、最大分離度に到達する。充分大きなNmaxの場合には、信頼性ネットワークメンバーの数がサーチシステムの全ユーザまで拡張し、従って、問合せユーザが注釈と共に過剰に殺到するのを回避するためにNmax又は信頼性ネットワークメンバーの全数を制限することが望ましいことに注意されたい。
信頼性ネットワークがコミュニティへのリファレンスにより定義される他の実施形態では、ステップ1012は、そのコミュニティに対する現在メンバーシップリストを、個人化データベース166から、又はサーチサーバー160にアクセスできる別のデータ記憶装置から検索することを含んでもよい。更に別の実施形態では、ステップ1012は、問合せユーザの信頼性ネットワークのメンバーの予め構築されたリストを個人化データベース166から検索することを含む。
信頼性重み及び/又は信用係数を使用して信頼性ネットワークメンバーを識別するか又は信頼性ネットワーク情報を使用する場合には、ステップ1012は、信頼性重み及び/又は信用係数決定することを含んでもよい。
ステップ1013において、信頼性ネットワークメンバーにより生成された注釈が個人化データベース166から検索され、そしてステップ1014において、その検索された注釈のURLがヒットのURLと比較され、少なくとも1人の信頼性ネットワークメンバーが注釈を以前に生成したところのURLに一致するヒットを検出する。このようなヒットは、ここでは、注釈付きヒットと称される。ホストフラグが「サイト」にセットされた注釈については、ヒットURLの開始部分が、(例えば、図3のURLフィールド308において)注釈に記憶されたURL(又は部分URL)に一致する場合に一致(「部分一致」とも称される)が検出される。ホストフラグが「ページ」にセットされた場合には、注釈のURLとヒットURLとの間の「厳密」な一致が要求される。ここで使用する「一致」とは、特に指示のない限り、部分一致及び厳密な一致の両方を含む。
注釈がレーティングを含む実施形態では、各々の注釈付きヒットに対し、平均又は集計レーティングがステップ1015で計算される。上述したように、集計レーティングは、ヒットに注釈付けをした全ての信頼性ネットワークメンバーにわたる重み付け平均(信用係数で重み付けされた)である。又、レーティングは、最新さ又は他の基準に基づいて重み付けすることもできる。ステップ1016では、集計レーティングが好意的なものであるかどうか決定される。もしそうであれば、好意的結果(「My Web」)のリストにヒットが追加される。他の実施形態では、全ての注釈付きヒットが、レーティングに関わりなく、「My Web」リストに追加されてもよい。
ステップ1020において、結果リストは、集計レーティングを使用して任意に再ランク付けされる。例えば、ランク付け中に、従来のランク付けアルゴリズムを使用して各ヒット(注釈付けされていてもいなくても)に対してベーススコアを発生することができる。好意的又は否定的集計レーティングを有するヒットについては、レーティングから「ボーナス」を決定することができる。このボーナスは、好意的にレーティング決めされたサイトが、ランク付けにおいて上昇する傾向があり、一方、否定的にレーティング決めされたサイトは下降する傾向があるように定義されるのが好都合である。例えば、低いスコアが高いランクに対応する場合には、好意的レーティングに対するボーナスは、負の数として定義され、そして否定的レーティングに対するボーナスは、正の数として定義されてもよい。ある実施形態では、部分URL一致には、厳密なURL一致より小さなボーナスが与えられてもよい。レーティングのない(又は中立にレーティング決めされた)ヒットは、ボーナスを受けない。このボーナスをベーススコアに加算して(代数的に)、各ヒットに対する最終的なスコアを決定することができ、そして新たなランク付けをこの最終的なスコアに基づいて行うことができる。
ある実施形態では、ステップ1020における再ランク付けは、否定的な集計レーティングを有する注釈付きヒットを、表示されるべきヒットのリストからドロップすることを含んでもよい。このような実施形態では、ユーザに与えられるサーチ結果ページは、否定的な集計レーティングのためにドロップされたヒットの数の指示、及び/又は否定的にレーティング決めされたヒットが含まれた状態で表示されたサーチ結果をユーザが見るのを許す「Show all hits」ボタン(又は他の制御器)を含んでもよい。別の変形例では、ユーザは、リンクをクリックして、否定的にレーティング決めされたヒットのみを見ることができる。
ステップ1022では、「My Web」リストがランク付けされて、サーチ結果ページに追加される。ある実施形態では、このランク付けは、上述したベーススコア又は最終的スコアに基づいてもよい。他の実施形態では、「My Web」リストにおけるヒットは、集計レーティングにより分類され、同じレーティングをもつヒットは、上述したベーススコアに基づいて更に分類されてもよい。更に別の実施形態では、「My Web」リストにおけるヒットは、そのヒットに注釈付けした信頼性ネットワークメンバーの数に主として基づいて分類され、このヒットは、最接近メンバー等からの注釈を有する。
ステップ1024において、サーチ結果ページは、注釈の存在に基づいて変更され、例えば、上述したハイライト処理及び/又は「Show My Web」ボタンを注釈付きヒットに追加することができる。この場合に個人化「My Web」セクションを含む変更されたサーチ結果ページは、ステップ1010において、ユーザへ送信される。
ここに述べるプロセスは、例示に過ぎず、その変更や修正が考えられることが明らかである。順次に説明されたステップは、パラレルに実行することができ、ステップの順序を変更することもでき、そしてステップを変更又は組み合せることもできる。ある実施形態では、ヒットに対する注釈のコンテンツの幾つか又は全部、或いはヒットに対する集計メタデータを、問合せユーザからの明確な要求の前にサーチ結果ページにインラインで表示されてもよい。例えば、好意的又は否定的集計レーティングを指示する視覚的ハイライト処理エレメントを表示することもできるし、或いは集計キーワードが自動的に発生されるアブストラクトのもとに現われてもよいし、等々である。それに加えて又はそれとは別に、個々の信頼性ネットワークメンバーの注釈からのメタデータは、それらの各々の著者に対する属性を伴ったり伴わなかったりして、表示されてもよい。更に別の実施形態では、サーチ結果ページは、どの信頼性ネットワークメンバーが各々の注釈付きヒットに注釈付けしたか指示してもよい。
他の実施形態では、信頼性ネットワークメンバーの注釈は、サーチオペレーション中にヒットを識別するのに使用されてもよい。例えば、ページインデックス170をサーチするのに加えて、問合せ処理モジュール162は、ページインデックス170をサーチするのに使用される同じサーチ用語の幾つか又は全部を使用して、信頼性ネットワークメンバーの注釈の選択されたフィールドをサーチしてもよい。1つのこのような実施形態では、注釈のキーワード及び/又は記述フィールドがサーチされ、そしてサーチ用語がこれらフィールドの1つに現われる場合には、注釈付きページがページインデックス170のサーチにおいてヒットとして識別されたかどうかに関わらず、注釈付きページがヒットとして識別される。更に別の実施形態では、集計メタデータ(例えば、上述したように信頼性ネットワークにわたって集計されたキーワード)をサーチすることもできる。
E.パーソナルウェブにおけるサーチ
ある実施形態では、問合せユーザは、ウェブ全体ではなく、自分の信頼性ネットワークのメンバーにより注釈付けされたコンテンツをサーチすることができる。例えば、図7のサーチツールバー706は、テキストボックス706及び「サーチウェブ」ボタン704を備え、これは、全ウェブをサーチするための問合せを提示するのに使用できる。又、サーチツールバー706は、「My Web」ボタン720も備え、これは、ユーザの信頼性ネットワークのメンバーにより注釈付けされたコンテンツをサーチするのに使用できる。このようなコンテンツは、ここでは、「パーソナルウェブ」と称され、一般的に、異なるユーザが異なる信頼性ネットワークを有する程度まで、異なるユーザが異なるパーソナルウェブも有する。一実施形態では、サーチサーバー160にログインするユーザは、テキストボックス706に問合せを入力し、次いで、ボタン709をアクチベートして全ウェブをサーチするか、又はボタン720をアクチベートしてパーソナルウェブをサーチするかのいずれかである。後者のケースでは、サーチは、従来のウェブサーチと一般的に同様であるが、問合せユーザの信頼性ネットワークの少なくとも1人のメンバーからの関連注釈を有するヒットしか表示されない。例えば、従来のサーチインターフェイスページ又はサーチ結果ページから、他のインターフェイスを経てパーソナルウェブサーチオプションを与えることもできる。
別の実施形態では、問合せユーザは、ページコンテンツに加えて又はそれに代わって、パーソナルウェブに対する注釈をサーチすることができてもよい。例えば、サーチツールバー706は、問合せユーザがサーチに対する希望の範囲を定義できるようにするパーソナルウェブサーチインターフェイスページを起動するボタン(明確に示さず)を備えてもよい。
図11は、本発明の一実施形態によるパーソナルウェブサーチインターフェイスページ1100の一例を示す。ページ1100は、ユーザのパーソナルウェブ内のフィールド特有サーチのためのユーザインターフェイスを与える。範囲セクション1102は、サーチが、他の信頼性ネットワークメンバーからの注釈付きコンテンツを含むべきか、ユーザ自身の注釈付きコンテンツだけを含むべきか、或いは全ユーザからの注釈付きコンテンツを含めて全ウェブを含むべきかをユーザが指示するのを許す。「Show My Trust Network(自分の信頼性ネットワークを示す)」ボタン1104は、好都合にも、ユーザが「My Trust Network(自分の信頼性ネットワーク)」ページ600(図6)又は同様のページへナビゲートするのを許し、これにより、ユーザは、自分の現在信頼性ネットワーク定義を見て変更し、次いで、ページ1100へ戻ることができる。又、ある実施形態では、ユーザは、自分の信頼性ネットワークメンバーのリストを見て、1人以上の個々のメンバーを選択し、これらメンバーによる注釈にサーチを制限することができてもよい。
ページ1100の問合せセクション1112は、ページコンテンツをサーチし及び/又は注釈における特定フィールドをサーチするためのサーチ用語をユーザが入力できるところの種々のテキストボックスを備えている。この例では、ユーザは、サーチ用語をページコンテンツについて(テキストボックス1114)、注釈タイトルについて(テキストボックス1116)、キーワードフィールドについて(テキストボックス1118)、記述について(テキストボックス1120)、及び/又は参照について(テキストボックス1121)、別々に指定することができる。無線ボタン1122は、ヒットのレーティング(例えば、上述した集計レーティング又は平均レーティング)を制限するのに使用できる。デフォールトにより、「任意のレーティング」が選択され、従って、レーティングがサーチを制限することはなく、ユーザは、サーチを、例えば、好意的レーティングをもつヒットに、又は否定的レーティングをもつヒットに制限するよう選択することができる。「Search」ボタン1126は、処理のための問合せを提示し、そして「Reset」ボタン1128は、問合せセクション1112における全てのフィールドをクリアする。
ユーザは、セクション1112におけるテキストボックスの幾つか又は全部を空のままにしてもよく、テキストボックスが空の場合には、それに対応するフィールドがサーチの制限に使用されないことを理解されたい。例えば、ユーザは、テキストボックス1114にサーチ用語を入力し、そして他のテキストボックスを空のままにすることにより、自分のパーソナルウェブのページコンテンツをサーチすることができ、実際のサーチは、ページインデックス170を使用して行うことができ、注釈付きページ又はサイトに対応しないヒットは、ユーザに結果を送信する前に破棄される。サーチの結果は、上述したページ900(図9A)又は940(図9B)と同様のサーチ結果ページを使用して配送されるのが好都合であるが、ユーザのパーソナルウェブに制限されたサーチでは、各ヒットが少なくとも1つの注釈しかもたない。
図12は、本発明の一実施形態によりパーソナルウェブをサーチするためにページ1100又は別のインターフェイスを経て提示された問合せに応答するプロセス1200を示すフローチャートである。ステップ1202において、ユーザから問合せが受け取られる。ステップ1204において、問合せユーザがログインされたかどうか決定される。もしそうでなければ、ユーザは、ステップ1206において、ログインするように促されるか、又はオペレーションを停止することができる。ステップ1208では、ユーザの信頼性ネットワークのメンバーが識別され、このステップは、上述したプロセス1000(図10)のステップ1012と一般的に同様である。ステップ1210において、信頼性ネットワークメンバー(問合せユーザを含む)により作成された注釈が個人化データベース166から検索される。
ステップ1212において、サーチヒットが、問合せにより、ページコンテンツ及び/又は注釈コンテンツに基づいて識別される。ページコンテンツをサーチすべき場合には、ページコンテンツに関する情報を、ページインデックス170から得ることもできるし、又はページコンテンツの表示が個人化データベース166に記憶された場合にはその中の注釈から得ることもできる。他のフィールドは、個人化データベース166から得られる信頼性ネットワークメンバーの注釈を使用してサーチされる。特定のサーチアルゴリズムに関わらず、ページは、問合せユーザの信頼性ネットワークの少なくとも1人のメンバーがそれに注釈付けした場合にのみヒットとして識別されるのが好都合である。例えば、ページコンテンツをサーチすべき場合には、ページインデックス170に表わされた全コーパスにわたりサーチを実行して、それにより得られるヒットのグローバルなリストを注釈の有無に基づいてフィルタすることもできるし、或いはステップ1210で検索された注釈を使用して、ページインデックス170に表わされたサーチすべきドキュメントのプールを発生することもできる。
ある実施形態では、ヒットが、平均レーティングに基づいて再ランク付けされるか又はハイライト処理される。従って、ステップ1214では、各ヒットに対する平均レーティングが、上述したプロセス1000(図10)のステップ1015と同様に計算される。ステップ1216では、プロセス1000のステップ1020と同様に、平均レーティングを使用してヒットが再ランク付けされる。ステップ1218では、希望のハイライト処理又はメタデータをヒットのリストに追加することができる。例えば、上述したように、視覚的ハイライト処理を各ヒットに適用して、そのヒットに対する平均レーティングを反映させてもよいし、「Show My Web」ボタンを各ヒットに関連付けて、ユーザが個々の信頼性ネットワークメンバーによる注釈を見るのを許してもよいし、或いは個々の注釈及び/又は集計メタデータから抽出されたメタデータ(例えば、平均レーティング又は集計キーワードセット)がリストに追加されてもよい。ステップ1218では、ヒットのリストを含むサーチ結果ページが問合せユーザへ返送される。
ここに述べるサーチインターフェイス及びサーチプロセスは、例示に過ぎず、その変更や修正が考えられることが明らかであろう。順次に説明したプロセスステップは、パラレルに実行されてもよいし、ステップの順序を変更してもよいし、そしてステップを変更し又は組み合せてもよい。
問合せインターフェイスを変更してもよい。例えば、別のインターフェイスでは、単一のテキストボックスが設けられ、そしてユーザは、テキストボックスのサーチ用語をページコンテンツにおいてサーチすべきか及び/又は注釈レコードの種々のフィールド(例えば、タイトル、キーワード、記述、及び/又は他のフィールド)においてサーチすべきかを選択するように促される。更に別の実施形態では、単一のテキストボックスをもつ「基本的」サーチインターフェイスがデフォールトにより設けられ、そしてページコンテンツ及び1つ以上の予め選択された注釈フィールドにわたりサーチが実行される。ユーザは、この基本的サーチ構成を受け容れることもできるし、或いは問合せセクション1112(又は別の問合せインターフェイス)を見て、より複雑な問合せを入力するよう選択することもできる。他の問合せインターフェイス及びインターフェイスの組合せも考えられる。
ある実施形態では、サーチページ1100は、ツールバーのボタン(例えば、図7のツールバー706のボタン720)又は永続的ユーザインターフェイスの他の適当なエレメントを経てアクセスすることもできるし、或いはサーチプロバイダーのメインページからアクセスすることもできる。サーチサーバー160にログインしないユーザがページ1100にアクセスするよう試みた場合には、ユーザは、ページ1100が表示される前にログインするよう促される。
更に、前記では「パーソナルウェブ」という語が使用されたが、多数のユーザによりアクセスされるドキュメントコーパスの「パーソナル」バージョンを定義して、上述したのと同様にサーチできることも理解されたい。
F.パーソナルウェブの探査
ある実施形態では、ユーザは、問合せを入力せずに自分のパーソナルウェブを探査することができる。例えば、ユーザは、フォルダにより自分自身の注釈を通してブラウズすることができるか、或いは適当に構成されたインターフェイスを使用して、フォルダにより、自分の信頼性ネットワークのメンバーによる注釈を通してブラウズすることができてもよい。
他の実施形態では、ユーザは、自分の信頼性ネットワークのメンバーにより注釈付けされたページ又はサイトと同様の、又はそれに関連した他のドキュメント(例えば、ページ又はサイト)をサーチできてもよい。「同様の」ドキュメントとは、注釈付けされたページに対するある類似性基準を満足するコンテンツを含むドキュメントである。類似性基準は、例えば、ある数のワード、フレーズ又は他のマルチワード単位を共通に有すること;同様の発生パターンのワード、フレーズ又は他のマルチワード単位を有すること;システム定義分類学において同じカテゴリー又は厳密に関係したカテゴリーに属すること;等を含む。2つのページ間の類似性を決定するためのアルゴリズムは、この技術で知られており、本発明に使用することができる。「関係」ドキュメントは、URLの一部分(例えば、少なくともドキュメントネーム)を関係ページと共に共有し、この場合も、関係を決定するための既知のアルゴリズムを使用してもよい。
別の実施形態では、ユーザは、注釈の相関を踏査することができてもよい。例えば、ユーザは、「スタート」ページ又はサイトを選択し、そしてそのスタートページ又はサイトにも注釈付けしたユーザにより最も頻繁に注釈付けされた他のページ又はサイトのリストを得ることができてもよい。
ユーザは、注釈付き文書が表示されるときには、サーチ結果ページから、又はツールバーインターフェイスから、同様のドキュメント、関係ドキュメント又は相関ドキュメントのサーチを開始することができてもよい。例えば、図8のオーバーレイ800又は図7のツールバー706は、このようなサーチを開始できるようにする制御エレメントを含んでもよい。
他の実施形態では、ユーザは、自分のパーソナルウェブにおいてアクティビティに関する情報を見ることができてもよい。例えば、ページ1100(図11)又は別のパーソナルウェブインターフェイスページは、ユーザが情報のリストを見るのを許す種々の制御器(図11には示さず)を含んでもよい。一実施形態において、ユーザは、自分のパーソナルウェブに最も最近追加されたページ又は注釈のリストを見ることができる。別の実施形態では、ユーザは、最大数の信頼性ネットワークメンバーにより注釈付けされたページのリスト、又は自分の信頼性ネットワーク内で最も高い平均又は集計レーティングを有するページのリストを見ることができる。更に別の実施形態では、ユーザは、ある時間周期にわたり自分の信頼性ネットワークのメンバーが最も頻繁に訪問したページのリストを見ることができる。又、これら又は他のリストは、いずれも、注釈からのメタデータ、注釈からのメタデータの概要又は集計、等々を含んでもよい。
更に別の実施形態では、このような情報は、問合せに応答するのに使用することができる。例えば、ユーザの問合せ(又はユーザの問合せからのキーワード)が少なくとも1つの信頼性ネットワークメンバーの注釈における参照フィールドに一致するところの注釈付きページ又はサイトのリストを設けることができる。他の変形、追加及び変更も考えられる。
G.パーソナルウェブ統計情報
ある実施形態では、ユーザは、自分の信頼性ネットワークのメンバーによるアクティビティに関する統計情報を見ることができてもよい。
例えば、ユーザは、ある時間周期にわたり自分の信頼性ネットワークメンバーによりサーチサーバー160へ提示される問合せ、例えば、自分の信頼性ネットワーク内の最も人気のある問合せ、その人気が最も劇的に変化した問合せ、等に関する統計情報を見ることができてもよい。このようなリストは、本発明の譲受人であるYahoo!Incにより提供される既存の「バズ(Buzz)」特徴に類似したものでよいが、ユーザの信頼性ネットワークのメンバーにより提示される問合せのみを含む。
他の実施形態では、他の統計情報が入手できてもよい。例えば、ユーザは、自分の信頼性ネットワークのメンバーの中で、例えば、同じページ又はサイトに注釈付けしたメンバーの数、又はページに注釈付けしたメンバーにより与えられた平均レーティング、で測定された最も人気のあるページ(又はサイト)のリストを見ることができてもよい。別のリストは、メンバーにより最も最近注釈付けされたページ又はサイトを含んでもよく、このようなリストにおける入力は、誰がページに注釈付けしたか指示できると共に、ページ及び/又は新たな注釈を見るためのリンクを与えることもできる。又、ユーザは、例えば、注釈が特定のキーワード(又は多数のキーワード)を含まねばならないことを指定することで、このようなリストをフィルタすることができてもよい。
H.注釈へのアクセスの制限
上述したように、本発明の実施形態では、1人のユーザの注釈の幾つか又は全部が、第1のユーザに信頼性関係で接続された他のユーザに見えるようにすることができる。各ユーザは、一般に、自分の友人を識別する能力を有するが、ある実施形態では、ユーザは、他のユーザが自分を友人として識別するのを防止する能力をもたないことがある。従って、ユーザが、自分の注釈のいずれか又は全部を他のユーザが見ることができるかどうか制御するためのプライバシー設定を確立するのを許すことが望まれる。ある実施形態では、フォルダレコード(例えば、図4を参照)又は注釈レコードは、アクセスの管理に関係した2つの付加的なフィールド、即ちプライバシーレベル(フィールド416)及びアクセスリスト(フィールド418)を含む。フォルダとしてプライバシーレベルが確立される場合には、そのプライバシーレベルがそのフォルダ内の全ての注釈に適用される。ある実施形態では、ユーザは、フォルダに対するデフォールトプライバシーレベルを確立でき、次いで、フォルダ内の個々の注釈に対してそのデフォールトをオーバーライドする。
一実施形態では、プライバシーレベルは、「パブリック」、「共有」又は「プライベート」の1つにセットすることができる。注釈(又はそのフォルダ)が「パブリック」とマークされる場合には、注釈は、システムの他の登録されたユーザにより見ることができ、そして注釈付けするユーザが他のユーザの信頼性ネットワークにいる場合に他のユーザに見えることになる(少なくとも潜在的に)。この点において「ユーザに見える」とは、注釈がオーバーレイ800のような表示においてユーザに対して現われることができるか、又はユーザの信頼性ネットワークにわたり集計メタデータを決定するのに注釈を使用できることを意味する。例えば、図5に示す信頼関係を参照すれば、ユーザAの信頼性ネットワークが分離度2までの全てのユーザを含むように定義される場合には、ユーザGは、ユーザAの信頼性ネットワーク内となり、そしてユーザAは、ユーザGが「パブリック」とマークしたユーザGの注釈のいずれかを見ることができるようになる。
注釈(又はそのフォルダ)が「共有」とマークされる場合には、別のユーザがその注釈を見ることができるのは、次の場合だけである。(1)注釈付けユーザが他のユーザの信頼性ネットワーク内におり、そして(2)他のユーザが注釈付けユーザの信頼性ネットワーク内にいる。例えば、図5を再び参照すれば、たとえユーザGがユーザAの信頼性ネットワーク内にいても、ユーザAは、ユーザGが「共有」とマークしたユーザGの注釈をいずれも見ることができない。というのは、ユーザAがユーザGの信頼性ネットワーク内にいないからである。他方、ユーザA及びCは、各々、他の「共有」注釈を見ることができる。
注釈(又はそのフォルダ)が「プライベート」とマークされる場合には、別のユーザがその注釈を見ることができるのは、次の場合だけである。(1)注釈付けユーザが他のユーザの信頼性ネットワーク内におり、そして(2)他のユーザが注釈(又はフォルダ)のアクセスリストにある。他のプライバシー設定と同様に、プライベートな注釈に対するアクセスリストは、注釈の著者により維持されるのが好都合である。例えば、図5を再び参照すれば、ユーザAは、ユーザCが「プライベート」とマークしたユーザCの注釈を、ユーザCがその注釈に対するアクセスリストにユーザAを入れた場合しか、見ることができない。従って、ユーザは、ある注釈を、自分の友人の何人か又は全部から隠れて保持することができる。
好ましい実施形態では、注釈は、そのプライバシーレベルに関わらず、その著者に常に見ることができる。
フォルダプライバシー設定の使用を更に説明するために、図13を参照すれば、リスト1302は、ユーザBにより定義できる種々のフォルダ(メイン及びF1−F4)に対するプライバシーレベルと、ユーザBにより生成されて各フォルダに含むことのできる注釈(J1−J10)とを示し、リスト1304は、ユーザBの信頼性ネットワークのメンバーを示し、そしてリスト1306は、ユーザAの信頼性ネットワークのメンバーを示す。ユーザAが、上述したプロセス1000(図10)に基づいて処理される問合せを入力すると仮定する。ステップ1012において、ユーザBがユーザAの信頼性ネットワークのメンバーであると決定される。ステップ1013において、ユーザBのフォルダツリー(リスト1302を参照)を横断して、ユーザBの注釈を検索する。フォルダ「メイン」は、「パブリック」とマークされ、それ故、注釈J1−J3は、ユーザAに見え、そしてユーザAの質問に応答して使用するために検索される。フォルダ「F1」は、「プライベート」とマークされて、ユーザAへのアクセスが許可されず、それ故、注釈J4及びJ5は、ユーザAには見えず、検索もされない。フォルダ「F2」も「プライベート」とマークされるが、ユーザAへのアクセスが許可され、それ故、注釈J6がユーザAに見え、検索される。フォルダ「F3」は、「パブリック」とマークされ、注釈J7及びJ8が検索される。フォルダ「F4」は、「共有」とマークされるが、ユーザAがユーザBの信頼性ネットワーク内にないためにユーザAには見えず、従って、注釈J9及びJ10は、ユーザAには見えず、検索されない。従って、プロセス1000では、見ることのできる注釈J1−J3及びJ6−J8が検索されて、ユーザAの問合せに応答するのに使用され、一方、見ることのできない注釈J4、J5、J9及びJ10は、そのようにされない。ユーザAの視点からは、見ることのできない注釈が存在しないかのごときであり、そして見ることのできない注釈を使用してユーザBがレーティング決めするヒットに対する信頼性ネットワークの集計レーティングは、プロセス1000のステップ1015において、ユーザBがヒットに注釈付けしなかったかのように計算される。
ここに述べるものに加えて又はそれに代わって、他のプライバシーメカニズムを設けてもよいことが明らかであろう。より多数又は少数のプライバシーレベルが定義されてもよい。ある実施形態では、注釈の著者の「共有」フォルダへのアクセスは、著者の信頼性ネットワーク以外のデータ、例えば、著者のIM友人のリスト、eメールアドレス帳、Yahoo!グループのメンバー、又は著者により選択される他の自発的関連付け、等を参照して決定することができる。
別の実施形態では、情報の共有は、特定の注釈に使用されるキーワードに基づいて制御できる。例えば、注釈付けユーザは、キーワード「サイクリング」を含む全ての注釈がパブリックとして処理されねばならず、一方、キーワード「フットボール」を含む全ての注釈が共有として処理されねばならず、等々であることを指定できてもよい。注釈が、異なるプライバシーレベルが指定されたキーワードを含む場合には、システム規模のルールを適用して、より限定的なプライバシーレベルで注釈の共有を支配すべきか、あまり限定的でないプライバシーレベルで支配すべきかを決定することができる。
ある実施形態では、メタデータをグローバルに集計することができる(例えば、サーチサーバー160の全登録ユーザによる注釈にわたって)。例えば、ページに対するグローバルなレーティングは、そのページの全てのユーザ供給レーティングを平均化することにより決定できる。ある実施形態では、著者により確立されるプライバシー設定は、グローバルな集計中に尊重され、例えば、「パブリック」とマークされた注釈しか使用されない。他の実施形態では、プライバシー設定は無視され、全ての注釈が使用される。
III.注釈の静的な共有
本発明のある実施形態では、ユーザは、自分の注釈のコピーを他のユーザへ配布することにより自分の注釈を共有することもできる。上述した動的な共有とは異なり、静的な共有は、好都合にも、受信側ユーザが自分自身の注釈コピーを得て、共有ユーザの注釈に影響を及ぼすことなく、編集、削除、さもなければ、変更を行うことができる。
A.注釈のエクスポート及びインポート
ある実施形態では、ユーザは、注釈をエクスポート及びインポートすることができる。例えば、「エクスポート」ユーザは、自分のライブラリー内の全ての注釈(又はそれら注釈の選択されたサブセット)を別のユーザへ送信し、該ユーザが、次いで、その注釈を自分自身のライブラリーに「インポート」するように選択することができる。注釈のエクスポート及びインポートをサポートする実施形態について、以下に説明する。
一実施形態では、インターフェイスページが設けられ、これを経てユーザは、自分自身の注釈を見て編集することができる。図14は、ライブラリーインターフェイスページ1400の一例であり、同様のインターフェイスが、前記特許出願(代理人ドケット第017887−013720US)に説明されている。制御セクション1402におけるビューオプションを操作することにより、ユーザは、リストセクション1404に自分自身の注釈のカスタマイズされたリストを生成することができる。
リストセクション1404に表示される各注釈は、エクスポートするための注釈を選択するのに使用できるチェックボックス1406を有する。選択がなされると(種々のボックス1406をチェックするか又はチェックしないことにより)、ユーザは、ボタン1408を操作して、チェックされた注釈をエクスポートすることができる。或いは又、ユーザは、ボタン1410を操作して、チェックボックス1406に関わりなく、セクション1404にリストされた全ての注釈をエクスポートすることができる。
ユーザがボタン1408又は1410をアクチベートすると、選択された注釈のエクスポート可能なバージョンが生成される。例えば、エクスポートされる各注釈のメタデータの幾つか又は全部を個人化データベース166から検索し、必要に応じて再フォーマットし(例えば、1つ以上のウェブページへ挿入し)、そして一時的記憶エリアに入れて、そこから、適当なリソース識別子(例えば、URL)を使用して検索することができる。
エクスポートユーザは、配送方法(例えば、IM、eメール)を識別し、そして1人以上の受信者に対する適切な識別子(例えば、IMスクリーンネーム、eメールアドレス)を与えるように促される。好ましい実施形態では、エクスポートユーザと受信者との間の信頼関係が必要とされず、エクスポートユーザは、自分の注釈を、自分で選択した誰かにエクスポートすることができる。エクスポートされた注釈、又はそのエクスポートされた注釈の利用性をシグナリングする他のデータは、識別された受信者へ配送される。通知機構は、配送方法に依存し、例えば、適当に構成されたeメールメッセージ又はインスタントメッセージが使用されてもよい。
各受信者は、自分自身のライブラリーへ注釈をインポートするオプションを有する。一実施形態では、eメール又はIMクライアントは、到来するメッセージが1つ以上の注釈を含むことを確認し、そしてユーザに、注釈をインポートすべきかどうか尋ねるように構成されてもよい。別の実施形態では、エクスポートされた注釈が表示可能なウェブページへとパッケージされ、そしてそのページに対するURLが、例えば、eメール又はIMを経て受信者へ配送される。受信者は、エクスポートされた注釈を見て、インポートすべきものがもしあれば、それを選択することができる。図15は、受信者へ送信されたURLにより参照することのできるインポートインターフェイスページ1500の一例を示す。受信者がページ1500へナビゲートするときにサインインしない場合には、ページを見るか又は注釈をインポートする前にサインインするよう促されてもよい。
ヘッディング1502は、注釈のソースを識別する(例えば、エクスポートユーザのユーザIDを表示することにより)。リスト1504は、各注釈からの選択されたフィールドを含む。この例では、タイトル、URL、キーワード、記述及びレーティングフィールドが示されている。他の実施形態では、図15に示されたものに加えて又はそれに代わって他のフィールドが示されてもよく、そしてインポートユーザ又はエクスポートユーザが、表示されるべきフィールドを選択してもよい。各エントリーは、受信者がページ1500から対象ページへナビゲートできるようにするアクティブリンクを含んでもよい。
各リスト1504は、受信者がチェックし又はクリアすることのできるチェックボックス1506を備えている。受信者がチェックされたアイテムをインポートできるようにする制御ボタン(ボタン1508)、又は全てのアイテムをインポートできるようにする制御ボタン(ボタン1510)が設けられる。他の制御ボタンが設けられてもよい。
受信者が注釈をインポートするときには、新たな注釈レコード(例えば、上述した図3に示された)が生成されて、個人化データベース166に追加されるのが好都合である。新たな注釈の著者は、インポートユーザであり(エクスポートユーザではなく)、そして各インポートされた注釈の「参照」フィールドは、エクスポートユーザを注釈のソースとして識別するのが好都合である。「古い参照」フィールドは、エクスポートユーザの注釈からの参照情報を含んでもよいし、又はデフォールト(例えば、空の)値にリセットされてもよい。「最後の更新」フィールドは、注釈がインポートされたときを反映するように更新されてもよく、そして注釈に関連したカウンタ又は他の統計情報(例えば、最後の訪問、訪問回数)がインポートユーザに対してリセットされてもよい。その後、インポートされた注釈は、インポートユーザにより生成されたかのように処理される。例えば、これは、プライバシー設定に関わりなくインポートユーザに見ることができ、そしてインポートユーザは、それを編集又は削除してもよい。
B.注釈の発行
注釈を他のユーザにエクスポートするのに加えて、ユーザは、自分の注釈を発行することもできる。ここで使用する注釈の「発行(publication)」とは、適当なチャンネルを経てユーザの注釈を自動的に配布することを指し、そして発行ユーザによりなされた変更を反映するための再発行を含んでもよい。注釈の再発行、又は更新の発行は、情報の変更に応答して規則的な間隔で又は他の何らかのスケジュールで行うことができる。ある発行チャンネルについては、発行ユーザは、データを受信する者に対してある程度の制御をもつことができ、他のチャンネルについては、受信ユーザがどの発行情報を見るべきか判断する。
一実施形態では、ユーザは、上述した発行フラグ(図4を参照)を使用して発行のために自分のフォルダの幾つか又は全部を指定してもよく、他の実施形態では、ユーザは、発行のために個々の注釈を指定してもよいし、又は注釈におけるキーワードの有無に基づいて発行を制御してもよい。図2のサーチサーバー160又は別の適当に構成されたサーバーにより実行される自動配布プロセスは、発行(又は再発行)されるべき注釈を識別し、そして発行チャンネルに適した発行メッセージを発生する。
種々の技術及びチャンネルを使用して発行をサポートすることができる。一実施形態では、発行のために選択された注釈を使用して、RSS(リアリー・シンプル・シンジケーション、これは、リッチ・サイト・サマリー又はRDF(リソース・ディスクリプション・フレームワーク)サイトサマリーとしても知られている)フィードを周期的に更新することができる。RSSフィードへの加入者は、更新された注釈の通知を受け取り、そして例えば、上述したインポートページ1500と同様のインターフェイスを使用して、それらをインポートすべきかどうか選択することができる。別の実施形態では、発行ユーザの注釈の更新リスト(例えば、ページ1500のようなインポートウェブページ)を指すURLが、ユーザにより識別されたeメールリストに周期的に配布され、コミュニティのブルテンボード又はチャットルームに周期的に投稿され、等々とされてもよい。eメールリストの各ユーザは、URLにリンクし、そしてリストされた注釈のいずれか又は全部をインポートすることができる。更に別の実施形態では、リスト(又はリストに対する更新)は、発行ユーザに対して維持されるブログ(ウェブログ)へ自動的に投稿することができる。更に別の実施形態では、ユーザは、注釈を合体する公然とアクセスできるウェブページを維持することができ、そして子のウェブページは、時々自動的に更新することができる。
IV.ユーザのコミュニティにおける注釈
A.コンテンツの専門的フィルタリング
本発明のある実施形態では、ユーザは、あるコミュニティのメンバーにより注釈されたページ又はサイトのライブラリー内でサーチを行うことができ、このようなライブラリーは、ここでは、「コミュニティウェブ」と称される。ユーザは、コミュニティと提携してもしなくてもよく、そしてコミュニティメンバーは、それら自体の間で定義された明確な信頼関係をもってももたなくてもよい。
例えば、一実施形態において、サーチサーバー160(図2)の登録ユーザは、オンラインコミュニティ(例えば、Yahoo!グループ)に自発的に参加することができ、そのメンバーは、サーチサーバー160のプロバイダーにより維持され又は投稿される専用のメッセージボード、eメールリスト、チャットルーム、等を経て通信することができる。個人化データベース166(又は別のデータベース)は、このような各コミュニティのメンバーに対するユーザ識別子のリストを含むのが好都合である。別のユーザは、コミュニティのメンバーであるかどうかに関わらず、そのコミュニティのコンテンツにわたってサーチを実行することができる。この特徴は、例えば、良く知らない人気のあるトピックスを踏査しているユーザにとって関心のあるものでよい。従って、例えば、「ハリーポッター」の本にまだ馴染みのないユーザは、それらに関する情報をサーチすることに関心があるかもしれない。問合せ「ハリーポッター」でウェブをサーチすると、数百万のヒット(ユーザが合理的な時間内に訪問するには多過ぎる)が返送されるが、ユーザには、これら数百万のページのどれが訪問に値するかのアイデアがない。ハリーポッターファンのコミュニティのメンバーにより評価されたページ又はサイトへサーチを制限することにより、ユーザは、ファンの知識及び見解をレバレッジして、おそらく信頼性があり且つ有用であるコンテンツを迅速に見つけることができる。
図16Aは、本発明の一実施形態に基づきコミュニティウェブをサーチするためのインターフェイスページ1600を示す。ユーザは、例えば、サーチツールバー上の適切なボタンを操作するか、又はサーチインターフェイスページから、ページ1600にアクセスすることができる。
セクション1602は、ユーザが、サーチされるべきコミュニティウェブを定義するために、どのコミュニティ(1つまたは複数)を使用すべきか指定できるようにする。1604において、現在選択されたアクティブなコミュニティ(1つ又は複数)がリストされ、そしてボタン1606を使用して、選択を変更することができる。
より詳細には、図16Bは、本発明の一実施形態によるコミュニティ選択ページ1610を示す。ページ1610は、ユーザがボタン1606を操作したときに表示することができる。左側に、問合せユーザがメンバーであるところのコミュニティ(「ABC」及び「QRS」)のリスト1612が与えられる。各コミュニティネームの次に、チェックボックス1614があり、ユーザは、これにチェックすると、そのコミュニティを選択することができ、又はチェックしないと、そのコミュニティを選択解除することができる。この実施形態では、ユーザは、多数のコミュニティを選択することができ、他の実施形態では、ユーザは、一度に1つのコミュニティしか選択しないように制限されてもよい。
その右側には、サーチインターフェイス1616があり、これは、ユーザが、自分がメンバーでないコミュニティを見つけて選択できるようにする。ユーザは、テキストボックス1618を使用してネームにより、及び/又はテキストボックス1620を使用してキーワードにより、コミュニティをサーチすることができる。サーチは、ユーザが「Submit(提示)」ボタン1622を押したときに実行される。コミュニティのサーチは、サーチサーバー160のプロバイダーにより維持されたサーチ可能なコミュニティディレクトリ(例えば、Yahoo!グループディレクトリー)において実行されるのが好都合である。このディレクトリは、各コミュニティのネーム及びコミュニティの簡単な記述を含むのが好都合である。一実施形態では、テキストボックス1618に入力されるサーチ用語は、コミュニティネームに対して一致され、そしてテキストボックス1620に入力されるサーチ用語は、記述及びネームに対して一致される。
サーチ結果、この場合は、問合せに一致するコミュニティのネーム及び任意であるが簡単な記述は、エリア1624に表示される。リストされるコミュニティの数は、例えば、10(又は他の何らかの数)に制限されてもよく、そしてコミュニティは、リストのために選択されてもよいし、或いは種々の基準に基づいてリスト内でランク付けされてもよい。ある実施形態では、基準は、コミュニティが注釈付きコンテンツの有用なライブラリーを与える見込みに関係している。例えば、コミュニティは、メンバーの数、メンバーによりレーティング決めされたページ又はサイトの全数、コミュニティのメッセージボード、eメールリスト又はチャットルームにおけるアクティビティの量、等々に基づいて選択することができる。この種類の又は同様の種類の統計情報がエリア1624に表示されてもよい。
ユーザは、チェックボックス1626を使用して、リストされたコミュニティの1つ以上を選択することができる。好ましい実施形態では、ボックス1626にチェックを入れることは、ユーザがコミュニティに参加することにはならず、又、個々のコミュニティメンバーに関する情報をユーザに与えない。「Finished(終了)」ボタン1628は、ユーザがコミュニティ(1つ又は複数)の新たな選択でページ1600(図16A)へ戻るのを許し、新たな選択は、ページ1600が再表示されるときに1602に示される。ページ1610の「Cancel(キャンセル)」ボタン1630は、ユーザが、選択を変更せずに、ページ1600に戻るのを許す。
再び、図16Aを参照すれば、ページ1600において、ユーザは、問合せセクション1630に問合せを入力する。問合せセクション1630は、ユーザが注釈におけるメタデータの特定フィールドに特有のサーチ用語を入力できる種々のボックスを備えている。この例では、ユーザは、ページコンテンツ(テクストボックス1632)に対するサーチ用語、及び/又はタイトル(テキストボックス1634)、キーワード(テキストボックス1636)、記述(テキストボックス1638)、及び/又は参照(テキストボックス1640)のような注釈フィールドを指定することができる。ユーザは、セクション1630の全てのボックスにサーチ用語を入力することが要求されず、サーチ用語をもたないボックスに対応するフィールドは、サーチを制限するのに使用されない。又、ユーザは、無線ボタン1642を使用して希望のレーティングを指定することもできる。「Search(サーチ)」ボタン1644は、処理のために問合せを提示し、そして「Reset(リセット)」ボタン1646は、問合せセクション1630における全てのフィールドをクリアする。従って、コミュニティウェブをサーチするための問合せセクション1630は、パーソナルウェブ問合せインターフェイス(例えば、図11)と一般的に同様でもよい。
コミュニティウェブをサーチするのに使用されるプロセスは、パーソナルウェブをサーチするのに使用されるプロセス(例えば、図12)と一般的に同様でよい。しかしながら、ユーザから受け取った問合せは、コミュニティウェブがサーチされるべきである選択されたコミュニティ(又は多数のコミュニティ)を識別し、そしてステップ1208は、問合せユーザの信頼性ネットワークのメンバーではなく、指定されたコミュニティの全メンバーを識別することを含む。コミュニティメンバーの識別は、信頼関係に関わらず行うことができる。サーチは、選択されたコミュニティの少なくとも1人のメンバーにより注釈付けされたドキュメントに制限される。
好ましい実施形態において、コミュニティメンバーのプライバシー設定をコミュニティウェブサーチ中に適用することができ、コミュニティメンバーは、問合せユーザの信頼性ネットワークのメンバーであったかのように処理される。上述したプライバシー設定については、各コミュニティメンバーの「パブリック」注釈が全ての場合に使用され、「共有」注釈は、問合せユーザがコミュニティメンバーの信頼性ネットワーク内にいる場合に使用され、そして「プライベート」注釈は、問合せユーザがその注釈に対してアクセスリストにある場合しか使用されない。
更に、注釈メタデータを使用してヒットを識別しそしてレポートすることは、若干困難である。例えば、キーワードに対するサーチは、コミュニティメンバーにわたるキーワードの集計に基づいて行われてもよい。一実施形態では、キーワードの一致は、ページに注釈付けしたコミュニティメンバーのある最小部分がそのキーワードを使用した場合にのみ検出される。別の実施形態では、キーワードの一致は、少なくとも1人のコミュニティメンバーがそのキーワードを使用した場合に検出される。同様に、ページがレーティング要求を満足するかどうかは、ページに注釈付けしたコミュニティメンバーにわたる平均レーティングに基づいて決定されてもよいし、又はコミュニティメンバーの最小部分がページに指定のレーティングを与えたかどうかに基づいて決定されてもよいし、或いは少なくとも1人のコミュニティメンバーがページに指定のレーティングを与えたかどうかに基づいて決定されてもよい。
ある実施形態では、各コミュニティメンバーの注釈には、等しい重みが与えられてもよい。他の実施形態では、各レーティング決め者(rater)の注釈に与えられる重みは、グループの他のメンバーによりそのレーティング決め者に指定された合計信頼性重み、そのレーティング決め者が友人リストに含まれるところのグループメンバーの数、コミュニティにおけるレーティング決め者の評判スコア、又はグローバルな評判スコア(例えば、上述したような)、或いは他のスコアにより決定されてもよい。
サーチ結果がユーザにレポートされるときには、個々のコミュニティメンバーからメタデータへのユーザアクセスが制限されるのが好都合である。例えば、一実施形態では、サーチ結果は、各ヒットに対するキーワードの集計リスト及び/又は平均レーティングしか与えず、そしてそのヒットに注釈付けしたコミュニティメンバーの数又は一部分のような情報を指示してもよい。このような情報は、問合せユーザが、個々のコミュニティメンバーの認識又は注釈に関する情報を露呈せずに、自分が得た情報のクオリティを評価するのを許すことができる。
別の実施形態では、サーチ結果は、個々の注釈からの匿名の抜粋を与えることができる。例えば、記述フィールドからの抜粋を、特定の著者への属性をもたずに含ませることもできるし、又は全てのキーワードのリスト(アルファベット順又は頻度順)を、個人への属性キーワードをもたずにレポートすることもできるし、或いは非属性レーティングのリスト(例えば、時間順)を含ませることができる。
他の実施形態では、ユーザは、コミュニティウェブにおけるアクティビティに関する情報を見ることができてもよい。例えば、ページ1600(図16A)又は別のインターフェイスページは、ユーザが情報のリストを見ることを許す種々の制御(図示せず)を含んでもよい。一実施形態では、ユーザは、コミュニティウェブに最も最近追加されたページ又は注釈のリストを見ることができる。別の実施形態では、ユーザは、コミュニティメンバーの最大数により注釈付けされたページのリスト、又はコミュニティ内の最高の平均レーティングを有するページのリストを見ることができる。更に別の実施形態では、ユーザは、コミュニティのメンバーが最も頻繁に訪問したページのリストを見ることができる。上述したコミュニティウェブサーチ結果ページと同様に、これら又は他のリストは、いずれも、集計又は匿名注釈情報も含んでもよい。コミュニティメンバーにより確立されるプライバシー設定は、この状況においても尊重されるのが好都合である。
コミュニティウェブは、特に、ユーザのパーソナルウェブに対する信頼性ネットワークが個々の友人ではなくコミュニティへのリファレンスにより定義される場合には、多くの観点において、パーソナルウェブに類似していることが明らかである。従って、パーソナルウェブについて上述したサーチ及びブラウジングオペレーションは、どれも、コミュニティウェブへ拡張することができる。しかしながら、コミュニティウェブにアクセスするユーザがコミュニティのメンバーでない場合には、個々のコミュニティメンバーを識別する情報がアクセスユーザに入手できないようにするのが好都合である。
B.コミュニティの示唆
ある実施形態では、サーチプロバイダーは、ユーザAの注釈におけるパターンを分析し、そしてそれらパターンに基づいて、ユーザAが参加することに関心のある種々のコミュニティを識別することができる。例えば、サーチプロバイダーは、関心をベースとするコミュニティG(例えば、Yahoo!グループ)を選択し、そしてそのコミュニティに対するコミュニティウェブを含むページを識別してもよく、又、プロバイダーは、コミュニティGのメンバーがある数の注釈付きページに与えた平均レーティングを決定してもよい。
ユーザAが既にコミュニティGのメンバーでないと仮定すれば、ユーザAの注釈ライブラリーを、コミュニティGのコミュニティウェブと比較して、それらの間の親和性を検出することができる。ここで使用する「親和性」とは、一般に、共通の関心事及び/又は味覚のパターンを指すもので、種々の仕方で測定することができる。例えば、ユーザAも注釈付けしたコミュニティGのコミュニティウェブにおけるページの数を使用して、親和性を測定することができる。別の例として、ユーザA及びコミュニティGにより同じページに与えられたレーティング間の相関を測定することもできる。特定のページに対するユーザAのキーワードとコミュニティGの集計キーワードとの間の相関も使用することができる。別の実施形態において、ユーザ当たりの問合せのログが維持される場合には、ユーザAの問合せのパターンを、コミュニティGのメンバーにより入力された問合せのパターンと比較して、ユーザA及びコミュニティGのメンバーが同様の関心事及び味覚を有するかどうか決定してもよい。親和性が充分高いと思われる場合には、プロバイダーは、ユーザAがコミュニティGに加わることを考えるべきであるという示唆を与える(例えば、eメールにより)。或いは又、プロバイダーは、ユーザAの加入の招待を考えるべきであるという示唆をコミュニティGの代表者に与えてもよい。
一実施形態では、ユーザAは、このような示唆を受け容れるかどうかの選択肢を有する。例えば、ユーザAは、ユーザプロフィールページを経てコミュニティに加入するという示唆を受け入れることについて加わることもできるし又は身を引くこともできる。ユーザが身を引く場合には、そのユーザに対して示唆が発生されない。
システムは、ユーザAを、示唆されたコミュニティに自動的に加えることができるが、好ましい実施形態では、ユーザAは、示唆されたコミュニティに加わるべきかどうかの最終的な判断を制御する。例えば、示唆は、ユーザAがコミュニティに関するより多くの情報を得るか又はそれに加わるためにたどることのできるリンク、コミュニティの現在メンバーに対する連絡先情報(例えば、eメールアドレス又はIMスクリーンネーム)、等を含むことのできるeメールメッセージにおいて送信されてもよい。従って、ユーザAは、受け取った示唆に従うべきかどうか及びいかに従うかを判断することができる。
ある実施形態では、ユーザAは、自発的に加入できるコミュニティ(例えば、Yahoo!グループ)に加わる示唆を受け容れてもよい。他の実施形態では、コミュニティの既存のメンバーは、新たなメンバーを獲得するための親和性ベースの参照プログラムに参加すべきかどうか判断することができる。例えば、オンラインコミュニティは、通常、「オーナー」、即ちオンラインコミュニティサービスのプロバイダーに対する連絡先ポイントとして指定されたコミュニティのメンバーであって、コミュニティに対する種々の操作ルール又は好み(例えば、コミュニティに関連したeメールリストが適度なものであるかどうか、新たなメンバーを承認すべきかどうか、等々)を設定する権限を有するコミュニティのメンバーを有する。サービスプロバイダーが親和性ベースの参照プログラムをオファーする場合には、各コミュニティのオーナーは、そのコミュニティが参加を希望するかどうか指示することができ、そしてサービスプロバイダーは、表現された好みに従う。
C.メタレーティング
ある実施形態では、問合せユーザ又はブラウズユーザが注釈を見るときに、例えば、それが役に立つと分かるかどうかについて、注釈を評価することが促されてもよい。例えば、図8のオーバーレイ800は、1組のフィードバックボタンを有してもよく、これを経てユーザは、ここで「メタレーティング」と称される注釈のレーティングを提示することができる。ユーザにより提示されるメタレーティングは、レーティング決めされた注釈、注釈の著者、及び注釈をレーティング決めしたユーザに関連して、個人化データベース166(図2)に記憶されるのは好都合である。メタレーティングは、種々の仕方で使用することができる。
ある実施形態では、メタレーティングは、どの注釈を最初に表示すべきか決定するのに使用できる。例えば、ユーザAの信頼性ネットワークの非常に多数のメンバーがページに注釈付けする場合には、一度に全部の注釈を表示することは不可能なことがあり、たとえ全ての注釈が一緒に表示されても、それらを表示する順序を選択する必要も生じる。この順序は、目立つ位置が与えられる注釈が、それが表示されるところのユーザにとって有益である見込みを最大にするように決定されるのが好都合である。ユーザAがページに注釈付けする場合には、ユーザAが自分自身の注釈を有益であると分かり、そして自分の注釈を最初に表示できると仮定することができる。ユーザAがページに注釈付けしない場合、又はユーザA自身の注釈に加えて他のユーザの注釈を表示すべきである場合には、メタレーティングを使用して、他のユーザの注釈をいかに順序付けするか決定することができる。
従って、ある実施形態では、特定のページ又はサーチヒットの各注釈に対する集計メタレーティングを計算することができ、そして最も好意的な集計メタレーティングをもつ注釈を最初にユーザに示すことができる(場合によってはユーザA自身の注釈の後に)。集計メタレーティングは、例えば、ユーザAの信頼性ネットワークのメンバーにより与えられるメタレーティングの重み付けされた平均でよく、又、重みは、ユーザAに対する各メンバーの信用係数、ユーザAからの分離度、等から決定することができる。或いは又、集計メタレーティングは、例えば、ユーザAの信頼性ネットワークにいるかどうかに関わらず、注釈をレーティング決めした全てのユーザからのメタレーティングの平均でもよい。
他の実施形態では、ページに注釈付けした各ユーザXに対する集計メタレーティングを計算し、これを使用して、ユーザXに対する評判スコアを決定することができる。集計メタレーティングは、例えば、ユーザXの注釈に与えられたレーティングを平均化することで、計算することができる。ユーザXに対する評判スコアは、例えば、注釈システムの全ユーザによりユーザXの注釈に与えられた全メタレーティングを平均化することによりグローバルに決定することもできるし、或いは例えば、ユーザXが属する各コミュニティのメンバーによりユーザXの注釈に与えられたメタレーティングを個別に平均化することによりコミュニティごとに決定することもできる。従って、各ユーザは、1つ以上の評判スコアを有してもよい。
評判スコアは、上述した信用係数又は信頼性重みと一般に同様に使用できる。例えば、ページ又はサイトの注釈を表示する順序は、それらの著者の適用可能な評判スコアに基づいて決定することができる。又、評判スコアは、集計レーティングに関心がある状況においてページ又はサイトの集計レーティングを決定するための重みとして使用することもできる。又、評判スコアは、例えば、問合せユーザが、注釈付きコンテンツがサーチされているコミュニティのメンバーではないときを含むコミュニティウェブサーチの間に信頼性重み又は信用係数に代わって使用することもできる。コミュニティウェブサーチの間にコミュニティ特有の評判スコアを使用すると、コミュニティ全体がどんなコンテンツの関心又は価値を見出すかの信頼性ある指示子を与えることができる。
V.更に別の実施形態
特定の実施形態について本発明を説明したが、当業者であれば、多数の変更が考えられることが明らかであろう。例えば、種々のサーチレポート及びユーザインターフェイスの見掛けは、ここに示した例とは異なってもよい。インターフェイスエレメントは、ここに述べたボタン、ページのクリック可能な領域、テキストボックス、又は他の特有のエレメントに制限されず、いかなるインターフェイス実施を使用してもよい。
又、レーティング関係において、本発明は、特定のレーティング機構に限定されるものではなく、ある実施形態は、別々のレーティング機構(例えば、賛成/反対(thumbs up/thumbs down)又はスケール上のレーティング)の中で選択するオプションをユーザに与える。ある実施形態では、好意的又は中立レーティングだけがサポートされてもよい。他の実施形態では、レーティングが全く収集されなくてもよい。レーティングが収集されない場合にも、ユーザ注釈を依然として収集して、逆サーチレポートで報告できる他の形式のメタデータを与えることができ、これは、上述した種々の形式のメタデータを含むが、それに限定されない。
更に、ある実施形態では、単一の全体的レーティングではなく、ユーザは、技術的性能、コンテンツ及び審美性に関連した次元を含むページ又はサイトの特有次元をレーティング決めすることができる。例えば、技術的性能のレーティングは、ページにアクセスする速度、サーバーの信頼性、ページから出て行くリンクが機能するかどうか、等々を反映するレーティングを含んでもよい。コンテンツのレーティングは、コンテンツが現在であるか、正確であるか、包含的であるか、充分に編成されているか、等々を反映するレーティングを含んでもよい。審美性の定格は、レイアウトについてのユーザの見解、グラフィックエレメントの信頼性、使用、等々を繁栄するレーティングを含む。ユーザは、多数のこれら又は他の次元においてサイトをレーティング決めすることが求められる。又、ある実施形態では、ユーザは、全体的レーティングを与えることもできるし、或いは各観点に与えられたレーティングから全体的レーティングを計算することもできる。
注釈は、いかなる数のフィールドをいかなる組合せで含むこともでき、そしてここに述べたものより多数のフィールド、少数のフィールド、又は異なるフィールドを含んでもよい。例えば、ユーザは、注釈付けされているページ又はサイトが、ある一般的カテゴリーのコンテンツ、例えば、「大人」、又は「外国」、又は「スパム」に属するかどうかを指示することもできる。次いで、ユーザは、(ユーザ及び/又は自分の信頼性ネットワークメンバーにより)識別されたコンテンツを、サーチ中にそのカテゴリーに属するものとして含むか又は除外するように選択することができる。更に、異なるユーザがどのページ又はサイトをこれらカテゴリーの1つ又は別のものに分類したかの情報を使用して、当該ページ又はサイトをグローバルなベースで処理しなければならないことを推論することができる。従って、例えば、非常に多数のユーザが特定のページをスパムとして識別する場合には、そのページが、将来の全サーチ結果から除外されてもよいし又はそれらに低いランクを与えてもよい。
又、ある実施形態における注釈は、ユーザ特有でないメタデータを含んでもよい。例えば、メタデータは、実世界の位置(例えば、緯度及び経度座標、ストリードアドレス、等)、又は対象ページ又はサイトに関係した電話番号、対象ページ又はサイトに関係したUPC(ユニバーサルプロダクトコード)又はISBN(国際標準ブックナンバー)又はISSN(国際標準シリアルナンバー)、ページ又はサイトがポップアップウインドウを起動するかどうかの指示子、等を含んでもよい。更に、対象ページ又はサイトの種々の属性に関連したメタデータ、例えば、それが大人のコンテンツを含むかどうか、又は外国語であるかどうか、等を、ユーザ入力とは独立して、注釈に合体させることもできる。
又、注釈を見てそれと相互作用するための他のインターフェイスが設けられてもよい。例えば、一実施形態では、注釈付きページがユーザのブラウザコンテンツに表示されるたびに、注釈データが自動的に表示される(例えば、ページコンテンツとインラインで、又はオーバーレイにおいて)。注釈データの自動的表示は、ブラウジングユーザ自身の注釈に制限されてもよいし、或いはユーザの信頼性ネットワークの他のメンバーの何人か又は全部からの注釈データの自動表示を含むように拡張されてもよい。ある実施形態では、各ユーザは、他のユーザの注釈を自動的に表示すべきであるところの好みを指示することができる。
上述したように、ある実施形態では、ユーザは、注釈を単一ページに適用すべきか又はページのグループ(サイト)に適用すべきか制御することが許される。加えて、ある実施形態では、ユーザは、注釈付きページと同じドメインネームの登録者に対して登録された全てのページに注釈を適用することもできる。共通のドメインネームの登録者の存在は、WHOIS又は別の同様のサービスを使用して決定されてもよい。
他の実施形態では、サーチサーバー160のプロバイダーは、スポンサー付きリンクもオファーすることができ、ここでは、コンテンツプロバイダーが、サーチ結果に設けられたそれらのサイトへのリンクを得るために支払をする。スポンサー付きリンクは、通常、普通のサーチ結果から分離された結果ページの指定セクションに表示される。本発明の一実施形態では、ユーザ、信頼性ネットワーク、又はコミュニティ(適用できれば)が注釈付けしたスポンサー付きリンクをマークすることもできる。例えば、スポンサー付きリンクは、ユーザ信頼性ネットワークの少なくとも1人のメンバーがそのページに対する注釈を有することを指示するためにハイライト処理を受けてもよく、そしてスポンサー付きリンクに対する信頼性ネットワークの平均又は集計レーティング(もしあれば)を使用して、上述した普通のサーチ結果のようにハイライト処理を決定してもよい。又、スポンサー付きリンクは、「Save This」ボタン、「Show My Web」ボタン、或いは同様のボタン又はインターフェイス制御器を付随してもよい。
ある実施形態では、ユーザは、例えば、異なる(しかし、おそらくオーバーラップする)コーピ(corpi)にわたってサーチするために、友人の多数のリストを定義することができてもよい。例えば、ウェブサーチプロバイダーは、ユーザが、異なる「プロパティ」、例えば、ショッピングプロパティ(商品及びサービスが販売のためにオファーされる主たるサイトを含む)、ニュースプロパティ(現在事象についてレポートしそしてコメントする主たるサイトを含む)、等々の中でサーチするのを許してもよい。このような1つの実施形態では、ユーザは、一般的なウェブサーチに対して友人の1つのリストを、ショッピングプロパティ内のサーチに対して別のリストを、ニュースプロパティ内のサーチに対して更に別のリスト、等々を定義してもよい。リストが異なる程度まで、ユーザは、各サーチカテゴリーに対して異なる信頼性ネットワークを有することになる。ユーザが、友人のプロパティ特有リストを定義していないプロパティにおいてサーチを行う場合には、ユーザの一般的リストが使用されてもよい。
他の実施形態では、ユーザは、異なる友人を、特定のキーワードに関連付けることができてもよく、ユーザの質問がそのキーワードをサーチ用語として含むときだけ信頼性ネットワークに特定の友人が含まれる。
又、ある実施形態では、ユーザは、サーチ以外のアプリケーションに対して友人のリストを定義することができてもよい。例えば、多くのeメールアカウントプロバイダーは、種々のスパムフィルタを含むと共に、到来するメッセージをスパム又は非スパムとして報告するオプションをユーザに与える(例えば、スパムフィルタの動作を見て改善できるように)。ユーザAがeメールのための友人リストを定義し、そしてAの友人リストを使用して定義された信頼性ネットワークがユーザBを含むと仮定する。更に、ユーザBが特定のメッセージをスパムとして報告し、且つユーザAがその後に同じ(又は非常に良く似た)メッセージを受信すると仮定する。ユーザAは、ユーザAのeメール信頼性ネットワーク内の誰か(ユーザBと識別されてもよいしされなくてもよい)がこのメッセージをスパムと考えるというある指示を受け取ってもよいし、或いはメッセージがユーザAの「ジャンク」eメールフォルダに向け直されるか、又はメッセージがスパムである可能性が高いことをユーザAに警告するために他の何らかのアクションがとられてもよい。
ここに述べた実施形態は、ウェブサイト、URL、リンク、及び他の用語であって、ワールドワイドウェブ(又はそのサブセット)がサーチコーパスとして働くインスタンスに特有の他の用語を参照してもよい。しかしながら、ここに述べたシステム及び方法は、異なるサーチコーパス(電子的データベース又はドキュメントレポジトリーのような)に使用するように適応でき、そしてサーチレポート又は注釈は、コンテンツ、及びコンテンツを見つけることのできる位置へのリンク又はリファレンスを含んでもよいことを理解されたい。
本発明の種々の特徴を組み込んだコンピュータプログラムは、記憶及び/又は送信のために種々のコンピュータ読み取り可能な媒体上にエンコードすることができ、適当な媒体は、磁気ディスク又はテープ、光学記憶媒体、例えば、CD又はDVD、フラッシュメモリ、及びインターネットを含む種々のプロトコルに適合するワイヤード、光学、及び/又はワイヤレスネットワークを経て送信するように適応されたキャリア信号を包含する。プログラムコードがエンコードされたコンピュータ読み取り可能な媒体は、互換性のある装置と共にパッケージされてもよいし、他の装置とは個別に設けられてもよい(例えば、インターネットダウンロードにより)。
特定のハードウェア及びソフトウェアコンポーネントを参照して本発明を説明したが、当業者であれば、ハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネントの異なる組合せを使用してもよく、且つハードウェアで実施されるとして説明された特定の動作をソフトウェアで実施し、又はそれとは逆にも行えることが明らかであろう。
従って、本発明は、特定の実施形態について説明したが、特許請求の範囲内でなされるあらゆる変更や等効物も包含することが明らかであろう。