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JP5404018B2 - 自動改札装置 - Google Patents
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Description

本発明は、自動改札装置に関し、特に自動改札装置を利用する利用客ごとに異なる案内表示を行う自動改札装置に関する。
駅改札口や遊園地などでは、利用客が携帯する利用券を自動改札装置によって判別し、その判別結果に基づいて通路に設置された自動ドアの開閉を行うことにより省力化を図っている。
例えば、駅務機器における自動改札装置では、自動改札装置を利用する利用客に、利用券である乗車券の判定結果やSF(Stored Fare)カードの場合にはその残額を、自動改札装置の進行方向前方に配置されている表示装置に表示して通知するのが一般的である。
しかしながら、自動改札装置を複数の利用客が連続して通過する場合、上記表示装置には最初の利用客が通過するまで、その判定結果情報が表示されており、次の利用客の判定結果表示が遅くなるという課題がある。そのため、次利用客の判定結果が通過不可であった場合であっても、その内容を通知するタイミングが遅くなり、結果的に利用客がその判定結果を知るタイミングが遅くなり、流通障害が発生する場合があった。
この課題に対しては、複数の表示装置を使用して自動改札機通路を移動する旅客(利用客)に対して案内を行う方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−202342号公報(第9頁、図8)
しかしながら、上述した複数の案内表示は、複数の利用客が複数の案内表示を視認できるため、利用客が混乱するという課題がある。また、複数の利用客が他人の乗車券情報を見ることになるためセキュリティ性の課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、自動改札装置を利用する利用客に対する案内表示を1個の表示装置で行い、当該表示装置を使用し、自動改札装置を利用する複数の利用客に対してその位置により利用客ごとに表示内容を変えることが可能な表示装置を備えた自動改札装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の自動改札装置は、 利用客を通行する通路を形成し、利用客が携帯する利用券に基づいて前記通路の通行の可否を判別する自動改札装置であって、前記通路の入口において人物を検知する入口センサと、前記通路の出口において人物を検知する出口センサと、前記通路内において前記入口センサの検知位置と前記出口センサの検知位置との間を人物の検知範囲とする中央センサと、当該自動改札装置の進行方向前方に配置され、前記入口センサが検知する人物が視認可能な第1の案内と、前記中央センサが検知する人物が視認可能な第2の案内と、前記出口センサが検知する人物が視認可能な第3の案内と、をそれぞれ表示する表示装置と、前記各センサの検知結果に応じて前記第1の案内と前記第2の案内と前記第3の案内とをそれぞれ表示制御する表示制御手段とを有する
本発明によれば、自動改札装置を通過する利用客ごとに同時に異なる案内表示を行うことができる。必要な人に必要な情報を表示することにより通行時の混乱を防止し、またセキュリティ性が向上する。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、例えば駅改札口などに設置される本実施例の表示装置10を備えた自動改札装置1を示す。自動改札装置1は、通路を挟んで両側に配置されて用いられるが、ここでは図示矢印Dで示す進行方向右側に配置された自動改札装置のみを示す。
自動改札装置1は、進行方向入口に磁気券を投入する磁気券投入口3及び磁気券取出口4が配置され、磁気券投入口3の近傍には非接触ICカード(以下、ICカードと称する。)Tを読取るICカード読取部2が配置され、磁気券取出口4の近傍には表示装置10が配置されている。また、自動改札装置1の入口部分及び出口部分には自動ドア20、21が配置されている。
また、自動改札装置1には、少なくとも、進入側の光学センサ(入口センサ)30、中央部の光学センサ(中央センサ)31及び出口側の光学センサ(出口センサ)32が配置され、自動改札装置1を利用する利用客を検知する(人間検知と称される)。なお、自動改札装置によってはさらに多くの光学センサを配置して人間検知を行う場合もあるが、この人間検知が本発明の趣旨ではないため、詳細の説明を省略する。勿論、さらに多くのセンサを配置して通過する利用客の移動を詳細に検知してもよいことは言うに及ばない。
さらに、本実施例の表示装置10は、表示装置上面の空間領域A(第1の空間領域)、B(第2の空間領域)及びC(第3の空間領域)によって3種類の表示を同時に行うが可能である。
図は、このように構成された自動改札装置1を利用客PがICカードTをICカード読取部2にかざして図示矢印D方向に前進する様子を示している。
図2は、図1に示す利用客がチャージ機能を有する適式(通行可能)なICカードTを携帯して自動改札装置1の通路を通過する場合の表示装置10に表示される案内表示を示す。この表示装置10は、3種類の表示を3種類の方向に放射することが可能に構成されている。従って、利用客は、表示装置10を見る方向(角度)によって3種類の表示内容を視認することができる。
図1に示す一例では、利用客Pが一人であり、利用客Pが携帯するICカードTの乗車券情報(利用券情報)をICカード読取装置2にかざして通過する場合を示す。なお、当該ICカードの乗車券情報は通過可であるとする。
表示装置10は、自動改札装置1の進行方向前方に配置されており、利用客Pが自動改札装置1の通路を、表示装置10を見ながら前進する場合、利用客Pが表示装置10を見る視線の位置が変化する。この利用客Pが表示装置10を見る視線の空間領域がどこに含まれるかにより、本実施例では3種類の表示を視認できるように構成されている。例えば下記の通りである。
図示した空間領域Aの範囲では「引去額 130円 ご利用ありがとうございます。」の表示画面が視認できる(Aで見える画面)。
さらに前進し空間領域Bの範囲では、「残額 1000円 引去額 130円 ご利用ありがとうございます。」の表示画面が確認できる(Bで見える画面)。
さらに前進し空間領域Cの範囲では「引去額 130円 ご利用ありがとうございます。」の表示画面が視認できる(Cで見える画面)。
図3は、利用客P1、P2が連続して自動改札装置1を利用する場合の表示装置10の案内表示を示す。図示した例は、チャージ機能を有するICカードを携帯する利用客が自動改札装置1を利用する場合について下記条件で利用する場合の一例である。
1人目の利用客P1は、通行可の乗車券であるICカードT1を携帯して進入する。
2人目の利用客P2は、通行不可の乗車券であるICカードT2を携帯して進入する。
図示した表示例は、1人目の利用客P1がICカードT1をICカード読取部2にかざした状態を示す。この状態では2人目の利用客P2の携帯するICカードT2は読込まれていないため、自動改札装置1によって認識されておらず、従って、利用客P1のICカードT1に関する乗車券情報に基づいて各空間領域において下記表示が視認されることになる。
空間領域Aでは、利用客P1は表示10A(「引去額130円 ご利用ありがとうございます。」)が視認できる。このとき、空間領域Bでは、表示10B(「引去額130円 ご利用ありがとうございます。」)が視認でき、空間領域Cでは、表示10C(「引去額130円 ご利用ありがとうございます。」)が視認できることになるが、利用客P1は空間領域B及びCに到達していないため空間領域Aでは上記表示10Aのみ視認できることになる。
図4は、図3の状態から1人目の利用客P1及び2人目の利用客P2がそれぞれ自動改札装置1に進入し、1人目の利用客P1が入口センサ30によって検知された状態を示す。
この場合の表示装置10は、上記図3と同様の表示を行う。自動改札装置1では1人目の利用客P1しか認識しておらず、当該1人目の利用客P1に対する判定結果に基づいて表示されるからである。
図5は、図4の状態から1人目の利用客P1及び2人目の利用客P2がそれぞれ前進し、利用客P1が中央センサ31によって検知され、利用客P2が携帯するICカードT2がICカード読取装置2によって読取られた状態を示す。この場合には、利用客P1は、中央センサ31によって検知されているが、利用客P2は入口センサ30よって検知されていないため、利用客P1に対する乗車券情報に基づいて図4同様の表示が視認される。
図6は、図5の状態から1人目の利用客P1及び2人目の利用客P2がそれぞれ前進し、利用客P2が入口センサ30に検知された状態を示す。この場合、利用客P1が携帯するICカードT1は通行可能であり、利用客P2が携帯するICカードT2は通行不可(乗り越し精算を必要とする場合)であるため、空間領域Aにいる利用客P2には、(「乗り越し 精算機へお回りください。」)が視認され、空間領域Bにいる利用客P1には(「残額 1000円 引去額130円 ご利用ありがとうございます。」)が視認できる。また、利用客P1がさらに前進し、空間領域Cに達した場合は、(「引去額130円 ご利用ありがとうございます。」)が視認される。このように利用客ごとに必要な情報を表示し、また、他の利用客には視認できないような表示をすることにより通行時の混乱とセキュリティ性の向上が可能になる。
図7は、図6までの表示装置10による各利用客に対する案内表示により、1人目の利用客P1は前進し、2人目の利用各P2は図示矢印E方向に後進することになる。このときの表示装置10に対する案内表示は以下のように表示される。
空間領域Aでは、利用客P2に対する表示10C(「乗り越し 精算機へお回りください。」)が視認される。利用客P2に対しては携帯するICカードT2の乗車券情報が通行不可であるため、自動改札装置10に進入した早い段階で利用客に通知した方がよいことによる。
空間領域Bでは、1人目の利用客P1に対する表示10B(「引去額130円 ご利用ありがとうございます。」)が視認される。ここでは、利用客P1が携帯するICカードT1は通行可能であるため、このICカードT1の乗車券情報に基づいて表示装置10に表示される。従って、この領域では、通行不可である2人目の利用客P2に対する表示は行われない。
利用客P1がさらに前進し、空間領域Cに達すると、利用客P1に対する表示10C(「引去額130円 ご利用ありがとうございます。」)が表示される。この領域では、空間領域B同様、通行不可である2人目の利用客P2に対する表示は行われない。
なお、本実施例では、一例を示したが、利用者ごと、空間領域A、B、Cごとに異なる案内表示になる場合もある。例えば、通行可の1人目の利用客が空間領域Cにいる場合は、基本的に当該利用者は前進することになるため、空間領域Bでは、2人目の利用客に対する案内表示をすることになる。一方、空間領域Aでは、3人目の利用客に対する案内表示を行うことも可能になる。こ場合には3人の利用客に対して3種類の案内表示をすることも可能になる。
また、自動改札装置1を利用する利用客の自動改札装置通路の上流側に後続の利用者がない場合、当該上流側の空間領域に対する表示を行わないことも可能である。例えば利用客の視線が空間領域Bにあり、前進している場合には、利用客の後ろ側に対する案内表示である空間領域Aに対する表示は不要であり、セキュリティに対する安全性からも好ましい。
また、本実施例ではICカードを携帯する利用者にたいする表示装置による案内表示の一例をしめしたが、これに限らず、上述した磁気券を利用する利用者に対しても同様の表示を行うことができるのは言うに及ばない。
以上説明したように本発明によれば、自動改札装置1を利用する1人目の利用客と続いて利用する2人目の利用客、又は3人目の利用客に対し、利用客が携帯するICカードの乗車券情報により、当該自動改札装置1に対する進入位置によって異なった案内表示を同一表示装置で行うことができる自動改札装置を提供できる。
[1]
利用客が携帯する利用券を判別し、その判別結果に基づいて通行の可否を判別する自動改札装置であって、
利用客の通行を検知するために前記自動改札装置の通行方向上流から下流に向かって配置された少なくとも入口センサ、中央センサ及び出口センサからなる複数のセンサと、
見る位置によって異なる複数の表示を同時に行うことが可能な表示装置と、
を備え、
前記表示装置は、
前記入口センサが利用客を検知したときにこの利用客が当該表示装置を見る視線の近傍を表示視野範囲とする第1の空間領域に表示する機能と、
前記中央センサが利用客を検知したときにこの利用客が当該表示装置を見る視線の近傍を表示視野範囲とする第2の空間領域に表示する機能と、
前記出口センサが利用客を検知したときにこの利用客が当該表示装置を見る視線の近傍を表示視野範囲とする第3の空間領域に表示する機能と、
前記空間領域ごとに異なる案内表示を行う表示制御手段と、
を、備えたことを特徴とする自動改札装置。
[2]
前記表示制御手段は、
1人目の利用客が前記中央センサによって検知され、続けて当該自動改札装置に進入する2人目の利用客が入口センサによって検知されたとき、第2の空間領域に視線がある1人目の利用客に対しては1人目の利用券情報に基づく第2の案内表示を行い、第1の空間領域に視線がある2人目の利用客に対しては2人目の利用券情報に基づく第1の案内表示を行うことを特徴とする[1]に記載の自動改札装置。
[3]
前記表示制御手段はまた、
当該自動改札装置を利用して通行する利用客の通行方向上流側に後続の利用者がいない場合、当該上流側の空間領域に対する表示を行わないことを特徴とする[1]又は[2]に記載の自動改札装置。
本発明の表示装置10を備えた自動改札装置1。 図1に示す利用客Pがチャージ機能を有する適式なICカードTを携帯して自動改札装置1を通過する場合の表示装置10に表示される案内表示。 利用客P1、P2が連続して自動改札装置を利用する際、利用客P1のICカードT1をICカード読取装置にかざしたときの表示装置10の案内表示。 図3の状態から利用客P1、P2がそれぞれ前進し、利用客P1が入口センサ30によって検知されたときの表示装置10に表示される案内表示。 図4の状態から利用客P1、P2がそれぞれさらに前進し、利用客P1が中央センサによって検知され、利用客P2のICカードがICカード読取装置によって読取られたときの表示装置10に表示される案内表示。 図5の状態から利用客P1、P2がそれぞれさらに前進し、利用客P2が進入センサによって検知されたときの表示装置10に表示される案内表示。 表示装置10の案内表示によって利用客P1はさらに前進し、利用客P2は後進するときの表示装置10に表示される案内表示。
符号の説明
T、T1、T2 ICカード
P1、P2 利用客
1 自動改札装置
2 ICカード読取部
3 磁気券投入口
4 磁気券取出口
10 表示装置
20、21 自動ドア
30 入口センサ
31 中央センサ
32 出口センサ

Claims (4)

  1. 利用客を通行する通路を形成し、利用客が携帯する利用券に基づいて前記通路の通行の可否を判別する自動改札装置であって、
    前記通路の入口において人物を検知する入口センサと、
    前記通路の出口において人物を検知する出口センサと、
    前記通路内において前記入口センサの検知位置と前記出口センサの検知位置との間を人物の検知範囲とする中央センサと、
    当該自動改札装置の進行方向前方に配置され、前記入口センサが検知する人物が視認可能な第1の案内と、前記中央センサが検知する人物が視認可能な第2の案内と、前記出口センサが検知する人物が視認可能な第3の案内と、をそれぞれ表示する表示装置と、
    前記各センサの検知結果に応じて前記第1の案内と前記第2の案内と前記第3の案内とをそれぞれ表示制御する表示制御手段と、
    を有する自動改札装置。
  2. 前記表示制御手段は、
    1人目の利用客が前記中央センサによって検知され、続けて当該自動改札装置に進入する2人目の利用客が前記入口センサによって検知されたとき、前記第2の案内として前記1人目の利用客が携帯する利用券情報に基づく案内を前記表示装置に表示させ、前記第1の案内として前記2人目の利用客が携帯する利用券情報に基づく案内を前記表示装置に表示させる、
    前記請求項1記載の自動改札装置。
  3. 前記表示制御手段は
    前記中央センサに検知された1人目の利用客が通行可能であり、かつ、前記入口センサによって検知された2人目の利用客が通行不可である場合、前記第1の案内として通行不可を示す案内を前記表示装置に表示させ、前記第2の案内として通行許可を示す案内を前記表示装置に表示させる、
    請求項1又は請求項2記載の自動改札装置。
  4. 前記表示装置は、
    当該表示装置の表示画面をみる角度によって異なる3種類の表示内容が視認可能となる平面表示装置であり、前記入口センサが検知する人物が前記表示装置の表示画面を見る角度で視認可能な第1の表示内容として前記第1の案内を表示し、前記中央センサが検知する人物が前記表示装置の表示画面を見る角度で視認可能な第2の表示内容として前記第2の案内を表示し、前記出口センサが検知する人物が前記表示装置の表示画面を見る角度で視認可能な第3の表示内容として前記第3の案内を表示する、
    前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の自動改札装置。
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