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JP5412376B2 - 太陽電池 - Google Patents
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Description

本発明は、基材表面において反射を防止するための反射防止膜が設けられた太陽電池に関する。
太陽電池では、受光面における反射ロスを抑制して変換効率を上げるために受光面での反射を防止する技術が不可欠である。従来の反射防止技術として、太陽電池を構成する基材表面より屈折率が低い透明薄膜を反射防止膜として用いる構成が知られている。また、太陽電池を構成する半導体基板の表面にテクスチャ構造を形成することで、入射の際に表面反射した光を基材中に再入射させることで反射率を低減する技術が知られている。
Zhao et al.,IEEE Transactions on Electron Devices 1991,38,1925−1934
従来の反射防止膜は、特定の波長において反射防止性能を発揮するものの、特定の波長以外の領域では、反射防止性能が激減するという課題がある。このため、幅広い波長範囲における反射防止効果を得るためには、屈折率の異なる反射防止膜を多層化して多層反射防止膜を形成する必要が生じ、コストの増加が避けられなかった。
また、半導体基板の表面にテクスチャ構造を形成すると、半導体基板の表面の構造に乱れが生じたり、半導体基板の表面積の増大を招き、太陽電池の光電変換性能の低下を招く。たとえば、半導体基板の表面にテクスチャ構造を設けると、半導体基板の表層においてキャリアの再結合速度が増大するため、半導体基板の導電性が低下し、ひいては太陽電池の光電変換性能が低下する。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、より幅広い波長領域において優れた反射防止性能を発揮する反射防止膜が設けられた太陽電池の提供にある。
本発明のある態様は、太陽電池である。当該太陽電池は、半導体基板と、半導体基板の受光面に設けられている、半導体基板より平均屈折率が低い透明膜と、透明膜の上に2次元配列して設けられている複数の金属ナノ粒子と、を備え、金属ナノ粒子の平均粒子径が、100nm以上、200nm未満の範囲であることを特徴とする。
上記態様の太陽電池によれば、幅広い波長範囲において反射防止効果を得ることができ、ひいては、太陽電池特性の向上を図ることができる。
上記態様の太陽電池において、金属ナノ粒子の粒子径の上限が200nmであってもよい。また、金属ナノ粒子が、Au、Ag、Al、Cu、Li、Na、Kまたはこれらの金属の合金からなっていてもよい。また、金属ナノ粒子が、AgないしはAgを主体とする合金からなっていてもよい。また、金属ナノ粒子の平均粒子径をDとしたとき、透明膜の膜厚dが下記式で表される範囲であってもよい。
Figure 0005412376
また、透明膜の平均屈折率が1.2以上1.8以下であってもよい。
なお、上述した各要素を適宜組み合わせたものも、本件特許出願によって特許による保護を求める発明の範囲に含まれうる。
本発明によれば、より幅広い波長領域において優れた反射防止性能を発揮する反射防止膜が設けられた太陽電池が提供される。
図1(A)は、実施の形態に係る反射防止膜を有する太陽電池の構成を示す概略断面図である。図1(B)は、半導体基板を平面視したときの、金属ナノ粒子の配列の様子を示す平面図である。 実施の形態に係る反射防止膜の作製方法を示す工程断面図である。 金属ナノ粒子の粒子径と各粒子径における最適な透明膜厚さのときの最大短絡電流値との関係を示すグラフである。 透明膜の屈折率と各透明膜屈折率における最適な透明膜厚さにおける最大短絡電流値との関係を示すグラフである。 短絡電流と透明膜の膜厚との関係を示すグラフである。 短絡電流の向上を図ることができる、透明膜の厚さと金属ナノ粒子の平均粒子径との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1(A)は、実施の形態に係る反射防止膜30を有する太陽電池10の構成を示す概略断面図である。図1(B)は、半導体基板を平面視したときの、金属ナノ粒子34の配列の様子を示す平面図である。図1(A)は、図1(B)のA−A線上の断面図に相当する。図1(A)に示すように、太陽電池10は、半導体基板20および反射防止膜30を備える。
半導体基板20は、p型半導体とn型半導体とが接合したpn接合を有し、pn接合の光起電力効果により太陽からの光エネルギーが電気エネルギーに変換される。n型半導体、p型半導体にそれぞれ電極(図示せず)を取り付けることにより、直流電流を太陽電池10の外部に取り出すことができる。本実施の形態では、半導体基板20は単結晶Si基板(屈折率3.67(波長1000nm))であり、IV族半導体基板で構成された太陽電池として周知のpn接合を有する。
反射防止膜30は、太陽電池10の受光面側において、半導体基板20の主表面に設けられている。言い換えると、反射防止膜30の一方の主表面が半導体基板20の主表面との接触面となっている。本実施の形態では、反射防止膜30は、透明膜32および金属ナノ粒子34を含み、透明膜32の一方の主表面が上述した接触面として使用される。
透明膜32は、太陽電池10が受光する光の波長領域、言い換えると反射を防止する光の波長領域において透明性を有する。また、透明膜32は半導体基板20に比べて平均屈折率が低く、1.2以上1.8以下が好ましい。透明膜32を形成する透明材料としては、たとえば、SiO、TiOが挙げられる。
複数の金属ナノ粒子34は、透明膜32の上に、2次元配列して設けられている。言い換えると、複数の金属ナノ粒子34は、透明膜32の上に2次元アレイ状に点在している。複数の金属ナノ粒子34は、透明膜32により半導体基板20の受光面側の主表面から一定の距離で隔てられている。このため、金属ナノ粒子34の底部と半導体基板20の受光面側の主表面との距離は、透明膜32の膜厚dと同等である。
透明膜32の膜厚dは、金属ナノ粒子34の平均粒子径をDとしたとき、下記式で表される範囲であることが好ましい。
Figure 0005412376
金属ナノ粒子34の材料は、金属材料であればよく特に限定されないが、Froehlich(アルファベット表記の「oe」は、ドイツ語のオー・ウムラウト)モード(Bohren and Huffman, Absorption and Scattering of Light by Small Particles, Wiley, 1983 を参照)の共鳴波長が反射を防止する光の波長と近い物が望ましく、たとえば、Au、Ag、Al、Cu、Li、Na、Kまたはこれらの金属の合金が挙げられるが、Agが特に好ましい。
金属ナノ粒子34の形状は特に限定されないが、たとえば、半球状、円柱状、角柱状などの形状が挙げられる。半導体基板20を平面視した場合の金属ナノ粒子34の粒子径Mの平均Dは、100nm以上200nm以下が好ましい。また、半導体基板20を平面視した場合の金属ナノ粒子34の粒子径Mの上限は200nmであり、粒子径が200nmを超える金属ナノ粒子が実質的に存在していないことが好ましい。透明膜32の半導体基板20とは反対側の主表面(透明膜32の露出面)を基準面としたときの金属ナノ粒子34の高さHは、たとえば、100nmである。
以上説明した実施の形態に係る太陽電池10を概説すると、太陽電池10の受光面に設けられた透明膜32の上に平均粒子径が100nm以上200nm以下および/または粒子径の上限が200nmの複数の金属ナノ粒子34が2次元配列して設けられ、複数の金属ナノ粒子34が半導体基板20の表面から透明膜32の所定の厚さの分だけ離れている。この構成により、400〜1000nmの幅広い波長範囲において反射防止効果を得ることができ、ひいては、太陽電池の特性の向上を図ることができる。
また、透明膜32の接触面は平滑であり、この接触面と接触する半導体基板20の主表面も平滑であるため、半導体基板20の受光面の表面積を必要以上に大きくする必要がない。このため、半導体基板20の表層においてキャリアが再結合することが抑制され、ひいては、太陽電池の光電変換性能の向上を図ることができる。
また、複数の金属ナノ粒子34を透明膜32の上に2次元配列することにより、透明膜32の接触面と金属ナノ粒子34との距離を反射防止膜30全体で一定に保つことができ、反射防止膜30における反射性能の面内ばらつきを抑制することができる。
(反射防止膜の作製方法)
図2は、実施の形態に係る太陽電池に設けられた反射防止膜の作製方法を示す工程断面図である。実施の形態に係る反射防止膜の作製方法を図2を参照して説明する。
まず、図2(A)に示すように、単結晶Si基板からなる半導体基板20の入射面に所定の膜厚の透明膜32を形成する。本実施の形態では、半導体基板20として単結晶Si基板を使用しているが、これに限定されず平坦であればいかなる基板の上にも作成可能である。たとえば、多結晶Si基板、何らかの薄膜が形成されたガラスないしは石英ないしはサファイア基板などがあげられる。
また、透明膜32の形成方法は特に限定されないが、たとえば、半導体基板20が単結晶Si基板の場合には、半導体基板20の表面を熱酸化する方法が挙げられる。この他、スピンコート法によりSiO、TiOなどの透明材料を半導体基板20に塗布する方法が挙げられる。この場合、透明膜32の膜厚は、スピンコート時の回転数と塗布液の溶液濃度により調節可能である。
次に、図2(B)に示すように、透明膜32の上にマスク40を形成する。マスク40には、透明膜32上の金属ナノ粒子形成領域が露出するような複数の開口部42が形成されている。マスク40は、たとえば、アルミニウム基板の表面を陽極酸化した後に、陽極酸化された表面(アルミナバリア層)以外のアルミニウム基板を除去し、リン酸溶液を用いてアルミナバリア層に貫通孔を形成することにより作製することができる。この他、マスク40は、所定の開口部をパターニングしたレジストにより作製することも可能である。マスク40としてレジストを用いることにより、金属ナノ粒子を規則的に2次元配列することができる。
次に、図2(C)に示すように、マスク40を介して透明膜32に向けて、Au、Ag、Al、Cuまたはこれらの金属の合金を真空蒸着法により堆積させる。金属粒子は、マスク40に設けられた開口部42を通過し、開口部42内で透明膜32の上に選択的に堆積する。これにより、開口部42内に金属ナノ粒子34が形成され、透明膜32の上に、複数の金属ナノ粒子34が2次元配列される。半導体基板20を平面視したときの、金属ナノ粒子34の粒子径Mは、マスク40に設けられた開口部42の径で規定される。言い換えると、金属ナノ粒子34の粒子径Mは、マスク40に設けられた開口部42の径を超えることがなく、マスク40に設けられた開口部42の径が金属ナノ粒子34の粒子径Mの上限となる。
マスク40をアルミナバリア層を用いて形成する場合には、開口部42のサイズは、アルミニウムの陽極酸化時の印加電圧に比例する。たとえば、0.3mol/lシュウ酸電解液でアルミニウム基板に40V印加した場合には、開口部42の径は50nm程度となり、金属ナノ粒子34の径も50nm程度となる。また、0.4mol/lのマロン酸電解液でアルミニウム基板に120Vを引火した場合には開口部42の径は150nm程度となり、金属ナノ粒子34の径も150nm程度となる。また、透明膜32の表面を基準面したときの金属ナノ粒子34の高さは、真空蒸着の時間を変えることにより制御することができる。真空蒸着の時間が短い場合には、球面が上方を向いた半球状となり、真空蒸着の時間が十分長い場合には、円柱状または角柱状となる。
次に、図2(D)に示すように、マスク40を除去し、透明膜32と金属ナノ粒子23とを含む反射防止膜30を得る。
以上説明した工程により、反射防止膜30を半導体基板20の上に簡便に形成することができる。
(実施例1)
実施例1の反射防止膜を有する太陽電池を模した試料を以下の条件にて作製した。
<透明膜の作製>
300μm厚の片面研磨したSi基板((100)面、p型、抵抗率3〜5Ωcm)を用意した。このSi基板の研磨面を900℃、60分間の熱酸化により酸化し、透明膜として、厚さ50nmのSiO層を形成した。
<金属ナノ粒子の作製>
開口径が100nmの開口部が設けられたアルミナマスクを通して、上述のように形成した透明膜上にAuを真空蒸着し、平面視における粒子径が100nmの半球状のAuからなる金属ナノ粒子を2次元アレイ状に形成した。透明膜の面積に対する金属ナノ粒子による被覆率は約30%とした。
(比較例1)
比較例1の反射防止膜を有する太陽電池を模した試料は、金属ナノ粒子が形成されていない点を除き、実施例1と同様である。
実施例1および比較例1の試料について、それぞれ、日立ハイテック社製分光光度計U4000を用いて反射防止膜を形成した側の基板表面の反射率を測定した。波長400nmから波長1000nmにおける平均反射率が、比較例1では27.3%であったが、実施例1では、18.3%に低下することが確認された。
(実施例2)
実施例2の反射防止膜を有する太陽電池は、厚さ100μm、抵抗率1〜10Ωcmの両面研磨されたSi基板を利用して作製された。すなわち、まず表面に拡散炉を利用して900℃にて燐をドープしてエミッター層を作成する。次に、表面の燐珪酸ガラス層をフッ酸にて除去した。その後、p−n接合の短絡を除去するために基板端面をフッ酸と硝酸と酢酸の混合液にて除去した。その後、裏面側に銀アルミ電極をスパッターにより作製した。その上で、表面側に反射防止層が金属ナノ粒子の材料をAgとしたこと以外は、実施例1と同様の手順で作製された。
(比較例2)
比較例2の反射防止膜を有する太陽電池は、金属ナノ粒子が形成されていない点を除き、実施例2と同様である。
実施例2および比較例2の試料の1SUN下での短絡電流を測定した。比較例2の試料の短絡電流は29.2mA/cmであった。これに対して、実施例2の試料の短絡電流は31.4mA/cmであり、金属ナノ粒子による反射防止効果が太陽電池特性の向上をもたらすことが確認された。
(実施例3)
実施例3の反射防止膜を有する太陽電池は、Si基板の厚さを150μmとし、透明膜の厚さを60nmとし、金属ナノ粒子の材料をAgとしたこと以外は、実施例2と同様の手順で作製された。
(実施例4)
実施例4の反射防止膜を有する太陽電池は、Si基板の厚さを150μmとし、透明膜の厚さを60nmとしたこと以外は、実施例2と同様であり、金属ナノ粒子の材料はAuである。
実施例3および実施例4の試料の1SUN下での短絡電流を測定した。その結果、実施例3の試料では、短絡電流が33.7mA/cmであるのに対して、実施例4の試料では、短絡電流が31.9mA/cmであり、太陽電池特性を向上させる金属ナノ粒子の材料としてAgがより好ましいことが確認された。
(実施例5)
実施例5の反射防止膜を有する太陽電池は、Si基板の厚さを200μmとし、透明膜として厚さ60nmのSiN層をプラズマCVDにより作製し、さらに金属ナノ粒子を粒子径150nmの半球状のAgとしたこと以外は、実施例2と同様の手順で作製された。
(実施例6)
実施例6の反射防止膜を有する太陽電池は、透明膜の材料を熱酸化により作製されたSiOとしたことを除き実施例5と同様である。
実施例5および実施例6の試料の1SUN下での短絡電流を測定した。その結果、実施例5の試料では、短絡電流が32.1mA/cmであるのに対して、実施例6の試料では、短絡電流が34.3mA/cmであり、太陽電池特性を向上させる透明膜の材料としてSiOがより好ましいことが確認された。
(金属ナノ粒子の粒子径と光学特性との関係)
100μm厚のSi基板の上に透明膜(低屈折率層)として厚さ10〜150nmのSiO層を形成し、透明膜の上に半球状の半球状の銀からなる金属ナノ粒子を形成した構造について、金属ナノ粒子の粒子径を変えたときの光学特性をLumerical社のFDTD solutionsを用いて計算した。なお、光学特性を示す値として、最大短絡電流値を用いた。図3は、金属ナノ粒子の粒子径と各粒子径における最適な透明膜厚さのときの最大短絡電流値との関係を示すグラフである。図3に示すように、金属ナノ粒子の粒子径が200nmより大きいと極端に太陽電池特性が劣化し、粒子径が100〜200nmの範囲で良好な太陽電池特性が得られることが確認された。
(透明膜の屈折率と光学特性との関係)
100μm厚のSi基板の上に厚さ10〜150nmの透明膜(低屈折率層)を形成し、透明膜の上に粒子径100nmの半球状の銀ナノ粒子および金ナノ粒子をそれぞれ形成した構造について、透明膜の屈折率を1.0〜2.5の範囲で変えたときの光学特性をLumerical社のFDTD solutionsを用いて計算した。なお、光学特性を示す値として、最大短絡電流値を用いた。図4は、透明膜の屈折率と各透明膜屈折率における最適な透明膜厚さにおける最大短絡電流値との関係を示すグラフである。図4に示すように、銀ナノ粒子および金ナノ粒子のいずれの場合にも、透明膜の屈折率が1.8を超えると最大短絡電流値が急激に低下することがわかる。また、透明膜の屈折率が1.2より低い場合も同様に特性が低下するため、望ましくない。
(透明膜の厚さと光学特性の関係1)
100μm厚のSi基板の上に透明膜(低屈折率層)としてSiO層を形成し、透明膜の上に粒子径100nmの半球状の銀からなる金属ナノ粒子を形成した構造について、透明膜の厚さを変えたときの短絡電流を測定した。図5は、短絡電流と透明膜の膜厚との関係を示すグラフである。図5に示すように、金属ナノ粒子の粒子径が固定された条件では、透明膜の膜厚が50nm程度のときに短絡電流が最大となることがわかる。
(透明膜の厚さと光学特性の関係2)
100μm厚のSi基板の上に透明膜(低屈折率層)としてSiO層を形成し、透明膜の上に半球状の銀からなる金属ナノ粒子を形成した構造について、透明膜の厚さと金属ナノ粒子の粒子径の両方を変えたときの短絡電流を測定した。図6は、短絡電流の向上を図ることができる、透明膜の厚さと金属ナノ粒子の粒子径との関係を示すグラフである。短絡電流が30mA/cmを超える範囲を求めたところ、図6に示す曲線Aと曲線Bとで囲まれる領域となることがわかった。なお、図6に示す曲線Aは、金属ナノ粒子の平均粒子径をDとし、透明膜の膜厚をdとしたとき、d=-0.0052D2+1.7346D-45.883となる曲線である。また、図6に示す曲線Bは、d=-0.0054D2-1.3215D+108.92となる曲線である。すなわち、金属ナノ粒子の粒子径をDとし、透明膜の膜厚をdとしたとき、透明膜の膜厚dが下記式で示される範囲である場合に、太陽電池の特性が顕著に改善されることが見いだされた。
Figure 0005412376
本発明は、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
10 太陽電池、20 半導体基板、30 反射防止膜、32 透明膜、34 金属ナノ粒子、40 マスク

Claims (6)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の受光面に設けられている、前記半導体基板より平均屈折率が低い透明膜と、
    前記透明膜の上に2次元配列して設けられている複数の金属ナノ粒子と、
    を備え、
    金属ナノ粒子の平均粒子径が、100nm以上、200nm未満の範囲であることを特徴とする太陽電池。
  2. 前記金属ナノ粒子の粒子径の上限が200nmである請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記金属ナノ粒子が、Au、Ag、Al、Cu、Li、Na、Kまたはこれらの金属の合金からなることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池。
  4. 前記金属ナノ粒子が、AgないしはAgを主体とする合金からなることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池。
  5. 前記金属ナノ粒子の平均粒子径をDとしたとき、前記透明膜の膜厚dが下記式で表される範囲であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の太陽電池。
    Figure 0005412376
  6. 前記透明膜の平均屈折率が1.2以上1.8以下である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の太陽電池。
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