JP5420966B2 - 金属帯の連続処理ラインにおけるパスライン切替方法及びパスライン切替装置 - Google Patents
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Description
すなわち、特開平5−154533(特許文献1)の方法では、リーディングロープをブライドルロールの入側に戻し終えるまで、鋼帯の処理を行うことができなかった。また、特開2008−178900(特許文献2)の方法では、先行材と後行材のそれぞれの先端部を幅狭に加工し、且つロープ通し穴を設ける手間を要する等の問題があった。
請求項1に記載の金属帯の連続処理ラインにおけるパスラインの切替方法は、ライン内に、切替により金属帯を選択的に通板する2つのパスライン部を有する金属帯の連続処理ラインにおいて、金属帯を通板する第一のパスライン部から、前記第一のパスライン部との分岐点以降に、略水平パスとそれに続く略垂直パスとを有する第二のパスライン部に切り替えるための方法であって、前記第二のパスライン部において、前記略水平パスに沿う第一のワイヤロープ及び前記略垂直パスに沿う第二のワイヤロープが張設されており、停止状態の前記金属帯を、前記分岐点よりもライン入側の位置で切断し、先行金属帯と後行金属帯とに分離した後、前記後行金属帯の先端部を前記分岐点出側の略水平パスの入側まで誘導して、前記後行金属帯の先端部を金属帯牽引治具のクランプ部で挟持させるとともに、前記クランプ部と回転可能に連結された前記金属帯牽引治具のマグネット吸着部に、前記第一のワイヤロープに吊着された牽引マグネットを励磁して吸着し、該ワイヤロープを駆動することによって、前記後行金属帯の先端部を前記略水平パスの終点部まで誘導し、前記終点部において、前記牽引マグネットを消磁して前記マグネット吸着部と分離し、前記分離によって略垂直方向に垂れ下がった前記マグネット吸着部に、前記第二のワイヤロープに装設された受取マグネットを吸着させて、該ワイヤロープを駆動することによって、前記後行金属帯の先端部を前記略垂直パスの終点部まで誘導することを特徴とする。
前記第二のパスライン部における前記略水平パスに沿う第一のワイヤロープと前記略垂直パスに沿う第二のワイヤロープと、金属帯の先端部を挟持して誘導するための金属帯牽引治具からなり、
前記第一のワイヤロープ及び前記第二のワイヤロープは、それぞれ、牽引マグネット、受取マグネットを有し、該牽引マグネットの励磁または消磁、該受取マグネットの着脱によって、前記金属帯牽引治具と吸着または分離することにより、前記金属帯の先端部を誘導することを特徴とする。
なお、デフレクタロール101、110間の距離は7m、デフレクタロール110、111間の距離は2m、作業床とパスライン401間の距離は3mである。
図4に示すパスライン部には、図1に示すパスライン切替装置が設置されている。該パスライン部と該パスライン切替装置との位置関係は、図1及び図4におけるデフレクタロール101、110、111の位置から分かる。
本実施例においては、金属帯は厚さ:0.1〜1mm、幅:500〜1600mmのアルミニウム合金板である。ワイヤロープは線径:4mm、ワイヤー構成(JIS G3525):6×7(7本線6ヨリ中心繊維)のメッキワイヤーロープである。ウインチ30、31は市販の開閉式用のウィンチ(ヤマテン製、CW−60Y)である。また、牽引マグネット2は直径:50mm、最大吸着力:490Nの電磁石である。受取マグネット7は、図6に示すように、アングルを介して第二のワイヤロープ11に取付けた管状ケース7cと、その内側に装着された直径:50mm、吸着力:245Nの永久磁石7aと、該管状ケースの内側上端面に吸着した状態の永久磁石7aを管状ケース7cの軸方向に引き離すためのハンドル7bと、ハンドル枠7dとからなる。ハンドル7bとハンドル枠7dとを片手で握ることにより容易に操作できる。
なお、受取マグネット7が第二のワイヤロープ11によって上下方向に安定的に移動するため、図示しないガイドレールがワイヤロープ11と平行に敷設されている。
その後、該第一のワイヤロープをウインチ30で駆動することによって、前記後行金属帯の先端部を前記第一のパスライン部の終点部まで通板する。なお、該終点部は牽引マグネット2が当接するストッパー6の位置である。
また、金属帯が垂れ下がった場合に金属帯を支持するために、金属帯の幅方向に複数本のガイドバー8が付設されている。さらに、ガイドバー8とパスラインとの間あるいはガイドバー8の上に、図示しない透明のアクリル板を設置することによって、後行金属帯の先端部40の誘導時に、ガイドバーによって金属帯にきずが発生することを防止できる。
なお、第一のワイヤロープにおいて、実線の矢印方向は金属帯を誘導する場合のワイヤロープの駆動方向を、破線の矢印方向は牽引マグネットを入側方向へ移動する場合のワイヤロープの駆動方向をそれぞれ示す。
なお、第二のワイヤロープにおいて、実線の矢印方向は金属帯を誘導する場合のワイヤロープの駆動方向を、破線の矢印方向は受取マグネットを入側方向へ移動する場合のワイヤロープの駆動方向をそれぞれ示す。
なお、上記金属帯を挟持する部位は、市販のバイスプライヤのくわえ部に必要な寸法の平板を溶接等で接合するか、平板の寸法によっては板金用バイスプライヤをそのまま利用して製作することができる。
また、上記金属帯を挟持する部位2個を、クランプ部側連結部1g同士を介して連結することにより、先行材と後行材と繋いで通板することもできる。
1a クランプ部
1b レバー
1c ばね
1d 軸部
1e ナット
1f ねじ部
1g クランプ側連結部
1h マグネット吸着部
1i マグネット吸着部側連結部
2 牽引マグネット
3 牽引マグネットをワイヤロープに吊着するロープ
4 牽引マグネット用コード
5 コードリール
6 ストッパー
7 受取マグネット
7a 永久磁石
7b ハンドル
7c 管状ケース
7d ハンドル枠
8 ガイドバー
10、11 ワイヤロープ
20a、20b、21a、21b、22a、22b、23a、23b、24、25a、25b、26a、26b シーブ
100、101、102、103、110、111 デフレクタロール
200、201 共通のパスライン
300、301、302、303 第1のパスライン
400、401、402、403 第2のパスライン
Claims (3)
- ライン内に、切替により金属帯を選択的に通板させる2つのパスライン部を有する金属帯の連続処理ラインにおいて、金属帯が通板する第一のパスライン部から、前記第1のパスライン部との分岐点以降に、略水平パスとそれに続く略垂直パスとを有する第二のパスライン部に切り替えるための方法であって、
前記第二のパスライン部において、前記略水平パスに沿う第一のワイヤロープ及び前記略垂直パスに沿う第二のワイヤロープが張設されており、
停止状態の前記金属帯を、前記分岐点よりもライン入側の位置で切断し、先行金属帯と後行金属帯とに分離した後、前記後行金属帯の先端部を前記分岐点出側の略水平パスの入側まで誘導して、前記後行金属帯の先端部を金属帯牽引治具のクランプ部で挟持させるとともに、前記クランプ部と回転可能に連結された前期金属帯牽引治具のマグネット吸着部に、前記第一のワイヤロープに吊設された牽引マグネットを励磁させて吸着し、該ワイヤロープを駆動することによって、前記後行金属帯の先端部を前記略水平パスの終点部まで誘導し、
前記終点部において、前記牽引マグネットを消磁させて前記マグネット吸着部と分離し、
前記分離によって略垂直方向に垂れ下がった前記マグネット吸着部に、前記第二のワイヤロープに装設された受取マグネットを吸着させて、該ワイヤロープを駆動することによって、前記後行金属帯の先端部を前記略垂直パスの終点部まで誘導することを特徴とする金属帯の連続処理ラインにおけるパスラインの切替方法。 - ライン内に、切替により金属帯を選択的に通板させる2つのパスライン部を有する金属帯の連続処理ラインにおいて、金属帯が通板する第一のパスライン部から、前記第1のパスライン部との分岐点以降に、略水平パスとそれに続く略垂直パスとを有する第二のパスライン部に切り替えるためのパスライン切替装置であって、
前記第二のパスライン部における前記略水平パスに沿う第一のワイヤロープと前記略垂直パスに沿う第二のワイヤロープと、金属帯の先端部を挟持して誘導するための金属帯牽引治具とからなり、
前記第一のワイヤロープ及び前記第二のワイヤロープは、それぞれ、牽引マグネット、受取マグネットを有し、該牽引マグネットの励磁及び消磁、該受取マグネットの着脱によって前記金属帯牽引治具と接続、分離することにより、
前記金属帯の先端部を誘導することを特徴とするパスライン切替装置。 - 前記金属帯牽引治具が、前記金属帯の先端部を挟持するクランプ部を含む部位と、前記クランプ部を含む部位と回転可能に連結され、牽引マグネットあるいは受取マグネットと吸着する面を有するマグネット吸着部を含む部位とからなることを特徴とする請求項2に記載のパスライン切替装置。
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| JP2009110103A JP5420966B2 (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | 金属帯の連続処理ラインにおけるパスライン切替方法及びパスライン切替装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2009110103A JP5420966B2 (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | 金属帯の連続処理ラインにおけるパスライン切替方法及びパスライン切替装置 |
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