JP5434572B2 - 歯牙又は歯茎用貼付シート - Google Patents
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Description
また、これら成分は、対象となる口中の汚れや組織に長時間適用させることで、その効果を飛躍的に高めることが多い。
しかし、支持体に塑性材料を含んだり、単なる水不透過性材料では、貼付時の口腔内の違和感が強いため使用性が悪いことがわかった。なお、上記PET/PE/レーヨンの3層支持体はその問題に配慮した構成ではあるが、支持体が硬いため歯の裏面に折り返し難く、また貼付後に裏面から剥がれてくる等、改善点が多くあった。
更に、本発明では、3層支持体の中間層であるポリエチレン又はポリプロピレンが、水不透過性のバリア層として作用し、粘着剤層が支持体に過剰に吸着したり、不織布等を透過して口腔内に溶出したり、あるいは、逆に唾液が不織布等を透過して粘着剤層に浸入したりするのを防ぐことができる。
更に、本発明シートは、上記支持体側から剥離ライナーに向けて支持体及び粘着剤層が切断され、かつ剥離ライナーがハーフカット(その厚みの一部がカット)されたものとすることができ、この場合は、歯牙又は歯茎の舌面を被覆する舌面貼付部の底辺に底辺から歯牙方向に向かって形成された切れ込み部がV字型で、かつV字の先端部が曲率半径0.5mm以上の半円形又は台形状であることが好ましい。
このように型押し、ハーフカット工程を行うことにより、貼付シートを保存時や輸送時に支持体の外周縁部から膏体組成物がはみ出すことを有効に抑制できる。
請求項1:
支持体と、歯牙又は歯茎への粘着性を有する膏体組成物とを備えた歯牙又は歯茎用貼付シートであって、前記支持体が、ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンを含むスパンレース不織布(A)と、レーヨンを含むスパンレース不織布(B)との間に、厚さ10〜30μmのポリエチレン又はポリプロピレン層(C)が介在された3層構造を有し、該ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンを含むスパンレース不織布(A)上に膏体組成物による粘着剤層が形成されてなることを特徴とする歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項2:
歯牙又は歯茎用貼付シートが、折り返し部を介して歯牙又は歯茎の唇面と舌面との両面を被覆し得る形状を有し、前記折り返し部の線幅が0.5〜5mmであることを特徴とする請求項1記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項3:
歯牙又は歯茎の舌面を被覆する舌面貼付部の底辺に底辺から歯牙方向に向かって最大幅2〜15mmの切れ込み部が形成されてなることを特徴とする請求項2記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項4:
ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンを含むスパンレース不織布(A)上に形成された粘着剤層が、剥離ライナーで被覆されてなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項5:
剥離ライナーが、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、及びポリプロピレンの中から選ばれる材質であり、かつ動摩擦係数が0.05〜0.24であることを特徴とする請求項4記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項6:
粘着剤層を形成する膏体組成物が、アルギン酸塩及びヒドロキシエチルセルロースを含有する粘着性口腔用組成物である請求項1乃至5のいずれか1項記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項7:
膏体組成物が、更に縮合リン酸及び/又はその塩を含有することを特徴とする請求項6記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項8:
剥離ライナーと、その上に粘着剤層を介して接着された支持体とを有し、上記支持体の外周縁部を粘着剤層と共に剥離ライナーに向けて型押したものである請求項4乃至7のいずれか1項記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項9:
上記支持体の外周縁部が、粘着剤層の厚さが0.05〜0.5mmとなるように型押しされたものである請求項8記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項10:
更に、上記支持体が折り返し部を有する場合は、該折り返し部を粘着剤層と共に剥離ライナーに向けて型押しされたものである請求項8又は9記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項11:
更に、上記支持体の折り返し部が、粘着剤層の厚さが0.5mm以下となるように型押しされたものである請求項10記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項12:
剥離ライナーが、上記支持体よりも大きいものである請求項4乃至11のいずれか1項記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項13:
上記支持体側から剥離ライナーに向けて支持体及び粘着剤層が切断され、かつ剥離ライナーがハーフカットされてなるものである請求項4乃至12のいずれか1項記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
請求項14:
歯牙又は歯茎の舌面を被覆する舌面貼付部の底辺に底辺から歯牙方向に向かって形成された切れ込み部がV字型で、かつV字の先端部が曲率半径0.5mm以上の半円形又は台形状である請求項13記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
本発明の歯牙又は歯茎用貼付シートは、1本乃至複数の歯牙又は歯茎への貼付を目的としてシート状に形成され、その1面に好ましくは薬剤等を含む粘着層が形成されたもので、支持体と、歯牙又は歯茎への粘着性を有する膏体組成物とを備え、前記支持体が、ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンを含むスパンレース不織布(A)と、レーヨンを含むスパンレース不織布(B)との間に、厚さ10〜30μmのポリエチレン又はポリプロピレン層(C)が介在された3層構造を有し、該ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンを含むスパンレース不織布(A)上に膏体組成物による粘着剤層が形成されたものである。
なお、貼付シートは貼付時に容易な伸長性を持たないものとすることができる。
支持体の厚さは0.1〜2.0mm、好ましくは0.2〜0.6mmである。
図3〜5は貼付シートの具体例である。図3〜5の貼付シート11において、図3,4は前歯6〜7歯用、図5は1歯用である。前歯6〜7歯用の場合、シート外周が波状又は半円状乃至半楕円状が連設した状態に形成され、フィット性の高い、歯頚部ラインを明確にした図4の形状の貼付シートが好ましい。
なお、折り返し部は、貼付剤の縦(高さ)方向中央部又はこの中央部より若干舌側の位置に設けることが好ましい。
また、折り返し部は歯並び方向に形成でき、1本形成してもよいが、複数形成してもよく、複数形成する場合は折り返し部の間が途切れたものであってもよく、長さや幅が異なっていてもよい。なお、折り返し部の長さは1本形成する場合には35〜80mm、特に40〜55mmが好適であり、複数形成する場合にはそれぞれの長さが10〜35mm、特に15〜30mmが好適である。
図6はシートの唇面貼付部及び舌面貼付部の外周面に歯頚部ラインを有する形状で、折り返し部14a,14bがそれぞれ幅が3mm、長さが25mm、かつ唇面貼付部12と舌面貼付部13の大きさが異なる形状、図7は図6と同様の形状であるが、折り返し部14a,14bがそれぞれ幅が0.8mm、長さが20mmのものである。
図8及び9は、シートの外周面の歯頚部ラインがなだらかな曲線形状で、折り返し部14a,14bがそれぞれ幅が3mmと1mm、長さが30mmと15mm、かつ唇面貼付部12と舌面貼付部13の大きさが異なる形状である。
図10は角丸長方形、図11は略矩形、図12はシートの唇面貼付部の外周面に3個の凹陥部が連結した状態で形成された歯頚部ラインを有し、全体が湾曲した形状、図13はシートの唇面貼付部の外周面の歯頚部ラインが円弧状態に形成され、なだらかな曲線形状で全体が湾曲した形状、図14は図6,7と同様に唇面貼付部及び舌面貼付部の外周面に歯頚部ラインを有する形状である。
これらの切れ込み長さは、直線状切れ込みと同様に折り返し部の垂直方向長の1/2以上が好ましく、更に好ましくは折り返し線近傍まで切れ込まれているものである。
図15〜29は、本発明の貼付シートにおいて、各種切れ込み部を有する貼付シートの具体例を示すものであり、15は切れ込み部である。
切れ込み形状は、直線(図15)、V字型(図16〜19、切れ込み幅は、図16が3mm、図17が3mm、図18が2mm、図19が10mm)、U字型(図20、切れ込み幅3mm)等、適宜な切れ込みの形状にでき、少なくとも1箇所、特に少なくとも舌面貼付部中央部に1カ所設けることが好ましい。図16と図17はそれぞれ上顎用と下顎用である。
なお、図15〜22の折り返し線幅はいずれも3mmである。一つの歯の貼付シートに切れ込みを複数設けてもよく、図21と図22(切れ込み幅3mm)はそれぞれ直線とV字型を3箇所設けた場合である。
更に、図23〜29には、切れ込み幅3mmのV字型切れ込みを有する形状の異なる歯の貼付シートを示した。なお、図23〜29の折り返し線幅は、図24は幅1mm、それ以外は3mmである。例えば図15において、直線状切れ込みの長さは歯裏面部(舌面)の垂直方向長の1/2以上が好ましく、更に好ましくは折り返し線近傍までである。
上下顎同時に使用する製品形態としては、図30−1の形態が好適である。図30−1において、11aは上顎用貼付シート、11bは下顎用貼付シートであり、剥離ライナー4の片面上に貼付シート11a,11bのそれぞれの粘着剤層が、共通の1枚の剥離ライナー4で被覆されて、セット製品となっている。なお、上下顎用の貼付シートは共に折り返し線幅3mm、切れ込み幅3mmとなっている。なお、上顎用と下顎用とをセットにしてもよいが、上顎用と下顎用とを別々に調製し、独立に包装した製品とするなどして、必要に応じて組み合わせて使用することも可能である。
更に、貼付シートが折り返し部を介して歯牙又は歯茎の唇面と舌面との両面を被覆し得る形状である場合は、上記支持体の折り返し部も粘着剤層と共に剥離ライナーに向けて型押しすることが好ましく、この場合、上記支持体の折り返し部が、粘着剤層の厚さが0.5mm以下となるように型押しされることが好ましく、その厚さが0mmに近くなるまで型押しされてもよく、0mmであってもよい。
このように上記支持体の外周縁部、更には折り返し部を型押しすることにより、保存時や輸送時の自重や振動で、支持体の外周縁部から粘着剤層を形成する膏体組成物がはみ出ることを有効に抑制できる。
また、剥離ライナーは、粘着剤層が積層された支持体より大きいことが好ましい。
即ち、ハーフカット工程では、歯牙用貼付シートの支持体側から剥離ライナーに向けて支持体及び粘着剤層が切断され、かつ剥離ライナーがハーフカットされるものである。ここで、剥離ライナーがハーフカットされるとは、剥離ライナーの厚みの一部がカットされるものであり、ほとんどカットされていなくてもよい。
なおこの場合、上顎用及び下顎用貼付シートが一枚の剥離ライナーで被覆されたセット製品においては、2つの歯牙用貼付シートの間隔は3〜15mmであることが、製造効率上好ましい。
また、図30−4は、図30−1のセット製品をハーフカットにより調製するのに好適な形態の一例であり、この貼付シート11a,11bの外周縁部には切れ込み部15a,15bがV字型で形成され、そのV字の先端部は台形状となっており、その台形の上底の長さは1.0mmである。
図30−5は、支持体と剥離ライナーの間に、粘着剤層を形成する膏体組成物を塗工したシートを型押しロールを用いて型押しした状態を示す一部概略断面図である。型押し工程は、まず最初に、図30−5に示すように、型押しロール17のロール表面上に粘着剤層が所望の厚さになるように、外周縁部及び折り返し部の形状に応じて形成された型押し17aで、貼付シートの外周縁部16aと折り返し部14bを、支持体2a側から粘着剤層3aと共に剥離ライナー4に向けて型押しすることで行うことができる。次に、図30−6に示すように、型押しされた外周縁部16aの中央付近を、支持体2a側から粘着剤層3aと共に剥離ライナー4に向けてハーフカットすることで(ハーフカット工程)、所望形状の貼付シートを調製可能である。
なお、型押し17aで型押しされた貼付シートの外周縁部16aの中央付近を支持体側から剥離ライナーを貫通して打ち抜くことで、全カットタイプの歯牙用貼付シートを調製することも可能である。
また、型押し工程及びハーフカット工程は、上記したように図30−5に示すように型押しロール17で型押した後に上記図30−6に示すようにハーフカッターの刃18でカットすればよいが、この場合、ハーフカット工程は、好ましくは図30−7に示すようにハーフカットロール19に外周縁部を切断するためのハーフカッターの刃18及び折り返し部14bを型押しするための型押し17aが形成されているものを使用して行うことが、製造上好ましい。
なお、型押しロール及びハーフカットロールの型押し部17aの形状は特に制限されないが、支持体に接触する型押しの先端部の角は曲率半径0.5mm以上が好ましい。曲率半径0.5mm未満の場合には、歯牙用貼付シート製造時や歯への貼付時に支持体が裂ける場合がある。
粘着剤層を形成する膏体組成物は、粘着性を有し、支持体に固定できる口腔用組成物であれば特に制限はされず、ペースト状、クリーム状、ジェル状、ゲル状、液状、スプレー状、ゴム状などの形状に調製できる。この場合、配合成分としては、形状や使用形態等に応じた公知成分を必要に応じて配合できる。具体的には、粘着性成分としてゲル化剤、それに保湿剤、界面活性剤を含有し、更に必要に応じて、美白成分、各種薬剤等の有効成分、研磨剤、香料、防腐剤などを含有し、これら成分を水等の溶媒と練合することにより調製することができる。
本発明に用いられるゲル化剤としては、水溶性高分子物質が用いられ、例えばヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロースなどのセルロース誘導体、アルギン酸塩、カラゲナン、キサンタンガム、トラガントガム、カラヤガム、アラビアガム、ジェランガム、ネイティブジェランガムなどのガム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイドなどの合成粘結剤、シリカゲル、アルミニウムシリカゲル、ビーガム、ラポナイト、増粘性シリカなどの無機粘結剤等の1種又は2種以上を用いることができる。この場合、口中での粘りや溶け出しが少なく使用感に優れたゲル化剤として、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カラゲナン、キサンタンガム、ネイティブジェランガム、ポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマーが好適に使用され、ヒドロキシエチルセルロースとアルギン酸ナトリウム等のアルギン酸塩とを併用した場合、溶け出しが少なく使用感に優れ、更に高い歯への粘着力を確保できるため特に望ましい。
表1に示す膏体組成物を下記方法で調製し、下記方法で3層支持体を作製し、歯の貼付シートを作製した。3層支持体、粘着剤層(膏体組成物)、剥離ライナー、シート形状等の詳細は表2〜5に示す通りである。貼付シートの形状、切れ込みの形状等は図4〜40に示す通りである。
表2〜5に示す歯の貼付シートを下記方法で評価した。結果を表2〜5に示す。
湿潤剤に粘結剤を撹拌しながら投入し、更に水溶性物質を溶解した蒸留水を添加した。必要に応じて調製後の膏体組成物のpHが5.0〜9.0になるようにpH緩衝剤を用いて調整した。続いて研磨剤、香料を順次投入し、4kPaまで減圧し均一になるまで混合した。一旦常圧に戻し界面活性剤を投入後、再度4kPaまで減圧・混合して膏体組成物を調製した。なお、pHは25℃における膏体組成物自体のpHを直接pHメーター(東亜ディーケーケー(株)製、HM−26S)で測定した。
3層支持体の調製は、例えば以下の方法で行った。実施例1〜32、比較例1〜6で用いた3層支持体は、表2〜5に示す不織布等を用い、以下と同様の方法で調製した。
不織布、例えばポリエチレンテレフタレート不織布(スパンレース、シンワ(株)製)とレーヨン不織布(スパンレース、シンワ(株)製)との間に加熱溶解した低密度ポリエチレンを流し込み、ニップ圧1.0kgで加圧融着させて3層支持体を得た。
なお、低密度ポリエチレンとしては、日本ポリエチレン(株)製のノバテックLDを用いた。
上記の方法にて調製した膏体組成物(粘着剤層)を支持体の粘着剤塗工面に塗布し、粘着剤層が所定の厚さになるように支持体と剥離ライナーのシリコーンでコーティングされた面で挟み込みこみながら、展延機(花栄機械工業製、ロールサンドコーター)を用いて、図1に示すように塗工した。次に、これを上顎用は横幅62mm、縦幅25mmに、下顎用は横幅52mm、縦幅24mmの大きさに、かつ表2に記載の形状にそれぞれ型抜きし、歯の貼付シートとした。
剥離ライナーがないシートは、上記方法にて調製した歯の貼付シートから剥離ライナーのみを剥離する方法や、支持体の粘着剤塗工面にヘラなどを用いて膏体組成物を塗布することで調製した。
動摩擦係数の測定方法
動摩擦係数の測定法はASTM D 1894−95に従い、各剥離ライナーのシリコーンコート方向をフィルムロールの長手方向としたとき、SP−2000(IMASS社製)を用いて長手方向同士でフィルム対フィルムにて測定した。
得られた貼付シートを下記方法で評価した。結果を表2〜5に示す。
歯の貼付シートから剥離ライナーを剥がし、剥離ライナーの剥離性を評価した。
次に、剥離ライナーを剥がした歯の貼付シートを被験者の上下顎3−3の前歯唇面及び舌面を被覆するように折り返し貼付した時の操作性を評価した。
3分間貼付後、その間の使用感、貼付性(貼付中に滞留する唾液による違和感、貼付直後の歯の裏側への粘着性、貼付中の歯の裏側への粘着性)を評価した。3分経過後、歯の貼付シートを剥がし、歯面に残存した粘着剤層を用いて貼付部位を歯ブラシでブラッシングした。
上記剥離ライナーの剥離性、使用感、違和感、粘着性、操作性の評価後、ステイン除去効果を評価した。
まず、歯の貼付シートを貼付する前の被験者の上下顎3−3番の前歯唇面及び舌面を写真撮影し、対象となる歯を4分割してそれぞれについて4種の色標準と比較して初期のステインの濃さを7段階で目視評価した。次に、1日1回、上記と同様に貼付シートを3分間貼付した後、ブラッシングを行い、これを5日間連続で行い、最終日に再度写真撮影し、初期評価と同じ色標準を用いて処置後のステイン付着状況を目視評価した。
ステイン除去効果は分割単位毎に初期評点から処置後の評点を引き、被験者ごとに1分割当たりの平均変化率を算出後、10人の被験者の平均値を算出して求めた。
「剥離ライナーの剥離性」
◎:剥離ライナーに粘着剤層が全く付着せず容易に剥がせる。
○:剥離ライナーの剥がし始めた部分に粘着剤層がわずかに付着するが容易に剥がせて問
題ないレベルである。
△:剥離ライナーに粘着剤層がかなり付着する。
×:剥離ライナーの全面に粘着剤層が付着する。
◎:貼付位置が判り易く、歯の裏側へ折り返し易い。
○:貼付位置がやや判りにくかったり、歯の裏側へやや折り返しにくかったりするが問題
レベルである。
△:貼付位置がかなり判りにくかったり、歯の裏側へかなり折り返しにくかったりして貼
るのに手間取る。
×:貼付位置が非常に判りにくかったり、歯の裏側へ非常に折り返しにくかったりして貼
ることが困難である。
◎:シートを貼付している感触はあるが、口唇の開閉はスムーズにでき不快ではない。
○:シートがやや嵩張るが口を閉じることはできるため不快ではない。
△:口は何とか閉じられるが、嵩張って不快。
×:口が閉じられず、貼付シートの粘膜等への当たり心地も不快。
◎:口腔内に滞留する唾液が全く気にならない。
○:口腔内に滞留する唾液がわずかにあるが問題ないレベルである。
△:口腔内に滞留する唾液がありやや気になる。
×:口腔内に滞留する唾液が多く非常に気になる。
◎:貼り直すことなく歯に固定する。
○:1回の貼り直しで歯に固定する。
△:2〜3回の貼り直しで歯に固定する。
×:歯に固定しない。
◎:貼付中に全くずれたり剥がれたりしない。
○:わずかに浮き上がってくる感じはするが、貼付中に剥がれたりせず問題ないレベルで
ある。
△:貼付中にややずれるが剥がれはしない。
×:貼付中に剥がれる。
◎:被験者10名の評点の平均変化率が0.20以上
○:被験者10名の評点の平均変化率が0.10以上0.20未満
△:被験者10名の評点の平均変化率が0.05以上0.10未満
×:被験者10名の評点の平均変化率が0.05未満
◎:評価項目全てにおいて◎。
○:全ての評価項目において×、△がなく、いずれかの項目に◎、○が1つ以上ある。
△:全ての評価項目において×がなく、いずれかの評価項目に△が1個以上ある。
×:いずれかの評価項目に×がある。
支持体B;ポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7850A、スパンレース、目付50g/m2)とレーヨン不織布(シンワ(株)製、7140A、スパンレース、目付40g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
支持体C;ポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7840A、スパンレース、目付40g/m2)とレーヨン不織布(シンワ(株)製、7140A、スパンレース、目付40g/m2)との間にポリプロピレン(厚さ15μm)を介在させた3層不織布。
支持体E;ポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7840A、スパンレース、目付40g/m2)とレーヨン不織布(シンワ(株)製、7140A、スパンレース、目付40g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ30μm)を介在させた3層不織布。
支持体F;ポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7830A、スパンレース、目付30g/m2)とレーヨン不織布(シンワ(株)製、7160A、スパンレース、目付60g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
支持体H;ポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7830A、スパンレース、目付30g/m2)とレーヨン不織布(シンワ(株)製、7140A、スパンレース、目付40g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
支持体I;レーヨン不織布(シンワ(株)製、7140A、スパンレース、目付40g/m2)とレーヨン不織布(シンワ(株)製、7140A、スパンレース、目付40g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
支持体K;ポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7840A、スパンレース、目付40g/m2)とレーヨン不織布(シンワ(株)製、7140A、スパンレース、目付40g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ5μm)を介在させた3層不織布。
支持体L;ポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7840A、スパンレース、目付40g/m2)とポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7840A、スパンレース、目付40g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
支持体N;ポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7840A、スパンレース、目付40g/m2)と、質量比がレーヨン/ポリプロピレン=7/3である不織布(日本バイリーン(株)製、EW−4070、スパンレース、目付70g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
支持体O;ポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7840A、スパンレース、目付40g/m2)と、質量比がレーヨン/ポリプロピレン=7/3である不織布(シンワ(株)製、7140−6、スパンレース、目付40g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
支持体Q;ポリエチレンテレフタレート不織布(出光ユニテック(株)製、RN2040、スパンボンド、目付40g/m2)とレーヨン不織布(シンワ(株)製、7140A、スパンレース、目付40g/m2)の間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
支持体R;質量比がポリエチレンテレフタレート/レーヨン=8/2である不織布(シンワ(株)製、スパンレース、目付40g/m2)と、レーヨン不織布(シンワ(株)製、7140A、スパンレース、目付40g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
支持体T;質量比がポリエチレンテレフタレート/レーヨン=35/65である不織布(シンワ(株)製、スパンレース、目付40g/m2)と、レーヨン不織布(シンワ(株)製、7140A、スパンレース、目付40g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
支持体U;ポリエチレンテレフタレート不織布(シンワ(株)製、7840A、スパンレース、目付40g/m2)と、質量比がレーヨン/ポリプロピレン=5/5である不織布(シンワ(株)製、スパンレース、目付40g/m2)との間に低密度ポリエチレン(厚さ20μm)を介在させた3層不織布。
剥離ライナーB;片面にシリコーンをコーティングしたポリエチレンテレフタレートフィルム(中本パックス(株)製、E20 NSシリーズセパA、動摩擦係数0.20、厚さ75μm)。
剥離ライナーC;片面にシリコーンをコーティングしたポリエチレンテレフタレートフィルム(藤森工業(株)製、フィルムバイナ75E−0010BD、動摩擦係数0.07、厚さ75μm。
剥離ライナーD;片面にシリコーンをコーティングしたポリエチレンテレフタレートフィルム(藤森工業(株)製、フィルムバイナ75E−0010DGニュウハク、動摩擦係数0.22、厚さ75μm)。
支持体のポリエチレンテレフタレート面と剥離ライナーのシリコーン処理面に挟み込むようにして粘着剤層の厚さが1.1mmになるように展延した。次に、これを上顎用は横幅62mm、縦幅25mmに、下顎用は横幅52mm、縦幅24mmの大きさに、かつ図30−1に記載の形状にハーフカットし歯の貼付シートを作製した。
剥離ライナーの剥離性 :◎
貼付中のシートの使用感 :◎
貼付中に滞留する唾液による違和感 :◎
貼付直後の歯の裏側への粘着性 :◎
貼付中の歯の裏側への粘着性 :◎
貼付時の操作性 :◎
ステイン除去効果 :◎
粘着剤塗工面:ポリエチレンテレフタレート
(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7840A)
バリア層:低密度ポリエチレン20μm
唾液吸収面:レーヨン(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7140A)
支持体の厚さ:0.36mm
<剥離ライナー>
片面シリコーンコートされたポリエチレンテレフタレート
(厚さ75μm、動摩擦係数0.19、藤森工業(株)製、フィルムバイナ75E−0010BDニュウハク)
トリポリリン酸ナトリウム(太平化学産業(株)製) 1%
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業(株)製、SE850) 2.4%
アルギン酸ナトリウム((株)紀文フードケミファ製、ダックアルギンNSPM)
1.2%
増粘性シリカ((株)トクヤマ製、トクシール) 3%
無水ケイ酸(イネオス社製、SORBOSIL AC77) 25%
70%ソルビット(中央化成(株)製) 36%
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 2%
(青木油脂工業(株)製、ブラウノンRCW−20)
ラウリル硫酸ナトリウム(東邦化学工業(株)製、アルスコープMP−90N)
0.5%
サッカリンナトリウム 0.04%
香料 0.7%
水 バランス
計 100.0%
塗工厚:0.6mm
下記歯の貼付シートの調製及び評価方法は前述の実施例と同様に行った。
支持体のポリエチレンテレフタレート面と剥離ライナーのシリコーン処理面に挟み込むようにして粘着剤層の厚さが0.5mmになるように展延した。次に、これを上顎用は横幅55mm、縦幅20mmに、下顎用は横幅45mm、縦幅20mmの大きさに、かつ図36に記載の形状にそれぞれ型抜きし歯の貼付シートをそれぞれ作製した。
剥離ライナーの剥離性 :◎
貼付中のシートの使用感 :○
貼付中に滞留する唾液による違和感 :◎
貼付直後の歯の裏側への粘着性 :○
貼付中の歯の裏側への粘着性 :○
貼付時の操作性 :○
ステイン除去効果 :○
粘着剤塗工面:ポリエチレンテレフタレート
(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7840A)
バリア層:低密度ポリエチレン20μm
唾液吸収面:レーヨン(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7140A)
支持体の厚さ:0.44mm
<剥離ライナー>
片面シリコーンコートされたポリエチレンテレフタレート
(厚さ25μm、動摩擦係数0.11、藤森工業(株)製、25E−0010GT)
トリポリリン酸ナトリウム(太平化学産業(株)製) 1%
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業(株)製、SE850)
3.6%
アルギン酸ナトリウム((株)紀文フードケミファ製、ダックアルギンNSPM)
1.8%
増粘性シリカ((株)トクヤマ製、トクシール) 3%
無水ケイ酸(イネオス社製、SORBOSIL AC77) 25%
70%ソルビット(中央化成(株)製) 36%
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 1%
(青木油脂工業(株)製、ブラウノンRCW−20)
ラウリル硫酸ナトリウム(東邦化学工業(株)製、アルスコープMP−90N)
0.5%
サッカリンナトリウム 0.04%
香料 0.5%
水 バランス
計 100.0%
塗工厚:1.6mm
下記歯の貼付シートの調製及び評価方法は前述の実施例と同様に行った。
支持体のポリエチレンテレフタレート面と剥離ライナーのシリコーン処理面に挟み込むようにして粘着剤層の厚さが2.0mmになるように展延した。次に、これを上顎用は横幅70mm、縦幅30mmに、下顎用は横幅60mm、縦幅30mmの大きさに、かつ図20に記載の形状にそれぞれ型抜きし歯の貼付シートをそれぞれ作製した。
剥離ライナーの剥離性 :◎
貼付中のシートの使用感 :○
貼付中に滞留する唾液による違和感 :○
貼付直後の歯の裏側への粘着性 :○
貼付中の歯の裏側への粘着性 :○
貼付時の操作性 :○
ステイン除去効果 :○
粘着剤塗工面:ポリエチレンテレフタレート
(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7840A)
バリア層:低密度ポリエチレン20μm
唾液吸収面:レーヨン(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7140A)
支持体の厚さ:0.40mm
<剥離ライナー>
片面シリコーンコートされたポリエチレンテレフタレート
(厚さ50μm、動摩擦係数0.07、藤森工業(株)製、フィルムバイナ50E−0010BD)
トリポリリン酸ナトリウム(太平化学産業(株)製) 4%
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業(株)製、SE850)
2.4%
アルギン酸ナトリウム((株)紀文フードケミファ製、ダックアルギンNSPM)
1.2%
増粘性シリカ((株)トクヤマ製、トクシール) 3%
無水ケイ酸(イネオス社製、SORBOSIL AC77) 20%
70%ソルビット(中央化成(株)製) 35%
エタノール(信和アルコール産業(株)製、95度1級特定アルコール)
10%
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 1%
(青木油脂工業(株)製、ブラウノンRCW−20)
ラウリル硫酸ナトリウム(東邦化学工業(株)製、アルスコープMP−90N)
2%
サッカリンナトリウム 0.04%
香料 1.1%
水 バランス
計 100.0%
塗工厚:1.1mm
下記歯の貼付シートの調製及び評価方法は前述の実施例と同様に行った。
持体のポリエチレンテレフタレート面と剥離ライナーのシリコーン処理面に挟み込むようにして粘着剤層の厚さが3.0mmになるように展延した。次に、これを上顎用は横幅62mm、縦幅25mmに、下顎用は横幅52mm、縦幅24mmの大きさに、かつ図25に記載の形状にそれぞれ型抜きし歯の貼付シートをそれぞれ作製した。
剥離ライナーの剥離性 :◎
貼付中のシートの使用感 :○
貼付中に滞留する唾液による違和感 :○
貼付直後の歯の裏側への粘着性 :◎
貼付中の歯の裏側への粘着性 :◎
貼付時の操作性 :○
ステイン除去効果 :◎
粘着剤塗工面:ポリエチレンテレフタレート
(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7840A)
バリア層:低密度ポリエチレン20μm
唾液吸収面:レーヨン(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7140A)
支持体の厚さ:0.40mm
<剥離ライナー>
片面シリコーンコートされたポリエチレンテレフタレート
(厚さ50μm、動摩擦係数0.07、藤森工業(株)製、フィルムバイナ50E−0010BD)
トリポリリン酸ナトリウム(太平化学産業(株)製) 1%
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業(株)製、SE850)
2.0%
アルギン酸ナトリウム((株)紀文フードケミファ製、ダックアルギンNSPM)
1.0%
増粘性シリカ((株)トクヤマ製、トクシール) 3%
無水ケイ酸(イネオス社製、SORBOSIL AC77) 25%
70%ソルビット(中央化成(株)製) 44%
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 2%
(青木油脂工業(株)製、ブラウノンRCW−20)
ラウリル硫酸ナトリウム(東邦化学工業(株)製、アルスコープMP−90N)
0.5%
サッカリンナトリウム 0.04%
香料 0.5%
水 バランス
計 100.0%
塗工厚:0.9mm
下記歯の貼付シートの調製及び評価方法は前述の実施例と同様に行った。
支持体のポリエチレンテレフタレート面と剥離ライナーのシリコーン処理面に挟み込むようにして粘着剤層の厚さが0.1mmになるように展延した。次に、これを上顎用は横幅80mm、縦幅35mmに、下顎用は横幅70mm、縦幅35mmの大きさに、かつ図21に記載の形状にそれぞれ型抜きし歯の貼付シートをそれぞれ作製した。
剥離ライナーの剥離性 :◎
貼付中のシートの使用感 :○
貼付中に滞留する唾液による違和感 :◎
貼付直後の歯の裏側への粘着性 :○
貼付中の歯の裏側への粘着性 :○
貼付時の操作性 :◎
ステイン除去効果 :○
粘着剤塗工面:ポリエチレンテレフタレート
(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7840A)
バリア層: 低密度ポリエチレン20μm
唾液吸収面: レーヨン(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7140A)
支持体の厚さ:0.40mm
<剥離ライナー>
片面シリコーンコートされたポリエチレンテレフタレート
(厚さ50μm、動摩擦係数0.07、藤森工業(株)製、フィルムバイナ50E−0010BD)
トリポリリン酸ナトリウム(太平化学産業(株)製) 1%
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業(株)製、SE850)
2.0%
アルギン酸ナトリウム((株)紀文フードケミファ製、ダックアルギンNSPM)
1.0%
増粘性シリカ((株)トクヤマ製、トクシール) 3%
無水ケイ酸(イネオス社製、SORBOSIL AC33) 10%
無水ケイ酸(イネオス社製、SORBOSIL AC36) 15%
70%ソルビット(中央化成(株)製) 44%
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 2%
(青木油脂工業(株)製、ブラウノンRCW−20)
ラウリル硫酸ナトリウム(東邦化学工業(株)製、アルスコープMP−90N)
0.5%
サッカリンナトリウム 0.04%
香料 0.5%
水 バランス
計 100.0%
塗工厚:1.3mm
下記歯の貼付シートの調製及び評価方法は前述の実施例と同様に行った。
支持体のポリエチレンテレフタレート面と剥離ライナーのシリコーン処理面に挟み込むようにして粘着剤層の厚さが1.6mmになるように展延した。次に、これを上顎用は横幅50mm、縦幅15mmに、下顎用は横幅40mm、縦幅15mmの大きさに、かつ図37に記載の形状にそれぞれ型抜きし歯の貼付シートをそれぞれ作製した。
剥離ライナーの剥離性 :◎
貼付中のシートの使用感 :◎
貼付中に滞留する唾液による違和感 :◎
貼付直後の歯の裏側への粘着性 :◎
貼付中の歯の裏側への粘着性 :◎
貼付時の操作性 :◎
ステイン除去効果 :○
粘着剤塗工面:レーヨン/ポリエチレンテレフタレート=70/30
(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7840A)
バリア層:低密度ポリエチレン20μm
唾液吸収面:レーヨン(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7140A)
支持体の厚さ:0.34mm
<剥離ライナー>
片面シリコーンコートされたポリエチレンテレフタレート
(厚さ50μm、動摩擦係数0.07、藤森工業(株)製、フィルムバイナ50E−0010BD)
ピロリン酸ナトリウム(太平化学産業(株)製) 1%
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業(株)製、SE850)
2.0%
アルギン酸ナトリウム((株)紀文フードケミファ製、ダックアルギンNSPM)
1.0%
増粘性シリカ((株)トクヤマ製、トクシール) 3%
無水ケイ酸(イネオス社製、SORBOSIL AC33) 10%
無水ケイ酸(イネオス社製、SORBOSIL AC36) 15%
70%ソルビット(中央化成(株)製) 44%
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 2%
(青木油脂工業(株)製、ブラウノンRCW−20)
ラウリル硫酸ナトリウム(東邦化学工業(株)製、アルスコープMP−90N)
0.5%
サッカリンナトリウム 0.04%
香料 0.5%
水 バランス
計 100.0%
塗工厚:1.1mm
下記歯の貼付シートの調製及び評価方法は前述の実施例と同様に行った。
支持体のポリプロピレン面と剥離ライナーのシリコーン処理面に挟み込むようにして粘着剤層の厚さが0.6mmになるように展延した。次に、これを上顎用は横幅60mm、縦幅25mmに、下顎用は横幅50mm、縦幅24mmの大きさに、かつ図38に記載の形状にそれぞれ型抜きし歯の貼付シートをそれぞれ作製した。
剥離ライナーの剥離性 :◎
貼付中のシートの使用感 :○
貼付中に滞留する唾液による違和感 :◎
貼付直後の歯の裏側への粘着性 :○
貼付中の歯の裏側への粘着性 :○
貼付時の操作性 :○
ステイン除去効果 :○
粘着剤塗工面:ポリエチレンテレフタレート
(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7840A)
バリア層: 低密度ポリエチレン20μm
唾液吸収面: レーヨン(目付40g/m2、スパンレース、シンワ(株)製、7140A)
支持体の厚さ:0.46mm
<剥離ライナー>
片面シリコーンコートされたポリエチレンテレフタレート
(厚さ50μm、動摩擦係数0.07、藤森工業(株)製、フィルムバイナ50E−0010BD)
ピロリン酸ナトリウム(太平化学産業(株)製) 1%
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業(株)製、SE850)
2.0%
アルギン酸ナトリウム((株)紀文フードケミファ製、ダックアルギンNSPM)
1.0%
増粘性シリカ((株)トクヤマ製、トクシール) 3%
無水ケイ酸(イネオス社製、SORBOSIL AC33) 10%
無水ケイ酸(イネオス社製、SORBOSIL AC36) 15%
70%ソルビット(中央化成(株)製) 36%
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 2%
(青木油脂工業(株)製、ブラウノンRCW−20)
ラウリル硫酸ナトリウム(東邦化学工業(株)製、アルスコープMP−90N)
0.5%
サッカリンナトリウム 0.04%
香料 0.7%
水 バランス
計 100.0%
塗工厚:1.1mm
上記と同様にして表6に示す膏体組成物(粘着剤層)を展延機を用いて塗工し、更に型押し及びハーフカット工程を行って歯の貼付シートを作製した。型押し及びハーフカット工程は下記のように行った。即ち、図30−5に示すように、型押しロールを用い、そのロール表面に各貼付シートの外周縁形状と折り返し部形状に応じて形成された型押しによって、貼付シートの支持体側から剥離ライナーに向けて外周縁部と折り返し部を型押しした後、図30−7に示すように、そのロール表面に各貼付シートの外周縁形状に応じて形成されたハーフカッターの刃と、形状に応じた折り返し部用の型押しとを備えたハーフカットロールを使用して、所望形状にカット(支持体及び粘着剤層を完全に切断し、剥離ライナーはその厚みの一部をカット)した。その後、不要な支持体と膏体組成物を取り除き、最後に全カットロールを用いて所定の大きさに剥離ライナーを打ち抜き、貼付シート(セット製品)を作製した。
得られた貼付シートの詳細は表6に示す。これら貼付シートについて、上記と同様の評価を行い、更に、下記方法でハーフカットによる製造適性、輸送時の膏体組成物のはみ出しの評価を行った。結果を表6に示す。
上記ハーフカット工程でのハーフカット時に生じる不要な膏体組成物と支持体を取り除く際に、カットされず繋がった切り残しの有無、剥離ライナー上に残存する膏体組成物の量をそれぞれ目視で評価した。次に、歯の貼付シートを剥離ライナーから剥がし、歯の貼付シートを縦方向及び横方向にそれぞれ引っ張った時の裂け具合を下記基準により評価した。
◎:支持体が切り残しなくカットされ、剥離ライナー上に膏体組成物が残存せず、支持体が裂けたりしない。
○:支持体が切り残しなくカットされたが、剥離ライナー上に膏体組成物がわずかに残存したり、支持体にほつれが見られたりする。ただし、問題ないレベルである。
×:支持体に切り残しが見られたり、剥離ライナー上に膏体組成物が多く残存したり、支持体が裂けたりする。
貼付シートを、東京〜大阪間を往復輸送後、シート外周縁部からの膏体組成物のはみ出し量を目視で下記基準により評価した。
◎:シート外周縁部に膏体組成物のはみ出しは見られない。
○:シート外周縁部に1.0mm以下の膏体組成物のはみ出しが見られるが、外観上特に
違和感はない。
×:シート外周縁部に1.0mm超の膏体組成物のはみ出しが見られ、外観上違和感があ
る。
2 支持体
3 粘着剤層
4 剥離ライナー
5 ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンを含むスパンレース不織布(A)
6 ポリエチレン又はポリプロピレン層(C)
7 レーヨンを含むスパンレース不織布(B)
11 貼付シート
11a 上顎用貼付シート
11b 下顎用貼付シート
12 唇面貼付部
13 舌面貼付部
14a,14b 折り返し部
15a,15b 切れ込み部
16a,16b 外周縁部
17 型押しロール
17a 型押し
18 ハーフカッターの刃
19 ハーフカットロール
Claims (14)
- 支持体と、歯牙又は歯茎への粘着性を有する膏体組成物とを備えた歯牙又は歯茎用貼付シートであって、前記支持体が、ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンを含むスパンレース不織布(A)と、レーヨンを含むスパンレース不織布(B)との間に、厚さ10〜30μmのポリエチレン又はポリプロピレン層(C)が介在された3層構造を有し、該ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンを含むスパンレース不織布(A)上に膏体組成物による粘着剤層が形成されてなることを特徴とする歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 歯牙又は歯茎用貼付シートが、折り返し部を介して歯牙又は歯茎の唇面と舌面との両面を被覆し得る形状を有し、前記折り返し部の線幅が0.5〜5mmであることを特徴とする請求項1記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 歯牙又は歯茎の舌面を被覆する舌面貼付部の底辺に底辺から歯牙方向に向かって最大幅2〜15mmの切れ込み部が形成されてなることを特徴とする請求項2記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンを含むスパンレース不織布(A)上に形成された粘着剤層が、剥離ライナーで被覆されてなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 剥離ライナーが、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、及びポリプロピレンの中から選ばれる材質であり、かつ動摩擦係数が0.05〜0.24であることを特徴とする請求項4記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 粘着剤層を形成する膏体組成物が、アルギン酸塩及びヒドロキシエチルセルロースを含有する粘着性口腔用組成物である請求項1乃至5のいずれか1項記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 膏体組成物が、更に縮合リン酸及び/又はその塩を含有することを特徴とする請求項6記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 剥離ライナーと、その上に粘着剤層を介して接着された支持体とを有し、上記支持体の外周縁部を粘着剤層と共に剥離ライナーに向けて型押したものである請求項4乃至7のいずれか1項記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 上記支持体の外周縁部が、粘着剤層の厚さが0.05〜0.5mmとなるように型押しされたものである請求項8記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 更に、上記支持体が折り返し部を有する場合は、該折り返し部を粘着剤層と共に剥離ライナーに向けて型押しされたものである請求項8又は9記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 更に、上記支持体の折り返し部が、粘着剤層の厚さが0.5mm以下となるように型押しされたものである請求項10記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 剥離ライナーが、上記支持体よりも大きいものである請求項4乃至11のいずれか1項記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 上記支持体側から剥離ライナーに向けて支持体及び粘着剤層が切断され、かつ剥離ライナーがハーフカットされてなるものである請求項4乃至12のいずれか1項記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
- 歯牙又は歯茎の舌面を被覆する舌面貼付部の底辺に底辺から歯牙方向に向かって形成された切れ込み部がV字型で、かつV字の先端部が曲率半径0.5mm以上の半円形又は台形状である請求項13記載の歯牙又は歯茎用貼付シート。
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