JP5439342B2 - 管状部材埋設工法及びその工法に使用される坑内軌道システム - Google Patents
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Description
前記掘削機によって坑内壁が形成された掘削区間のうち先頭部から所定の長さの切羽区間に設けられ、前記物資運搬に使用される第1物資運搬軌道と、前記後続台車の移動に使用される後続台車用軌道とを有し、前記第1物資運搬軌道と前記後続台車用軌道とが横並びで第1枕木を介して前記坑内壁に固定されている第1軌道と、
前記掘削区間の全区間に設けられ、前記物資運搬に使用される第2物資運搬軌道と、前記第2物資運搬軌道を前記坑内壁に固定する第2枕木とを有し、前記切羽区間において前記第1枕木よりも前記坑内壁の底部に近い位置に配置されている第2軌道と、
前記第2物資運搬軌道上を移動可能であり、前記第1物資運搬軌道と前記第2物資運搬軌道の高低差と左右方向のズレとを吸収して連結する連結軌道装置と、
を備え、
前記連結軌道装置は、前記第1物資運搬軌道と連結されている第1連結軌道と、前記第2物資運搬軌道と連結されている第2連結軌道と、前記第1連結軌道と前記第2連結軌道とを連結する中間連結軌道と、前記第1連結軌道と前記中間連結軌道とを水平面内で回動可能に連結する第1連結ヒンジと、前記第2連結軌道と中間連結軌道とを水平面内で回動可能に連結する第2連結ヒンジと、を有する坑内軌道システム。
前記坑内壁の内面の周方向に沿う方向に湾曲している湾曲部と、
前記湾曲部の両端部の各々から前記湾曲部の中心位置に向かってそれぞれ同一距離だけ離間させて設けられている一対の突出部と、
を有し、
前記第2物資運搬軌道は、相互に直角に折り曲げられている第1の板部と第2の板部とで構成されている断面を含み、前記第2物資運搬軌道面が上面に形成されている前記第1の板部が前記湾曲部に載せられ、前記第2の板部が前記突出部に当接する手段1に記載の坑内軌道システム。
前記第1支持部は、前記第1物資運搬軌道の間に挟まれることによって、前記第1物資運搬軌道に対する前記第1連結軌道の平行度を維持する第1平行度規制部を有し、
前記第2支持部は、前記第2物資運搬軌道を外側から挟むことによって、前記第2物資運搬軌道に対する前記第2連結軌道の平行度を維持する第2平行度規制部を有し、
前記第2連結軌道は、前記第2平行度規制部から前記第2物資運搬軌道の中心側に延びて前記第2物資運搬軌道の内側の面と共通する面を形成する手段2に記載の坑内軌道システム。
前記第1の板部は、前記起立部の上端部に載せられている手段2又は3に記載の軌道構造。
前記シールド掘削機の前方において、前記第1物資運搬軌道と前記第2物資運搬軌道と前記後続台車用軌道とを敷設する軌道敷設工程と、
前記シールド掘削機によって掘削しつつ、前記シールド掘削機を前進させる掘削機前進工程と、
前記第2物資運搬軌道を残存させた状態において、前記シールド掘削機の通過後の区間の前記第1物資運搬軌道と前記後続台車用軌道とを撤去する軌道撤去工程と、
前記第2物資運搬軌道を使用して前記連結軌道装置を前進させて、前記第2物資運搬軌道と前記第1物資運搬軌道とを連結する連結軌道工程と、
前記第2物資運搬軌道を使用して前記掘削孔内に前記管状部材を運搬する管状部材運搬工程と、
前記管状部材と前記第2物資運搬軌道とを前記掘削孔内に埋設する埋設工程と、
を備える管状部材埋設工法。
図1は、実施形態の下水道施工システムの構成を示す縦断面図である。下水道施工システムは、シールド掘削システム70と坑内運搬車両列80と軌道構造60とを備えている。シールド掘削システム70は、地中を掘削し、掘削された坑内で複数のセグメントSを組立てることによって坑内壁95を形成するシステムである。坑内運搬車両列80は、電池で牽引駆動するバッテリ機関車81と、シールド掘削システム70にセグメントSを供給する材料台車82と、掘削残土を運搬する運搬車両83とを備えている。軌道構造60は、坑内運搬車両列80が坑内を移動するための上段軌道部材11と、シールド掘削システム70の後続台車が移動するための後続台車用軌道(後述)とを備えている。
下段連結ユニット31と、中間連結ユニット32と、上段連結ユニット33と、下段接続ヒンジ34と、上段接続ヒンジ35とを備えている。下段連結ユニット31には、下段軌道装置50と連結されるための一対の下段連結軌道部材31a,31bが装備されている。上段連結ユニット33には、上段軌道部材11と連結されるための上段連結軌道部材33a,33bが装備されている。中間連結ユニット32には、下段連結軌道部材31a,31bと上段連結軌道部材33a,33bとを連結するための中間連結軌道32a,32bが装備されている。上段連結軌道部材33a,33bは、第1連結軌道とも呼ばれる。下段連結軌道部材31a,31bは、第2連結軌道とも呼ばれる。
図13は、実施形態の下水道施工の各工程を示すフローチャートである。ステップS10では、一次覆工(図3参照)が行われる。一次覆工は、シールド掘削システム70によって地中を掘削するとともに、掘削孔の内面に対してセグメントSを組立てて坑内壁95を形成する工程である。
(1)一次覆工においては、以下の効果を奏することができる。すなわち、極めて簡素な構成の下段軌道装置50の資材だけを搬入することによって、上段軌道部材11、後続台車用軌道20、および上段枕木17の資材を地上から搬入することなく、泥土圧シールド71の前方に全ての軌道装置を装着することができる。これにより、後続台車用軌道20や下段軌道装置50の敷設のための資材の廃棄に起因する環境負荷を低減させることができる。
(2)一次覆工の完了後に二次覆工を開始するまでには、一次覆工用の軌道の撤去と二次覆工用の軌道の設置のための工期を費用としていたが、本実施形態によれば、一次覆工の完了時に自動的に二次覆工用の軌道が完成していることになる。これにより、工期を顕著に短縮化することができる。
(3)二次覆工においては、下段軌道装置50は、掘削坑内において広い敷設空間を提供することができるので、地上で廃棄されること無く発泡モルタル層97の内部に埋設することができる。これにより、下段軌道装置50の資材撤去の工期を不要として、その廃棄に起因する環境負荷を低減させることができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
50…下段軌道装置、60…軌道構造、70…シールド掘削システム、71…泥土圧シールド、72…ベルトコンベア、73…運転台車、74…電源台車、75…制御盤台車、
76…油圧源台車、77…トランス台車、78…ケーブルリール台車、80…坑内運搬車両列、81…バッテリ機関車、82…材料台車、83…運搬車両、91…クレーン装置、
97…発泡モルタル層、98…強化プラスティック管。
Claims (5)
- 地中に管状部材を埋設するために、前記管状部材を埋設するための坑内におけるシールド掘削機の後続台車の移動と物資運搬とに使用される坑内軌道システムであって、
前記掘削機によって坑内壁が形成された掘削区間のうち先頭部から所定の長さの切羽区間に設けられ、前記物資運搬に使用される第1物資運搬軌道と、前記後続台車の移動に使用される後続台車用軌道とを有し、前記第1物資運搬軌道と前記後続台車用軌道とが横並びで第1枕木を介して前記坑内壁に固定されている第1軌道と、
前記掘削区間の全区間に設けられ、前記物資運搬に使用される第2物資運搬軌道と、前記第2物資運搬軌道を前記坑内壁に固定する第2枕木とを有し、前記切羽区間において前記第1枕木よりも前記坑内壁の底部に近い位置に配置されている第2軌道と、
前記第2物資運搬軌道上を移動可能であり、前記第1物資運搬軌道と前記第2物資運搬軌道の高低差と左右方向のズレとを吸収して連結する連結軌道装置と、
を備え、
前記連結軌道装置は、前記第1物資運搬軌道と連結されている第1連結軌道と、前記第2物資運搬軌道と連結されている第2連結軌道と、前記第1連結軌道と前記第2連結軌道とを連結する中間連結軌道と、前記第1連結軌道と前記中間連結軌道とを水平面内で回動可能に連結する第1連結ヒンジと、前記第2連結軌道と中間連結軌道とを水平面内で回動可能に連結する第2連結ヒンジと、を有する坑内軌道システム。 - 前記第2枕木は、
前記坑内壁の内面の周方向に沿う方向に湾曲している湾曲部と、
前記湾曲部の両端部の各々から前記湾曲部の中心位置に向かってそれぞれ同一距離だけ離間させて設けられている一対の突出部と、
を有し、
前記第2物資運搬軌道は、相互に直角に折り曲げられている第1の板部と第2の板部とで構成されている断面を含み、前記第2物資運搬軌道面が上面に形成されている前記第1の板部が前記湾曲部に載せられ、前記第2の板部が前記突出部に当接する請求項1に記載の坑内軌道システム。 - 前記連結軌道装置は、前記第2物資運搬軌道面上を摺動し、前記第1連結軌道を支持する第1支持部と、前記第2物資運搬軌道面上を摺動し、前記中間連結軌道を支持する中間支持部と、前記第2物資運搬軌道面上を摺動し、前記第2連結軌道を支持する第2支持部と、を備え、
前記第1支持部は、前記第1物資運搬軌道の間に挟まれることによって、前記第1物資運搬軌道に対する前記第1連結軌道の平行度を維持する第1平行度規制部を有し、
前記第2支持部は、前記第2物資運搬軌道を外側から挟むことによって、前記第2物資運搬軌道に対する前記第2連結軌道の平行度を維持する第2平行度規制部を有し、
前記第2連結軌道は、前記第2平行度規制部から前記第2物資運搬軌道の中心側に延びて前記第2物資運搬軌道の内側の面と共通する面を形成する請求項2に記載の坑内軌道システム。 - 前記第2枕木は、前記湾曲部において所定の間隔を隔てて設けられ、上方に起立する一対の起立部を有し、
前記第1の板部は、前記起立部の上端部に載せられている請求項2又は3に記載の坑内軌道システム。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の坑内軌道システムを使用して、シールド掘削機で地中を掘削するとともに、前記掘削された掘削孔内に管状部材を埋設する工法であって、
前記シールド掘削機の前方において、前記第1物資運搬軌道と前記第2物資運搬軌道と前記後続台車用軌道とを敷設する軌道敷設工程と、
前記シールド掘削機によって掘削しつつ、前記シールド掘削機を前進させる掘削機前進工程と、
前記第2物資運搬軌道を残存させた状態において、前記シールド掘削機の通過後の区間の前記第1物資運搬軌道と前記後続台車用軌道とを撤去する軌道撤去工程と、
前記第2物資運搬軌道を使用して前記連結軌道装置を前進させて、前記第2物資運搬軌道と前記第1物資運搬軌道とを連結する連結軌道工程と、
前記第2物資運搬軌道を使用して前記掘削孔内に前記管状部材を運搬する管状部材運搬工程と、
前記管状部材と前記第2物資運搬軌道とを前記掘削孔内に埋設する埋設工程と、
を備える管状部材埋設工法。
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|
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