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JP5445770B2 - オイルパルス工具 - Google Patents
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JP5445770B2 - オイルパルス工具 - Google Patents

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Description

本発明は、モータにより回転駆動され、モータの回転力を用いてネジやボルトの締め付ける等を行うオイルパルス工具であって、特に、オイルパルスユニットの冷却機構を改良することにより耐久性及び操作性を向上させたオイルパルス工具に関する。
ネジやボルト等の締め付けを行う電動工具として、油圧を利用して打撃力を発生させるオイルパルス工具が知られている。オイルパルス工具は、金属同士の衝突がないため、メカニカル方式のインパクト工具に比べて、作動音が低いという特徴を有する。このようなオイルパルス工具として、例えば特許文献1の技術があり、オイルパルスユニットを駆動する動力としてモータを使用し、モータの出力軸がオイルパルスユニットに直結される。オイルパルスユニットは、使用と共に温度が上昇するため、モータとオイルパルスユニットの間(モータの前端側)にファンを設け、ファンによってモータが冷却される。オイルパルス工具を稼働させるためのトリガスイッチを引くと、モータに駆動電流が供給される。特許文献1ではモータの回転軸と出力軸の間には減速機構が設けられ、小型のモータを高回転で駆動させることで必要な出力トルクを確保し、製品の小型化を図っている。
特開2005−40881号公報
従来のオイルパルス工具においては、モータの回転軸と出力軸の間に減速機構を設け、小型のモータを高回転で駆動させることで必要な出力トルクを確保し、製品の小型化を図ることが多かった。オイルパルス工具は打撃力を発生させるために油圧を用い、回転力をある角度において急激に出力軸に取り付けた先端工具に打撃力を与える。打撃時においては、先端工具側からの反力を受けることになり、この反力は減速機構の支持部に加わるために、オイルパルス工具において減速機構を設けた場合、反力が大きくなり、打撃時の振動が増大する。そのため、打撃時の振動を小さくするために、モータの回転軸とオイルパルス機構部の間に減速機構を設けないダイレクトドライブ機構とすることが提案されている。
ダイレクトドライブ機構とするためには、モータを低速高トルク型にする必要があり、一般的に減速機構を使用する高速低トルク型と比べ大型化してしまう。ダイレクトドライブ機構のブラシレス直流モータにおいては、減速機構がないためモータ回転数も低くなるが、従来技術のようにモータの回転軸にファンを設ける方式ではモータの回転数が低いため、モータ及びオイルパルスユニット等の動力伝達機構の冷却を十分行うことが難しくなる。特に、オイルパルス機構部において打撃後には、先端工具側からの半力の作用によりオイルパルスユニット回転数が低くなるが、ブラシレス直流モータを用いた場合、反力によってモータの回転数が低くなると、駆動回路に大きな電流が発生してスイッチング素子の温度上昇が大きくなる傾向にあるので、そのような場合の冷却性能の確保が重要となる。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的はモータ及びオイルパルスユニット等の動力伝達機構の冷却効率を高めて耐久性を向上させたオイルパルス工具を提供することにある。
本発明の別の目的は、モータの回転とは非同期に冷却ファンを駆動させることによって、モータが停止した場合であっても冷却効率を維持できるオイルパルス工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、モータと、モータを収容するハウジングと、モータにより駆動されるオイルパルス機構部と、オイルパルス機構部の前方より突出する出力軸を有するオイルパルス工具において、オイルパルス機構部の側方にオイルパルス機構部を冷却するファンを設けた。ファンはハウジングの内側であって、軸方向でオイルパルス機構部と同位置付近の周囲に複数配置すると好ましい。
本発明の他の特徴によれば、ファンは、ファンハウジング内に電気モータとプロペラが組み込まれたユニット形式で構成される。ファンの回転方向中心軸はオイルパルス機構部を駆動するモータの回転軸の方向に対して所定の角度を有して、好ましくは略垂直方向になるように配置する。特に好ましくは、ファンは、オイルパルス機構部を隔てて左右の2箇所に設けられ、2つのファンの排出方向が互いに反対方向になるようにする。ハウジングは左右に分割可能であり、ユニット形式のファンを分割式のハウジングの内部に挟みこむためのファンガイドを設け、ファンガイドを用いてファンをハウジングの内部に固定するように構成する。
本発明のさらに他の特徴によれば、モータと、モータを収容する胴体部と、モータにより駆動され、胴体部の前方より突出する出力軸と、胴体部より下方に延びるハンドル部と、胴体部の側方に配置され胴体部の内蔵物(収容される発熱機器等)を冷却するファンと、を有する動力工具とした。ファンは胴体部の側方に複数配置され、ファンハウジング内に電気モータとプロペラが組み込まれたユニット形式で構成される。胴体部の内蔵物は、出力軸を駆動するためのモータであり、出力軸を打撃するためのオイルパルス機構部である。
請求項1の発明によれば、オイルパルス工具においてオイルパルス機構部の側方に設けられオイルパルス機構部を冷却するファンを設けたので、モータだけでなくオイルパルス機構部も効果的に冷却することができる。また、冷却するファンをモータやオイルパルス機構部の同軸上でなく側部に設けたので前後長を短縮してコンパクトなオイルパルス工具を実現できる。また、ファンの回転方向中心軸はオイルパルス機構部を駆動するモータの回転軸の方向に対して略垂直方向に配置されるので、オイルパルス工具の横方向の幅の増大を最小に押さえつつファンを配置することができる。さらに、ファンは、オイルパルス機構部を隔てて2つ設けられ、2つのファンの排出方向は互いに反対方向であるので、冷却風が作業者又は被締め付け材等にあたることがないので、作業性を阻害することを防止できる。
請求項2の発明によれば、ファンは、ハウジングの内側であってオイルパルス機構部の周囲に複数配置されるので、大型のファンを用いることなく小型のファンにて十分な風量を確保することができ、冷却効率を高めることができる。
請求項3の発明によれば、ファンは、ファンハウジング内に電気モータとプロペラが組み込まれたユニット形式で構成されるので、ファンの組み込み作業の効率が向上し、またその回転制御が容易である。また、ファンの回転はオイルパルス機構部の駆動とは独立して制御することができるので温度上昇にあわせて最適な冷却を行うことができる。さらに、ファンとして安価な汎用品を用いることができるので製造コストダウンを図ることができる。
請求項の発明によれば、ハウジングは左右に分割可能であり、ユニット形式のファンを分割式のハウジングの内部に挟みこむためのファンガイドを設け、ファンガイドを用いてファンをハウジングの内部に固定するので、ファンを固定するためのねじ締めや接着剤の塗布をすること無しに組立が可能となり、製造コストの低減を実現できる。また、ファンガイドによってハウジングの内部の空気が所定の方向に導かれるので冷却効率が向上する。
請求項の発明によれば、胴体部の内蔵物を冷却するファンを胴体部の側方に配置したので、前後方向にコンパクトな動力工具を実現できる。
請求項の発明によれば、動力工具において、ファンは胴体部の側方に複数配置されるので、大型のファンを用いることなく小型のファンにて十分な風量を確保することができ、冷却効率を高めることができる。
請求項の発明によれば、ファンは、ファンハウジング内に電気モータとプロペラが組み込まれたユニット形式で構成されるので、ファンの組み込み作業の効率が向上し、またその回転制御が容易である。また、ファンの回転はオイルパルス機構部の駆動とは独立して制御することができるので温度上昇にあわせて最適な冷却を行うことができる。さらに、ファンとして安価な汎用品を用いることができるので製造コストダウンを図ることができる。
請求項の発明によれば、動力工具の内蔵物はモータであるので、ファンによってモータを効果的に冷却することができる。
請求項の発明によれば、動力工具の内蔵物はオイルパルス機構部であるので、ファンによってオイルパルス機構部を効果的に冷却することができる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係るオイルパルス工具1の全体構成を示す断面図である。 本発明の実施例に係るオイルパルス工具1の側面図である。 図1のオイルパルスユニット4の拡大断面図である。 図3のC−C断面であって、オイルパルスユニット4の使用状態における一回転の動きを8段階で示した断面図である。 図1のA−A部の断面図である。 図1のB−B部の断面図である。 図6のD−D部の断面からみた冷却ファン41の形状を示す図である。 図6のE−E部の断面からみた冷却ファン46の形状を示す図である。 ファンガイド13、14の形状を示す斜視図である。 モータ3の駆動制御系の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。尚、本明細書の説明において上下、左右及び前後の方向は、各図中に示した方向として説明する。図1は本発明の実施例に係るオイルパルス工具の全体を示す断面図である。
オイルパルス工具1は、外部から電源コード2により供給される電力を利用し、モータ3を駆動源としてオイルパルスユニット4を駆動し、オイルパルスユニット4に連結された出力軸5に回転力と打撃力を与えることによってソケットビット等の図示しない先端工具に回転打撃力を直接又は間欠的に伝達してネジ締めやボルト締め等の作業を行う。
電源コード2により供給される電源は、直流又はAC100V等の交流であり、交流の場合はオイルパルス工具1内に図示しない整流器を設けて直流に変換した後に、モータの駆動回路(インバータ回路)に送られる。モータ3は、内周側に永久磁石を有する回転子3bを有し、外周側に鉄心に巻かれた巻線3cを有する固定子3aを有するブラシレス直流モータであって、2つのベアリング10a、10bによってその回転軸が固定され、ハウジングの筒状の胴体部6a内に収容される。ハウジングは、胴体部6aとハンドル部6bと基板収納部6cにより構成され、胴体部6aの先端部にはベアリング10c及び10dを保持するためのケース15が取り付けられる。ハウジングは、プラスチック等の合成樹脂により一体成型で製造され、ケース15はアルミ合金等の金属の一体成形により製造されると好ましいが、その他の材料、製造方法により製造しても良い。モータ3の後方には、モータ3を駆動するための駆動回路基板7が配設され、この回路基板上にはFET(Field Effect Transistor)などのスイッチング素子17により構成されるインバータ回路及び回転子3bの回転位置を検出するためのホールIC等の回転位置検出素子52が搭載される。スイッチング素子17は、駆動回路基板7に対して垂直でなく斜めに立っており、このように配置することによって軸方向(前後方向)及び径方向(上下方向)の大きさが抑えられている。
ハウジングの胴体部6aの側部であって、オイルパルスユニット4の左右両側には、冷却ファン41(図5参照)及び46が設けられる。冷却ファン41、46によって、胴体部6aの後方の空気取入口11a、11b、及び、後述する空気取入口11c、11d(図5参照)から外気が吸引され、吸引された外気はスイッチング素子17の周囲を流れることによりスイッチング素子17を最初に冷却し、その後モータ3の部分において、固定子3aの外側及び内側を軸方向後方から前方に流れ、インナカバー30に形成される複数の軸方向貫通穴(図示せず)を通過してオイルパルスユニット4側に流入する。貫通穴を通過した空気は、オイルパルスユニット4の周囲を流れることによりオイルパルスユニット4を冷却した後に、オイルパルスユニット4の左右両側に設けられる冷却ファン41(図5参照)、46にて吸引され、ハウジングの胴体部6aの側方(左右両方)に設けられた後述する排気口から外部に排出される。
ハウジングの胴体部6aから略直角に下方向に延びるハンドル部6bの取り付け部付近にはトリガスイッチ8が配設され、トリガ8aを引いた量に比例する信号が、制御基板9に伝達される。ハンドル部6bの下側部分は、ハンドル部6bに対して大きな外径を有する基板収納部6cが形成され、基板収納部6cには後述する制御回路を搭載する制御基板9が収容される。本実施例では、モータの回転駆動用の制御回路やその他の電子回路を搭載するために3枚の基板が収容されているが、必ずしもこの構成に限られず、必要な基板を任意の空間に収容することが可能である。制御基板9には、複数の発光ダイオード(LED)18が設けられ、発光ダイオード18の光は図示しないハウジングの透過窓を透過又は貫通孔を通して外部から識別できるように構成される。
ハウジングの胴体部6a内には、ユニット式で構成されたオイルパルス機構、即ちオイルパルスユニット4が収容される。オイルパルスユニット4は、後方側のライナプレートの嵌合軸23aがモータ3の回転軸に直結され、前方側のメインシャフト24が出力軸5に直結される。トリガ8aが引かれてモータ3が起動されると、モータ3の回転はオイルパルスユニット4に伝達される。オイルパルスユニット4の内部にはオイルが充填されていて、出力軸5に負荷のかかっていないとき、又は、負荷が小さい際には、オイルの抵抗のみで出力軸5はモータ3の回転にほぼ同期して回転される。出力軸5に強い負荷がかかると出力軸5の回転が止まり、オイルパルスユニット4の外周側のライナのみが回転を続け、1回転に1箇所あるオイルを密閉する位置にてオイルの圧力が急激に上昇し、メインシャフト24を介して出力軸5に大きな締付トルク(打撃力)が作用し、出力軸5を大きな力で回転させる。以後、同様の衝撃動作が数回繰り返され、締め付け対象が設定トルクで締め付けられるまで打撃力が間欠的に繰り返し伝達される。
出力軸5は、後方側端部がボール式のベアリング10cにより保持され、前方のボール式のベアリング10dによりケース15に保持される。ケース15の周囲には、接続用のコード等をカバーすると共に、ケース15の周囲を覆うカバー19が設けられる。
図2は、図1のオイルパルス工具1の外観を示す側面図である。ハウジング6は胴体部6a、ハンドル部6b及び基板収納部6cを有し、プラスチック等の合成樹脂の一体成形により左右分割式に構成され、複数のネジ33によって固定される。ケース15及びカバー19は筒状であり、前方から胴体部6aに装着される。胴体部6aの後方側には、複数のスリット状の空気取入口11cが形成され、中央付近の側部(オイルパルスユニット4の左右両側)には複数のスリット状の排気口12a、12b(図5参照)が形成される。
次に図3及び図4を用いてオイルパルスユニット4について説明する。図3は、図1のオイルパルスユニット4の断面図である。図4は図3のC−C断面であって、オイルパルスユニット4の使用状態における一回転の動きを8段階で示した断面図である。図3において、オイルパルスユニット4は、主に、モータ3と同期して回転する駆動部分と、先端工具が取り付けられる出力軸5と同期して回転する出力部分の2つの部分により構成される。モータ3と同期して回転する駆動部分は、モータ3の回転軸に直結されるライナプレート23と、その外周側で前方に延びるように固定され外径が略円形のライナ20と、ライナ20の前方内周側に固定されるローワープレート21を含んで構成される。出力軸5と同期して回転する出力部分は、メインシャフト24と、メインシャフト24にバネを介して取付けられるブレード25a、25b(図4参照)を含んで構成される。
メインシャフト24はローワープレート21を貫通し、ライナ20内で回転できるように保持され、ライナ20とメインシャフト24内には、トルクを発生するための作動油(オイル)を充填してライナ20の両端に取り付けたライナプレート23とローワープレート21によって密封される。ローワープレート21とメインシャフト24、及び、ライナ20とライナプレート23の間には、相互間の気密性を確保するためのOリング29a、29bが設けられる。なお、ライナ20にはオイルの圧力を高圧室から低圧室に逃がすリリーフバルブ22があり、発生するオイルの最大圧力を制御し、締め付けトルクを調整することができる。
ライナ20の内部は図4に示すような略4つの領域を形成するような断面を有するライナ室が形成される。メインシャフト24の外周部には、対向する2個の溝部にバネを介してブレード25a、25bが嵌挿され、ブレード25a、25bがライナ20の内面に当接するようにバネによって円周方向に付勢される。ブレード25a、25b間のメインシャフト24の外周面には軸方向に延びる二本の凸状シール面26a、26bが設けられる。ライナ20の内周面には山形状に盛り上げて成る凸状シール面27a、27bと、凸状部28a、28bが形成される。
オイルパルス工具1はボルト締め付け時において締め付けボルトの座面が着座すると、メインシャフト24に負荷がかかり、メインシャフト24、ブレード25a、25bはほぼ停止した状態になり、ライナ20だけ回転し続ける。モータ3の回転によるライナ20の回転に伴い、1回転に1回の衝撃パルスが発生するが、この衝撃パルス発生時においてオイルパルス工具1内は、ライナ20の内周面に形成した凸状シール面27aとメインシャフト24の外周面に形成した凸状シール面26aが接触する。同時に、ライナ20の内周面に形成した凸状シール面27bとメインシャフト24の外周面に形成した凸状シール面26bと接触する。このようにライナ20の内周面に形成した一対の凸状シール面と、メインシャフト24の外周面に形成した一対の凸状シール面がそれぞれ当接することにより、ライナ20の内部は二つの高圧室Hと2つの低圧室Lに仕切られる。そして、前記高圧室Hと低圧室Lとの圧力差によりメインシャフト24が締め付けボルトを締め付けるべく回転する。
次に、オイルパルスユニット4の動作手順を説明する。まず、トリガ8aを引くことによりモータ3が回転され、これに伴いライナ20も同期して回転する。本実施例では、モータ3の回転軸にライナプレート23が直結されているが、減速機構を介して接続するようにしても良い。
図4の(1)〜(8)は、ライナ20がメインシャフト24に対して相対的に1回転する状態を示した図である。前述したように、出力軸5に負荷のかかっていないとき、又は、負荷が小さい時には、オイルの抵抗のみでメインシャフト24はモータ3の回転にほぼ同期して回転する。出力軸5に強い負荷がかかるとそれに直結されたメインシャフト24の回転が止まり、外側のライナ20のみが回転を続ける。
図4の(1)は、メインシャフト24に衝撃パルスによる打撃力が発生するときの位置関係を示す図である。この(1)に示す位置が、1回転に1箇所あるオイルを密閉する位置である。ここでは、凸状シール面27aと26aが、凸状シール面27bと凸状シール面26bが、ブレード25aと凸状部28aが、ブレード25bと凸状部28bがそれぞれメインシャフト24の軸方向全域において当接し、これによりライナ20の内部空間が2つの高圧室と2つの低圧室の4室に区画される。
ここで高圧、低圧とは、内部に存在するオイルの圧力である。さらにモータ3の回転によってライナ20が回転すると、高圧室の容積は減少するためオイルは圧縮されて瞬間的に高圧が発生し、この圧力によりブレード25a、25bを低圧室側に押しやる。その結果、メインシャフト24には上下のブレード25a、25bを介して瞬間的に力が作用して強力なトルクが発生する。この高圧室が形成されることにより、ブレード25a、25bを図中時計方向に回転させるような強い打撃力が作用する。図4(1)に示す位置を本明細書では「打撃位置」と呼ぶ。
図4の(2)は、打撃位置からライナ20が45度回転した状態を示す。(1)に示す打撃位置を過ぎると、凸状シール面27aと26a、凸状シール面27bと26b、ブレード25aと凸状部28a、及び、ブレード25bと凸状部28bの当接状態が解除されるため、ライナ20の内部の4室に区画されていた空間が解除され、相互の空間にオイルが流れるため、トルクは発生せず、ライナ20はモータ3の回転によりさらに回転する。
図4の(3)は、打撃位置からライナ20が90度回転した状態を示す。この状態では、ブレード25a、25bが凸状シール面27a、27bに当接してメインシャフト24から突出しない位置まで半径方向内側まで後退するため、オイルの圧力の影響を受けずトルクは発生しないため、ライナ20はそのまま回転する。
図4の(4)は、打撃位置からライナ20が135度回転した状態を示す。この状態ではライナ20の内部空間は連通してオイルの圧力変化は生じないため、メインシャフトに回転トルクは発生しない。
図4の(5)は、打撃位置からライナ20が180度回転した状態を示す。この位置では、凸状シール面27bと26a、凸状シール面27bと凸状シール面26bが接近するが、当接しない。これは、メインシャフト24に形成した凸状シール面26aと26bが、メインシャフトの軸に対して対称位置にないためである。同様にライナ20の内周に形成した凸状シール面27aと27bもメインシャフトの軸に対して対称位置にはない。従って、この位置ではオイルの影響をほとんど受けないためトルクはほとんど発生しない。尚、内部に充填されるオイルには粘性があり、凸状シール面27bと26a、又は、凸状シール面27aと26bが対面した際に、ほんの僅かながら高圧室が形成されるため、(2)〜(4)、(6)〜(8)と違って若干の回転トルクを生じさせる。
図4の(6)〜(8)の状態は、(2)〜(4)とほぼ同様であり、これらの状態の際はトルクが発生しない。(8)の状態からさらに回転すると、図4の(1)の状態に戻り、凸状シール面27aと26aが、凸状シール面27bと26bが、ブレード25aと凸状部28aが、ブレード25bと凸状部28bがそれぞれメインシャフト24の軸方向全域において当接し、これによりライナ20の内部空間が2つの高圧室Hと2つの低圧室Lの4室に区画されるため、メインシャフト24に強い回転トルクが発生する。
次に図5を用いて本実施例のオイルパルス工具1における冷却用空気流の流れを説明する。図5は図1のA−A部の断面図である。本実施例に係るオイルパルス工具1では、2つの冷却ファン41、46によってハウジング6の内部の空気が排出されるため、空気取入口11c、11dから外気が取り込まれ、矢印31及び32のような流れの空気流が発生し、胴体部6aの左右両側に設けられた排気口12a、12bから外部に排出される。また矢印31及び32の流れの空気流だけでなく、ハウジング6の後方側の空気取入口11a、11b(図1参照)から取り込まれた空気流がスイッチング素子17の周囲を流れて、モータ3の固定子3aと回転子3bの間を流れてインナカバー30の貫通穴を貫通して、矢印31及び32の空気流と合流する。
ここで、軸方向(前後方向)でみると、冷却ファン41、46はオイルパルスユニット4の前後範囲内に収まるように配置されている。このように、オイルパルスユニット4の前後位置と冷却ファン41、46の前後位置がオーバーラップするように配置することにより、特に冷却したい部分であるオイルパルスユニット4を強力に冷却することができる。
以上説明したように本実施例では、冷却ファン41、46をモータ3の回転力を用いて駆動するのではなく、別の動力源を用いて駆動するようにした。また、冷却ファン41、46をモータ3の回転軸3dやオイルパルスユニット4のメインシャフト24と同軸に設けるのではなく、オイルパルスユニット4の側方に、冷却ファン41、46の回転軸が、回転軸3dの軸方向とほぼ垂直方向になるように配置した。このように配置することによって、モータ3の後方、又は、モータ3とオイルパルスユニット4の間に冷却用のファンを設ける必要が無くなるので、工具本体の全長(前後長)を短くすることができる。また、本実施例では冷却ファンを1つでなく、左右に2つの冷却ファン41、46を配置するように構成したので、冷却効率の大幅な向上を図ることができる。さらに、比較的スペース的な余裕のあるオイルパルスユニット4の側部を用いることにより、冷却ファン41、46の取り付けスペースを効率よく設定することができ、冷却ファン41、46部分のハウジングの胴体部6aの出っ張りを最小に抑えることができる。本発明では冷却ファンをオイルパルスユニット4の上側につけることも可能であるが、胴体部6aから上側に出っ張り部分が生ずると、左右方向の出っ張りに比べて作業者が使いにくいと感じることが発明者らの実験でわかったので、本実施例のように左右両側に設ける方が好ましい。尚、左右の間隔が狭い箇所で使うような特殊なオイルパルス工具の場合は、左右両側の代わりに上側に設けるようにしても良い。
図6は図1のB−B部の断面図である。ハウジング6は、モータ3の回転軸3d又はオイルパルスユニット4の中心軸の軸線を通る鉛直な面で左右に2分割された右側のハウジング6a―1と左側のハウジング6a−2で形成され、これらのハウジング6―1と6−2に挟み込まれるようにしてオイルパルスユニット4が組み込まれる。オイルパルスユニット4は、図1で示したように後方側で嵌合軸23aがモータ3の回転軸3dと連結され、前方側でオイルパルスユニット4のメインシャフト24が出力軸5に連結されるので、オイルパルスユニット4自体はハウジング6−1、6−2の内壁とは非接触状態で保持される。そこで本実施例では、オイルパルスユニット4とハウジング6−1、6−2の内壁都の間に、冷却ファン41、46を保持するためのファンガイド13、14を設けた。上側のファンガイド13と下側のファンガイド14は、プラスチック等の合成樹脂の一体成形で製造されるものであり、ハウジング6―1と6−2の分割面を跨いで左右に延びるように配置される。ファンガイド13、14の左右両端には冷却ファン41、46が接しており、ファンガイド13、14は冷却ファン41、46をハウジング6−1、6−2に内側から外側へ押しつけるように保持する。この際、ファンガイド13、14はオイルパルスユニットとは接触しないようにファンガイド13、14の形状が設定される。ファンガイド13、14は、ハウジング6の内部に流入した空気流を、所定の方向に案内する整流板の役割も有している。
冷却ファン41、46はファンハウジング内に電気モータとプロペラが組み込まれたユニット形式で構成されたもので、いわゆるファンモーターという名称で広く販売されている。ハウジング6―1と6−2の内壁には、冷却ファン41、46を収容するための側面から見た形状が略四角形の凹部6dが形成され、この凹部6dに内側から冷却ファン41、46が収容される。凹部6dには、複数のスリットを有する排気口12a、12bが形成される。本実施例では冷却ファン41、46は凹部6dにより保持され、内側からファンガイド13、14によって押圧されることにより、ハウジング6―1と6−2の内壁に押しつけられることにより安定して保持される。この際、押しつけ力を発生させるためにファンガイド13、14が僅かながらバネ的な作用をすることが好ましく、本実施例では接続部13b、14bが弓なりに反ったような形で形成することによりバネ的作用を実現した。
図7は図6のD−D部の断面からみた冷却ファン41の形状を示す図であり、冷却ファン41の側面図でもある。冷却ファン41は、プラスチックの一体成形により形成されたファンハウジング42内に図示しない電気駆動式のモータと、モータの回転軸に接続される羽根43を有して構成される。冷却ファン41を駆動するモータには種々のタイプを利用できるが、本実施例では電源コード2から供給される直流電圧を降圧させて得られる低圧の直流電力を用いて駆動されるDCモータを用いると良い。ファンハウジング42からリード線44が外部に引き出され、リード線44を介して所定の直流電圧を印加すると羽根43が回転する。ファンハウジング42の側面形状(図7のように見た状態)は略正方形の形状であり、ファンハウジング42の四隅にはネジ等でファンハウジング42を固定するための4つの通し穴42aが形成される。
図8は図6のE−E部の断面からみた冷却ファン46の形状を示す図である。冷却ファン46は冷却ファン41と全く同一の冷却ファンを用いることができ基本的な構成は同一である。ファンハウジング47の四隅にはネジ等でファンハウジング47を固定するための4つの通し穴47aが形成される。
次に図9を用いてファンガイド13とファンガイド14の形状を説明する。ファンガイド13とファンガイド14は同一の材料(例えばプラスチック)、同一の形状に製造されるので互換性がある。ファンガイド13は左右連結部13aの左右両端から下方に広がりながら延びる円弧状の接続部13bと、接続部13bの先端に設けられ冷却ファン41、46の通し穴42a、47aに挿入される押さえ棒13dの台座となるベース部材13cが形成される。左右連結部13aはハウジング6の分割面を跨いでハウジング6−1、6−2の内壁に接する部分であり、接触状態を良好にするためと強度を増すために左右に延びる3本のリブが形成される。円弧状の接続部13bは左右2箇所に形成されるベース部材13cに押圧力を与えるための形状としており、図6に示すようにハウジング6の内部に組み込まれた際に、ほんの僅かながらゆがむ用にそのサイズ、形状が設定される。ベース部材13cの側面形状は、冷却ファン41、46のファンハウジング42、47の形状に対応しており、ベース部材13cをがたつき無く良好にファンハウジング42又は47に押しつけることにより安定して冷却ファン41、46を保持することができる。尚、図示していないが、冷却ファン41、46とベース部材13cの間に制震効果のある弾性部材を介在させるようにしても良いし、冷却ファン41、46とハウジング6−1、6−2の内壁の間を接着剤や樹脂等で固定するようにしても良い。
ファンガイド14の形状はファンガイド13の形状と同一である。ファンガイド14は左右連結部14aの両側に接続部14bを介してベース部材14cが接続され、ベース部材14cには押さえ棒14dが形成される。ここで左右連結部14aの裏側(オイルパルスユニット4と面する側)には、左右連結部14aの強度を向上させるためのリブ14eが形成される。尚、リブ14eに相当するリブは左右連結部13aの裏側にも同様に形成される。
次に、モータ3の駆動制御系の構成と作用を図10に基づいて説明する。図10はモータ3の駆動制御系の構成を示すブロック図であり、本実施例では、モータ3は3相のブラシレスDCモータで構成される。このブラシレスDCモータは、いわゆるインナーロータ型であって、複数組(本実施例では2組)のN極とS極を含む永久磁石(マグネット)を含んで構成される回転子(ロータ)3bと、スター結線された3相の固定子巻線U、V、Wから成る固定子3aと、回転子3bの回転位置を検出するために周方向に所定の間隔毎、例えば角度60°毎に配置された3つの回転位置検出素子(ホール素子)52を有する。これら回転位置検出素子52からの位置検出信号に基づいて固定子巻線U、V、Wへの通電方向と時間が制御され、モータ3が回転する。
駆動回路基板7上に搭載される電子素子には、3相ブリッジ形式に接続されたFETなどの6個のスイッチング素子Q1〜Q6を含む。ブリッジ接続された6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ゲートは、制御基板9に搭載される制御信号出力回路54に接続され、6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ドレインまたは各ソースは、スター結線された固定子巻線U、V、Wに接続される。これによって、6個のスイッチング素子Q1〜Q6は、制御信号出力回路54から入力されたスイッチング素子駆動信号(H4、H5、H6等の駆動信号)によってスイッチング動作を行い、電源コード2を介して供給される直流をインバータ回路59にて変換して3相(U相、V相及びW相)電圧Vu、Vv、Vwとして固定子巻線U、V、Wに電力を供給する。
6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ゲートを駆動するスイッチング素子駆動信号(3相信号)のうち、3個の負電源側スイッチング素子Q4、Q5、Q6をパルス幅変調信号(PWM信号)H4、H5、H6として供給し、制御基板9上に搭載された演算部51によって、トリガ8aの操作量(ストローク)の検出信号に基づいてPWM信号のパルス幅(デューティ比)を変化させることによってモータ3への電力供給量を調整し、モータ3の起動/停止と回転速度を制御する。
ここで、PWM信号は、インバータ回路59の正電源側スイッチング素子Q1〜Q3または負電源側スイッチング素子Q4〜Q6の何れか一方に供給され、スイッチング素子Q1〜Q3またはスイッチング素子Q4〜Q6を高速スイッチングさせることによって電源コード2を介して供給される直流電力から各固定子巻線U、V、Wに供給する電力を制御する。尚、本実施例では、負電源側スイッチング素子Q4〜Q6にPWM信号が供給されるため、PWM信号のパルス幅を制御することによって各固定子巻線U、V、Wに供給する電力を調整してモータ3の回転速度を制御することができる。
オイルパルス工具1には、モータ3の回転方向を切り替えるための正逆切替レバー16が設けられ、回転方向設定回路57は正逆切替レバー16の変化を検出するごとに、モータの回転方向を切り替えて、その制御信号を演算部51に送信する。演算部51は、図示していないが、処理プログラムとデータに基づいて駆動信号を出力するための中央処理装置(CPU)、処理プログラムや制御データを記憶するためのROM、データを一時記憶するためのRAM、タイマ等を含んで構成される。
制御信号出力回路54は、回転方向設定回路57と回転子位置検出回路53の出力信号に基づいて所定のスイッチング素子Q1〜Q6を交互にスイッチングするための駆動信号を形成し、その駆動信号を制御信号出力回路54に出力する。これによって固定子巻線U、V、Wの所定の巻線に交互に通電し、回転子3bを設定された回転方向に回転させる。この場合、負電源側スイッチング素子Q4〜Q6に印加する駆動信号は、印加電圧設定回路56の出力制御信号に基づいてPWM変調信号として出力される。モータ3に供給される電流値は、電流検出回路55によって測定され、その値が演算部51にフィードバックされることにより、設定された駆動電力となるように調整される。尚、PWM信号は正電源側スイッチング素子Q1〜Q3に印加しても良い。
ファン回転制御部58は、2つの冷却ファン41、46の回転を制御するものであり、演算部51からの指示により冷却ファン41、46に所定の電力を供給又は停止をすることにより回転開始及び回転停止を制御する。本実施例での冷却ファン41、46の制御の仕方は種々の方法が考えられる。例えば、作業者がトリガ8aを引いてモータ3の回転が開始したと同時に冷却ファン41、46の回転を開始させ、作業者がトリガ8aを離したら冷却ファン41、46の回転が止まるようにトリガ8aと連動して制御することができる。また、冷却ファン41、46の停止時だけをトリガ8aと連動させずに、作業者がトリガ8aを離してモータ3の回転を停止したら所定時間(例えば3〜5分)経過後に冷却ファン41、46を停止させるようにしても良い。さらに温度センサを設けて、所定の温度まで低下した際に冷却ファン41、46を停止させるように制御しても良い。本実施例における冷却ファン41、46の配置では、2つの冷却ファン41、46を同期させて同じ制御をすることが好ましい。従って、片方の冷却ファンだけを停止させる制御は好ましくない。これはハウジング6の同一部分の左右両側に冷却ファン41、46を配置しているので、片方の冷却ファンを停止すると、もう一方の冷却ファンの部分から外気を吸引してしまうためである。
以上本実施例ではスイッチング素子17、モータ3及びオイルパルスユニット4を2つの冷却ファン41、46によって強力に冷却できるので、オイルパルス工具1を安定して動作させることができる上に、オイルパルス工具1の長寿命化を図ることができる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、冷却ファンの回転方向中心軸はオイルパルス機構部を駆動するモータ3の回転軸3dの方向に対して垂直方向になるように配置したが、かならずしも垂直にこだわる必要はなく、所定の角度をもっていてハウジング6から外部に突出しなければ、他の任意の角度で配置するようにしても良い。
本発明の実施例の構成では、電気モータで駆動されるオイルパルス工具の例を用いて発明を説明したが、エンジンなどの他の動力によって動作するオイルパルス工具であっても良い。また、オイルパルス工具でない動力工具であっても良い。例えば、インパクトドライバのインパクト機構部(金属のハンマとアンビルを有する)を冷却ファンによって冷却する構造であっても良い。
1 オイルパルス工具 2 電源コード 3 モータ
3a 固定子 3b 回転子 3c 巻線 3d 回転軸
4 オイルパルスユニット 5 出力軸 6a 胴体部
6b ハンドル部 6c 基板収納部 6d (冷却ファン収容用の)凹部
7 駆動回路基板 8 トリガスイッチ 8a トリガ
9 制御基板 10a〜10d ベアリング 11a〜11d 空気取入口
12a、12b 排気口 13、14 ファンガイド
13a、14a 左右連結部 13b、14b 接続部
13c、14c ベース部材 13d、14d 押さえ棒
14e リブ 15 ケース 16 正逆切替レバー
17 スイッチング素子 18 発光ダイオード 19 カバー
20 ライナ 21 ローワープレート 22 リリーフバルブ
23 ライナプレート 23a 嵌合軸 24 メインシャフト
25a、25b ブレード 26a、26b 凸状シール面
27a、27b 凸状シール面 28a、28b 凸状部
29a、29b Oリング 30 インナカバー
33 ネジ 41、46 冷却ファン 42、47 ファンハウジング
42a、47a 通し穴 43、48 羽根 44、49 リード線
50 制御部 51 演算部 52 回転位置検出素子
53 回転子位置検出回路 54 制御信号出力回路
55 電流検出回路 56 印加電圧設定回路
57 回転方向設定回路 58 ファン回転制御部 59 インバータ回路

Claims (9)

  1. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記モータにより駆動されるオイルパルス機構部と、
    前記オイルパルス機構部の前方より突出する出力軸と、
    前記オイルパルス機構部の側方に設けられ前記オイルパルス機構部を冷却するファンを有
    前記ファンの回転方向中心軸は前記オイルパルス機構部を駆動する前記モータの回転軸の方向に対して略垂直方向に配置され、
    前記ファンは、前記オイルパルス機構部を隔てて2つ設けられ、2つの前記ファンの排出方向は互いに反対方向であることを特徴とするオイルパルス工具。
  2. 前記ファンは、前記ハウジングの内側であって前記オイルパルス機構部の周囲に配置されることを特徴とする請求項1に記載のオイルパルス工具。
  3. 前記ファンは、ファンハウジング内に電気モータとプロペラが組み込まれたユニット形式で構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のオイルパルス工具。
  4. 前記ハウジングは左右に分割可能であり、前記ユニット形式のファンを前記分割式のハウジングの内部に挟みこむためのファンガイドを設け、
    前記ファンガイドを用いて前記ファンを前記ハウジングの内部に固定することを特徴とする請求項に記載のオイルパルス工具。
  5. モータと、
    前記モータを収容する胴体部と、
    前記モータにより駆動され、前記胴体部の前方より突出する出力軸と、
    前記胴体部より下方に延びるハンドル部と、
    前記胴体部の側方に配置され、前記胴体部の内蔵物を冷却するファンと、を有し、
    前記ファンの回転方向中心軸は前記モータの回転軸の方向に対して略垂直方向に配置され、
    前記ファンは、前記内蔵物を隔てて2つ設けられ、2つの前記ファンの排出方向は互いに反対方向であることを特徴とする動力工具。
  6. 前記ファンは前記胴体部の側方に配置されることを特徴とする請求項に記載の動力工具。
  7. 前記ファンは、ファンハウジング内に電気モータとプロペラが組み込まれたユニット形式で構成されることを特徴とする請求項又はに記載の動力工具。
  8. 前記内蔵物は、前記モータであることを特徴とする請求項に記載の動力工具。
  9. 前記内蔵物は、オイルパルス機構部であることを特徴とする請求項に記載の動力工具。
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