JP5452246B2 - 車両用サンバイザー - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明は、車室内に設置され外光を遮るサンバイザー本体(例えば、後述する実施例におけるサンバイザー本体5)と、前記サンバイザー本体に着脱可能に設けられたバニティミラー(例えば、後述する実施例におけるバニティミラー6)と、を備える車両用サンバイザー(例えば、後述する実施例における車両用サンバイザー1)において、前記サンバイザー本体から離脱させた前記バニティミラーは前記サンバイザー本体の下部に係脱可能であり、前記バニティミラーを前記サンバイザー本体の下部に係合した状態で該バニティミラーのミラー面(例えば、後述する実施例における主ミラー12および補助ミラー13L,13R)を前記サンバイザー本体に対して上下移動可能とする移動機構(例えば、後述する実施例におけるスライドプレート17,41L,41R)を備えることを特徴とする車両用サンバイザーである。
サンバイザー本体5は、周知のように車外から車内に入射する外光を遮るためのものであり、支持アーム4の水平部4aに上下方向へ回動可能に取り付けられている。サンバイザー本体5において支持アーム4の延長上の端部には係合軸部7が設けられており、この係合軸部7は、ルーフ3のフロントガラス8近傍に設置された図示しないフックに係合離脱可能とされている。
そして、フロントガラス8から入射する外光が眩しいときに、運転者がサンバイザー本体5を下方に回転して、図1に示すようにフロントガラス8に沿って配置する。このとき、サンバイザー本体5の表面5aは運転者の方向を向く。
なお、以下の説明では、リッド11L,11Rを閉じたときにメインケース10においてリッド11L,11Rと対向する面をメインケース10の内面とし、反対側の面をメインケース10の外面とする。また、リッド11L,11Rを閉じたときにリッド11L,11Rにおいてメインケース10と対向する面をリッド11L,11Rの内面とし、反対側の面をリッド11L,11Rの外面とする。
メインケース10とリッド11L,11Rはいずれも樹脂製で遮光性を有している。図4に示すように、メインケース10の内面には主ミラー12が固定されており、リッド11L,11Rの内面には補助ミラー13L,13Rが固定されている。
リッド11L,11Rには、図4に示す展開状態においてリッド11L,11Rの左右方向外側近傍の上端に、アーム14が上方に向かって延設されている。アーム14の先端には、図13に示すように、リッド11L,11Rの内面側に湾曲するフック部15が形成されている。
ケース本体16の下端部18は若干手前側(表面側)に突出しており、リッド11L,11Rを閉じたときにこの下端部18の上部空間にリッド11L,11Rが収まり(図3、図5参照)、リッド11L,11Rの外面と下端部18の表面がほぼ面一になるように設定されている。前述した主ミラー12はケース本体16の内面側に固定されている。
なお、スライドプレート17の外面側の左右端部の下縁にはストッパ20が突設されており、このストッパ20が下側の抱持部19の上端に突き当たったときにスライドプレート17は下限位置となり、上側の抱持部19の下端に突き合ったときにスライドプレート17は上限位置となり、この下限位置と上限位置との間においてスライドプレート17はケース本体16に対する上下移動が許容される。
一方、ケース本体16の外面側の中央には、左右方向に延びる断面三角形の係止山部24が上下方向に多数連続して設けられている。図7に示すように、このケース本体16の係止山部24にスライドプレート17の舌片部22の係止突起23が係止することにより、ケース本体16とスライドプレート17の上下方向の相対移動が停止せしめられ、その位置を保持することができるようになっており、また、スライドプレート17の舌片部22が撓むことによって、係止突起23は係止山部24を乗り越えることができ、ケース本体16とスライドプレート17を上下相対移動させることができるようになっている。すなわち、係止突起23と係止山部24は、ケース本体16とスライドプレート17の上下方向の相対位置を任意の位置で停止させる停止機構を構成する。
また、ケース本体16の下端には、下方に突出するアーム28が左右一対設けられており、アーム28の先端には、ケース本体16の外面側に湾曲するフック部30が形成されている。
なお、図4に示すように、ケース本体16のアーム28は、スライドプレート17のアーム25の下方に対応する位置に配置されている。また、図3に示すように、リッド11L,11Rを閉じたときにリッド11L,11Rのアーム14はスライドプレート17のアーム25と一部を重複させつつ、若干左右方向内側に配置される。
図2に示すように、凹部9は、その上縁に、左右一対の第1アーム収納凹部31と、第1アーム収納凹部31に連なる第3アーム収納凹部33を備え、下縁に左右一対の第2アーム収納凹部32を備えている。第2アーム収納凹部32の深さは第1アーム収納凹部31の深さと同じであるが、第3アーム収納凹部33の深さは第1アーム収納凹部31の深さよりも浅くなっている。
また、サンバイザー本体5には、凹部9の左右両側にスライドプレート収納孔40が設けられており、スライドプレート収納孔40にスライドプレート(移動機構)41L,41Rが上下動可能に収容されている。スライドプレート41L,41Rは樹脂製で遮光性を有し、平板状をなしていて、サンバイザー本体5の表面5aに対して平行に配置されている。スライドプレート41L,41Rの左右方向の幅寸法は、リッド11L,11Rの左右方向の幅寸法と同一にされている。スライドプレート収納孔40はサンバイザー本体5の下端に開口し、この開口からスライドプレート41L,41Rは下方に突出可能となっている。
また、サンバイザー本体5の下端の左右両側にも切欠部44が形成されており、スライドプレート41L,41Rをスライドプレート収納孔40の奥端に収納したときに、切欠部44内にスライドプレート41L,41Rの切欠部42が位置するようになっている。
なお、図示を省略するが、スライドプレート41L,41Rが勝手に下降してくることがないように、および、スライドプレート収納孔40から脱落しないように、スライドプレート収納孔40とスライドプレート41L,41Rとの間にはストッパ機構が設けられている。
バニティミラー6を使用しないときには、図1および図5に示すように、リッド11L,11Rを閉じた状態のバニティミラー6をサンバイザー本体5の凹部9に収納しておく。
そして、フロントガラス8から車内に入射する外光が眩しくないとき、および、バニティミラー6を使用しないときには、凹部9にバニティミラー6を格納させたサンバイザー本体5を、支持アーム4を回転中心にして上方に回転させ、ルーフ3に沿って配置する。
その場合に、バニティミラー6をサンバイザー本体5から切り離した状態のまま使用することは勿論可能であるが、このサンバイザー1においては、バニティミラー6をサンバイザー本体5の下端に吊り下げて使用することが可能である。以下、その手順を説明する。
次に、図9に示すように、メインケース10のスライドプレート17に設けられたアーム25のフック部27を、サンバイザー本体5の下端中央寄りに設けられた2つのシャフト37に係止するとともに、リッド11L,11Rに設けられたアーム14のフック部15を、サンバイザー本体5の下端左右に設けられたシャフト43に係止して、バニティミラー6をサンバイザー本体5の下端に吊り下げる。なお、図10はこのときのメインケース10の吊り下げ状態を示している。
なお、バニティミラー6を鏡として用いないときにも、遮光領域を拡大する目的で、バニティミラー6をサンバイザー本体5の凹部9から取り外し、サンバイザー本体5の下端に吊り下げて用いることが可能である。
また、リッド11L,11Rのスライドプレート41L,41Rをサンバイザー本体5に設けているので、リッド11L,11Rの厚みを薄くすることができ、リッド11L,11Rの軽量化が可能となる。すなわち、バニティミラー6の厚みを薄くすることができるとともに、バニティミラー6の軽量化が可能となる。
また、前述したように、スライドプレート17,41L,41Rを遮光体として利用することができるので、遮光領域を拡大することもできる。
また、このような形態としたときにも、ケース本体16とスライドプレート17とを相対移動させることによって、バニティミラー6をさらに低い位置に移動することができる。
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、バニティミラー6のリッド11L,11Rを左右開きとしたが、リッドは上下開きであってもよい。
また、前述した実施例では、バニティミラー6を三面鏡式としたが、一面鏡であってもよい。
また、前述した実施例では、移動機構をスライドプレート17,41L,41Rで構成したが、他の構成であってもよい。
また、前述した実施例では移動機構としてのスライドプレート17をバニティミラー6に、移動機構としてのスライドプレート41L,41Rをサンバイザー本体5に設けたが、総ての移動機構をバニティミラー6側に設けてもよいし、あるいは、サンバイザー本体5側に設けてもよい。
さらに、前述した実施例では、右ハンドル車両の運転席側の車両用サンバイザーの態様としたが、この発明は、助手席側の車両用サンバイザーにも適用可能であり、さらに、左ハンドル車両の運転席側あるいは助手席側の車両用サンバイザーにも適用可能である。
5 サンバイザー本体
6 バニティミラー
17,41L,41R スライドプレート(移動機構)
Claims (3)
- 車室内に設置され外光を遮るサンバイザー本体と、前記サンバイザー本体に着脱可能に設けられたバニティミラーと、を備える車両用サンバイザーにおいて、
前記サンバイザー本体から離脱させた前記バニティミラーは前記サンバイザー本体の下部に係脱可能であり、前記バニティミラーを前記サンバイザー本体の下部に係合した状態で該バニティミラーのミラー面を前記サンバイザー本体に対して上下移動可能とする移動機構を備えることを特徴とする車両用サンバイザー。 - 前記サンバイザー本体に前記移動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用サンバイザー。
- 前記移動機構は、前記バニティミラーを前記サンバイザー本体に対して下方に移動した状態で、前記バニティミラーの上端と前記サンバイザー本体の下端との間に配置され、前記サンバイザー本体の幅方向全域に亘って板状に設けられ、遮光性を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用サンバイザー。
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