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JP5457689B2 - オープンショーケース - Google Patents
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Description

本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等において、冷蔵または冷凍商品を陳列するオープンショーケースに関わり、特に互いに隣接する棚板間に配設される仕切板の構造に関する。
この種のオープンショーケースに使用される仕切板は、互いに隣接して設置される複数のオープンショーケースや冷蔵室内の互いに隣接する棚板に、保冷温度等の異なる商品を陳列する際において、冷気が左右方向に流動するのを遮断するために取り付けられるもので、従来においては、例えば、特許文献1に記載されているように、隣接するオープンショーケースとの間の隙間に、内箱の断面形状より上下寸法の大きな仕切板を着脱可能に取り付けたものが知られている。
特開平6−185853号公報
前記特許文献1に記載されているオープンショーケースのように、内箱の断面形状より上下寸法の大きな仕切板を使用すると、その運搬や取り扱い、施工時の作業が面倒となる。また、内箱の断面形状より上下寸法の大きな1枚の仕切板では、冷蔵室内に仕切板を着脱容易に取り付けることは難しい。すなわち、冷蔵室内に仕切板を取り付ける場合には、仕切板を予め取り付けてから、この仕切板を挟むようにして左右の棚板を取り付ける必要があるため、棚板を取り付けてしまった後では、仕切板を簡単に取り外すことができないからである。この際に仕切板を着脱するときには、隣接する棚板を一旦取り外さなければならず、その作業が面倒となる。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、仕切板の運搬や取り扱い、施工作業等を容易としうるとともに、仕切板を、棚板を取り外すことなくショーケース本体の前方から容易に着脱することができるようにしたオープンショーケースを提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のオープンショーケースは、
外箱と内箱とからなるショーケース本体の内部に、前面が解放する冷蔵室を形成し、この冷蔵室に取り付けた左右の棚板間に、前記冷蔵室内を左右に仕切る仕切板を設けてなるオープンショーケースにおいて、
前記仕切板を、上下方向の中間部で分割された上部仕切板と下部仕切板とからなるものとし、かつ上部仕切板と下部仕切板とを、それらの対向部に設けた連結部材により連結し、仕切板の分割位置を、ショーケース本体における前下部の上端とほぼ同位置とし、かつ上部仕切板が下部仕切板に対して前後方向に移動し得るように、連結部材により連結したことを特徴としている。
この特徴によれば、冷蔵室内に設けられる仕切板を、上下方向の中間部で分割して、上部仕切板と下部仕切板とからなるものとしたので、仕切板の運搬や取り扱い、施工作業等が容易となる。また上部仕切板を、下部仕切板に対して前後方向に移動させて、ショーケース本体の前方より容易に着脱することができ、しかも、上部仕切板を取り外した後、下部仕切板も容易に取り外すことができるので、左右の棚板を取り外す必要がない。従って、棚板への商品の陳列形態の変更等に迅速に対応しうるとともに、オープンショーケースの施工やメンテナンス等も容易となる。また、連結部材は、ショーケース本体における前下部の上端とほぼ同位置にあるので、連結部材が目立たず、体裁がよくなる。
本発明の請求項に記載のオープンショーケースは、請求項に記載のオープンショーケースであって、
連結部材を、仕切板の前後寸法とほぼ等しい前後寸法の正面視H形断面をなすものとし、その下部の凹溝に下部仕切板の上端部を嵌着するとともに、上部の凹溝に、上部仕切板の下端部を前後に移動可能に嵌合し、前記連結部材の前端部に、上部仕切部材の下端を支持して回転するローラを設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、上下の仕切板が厚さ方向に位置ずれするのが防止されるとともに、上部仕切板を、下部仕切板に対し前後方向に安定的に移動させて着脱することができ、ローラを用いることで、重量のある上部仕切板であっても、前後方向に軽い力で簡単に移動させることができる。
本発明のオープンショーケースの概略縦断側面図である。 図1のII−II線に沿う拡大縦断正面図である。 上部仕切板と下部仕切板との連結部の一部切欠き拡大側面図である。 同じく、上部仕切板を持ち上げて前方に移動させた状態の側面図である。 図3のV−V線に沿う拡大縦断正面図である。
本発明に係るオープンショーケースを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係るオープンショーケースにつき、図1から図5を参照して説明する。図1は、本発明のオープンショーケースの概略縦断側面図で、このオープンショーケース1は、前面(以下、図1の左方を前として説明する)が解放されたほぼコ字形断面の断熱構造の外箱2と、その内方の、同じく前面が解放されたほぼコ字形断面の内箱3とからなるショーケース本体4を備え、その内部空間は、前面が解放された冷蔵室5となっている。
外箱2と内箱3との間のコ字状空間は、通風路6となっており、この通風路6内に設けられた冷却装置と送風機(いずれも図示略)により上方に送られた冷気は、ショーケース本体4の前端上部の冷気吹出口7から、ショーケース本体4の前下部上端の吸込口8に向かって吹き出され、冷蔵室5の前面の解放面に、冷気のエアカーテンが形成されるようになっている。
図2の拡大縦断正面図にも示すように、内箱3の背面板3aに上下方向に列設された左右の係合孔9には、左右複数のブラケット10における後端の上下複数の係合爪11が係合され、左右に対向する上下のブラケット10には、保冷商品陳列用の上下複数段の棚板12が、左右複数列取り付けられている。また、内箱3の底部の前面板3bと背面板3aとの間にも、棚板13が、上下位置変更可能に取り付けられている。
互いに隣接する上方の棚板12、12と、下部の棚板13、13との間の隙間には、下端が内箱3の底面板3cの上面と当接し、かつ上端が内箱3の上端と近接する上下寸法とされた、冷蔵室5内を左右に仕切る透明なアクリル等よりなる仕切板14が装着されている。この仕切板14は、ショーケース本体4における前下部の上面に取り付けた左右方向を向く手摺り部15の上端と同位置か、若干上方位置で分割された上部仕切板14aと下部仕切板14bとからなり、上下の仕切板14a、14bの対向部同士は、前後方向を向く連結部材16により連結されている。
連結部材16は、正面視上向きコ字状断面の上部部材17と下向きコ字状断面の下部部材18とからなり、それらの水平片17a、18aの対向面同士をスポット溶接等により結合することにより、連結部材16は正面視H形断面に形成されている。連結部材16の下部の凹溝19には、下部仕切板14bの上端部が嵌着され、また上部の凹溝20には、上部仕切板14aの下端部が前後方向に移動可能に嵌合されている。
図3ないし図5に示すように、上部部材17と下部部材18の水平片17a、18aの前端部は、前後方向に所要寸法だけ切り欠いてあり、その切り欠いた部分には、溝付きローラ21が、その左右方向を向く枢軸21aを、下部部材18の両側片18b、18bの上端部により枢支することにより、回転自在に収容されている。
この溝付きローラ21の凹溝の上面により、上部仕切板14aの下端部に形成された前後方向を向く狭幅部22の下端が支持され、上部仕切板14aを軽い力で容易に前後方向に移動させることができるようになっている。下部仕切板14bの前端部の上部には、溝付きローラ21と干渉しないように、切欠部23が形成されている。
上部仕切板14の狭幅部22の前端部下面には、切欠き段部24が形成され、この切欠き段部24は、図3に示すように、上部仕切板14aを最後限の正規位置まで移動させたとき、溝付きローラ21の後面上部に係止され、前方に妄りに移動しないようにしてある。上部仕切板14aを前方に移動する際は、図4に示すように、前端部を若干持ち上げて前方に移動させればよい。
以上説明したように、前記実施例のオープンショーケース1においては、冷蔵室5内において、隣接する棚板12、13間に設けられる仕切板14を、ショーケース本体4における前下部の上面に取り付けた左右方向を向く手摺り部15の上端と同位置か、若干上方位置において、上部仕切板14aと下部仕切板14bとに分割し、かつ上部仕切板14aと下部仕切板14bとを、上部仕切板14aが下部仕切板14bに対して前後方向に移動しうるように、連結部材16により連結しているので、左右の棚板12、13を取り外すことなく、上部仕切板14aを、ショーケース本体4の前方より冷蔵室5内に容易に装着したり、取り外したりすることができる。
また、上部仕切板14aを取り外した状態で、下部仕切板14bを、左右の棚板13間に、上方より容易に挿入したり、取り外したりすることができる。従って、棚板12、13への商品の陳列形態の変更等に迅速に対応しうるとともに、オープンショーケース1の施工やメンテナンス等も容易となる。
また、上部仕切板14aを、連結部材16の前端部に設けた溝付きローラ21により支持して前後方向に移動させうるので、重量のある上部仕切板14aであっても、軽い力で前後方向に簡単に移動することができる。
また、上部仕切板14aを後限位置まで移動させると、その前端部の下面に設けた切欠き段部24が、溝付きローラ21の後面上部に係止して、前方に移動するのが防止されるので、商品を補充したり取り出したりする際に、上部仕切板14aが定位置から簡単に前方に移動することはない。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
尚、前記実施例においては、連結部材16が目立たないように、仕切板14の分割位置を、ショーケース本体4における前下部の上面に取り付けた左右方向を向く手摺り部15の上端と同位置か、若干上方位置として、連結部材16が目立たないようにしているが、仕切板14の分割位置は、手摺り部15の上端よりも上方の中間位置とすることもできる。
また、溝付きローラ21の代わりに、通常の円形ローラを用いてもよく、円形ローラを用いた際には、上部仕切板14aの下端部に狭幅部22を形成する必要がない。
また、溝付きローラ21を用いた場合であっても、上部仕切板14a全体が狭幅部22を同じ幅に形成されていれば、必ずしも狭幅部22を形成する必要はない。
また、このようなローラを省略して、上部仕切板14aを、単に、連結部材16の上部の凹溝20に摺動可能に嵌合してもよい。
1 オープンショーケース
2 外箱
3 内箱
3a 背面板
3b 前面板
3c 底面板
4 ショーケース本体
5 冷蔵室
6 通風路
7 冷気吹出口
8 吸込口
9 係合孔
10 ブラケット
11 係合爪
12 棚板
13 棚板
14 仕切板
14a 上部仕切板
14b 下部仕切板
15 手摺り部
16 連結部材
17 上部部材
17a 水平片
18 下部部材
18a 水平片
18b 側片
19 凹溝
20 凹溝
21 溝付きローラ
21a 枢軸
22 狭幅部
23 切欠部
24 切欠き段部

Claims (2)

  1. 外箱と内箱とからなるショーケース本体の内部に、前面が解放する冷蔵室を形成し、この冷蔵室に取り付けた左右の棚板間に、前記冷蔵室内を左右に仕切る仕切板を設けてなるオープンショーケースにおいて、
    前記仕切板を、上下方向の中間部で分割された上部仕切板と下部仕切板とからなるものとし、かつ上部仕切板と下部仕切板とを、それらの対向部に設けた連結部材により連結し、仕切板の分割位置を、ショーケース本体における前下部の上端とほぼ同位置とし、かつ上部仕切板が下部仕切板に対して前後方向に移動し得るように、連結部材により連結したことを特徴とするオープンショーケース。
  2. 連結部材を、仕切板の前後寸法とほぼ等しい前後寸法の正面視H形断面をなすものとし、その下部の凹溝に下部仕切板の上端部を嵌着するとともに、上部の凹溝に、上部仕切板の下端部を前後に移動可能に嵌合し、前記連結部材の前端部に、上部仕切部材の下端を支持して回転するローラを設けたことを特徴とする請求項に記載のオープンショーケース。
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