JP5480148B2 - マグネシウム化合物担持非メタロセン触媒およびその製造 - Google Patents
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Description
非メタロセン触媒は、性能のいくつかの点に関して、メタロセン触媒に対比し得るかまたはそれを上回っており、チ−グラー触媒、チ−グラー・ナッタ触媒およびメタロセン触媒に続く、オレフィン重合用の第4世代触媒として分類されている。そのような触媒によって製造されたポリオレフィン生成物は、好適な特性を示し、そして生産コストの低いことを特徴とする。非メタロセン触媒の配位原子には、酸素、窒素、硫黄およびリンが含まれており、シクロペンタジエン基又はその誘導体(例えば、インデン基もしくはフロオレン基)は含まれていない。非メタロセン触媒は、その中心原子が比較的強い求電子性を示すということ、ならびに、σ−結合の移動およびオレフィンの挿入を促進する金属ハロゲン化物型もしくはシス−アルキル金属型の中心構造を有するということを特徴とする。従って、中心原子は容易にアルキル化に付されやすく、それ故、カチオン型活性中心の生成を容易にする。このように生成された錯体は、制限された幾何学配座を有しており、立体選択的であり、電気陰性およびキラル調整性(chiral adjustable)を有する。 更に、生成した金属−炭素結合は容易に分極し、従って、オレフィンの単独重合および共重合を更に容易にする。 これらの理由から、比較的高い重合温度下であっても、比較的高い分子量を有するオレフィンポリマーを得ることが可能である。
マグネシウム化合物に、化学的処理剤(chemical treating agent)および非メタロセン配位子の2者のうちの一方を接触させて、接触生成物を得る接触工程(ここで化学的処理剤は、第IVB族金属化合物の群から選ばれる);ならびに
前記接触生成物(contact resultant)を、化学的処理剤および非メタロセン配位子の2者のうちの他方によって処理して、マグネシウム化合物担持非メタロセン触媒を得る処理工程
を含む方法に関する。
qは0もしくは1であり;
dは0もしくは1であり;
Eは、窒素含有基、酸素含有基、硫黄含有基、セレン含有基およびリン含有基からなる群から選ばれる基(ここで、N、O、S、SeおよびPはそれぞれ配位原子を表わす)であり;
Gは、C1−C30炭化水素基、置換C1−C30炭化水素基および不活性な官能基からなる群から選ばれる基であり;
R1〜R3、R22〜R33およびR39は、水素、C1−C30炭化水素基、ハロゲン原子、置換C1−C30炭化水素基および不活性な官能基からなる群からそれぞれ独立して選ばれ、ここでこれらの基は同じであってもよいし、または互いに異なっていてもよく、隣接するいずれかの基は互いに結合しまたは環を形成していてもよい。]
を有する化合物の群から選ばれる。
第1に、本発明は、マグネシウム化合物担持非メタロセン触媒を製造する方法であって、
マグネシウム化合物に、化学的処理剤および非メタロセン配位子の2者のうちの一方を接触させて、接触生成物を得る接触工程(ここで化学的処理剤は、第IVB族金属化合物の群から選ばれる);ならびに
前記接触生成物を、化学的処理剤および非メタロセン配位子の2者のうちの他方によって処理して、マグネシウム化合物担持非メタロセン触媒を得る処理工程
を含む方法に関する。
マグネシウム化合物溶液の調製において、マグネシウム化合物(Mg基準)のテトラヒドロフランに対するモル比は、1対5〜100、好ましくは1対10〜30であってよく、一方、マグネシウム化合物(Mg基準)のアルコールに対するモル比は、1対0.5〜20、好ましくは1対1〜8であってよい。
使用する沈殿剤の量について特に制限はないが、沈殿剤のテトラヒドロフランに対する体積比は、通常は1対0.5〜6であって、1対1〜4であることが好ましい。
更に、得られる変性マグネシウム化合物(生成物の沈殿)の上述した濾過、洗浄および乾燥については特に制限はなく、必要に応じて当業者が決定することができる。
式(I):
式(III):
Al(R)3 (III)
[式中、Rはそれぞれ独立して同一であってもまたは異なっていてもよく、同一であることが好ましく、C1−C8アルキルの群からそれぞれ独立して選ぶことができ、メチル、エチルおよびイソブチルが好ましく、メチルが最も好ましい。]
前記予備処理工程を実施するためには、例えば以下のようないずれかのプロセスを用いることができる。
溶媒は、1種でもまたは2種もしくはそれ以上の混合物としても用いることができる。
[式中、
mは、0、1、2、3もしくは4であって、
nは、0、1、2、3もしくは4であって、
Mは、第IVB族金属、例えばチタン、ジルコニウム、ハフニウム等であって、
Xは、ハロゲン原子、例えばF、Cl、BrおよびIであって、
R1およびR2は、C1-C30アルキル、例えば、メチル、エチル、プロピル、n−ブチル、イソブチル等の群からそれぞれ独立して選ばれ、R1およびR2はそれぞれ独立して同じであっても異なってもよい。]
で示される化合物が含まれる。
テトラメチルジルコニウム(Zr(CH3)4)、テトラエチルジルコニウム(Zr(CH3CH2)4)、テトライソブチルジルコニウム(Zr(i-C4H9)4)、テトラ-n-ブチルジルコニウム(Zr(C4H9)4)、トリエチルメチルジルコニウム(Zr(CH3)(CH3CH2)3)、ジエチルジメチルジルコニウム(Zr(CH3)2(CH3CH2)2)、トリメチルエチルジルコニウム(Zr(CH3)3(CH3CH2))、トリイソブチルメチルジルコニウム(Zr(CH3)(i-C4H9)3)、ジイソブチルジメチルジルコニウム(Zr(CH3)2(i-C4H9)2)、トリメチルイソブチルジルコニウム(Zr(CH3)3(i-C4H9))、トリイソブチルエチルジルコニウム(Zr(CH3CH2)(i-C4H9)3)、ジイソブチルジエチルジルコニウム(Zr(CH3CH2)2(i-C4H9)2)、トリエチルイソブチルジルコニウム(Zr(CH3CH2)3(i-C4H9))、トリ-n-ブチルメチルジルコニウム(Zr(CH3)(C4H9)3)、ジ-n-ブチルジメチルジルコニウム(Zr(CH3)2(C4H9)2)、トリメチル-n-ブチルジルコニウム(Zr(CH3)3(C4H9))、トリ-n-ブチルメチルジルコニウム(Zr(CH3CH2)(C4H9)3)、ジ-n-ブチルジエチルジルコニウム(Zr(CH3CH2)2(C4H9)2)、トリエチルn-ブチルジルコニウム(Zr(CH3CH2)3(C4H9))など、
テトラメチルハフニウム(Hf(CH3)4)、テトラエチルハフニウム(Hf(CH3CH2)4)、テトライソブチルハフニウム(Hf(i-C4H9)4)、テトラ-n-ブチルハフニウム(Hf(C4H9)4)、トリエチルメチルハフニウム(Hf(CH3)(CH3CH2)3)、ジエチルジメチルハフニウム(Hf(CH3)2(CH3CH2)2)、トリメチルエチルハフニウム(Hf(CH3)3(CH3CH2))、トリイソブチルメチルハフニウム(Hf(CH3)(i-C4H9)3)、ジイソブチルジメチルハフニウム(Hf(CH3)2(i-C4H9)2)、トリメチルイソブチルハフニウム(Hf(CH3)3(i-C4H9))、トリイソブチルエチルハフニウム(Hf(CH3CH2)(i-C4H9)3)、ジイソブチルジエチルハフニウム(Hf(CH3CH2)2(i-C4H9)2)、トリエチルイソブチルハフニウム(Hf(CH3CH2)3(i-C4H9))、トリ-n-ブチルメチルハフニウム(Hf(CH3)(C4H9)3)、ジ-n-ブチルジメチルハフニウム(Hf(CH3)2(C4H9)2)、トリメチルn-ブチルハフニウム(Hf(CH3)3(C4H9))、トリ-n-ブチルメチルハフニウム(Hf(CH3CH2)(C4H9)3)、ジ-n-ブチルジエチルハフニウム(Hf(CH3CH2)2(C4H9)2)、トリエチルn-ブチルハフニウム(Hf(CH3CH2)3(C4H9))など
を使用することができる。
テトラメトキシジルコニウム(Zr(OCH3)4)、テトラエトキシジルコニウム(Zr(OCH3CH2)4)、テトライソブトキシジルコニウム(Zr(i-OC4H9)4)、テトラ-n-ブトキシジルコニウム(Zr(OC4H9)4)、トリエトキシメトキシジルコニウム(Zr(OCH3)(OCH3CH2)3)、ジエトキシジメトキシジルコニウム(Zr(OCH3)2(OCH3CH2)2)、トリメトキシエトキシジルコニウム(Zr(OCH3)3(OCH3CH2))、トリイソブトキシメトキシジルコニウム(Zr(OCH3)(i-OC4H9)3)、ジイソブトキシジメトキシジルコニウム(Zr(OCH3)2(i-OC4H9)2)、トリメトキシイソブトキシジルコニウム(Zr(OCH3)3(i-C4H9))、トリイソブトキシエトキシジルコニウム(Zr(OCH3CH2)(i-OC4H9)3)、ジイソブトキシジエトキシジルコニウム(Zr(OCH3CH2)2(i-OC4H9)2)、トリエトキシイソブトキシジルコニウム(Zr(OCH3CH2)3(i-OC4H9))、トリ-n-ブトキシメトキシジルコニウム(Zr(OCH3)(OC4H9)3)、ジ-n-ブトキシジメトキシジルコニウム(Zr(OCH3)2(OC4H9)2)、トリメトキシ-n-ブトキシジルコニウム(Zr(OCH3)3(OC4H9))、トリ-n-ブトキシメトキシジルコニウム(Zr(OCH3CH2)(OC4H9)3)、ジ-n-ブトキシジエトキシジルコニウム(Zr(OCH3CH2)2(OC4H9)2)、トリエトキシ-n-ブトキシジルコニウム(Zr(OCH3CH2)3(OC4H9))など、
テトラメトキシハフニウム(Hf(OCH3)4)、テトラエトキシハフニウム(Hf(OCH3CH2)4)、テトライソブトキシハフニウム(Hf(i-OC4H9)4)、テトラ-n-ブトキシハフニウム(Hf(OC4H9)4)、トリエトキシメトキシハフニウム(Hf(OCH3)(OCH3CH2)3)、ジエトキシジメトキシハフニウム(Hf(OCH3)2(OCH3CH2)2)、トリメトキシエトキシハフニウム(Hf(OCH3)3(OCH3CH2))、トリイソブトキシメトキシハフニウム(Hf(OCH3)(i-OC4H9)3)、ジイソブトキシジメトキシハフニウム(Hf(OCH3)2(i-OC4H9)2)、トリメトキシイソブトキシハフニウム(Hf(OCH3)3(i-OC4H9))、トリイソブトキシエトキシハフニウム(Hf(OCH3CH2)(i-OC4H9)3)、ジイソブトキシジエトキシハフニウム(Hf(OCH3CH2)2(i-OC4H9)2)、トリエトキシイソブトキシハフニウム(Hf(OCH3CH2)3(i-C4H9))、トリ-n-ブトキシメトキシハフニウム(Hf(OCH3)(OC4H9)3)、ジ-n-ブトキシジメトキシハフニウム(Hf(OCH3)2(OC4H9)2)、トリメトキシ-n-ブトキシハフニウム(Hf(OCH3)3(OC4H9))、トリ-n-ブトキシメトキシハフニウム(Hf(OCH3CH2)(OC4H9)3)、ジ-n-ブトキシジエトキシハフニウム(Hf(OCH3CH2)2(OC4H9)2)、トリエトキシ-n-ブトキシハフニウム(Hf(OCH3CH2)3(OC4H9))など
を使用することができる。
トリメチルブロモチタン(TiBr(CH3)3)、トリエチルブロモチタン(TiBr(CH3CH2)3)、トリイソブチルブロモチタン(TiBr(i-C4H9)3)、トリ-n-ブチルブロモチタン(TiBr(C4H9)3)、ジメチルジブロモチタン(TiBr2(CH3)2)、ジエチルジブロモチタン(TiBr2(CH3CH2)2)、ジイソブチルジブロモチタン(TiBr2(i-C4H9)2)、トリ-n-ブチルブロモチタン(TiBr(C4H9)3)、メチルトリブロモチタン(Ti(CH3)Br3)、エチルトリブロモチタン(Ti(CH3CH2)Br3)、イソブチルトリブロモチタン(Ti(i-C4H9)Br3)、n-ブチルトリブロモチタン(Ti(C4H9)Br3)、
トリメチルクロロジルコニウム(ZrCl(CH3)3)、トリエチルクロロジルコニウム(ZrCl(CH3CH2)3)、トリイソブチルクロロジルコニウム(ZrCl(i-C4H9)3)、トリ-n-ブチルクロロジルコニウム(ZrCl(C4H9)3)、ジメチルジクロロジルコニウム(ZrCl2(CH3)2)、ジエチルジクロロジルコニウム(ZrCl2(CH3CH2)2)、ジイソブチルジクロロジルコニウム(ZrCl2(i-C4H9)2)、トリ-n-ブチルクロロジルコニウム(ZrCl(C4H9)3)、メチルトリクロロジルコニウム(Zr(CH3)Cl3)、エチルトリクロロジルコニウム(Zr(CH3CH2)Cl3)、イソブチルトリクロロジルコニウム(Zr(i-C4H9)Cl3)、n-ブチルトリクロロジルコニウム(Zr(C4H9)Cl3)、
トリメチルブロモジルコニウム(ZrBr(CH3)3)、トリエチルブロモジルコニウム(ZrBr(CH3CH2)3)、トリイソブチルブロモジルコニウム(ZrBr(i-C4H9)3)、トリ-n-ブチルブロモジルコニウム(ZrBr(C4H9)3)、ジメチルジブロモジルコニウム(ZrBr2(CH3)2)、ジエチルジブロモジルコニウム(ZrBr2(CH3CH2)2)、ジイソブチルジブロモジルコニウム(ZrBr2(i-C4H9)2)、トリ-n-ブチルブロモジルコニウム(ZrBr(C4H9)3)、メチルトリブロモジルコニウム(Zr(CH3)Br3)、エチルトリブロモジルコニウム(Zr(CH3CH2)Br3)、イソブチルトリブロモジルコニウム(Zr(i-C4H9)Br3)、n-ブチルトリブロモジルコニウム(Zr(C4H9)Br3)、
トリメチルクロロハフニウム(HfCl(CH3)3)、トリエチルクロロハフニウム(HfCl(CH3CH2)3)、トリイソブチルクロロハフニウム(HfCl(i-C4H9)3)、トリ-n-ブチルクロロハフニウム(HfCl(C4H9)3)、ジメチルジクロロハフニウム(HfCl2(CH3)2)、ジエチルジクロロハフニウム(HfCl2(CH3CH2)2)、ジイソブチルジクロロハフニウム(HfCl2(i-C4H9)2)、トリ-n-ブチルクロロハフニウム(HfCl(C4H9)3)、メチルトリクロロハフニウム(Hf(CH3)Cl3)、エチルトリクロロハフニウム(Hf(CH3CH2)Cl3)、イソブチルトリクロロハフニウム(Hf(i-C4H9)Cl3)、n-ブチルトリクロロハフニウム(Hf(C4H9)Cl3)、
トリメチルブロモハフニウム(HfBr(CH3)3)、トリエチルブロモハフニウム(HfBr(CH3CH2)3)、トリイソブチルブロモハフニウム(HfBr(i-C4H9)3)、トリ-n-ブチルブロモハフニウム(HfBr(C4H9)3)、ジメチルジブロモハフニウム(HfBr2(CH3)2)、ジエチルジブロモハフニウム(HfBr2(CH3CH2)2)、ジイソブチルジブロモハフニウム(HfBr2(i-C4H9)2)、トリ-n-ブチルブロモハフニウム(HfBr(C4H9)3)、メチルトリブロモハフニウム(Hf(CH3)Br3)、エチルトリブロモハフニウム(Hf(CH3CH2)Br3)、イソブチルトリブロモハフニウム(Hf(i-C4H9)Br3)、n-ブチルトリブロモハフニウム(Hf(C4H9)Br3)
を使用することができる。
トリメトキシクロロチタン(TiCl(OCH3)3)、トリエトキシクロロチタン(TiCl(OCH3CH2)3)、トリイソブトキシクロロチタン(TiCl(i-OC4H9)3)、トリ-n-ブトキシクロロチタン(TiCl(OC4H9)3)、ジメトキシジクロロチタン(TiCl2(OCH3)2)、ジエトキシジクロロチタン(TiCl2(OCH3CH2)2)、ジイソブトキシジクロロチタン(TiCl2(i-OC4H9)2)、トリ-n-ブトキシクロロチタン(TiCl(OC4H9)3)、メトキシトリクロロチタン(Ti(OCH3)Cl3)、エトキシトリクロロチタン(Ti(OCH3CH2)Cl3)、イソブトキシトリクロロチタン(Ti(i-C4H9)Cl3)、n-ブトキシトリクロロチタン(Ti(OC4H9)Cl3)、
トリメトキシブロモチタン(TiBr(OCH3)3)、トリエトキシブロモチタン(TiBr(OCH3CH2)3)、トリイソブトキシブロモチタン(TiBr(i-OC4H9)3)、トリ-n-ブトキシブロモチタン(TiBr(OC4H9)3)、ジメトキシジブロモチタン(TiBr2(OCH3)2)、ジエトキシジブロモチタン(TiBr2(OCH3CH2)2)、ジイソブトキシジブロモチタン(TiBr2(i-OC4H9)2)、トリ-n-ブトキシブロモチタン(TiBr(OC4H9)3)、メトキシトリブロモチタン(Ti(OCH3)Br3)、エトキシトリブロモチタン(Ti(OCH3CH2)Br3)、イソブトキシトリブロモチタン(Ti(i-C4H9)Br3)、n-ブトキシトリブロモチタン(Ti(OC4H9)Br3)、
トリメトキシクロロジルコニウム(ZrCl(OCH3)3)、トリエトキシクロロジルコニウム(ZrCl(OCH3CH2)3)、トリイソブトキシクロロジルコニウム(ZrCl(i-OC4H9)3)、トリ-n-ブトキシクロロジルコニウム(ZrCl(OC4H9)3)、ジメトキシジクロロジルコニウム(ZrCl2(OCH3)2)、ジエトキシジクロロジルコニウム(ZrCl2(OCH3CH2)2)、ジイソブトキシジクロロジルコニウム(ZrCl2(i-OC4H9)2)、トリ-n-ブトキシクロロジルコニウム(ZrCl(OC4H9)3)、メトキシトリクロロジルコニウム(Zr(OCH3)Cl3)、エトキシトリクロロジルコニウム(Zr(OCH3CH2)Cl3)、イソブトキシトリクロロジルコニウム(Zr(i-C4H9)Cl3)、n-ブトキシトリクロロジルコニウム(Zr(OC4H9)Cl3)、
トリメトキシブロモジルコニウム(ZrBr(OCH3)3)、トリエトキシブロモジルコニウム(ZrBr(OCH3CH2)3)、トリイソブトキシブロモジルコニウム(ZrBr(i-OC4H9)3)、トリ-n-ブトキシブロモジルコニウム(ZrBr(OC4H9)3)、ジメトキシジブロモジルコニウム(ZrBr2(OCH3)2)、ジエトキシジブロモジルコニウム(ZrBr2(OCH3CH2)2)、ジイソブトキシジブロモジルコニウム(ZrBr2(i-OC4H9)2)、トリ-n-ブトキシブロモジルコニウム(ZrBr(OC4H9)3)、メトキシトリブロモジルコニウム(Zr(OCH3)Br3)、エトキシトリブロモジルコニウム(Zr(OCH3CH2)Br3)、イソブトキシトリブロモジルコニウム(Zr(i-C4H9)Br3)、n-ブトキシトリブロモジルコニウム(Zr(OC4H9)Br3)、
トリメトキシクロロハフニウム(HfCl(OCH3)3)、トリエトキシクロロハフニウム(HfCl(OCH3CH2)3)、トリイソブトキシクロロハフニウム(HfCl(i-OC4H9)3)、トリ-n-ブトキシクロロハフニウム(HfCl(OC4H9)3)、ジメトキシジクロロハフニウム(HfCl2(OCH3)2)、ジエトキシジクロロハフニウム(HfCl2(OCH3CH2)2)、ジイソブトキシジクロロハフニウム(HfCl2(i-OC4H9)2)、トリ-n-ブトキシクロロハフニウム(HfCl(OC4H9)3)、メトキシトリクロロハフニウム(Hf(OCH3)Cl3)、エトキシトリクロロハフニウム(Hf(OCH3CH2)Cl3)、イソブトキシトリクロロハフニウム(Hf(i-C4H9)Cl3)、n-ブトキシトリクロロハフニウム(Hf(OC4H9)Cl3)、
トリメトキシブロモハフニウム(HfBr(OCH3)3)、トリエトキシブロモハフニウム(HfBr(OCH3CH2)3)、トリイソブトキシブロモハフニウム(HfBr(i-OC4H9)3)、トリ-n-ブトキシブロモハフニウム(HfBr(OC4H9)3)、ジメトキシジブロモハフニウム(HfBr2(OCH3)2)、ジエトキシジブロモハフニウム(HfBr2(OCH3CH2)2)、ジイソブトキシジブロモハフニウム(HfBr2(i-OC4H9)2)、トリ-n-ブトキシブロモハフニウム(HfBr(OC4H9)3)、メトキシトリブロモハフニウム(Hf(OCH3)Br3)、エトキシトリブロモハフニウム(Hf(OCH3CH2)Br3)、イソブトキシトリブロモハフニウム(Hf(i-C4H9)Br3)、n-ブトキシトリブロモハフニウム(Hf(OC4H9)Br3)を使用することができる。
第IVB族金属化合物は、1種でも、または2種もしくはそれ以上の混合物として用いることができる。
qは0または1であり;
dは0または1であり;
Bは、窒素含有基、リン含有基およびC1−C30炭化水素基からなる群から選ばれ;
Eは、窒素含有基、酸素含有基、硫黄含有基、セレン含有基およびリン含有基からなる群から選ばれ、ここでN、O、S、SeおよびPはそれぞれ配位原子を表わし;
Fは、窒素含有基、酸素含有基、硫黄含有基、セレン含有基およびリン含有基からなる群から選ばれ、ここでN、O、S、SeおよびPはそれぞれ配位原子を表わし;
Gは、C1−C30炭化水素基、置換C1−C30炭化水素基および不活性な官能基からなる群から選ばれ;
YおよびZは、窒素含有基、酸素含有基、硫黄含有基、セレン含有基およびリン含有基、例えば-NR23R24、-N(O)R25R26、-PR28R29、-P(O)R30R31、-OR34、-SR35、-S(O)R36、-SeR38および-Se(O)R39からなる群からそれぞれ独立して選ばれ、ここでN、O、S、SeおよびPはそれぞれ配位原子を表わし;
R1〜R4、R6〜R36およびR38〜R39は、水素、C1−C30炭化水素基、ハロゲン原子、置換C1−C30炭化水素基(好ましくは、対応するハロゲン化された炭化水素基、例えば、-CH2Clおよび-CH2CH2Cl)もしくは不活性な官能基の群からそれぞれ独立して選ばれ、ここでこれらの基は互いに同じであってもよいし、または異なっていてもよく、隣接するいずれかの基(例えば、R1とR2およびR3、R3とR4、R6、R7、R8およびR9、R23とR24、またはR25とR26)は互いに結合しまたは環を形成することができ;
R5は、窒素原子上の孤立電子対、水素、C1−C30炭化水素基、置換C1−C30炭化水素基、酸素含有基(ヒドロキシル基およびアルコキシ基、例えば、-OR34もしくは-T-OR34を含む)、硫黄含有基(例えば、-SR35、-T-SR35)、セレン含有基、窒素含有基(例えば、-NR23R24、-T-NR23R24)、およびリン含有基(例えば、-PR28R29、-T-PR28R29、-T-P(O)R30R31)からなる群から選ばれる(但し、R5が、酸素含有基、硫黄含有基、窒素含有基、セレン含有基もしくはリン含有基の群から選ばれる場合には、R5基中のN、O、S、PおよびSeはそれぞれ配位原子を表わし、第IVB属遷移金属原子と配位結合し得ることを条件とする。)。
ハロゲン原子は、F、Cl、BrおよびIからなる群から選ばれ、
酸素含有基は、ヒドロキシル基およびアルコキシ基、例えば-OR34および-T-OR34からなる群から選ばれ、
硫黄含有基は、-SR35、 -T-SR35、 -S(O)R36 および-T-SO2R37からなる群から選ばれ、
セレン含有基は、-SeR38、 -T-SeR38、 -Se(O)R39 および-T-Se(O)R39からなる群から選ばれ、
前記T基は、C1−C30炭化水素基、置換C1−C30炭化水素基および不活性な官能基からなる群から選ばれ、ならびに
R37は、水素、C1−C30炭化水素基、ハロゲン原子、置換C1−C30炭化水素基および不活性な官能基からなる群から選ばれる。
置換C1−C30炭化水素基は、1もしくはそれ以上の不活性な置換基を有するC1−C30炭化水素基を意味しており、ここで、不活性とは、置換基が中心金属原子の配位に対して実質的な干渉を示さないことを意味しており、特に断らない限り、置換C1−C30炭化水素基は、ハロゲン化されたC1−C30炭化水素基、ハロゲン化されたC6−C30アリール基、ハロゲン化されたC8−C30縮合環基、もしくはハロゲン化されたC4−C30ヘテロ環基を意味しており、
不活性な官能基とは、炭化水素基および置換炭化水素基以外の不活性な官能基を意味しており、本発明では、不活性な官能基は、例えば、ハロゲン原子、酸素含有基、窒素含有基、ケイ素含有基、ゲルマニウム含有基、硫黄含有基およびスズ含有基、例えばエーテル基(例えば、-OR34 もしくは -TOR35)、C1-C10エステル基、C1-C10アミン基、C1-C10アルコキシ基およびニトロ基などであってよい。
(1)第IVB族金属原子の配位を阻害せず;
(2)構造中のA、D、E、F、YおよびZの各基とそれぞれ異なっており、および
(3)第IVB族金属原子との配位がA、D、E、F、YおよびZの各基よりも容易ではなく、従って、それらの基の代わりに第IVB族金属原子と配位するには至らない。
ゲルマニウム含有基は、-GeR46R47R48および-T-GeR49の群から選ばれ、
スズ含有基は、-SnR50R51R52、-T-SnR53もしくは-T-Sn(O)R54の群から選ばれ、
R42〜R54は、水素、C1−C30炭化水素基、ハロゲン原子、置換C1−C30炭化水素基もしくは不活性な官能基の群からそれぞれ独立して選ばれる。
接触工程において、化学的処理剤(第IVB族金属基準)のマグネシウム化合物(Mg基準)に対する比は、1対0.1−100であってよく、1対0.5−50であることが好ましい。
本発明によれば、非メタロセン配位子を溶解させるために使用する溶媒の量については、特に制限はない。この点に関して、当業者は、一様な溶液を調製することができ、そしてマグネシウム化合物を混合して得られるスラリーおよび溶液が一様に保たれるのであれば、溶媒の非メタロセン配位子に対する溶解能または溶解性に基づいて、必要とされる好適な量を求めることができる。一般的に言って、溶液中における非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は、一般に10〜250g/Lであり、50〜160g/Lであることが好ましい。
接触工程の後で直接乾燥を行う場合には、使用する溶媒の量はそれに応じて減らすことができる。
マグネシウム化合物を溶解させ得るいずれの溶媒(例えば、エーテル系溶媒、特にテトラヒドロフラン)も使用することができないということに注意されたい。
溶媒は、1種でも、または2種もしくはそれ以上の混合物としても用いることができる。
撹拌手段は、リボン撹拌機、アンカー撹拌機などであってよい。リボン撹拌機については、その速度は5〜50rpmとすることができ、アンカー撹拌機については、5〜200rpmとすることができる。
濾過および洗浄は、常套の方法で行うことができる。洗浄溶媒は、非メタロセン配位子を溶解させるのに使用したものと同じであってよい。例えば、洗浄は、1〜8回、好ましくは2〜6回、最も好ましくは2〜4回行うことができる。
更に、本発明の1つの態様では、上述した予備接触工程において得られた混合物物質は(そこから予備処理されたマグネシウム化合物を分離することなく)、接触工程において、マグネシウム化合物の代わりに使用することができる。この場合、混合物物質がある程度の量の溶媒を含んでいるので、接触工程において使用する溶媒を減少させるかまたは省略することができる。
この工程において、好ましくは、化学的処理剤(第IVB族金属基準)の非メタロセン配位子に対する比は、モル比で、1対0.1〜1、好ましくは1:0.3〜0.9であってよい。
1つの態様例において、本発明は、上述したようにして製造されるマグネシウム化合物担持非メタロセン触媒に関する。
これに関連して、オレフィン単独重合/共重合の触媒として、本発明のマグネシウム化合物担持非メタロセン触媒が主触媒として使用され、アルミノキサン、アルキルアルミニウム、ハロゲン化アルキルアルミニウム、フルオロボラン、アルキルボラン、およびアルキルボランアンモニウム塩からなる群から選ばれる1又はそれ以上のものが助触媒として使用される。
本発明について以下の実施例を用いて更に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
重合反応の終了時に、反応容器内のポリマー生成物を、濾過し、乾燥させて、その重量(質量に基準)を計測した。その後、触媒の重合活性は、ポリマー生成物の重量を、重合中に使用した触媒の量(質量基準)で除することによって得られる値(単位:触媒1gあたりのポリマーのkg数)により表現する。
ポリマーの分子量分布は、150℃の温度にて、溶媒としてo−トリクロロベンゼンを用いて、GPC model V2000ゲル・パーミエーション・クロマトグラフ装置(WATERS Co., USA)によって測定する。
無水塩化マグネシウムをマグネシウム化合物として使用し、TiCl4を化学的処理剤として使用した。
無水塩化マグネシウム5gを計量し、そこに接触生成物を調製するための溶媒としてヘキサン25mlを添加して、その中に塩化マグネシウムを分散させた。次いで、TiCl4を、撹拌しながら30分の時間で滴下により添加し、60℃にて4時間で反応させた。その後、生成物を濾過し、ヘキサンによって3回洗浄し(各回25 ml)、真空乾燥して、接触生成物を得た。
構造:
得られた触媒をCAT-I-1と称する。その中のTi含量(質量基準)は、8.4%であり、Mg含量(質量基準)は13.7%であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物を臭化マグネシウムに変更し、化学的処理剤をTiBr4に変更し、TiBr4のマグネシウム化合物に対するモル比を1:4.5とした。
接触生成物を調製するための溶媒をデカンに変更した。
この実施例において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は50g/Lであった。また、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.22:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエトキシマグネシウムクロリド(MgCl(OC2H5))に変更し、化学的処理剤をZrCl4(トルエン中)に変更し、ZrCl4のマグネシウム化合物に対するモル比を1:1とし、接触生成物を調製するための溶媒をトルエンに変更した。
この実施例において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は170g/Lであった。また、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.29:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をブトキシマグネシウムブロミド(MgBr(OC4H9))に変更し、化学的処理剤をZrBr4に変更し、ZrBr4のマグネシウム化合物に対するモル比を1:30とし、接触生成物を調製するための溶媒をペンタンに変更した。
この実施例において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は90g/Lであった。また、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.48:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエトキシマグネシウム(Mg(OC2H5)2)に変更し、化学的処理剤をテトラエチルチタンに変更し、テトラエチルチタンのマグネシウム化合物に対するモル比を1:25とし、接触生成物を調製するための溶媒をジクロロメタンに変更した。
この実施例において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は214g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.15:1であった。
反応を終了すると、生成物を濾過することなく、真空下で25℃にて直接乾燥させた。
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をイソブトキシマグネシウム(Mg(i-OC4H9)2)に変更し、化学的処理剤をテトラブチルチタン(Ti(C4H9)4)に変更し、テトラブチルチタンのマグネシウム化合物に対するモル比を1:7.5とし、接触生成物を調製するための溶媒をキシレンに変更した。
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエチルマグネシウム((Mg(C2H5)2)に変更し、化学的処理剤をトリブチルチタンクロリド(TiCl(C4H9)3)に変更し、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比を1:20とし、接触生成物を調製するための溶媒をシクロヘキサンに変更した。
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をイソブチルマグネシウム(Mg(i-C4H9)2)に変更し、化学的処理剤をテトラブトキシチタン(Ti(i-C4H9)4)に変更し、接触生成物を調製するための溶媒をシクロヘキサンに変更した。
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエチルマグネシウムクロリド(Mg(C2H5)Cl)に変更し、化学的処理剤をトリイソブトキシエチルジルコニウム(Zr(CH3CH2)(i-C4H9)3)に変更し、接触生成物を調製するための溶媒をクロロヘキサンに変更した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をブチルマグネシウムクロリド(Mg(C4H9)Cl)に変更し、化学的処理剤をジエトキシチタンジクロリド((TiCl2(OCH3CH2)2)に変更し、接触生成物を調製するための溶媒をクロロトルエンに変更した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をブチルエトキシマグネシウム(Mg(OC2H5)(C4H9))に変更した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をマグネシウムクロリド(MgCl2)とエトキシマグネシウム(Mg(OC2H5)2)とのモル比1:2の組合せに変更した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエトキシマグネシウム(Mg(OC2H5)2)とブチルマグネシウム(Mg(C4H9)2)とのモル比0.5:1の組合せに変更した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をマグネシウムクロリド(MgCl 2)とマグネシウムブロミド(MgBr2)とのモル比1:4の組合せに変更した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエトキシマグネシウムクロリド(Mg(OC2H5)Cl)とエチルブトキシマグネシウム(Mg(C2H5) (OC4H9))とのモル比0.5:1の組合せに変更した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)を0.30対1とした。
得られた触媒をCAT-I-Aと称する。その中のTi含量(質量基準)は、7.9%であり、Mg含量(質量基準)は12.3%であった。
この参考実施例から判るように、接触生成物を調製するために同じ方法を使用したが、生成物担持触媒中のTiおよびMg含量を低減させた。このことは、導入する非メタロセン配位子の担持量を増大させた結果として、担持非メタロセン触媒の担持量を増大させることによって達成された。この結果は、本発明の方法を使用することによって、マグネシウム化合物上の非メタロセン配位子の担持量を低い値から高い値まで自在に調節できることを示している。
以下の変更点を除いて、実施例I-1と実質的に同じ操作を行った。
TiCl4のマグネシウム化合物に対する比は1:1であった。
得られた触媒をCAT-I-Bと称する。その中のTi含量(質量基準)は、9.7%であり、Mg含量(質量基準)は11.6%であった。
この参考実施例から判るように、導入する非メタロセン配位子を同じ量とすると、触媒中のTi含量を増加させ、およびMg含量を低下させることによって、マグネシウム化合物担持非メタロセン触媒の重合活性を向上させることができる。このことは、本発明の方法を使用することによって、用いる化学的処理剤の量を変えることによって、得られるマグネシウム化合物担持非メタロセン触媒の重合活性を自在に(好ましくは高い程度に)調節することができるということを示している。
以下の実施例では、複合化学的処理剤(化学的処理剤および予備処理剤の組合せを称する)を使用した。
無水MgCl2はマグネシウム化合物として使用した。複合化学的処理剤は(化学的処理剤としての)TiCl4、および(予備処理剤としての)トリエチルアルミニウムの組合せであった。
無水塩化マグネシウム5gを計量し、ヘキサン25mlをそれに添加して、塩化マグネシウムをその中に分散させた。その後、その中にヘキサン中のトリエチルアルミニウム溶液を撹拌しながら15分間で滴下により添加し、反応を1時間継続させた。その後、生成物を濾過し、ヘキサンによって1回洗浄して、予備処理したマグネシウム化合物を得た。その中に撹拌しながらTiCl4を滴下により30分間で添加し、反応を60℃で2時間継続した。生成物を濾過し、ヘキサンで3回(各回25ml)洗浄し、25℃にて6時間乾燥させて、接触生成物が得られた。
構造
この工程において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は100g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.11:1であった。
得られた触媒をCAT-I-2と称する。
以下の変更点を除いて、実施例I-2と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物として臭化マグネシウム(MgBr2)を使用した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)TiCl4および(予備処理剤としての)メチルアルミノキサンの組合せであった。
メチルアルミノキサンのトルエン中溶液を撹拌しながら15分間で滴下により添加し、2時間反応させた。その後、生成物を濾過し、トルエンによって1回洗浄した。その中に撹拌しながらTiCl4を滴下により30分間で添加し、反応を105℃で0.5時間継続した。生成物を濾過し、トルエンで2回洗浄した。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:4.5であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:1.8であった。
この工程において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は50g/Lであって、非メタロセン配位子の接触生成物に対するモル比は0.22:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-2と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物としてエトキシマグネシウムクロリド(MgCl(OC2H5))を使用した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)ZnCl4および(予備処理剤としての)トリエチルアルミニウムの組合せであった。
トリエチルアルミニウムのヘプタン中溶液を撹拌しながら15分間で滴下により添加し、2時間反応させた。その後、生成物を濾過し、ヘプタンによって2回洗浄した。撹拌しながらZrCl4のトルエン中溶液を滴下により30分間で添加し、反応を100℃で4時間継続した。生成物を濾過し、ヘプタンで1回洗浄した。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:5であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:1であった。
非メタロセン配位子を
この工程において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は170g/Lであって、非メタロセン配位子の接触生成物に対するモル比は0.29:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-2と実質的に同じ操作を行った。
複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)TiBr4および(予備処理剤としての)トリエチルアルミニウムの組合せであった。
トリエチルアルミニウムのデカン中溶液を撹拌しながら15分間で滴下により添加し、1時間反応させた。その後、TiBr4のデカン中溶液を撹拌しながら30分間で滴下により添加し、110℃にて1時間で反応を継続した。生成物を濾過し、およびデカンで1回洗浄した。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:25であった。
非メタロセン配位子を
この工程において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は79g/Lであって、非メタロセン配位子の接触生成物に対するモル比は0.48:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-2と実質的に同じ操作を行った。
複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)ZnBr4および(予備処理剤としての)トリイソブチルアルミニウムの組合せであった。
トリイソブチルアルミニウムのペンタン中溶液を撹拌しながら15分間で滴下により添加し、1時間反応させた。その後、撹拌しながらZrBr4のペンタン中溶液を滴下により30分間で添加し、反応を30℃で8時間継続した。生成物を濾過し、ペンタンで洗浄した。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:50であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:6であった。
非メタロセン配位子を
この工程において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は214g/Lであって、非メタロセン配位子の接触生成物に対するモル比は0.15:1であった。
乾燥は、真空下での直接乾燥によって行った。
以下の変更点を除いて、実施例I-2と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物としてエトキシマグネシウムを使用した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)TiCl4および(予備処理剤としての)トリメチルアルミニウムの組合せであった。
洗浄はエチルベンゼンを用いて行った。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:35であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:1.2であった。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-2と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物としてイソブトキシマグネシウム(Mg(i-OC4H9)2)を使用した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)TiCl4および(予備処理剤としての)トリエトキシアルミニウムの組合せであった。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:14であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:4であった。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-2と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物としてエチルマグネシウム(Mg(C2H5)Cl)を使用した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)TiCl4および(予備処理剤としての)イソブチルアルミニウムの組合せであった。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-2と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物としてブチルエトキシマグネシウム(Mg(OC2H5)(C4H9))を使用した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-2と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物としてブチルマグネシウムクロリド(Mg(C4H9)Cl)を使用した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-2と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物として、MgCl2とエトキシマグネシウム(Mg(OC2H5)2)のモル比1:2の混合物を使用した。
非メタロセン配位子を
無水塩化マグネシウム(マグネシウム化合物として)5gを計量し、そこにテトラヒドロフランおよびエタノール(アルコールとして)の混合溶媒を添加した。混合物を撹拌しながら1.5時間で60℃に加熱して溶液を生じさせた。次いで、ヘキサン(沈殿剤として)を添加して、固体を沈殿させた。その後、生成物を濾過し、ヘキサン25 mlで1回洗浄し、真空下80℃で乾燥して、変性マグネシウム化合物を得た。
変性マグネシウム化合物にヘキサン50mlを添加した。次いで、TiCl4(化学的処理剤として)TiCl4を撹拌しながら30分間で滴下により添加し、60℃で4時間反応させた。その後、生成物を濾過し、ヘキサンで3回洗浄して(各回25ml)、90℃にて2時間乾燥させて、接触生成物を得た。
構造:
この実施例において、マグネシウム化合物のテトラヒドロフランに対するモル比は1:12であり、マグネシウム化合物のアルコールに対するモル比は1:4であり、沈殿剤のテトラヒドロフランに対する体積比は1:1.25であり、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:2であり、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は100g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.11:1であった。
得られた触媒をCAT-I-3と称する。
以下の変更点を除いて、実施例I-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をマグネシウムブロミドに変更し、アルコールをプロパノールに変更し、化学的処理剤をTiBr4に変更し、沈殿剤をデカンに変更した。次いで、デカンを用いて2回洗浄を行った。
非メタロセン配位子を
この実施例において、マグネシウム化合物のテトラヒドロフランに対するモル比は1:20であり、マグネシウム化合物のアルコールに対するモル比は1:3であり、沈殿剤のテトラヒドロフランに対する体積比は1:2であり、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:4.5であり、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は50g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.22:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエトキシマグネシウムクロリド(MgCl(OC2H5))に変更し、アルコールをブタノールに変更し、沈殿剤をペンタンに変更した。次いで、ペンタンを用いて3回洗浄を行った。
化学的処理剤を、予めトルエン中に溶解させたZrCl4に変更した。
非メタロセン配位子を
この実施例において、マグネシウム化合物のテトラヒドロフランに対するモル比は1:20であり、マグネシウム化合物のアルコールに対するモル比は1:6であり、沈殿剤のテトラヒドロフランに対する体積比は1:4であり、化学的処理剤のマグネシウム化合物(Mg基準)に対するモル比は1:1であり、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は170g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.29:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をブトキシマグネシウムブロミド(MgBr(OC4H9))に変更し、アルコールをヘキサノールに変更し、沈殿剤をシクロヘキサンに変更した。次いで、シクロヘキサンを用いて洗浄を行った。
化学的処理剤を、ZrBr4に変更した。
非メタロセン配位子を
この実施例において、マグネシウム化合物のテトラヒドロフランに対するモル比は1:14であり、マグネシウム化合物のアルコールに対するモル比は1:15であり、沈殿剤のテトラヒドロフランに対する体積比は1:6であり、化学的処理剤のマグネシウム化合物(Mg基準)に対するモル比は1:30であり、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は79g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.48:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエトキシマグネシウム(Mg(OC2H5)2)に変更し、マグネシウム化合物のテトラヒドロフランに対するモル比を1:10に変更し、アルコールをヘプタノールに変更し、マグネシウム化合物のアルコールに対するモル比を1:6.3に変更し、化学的処理剤をテトラエチルチタンに変更し、テトラエチルチタンのマグネシウム化合物に対するモル比を1:25とし、接触生成物を調製するための溶媒をジクロロメタンに変更した。
非メタロセン配位子を
この実施例において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は214g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.15:1であった。
反応が終了すると、生成物を濾過に付することなく、真空下で25℃にて直接乾燥した。
以下の変更点を除いて、実施例I-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をイソブトキシマグネシウム(Mg(i-OC4H9)2)に変更し、マグネシウム化合物のテトラヒドロフランに対するモル比を1:25に変更し、アルコールをシクロヘキサノールに変更し、化学的処理剤をテトラブチルチタン(Ti(C4H9)4)に変更し、テトラブチルチタンのマグネシウム化合物に対するモル比を1:7.5とし、接触生成物を調製するための溶媒をキシレンに変更した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエチルマグネシウム(Mg(C2H5)2)に変更し、アルコールをフェニルブタノールに変更し、化学的処理剤をトリブチルチタンクロリド(TiCl(C4H9)3)に変更し、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比を1:20とし、沈殿剤をシクロヘキサンに変更した。次いで、シクロヘキサンを用いて洗浄を行った。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をイソブチルマグネシウム(Mg(i-C4H9)2)に変更し、化学的処理剤をテトライソブトキシチタン(Ti(i-C4H9)4)に変更し、接触生成物を調製するための溶媒をメチルシクロヘキサンに変更した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエチルマグネシウムクロリド(Mg(C2H5)Cl)に変更し、化学的処理剤をトリイソブトキシエチルジルコニウム(Zr(CH3CH2)(i-C4H9)3)に変更し、接触生成物を調製するための溶媒をシクロヘキサンに変更した。
非メタロセン配位子を
無水塩化マグネシウムMgCl2をマグネシウム化合物として使用した。実施例I-3に従って変性マグネシウム化合物を調製した。複合化学的処理剤はTiCl4(化学的処理剤として)およびトリエチルアルミニウム(予備処理剤として)の組合せであった。トリエチルアルミニウムのヘキサン中溶液(0.88mol/Lの濃度)を撹拌しながら15分間で、変性マグネシウム化合物に滴下により添加し、反応を1時間継続した。次いで、撹拌しながら30分間でTiCl4を滴下により添加し、60℃で2時間反応を継続した。その後、生成物を濾過し、ヘキサンで3回洗浄し(各回25 ml)、25℃で6時間乾燥して、接触生成物を得た。
このステップにおいて、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:2であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:1であった。
構造:
この工程において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は100g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.11:1であった。
得られた触媒をCAT-I-4と称する。
以下の変更点を除いて、実施例I-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-1に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)TiCl4および(予備処理剤としての)メチルアルミノキサンの組合せであった。
メチルアルミノキサンのトルエン中溶液(濃度10重量%)を撹拌しながら15分間で滴下により添加し、4時間で反応させた。生成物を濾過した。次いで、TiCl4を撹拌しながら30分間で滴下により添加して、105℃にて0.5時間反応を継続した。生成物を濾過し、デカンで2回洗浄した。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:6であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:2であった。
非メタロセン配位子を
この工程において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は50g/Lであった。また、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.22:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-2に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)ZrCl4および(予備処理剤としての)トリエチルアルミニウムの組合せであった。
トリエチルアルミニウムのトルエン中溶液を撹拌しながら15分間で滴下により添加し、2時間で反応させた。生成物を濾過し、トルエンで1回洗浄した。次いで、撹拌しながらZrCl4のトルエン中溶液を30分間で滴下により添加して、100℃にて4時間反応を継続した。生成物を濾過し、トルエンで洗浄した。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:2.5であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:0.5であった。
非メタロセン配位子を
この工程において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は170g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.29:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-3に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。沈殿剤をシクロヘキサンに変更した。次いで、シクロヘキサンを用いて洗浄を行った。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)TiBr4および(予備処理剤としての)トリエチルアルミニウムの組合せであった。
トリエチルアルミニウムのデカン中溶液を撹拌しながら15分間で滴下により添加し、1時間で反応させた。次いで、撹拌しながらTiBr4のデカン中溶液を30分間で滴下により添加し、110℃にて1時間反応を継続した。生成物を濾過し、デカンで4回洗浄した。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:35であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:6であった。
非メタロセン配位子を
この工程において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は79g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.48:1であった。
以下の変更点を除いて、実施例I-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-4に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)TiCl4および(予備処理剤としての)トリメチルアルミニウムの組合せであった。
トリメチルアルミニウムのペンタン中溶液を撹拌しながら15分間で滴下により添加し、1時間で反応させた。次いで、撹拌しながらTiCl4のペンタン中溶液を30分間で滴下により添加し、30℃にて8時間反応を継続した。生成物を濾過し、ジクロロメタンで洗浄した。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:12であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:3であった。
非メタロセン配位子を
この工程において、非メタロセン配位子の濃度(質量基準)は214g/Lであり、非メタロセン配位子の接触生成物に対する比(質量基準)は、0.15:1であった。
反応を終了すると、生成物を濾過することなく、真空下で25℃にて直接乾燥させた。
以下の変更点を除いて、実施例I-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-5に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)ZrBr4および(予備処理剤としての)トリイソブチルアルミニウムの組合せであった。
トリイソブチルアルミニウムを撹拌しながら15分間で滴下により添加し、1時間で反応させた。次いで、撹拌しながらZrBr4のキシレン中溶液を30分間で滴下により添加し、50℃にて8時間反応を継続した。生成物を濾過し、キシレンで洗浄した。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:45であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:1.4であった。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-6に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)TiCl4および(予備処理剤としての)トリエトキシアルミニウムの組合せであった。
この工程において、化学的処理剤のマグネシウム化合物に対するモル比は1:60であり、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:5.7であった。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-7に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。複合化学的処理剤は、(化学的処理剤としての)TiCl4および(予備処理剤としての)イソブチルアルミノキサンの組合せであった。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例I-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-8に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。接触生成物を調製するための溶媒をクロロヘキサンに変更した。
非メタロセン配位子を
実施例に従って製造した触媒CAT-I-1、CAT-I-2、CAT-I-3、およびCAT-I-4、ならびに参考実施例に従って製造した触媒CAT-I-AおよびCAT-I-Bのそれぞれを、助触媒としてのメチルアルミノキサンまたはトリエチルアルミニウムと組み合わせて、以下の条件にてエチレンの単独重合に使用して、使用する助触媒のタイプもしくは量(AlのTiに対するモル比)の、触媒の重合活性および得られるポリマーの嵩密度に対する影響を調べた。結果を以下の表I-1に示す。
反応装置:重合用の2Lオートクレーブ;
重合方法:スラリー重合;
条件;重合用の溶媒としてヘキサン、重合全圧0.8 MPa、重合温度85℃、水素ガス分圧0.2MPa、ならびに重合時間2時間。
無水塩化マグネシウムをマグネシウム化合物として使用し、化学的処理剤としてTiCl4を使用した。
構造
次いで、接触生成物にヘキサン25mlを添加した。次いで、撹拌しながらTiCl4を滴下により15分間で添加し、30℃で4時間反応させた。生成物を濾過し、ヘキサンで3回洗浄し(各回25ml)、真空乾燥して、本発明のマグネシウム化合物担持非メタロセン触媒を得た。
この実施例において、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.5であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:5であった。
得られた触媒をCAT-II-1と称する。
以下の変更点を除いて、実施例II-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をマグネシウムブロミドに変更し、化学的処理剤をZrCl4に変更した。
非メタロセン配位子を
トルエンを用いて洗浄を行い、その後真空乾燥を行った。
この実施例において、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.3であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:3であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエトキシマグネシウムクロリド(MgCl(OC2H5))に変更し、化学的処理剤をTi(CH2CH3)4に変更した。
非メタロセン配位子を
ヘキサンを用いて洗浄を行い、その後真空乾燥を行った。
この実施例において、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.9であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:7であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をブトキシマグネシウムブロミド(MgBr(OC4H9))に変更し、化学的処理剤をトリイソブチルチタンクロリド(TiCl(i-C4H9)3)に変更した。
非メタロセン配位子を
濾過および洗浄を行うことなく、真空乾燥プロセスにより乾燥を行った。
この実施例において、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.7であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエトキシマグネシウム(Mg(OC2H5)2)に変更した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例II-1と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をイソブトキシマグネシウム(Mg(i-OC4H9)2)に変更した。
非メタロセン配位子を
無水塩化マグネシウムをマグネシウム化合物として使用し、化学的処理剤としてTiCl4を使用し、構造
実施例I-3に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。
所定量の非メタロセン配位子を、(非メタロセン配位子を溶解させるための溶媒としての)ジクロロメタン25mlに溶解させ、そこに変性マグネシウム化合物を添加し、30℃で4時間反応を継続した。濾過後、ヘキサンで2回(各回25ml)洗浄し、真空乾燥した後、接触生成物を得た。
次いで、接触生成物にヘキサン25mlを添加した。次いで、撹拌しながらTiCl4を滴下により30分間で添加し、30℃で4時間反応させた。生成物を濾過し、ヘキサンで3回洗浄し(各回25ml)、真空乾燥して、本発明のマグネシウム化合物担持非メタロセン触媒を得た。
この実施例において、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.5であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:5であった。
得られた触媒をCAT-II-2と称する。
以下の変更点を除いて、実施例II-2と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-1に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。化学的処理剤をZrCl4に変更した。
非メタロセン配位子を
トルエンを用いて洗浄を行い、その後真空乾燥を行った。
この実施例において、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.3であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:3であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-2と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-2に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。
非メタロセン配位子を
ヘキサンを用いて洗浄を行い、その後真空乾燥を行った。
この実施例において、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.9であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:7であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-2と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-3に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。
非メタロセン配位子を
この実施例において、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.7であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-2と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-4に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。
非メタロセン配位子を
以下の変更点を除いて、実施例II-2と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-5に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。
非メタロセン配位子を
無水塩化マグネシウムをマグネシウム化合物として使用し、TiCl4を化学的処理剤として使用した。
無水塩化マグネシウム5gを計量し、そこにトルエン25mlを添加した。次いで、撹拌しながらメチルアルミノキサンを15分間で滴下により添加し、90℃にて2時間で反応させた。その後、生成物を濾過し、トルエンで2回洗浄し(各回25 ml)、90℃で真空乾燥して、予備処理したマグネシウム化合物を得た。
構造:
このようにして得られた接触生成物に、溶媒として、ヘキサン25mlを添加した。更に、撹拌しながらTiCl4を30分間で滴下により添加し、30℃にて4時間反応を継続した。生成物を濾過し、ヘキサンで3回洗浄し(各回25 ml)、真空乾燥して、担持された非メタロセン触媒を得た。
この実施例において、非メタロセン配位子の予備処理剤に対するモル比は1:1であり、化学的処理剤の非メタロセン配位子に例えば逸するモル比は1:0.5であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:5であった。
得られた触媒をCAT-II-3と称する。
以下の変更点を除いて、実施例II-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をマグネシウムブロミドに変更し、化学的処理剤をZrCl4に変更し、非メタロセン配位子を
マグネシウム化合物に溶媒としてベンゼンを添加した。次いで、撹拌しながらイソブチルアルミノキサンを15分間で滴下により添加した後、反応を100℃で2時間継続した。生成物を濾過し、ベンゼンで洗浄し、100℃で真空乾燥して、予備処理したマグネシウム化合物を得た。
トルエンを用いて洗浄を行い、その後真空乾燥を行った。
この実施例において、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:3であり、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.3であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:3であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエトキシマグネシウムクロリド(MgCl(OC2H5))に変更し、化学的処理剤をTi(CH2CH3)4に変更した。
非メタロセン配位子を
マグネシウム化合物に溶媒としてヘキサンを添加した。次いで、撹拌しながらトリエチルアルミニウムを15分間で滴下により添加した後、反応を60℃で4時間継続した。生成物を濾過し、ヘキサンで洗浄し、90℃で真空乾燥して、予備処理したマグネシウム化合物を得た。
ヘキサンを用いて洗浄を行い、その後真空乾燥を行った。
この実施例において、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:2であり、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.9であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:7であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をブトキシマグネシウムブロミド(MgBr(OC4H9))に変更し、化学的処理剤をトリイソブチルチタンクロリド(TiCl(i-C4H9)3)に変更した。
非メタロセン配位子を
マグネシウム化合物に溶媒としてジクロロメタンを添加した。次いで、撹拌しながらトリイソブチルアルミニウムを15分間で滴下により添加した後、反応を30℃で8時間継続した。生成物を濾過し、30℃で直接的に真空乾燥して、予備処理したマグネシウム化合物を得た。
濾過および洗浄を行わず、真空乾燥を用いて乾燥を行った。
この実施例において、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:4であり、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.7であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をエトキシマグネシウム(Mg(OC2H5)2)に変更した。
非メタロセン配位子を
マグネシウム化合物に溶媒としてクロロトルエンを添加した。次いで、撹拌しながらトリエチルアルミニウムおよびメチルアルミノキサンを15分間で滴下により添加した後、反応を80℃で0.5時間継続した。生成物を濾過し、クロロトルエンで洗浄し、80℃で真空乾燥して、予備処理したマグネシウム化合物を得た。
この実施例において、メチルアルミノキサンのトリエチルアルミニウムに対するモル比は1:1であり、マグネシウム化合物のメチルアルミノキサンに対するモル比は1:0.5であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-3と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物をイソブトキシマグネシウム(Mg(i-OC4H9)2)に変更した。
非メタロセン配位子を
無水塩化マグネシウムをマグネシウム化合物として使用し、TiCl4を化学的処理剤として使用した。
実施例I-3に従って変性マグネシウム化合物を調製した。
無水塩化マグネシウム5gを計量し、そこにトルエン25mlを添加した。次いで、撹拌しながら15分間でメチルアルミノキサンを滴下により添加し、90℃で2時間反応を継続した。その後、生成物を濾過し、トルエンで2回洗浄し(各回25 ml)、90℃で真空乾燥して、予備処理されたマグネシウム化合物を得た。
構造:
次いで、このようにして得られた接触生成物に溶媒としてのヘキサン25mlを添加した。更に、撹拌しながらTiCl4を滴下により30分間で添加し、30℃で4時間反応させた。生成物を濾過し、ヘキサンで3回洗浄し(各回25ml)、真空乾燥して、担持非メタロセン触媒を得た。
この実施例において、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:1であり、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.5であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:5であった。
得られた触媒をCAT-II-4と称する。
以下の変更点を除いて、実施例II-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-1に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。化学的処理剤をZrCl4に変更し、非メタロセン配位子を
変性されたマグネシウム化合物に、溶媒としてのエチルベンゼンを添加した。次いで、撹拌しながらイソブチルアルミノキサンを滴下により15分間で添加し、100℃で2時間反応させた。生成物を濾過し、エチルベンゼンで洗浄し、100℃で真空乾燥して、予備処理されたマグネシウム化合物を得た。
トルエンを用いて洗浄を行い、その後真空乾燥を行った。
この実施例において、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:3であり、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.3であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:3であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-2に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。
非メタロセン配位子を
変性されたマグネシウム化合物に、溶媒としてのヘキサンを添加した。次いで、撹拌しながらトリエチルアルミニウムを滴下により15分間で添加し、60℃で4時間反応させた。生成物を濾過し、ヘキサンで洗浄し、90℃で真空乾燥して、予備処理されたマグネシウム化合物を得た。
ヘキサンを用いて洗浄を行い、その後真空乾燥を行った。
この実施例において、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:2であり、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.9であり、非メタロセン配位子のマグネシウム化合物に対するモル比は1:7であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-3に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。
非メタロセン配位子を
変性されたマグネシウム化合物に、溶媒としてのジクロロメタンを添加した。次いで、撹拌しながらトリイソブチルアルミニウムを滴下により15分間で添加し、30℃で8時間反応させた。生成物を濾過し、30℃で真空乾燥して、予備処理されたマグネシウム化合物を得た。
濾過および洗浄を行わずに、真空乾燥プロセスにて乾燥を行った。
この実施例において、マグネシウム化合物の予備処理剤に対するモル比は1:4であり、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.7であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-4に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。
非メタロセン配位子を
変性されたマグネシウム化合物に、溶媒としてのクロロトルエンを添加した。次いで、撹拌しながらトリエチルアルミニウムおよびメチルアルミノキサンを滴下により15分間で添加し、80℃で0.5時間反応させた。生成物を濾過し、クロロトルエンで洗浄し、80℃で真空乾燥して、予備処理されたマグネシウム化合物を得た。
この実施例において、メチルアルミノキサンのトリエチルアルミニウムに対するモル比は1:1であり、マグネシウム化合物のメチルアルミノキサンに対するモル比は1:0.5であった。
以下の変更点を除いて、実施例II-4と実質的に同じ操作を行った。
実施例I-3-5に従って、変性マグネシウム化合物を調製した。
非メタロセン配位子を
担持触媒CAT-II-1〜CAT-II-4の各ケースについて、各担持触媒50mgを助触媒と組み合わせて2Lのオートクレーブに添加した。次いで、そこに1Lのヘキサンを添加し、250rpmの速度にて撹拌を行った。温度が85℃まで上昇する際に、エチレンを連続的に供給して、オートクレーブ内の全重合圧力を0.8MPaに保持した。反応を2時間行った後、オートクレーブを大気圧に解放した。乾燥した後、ポリマー生成物を取り出して、計量した。結果を、以下の表II-1に示す。
以下の変更点を除いて、実施例II-5と実質的に同じ操作を行った。
エチレンを供給する前に、圧力が0.2MPaになるまで水素ガスを供給した。結果を以下の表II-1に示す。
以下の変更点を除いて、実施例II-5と実質的に同じ操作を行った。
エチレンを供給する前に、圧力が0.2MPaになるまで水素ガスを供給した。エチレンを2分間連続して供給した後、計量ポンプにて、50gの1−ヘキセンの全量を一度にコモノマーとして添加した。結果を以下の表II-1に示す。
以下の変更点を除いて、実施例II-4と実質的に同じ操作を行った。
化学処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.25に変更され、得られた触媒はCAT II Aと称された。
重合プロセスは、実施例II-5-2に従って実施した。結果を以下の表II-1に示す。
以下の変更点を除いて、実施例II-4と実質的に同じ操作を行った。
化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比は1:0.75であり、得られた触媒はCAT II Bと称された。
重合プロセスは、実施例II-5-2に従って進行した。結果を表II-1に示す
表II-1中の実験番号13、16および17について得られた結果を対比すると判るように、化学的処理剤の非メタロセン配位子に対するモル比を増大させたりまたは減少させたりすることによって、それに応じて触媒の重合活性が向上したりもしくは低減したりすることになり、ならびに分子量分布についてもある程度拡がらせたりもしくは狭めたりすることになる。
結果は、本発明の方法を用いることによって、化学的処理剤の量もしくは使用するメタロセン配位子の量を変動させることによって、このようにして得られるポリマー生成物の分子量分布および触媒の重合活性を自在に調節することができる。
以下の変更点を除いて、実施例II-4と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物のメチルアルミノキサンに対するモル比を1:2に変更し、得られた触媒をCAT-II-Cと称する。
実施例 II-5-2に従って、重合プロセスを行った。結果を以下の表II-1に示す。
以下の変更点を除いて、実施例II-4と実質的に同じ操作を行った。
マグネシウム化合物のメチルアルミノキサンに対するモル比を1:0.5に変更し、得られた触媒はCAT-II-Dと称した。
実施例 II-5-2に従って、重合プロセスを行った。結果を以下の表II-1に示す。
表II-1中の実験番号13、18および19について得られた結果を対比すると判るように、マグネシウム化合物のアルミノキサンに対するモル比を増大させたりもしくは減少させたりすると、それに応じて触媒の重合活性が向上したりもしくは低減したりすることになり、ならびに分子量分布についてもある程度拡がらせたりもしくは狭めたりすることになる。
結果は、本発明の方法を用いると、使用する予備処理剤の量を変動させることによって、かくして得られるポリマー生成物の分子量分布および触媒の重合活性を自在に調節することができるということを示している。
表II-1中の実験番号4と5(または7と8、もしくは13と14)について得られた結果を対比すると判るように、共重合の場合に、触媒は向上した重合活性を示すことおよび狭まった分子量分布が得られることを示している。このことは、本発明の担持非メタロセン触媒は、著しい共重合効果を有することを特徴とするということを示すものである。
Claims (26)
- マグネシウム化合物担持オレフィン重合用非メタロセン触媒を製造する方法であって、
マグネシウム化合物に、化学的処理剤および非メタロセン配位子の2者のうちの一方を接触させて接触生成物を得る接触工程(ここで化学的処理剤は、第IVB族金属化合物の群から選ばれる);ならびに
前記接触生成物を、化学的処理剤および非メタロセン配位子の2者のうちの他方によって処理して、マグネシウム化合物担持オレフィン重合用非メタロセン触媒を得る処理工程
を含み、ここで
前記非メタロセン配位子が、以下の構造:
[式中、
qは0もしくは1であり;
dは0もしくは1であり;
Eは、窒素含有基、酸素含有基、硫黄含有基、セレン含有基およびリン含有基からなる群から選ばれる基(ここで、N、O、S、SeおよびPはそれぞれ配位原子を表わす);
Gは、C1−C30炭化水素基、置換C1−C30炭化水素基、および不活性な官能基からなる群から選ばれる基;
R1〜R3、R22〜R33およびR39は、水素、C1−C30炭化水素基、ハロゲン原子、置換C1−C30炭化水素基および不活性な官能基の群からそれぞれ独立して選ばれ、ここでこれらの基は同じであってもよいし、また互いに異なっていてもよく、隣接するいずれか2つもしくはそれ以上の基は互いに結合しまたは環を形成していてもよく、ここで
ハロゲン原子は、F、Cl、BrおよびIからなる群から選ばれ、
-T-P(O)R30R31 および -T-P(O)R32(OR33) からなる群から選ばれ、
酸素含有基は、ヒドロキシル基、-OR34および-T-OR34からなる群から選ばれ、
硫黄含有基は、-SR35、 -T-SR35、 -S(O)R36および-T-SO2R37からなる群から選ばれ、
セレン含有基は、-SeR38、 -T-SeR38、 -Se(O)R39および-T-Se(O)R39からなる群から選ばれ、
前記T基は、C1−C30炭化水素基、置換C1−C30炭化水素基および不活性な官能基からなる群から選ばれ、
前記C1−C30炭化水素基は、C1−C30アルキル基、C2−C30環状アルキル基、C2−C30アルケニル基、C2−C30アルキニル基、C6−C30アリール基、C8−C30 縮合環基およびC4−C30 ヘテロ環基からなる群から選ばれ、
前記置換C1−C30炭化水素基は、ハロゲン化C1−C30炭化水素基、ハロゲン化C6−C30アリール基、ハロゲン化C8−C30縮合環基およびハロゲン化C4−C30ヘテロ環基からなる群から選ばれ、
前記不活性な官能基は、ハロゲン原子、酸素含有基、窒素含有基、ケイ素含有基、ゲルマニウム含有基、硫黄含有基およびスズ含有基からなる群から選ばれ、
前記ケイ素含有基は、-SiR42R43R44および-T-SiR45からなる群から選ばれ、
前記ゲルマニウム含有基は、-GeR46R47R48および-T-GeR49からなる群から選ばれ、
前記スズ含有基は、-SnR50R51R52、 -T-SnR53および-T-Sn(O)R54からなる群から選ばれ、ならびに
R34〜R38およびR42〜R54は、水素、C1−C30炭化水素基、ハロゲン原子、置換C1−C30炭化水素基並びに、前記ハロゲン原子、前記酸素含有基、前記窒素含有基、前記ケイ素含有基、前記ゲルマニウム含有基、前記硫黄含有基および前記スズ含有基からなる群から選ばれた前記不活性な官能基からなる群からそれぞれ独立して選ばれる基である。]
を有する化合物からなる群から選ばれることを特徴とする、方法。 - 前記接触工程の前に、マグネシウム化合物を、アルミノキサン、アルキルアルミニウムおよびその組合せからなる群から選ばれる予備処理剤によって予備処理することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- マグネシウム化合物が、テトラヒドロフランおよびアルコールからなる混合溶媒中のマグネシウム化合物の溶液に沈殿剤を添加することによって沈殿させて生成する変性マグネシウム化合物であることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
- マグネシウム化合物が、マグネシウムハロゲン化物、エトキシマグネシウムハロゲン化物、エトキシマグネシウムおよびブトキシマグネシウムからなる群から選ばれる1種またはそれ以上の化合物であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 第IVB族金属化合物が、第IVB族金属ハロゲン化物であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 第IVB族金属ハロゲン化物が、チタンテトラクロリドおよびジルコニウムテトラクロリドからなる群から選ばれる1又はそれ以上であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 接触工程を、非メタロセン配位子を用いて行う場合に、非メタロセン配位子対マグネシウム化合物(Mg基準)のモル比が1対1−10であり、化学的処理剤(第IVB族金属基準)対非メタロセン配位子のモル比が1対0.1−1であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 非メタロセン配位子対マグネシウム化合物(Mg基準)のモル比が1対3−7であり、化学的処理剤(第IVB族金属基準)対非メタロセン配位子のモル比が1対0.3−0.9であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
- 接触工程を、化学的処理剤を用いて行う場合に、化学的処理剤(第IVB族金属基準)対マグネシウム化合物(Mg基準)のモル比が1対0.1−100であり、非メタロセン配位子対接触生成物の比(質量基準)が0.01−0.50対1であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 化学的処理剤(第IVB族金属基準)対マグネシウム化合物(Mg基準)のモル比が1対0.5−50であり、非メタロセン配位子対接触生成物の比(質量基準)が0.10−0.30対1であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- アルコールが脂肪族アルコールであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 脂肪族アルコールが、エタノールおよびブタノールからなる群から選ばれる1種又はそれ以上であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
- マグネシウム化合物(Mg基準)対テトラヒドロフランのモル比が1対5−100であり、マグネシウム化合物(Mg基準)対アルコールのモル比が1対0.5−20であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- マグネシウム化合物(Mg基準)対テトラヒドロフランのモル比が1対10−30であり、マグネシウム化合物(Mg基準)対アルコールのモル比が1対1−8であることを特徴とする請求項13に記載の方法。
- 沈殿剤対テトラヒドロフランの体積比が1対0.5−6であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 沈殿剤対テトラヒドロフランの体積比が1対1−4であることを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 沈殿剤が、アルカンおよび環式アルカンからなる群から選ばれる1種又はそれ以上のものであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 沈殿剤が、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、デカンおよびシクロヘキサンからなる群から選ばれる1種又はそれ以上のものであることを特徴とする請求項17に記載の方法。
- 予備処理剤が、メチルアルミノキサン、イソブチルアルミノキサン、トリエチルアルミニウムおよびトリイソブチルアルミニウムからなる群から選ばれる1種又はそれ以上のものであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- マグネシウム化合物(Mg基準)対予備処理剤(Al基準)のモル比が、1対0.5−8であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- マグネシウム化合物(Mg基準)対予備処理剤(Al基準)のモル比が、1対1−2であることを特徴とする請求項20に記載の方法。
- 前記非メタロセン配位子が、次の構造A-1〜A-4およびB-1〜B-4:
[式中、
YおよびZは、窒素含有基、酸素含有基、硫黄含有基、セレン含有基およびリン含有基からなる群からそれぞれ独立して選ばれ、ここでN、O、S、SeおよびPはそれぞれ配位原子を表わし;
R4、およびR6〜R21は、水素、C1−C30炭化水素基、ハロゲン原子、置換C1−C30炭化水素基および不活性な官能基からなる群からそれぞれ独立して選ばれ、ここでこれらの基は同じであってももしくは互いに異なっていてもよく、隣接するいずれか2つもしくはそれ以上の基は互いに結合してもまたは環を形成してもよく;
R5は、窒素原子上の孤立電子対、水素、C1−C30炭化水素基、置換C1−C30炭化水素基、酸素含有基、硫黄含有基、セレン含有基、窒素含有基、およびリン含有基からなる群から選ばれ、R5が、酸素含有基、硫黄含有基、窒素含有基、セレン含有基およびリン含有基からなる群から選ばれる場合には、R5基中のN、O、S、PおよびSeはそれぞれ配位原子を表わしており、
その他の基は請求項22の規定と同じである。]
の群から選ばれる請求項22に記載の方法。 - オレフィンの単独重合/共重合方法であって、請求項1〜25のいずれかに記載の方法によってマグネシウム化合物担持されたオレフィン重合用非メタロセン触媒を製造すること、並びに、かくして製造されたマグネシウム化合物担持非メタロセン触媒を主触媒とし、アルミノキサン、アルキルアルミニウム、ハロゲン化されたアルキルアルミニウム、フルオロボラン、アルキルボランおよびアルキルボロンアンモニウム塩からなる群から選ばれる1種又はそれ以上のものが助触媒として組み合わされて使用されて、オレフィンの単独重合/共重合を触媒することを特徴とする、オレフィンの単独重合/共重合方法。
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