JP5498766B2 - 製袋包装機 - Google Patents
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Description
図1は本発明の一実施形態に係る製袋包装機が製造する袋の斜視図であり、図2は図1の袋の側面図である。図1および図2において、袋10は、袋の上部に形成される大きなひだ部FFと、底面101および底面101を取り囲むヘム部FHとを含む底部FTと、袋10のその他の部分である中間部FMを有する。袋10は、底部FTを支持部として自立可能である。ひだ部FFは、トップシール部位H1と、切り取り部位H2と、ファスナー取り付け部位H3とを含む。トップシール部位H1は熱シールがされている。切り取り部位H2にはミシン目が形成されている。そのミシン目が破られることにより、トップシール部位H1をひだ部FFの他の部分から切り離すことができる。ファスナー取り付け部位H3には、ファスナーZPが取り付けられている。これにより、袋10を一旦開封した場合にも、再度袋10に封をすることができる。
図3は、製袋包装機の斜視図である。図3において、製袋包装機1は、スナック菓子等の商品を袋詰めする機械であって、フィルム供給ユニット2と、ひだ形成ユニット3と、製袋包装ユニット5とを備えている。フィルム供給ユニット2は、製袋包装ユニット5に袋10となるフィルムFを供給する。ひだ形成ユニット3は、フィルム供給ユニット2から製袋包装ユニット5までの、フィルムFが搬送される経路に設置されている。
フィルム供給ユニット2は、製袋包装ユニット5の成形機構50(図4参照)に対してシート状のフィルムFを供給する。フィルム供給ユニット2は、フィルムローラ20を有する。フィルムローラ20には、フィルムFを巻きつけたフィルムロール2aがセットされる。フィルムローラ20は、図示しないモータによって回転する。その結果、フィルムロール2aからフィルムFが繰り出される。
図5はひだ形成ユニットの概略側面図であり、図6はひだ形成ユニットの斜視図である。図5及び図6において、ひだ形成ユニット3は、搬送経路規定部31と、ひだ形成機構32と、ヘム形成機構33と、フィルム誘導部34とを有している。図1に示す「ひだ部FF」は、ひだ形成機構32によって形成され、図1に示す「ヘム部FH」はヘム形成機構33によって形成される。
図7は、搬送経路規定部を示す概略斜視図である。図7において、搬送経路規定部31は、5角形の直方体のブロックB1、3角形の直方体のブロックB2及びブロックB3とで構成されている。ブロックB1、ブロックB2およびブロックB3それぞれは、所定高さhの側面を有する。すなわち、ブロックB1は、5角形の底面および上面と、底面から上面に垂直に伸びる高さhの側面とを有し,ブロックB2及びブロックB3は、3角形の底面および上面と、底面から上面に垂直に伸びる高さhの側面とを有する。ブロックB1、ブロックB2及びブロックB3それぞれは、水平面に対して45度傾いて設置されている。
図6において、ひだ形成機構32は、ヒータ321と、ファスナー挿入部材322とを有する。ヒータ321及びファスナー挿入部材322共に、上流から下流に延びる細長い部材である。
図12は、図5のひだ形成ユニットをJ−J線で分割したときの断面図である。図12において、ヘム形成機構33は、2つの折り込みローラ331と、2つのヒータ332とを含んでいる。折り込みローラ331は、フィルムFを部分的に折り曲げる。ヒータ332は、折り込みローラ331によって折り曲げられた部分に両側から熱を加える。その加熱された部分は、ローラ(図示せず)に挟み込まれ接着される。そのとき、フィルムFにヘム部FHが形成される。
図13は、フィルム誘導部の部分拡大図である。また、図14(a)は図5のひだ形成ユニットをK−K線で分割したときのひだ部の断面図、(b)は図5のひだ形成ユニットをL−L線で分割したときのひだ部の断面図、(c)は図5のひだ形成ユニットをM−Mで分割したときのひだ部の断面図、(d)は図5のひだ形成ユニットをN−N線で分割したときのひだ部の断面図である。
図15は、製袋包装ユニットの側面図である。図15において、製袋包装ユニット5は、成形機構50と、縦シール機構16と、横シール機構17とを含んでいる。
成形機構50は、フィルム供給ユニット2から送られてくるフィルムFを筒状に成形する。成形機構50は、チューブ501と、フォーマ502とを有している。チューブ501は、縦方向に延びる筒状の部材であり、上下端に開口を有する。チューブ501の上端の開口には、製袋包装ユニット5の上方に設けられているコンピュータスケール9から所定量ずつ落下してくる商品が投入される。コンピュータスケール9は、プールホッパ、軽量ホッパ、集合排出シュート等から構成される組合せ計量装置である。
縦シール機構16は、筒状のフィルムFを鉛直方向に沿って熱シールする。縦シール機構16は、ヒータによって加熱されるヒータベルト等を有し、筒状のフィルムFの上流から下流に延びて重なり合う部位である第1シール部位102(図1及び図2参照)を、一定の加圧力でチューブ501の表面に押しつけながら加熱してシールする。また、縦シール機構16は、カッター(図示せず)によって、ひだ部FFの切り取り部位H2(図1及び図2参照)にミシン目を入れる。
図15に示すように、横シール機構17は、縦シール機構16の下流に位置し、一対のシールジョウ171を有する。シールジョウ171は、互いに同期を取りながら、近接したり離反したりするように往復運動し、互いに最も近接する状態において筒状のフィルムFを挟み込むことができる。
ところで、縦シール機構16から横シール機構17へ向かう途中で、起し板501bが筒状のフィルムFからひだ部FFを起こすとき、筒状のフィルムFがひだ部FFの起き上がり方向に傾く、という問題が発生する。なぜなら、ひだ部FFは、フィルムFが折り畳まれた内部にファスナーZPがシールされているので、剛性が他の領域より高まっており、ひだ部FFが起こされるときの抗力によって、ひだ部FF以外のフィルムFがひだ部FF側へ引っ張られるからである。
筒状のフィルムFには、姿勢の矯正と同時に折り込み部G(図19参照)が形成される。折り込み部Gは、中央が両側のエッジよりも内側に入り込むように折られる。例えば、図1における底面101が折り込み部Gであり、底面101は周囲のヘム部FHよりも袋10の内側へ窪んでいる。袋10が陳列棚に立てられたとき、底面101ではなくヘム部FHのエッジで立つので、袋10の立ち姿勢が安定する。
フィルムFのひだ部FFは他の部分よりも厚く、フィルム搬送ローラ15aに巻き付いたとき、フィルムFはひだ部FFを頂上とする山形状になってフィルム搬送ローラ15a表面に張り付く。そのとき、ひだ部FF、特にその厚みが変化する部分の周辺には張力によって伸び又は皺が生じる。そのような現象が発生しないように、本実施形態では、図6に示すように、フィルム搬送ローラ15aに溝15aaが設けられている。製袋包装機1では複数のフィルム搬送ローラ15aが存在するが、実際には、ひだ形成機構32を通過しフォーマ502へ搬送されるフィルムFを支持するフィルム搬送ローラ15aに溝15aaが設けられている。
(1)
製袋包装機1では、起し板501bが筒状のフィルムFからひだ部FFを起き上がらせる。ひだ部FFの起き上がり動作によって筒状のフィルムFの姿勢が傾くが、ピストンヘッド532aが被操作部531dの突起531eを筒状のフィルムFの外側から内側に向って押すので、第1作用部531a及び第2作用部531bが回動して筒状のフィルムFの内面を外側に向かって押す。その結果、筒状のフィルムFの姿勢が矯正され、傾いたまま横シール処理される事態が回避され、製袋不良が防止される。
製袋包装機1は、折り込み板541が、第1作用部531a及び第2作用部531bが回動するとき、筒状のフィルムFのうち第1作用部531aと第2作用部531bとで挟まれた空間と対向している面を、外側から内側に向って押す。その結果、その面が中央を中心に内側へ折り込まれた形状になり、その面を袋の底面101とすることによって、直立可能な袋10が実現する。
上記実施形態では、折り込み板541は、折り込み部G形成予定域を折り込んだ後に折り込み部G形成予定域から離れるので、折り込み板541が付けた折り込み形状が保持されることは容易ではない。ここでは、筒状のフィルムFの搬送を妨げることなく、その折り込み形状が保持される仕組みについて説明する。
上記実施形態では、筒状のフィルムFは外側からフォーマ502に覆われているので、ひだ部FFの起き上がりが遅くなる。ひだ部FFの起き上がりを早めるために、第2変形例では、図21に示すようにフォーマ502に切り欠き部502aが設けられている。この切り欠き部502aは、起し板501bによって起き上がるひだ部FFと対峙している。
図23は、製袋包装機の制御ブロック図である。図23において、製袋包装機1に常設されている機器の中で、真空ポンプ141とヒータ161a,171a,321,326は消費電力が高く、出願人の調査によれば、それらの消費電力の合計は、製袋包装機1の総消費電力の約85%を占めている。
制御パネル6は、製袋包装機1の始業時間および終業時間を設定する時間設定キー6a,6bと、製袋包装機1の電源をオフするスリープキー6cを有している。製袋包装ユニット5内部に搭載されているコントローラ60は、スリープキー6cが押されたとき製袋包装機1の電源をオフし、且つ、ヒータ161a,171a,321,326への通電もオフする。このコントローラ60によって電源およびヒータ通電がオフした状態をスリープモードとよぶ。
製袋包装機1では、真空ポンプ141の待機時の消費電力を抑制するために、待機時真空ポンプ制御が実行さる。待機時真空ポンプ制御では、プルダウンベルト14やシールジョウ171などが稼動しているか否かが監視されており、それらが稼動していないときは製袋包装機1が一時停止して待機していると判断され、真空ポンプ141が自動的にオフされる。
製袋包装機1では、各種ヒータの待機時の消費電力を抑制するために、待機時ヒータ制御が実行される。待機時ヒータ制御では、製袋包装機1が一時停止して待機している間、ヒータ161a,171a,321,326の温度を動作時の設定温度より10℃程度下げ、運転再開時は、ヒータ161a,171a,321,326の温度が設定温度に到達するまで待って運転が開始される。なお、運転再開の指令があってから実際に運転が開始されるまでの時間を短縮する手段として、ヒータ161a,171a,321,326が装着されるブロックの小型化、或はヒータの容量アップなどの手段が有効である。
32 ひだ形成ユニット(所定加工手段)
501 チューブ(筒形成機構)
501c 起し板(起き上げ機構、割り込み板)
502 フォーマ(筒形成機構)
530 矯正機構
531 矯正部材
531a 第1作用部
531b 第2作用部
531c 支持軸
531d 被操作部
532 操作部材
540 折り込み機構
Claims (15)
- 搬送方向に沿って折り畳まれた折り畳み部を含み前記折り畳み部が本体部に重なった状態の包材を、筒体の外周に沿わせて筒状包材を形成する筒形成機構と、
前記筒状包材の前記本体部から前記折り畳み部を起き上がらせる、起き上げ機構と、
前記折り畳み部の起き上がり動作によって傾いた前記筒状包材の姿勢を、前記筒状包材の内側から外側に向けて付勢することによって矯正する矯正機構と、
を備えた製袋包装機。 - 包材を搬送方向に沿って少なくとも折り畳みを含む所定状態へ加工することによって、前記所定状態に加工されていない部分よりも高い剛性を有する折り畳み部を形成する所定加工手段と、
前記折り畳み部が本体部に重なった状態の包材を、筒体の外周に沿わせて筒状包材を形成する筒形成機構と、
前記筒状包材の前記本体部から前記折り畳み部を起き上がらせる、起き上げ機構と、
前記折り畳み部の起き上がり動作によって傾いた前記筒状包材の姿勢を、前記筒状包材の内側から外側に向けて付勢することによって矯正する矯正機構と、
を備えた製袋包装機。 - 前記矯正機構は、
前記筒状包材の内面が通過する進路の内側に配置され、前記内面の所定領域と対向する矯正部材と、
前記進路の外側に配置され、前記矯正部材を動作させて前記所定領域に外方向の力を与える操作部材と、
を含んでいる、
請求項1又は請求項2に記載の製袋包装機。 - 前記矯正部材は、前記筒状包材の搬送方向と直交する支持軸によって前記筒体に回動自在に支持され、
前記操作部材は、前記矯正部材を前記筒状包材の前記所定領域と接触させる方向に回動させる、
請求項3に記載の製袋包装機。 - 前記筒状包材を挟んで前記矯正部材と反対側に配置され、前記所定領域を押して折り込み面を形成する折り込み機構をさらに備え、
前記折り込み機構は、前記矯正部材が前記所定領域に向かって回動するときに前記所定領域を前記筒状包材の外側から内側に向って押す、
請求項4に記載の製袋包装機。 - 前記矯正部材は、
前記筒体の端部近傍に前記支持軸によって支持され、前記支持軸から前記筒状包材の搬送方向に所定長さ延びている作用部と、
前記作用部に連結され、長さが前記作用部より短く、前記支持軸から前記筒状包材の搬送方向と反対方向に延びている被操作部と、
を有し、
前記操作部材は、前記矯正部材の被操作部を前記筒状包材の外側から内側に向って押すことによって前記作用部を前記筒状包材の前記所定領域に向かって回動させる、
請求項5に記載の製袋包装機。 - 前記矯正部材の前記作用部は、前記筒状包材の対向する面を相反する方向に離間させる第1作用部および第2作用部を有し、
前記第1作用部と前記第2作用部との間の空間が前記所定領域と対向しており、
前記折り込み機構が、前記所定領域を前記空間に挿入して折り込む、
請求項6に記載の製袋包装機。 - 前記折り畳み部は、前記矯正部材を挟んで前記所定領域の反対側に位置する、
請求項3から請求項7のいずれか1項に記載の製袋包装機。 - 前記筒状包材の前記折り畳み部と反対側に位置する所定領域を前記筒状包材の外側から内側に向って押して前記筒状包材に折り込み面を形成するため、少なくとも前記所定領域に空気を吹き付けるノズルを有する、折り込み機構をさらに備えた、
請求項1又は請求項2に記載の製袋包装機。 - 前記ノズルには前記所定領域へ空気を導くパイプが接続されており、
前記パイプは前記所定領域に接触して前記筒状包材の搬送方向に沿って延びている、
請求項9に記載の製袋包装機。 - 前記折り込み機構は、前記所定領域との接触と解離とを繰り返す折り込み部材をさらに有し、
前記折り込み面は、前記パイプから吹き付けられる空気と前記折り込み部材とが前記所定領域を押すことによって形成される、
請求項10に記載の製袋包装機。 - 前記筒形成機構は、前記筒状包材を外側から覆うカバー部材を有し、
前記カバー部材には、前記起き上げ機構によって起き上がる前記折り畳み部と対峙する切り欠き部が設けられている、
請求項1又は請求項2に記載の製袋包装機。 - 前記筒形成機構は、前記カバー部材を固定する固定台をさらに有し、
前記固定台には、前記切り欠き部と前記固定台との隙間を拡げる穴が設けられている、
請求項12に記載の製袋包装機。 - 前記起き上げ機構は、前記切り欠き部の下流側に搬送される前記筒状包材の前記本体部と前記折り畳み部との間に割り込んで前記折り畳み部を起き上がらせる割り込み板を有している、
請求項12に記載の製袋包装機。 - 前記筒形成機構の上流側から前記筒形成機構へ搬送される前記包材を支持するローラをさらに備え、
前記ローラには、前記筒状包材に形成される前の前記包材の前記折り畳み部が嵌まり込むための溝が設けられている、
請求項1又は請求項2に記載の製袋包装機。
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