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JP5535994B2 - ガスケット、複層面材、および、建具 - Google Patents
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JP5535994B2 - ガスケット、複層面材、および、建具 - Google Patents

ガスケット、複層面材、および、建具 Download PDF

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Description

本発明は、ガスケット、複層面材、および、建具に関する。詳しくは、枠体と複層面材との間に介挿されて複層面材の外周端縁を保持するガスケット、当該ガスケットを備えた複層面材、および、建具に関する。
従来、複層ガラスの四周に取り付けられた状態で枠体に嵌め込まれることで、枠体に対して複層ガラスの四周端縁を保持する構成が提案されている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
特許文献1には、複層ガラス用グレージングチャンネルが開示されている。この複層ガラス用グレージングチャンネルは、断面略コ字状のチャンネル材と、当該チャンネル材の複層ガラスに相対する内面側に嵌合される内部軟質材とを備えている。また、内部軟質材は、130℃の耐熱性能を有する樹脂またはゴムで構成されている。
そして、複層ガラス用グレージングチャンネルは、スペーサを挟む2枚の板ガラスで構成される複層ガラスの外周端縁に設けられている。
特許文献2の第1実施例には、複層ガラスを構成する2枚のガラスの周縁部にそれぞれ取り付けられる2個のアタッチメント(以下、第1アタッチメントという)が開示されている。この第1アタッチメントは、断面U字形状の補強材を主材としている。また、補強材のガラスに対向する面には、内部軟質当接部材が設けられ、外部面には、サッシ框と係合する外部軟質係合部材が設けられている。
一方、特許文献2の第2実施例には、2個の第1アタッチメントを一体化させたアタッチメント(以下、第2アタッチメントという)が開示されている。この第2アタッチメントは、2個の第1アタッチメントを上底部と中央頂部とで連結した形状を有し、断面E字形状の補強材を主材としている。また、この第2アタッチメントにも、内部軟質当接部材と外部軟質係合部材とが設けられている。
特許文献3には、アタッチメントが開示されている。このアタッチメントは、例えば金属材で形成された断面略コ字状の硬質保持部材と、当該硬質保持部材のガラスとの対向部位に配設された内側軟質材とを備えている。また、硬質保持部材の底部片には、隆条部が立設されている。
そして、アタッチメントは、スペーサを挟む2枚の板ガラスで構成される複層ガラスの外周端縁に設けられている。また、スペーサと板ガラスと硬質保持部材の底部片との間には、シール材が充填されている。
特開2002−322881号公報 特開平8−217498号公報 特開平8−199920号公報
しかしながら、特許文献1のような構成では、例えば火災などの高温下において、2枚のガラスを位置決めしているスペーサが溶けてしまうと、一方のガラスが倒れて割れてしまうおそれがある。このように一方のガラスが割れて無くなってしまうと、他方のガラスも倒れて割れてしまい、炎が進入してしまうおそれがある。
一方で、特許文献2のような構成では、内部軟質当接部材や外部軟質係合部材が溶けたとしても、補強材が溶けずに残ると考えられる。また、特許文献3のような構成でも、硬質保持部材と隆条部とが溶けずに残ると考えられる。このため、当該補強材あるいは隆条部によりガラスが保持され、炎の進入を防止できると考えられる。
しかし、特許文献2のアタッチメントでは、補強材の嵌合部の大きさがガラスの板厚と同じ大きさに形成されている。このため、ガラスの板厚毎に大きさが異なる断面U字形状あるいは断面E字形状の補強材を準備する必要があるという問題がある。
また、特許文献3のアタッチメントでは、隆条部を硬質保持部材と一体に設ける場合、成型用の型が必要となり、別体で設ける場合、隆条部を硬質保持部材に取り付ける工程が必要となり、いずれの場合でも製造工程が複雑になるという問題がある。
本発明の目的は、複雑な製造工程が不要であり、かつ、様々な厚さ寸法の面材で構成される複層面材を適切に保持可能なガスケット、複層面材、および、建具を提供することにある。
本発明のガスケットは、枠体と、中空層を介して対向する複数の面材を有した複層面材との間に介挿されて、前記複層面材の外周端縁を保持するガスケットであって、それぞれ金属製の第1保持部、第2保持部、および、連結部によって断面略コ字状に形成されており、前記第1保持部および前記第2保持部は、前記複層面材の一方の面および他方の面をそれぞれ保持し、前記連結部は、前記第1保持部および第2保持部を連結し、前記連結部における前記中空層に対応する位置には、当該中空層側に切り起こされた切り起こし片が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、連結部で連結された第1保持部と第2保持部とによって、複層面材を両面側から保持するガスケットにおいて、連結部の中空層に対応する位置に、中空層側に切り起こされた切り起こし片を形成している。このため、火災などの高温下でも溶けない金属製の切り起こし片によって、中空層側から複数の面材をそれぞれ保持できる。また、例え、1枚の面材が破損した場合でも、当該面材と対向する面材が切り起こし片で保持されるため、炎の侵入を防止できる。そして、金属製の連結部を切り起こし成形するだけでよいので、製造工程が複雑になることがない。さらには、切り起こしの位置を調整するだけの簡単な方法で、様々な厚さ寸法の面材で構成される複層面材を適切に保持できる。
この際、本発明のガスケットでは、前記切り起こし片は、前記複層面材の外周方向に沿って複数設けられていることが好ましい。
本発明によれば、外周方向に沿った広い範囲で面材を適切に保持することができる。
ここで、複層面材の一辺に1個の切り起こし片を設ける場合であっても、当該切り起こし片の外周方向の寸法を大きくすれば、広い範囲で面材を保持できる。しかしながら、複層面材の一辺に対して、所定長さの範囲(以下、切り起こし範囲という)で1個の切り起こし片を設ける場合、当該切り起こし範囲に1個の孔が形成されることとなる。このため、切り起こし範囲には、連結部の見込み方向の両端側を結ぶ部分が存在しないこととなり、連結部の剛性が低くなってしまうおそれがある。これに対して、切り起こし範囲で複数の切り起こし片を設ける場合、当該切り起こし範囲に複数の孔が形成されることとなる。このため、当該複数の孔の間には、連結部の見込み方向の両端側を結ぶ部分が形成されることとなり、連結部の剛性を保つことができる。
また、本発明のガスケットでは、複数の切り起こし片のうち少なくとも1個の切り起こし片は、前記複層面材の見込み方向の一方側から他方側に延びるように形成されており、他の切り起こし片は、前記見込み方向の他方側から一方側に延びるように形成されていることが好ましい。
ここで、切り起こし片の基端部よりも先端部の方が、複層面材の面内側に位置している。このため、切り起こし片の基端部側の面材は、当該切り起こし片によって外縁が保持されるのに対して、先端部側の面材は、当該外縁よりも面内側が保持される。すなわち、切り起こし片の先端部側の面材は、基端部側の面材よりも倒れにくくなっている。
本発明では、中空層を挟む一対の面材のそれぞれの面内が、少なくとも1個の切り起こし片の先端部で保持されるので、一対の面材の両方を適切に保持できる。
さらに、本発明のガスケットでは、前記第1保持部、前記第2保持部、および、前記連結部における少なくとも前記面材に対向する部分を覆う樹脂製の被覆部を備えることが好ましい。
本発明によれば、第1保持部、第2保持部、連結部における面材に対向する部分を樹脂製の被覆部で覆っているため、ガスケットの取り付け時における面材の破損を抑制できる。
一方、本発明の複層面材は、中空層を介して対向する複数の面材を有する複層面材であって、上述のガスケットが外周端縁に取り付けられたことを特徴とする。
また、本発明の建具は、枠体と、中空層を介して対向する複数の面材を有した複層面材と、前記枠体および前記複層面材の間に介挿される上述のガスケットとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、前記したいずれかのガスケットが有する作用効果と略同様の作用効果を奏する建具を提供することができる。
ここで、枠体としては、建物開口部などに固定される窓枠であってもよく、また障子の框であってもよい。枠体が窓枠である場合には、この窓枠にガスケットを介して支持される面材が固定面材となり、嵌め殺し窓等の建具を構成することができる。一方、枠体が障子の框(上框、下框および左右の縦框)である場合には、障子が開閉自在に支持された各種の開閉窓や、障子が開閉不能に支持されたFIX窓などを構成することができる。また、枠体としては、四周枠組みされた矩形枠状のものに限らず、三角形状や五角形以上の多角形状、円形状のものであってもよい。
本発明の実施形態に係る建具に用いるガラスパネルにガスケットを取り付けた状態を示す平面図。 前記ガスケットが取り付けられた建具の縦断面図。 前記ガスケットの平面図。 切り起こし片の位置を変更したガスケットが取り付けられた建具の縦断面図。 本発明の変形例に係るガスケットが取り付けられた建具の縦断面図。 前記変形例のガスケットの平面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る建具に用いる複層面材としてのガラスパネル2にガスケット3を取り付けた状態を示す平面図である。
ガラスパネル2は、サッシ窓等の建具1(図2参照)において、固定障子や可動障子に用いられるか、あるいは嵌め殺し窓等の建具やカーテンウォールなどにおいて、窓枠や方立、無目に支持されるものである。そして、障子に用いられる場合には、四周框組みした枠体としての框材にガラスパネル2の四周端縁が支持され、嵌め殺し窓に用いられる場合には、四周枠組みした枠体としての窓枠にガラスパネル2の四周端縁が支持されるようになっている。また、本実施形態において、ガラスパネル2は、後述する図2に示すように、見込み方向に対向する面材としての外ガラス21および面材としての内ガラス22と、これら外ガラス21および内ガラス22間に形成された中空層23と、外ガラス21および内ガラス22を四周囲むスペーサ24とを有した複層ガラスで構成されている。
ガスケット3は、ガラスパネル2の四周端縁と四周の枠材との間に介挿されてガラスパネル2の四周を見込み方向両側から保持するものである。そして、ガスケット3は、見込み方向の一方側の第1保持部31と他方側の第2保持部32(図2参照)と、連結部33とが一体で断面略コ字形に形成されている。
ガラスパネル2の各辺は、ガスケット3を介して四周框組みした枠体としての框材4に支持され、この框材4は、ガラスパネル2の一方の側面に沿った第1見付け片41と、他方の側面に沿った第2見付け片42と、ガラスパネル2の下端面に沿った底面部43とを有して形成されている。ガラスパネル2は、框材4の底面部43の上側に設けられたセッティングブロック44の上側に載置されるようになっている。また、第1見付け片41および第2見付け片42の上端部には、それぞれ内側に突出した第1係合突起45および第2係合突起46が形成されており、これらの第1係合突起45および第2係合突起46に係合されることで框材4にガスケット3が支持され、これによりガラスパネル2が保持されるようになっている。
次に、ガスケット3の具体的な構成を説明する。
図2および図3において、ガスケット3は、ガラスパネル2の四辺にそれぞれ1個ずつ設けられるものである。このガスケット3は、インサート成形によって、断面略コ字状の金属板35に樹脂製の被覆部36を被覆することで形成されている。そして、ガスケット3は、第1保持部31と、第2保持部32と、連結部33とを有している。
ここで、金属板35としては、スチールやステンレス、アルミニウム、などが好適である。
また、36を構成する樹脂としては、押出成形あるいは射出成形などによって成形可能な熱可塑性樹脂が好適である。具体的には、例えば、シリコーン系ゴム、軟質PVC、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、各種エラストマー(PVC系、エチレン‐プロピレン系、エチレン酢酸ビニル系、塩素化PE、スチレンブタジエン、ウレタン系)等の素材が挙げられる。さらに、このような樹脂材料としては、例えば、デュロメーター硬さ(タイプA)で60〜80程度のものが好適である。
ガスケット3において、第1保持部31は、框材4の第1見付け片41に沿った保持部本体311と、この保持部本体311の上端に連続しかつ第1見付け片41よりも上方に位置して外ガラス21に当接する第1当接片312と、第1保持部31の上端よりも下方に位置して外ガラス21に当接する第2当接片313とを有して形成されている。また、第1保持部31には、保持部本体311の上端に連続し保持部本体311と反対側(外ガラス21から離れる側)に突出した突出片314と、この突出片314の下側に位置して第1係合突起45に係止される係止片315が形成されている。
また、第2保持部32は、第1保持部31と対称の形状を有しており、保持部本体321と、第1当接片322と、第2当接片323と、突出片324と、係止片325とを備えている。
そして、第1当接片312,322は、外ガラス21、内ガラス22に向かって上方に傾斜して延出し、第2当接片313,323は、外ガラス21、内ガラス22に向かって下方に傾斜して延出し、突出片314,324は、第1係合突起45、第2係合突起46の上面に当接可能に形成され、係止片315,325は、第1係合突起45、第2係合突起46の下側に係止可能に形成されている。
1個のガスケット3の連結部33には、図2および図3に示すように、それぞれ2個ずつの第1切り起こし片330および第2切り起こし片335が見付け方向に並んで設けられている。具体的に、連結部33の見付け方向の一端側(図3中上側)と、他端側(図3中下側)とにおける中空層23に対応する位置に、それぞれ1個ずつの第1切り起こし片330および第2切り起こし片335が切り起こし形成されている。また、第1切り起こし片330および第2切り起こし片335は、中空層23側に切り起こされている。
第1切り起こし片330は、平面視で長方形状に形成されている。また、第1切り起こし片330は、基端部331が見込み方向中央よりも第1保持部31側に位置し、第1保持部31側(ガラスパネル2の見込み方向の一方側)から第2保持部32(ガラスパネル2の見込み方向の他方側)側に向けて延びるように形成されている。さらに、連結部33における第1保持部31の立ち上がり部分P1から、第1切り起こし片330の基端部331までの寸法L11は、外ガラス21の厚さ寸法G1よりも若干大きく設定されている。また、連結部33における第2保持部32の立ち上がり部分P2から、第1切り起こし片330の先端部332までの寸法L12は、内ガラス22の厚さ寸法G2よりも若干大きく設定されている。そして、第1切り起こし片330の先端部332の見込み方向の位置は、第2切り起こし片335の基端部336と略等しい位置に設定されている。
第2切り起こし片335は、第1切り起こし片330と対称の形状を有しており、基端部336が見込み方向中央よりも第2保持部32側に位置し、第2保持部32側から第1保持部31側に向けて延びるように形成されている。さらに、連結部33の立ち上がり部分P2から、第2切り起こし片335の基端部336までの寸法L21は、厚さ寸法G2よりも若干大きく設定されている。また、連結部33の立ち上がり部分P1から、第2切り起こし片335の先端部337までの寸法L22は、厚さ寸法G1よりも若干大きく設定されている。
上述のように、寸法L11および寸法L22を厚さ寸法G1よりも若干大きくし、寸法L12および寸法L21を厚さ寸法G2よりも若干大きくし、さらに、第1切り起こし片330の先端部332および第2切り起こし片335の先端部337がスペーサ24に接触しないように構成している。このような構成によって、ガスケット3の製品毎のばらつきが多少あった場合であっても、外ガラス21や内ガラス22あるいはスペーサ24と、第1切り起こし片330や第2切り起こし片335との接触により、ガラスパネル2にガスケット3を取り付けることができなくなる、という不具合を抑制できる。
また、図4に示すように、連結部33に対する第1切り起こし片330の基端部331や第2切り起こし片335の基端部336の見込み方向の位置を、外ガラス21の厚さ寸法G1や内ガラス22の厚さ寸法G2によって変更することで、様々な厚さ寸法の外ガラス21および内ガラス22で構成されるガラスパネル2を適切に保持することが可能となる。
このような実施形態では、以下のような効果がある。
(1)金属板35を含んでガスケット3を構成するとともに、連結部33における中空層23に対応する位置に、中空層23側に切り起こし形成した第1切り起こし片330と第2切り起こし片335を設けている。
このため、火災などの高温下でも溶けない第1切り起こし片330と第2切り起こし片335によって、中空層23側から外ガラス21および内ガラス22をそれぞれ保持できる。また、例え、外ガラス21と内ガラス22のうち一方が破損した場合でも、他方が第1切り起こし片330や第2切り起こし片335で保持されるため、炎の侵入を防止できる。そして、金属製の連結部33を切り起こし成形するだけでよいので、製造工程が複雑になることがない。さらには、第1切り起こし片330や第2切り起こし片335の切り起こし位置を調整するだけの簡単な方法で、様々な厚さ寸法の外ガラス21と内ガラス22で構成されるガラスパネル2を適切に保持できる。
また、第1切り起こし片330や第2切り起こし片335を設けることにより形成された連結部33の孔から、スペーサ24の外縁側に溜まった水を抜くことができる。
(2)1個のガスケット3に対して、ガラスパネル2の外周方向に沿って複数の切り起こし片(第1切り起こし片330と第2切り起こし片335)を設けているため、連結部33の剛性を保ちつつ、外周方向に沿った広い範囲でガラスパネル2を適切に保持できる。
(3)第1切り起こし片330を第1保持部31側から第2保持部32側に向けて延びるように形成し、第2切り起こし片335を第1切り起こし片330と反対側延びるように形成している。
このため、内ガラス22の面内が第1切り起こし片330の先端部332で保持され、外ガラス21の面内が第2切り起こし片335の先端部337で保持されるので、外ガラス21と内ガラス22の両方を適切に保持できる。
(4)断面略コ字状の金属板35を樹脂製の被覆部36で被覆することで、第1保持部31、第2保持部32、および、連結部33を形成している。
このため、第1保持部31、第2保持部32、連結部33におけるガラスパネル2に対向する部分が樹脂で被覆されることとなり、ガスケット3の取り付け時におけるガラスパネル2の破損を抑制できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、面材として複層ガラスであるガラスパネルを用いたが、面材としては、複層ガラスに限らず、合せガラスや網入りガラスなどであってもよい。また、枠体としては、障子を構成する框に限らず、建物開口部などに固定される窓枠や、方立、無目などであってもよい。
さらに、図5および図6に示すように、ガスケット3に第2切り起こし片335を設けない構成のガスケット3Aとしてもよい。
また、前記実施形態では、面材の四周端縁のうちの全ての辺を保持するガスケットに切り起こし辺を設けたが、少なくとも1個の辺のガスケットに切り起こし片が設けられていれば、他の辺に切り起こし片が設けられていなくてもよい。さらに、1個のガスケットにおける切り起こし片の個数や間隔は、必要に応じて適宜設定してもよい。
そして、ガスケット3は、第1保持部31と第2保持部32と連結部33とをそれぞれ別体で形成した後に、溶接加工などで接続して形成したものであってもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1…建具、2…ガラスパネル(複層面材)、3,3A…ガスケット、4…框材(枠体)、21…外ガラス(面材)、22…内ガラス(面材)、23…中空層、31…第1保持部、32…第2保持部、33…連結部、330,335…第1,第2切り起こし片。

Claims (6)

  1. 枠体と、中空層を介して対向する複数の面材を有した複層面材との間に介挿されて、前記複層面材の外周端縁を保持するガスケットであって、
    それぞれ金属製の第1保持部、第2保持部、および、連結部によって断面略コ字状に形成されており、
    前記第1保持部および前記第2保持部は、前記複層面材の一方の面および他方の面をそれぞれ保持し、
    前記連結部は、前記第1保持部および第2保持部を連結し、
    前記連結部における前記中空層に対応する位置には、当該中空層側に切り起こされた切り起こし片が設けられているガスケット。
  2. 前記切り起こし片は、前記複層面材の外周方向に沿って複数設けられている請求項1に記載のガスケット。
  3. 複数の切り起こし片のうち少なくとも1個の切り起こし片は、前記複層面材の見込み方向の一方側から他方側に延びるように形成されており、他の切り起こし片は、前記見込み方向の他方側から一方側に延びるように形成されている請求項2に記載のガスケット。
  4. 前記第1保持部、前記第2保持部、および、前記連結部における少なくとも前記面材に対向する部分を覆う樹脂製の被覆部を備える請求項1から請求項3のいずれかに記載のガスケット。
  5. 中空層を介して対向する複数の面材を有する複層面材であって、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のガスケットが外周端縁に取り付けられた複層面材。
  6. 枠体と、中空層を介して対向する複数の面材を有した複層面材と、前記枠体および前記複層面材の間に介挿される請求項1から請求項4のいずれかに記載のガスケットとを備えた建具。
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