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JP5536079B2 - 螺旋状に巻かれた膜セパレータアセンブリ - Google Patents
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螺旋状に巻かれた膜セパレータアセンブリ Download PDF

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Description

本発明には、一般にセパレータアセンブリに関する実施形態が含まれる。様々な実施形態では、本発明は、螺旋流セパレータアセンブリに関する。また、本発明には、セパレータアセンブリを製造するための方法が含まれる。
従来のセパレータアセンブリは、通常、多孔性排出コンジットの周囲に配置された折畳み多層膜アセンブリを備える。折畳み多層膜アセンブリは、能動表面及び受動表面を有する膜層の能動表面と流体接触する供給キャリヤ層を備える。また、折畳み多層膜アセンブリは、膜層の受動表面及び多孔性排出コンジットと接触する透過液キャリヤ層を備える。この折畳み膜層構造により、供給キャリヤ層を透過液キャリヤ層又は多孔性排出コンジットに接触させることなく供給キャリヤ層と膜層が確実に接触する。動作中には、溶質を含んだ供給溶液が多層膜アセンブリの供給キャリヤ層と接触し、そこから供給溶液が膜層の能動表面に透過され、供給溶液の一部が改質され、透過液として透過液キャリヤ層に浸透される。また、この供給溶液は、膜層の能動表面での溶質の付着を断ち切り、多層膜アセンブリの過剰な溶質を輸送するように働く。透過液は、透過液キャリヤ層を介して、透過液を収集する多孔性排出コンジットの中へ流通する。折畳み多層膜アセンブリを備えたセパレータアセンブリは、逆浸透プロセス、限外濾過プロセス及び微細濾過プロセスを始めとする様々な流体精製プロセスに使用される。
折畳み多層膜アセンブリは、能動表面及び受動表面を有する膜層の能動表面を供給キャリヤ層の両面に接触させることによって製造することができ、膜層が折り畳まれ、それにより供給キャリヤ層を覆い包むポケット様構造が生成される。膜層の受動表面が1以上の透過液キャリヤ層と接触して膜スタックアセンブリが生成され、この膜スタックアセンブリ内の供給キャリヤ層と1以上の透過液キャリヤ層の間に折畳み膜層が配置される。次に、それぞれ1以上の共通透過液キャリヤ層と接触する複数のこのような膜スタックアセンブリが、この共通透過液キャリヤ層と接触する多孔性排出コンジットの周囲に巻き付けられ、それにより多層膜アセンブリ及び多孔性排出コンジットを備えたセパレータアセンブリが提供される。膜スタックアセンブリの縁は、供給溶液が透過液キャリヤ層と直接接触するのを防止するために適切に封止されている。折畳み多層膜アセンブリを備えたセパレータアセンブリの重大な欠点は、膜層を折り畳むことによって膜の機能が損なわれ、そのために供給溶液と透過液キャリヤ層の間に制御されない接触がもたらされる可能性があることである。
米国特許第3397790号明細書
したがって、1以上の多層膜アセンブリを備えたセパレータアセンブリの設計及び製造のさらなる改善が求められている。とりわけ人間が消費する水精製の分野においては、効率及び費用効果の両方に優れた、より頑丈、且つより信頼性の高いセパレータアセンブリがいやおうなく求められている。
一実施形態では、本発明により、2以上の透過液排出コンジットを備え、濃縮液排出コンジットを備えていない中央コアエレメントと、1以上の供給キャリヤ層、2以上の透過液キャリヤ層及び2以上の膜層を備えた膜スタックアセンブリとを備え、供給キャリヤ層と透過液キャリヤ層の間に膜層が配置されたセパレータアセンブリが提供され、透過液排出コンジットは、膜スタックアセンブリの第1の部分によって分離され、膜スタックアセンブリの第2の部分が、中央コアエレメントの周囲に配置された多層膜アセンブリを形成し、供給キャリヤ層と透過液排出コンジットは非接触であり、透過液キャリヤ層は1以上の透過液排出コンジットと接触する。
他の実施形態では、本発明により、2以上の透過液排出コンジットを備え、濃縮液排出コンジットを備えていない中央コアエレメントと、1以上の供給キャリヤ層、2以上の透過液キャリヤ層及び2以上の塩阻止膜層を備えた膜スタックアセンブリとを備え、供給キャリヤ層と透過液キャリヤ層の間に塩阻止膜層が配置された塩セパレータアセンブリが提供され、透過液排出コンジットは、膜スタックアセンブリの第1の部分によって分離され、膜スタックアセンブリの第2の部分が、中央コアエレメントの周囲に配置された多層膜アセンブリを形成し、供給キャリヤ層と透過液排出コンジットは非接触であり、透過液キャリヤ層は1以上の透過液排出コンジットと接触する。
さらに他の実施形態では、本発明により、(a)加圧可能ハウジングと、(b)膜スタックアセンブリと、2以上の透過液排出コンジットを備え、濃縮液排出コンジットを備えていない中央コアエレメントとを備えたセパレータアセンブリとを備えた螺旋流逆浸透装置が提供され、膜スタックアセンブリは、1以上の供給キャリヤ層、2以上の透過液キャリヤ層及び2以上の膜層を備えており、供給キャリヤ層と透過液キャリヤ層の間に膜層が配置され、透過液排出コンジットは、膜スタックアセンブリの第1の部分によって分離され、また、本明細書においては、膜スタックアセンブリの第2の部分が、中央コアエレメントの周囲に配置された多層膜アセンブリを形成し、供給キャリヤ層と透過液排出コンジットは非接触であり、透過液キャリヤ層は1以上の透過液排出コンジットと接触しており、加圧可能ハウジングは、供給キャリヤ層に供給溶液を提供するように構成された1以上の供給入口を備えており、加圧可能ハウジングは、透過液排出コンジットに結合された1以上の透過液排出出口及び1以上の濃縮液排出出口を備える。
本発明のこれら及び他の特徴、態様及び利点は、以下の詳細な説明を参照することにより、より容易に理解することができる。
本発明のこれら及び他の特徴、態様及び利点は、添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことにより、より深く理解されよう。図面の中の同様の文字は、すべての図面を通して同様の部品を表している。
従来のセパレータアセンブリのコンポーネント及びそのアセンブリ方法を示す図である。 本発明の一実施形態による膜スタックアセンブリ及び中央コアエレメントを示す図である。 本発明の一実施形態による膜スタックアセンブリ及び中央コアエレメントを示す図である。 本発明の一実施形態によるセパレータアセンブリを示す図である。 本発明の一実施形態による螺旋流逆浸透装置及びそのコンポーネントを示す図である。 本発明の一実施形態による螺旋流逆浸透装置及びそのコンポーネントを示す図である。 本発明の一実施形態によるセパレータアセンブリを製造する方法を示す図である。 本発明の一実施形態によるセパレータアセンブリを製造する方法を示す図である。 本発明の一実施形態によるセパレータアセンブリを製造する方法を示す図である。 本発明によって提供される装置の加圧可能ハウジングコンポーネントを示す図である。 本発明の一実施形態による透過液排出コンジットを示す図である。 本発明の一実施形態による膜スタックアセンブリ及び中央コアエレメントを示す図である。 本発明の一実施形態による膜スタックアセンブリ及び中央コアエレメントを示す図である。 本発明の一実施形態による中央コアエレメントを示す図である。 本発明の一実施形態による中央コアエレメントを示す図である。 本発明の一実施形態による中央コアエレメントを示す図である。 本発明の一実施形態による中央コアエレメントを示す図である。
以下の本明細書及びそれに続く特許請求の範囲では、いくつかの用語を参照するが、それらは、以下の意味を有するように定義するものとする。
単数形の表現には、別段文脈によって示されていない限り、複数形の表現が含まれる。
「任意選択の」又は「任意選択で」は、その後に引き続いて説明されている事象又は状況が生じることも、生じないこともあることを意味しており、また、その説明には、その事象が生じる場合及びその事象が生じない場合が含まれることを意味している。
本明細書及び特許請求の範囲全体を通して使用される近似を表す語は、関連付けられている基本機能が変化することなく許容可能に変わることができる任意の定量的表現を修飾するように適用することができる。したがって「約」及び「実質的に」などの1以上の用語によって修飾される値は、明記されているその値に限定されない。少なくともいくつかの例では、近似を表す語は、値を測定するための機器の精度に対応することがある。本明細書及び特許請求の範囲全体を通して、範囲の限定は、組合せ及び/又は相互交換が可能であり、このような範囲は識別され、また、このような範囲には、別段文脈又は言葉によって示されていない限りこの範囲の中に包含されているあらゆる副範囲が含まれる。
指摘したように、一実施形態では、本発明により、中央コアエレメント及び膜スタックアセンブリを備えたセパレータアセンブリが提供される。中央コアエレメントは、2以上の透過液排出コンジットを備えており、濃縮液排出コンジットは備えていない。膜スタックアセンブリは、1以上の供給キャリヤ層、2以上の透過液キャリヤ層及び2以上の膜層を備えており、供給キャリヤ層と透過液キャリヤ層の間に膜層が配置されている。本発明の様々な実施形態では、透過液排出コンジットは、中央コアエレメントの中に配置された膜スタックアセンブリの第1の部分によって分離されている。膜スタックアセンブリの第2の部分の第2の部分は、中央コアエレメントの周囲に配置された多層膜アセンブリを形成している。膜スタックアセンブリは、供給キャリヤ層が透過液排出コンジットと接触しないように、また、透過液キャリヤ層が1以上の透過液排出コンジットと接触するように、中央コアエレメント内に、該中央コアエレメントの周囲に配置されている。
指摘したように、中央コアエレメントは2以上の透過液排出コンジットを備え、濃縮液排出コンジットを備えていない。排出コンジットは、膜スタックアセンブリのうちのどの1以上の層が排出コンジットと接触するかに応じて、透過液排出コンジットにすることも、濃縮液排出コンジットにすることもできる。層は、その層が、その層からの流体が介在する膜層を流通することなくコンジットの中へ移行することができるように構成されている場合、排出コンジットと「接触する」。透過液排出コンジットは、透過液キャリヤ層から透過液排出コンジットの中へ透過液を流通させることができる方法で透過液キャリヤ層表面(或いはいくつかの実施形態では膜層表面)と接触する。濃縮液排出コンジットは、濃縮液を流通させることができる方法で濃縮液キャリヤ層表面に接触していなければならない。各透過液排出コンジットは、典型的にはセパレータアセンブリの長さにわたって通っている多孔性の管であるが、他の構成、例えばセパレータアセンブリの長さにわたって通っている、円筒状であってもなくてもよい縦方向の溝構造も多孔性排出コンジットの用語の意味に入る。透過液排出コンジットとしての役割を果たすことができる適切な多孔性の管には、多孔金属管、多孔プラスチック管、多孔セラミック管などがある。一実施形態では、透過液排出コンジットは穿孔されていないが、透過液排出コンジットは、透過液キャリヤ層からの流体を透過液排出コンジットの内部へ流通させることができる十分な多孔性を備える。透過液キャリヤ層から透過液排出コンジットの中へ流通する流体は、本明細書では「透過液(permeate)」(又は「透過液(the permeate)」)と呼ばれることがある。一実施形態では、中央コアエレメントは、2つの透過液排出コンジットを備えており、それらの各々は、多孔性の半円筒形の管である。一代替実施形態では、中央コアエレメントは、2つの透過液排出コンジットを備えており、それらの各々は、多孔性の半八角形の管である。他の実施形態では、中央コアエレメントは、2つの透過液排出コンジットを備えており、それらの各々は、多孔性の半十面体形の管である。さらに他の実施形態では、中央コアエレメントは、2つの透過液排出コンジットを備えており、それらの各々は、多孔性の半四十面体形の管である。一実施形態では、中央コアエレメントは、2以上の透過液排出コンジットを備えており、そのうちの1以上は、多孔性の涙滴状の形の管である。透過液排出コンジットは、セパレータアセンブリ内に現れる毎に同じ形状又は異なる形状を有することができる。一実施形態では、セパレータアセンブリは、同じセパレータアセンブリ内にある他の透過液排出コンジットとは異なる形状を有する1以上の透過液排出コンジットを備える。他の実施形態では、セパレータアセンブリ内にある透過液排出コンジットは、すべて同じ形状を有している。
本明細書において使用される「多層膜アセンブリ」という用語は、中央コアエレメントの周囲に配置された膜スタックアセンブリの第2の部分を意味している。本明細書において開示されている図2は、膜スタックアセンブリ120の第1及び第2の部分(231及び232)を示したものである。したがって多層膜アセンブリは、2以上の透過液排出コンジットを備え、濃縮液排出コンジットを備えていない中央コアエレメントの周囲に配置された、1以上の供給キャリヤ層、2以上の透過液キャリヤ層及び2以上の膜層の組合せである。
一実施形態では、多層膜アセンブリは、膜スタックアセンブリの第1の部分を中央コアエレメントの中に配置し、次に中央コアエレメントを回転させ、それにより膜スタックアセンブリの第2の部分を中央コアエレメントの周囲に巻き付けることによって製造することができる。本明細書において詳細に開示されているように、膜スタックアセンブリの構成及び中央コアエレメント内への膜スタックアセンブリの配置は、巻付け構造を設けるように中央コアエレメントの周囲に膜スタックアセンブリを巻き付け、巻付け後に膜スタックアセンブリの自由端を固定したとき、中央コアエレメントの周囲に配置された多層膜アセンブリを備えたセパレータアセンブリが得られるようになっている。当業者には、いくつかの実施形態では膜スタックアセンブリと多層膜アセンブリとの緊密な関係があること、また、膜スタックアセンブリは多層膜アセンブリの先駆体であることが理解されよう。膜スタックアセンブリを「巻かれていない」アセンブリと見なし、また、多層膜アセンブリを「巻かれた」アセンブリと見なすことが好都合である。しかしながら、膜スタックアセンブリの第2の部分を中央コアエレメントの周囲に配置するための他の手段が使用可能であり得るので、本明細書において定義するように、多層膜アセンブリは、中央コアエレメントの中に配置された1以上の膜スタックアセンブリの「巻かれた」形態には限定されないことを強調しておかなければならない。様々な実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、多層膜アセンブリのコンポーネント膜層が折り畳まれないように、或いは折り目が付かないように中央コアエレメントの周囲に半径方向に配置された1以上の膜スタックアセンブリの第2の部分を備えた多層膜アセンブリを備える。様々な実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、従来のセパレータアセンブリ内の対応する透過液キャリヤ層流路長より著しく短い透過液キャリヤ層流路長を特徴としている。透過液キャリヤ層流路の長さは、セパレータアセンブリの両端間の圧力降下の大きさに影響を及ぼす重要な要素である。したがって、本発明によって提供される多くの利点の1つは、有用な動作条件の選択範囲がより広いことである。本開示を読めば当業者には明らかになるように、本発明はまた、全般的にセパレータアセンブリの製造の容易さと製造コストの点で著しい利点をもたらす。
指摘したように、膜スタックアセンブリ及び多層膜アセンブリは、1以上の供給キャリヤ層を備える。供給キャリヤ層として使用するのに適した材料には可撓性シート様材料があり、この材料を介して供給溶液を流すことができる。本発明の様々な実施形態では、供給キャリヤ層は、供給キャリヤ層を通る供給溶液の流れが、供給キャリヤ層が供給溶液と接触するセパレータアセンブリの第1の表面(「供給表面」)の複数のポイントからセパレータアセンブリの軸に沿って生じ、供給キャリヤ層から濃縮液が現れるセパレータアセンブリの第2の表面(「濃縮液表面」)で終わるように構成されている。供給キャリヤ層は、膜表面における過剰な溶質の蓄積(付着)を防止するための手段として、供給キャリヤ層と接触する膜層の表面における乱流を促進する構造を備えることができる。一実施形態では、供給キャリヤ層は多孔プラスチックシートで構成される。他の実施形態では、供給キャリヤ層は多孔金属シートで構成される。さらに他の実施形態では、供給キャリヤ層には多孔性複合材料が含まれる。さらに他の実施形態では、供給キャリヤ層はプラスチック織物である。さらに他の実施形態では、供給キャリヤ層はプラスチックスクリーンである。供給キャリヤ層は、透過液キャリヤ層と同じ材料からなっていても、透過液キャリヤ層のために使用される材料とは異なる材料からなっていてもよい。本発明の様々な実施形態では、供給キャリヤ層は、セパレータアセンブリの排出コンジットと接触していない。
指摘したように、膜スタックアセンブリ及び多層膜アセンブリは、2以上の透過液キャリヤ層を備える。透過液キャリヤ層として使用するのに適した材料には可撓性シート様材料があり、この材料を介して透過液を流すことができる。本発明の様々な実施形態では、透過液キャリヤ層は、動作している間、透過液が透過液キャリヤ層に沿った螺旋経路を通って2以上の透過液排出コンジットのうちの一方へ流れるように構成されている。一実施形態では、透過液キャリヤ層は多孔プラスチックシートで構成される。他の実施形態では、透過液キャリヤ層は多孔金属シートで構成される。さらに他の実施形態では、透過液キャリヤ層には多孔性複合物が含まれる。さらに他の実施形態では、透過液キャリヤ層はプラスチック織物である。さらに他の実施形態では、透過液キャリヤ層はプラスチックスクリーンである。本発明によって提供されるセパレータアセンブリの透過液キャリヤ層は、同じ材料で製造することも、異なる材料で製造することも可能であり、例えば透過液キャリヤ層のうちの1つをプラスチック織物にし、他の透過液キャリヤ層を毛織物などの天然材料にすることができる。さらに、単一の透過液キャリヤ層は、透過液キャリヤ層を通る透過液流路に沿った異なる位置に異なる材料を含むことができる。一実施形態では、例えば、本発明により、透過液キャリヤ層を備えたセパレータアセンブリが提供され、その一部はポリエチレン織物であり、また、他の部分はポリプロピレン織物である。
指摘したように、様々な実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは2以上の膜層を備える。膜層として使用するのに適した膜及び材料は、当分野でよく知られている。米国特許第4277344号に、例えば、芳香族ポリアミンと、ナトリウム陽イオン、マグネシウム陽イオン及びカルシウム陽イオン並びに塩素陰イオン、硫酸塩陰イオン及び炭酸塩陰イオンの阻止を対象とした逆浸透システムに有効であることが分かっているハロゲン化ポリアシルとの反応によって製造される半浸透性膜が開示されている。米国特許第4277344号には、例えば、芳香族ハロゲン化ポリアシルと、硝酸塩などの特定の塩の阻止を対象とした逆浸透システムに有効である膜層を製造するのに有用であることが分かっている重合材料を得るための二官能基芳香族アミンとの反応によって製造される膜が開示されている。本発明の様々な実施形態における膜層として使用するのに適した様々な膜及び材料の製造が記述されている技術参考文献の多くは、当業者に知られている。さらに、本発明の様々な実施形態における膜層として使用するのに適した膜についてもよく知られており、広く市販されている物品である。
一実施形態では、複数の膜層のうちの1以上は、官能基化表面及び非官能基化表面を備える。一実施形態では、膜層の官能基化表面は膜の能動表面を表しており、また、膜層の非官能基化表面は膜の受動表面を表している。一代替実施形態では、膜層の官能基化表面は膜の受動表面を表しており、また、膜層の非官能基化表面は膜の能動表面を表している。本発明の様々な実施形態では、膜層の能動表面は、通常、供給キャリヤ層と接触しており、供給溶液中にある1以上の溶質が膜を横切って透過液キャリヤ層へ透過するのを防止し、或いは遅延させるように働く。
本明細書において使用される「接触していない」という表現は、「直接接触」していないことを意味している。例えば、膜スタックアセンブリ又は多層膜アセンブリの2つの層は、たとえこれらの2つの層が流体連絡している場合であっても、それらの間に介在する層がある場合、流体は一般的に1つの層から他の層へその介在層を介して流通することができるため、それらは接触していない。本明細書において使用される「接触する」という表現は、「直接接触」していることを意味している。例えば、膜スタックアセンブリ又は多層膜アセンブリ内の隣接する層は、「接触する」と言われる。同様に、排出コンジットの表面に接触する層は、例えば層が排出コンジットの周囲に巻き付けられている場合と同様、流体がその層から排出コンジットの中へ流通することができることを条件として、排出コンジットと「接触する」と言われる。さらに実例として、透過液キャリヤ層は、透過液キャリヤ層が透過液排出コンジットと直接接触する場合、例えば透過液キャリヤ層が、透過液排出コンジットの表面と透過液キャリヤ層との間に介在する層が存在することなく、透過液排出コンジットの周囲に巻き付けられている場合と同様、透過液排出コンジットと接触する、と言われる。同様に、供給キャリヤ層は、例えば透過液キャリヤ層が透過液排出コンジットと直接接触し、且つ、透過液キャリヤ層が膜層によって供給キャリヤ層から分離されている場合と同様、透過液排出コンジットと接触していない、と言われる。通常、供給キャリヤ層は、透過液排出コンジットとの接触点を有していない。
一実施形態では、多層膜アセンブリが中央コアエレメントの周囲に半径方向に配置される。本明細書において使用される「半径方向に配置された」という表現は、1以上の供給キャリヤ層、2以上の膜層及び2以上の透過液キャリヤ層を備えた膜スタックアセンブリの第2の部分が、2以上の透過液排出コンジットを備えた中央コアエレメントの周囲に、膜層中における折畳み又は折り目の生成を制限する方法で巻き付けられていることを意味している。一般に、折り畳むことによって、或いは折り目を付けることによって膜層が変形する範囲が広いほど、膜の能動表面が損傷する可能性、膜の機能及び膜の完全性が損なわれる可能性が大きくなる。従来のセパレータアセンブリは、通常、複数の折畳みを膜層中に備えた、高度に折り畳まれた多層膜アセンブリを備える。折り畳まれていない膜層が180度の平角を表していると仮定すると、高度に折り畳まれた膜層は、約340度より大きい優角を特徴とする折畳みを有している、と表現することができる。一実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、340度より大きい優角を特徴とする膜層折畳みを含まない。一代替実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、300度より大きい優角を特徴とする膜層折畳みを含まない。さらに他の実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、270度より大きい優角を特徴とする膜層折畳みを含まない。
一実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、水から塩を分離するための塩セパレータアセンブリとして使用することができる。供給溶液は例えば、海水又は汽水性の水とすることができる。通常、セパレータアセンブリは、供給溶液と供給キャリヤ層の間の、セパレータアセンブリの1つの末端のみにおける初期接触を許容する円筒状ハウジングの中に含まれる。これは、通常、供給溶液と供給表面以外のセパレータアセンブリの表面との接触を防止する例えば1以上のガスケットを使用して、セパレータアセンブリを円筒状ハウジング内に固定することによって達成される。この概念を例示するために、セパレータアセンブリは、それぞれ表面積がπrである第1の表面及び第2の表面と、表面積が2πrhである第3の表面とを有する円筒と見なすことができ、「r」はセパレータアセンブリによって画成される円筒の半径であり、また、「h」は円筒の長さである。セパレータアセンブリは、様々な手段によって、一方の末端から円筒状ハウジングに流入する供給溶液がセパレータアセンブリを流通することなくセパレータアセンブリの第1の表面(「供給表面」)にのみ遭遇し、セパレータアセンブリの第2又は第3の表面に接触しないように、円筒状ハウジングにぴったりと嵌合させることができる。したがって供給溶液は、供給キャリヤ層が供給溶液と接触し、且つ、透過液キャリヤ層によって供給溶液がセパレータアセンブリの第1の表面に接触して透過するのを防止するために膜スタックアセンブリの縁が封止されているセパレータアセンブリの第1の表面の複数のポイントからセパレータアセンブリに流入する。したがって供給溶液は、セパレータアセンブリの「供給表面」(第1の表面)からセパレータアセンブリに流入し、セパレータアセンブリの長さ(軸)に沿って移動し、流通している間に膜層との接触によって供給溶液が改質され、この膜層を介して供給溶液(「透過液」又は「その透過液」)の一部が流通して透過液キャリヤ層と接触する。供給溶液は、本明細書では「濃縮液表面」と呼ばれることがあるセパレータアセンブリの第2の表面から「濃縮液」(ブラインとも呼ばれることもある)として現れるまで、セパレータアセンブリを通って軸方向に流れる、と言われる。セパレータアセンブリを通る供給溶液のこの流れは、本明細書では「交差流」と呼ばれることがあり、この「交差流」という用語は、供給溶液の流れを参照する場合、「軸流」という用語と交換可能に使用することができる。供給溶液、例えば海水が、供給溶液とセパレータアセンブリの供給表面(「第1の表面」)の供給キャリヤ層との間の初期接触点から濃縮液表面(「第2の表面」)へ向かって移動すると、供給キャリヤ層を流通する供給溶液と接触する塩阻止膜層の作用によって供給キャリヤ層中の流体にある塩の濃度が高くなること、また、濃縮液表面に到達する濃縮液は、供給溶液として使用される海水より高い塩濃度を特徴とすることになることは当業者には理解されよう。
透過液排出コンジット及び透過液キャリヤ層の役割及び機能は、上記塩セパレータアセンブリの例を使用して例示することができる。したがって、一実施形態では、セパレータアセンブリは、水から塩を分離するための塩セパレータアセンブリとして使用することができる。供給溶液、例えば海水は、加圧可能ハウジングの中に含まれる円筒状セパレータアセンブリの供給表面(「第1の表面」)と接触する。セパレータアセンブリは、透過液キャリヤ層が供給溶液を供給表面から透過液排出コンジットへ透過させることができないように構成されている。供給溶液は、供給キャリヤ層を流通する際に、供給溶液の1以上の成分を含んだ流体を改質し透過液キャリヤ層へ透過させる塩阻止膜層と接触する。塩阻止膜層を透過した、透過液(permeate)(又は「透過液(the permeate)」)と呼ばれるこの流体は、透過液キャリヤ層のうちの透過液排出コンジットの外部と接触する部分に到達するまで透過液キャリヤ層に沿って流通し、そこで透過液は、透過液キャリヤ層から透過液排出コンジットの内部へ透過する。透過液は、透過液キャリヤ層によって画成される螺旋経路に従って透過液排出コンジットに向かう傾向があるため、透過液キャリヤ層を通る透過液の流れは「螺旋流」と呼ばれる。供給溶液が改質され、塩阻止膜層によって透過液キャリヤ層の中へ透過すると、膜層の塩阻止作用によって透過液中の塩の濃度が供給溶液に対して低くなることは当業者には理解されよう。
一実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、2つの透過液排出コンジットを備える。一代替実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、3以上の透過液排出コンジットを備える。一実施形態では、セパレータアセンブリは、2つ乃至8つの透過液排出コンジットを備える。他の実施形態では、セパレータアセンブリは、2つ乃至6つの透過液排出コンジットを備える。さらに他の実施形態では、セパレータアセンブリは、3つ乃至4つの透過液排出コンジットを備える。
一実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、単一の供給キャリヤ層を備える。一代替実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、複数の供給キャリヤ層を備える。一実施形態では、供給キャリヤ層の数が1層乃至6層の範囲にある。他の実施形態では、供給キャリヤ層の数が2層乃至5層の範囲にある。さらに他の実施形態では、供給キャリヤ層の数が3層乃至4層の範囲にある。
一実施形態では、セパレータアセンブリは、2以上の透過液キャリヤ層を備える。一実施形態では、透過液キャリヤ層の数は、2層乃至6層の範囲内である。他の実施形態では、透過液キャリヤ層の数は、2層乃至5層の範囲内である。さらに他の実施形態では、透過液キャリヤ層の数は、3層乃至4層の範囲内である。
一実施形態では、本発明によって提供されるセパレータアセンブリは、2以上の膜層を備える。一実施形態では、膜層の数は、2層乃至6層の範囲内である。他の実施形態では、膜層の数は、2層乃至5層の範囲内である。さらに他の実施形態では、膜層の数は、3層乃至4層の範囲内である。一実施形態では、膜層の数は、セパレータアセンブリが提供するのに必要な能動表面積に正比例している。
図1を参照すると、従来のセパレータアセンブリのコンポーネント及び従来のセパレータアセンブリを製造する方法が示されている。従来の膜スタックアセンブリ120は折畳み膜層112を備えており、供給キャリヤ層116は、2つの1/2半折畳み膜層112の間にはさまれている。折畳み膜層112は、折畳み膜層の能動面(図には示されていない)が供給キャリヤ層116と接触するように配置されている。膜層112の能動面は、本明細書では膜層の「能動表面」と呼ばれることがある。折畳み膜層112は、膜層112の受動面(図には示されていない)が透過液キャリヤ層110と接触するように透過液キャリヤ層110によって覆い包まれている。膜層112の受動面は、本明細書では膜層の「受動表面」と呼ばれることがある。通常、接着シーラント(図示せず)を使用して供給キャリヤ層が透過液キャリヤ層から隔離され、且つ、供給溶液(図示せず)と透過液キャリヤ層の間の直接接触が防止される。透過液層110の各々が透過液排出コンジット118と接触する共通透過液キャリヤ層111に接続されている複数の膜スタックアセンブリ120は、例えば透過液排出コンジット118を方向122に回転させることによって透過液排出コンジット118の周囲に巻き付けられ、結果として得られる巻かれた構造が適切に封止され、それにより従来のセパレータアセンブリが提供される。透過液排出コンジットは、透過液排出コンジットチャネル119と共通透過液キャリヤ層111の間の流体連絡を可能にする開口113を備える。膜スタックアセンブリが透過液排出コンジット118の周囲に巻き付けられると、折畳み膜層112によって画成される優角が360度に近づく。
図2を参照すると、図2aに、2つの透過液排出コンジット118を備えた中央コアエレメントの中に配置された膜スタックアセンブリ120の第1の部分231、及び本発明の一実施形態による中央コアエレメントの外側に配置された膜スタックアセンブリ120の第2の部分232の中央部分200の横断面図が示されている。膜スタックアセンブリの第1の部分は、中央コアエレメントの透過液排出コンジット118を分離する。膜スタックアセンブリ120は、2つの透過液キャリヤ層110、2つの膜層112及び単一の供給キャリヤ層116を備える。透過液排出コンジット118を備えた中央コアエレメントを方向222に回転させることにより、本発明の一実施形態による図2bに示されている部分的に巻かれた構造240が得られる。部分的に巻かれた構造240は、図2aに示されているアセンブリの中央コアエレメントを方向222に180度回転させることによって得られる。膜スタックアセンブリ120のその部分(第2の部分232)は、中央コアエレメントの周囲に巻き付けられており、完成したセパレータアセンブリの多層膜アセンブリになっている。セパレータアセンブリ300(図3)は、膜スタックアセンブリの第2の部分を中央コアエレメントの周囲に完全に巻き付け、且つ、膜スタックアセンブリの末端を固定することによって得られる。
図3を参照すると、本発明の一実施形態によるセパレータアセンブリ300の中央部分の横断面図が示されている。セパレータアセンブリ300は、2つの透過液排出コンジット118を備えた中央コアエレメントを備えており、各透過液排出コンジット118は内部チャネル119を画成する。セパレータアセンブリ300は、1つの供給キャリヤ層116、2つの透過液キャリヤ層110及び2つの膜層112を備えている膜スタックアセンブリ120(図2)を備え、膜層112は、供給キャリヤ層116と透過液キャリヤ層110の間に配置されている。中央コアエレメントの透過液排出コンジット118は、膜スタックアセンブリの第1の部分231(図2a)によって分離されている。膜スタックアセンブリの第2の部分232(図2a)は、中央コアエレメントの周囲に配置された多層膜アセンブリを形成している。図3には、供給キャリヤ層が透過液排出コンジット又は透過液キャリヤ層のいずれとも接触していないことが明確に示されている。膜スタックアセンブリ120の末端は、封止部分316に固定されている。封止部分316は、最も外側の透過液キャリヤ層を2つの隣接する膜層112に対して封止するシーラント(一般的には硬化性接着剤)の横断線であり、前記横断線は、セパレータアセンブリ300の長さにわたって通っている。図3に示されているセパレータアセンブリ300の「第3の表面」は、テープ340で覆われている。また、図3に示されているセパレータアセンブリ300には、透過液キャリヤ層110の最も内側の末端を透過液排出コンジット118に固定する接着線325が示されている。透過液キャリヤ層又は膜層のいずれかによるセパレータアセンブリ300の供給表面(図4参照)からの供給溶液の透過は、膜層及び透過液キャリヤ層の縁の近傍に加えられるシーラントの存在によって防止することができる。通常、シーラントは、隣接する透過液キャリヤ層と接触すると、シーラントが透過液キャリヤ層の縁にしみ込み、透過液キャリヤ層の縁を封止する膜層112の受動表面に加えられる。シーラントは、通常、膜層の能動表面を介してしみ込むことはなく、したがって膜層112又は供給キャリヤ層116のいずれの能動表面(図示せず)とも接触することはない。接着剤及び/又は両面テープなどの様々な接着シーラントを使用して、多層膜アセンブリの末端を互いに固定し(封止部分316)、透過液キャリヤ層を透過液排出コンジットに固定し(横断シーラント線325)、また、膜層及び透過液キャリヤ層の縁をセパレータアセンブリの供給表面及び濃縮液表面で互いに固定することができる(図5、方法段階505、縁シーラントエレメント526参照)。また、図3には、セパレータアセンブリ300の外部表面と多層膜アセンブリの最も外側の層の間、及び透過液排出コンジットの部分と多層膜アセンブリの部分との間の隙間328が示されている。図3に示されている隙間は、本発明によって提供されるセパレータアセンブリの様々な実施形態には全く存在しないこと、また、図3に示されている隙間328のサイズは、説明のために誇張されていることに留意されたい。セパレータアセンブリに存在する隙間328は、すべて、隙間に隙間シーラント326を充填することによって除去することができる。隙間シーラント326には、硬化性シーラント、接着シーラントなどがある。
図4を参照すると、図4aには、本発明の一実施形態による螺旋流逆浸透装置400の側面図が示されている。螺旋流逆浸透装置400は、ガスケット406によって加圧可能ハウジング405の中に固定されたセパレータアセンブリ300を備える。また、ガスケット406は、セパレータアセンブリ300の内部を除く装置400を介した供給溶液の流通を防止する。加圧可能ハウジング405は、セパレータアセンブリ300の供給表面420に供給溶液を提供するように構成された供給入口410を備える。422の番号が振られたエレメントは、動作中、供給溶液(図示せず)がセパレータアセンブリ300の中に流入し、且つ、セパレータアセンブリ300を通って流れる方向を示す。加圧可能ハウジング405は、カップリング部材436を介してセパレータアセンブリ300の中央コアエレメント440の透過液排出コンジット118に結合された透過液排出出口438を備える。方向矢印439は、動作中、透過液が流れる方向を示す。濃縮液(図示せず)は、セパレータアセンブリの濃縮液表面425から、方向矢印426によって示される方向に現れ、且つ、濃縮液排出出口428を介して加圧可能ハウジング405から流出し、濃縮液は、動作中、429の方向に流れる。図4bは、セパレータアセンブリ300の中にある中央コアエレメント440の斜視図を示す。図4に示されている実施形態では、中央コアエレメント440は、透過液排出コンジット118として機能する2つの半円筒形管442及び444で構成される。透過液排出コンジットは、中央コアエレメント440の一方の末端445で閉じており、また、透過液排出コンジットは、反対側の末端で開いている。透過液排出コンジット442及び444は、わずかに異なる構造を有しており、したがってそのことを示すために異なる番号が振られていることは当業者には理解されよう。したがって透過液排出コンジット442は、中央コアエレメント440の開放端にスペーサエレメント446を備えており、一方、透過液排出コンジット444は、中央コアエレメント440の閉端(445)にスペーサエレメント447を備える。スペーサエレメント446及び447は、図2Aに示されている膜スタックアセンブリ120の第1の部分231を収容する空洞450を画成する。透過液排出コンジット442及び444の各々は開口113を備えており、この開口113を介して、透過液キャリヤ層と接触する透過液排出コンジットの表面から透過液排出コンジットの内部119へ透過液が流通することができる。中央コアエレメント440の透過液排出コンジットは末端445で遮断されるため、透過液排出コンジットを通る透過液の流れは、449の方向に一方向の流れである。
図5を参照すると、図3に示されているセパレータアセンブリ300を製造するために、本発明の一実施形態による方法500が示されている。第1の方法段階501では、透過液排出コンジット118を提供し、且つ、透過液排出コンジットの長さにわたって通っている線325に沿って接着剤(図示せず)のビーズを加えることによって第1の中間アセンブリが形成され、次に、硬化していない接着剤と接触する透過液キャリヤ層110を線325に沿って配置し、且つ、硬化させることにより、図に示されている第1の中間アセンブリが提供される。方法段階501が繰り返され、それにより段階501で示されている第1の中間アセンブリと同一の第2の第1の中間アセンブリが提供される。透過液排出コンジットのうちの「透過液排出コンジットの長さ」と呼ばれる部分は、透過液キャリヤ層の幅に対応しており、また、透過液排出コンジットのうちの透過液キャリヤ層と接触するように適合された部分に対応する。この例及び本開示の他の部分から明らかなように、透過液排出コンジットの長さは、通常、透過液排出コンジットのうちの透過液キャリヤ層と接触するように適合された部分の長さより長い。また、通常、透過液排出コンジットは、本発明によって提供されるセパレータアセンブリ内の、該透過液排出コンジットの周囲に配置された多層膜アセンブリより長い。透過液排出コンジットのうちの透過液キャリヤ層と接触するように適合された部分は多孔性であり、例えば図4にエレメント113で示されているような開口を備える。透過液排出コンジットのうちの透過液キャリヤ層と接触しないように適合された部分は、図10に示されているバッフル714及び開口1001などの流量制御エレメントを除き、必ずしも多孔性である必要はない。本発明のいくつかの実施形態では、透過液排出コンジットのうちの透過液キャリヤ層と接触しないように適合された部分は多孔性ではない。
第2の方法段階502で第2の中間アセンブリが製造される。能動表面(図示せず)及び受動表面(図示せず)を有する膜層112が、膜層112の受動表面(図示せず)が透過液キャリヤ層110と接触するように、方法段階501の第1の中間アセンブリと接触して配置される。膜層112は、透過液排出コンジット118によって二分され、且つ、透過液排出コンジット118と接触しないように配置される。
第3の方法段階503で第3の中間アセンブリが形成される。したがって供給キャリヤ層116が、供給キャリヤ層が膜層112の能動表面(図示せず)と接触するように、また、膜層112の能動表面(図示せず)と同じ空間に広がるように、方法段階502で示されている第2の中間アセンブリに加えられる。
第4の方法段階504で第4の中間アセンブリが形成される。したがって第2の膜層112が第3の中間アセンブリに加えられ、且つ、膜層の能動表面(図示せず)が供給キャリヤ層116と接触するように、また、第2の膜層が供給キャリヤ層と同じ空間に広がるように、供給キャリヤ層116と接触して配置される。
第5の方法段階505で第5の中間アセンブリが形成される。方法段階501で示されている第1の中間アセンブリが方法段階504で示されている第4の中間アセンブリに結合される。方法段階505で示されている第5の中間アセンブリは、2つの膜層112と2つの透過液キャリヤ層の間に配置された1つの供給キャリヤ層を備えた膜スタックアセンブリ120を特徴としている。方法段階505で示されている第5の中間アセンブリは、透過液排出コンジット118を備えた中央コアエレメントの中に配置された膜スタックアセンブリ120の第1の部分、及び中央コアエレメントの外側に配置された膜スタックアセンブリ120の第2の部分を示す。
第6の方法段階506で、第6の中間アセンブリを得るために、透過液キャリヤ層と接触する膜層112の各縁に沿った縦方向の線として縁シーラント526が加えられる。縁シーラントは、膜層の受動表面(図示せず)に加えられる。縁シーラントは、透過液キャリヤ層の縁の長さ全体に沿って、隣接する透過液キャリヤ層に浸透する。
第7の方法段階507で、縁シーラント526が硬化する前に、第6の中間アセンブリの自由部分(膜スタックアセンブリの「第2の部分」とも呼ばれる)が中央コアエレメントの周囲に巻き付けられる。中央コアエレメントの周囲への膜スタックアセンブリの第2の部分の巻付けは、巻付けプロセスの間、膜スタックアセンブリの層の表面に若干の自由運動を許容するために、縁シーラントが非硬化状態にある間に実施される。一実施形態では、縁シーラント526は、巻付け段階の一環として加えられる。方法段階507で示されている構造(第7の中間アセンブリ)は、方法段階506で示されている構造であって、中央コアエレメントを180度回転させた後の構造を示す。セパレータアセンブリ300の製造は、中央コアエレメントを方向222に回転させ、それにより中央コアエレメントの周囲に膜スタックアセンブリの第2の部分を巻き付けて巻かれたアセンブリを形成し、次に、膜スタックアセンブリの末端を固定することによって完了することができる。巻かれたアセンブリにある膜スタックアセンブリの末端は、例えばセパレータアセンブリによって画成される円筒の「第3の表面」をテープで覆い包む、膜スタックアセンブリの末端をOリングを使用して固定する、膜スタックアセンブリの末端にシーラントを加える、などの様々な手段によって固定することができる。膜スタックアセンブリの巻かれた第2の部分は、この実施形態では多層膜アセンブリと呼ばれる。この多層膜アセンブリは、透過液排出コンジット118を備えた中央コアエレメントの周囲に配置される、と言われる。縁シーラント526が硬化すると、セパレータアセンブリの供給表面及び濃縮液表面の両方で透過液キャリヤ層及び膜層112の縁が完全に封止され、供給キャリヤ層116を除く供給表面からの流体の透過が阻止される。
図5cを参照すると、構造508は、本発明のセパレータアセンブリを製造中の構造であって、中央コアエレメント440の中に配置された膜スタックアセンブリ120の斜視図を示す。構造508は、方法段階506で示されている第6の中間アセンブリに対応する。図に示されている硬化性縁シーラント526は、膜層112の受動表面の各縦方向の縁(合計4つのこのような縁がある)に沿って配置され、透過液キャリヤ層110と接触する。中央コアエレメント440は、巻かれた構造を提供するために222の方向に回転する。次に、巻かれた構造に存在する膜スタックアセンブリの自由端が、膜層の受動表面の横方向の縁(合計2つのこのような縁がある)に沿って追加縁シーラント526を加えることによって固定される。図5cに示されている中央コアエレメント440は図4bに示されている中央コアエレメントと同じである。
図6を参照すると、図4に示されている螺旋流逆浸透装置400の製造のための、本発明の一実施形態によって使用される加圧可能ハウジング405が示されている。加圧可能ハウジング405は、加圧可能ハウジングの取外し可能な第1の部分601及び加圧可能ハウジングの取外し可能な第2の部分602を備える。第1及び第2の部分601及び602は、601を602に固定するためのねじ山603及びねじ山603と相補的なねじ山604によって結合することができる。加圧可能ハウジングの取外し可能な第1の部分を加圧可能ハウジングの取外し可能な第2の部分に固定するための他の手段には、スナップ合体エレメントの使用、接着剤付け、テーピング、クランピングなどの手段がある。
図7を参照すると、本発明の一実施形態による透過液排出コンジット118が示されている。透過液排出コンジット118は、チャネル遮断エレメント712によって一方の末端で遮断されているチャネル119を画成する。また、透過液排出コンジットは、供給制御空洞710、供給制御バッフル714、スペーサエレメント446及び447、透過液排出コンジット内の開口113、及びOリングを固定するように適合された溝716を画成する。一実施形態では、2つの透過液排出コンジット118が、膜スタックアセンブリ120の第1の部分を配置する中央コアエレメントを提供する。透過液排出コンジット118は、第1の多孔性排出コンジット118のスペーサエレメント446及び447と、第2の透過液排出コンジット118のスペーサエレメント446及び447が整列するように結合されている。膜スタックアセンブリ120の第2の部分は、透過液排出コンジット118を備えた中央コアエレメントの周囲に巻き付けられている。一実施形態では、透過液排出コンジット118のうちの透過液キャリヤ層と接触するように適合された部分は、開口113を備えた透過液排出コンジットのセクションより若干長くなっている。2つの透過液排出コンジット118を備えた中央コアエレメントを備えたセパレータアセンブリ300は、供給制御空洞710が供給入口410に最も近くなるように加圧可能ハウジング405(図6)の中に挿入することができる。動作中、供給入口410を介して供給制御空洞710の中に供給溶液を導入することができる。供給制御空洞が満杯になると、供給制御バッフル714から過剰な供給が現れ、セパレータアセンブリの供給表面と接触する。供給制御空洞710の目的の1つは、とりわけ開始時における供給溶液と供給表面の間の非制御接触を防止することである。Oリングを固定するように適合された溝716は、一方の末端で透過液排出コンジットを結合し、且つ、セパレータアセンブリ300とカップリング部材436(図4a参照)の間の結合を保証するように機能させることができる。
図8を参照すると、図800は、中央コアエレメントの中に配置された膜スタックアセンブリ120の対の中央部分の横断面図を示したものであり、中央コアエレメントは3つの透過液排出コンジットを備える。図に示されているように、膜スタックアセンブリ120は、第1の部分801及び第2の部分802を備える。本発明のセパレータアセンブリは、巻かれた構造を提供するために中央コアエレメントを122の方向に回転させ、膜スタックアセンブリの末端を封止し、且つ、膜スタックアセンブリの縁及び末端に使用されている縁シーラントを硬化させることによって提供される。
図9を参照すると、図900は、4つの透過液排出コンジットを備えた、中央コアエレメントの中に配置された膜スタックアセンブリ120の対の中央部分の横断面図を示す。本発明のセパレータアセンブリは、巻かれた構造を提供するために中央コアエレメントを122の方向に回転させ、膜スタックアセンブリの末端を封止し、且つ、膜スタックアセンブリの縁及び末端に使用される縁シーラントを硬化させることによって提供される。
図10を参照すると、図440は、本発明の中央コアエレメントの三次元図を示す。中央コアエレメント440は、2つの同一の透過液排出コンジット118を備えており、膜スタックアセンブリ120の第1の部分を収容する空洞450を画成する。中央コアエレメント440のコンポーネント透過液排出コンジット118は、図10に示されている透過液排出コンジットが供給制御バッフル714に隣接する供給制御孔1001を備える点を除き、図7に示されているコンポーネント透過液排出コンジットと本質的に同じである。中央コアエレメント440は、遮断端445及び開放端を備えており、動作中、開放端から透過液が449の方向に現れる。「遮断端」に関しては、透過液がこの遮断端の反対側の末端部分のみで透過液排出コンジットから流出することができるよう、透過液排出コンジットチャネルの各々が遮断エレメント712によって遮断されることを示す。透過液排出コンジットの各々はまた、供給制御空洞710を備える。さらに、透過液が供給制御空洞710に流入しないよう、図10に示されているように構成された透過液排出コンジット118の周囲に透過液キャリヤ層110を配置することができる。
図11aを参照すると、本発明の中央コアエレメント440の三次元立体図が示されている。中央コアエレメントは、図10に示されている中央コアエレメントと同一のである。図11bは、図11aの中央コアエレメントの側面図を示す。図11cは、図11aの中央コアエレメントの「開放端」の拡大図を示す。
一実施形態では、本発明により、2以上の透過液排出コンジットを備え、濃縮液排出コンジットを備えていない中央コアエレメントを備え、且つ、1以上の供給キャリヤ層、2以上の透過液キャリヤ層及び2以上の塩阻止膜層であって、供給キャリヤ層と透過液キャリヤ層の間に配置された塩阻止膜層を備えた膜スタックアセンブリを備えた塩セパレータアセンブリが提供される。膜スタックアセンブリの第1の部分は中央コアエレメントの中に配置されており、透過液排出コンジットを互いに分離する。膜スタックアセンブリの第2の部分は、中央コアエレメントの周囲に配置された多層膜アセンブリを形成している。供給キャリヤ層は、いずれの透過液排出コンジットとも接触しておらず、また、透過液キャリヤ層とも接触していない。透過液キャリヤ層は、それぞれ透過液排出コンジットのうちの1以上と接触する。
一実施形態では、本発明によって提供される塩セパレータアセンブリは、中央コアエレメントの周囲に半径方向に配置される多層膜アセンブリを備える。他の実施形態では、本発明は、官能基化表面及び非官能基化表面を有する塩阻止膜層を備える塩セパレータアセンブリを提供する。一実施形態では、塩セパレータアセンブリは、3以上の透過液排出コンジットを備える。他の実施形態では、塩セパレータアセンブリは、3以上の透過液キャリヤ層を備える。さらに他の実施形態では、塩セパレータアセンブリは、複数の供給キャリヤ層を備えており、また、一代替実施形態では、塩セパレータアセンブリは、3以上の塩阻止膜層を備える。
さらに他の実施形態では、本発明により、(a)加圧可能ハウジング及び(b)セパレータアセンブリを備えた螺旋流逆浸透膜装置が提供される。セパレータアセンブリは、1以上の供給キャリヤ層、2以上の透過液キャリヤ層及び2以上の膜層を備えた膜スタックアセンブリを備えており、供給キャリヤ層は、2つの膜層の間に配置されている。供給キャリヤ層は、透過液キャリヤ層と接触していない。セパレータアセンブリはまた、2以上の透過液排出コンジットを備える中央コアエレメントを備え、濃縮液排出コンジットを備えていない。膜スタックアセンブリの第1の部分は、透過液排出コンジットを分離するように構成されている。膜スタックアセンブリの第2の部分は、中央コアエレメントの周囲に配置された多層膜アセンブリを形成している。供給キャリヤ層は、透過液排出コンジットと接触していない。透過液キャリヤ層は、1以上の透過液排出コンジットと接触しており、供給キャリヤ層とは接触していない。加圧可能ハウジングは、セパレータアセンブリの供給表面に供給溶液を提供するように構成された1以上の供給入口を備える。加圧可能ハウジングは、透過液排出コンジットに結合された1以上の透過液排出出口、及びセパレータアセンブリの濃縮液表面に結合された1以上の濃縮液排出出口を備える。加圧可能ハウジングは、適切な1以上の材料を使用して製造することができる。例えば、加圧可能ハウジングは、ポリマー、ステンレス鋼又はそれらの組合せを使用して製造することができる。一実施形態では、加圧可能ハウジングは透明なプラスチック材料でできている。他の実施形態では、加圧可能ハウジングは透明な無機材料、例えばガラスでできている。
一実施形態では、本発明により、(a)加圧可能ハウジング及び(b)本発明によって提供されるセパレータアセンブリを備えた螺旋流逆浸透膜装置が提供され、多層膜アセンブリは、中央コアエレメントの周囲に半径方向に配置されている。一代替実施形態では、本発明により、(a)加圧可能ハウジング及び(b)本発明によって提供される複数のセパレータアセンブリを備えた螺旋流逆浸透膜装置が提供される。
さらに他の実施形態では、本発明により、セパレータアセンブリを製造するための方法が提供され、この方法には、2以上の透過液排出コンジットを備え、濃縮液排出コンジットを備えていない中央コアエレメントを用意し、2以上の透過液キャリヤ層、1以上の供給キャリヤ層及び2以上の膜層を備えた膜スタックアセンブリの第1の部分を、透過液排出コンジットが膜スタックアセンブリの第1の部分によって分離されるように中央コアエレメントの中に配置し、且つ、膜スタックアセンブリの第2の部分を中央コアエレメントの周囲に半径方向に配置し、結果として得られる巻かれたアセンブリを封止し、セパレータアセンブリを提供することが含まれており、透過液排出コンジットと供給キャリヤ層は非接触であり、また、供給キャリヤ層とすべての透過液キャリヤ層も非接触であり、透過液キャリヤ層は、1以上の透過液排出コンジットと接触する。
この例では、「膜スタックアセンブリの第2の部分を中央コアエレメントの周囲に半径方向に配置し、結果として得られる巻かれたアセンブリを封止し、セパレータアセンブリを提供する」という表現は、膜スタックアセンブリの第2の部分を中央コアエレメントの周囲に巻き付ける行為、及び膜スタックアセンブリの末端を封止する行為を意味している。
以上の例は、単に例示的なものにすぎず、本発明の特徴の一部を例示するものにすぎない。特許請求の範囲には、想定されているだけの広く本発明を特許請求することが意図されており、本明細書において示されている例は、すべての可能な実施形態から選択された実施形態を例示したものである。したがって、本出願人が意図していることは、特許請求の範囲を、本発明の特徴を例示するために使用される選ばれた例によって制限されるべきではないことである。また、特許請求の範囲に使用される「備える」という語及びその文法上の変形には、理論的に、例えばそれらに限定されないが、「本質的にからなる」及び「からなる」などの変化し、且つ、異なる範囲の表現の境界が示され、且つ、含まれる。必要に応じて範囲が示されており、これらの範囲には、それらの間にあらゆる副範囲が含まれる。これらの範囲内の変形形態は、当業者には思い付くこと、また未だ公開されていない場合、これらの変形形態を、可能な場合、特許請求の範囲内にあると解釈すべきであることが期待されている。また、言語の不正確性のために現時点では企図されていない均等物及び置換も、科学及び技術の進歩によって可能になることが期待され、したがって、可能である場合、これらの変化も特許請求の範囲内にあると解釈すべきである。
110 透過液キャリヤ層
111 共通透過液キャリヤ層
112 膜層
113、1001 開口(供給制御孔)
116 供給キャリヤ層
118 透過液排出コンジット
119 透過液排出コンジットチャネル(排出チャネル、内部チャネル)
120 膜スタックアセンブリ
122 透過液排出コンジットを回転させる方向
200 膜スタックアセンブリの第1の部分及び第2の部分の中央部分
222 中央コアエレメントを回転させる方向
231 膜スタックアセンブリの第1の部分
232 膜スタックアセンブリの第2の部分
240 部分的に巻かれた構造
300 セパレータアセンブリ
316 封止部分
325 横断シーラント線
326 隙間シーラント
328 セパレータアセンブリの外部表面と多層膜アセンブリの最も外側の層の間、及び透過液排出コンジットの部分と多層膜アセンブリの部分との間の隙間
340 テープ
400 螺旋流逆浸透装置
405 加圧可能ハウジング
406 ガスケット
410 供給入口
420 セパレータアセンブリの供給表面
422 供給溶液がセパレータアセンブリの中に流入し、且つ、セパレータアセンブリを通って流れる方向
425 セパレータアセンブリの濃縮液表面
426 濃縮液が現れる方向
428 濃縮液排出出口
429 濃縮液が流れる方向
436 カップリング部材
438 透過液排出出口
439 透過液が流れる方向
440 中央コアエレメント
442、444 半円筒形管
445 中央コアエレメントの一方の末端(多孔性排出コンジットの閉じた末端、遮断端)
446、447 スペーサエレメント
449 透過液が流れる方向(透過液又は濃縮液が現れる方向)
450 空洞
508 セパレータアセンブリを製造中の構造
526 縁シーラントエレメント
601 加圧可能ハウジングの取外し可能な第1の部分
602 加圧可能ハウジングの取外し可能な第2の部分
603、604 加圧可能ハウジングのねじ山
710 供給制御空洞
712 チャネル遮断エレメント
714 バッフル
716 溝
801 膜スタックアセンブリの第1の部分
802 膜スタックアセンブリの第2の部分
1210 部分構造
1232、1234 透過液又は濃縮液が流れる方向
1300 中央コアエレメントコンポーネント
1305 遮断部材
1308 共通流出空洞
1309 中央コアエレメントコンポーネントの多孔性排出コンジット間の隙間

Claims (13)

  1. セパレータアセンブリ(300)であって、
    2以上の透過液排出コンジット(442)を備えているが、濃縮液排出コンジット備えていない中央コアエレメント(440)であって、前記2以上の透過液排出コンジット(442)が、それらの間に空洞(450)を画成するスペーサエレメント(446,447)を備えている、中央コアエレメント(440)と、
    1以上の供給キャリヤ層(116)、2以上の透過液キャリヤ層(110)及び2以上の膜層(112)を備えた膜スタックアセンブリ(120)であって、前記供給キャリヤ層と前記透過液キャリヤ層の間に前記膜層が配置された膜スタックアセンブリ(120)
    を備え、
    前記スペーサエレメント(446,447)によって画成される空洞(450)内に、前記膜スタックアセンブリの第1の部分(231)が配置されており
    前記膜スタックアセンブリの第2の部分(232)が、前記中央コアエレメントの周囲に配置された多層膜アセンブリを形成し、
    前記供給キャリヤ層と透過液排出コンジットが非接触であり、
    前記透過液キャリヤ層が1以上の透過液排出コンジットと接触する
    セパレータアセンブリ(300)
  2. 前記多層膜アセンブリが前記中央コアエレメントの周囲に半径方向に配置される、請求項1記載のセパレータアセンブリ(300)
  3. 前記セパレータアセンブリが塩セパレータアセンブリである、請求項1又は請求項2記載のセパレータアセンブリ(300)
  4. 前記膜層が官能基化表面及び非官能基化表面を備える、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のセパレータアセンブリ(300)
  5. 3以上の透過液排出コンジットを備える、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のセパレータアセンブリ(300)
  6. 複数の供給キャリヤ層を備える、請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のセパレータアセンブリ(300)
  7. 3以上の透過液キャリヤ層を備える、請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載のセパレータアセンブリ(300)
  8. 3以上の膜層を備える、請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載のセパレータアセンブリ(300)
  9. 螺旋流逆浸透装置(400)であって、
    (a)加圧可能ハウジング(405)と、
    (b)(i)膜スタックアセンブリ(120)と、(ii)2以上の透過液排出コンジット(442)を備えているが、濃縮液排出コンジット備えていない中央コアエレメント(440)であって、前記2以上の透過液排出コンジット(442)が、それらの間に空洞(450)を画成するスペーサエレメント(446,447)を備えている、中央コアエレメント(440)とを備えたセパレータアセンブリ(300)
    を備え、
    前記膜スタックアセンブリが、1以上の供給キャリヤ層(116)、2以上の透過液キャリヤ層(110)及び2以上の膜層(112)を備え、前記供給キャリヤ層と前記透過液キャリヤ層の間に前記膜層が配置され、
    前記スペーサエレメント(446,447)によって画成される空洞(450)内に、前記膜スタックアセンブリの第1の部分(231)が配置されており
    前記膜スタックアセンブリの第2の部分(232)が、前記中央コアエレメントの周囲に配置された多層膜アセンブリを形成し、
    前記供給キャリヤ層と透過液排出コンジットが非接触であり、
    前記透過液キャリヤ層が1以上の透過液排出コンジットと接触し、
    前記加圧可能ハウジングが、前記供給キャリヤ層に供給溶液を提供するように構成された1以上の供給入口を備え、
    前記加圧可能ハウジングが、前記透過液排出コンジットに結合された1以上の透過液排出出口及び1以上の濃縮液排出出口を備える、
    螺旋流逆浸透装置。
  10. 前記多層膜アセンブリが前記中央コアエレメントの周囲に半径方向に配置される、請求項記載の螺旋流逆浸透膜装置。
  11. 前記膜層が官能基化表面及び非官能基化表面を備える、請求項9又は請求項10記載の螺旋流逆浸透膜装置。
  12. 複数のセパレータアセンブリを備える、請求項9乃至請求項11のいずれか1項記載の螺旋流逆浸透膜装置。
  13. 前記供給キャリヤ層がプラスチックスクリーンからなる、請求項9乃至請求項12のいずれか1項記載の螺旋流逆浸透膜装置。
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