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JP5560538B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description

この発明は、電力変換装置などに使用されるパワー半導体装置の製造方法に関し、特に主たるパワー半導体素子に、従属的または付加的に従たる半導体素子を備える半導体デバイスを製造する半導体装置の製造方法に関する。
近年、電力変換装置などに使用されるパワー半導体デバイスにおいては、高性能化・高機能化が進み、主たるパワー半導体デバイスの表面上に、付加的に、または従属的に従たる半導体素子が接続された半導体装置が提案されている。従たる半導体素子は、例えば多結晶型の半導体層を成長させて、この多結晶型の半導体層に、パターニングやイオン注入などを行うことで形成される(例えば、下記特許文献1参照。)。
特許文献1においては、主たるパワー半導体デバイスの表面上に、そのデバイスの過熱保護のための温度検知用ダイオードが、多結晶型の半導体層を用いて形成される。この温度検知用ダイオードは、ダイオードの順特性あるいは逆特性の温度による変化によって、過熱保護機能を果たす。その理由は、ダイオードの順電圧は温度によってほぼ直線的に変化するため、ダイオードに一定の電流を流して、この順電圧を監視することで、パワー半導体デバイスの温度を検知することができるからである。
また、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)素子の内部のバルク部分に温度検知用のダイオードが、単結晶型の半導体層を用いて形成された半導体装置が提案されている(例えば、下記特許文献2参照。)。この技術によれば、ダイオードの順電圧降下の温度依存性を利用して、IGBT素子の温度を検知することができる。
また、回路チップの表面上に、センサチップが半田を用いて接合されたCOC(Chip On Chip)構造の半導体装置が提案されている(例えば、下記特許文献3参照。)。さらに、IGBTの一部に、直接ダイオードの一方の電極を接続する方法が提案されている(例えば、下記特許文献4参照。)。この技術によれば、ダイオードの順特性あるいは逆特性の性能を利用することで、半導体素子の性能を向上させることができる。
さらに、パワー半導体デバイス以外の分野ではあるが、TFTアクティブマトリックス駆動液晶表示装置において、絶縁基板に、製造過程の単結晶シリコン素子を貼り付けた後に、単結晶シリコンを薄膜化して、多結晶シリコンを成長させることで、単結晶シリコン部と多結晶シリコン部とを混在させる方法が提案されている(例えば、下記特許文献5参照。)。
特開平06−117942号公報 特開平10−41510号公報 特開平11−67820号公報 特開2004−335719号公報 特開2004−165600号公報
しかしながら、上述の特許文献1の技術では、主たるパワー半導体デバイス上に多結晶型の半導体層を形成した後に、パターニングやイオン注入により従たる半導体素子を形成するため手間がかかるという問題がある。また、従たる半導体素子が、多結晶型の半導体層を用いて作製された素子(以下、多結晶型ダイオードという)であるため、結晶性の様相などが原因となり、単結晶型の半導体層を用いて作製された素子(以下、単結晶型ダイオードという)よりも特性が劣るという問題がある。このため、デバイスの特性にばらつきが生じ、かつビルトイン電位が低下するため、従たる半導体素子の本来の目的を十分に発揮できないという問題がある。具体的には、例えば、ダイオードを直列に3つ接続し、一定の電流を流した場合、単結晶型ダイオードの場合、特性のばらつきを、2.0±10mV以下程度まで抑制することができるが、多結晶型ダイオードの場合、特性に2.0±40mVのばらつきが生じてしまう。
また、特許文献2の技術では、IGBT素子の内部に内蔵ダイオードを形成する際に、IGBT素子と内蔵ダイオードとの相互作用を留意した設計が必要となり、手間がかかるという問題がある。また、主たるパワー半導体デバイスに多重の拡散層を形成する必要があり、p型層もしくはn型層が外方向に拡散するため、低濃度化してしまい、特性が悪化するという問題がある。
また、特許文献3の技術では、半田付け用の電極を主たるパワー半導体デバイスの電極面に形成する必要があり、主たるパワー半導体デバイスの能動領域の面積が減少するという問題がある。また、エミッタ電極と、フローティング層に接続した電極とを、分けて形成するため、エミッタ電極からエミッタ電極パッドへの配線の引き回しや、フローティング層に接続した電極から、フローティング層に接続した電極パッドへの配線の引き回しが必要となり、この部分に抵抗が生じるため、電気特性が悪化するという問題がある。さらに、特許文献4の技術では、所望の特性を得るために、複数個の素子を直列に接続しなければならないため、素子面積が大きくなるという問題がある。
また、特許文献5の技術では、あらかじめ単結晶シリコンの所定の深さに精度よく水素イオンを注入しなければならず、製造工程が複雑になるという問題がある。さらに、厚い単結晶シリコンを貼り付けた後に、多結晶シリコン部分の素子を形成するため、貼り付けられた厚い単結晶シリコンの大部分を剥離しなければならない。このため、粉塵などが生じ、途中まで形成されている主たるパワー半導体デバイスに悪影響を及ぼすという問題がある。
ここで、特許文献5の技術において、多結晶型ダイオードを単結晶型ダイオードに変更して形成することも考えられるが、多結晶型の半導体層を単結晶型の半導体層に変更するのは困難であるという問題がある。その理由は、例えばSOI(Silicon On Insulater)などの基板を用いた場合、従たる半導体素子の面積に対して、主たるパワー半導体デバイスの面積比率が大きいため、SOI部分を除去する割合が多くなり、非効率的かつコストが高くなるからである。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、主たる半導体素子に、従たる半導体素子が備えられた半導体装置において、特性のばらつきを抑え、コストを低くすることができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる半導体装置の製造方法は、第1の半導体素子と、当該第1の半導体素子に当該第1の半導体素子とは異なる第2の半導体素子と、を備えた半導体装置の製造方法において、前記第1の半導体素子の製造途中に、当該第1の半導体素子の基板のおもて面に形成された第1の酸化膜の上に、前記第2の半導体素子を、当該第2の半導体素子のおもて面に形成された第2の酸化膜が、当該第1の酸化膜と接するようにして積載する積載工程と、前記第1の半導体素子に前記第2の半導体素子が積載された状態で、前記第1の半導体素子のおもて面および前記第2の半導体素子のおもて面と逆側の面に絶縁膜を選択的に形成し、かつ当該絶縁膜によって前記第1の半導体素子に前記第2の半導体素子を固着させる固着工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1に記載の発明において、前記積載工程は、前記第2の半導体素子を前記第1の半導体素子の前記第1の酸化膜に軽く押し当てることを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1または2に記載の発明において、前記固着工程においては、前記第2の半導体素子を前記絶縁膜で覆うことを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記固着工程の後に、前記絶縁膜が形成された、前記第1の半導体素子のおもて面および前記第2の半導体素子のおもて面と逆側の面に、金属膜を選択的に形成する金属膜形成工程を含むことを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項4に記載の発明において、前記固着工程と前記金属膜形成工程との間に、前記絶縁膜の所定の位置に開口部を形成する開口部形成工程を含み、前記金属膜形成工程においては、前記開口部において、前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子との一部が、電気的に接続されることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記積載工程の前に、前記基板にイオン注入および熱処理を行って、前記第1の半導体素子を構成する所定の導電型の半導体領域を形成する半導体領域形成工程を含むことを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記積載工程の前に、前記基板に前記第1の酸化膜を形成する酸化膜形成工程を含ことを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項6に記載の発明において、前記半導体領域形成工程と前記積載工程との間に、前記基板に前記第1の酸化膜を形成する酸化膜形成工程を含ことを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜3、6または7のいずれか一つに記載の発明において、前記固着工程の後に、前記基板の裏面に研磨およびエッチングを行い、当該基板を薄板化する薄板化工程を含むことを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項4または5に記載の発明において、前記金属膜形成工程の後に、前記基板の裏面に研磨およびエッチングを行い、当該基板を薄板化する薄板化工程を含むことを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜10のいずれか一つに記載の発明において、前記第1の半導体素子および前記第2の半導体素子を、単結晶半導体基板を用いて作成することを特徴とする。
また、請求項12の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜11のいずれか一つに記載の発明において、前記第1の半導体素子が、絶縁ゲートバイポーラトランジスタであることを特徴とする。
また、請求項13の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜12のいずれか一つに記載の発明において、前記第2の半導体素子が、ダイオードであることを特徴とする。
また、請求項14の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜13のいずれか一つに記載の発明において、前記第2の半導体素子が、温度検知用のダイオードであることを特徴とする。
また、請求項15の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項12に記載の発明において、前記第2の半導体素子が、前記第1の半導体素子の余剰キャリアの掃き出しを補助するダイオードであることを特徴とする。
また、請求項16の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜15のいずれか一つに記載の発明において、前記第1の半導体素子と、前記第2の半導体素子とが、異なる材質の半導体であることを特徴とする。
また、請求項17の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項16に記載の発明において、前記第2の半導体素子のバンドギャップが、前記第1の半導体素子のバンドギャップよりも広いことを特徴とする。
また、請求項18の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜17のいずれか一つに記載の発明において、前記第2の半導体素子は、単結晶半導体基板のおもて面に所定の半導体領域および前記第2の酸化膜を形成し、前記第2の酸化膜の表面にテープを貼付し、前記単結晶半導体基板の裏面を研削またはエッチングし、前記テープが貼付された面とは逆側の面から前記単結晶半導体基板をダイシングすることによって製造されることを特徴とする。
上述した各請求項の発明によれば、第1の半導体素子に、第2の半導体素子を備えた半導体装置を形成する際に、第1の半導体素子の製造途中に、第1の半導体素子の基板上に第2の半導体素子を積載し、その後、第1の半導体素子と第2の半導体素子に共通の工程を行い、各半導体素子を完成させつつ、第2の半導体素子を第1の半導体素子に固着させることができる。したがって、第1の半導体素子を製造する工程に、新たな工程を増やさずに、第2の半導体素子を固着することができる。
また、第2の半導体素子は、第1の半導体素子とは別に作製することができるため、第2の半導体素子の半導体の種類を任意の種類とすることができる。このため、例えば、単結晶半導体で形成された第1の半導体素子に、単結晶半導体で形成された第2の半導体素子を簡単な方法で固着させることができる。さらに、第2の半導体素子の特性を検査してから、第2の半導体素子を第1の半導体素子に積載することができるので、あらかじめ特性が不良である素子を省き、半導体装置の良品率を向上させることができる。また、第2の半導体素子を作製する際に、第1の半導体素子とは異なるウェハに多くの素子を作製することができるので、コストを抑えることができる。
本発明にかかる半導体装置の製造方法によれば、第1の半導体素子に、第2の半導体素子が備えられた半導体装置において、特性のばらつきを抑え、コストを低くすることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置の製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態の説明およびすべての添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる半導体装置の構造について示す平面図である。また、図2は、図1の切断線A−A'における断面構造を示す断面図である。実施の形態1においては、例えば、主たる半導体素子であるIGBTに、従たる半導体素子として温度検知用ダイオードを備えた半導体装置について示している。なお、図1においては、従たる半導体素子を明確にするため、主たる半導体素子の構造を省略して図示している。
図1に示すように、実施の形態1にかかる半導体装置は、主たる半導体素子に、従属的にまたは付加的に従たる半導体素子が備えられた半導体チップ100である。この半導体チップ100は、主たる半導体素子によって構成される活性領域101を有しており、活性領域101を囲むように耐圧構造部102が形成されている。活性領域101の外周部の一部には、耐圧構造部102と接するように、ゲートパッド112が形成されている。また、従たる半導体素子103は、活性領域101の任意の位置に形成されている。さらに、活性領域101の外周部の一部に従たる半導体素子103のカソード側およびアノード側と、配線110、111を介して電気的に接続される、カソードパッド104およびアノードパッド105が形成されている。
ここで、主たる半導体素子によって構成されるチップ面積は、例えば12mm×12mm程度であり、従たる半導体素子の面積は、例えば0.1mm×0.1mm程度である。したがって、従たる半導体素子の面積は、チップの面積に比べて十分に小さい。
図1または図2に示すように、主たる半導体素子は、単結晶半導体基板10を用いて作製されている。p型ウェル領域11は、単結晶半導体基板10のおもて面側の表面に、p型チャネル領域12と離れて設けられている。p型チャネル領域12には、p型ボディ領域13と、n型エミッタ領域14と、が接するように設けられている。n型エミッタ領域14の表面には、ゲート酸化膜16を介してゲート電極17が設けられている。
また、n型エミッタ領域14の一部と、p型ボディ領域13と、の表面には、金属膜19が設けられている。金属膜19は、BPSG膜等の絶縁膜18によってゲート電極17と隔てられている。p型ウェル領域11の上には、酸化膜15を介して単結晶シリコンダイオード201が設けられており、この領域が、従たる半導体素子103である温度検知用ダイオードとなる。単結晶シリコンダイオード201は、絶縁膜18によって金属膜19と隔てられている。単結晶シリコンダイオード201におけるn型カソード領域2の上には、カソード側の配線110が設けられており、p型アノード領域3の上には、アノード側の配線111が設けられている。カソード側の配線110とアノード側の配線111は、絶縁膜18によって隔てられている。
つぎに、従たる半導体素子である単結晶シリコンダイオードの製造方法について説明する。図3〜図8は、単結晶シリコンダイオードの製造方法について順に示す断面図である。図3に示すように、単結晶シリコンダイオードは、単結晶半導体基板1を用いて作製されている。まず、n型もしくはp型の単結晶半導体基板1のおもて面側の表面にレジスト膜を成膜し、例えば250μm間隔で125μm幅の開口部を設けることで、第1レジストマスク121を形成する。この第1レジストマスク121をマスクとして、例えばリン(P)または砒素(As)をイオン注入する。そして、第1レジストマスク121を除去する。このようにして、図4に示すように、高濃度のn型カソード領域2が形成される。
ついで、図5に示すように、単結晶半導体基板1のおもて面側の表面にレジスト膜を成膜し、n型カソード領域2の形成されていない領域を含む領域に、例えば250μm間隔で125μm幅の開口部を設けることで、第2レジストマスク122を形成する。この第2レジストマスク122をマスクとして、例えばボロン(B)をイオン注入する。そして、第2レジストマスク122を除去する。このようにして、図6に示すように、高濃度のp型アノード領域3が形成される。したがって、単結晶半導体基板1のおもて面に、n型カソード領域2とp型アノード領域3とが、例えば125μm間隔で交互に形成される。ついで、単結晶半導体基板1のおもて面側の表面上に、酸化膜4を形成する。
ついで、図7に示すように酸化膜4の表面にテープ5を貼付し、酸化膜4と、n型カソード領域2またはp型アノード領域3との厚さが、例えば10μmもしくはそれ以下となるように、単結晶半導体基板1の裏面側から研削またはエッチングを行う。このようにすることで、単結晶半導体基板1が残らず除去される。
ついで、図8に示すように、テープ5を下側にして、n型カソード領域2およびp型アノード領域3の略中央がダイシングライン6となるように、テープ5の貼付された面とは逆側の面から、例えば125μm四方にダイシングを行う。このとき、ダイシングの深さは、酸化膜4と、n型カソード領域2またはp型アノード領域3とを貫通し、テープ5を完全に切断しない深さとする。このようにすることで、例えば約95μm四方の、酸化膜を有する単結晶シリコンダイオード201が作製される。ここで、125μm間隔でダイシングを行い、1辺が約95μmの単結晶シリコンダイオード201が形成される理由は、ダイシングに用いる刃の幅が、例えば30μm程度あり、刃による削りしろが刃の半分の15μmとなり、この15μmの削りしろが両端にあるからである。
また、ダイシングの際のピッチのずれは、例えば0.1μm以下であるため、例えば約95μm四方の各単結晶シリコンダイオード201の大きさの誤差は、例えば0.1%未満に抑えることができる。このため、各単結晶シリコンダイオード201の特性がばらつくのを抑えることができる。
ついで、真空チャック式のロボットアーム等で、テープ5を引っ張り、剥がれやすくした後に、単結晶シリコンダイオード201をテープ5から剥がす。このとき、単結晶シリコンダイオード201に、例えば電気的な測定を行い、測定結果が所定の数値範囲内を示すデバイスのみを選択して、剥がしてもよい。このように、予め良品のダイオードを選別しておくことで、主たる半導体素子(IGBT)に従たる半導体素子(ダイオード)を内蔵させた後での良品率の低下を抑えることができる。
つぎに、実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法について説明する。図9〜図12は、実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法について順に示す図である。なお、図9においては、実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法の製造途中の構造を示す平面図であり、従たる半導体素子の積載位置を明確にするため、主たる半導体素子の構造を省略して図示している。また、図10は、図9の切断線B−B'における断面構造を示す断面図である。
まず、図9または図10に示すように、通常のIGBTを作製する方法と同様の方法で、単結晶半導体基板10の上に絶縁膜を形成する前の工程までを行う。すなわち、単結晶半導体基板10にp型チャネル領域12、p型ボディ領域13、n型エミッタ領域14、ゲート酸化膜16およびゲート電極17を形成する。このとき、隣り合うp型チャネル領域12の間に、p型チャネル領域12から互いに離れてp型ウェル領域11を形成し、p型ウェル領域11の上に酸化膜15を形成する。
ついで、半導体チップ100における単結晶シリコンダイオード201の積載位置を、例えばMPA(Mirror Projection Aligner)やステッパー等の光学的な映像によって検出する。あるいは、単結晶シリコンダイオード201の積載位置を、xy座標を表示可能な機械式のステージによって検出してもよい。ついで、検出された積載位置に単結晶シリコンダイオード201を積載する。
ここで、単結晶シリコンダイオード201の積載位置は、例えばp型ウェル領域11の上に形成された酸化膜15の上である。単結晶シリコンダイオード201を図8において示した酸化膜4を下側にして積載した後に、例えば、ロボットアームの側方に付加された針状の物体で、ダイオード側の酸化膜4とp型ウェル領域11上の酸化膜15の間から空気層を押し出す程度に、単結晶シリコンダイオード201を積載位置の酸化膜15に軽く押し当てる。このようにすることで、単結晶シリコンダイオード201が酸化膜15から剥がれにくくなる。その理由は、SOI貼付基板のように、単結晶シリコンダイオード201に形成された酸化膜と、積載位置の酸化膜15との間に、SiO2同士の吸着力が生じるためである。この際、通常のSOI貼付基板のようにボイドやパーティクルの影響によって、特性が大きく変化することがほとんどないので、SOI貼付基板を貼付する際に行う複雑かつ特殊な処理を施さなくても、単結晶シリコンダイオード201を酸化膜15に貼り合わせることができる。
ついで、図11に示すように、BPSG膜やPSG膜等の絶縁膜18を積層する。このとき、絶縁膜を成膜する装置は、基板を略水平に保持しつつ成膜する装置が好ましいが、単結晶半導体基板10と、単結晶シリコンダイオード201とが、SiO2同士の吸着力により吸着されているため、略水平でなくてもよい。ついで、図12に示すように、従来の温度検知用ダイオードが形成された半導体装置と同様のパターンを用いて、絶縁膜18にパターニングを行う。
ついで、例えばシリコンを例えば1%程度含有するアルミニウム膜を例えば厚さ5μm程度成膜し、目的とする配線パターンが得られるように、フォトリソグラフィおよびエッチング工程を行う。そして、図示しないパッシベーション膜の成膜、フォトリソグラフィおよびエッチング工程を行う。ついで、単結晶半導体基板10の裏面に所望の厚さまで研削およびエッチングを行う。そして、研削面に、イオン注入および熱拡散工程を行い、図示しないFS(フィールドストップ)層およびコレクタ層を形成する。ついで、単結晶半導体基板10の裏面に金属膜を形成する。このようにすることで、IGBT(主たる半導体素子)に、単結晶シリコンダイオード(従たる半導体素子)を温度検知用ダイオードとして内蔵する半導体装置が完成する。
ここで、単結晶シリコンダイオード201の電極については、主たる半導体素子における金属膜19をパターニングによって分離し、単結晶シリコンダイオード201の上の絶縁膜18が除去された領域に接続することで、アノード電極(アノード側の配線)110とカソード電極(カソード側の配線)111にすることができる。これらの電極からは、図1に示すような所定のパッド位置まで、従来の温度検知用ダイオードが内蔵された半導体装置と同様の配線の引き回しを行うことができる。
実施の形態1によれば、主たる半導体素子を製造する途中の段階で、従たる半導体素子を積載し、絶縁膜によって従たる半導体素子を固着することができる。したがって、簡単な方法で従たる半導体素子を主たる半導体素子に内蔵することができる。また、従たる半導体素子が単結晶半導体基板を用いて作製することができるため、多結晶半導体基板を用いて作製された半導体素子よりも特性を向上させることができる。さらに、従たる半導体素子を作製する際に、1枚のウェハから多くの素子を作製することができるので、コストが低くなる。また、従たる半導体素子を主たる半導体素子に積載する前に、従たる半導体素子の特性を検査することができるため、あらかじめ特性が不良である素子を省き、半導体装置の良品率を向上させることができる。
なお、実施の形態1においては、従たる半導体素子として単結晶半導体基板を用いて作製された単結晶ダイオードを積載したが、従たる半導体素子として多結晶基板を用いて作製された多結晶ダイオードを積載してもよい。また、実施の形態1においては、従たる半導体素子として1つの単結晶シリコンダイオードを積載する場合について示したが、直列に接続された複数個のダイオードを積載してもよい。また、この場合、例えば、単結晶シリコンダイオードの製造においてダイシングを行う際に、複数個のダイオードが直列に接続された状態となるように切断してもよい。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2にかかる半導体装置の構造について説明する。図13は、実施の形態2にかかる半導体装置の構造を示す平面図である。また、図14は、図13の切断線C−C'における断面構造を示す断面図であり、図15は、図13の切断線D−D'における断面構造を示す断面図である。図13〜図15に示すように、実施の形態2においては、主たる半導体素子であるIGBTに、従たる半導体素子としてキャリア排出用のダイオードを備えた半導体装置を示している。なお、実施の形態2においては、従たる半導体素子として、3つのpnダイオードが直列に接続された3直列単結晶シリコンダイオード202を用いた例について説明する。また、図13においては、従たる半導体素子を明確にするため、図14または図15に示すエミッタ電極31、第2の絶縁膜30、フローティング電極29、第1の絶縁膜28を省略して図示している。
実施の形態2においては、主たる半導体素子であるIGBTがトレンチゲート型である。すなわち、従たる半導体素子が、主たる半導体素子におけるトレンチによって隔てられた領域に設けられている。図13〜図15に示すように、主たる半導体素子は、単結晶半導体基板20を用いて作製されている。単結晶半導体基板20の表面には、p型フローティング領域21と、p型チャネル領域22が設けられており、これらの領域21,22はトレンチによって隔てられている。p型チャネル領域22には、p型ボディ領域23と、n型エミッタ領域24と、が接するように設けられている。トレンチには、ゲート酸化膜26を介してゲート電極27が埋め込まれている。また、p型ボディ領域23と、n型エミッタ領域24との表面には、エミッタ電極31が設けられている。
p型フローティング領域21の上には、ゲート酸化膜26から続く酸化膜を介して3直列単結晶シリコンダイオード202が設けられており、3直列単結晶シリコンダイオード202は第1の絶縁膜28で覆われている。第1の絶縁膜28の上には、フローティング電極29が設けられており、このフローティング電極29は、第2の絶縁膜30で覆われ、エミッタ電極31と隔てられている。
第1の酸化膜28には、第1開口部301、第2開口部302、第3開口部303が設けられており、第1開口部301において3直列単結晶シリコンダイオード202と、フローティング電極29とが、電気的に接続される。また、第2開口部302は、ゲート酸化膜26から続く酸化膜にも設けられており、この第2開口部302において3直列単結晶シリコンダイオード202と、p型フローティング領域21が接続電極32を介して電気的に接続されている。さらに、第3開口部303において、3直列単結晶シリコンダイオード202と、エミッタ電極31とが、電気的に接続されている。
つぎに、3直列単結晶ダイオードの製造方法について説明する。図16は、3直列単結晶ダイオードの製造方法について示す断面図である。図16に示すように、まず、実施の形態1と同様の方法で、例えば5〜10μm間隔で交互に、高濃度のn型領域2と、高濃度のp型領域3とを、形成する。そして、3つのpnダイオードが直列に接続された形状となるように、矩形状にダイシングを行う。このようにすることで、3直列単結晶ダイオードが完成する。
つぎに、実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法について説明する。図17〜図23は、実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法について順に示す断面図である。なお、図17においては、実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法の製造途中の構造を示す平面図であり、従たる半導体素子の積載位置を明確にするため、主たる半導体素子の構造を省略して図示している。また、図18は、図17の切断線E−E'における断面構造を示す断面図である。
まず、図17または図18に示すように、通常のトレンチゲート型IGBTを作製する方法と同様の方法で、単結晶半導体基板20の上に絶縁膜を形成する前の工程までを行う。すなわち、単結晶半導体基板20に、p型チャネル領域22、p型ボディ領域23、n型エミッタ領域24、トレンチを形成する。このとき、単結晶半導体基板20の、トレンチに対してp型チャネル領域22の形成された領域と逆側の領域に、p型フローティング領域21を形成する。そして、トレンチにゲート酸化膜26を形成する際に、ゲート酸化膜26に続く酸化膜をp型フローティング領域21の上にも形成する。ついで、トレンチ内部には、ゲート酸化膜26上にゲート電極27を形成する。そして、実施の形態1と同様に、3直列単結晶シリコンダイオード202の積載位置を、MPA(ミラープロジェクションアライナー)やステッパー等によって検出し、3直列単結晶シリコンダイオード202を積載する。
ついで、図19に示すように、第1の絶縁膜28を、3直列単結晶シリコンダイオード202を覆うように形成し、フォトリソグラフィおよびエッチングを行い、所定の位置に開口部を形成する。ついで、図20に示すように、第1の絶縁膜28の上に、フローティング電極29を形成する。ついで、図21に示すように、第2の絶縁膜30を、フローティング電極29を覆うように形成し、フォトリソグラフィおよびエッチングを行い、所定の位置に開口部を形成する。ついで、図22に示すように、p型ボディ領域23、n型エミッタ領域24および第2の絶縁膜30の上に、エミッタ電極31を形成する。
ついで、図23に示すように、単結晶半導体基板20の裏面に所定の厚さになるまで研削およびエッチングを行い、研削面にn型のFS層32、p型のコレクタ層33を形成する。ついで、単結晶半導体基板20のおもて面側に、図示しないパッシベーション膜の成膜、フォトリソグラフィおよびエッチングを行い、さらに、単結晶半導体基板20の裏面側に裏面電極膜34の成膜を行うことで、実施の形態2にかかる半導体装置が完成する。
実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、このように、温度検知用ダイオード以外の従たる半導体素子を、主たる半導体装置に備えることができるため、半導体装置の設計の自由度が向上する。
(実施の形態3)
つぎに、実施の形態3にかかる半導体装置の製造方法について説明する。実施の形態3においては、実施の形態1または実施の形態2と、従たる半導体素子として積載されるダイオードの製造方法が異なる。図24〜図26は、実施の形態3にかかる半導体装置に積載する従たる半導体素子の製造方法について順に示す断面図である。実施の形態3においては、実施の形態1または実施の形態2において、単結晶半導体基板1のおもて面に、n型領域2とp型領域3とを、交互に形成した後に、酸化膜を形成せず、酸化雰囲気内に放置する。
まず、図24に示すように、実施の形態1と同様に、単結晶半導体基板1のおもて面に、n型カソード領域2とp型アノード領域3とを、例えば250μm間隔で交互に形成する。ついで、図25に示すように、単結晶半導体基板1のおもて面にテープ5を貼付し、n型カソード領域2またはp型アノード領域3の厚さが、例えば10μmもしくはそれ以下となるように、単結晶半導体基板1の裏面側から研削またはエッチングを行う。そして、この状態で酸化雰囲気中に放置する。このようにすることで、n型カソード領域2およびp型アノード領域3の、テープ5を貼付した面と逆側の表面層に、薄い酸化膜が形成される。
ついで、図26に示すように、実施の形態1と同様にダイシングを行う。実施の形態3においては、剥離された単結晶シリコンダイオード203を主たる半導体素子に積載する際に、薄い酸化膜の形成された面が下側になるように積載する。このようにすることで、この薄い酸化膜と、主たる半導体素子の基板上に形成された酸化膜とが、SiO2同士の吸着力によって吸着し、密着性が向上する。その他の方法は、実施の形態1または実施の形態2と同様のため、説明を省略する。
実施の形態3によれば、実施の形態1または実施の形態2と同様の効果を得ることができる。また、従たる半導体素子を形成する際に、ダイオードの一方の表面に酸化膜を形成する工程を省くことができるため、スループットが向上する。
(実施の形態4)
つぎに、実施の形態4にかかる半導体装置の製造方法について説明する。実施の形態4においては、実施の形態1〜実施の形態3とは異なり、従たる半導体素子として積載されるダイオードがGaN(窒化ガリウム)を用いて形成される。
図27〜図31は、実施の形態4にかかる半導体装置に積載する従たる半導体素子の製造方法について順に示す断面図である。まず、図27に示すように、単結晶半導体基板1のおもて面側にGaN層7をエピタキシャル成長させる。ついで、図28に示すように、実施の形態1〜実施の形態3と同様に第1レジストマスク121を形成し、イオン注入を行って、図29に示すように、GaN層7に高濃度のn型カソード領域2を、例えば250μm間隔で形成する。
ついで、図30に示すように、実施の形態1と同様に第2レジストマスク122を形成し、イオン注入を行って、図31に示すように、GaN層7に高濃度のp型アノード領域3を、例えばn型カソード領域2の間に形成する。これによって、例えば250μm間隔で交互にn型カソード領域2と、p型アノード領域3と、が形成される。そして、GaN層7の表面に酸化膜4を形成する。ついで、実施の形態1と同様に、酸化膜4と、n型カソード領域2またはp型アノード領域3との厚さが、所望の厚さになるように、単結晶半導体基板1の裏面側から研削またはエッチングを行う。さらに、ダイシングを行って、GaNを用いて作製された単結晶GaNダイオードが完成する。
ここで、pnダイオードのビルトイン電位は、ダイオードを形成する半導体のバンドギャップに対応する。すなわち、バンドギャップ幅の広い半導体を適用したpnダイオードのビルトイン電位は、バンドギャップ幅の狭い半導体を適用したpnダイオードのビルトイン電位よりも高くなる。シリコンのバンドギャップ幅は約1.1eV程度であるのに対して、GaNのバンドギャップ幅は約3.4eV程度と広い。したがって、GaNを用いて作製されたダイオードのビルトイン電位は、シリコンを用いて作製されたダイオードのビルトイン電位よりも高くなる。
なお、同様に、SiCのバンドギャップ幅は結晶構造により異なるが、4Hの場合、約3.3eV程度であり、ダイアモンドのバンドギャップ幅は約5.5eVである。したがって、SiCまたはダイアモンドを用いて作製されたダイオードのビルトイン電位は、いずれも、シリコンを用いて作製されたダイオードのビルトイン電位よりも高くなる。
主たる半導体素子として、p型フローティング層(p型ウェル層)を有するシリコン基板を用いて作製されたIGBTに、従たる半導体素子を積載する場合、従たる半導体素子のビルトイン電位が、IGBTにおけるコレクタ領域とベース領域、またはFS層とバッファ層、のビルトイン電位よりも数倍高い必要がある。例えば、GaNを用いて作製されたダイオードにおいては、ビルトイン電位が、シリコンを用いて作製されたダイオード(主たる半導体素子、例えばIGBT)のビルトイン電位の約3倍であるため、ダイオードを複数個直列に接続しなくてもよい。
図32は、実施の形態4にかかる半導体装置の構造について示す断面図である。図32においては、例えば、実施の形態2にかかる半導体装置における従たる半導体素子を、単結晶GaNダイオードとした場合について示している。このように、実施の形態2にかかる半導体装置に、実施の形態4を適用することで、図32に示すように、第2の絶縁膜30およびフローティング電極29を形成する必要がなくなる。
実施の形態4によれば、実施の形態1〜実施の形態3と同様の効果を得ることができる。さらに、従たる半導体素子のビルトイン電位が、主たる半導体素子のビルトイン電位よりも数倍高くなり、またフローティング電極や一部の絶縁膜を省略することができるため、従たる半導体素子の構造が簡略になる。それによって、製造プロセスが簡略になり、スループットが向上する。
以上のように、本発明にかかる半導体装置の製造方法は、主たる半導体素子に従たる半導体素子を内蔵した半導体装置に有用であり、特に、電力変換装置などに使用されるパワー半導体装置を製造するのに適している。
実施の形態1にかかる半導体装置の構造について示す平面図である。 図1の切断線A−A'における断面構造を示す断面図である。 単結晶シリコンダイオードの製造方法について示す断面図である。 単結晶シリコンダイオードの製造方法について示す断面図である。 単結晶シリコンダイオードの製造方法について示す断面図である。 単結晶シリコンダイオードの製造方法について示す断面図である。 単結晶シリコンダイオードの製造方法について示す断面図である。 単結晶シリコンダイオードの製造方法について示す断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法について示す図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法について示す図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法について示す図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法について示す図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の構造を示す平面図である。 図13の切断線C−C'における断面構造を示す断面図である。 図13の切断線D−D'における断面構造を示す断面図である。 3直列単結晶ダイオードの製造方法について示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法について示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法について示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法について示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法について示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法について示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法について示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法について示す断面図である。 実施の形態3にかかる半導体装置に積載する従たる半導体素子の製造方法について示す断面図である。 実施の形態3にかかる半導体装置に積載する従たる半導体素子の製造方法について示す断面図である。 実施の形態3にかかる半導体装置に積載する従たる半導体素子の製造方法について示す断面図である。 実施の形態4にかかる半導体装置に積載する従たる半導体素子の製造方法について示す断面図である。 実施の形態4にかかる半導体装置に積載する従たる半導体素子の製造方法について示す断面図である。 実施の形態4にかかる半導体装置に積載する従たる半導体素子の製造方法について示す断面図である。 実施の形態4にかかる半導体装置に積載する従たる半導体素子の製造方法について示す断面図である。 実施の形態4にかかる半導体装置に積載する従たる半導体素子の製造方法について示す断面図である。 実施の形態4にかかる半導体装置の構造について示す断面図である。
符号の説明
2 n型カソード領域
3 p型アノード領域
10 単結晶半導体基板
11 p型ウェル領域
15 酸化膜
18 絶縁膜
19 金属膜
103 従たる半導体素子
110 カソード側の配線
111 アノード側の配線
201 単結晶シリコンダイオード

Claims (18)

  1. 第1の半導体素子と、当該第1の半導体素子に当該第1の半導体素子とは異なる第2の半導体素子と、を備えた半導体装置の製造方法において、
    前記第1の半導体素子の製造途中に、当該第1の半導体素子の基板のおもて面に形成された第1の酸化膜の上に、前記第2の半導体素子を、当該第2の半導体素子のおもて面に形成された第2の酸化膜が、当該第1の酸化膜と接するようにして積載する積載工程と、
    前記第1の半導体素子に前記第2の半導体素子が積載された状態で、前記第1の半導体素子のおもて面および前記第2の半導体素子のおもて面と逆側の面に絶縁膜を選択的に形成し、かつ当該絶縁膜によって前記第1の半導体素子に前記第2の半導体素子を固着させる固着工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記積載工程は、前記第2の半導体素子を前記第1の半導体素子の前記第1の酸化膜に軽く押し当てることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記固着工程においては、前記第2の半導体素子を前記絶縁膜で覆うことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記固着工程の後に、
    前記絶縁膜が形成された、前記第1の半導体素子のおもて面および前記第2の半導体素子のおもて面と逆側の面に、金属膜を選択的に形成する金属膜形成工程を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記固着工程と前記金属膜形成工程との間に、前記絶縁膜の所定の位置に開口部を形成する開口部形成工程を含み、
    前記金属膜形成工程においては、前記開口部において、前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子との一部が、電気的に接続されることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記積載工程の前に、
    前記基板にイオン注入および熱処理を行って、前記第1の半導体素子を構成する所定の導電型の半導体領域を形成する半導体領域形成工程を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記積載工程の前に、
    前記基板に前記第1の酸化膜を形成する酸化膜形成工程を含ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記半導体領域形成工程と前記積載工程との間に、
    前記基板に前記第1の酸化膜を形成する酸化膜形成工程を含ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記固着工程の後に、
    前記基板の裏面に研磨およびエッチングを行い、当該基板を薄板化する薄板化工程を含むことを特徴とする請求項1〜3、6または7のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記金属膜形成工程の後に、
    前記基板の裏面に研磨およびエッチングを行い、当該基板を薄板化する薄板化工程を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第1の半導体素子および前記第2の半導体素子を、単結晶半導体基板を用いて作成することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第1の半導体素子が、絶縁ゲートバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記第2の半導体素子が、ダイオードであることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記第2の半導体素子が、温度検知用のダイオードであることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記第2の半導体素子が、前記第1の半導体素子の余剰キャリアの掃き出しを補助するダイオードであることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記第1の半導体素子と、前記第2の半導体素子とが、異なる材質の半導体であることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記第2の半導体素子のバンドギャップが、前記第1の半導体素子のバンドギャップよりも広いことを特徴とする請求項16に記載の半導体装置の製造方法。
  18. 前記第2の半導体素子は、単結晶半導体基板のおもて面に所定の半導体領域および前記第2の酸化膜を形成し、前記第2の酸化膜の表面にテープを貼付し、前記単結晶半導体基板の裏面を研削またはエッチングし、前記テープが貼付された面とは逆側の面から前記単結晶半導体基板をダイシングすることによって製造されることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
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