JP5560669B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献4には、両面に銅箔パターンを設けてスルーホールで接続した送信機及び受信機が提案されている。
すなわち、特許文献3に記載の技術では、高さのあるコイルアンテナが回路基板の両面に配置されると共に、各アンテナ配置に多大な制約が発生するため、小型化及び薄型化が困難であるという不都合があった。また、LF帯のアンテナ数量(4つ)及び配置からUHF帯のアンテナにパターンアンテナを採用することが困難であり、プレートアンテナを用いることから、生産性や電気的性能及び製造後の安定性が劣化してしまう。
また、特許文献4に記載の技術では、一般的なループアンテナを四辺形に構成し、スルーホールで両面に接続しているため、プリント基板(回路基板)のばらつきや周辺実装部品の影響が大きく、アンテナ性能が制限されてしまう問題があった。さらに、従来のループアンテナでは、その開口面積や実効長により特性が決まるため、高利得化、指向性等の特性改善や小型化が困難であるという不都合があった。特に、特許文献4に記載の技術では、アンテナと送信/受信の各ユニットとの位置関係から小型化が困難であった。
さらに、通常、周辺部品をパターンアンテナの内部に実装すると、放射パターンはヌル点と呼ばれる凹み部分が多く発生し、特に、小型化してGNDパターンサイズやアンテナ長が小さくなる場合や、同一周回上の裏面にもコイルアンテナ等が実装される場合には、劣化量や劣化箇所ともに増大してしまう。そこで、本発明のアンテナ装置では、接続部の長さを適切に短く設定することで、アンテナの放射パターンを無指向性とすることが可能である。すなわち、接続部が無い場合には、ループアンテナのように周辺部品の影響を抑制しきれず、基板サイズ等が大きくなり、小型化及びアンテナ性能を含め実現性に乏しい。逆に、接続部が一定以上に長くなる場合、そこに流れる高周波電流により、周辺部品の影響を受け易くなってしまい、アンテナ性能が劣化してしまう。このため、本発明では、給電部と環状のインピーダンスコントロール部との間の接続部を、無指向性が得られる長さに短く設定している。なお、接続部が長くなる場合に、長い部分の中間に受動部品を追加して接続することで、短縮効果によりキャンセルすることも可能である。
したがって、本発明では、第1の周波数帯に対応したアンテナにおいては、アンテナ性能を劣化させずに、無指向性を実現可能であると共に、第2の周波数帯に対応したアンテナも備えて全体を小型化及び薄型化することが可能になる。
すなわち、このアンテナ装置では、インピーダンスコントロール部が基板の表面と裏面とに分割して形成され、表面の部分と裏面の部分とは、スルーホールを介して接続されているので、小さい基板面積を有効に使うことができる。
すなわち、このアンテナ装置では、基材の内側にバッテリーを収容する空間が設けられているので、高さ(厚み)のあるバッテリーもX軸アンテナ及びY軸アンテナと共に同じ基材内に集中的に実装されることで、さらに小型化及び薄型化を図ることができる。
本発明のアンテナ装置によれば、上記構成により、第1の周波数帯に対応したアンテナにおいては、アンテナ性能を劣化させずに、無指向性を実現可能であると共に、第2の周波数帯に対応したアンテナも備えて全体を小型化及び薄型化することが可能になる。
したがって、本発明のアンテナ装置は、小型化が可能なため、車載等の無線通信システム、特にキーレスオペレーションシステムに使用される小型携帯機におけるアンテナ装置に好適である。
なお、本実施形態におけるX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、図1及び図2に図示するように設定される。すなわち、各軸方向は、対応するアンテナのアンテナ線が巻回が進む方向である。
また、X軸アンテナ5及びY軸アンテナ6は、例えば磁性体材料で形成されたフェライトバー(磁心)に線材が巻回されたチップ状のフェライトバーアンテナである。これらX軸アンテナ5及びY軸アンテナ6は、互いに直交するように基板3上に実装されている。
これらX軸アンテナ5、Y軸アンテナ6及びZ軸アンテナ7は、図5に示すように、対応する給電部2A,2B,2Cにそれぞれ接続されていると共に、インピーダンスマッチングのための複数のコンデンサで構成された同調部10に並列にそれぞれ接続されている。
また、上記接続部4bには、GNDに接続された受動部品8dが接続されている。
なお、本実施形態では、受動部品8a〜8cをインピーダンスコントロール部4a内に直列接続しているが、並列接続しても構わない。
また、基材9の内側に、バッテリー11を収容する空間が設けられているので、高さ(厚み)のあるバッテリー11もX軸アンテナ5及びY軸アンテナ6と共に同じ基材9内に集中的に実装されることで、さらに小型化及び薄型化を図ることができる。
したがって、UHF帯に対応したアンテナにおいては、アンテナ性能を劣化させずに、無指向性を実現可能であると共に、LF帯に対応したアンテナも備えて全体を小型化及び薄型化することが可能になる。
Claims (3)
- 給電部が設けられた基板と、
該基板上に金属膜でパターン形成され前記給電部に接続された第1の周波数帯に対応したパターンアンテナと、
互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の3軸方向に受信方向を別々に有する第2の周波数帯に対応したX軸アンテナ、Y軸アンテナ及びZ軸アンテナと、を備え、
前記パターンアンテナが、環状とされ、受動部品が接続されたインピーダンスコントロール部と、該インピーダンスコントロール部と前記給電部とを接続する接続部と、を有し、
前記Z軸アンテナが、前記基板に取り付けられた基材にアンテナ線が巻回されたコイルアンテナであると共に、前記X軸アンテナ及び前記Y軸アンテナが、前記基材の内側に収容され、前記基板上に設置されたコイルアンテナであり、
前記インピーダンスコントロール部が、前記基板の表面と裏面とに分割して形成され、前記表面の部分と前記裏面の部分とは、スルーホールを介して接続され、
前記受動部品が前記基板の表面側に配置され、前記X軸アンテナ及び前記Y軸アンテナが前記基板の裏面側に実装されていることを特徴するアンテナ装置。 - 請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記基材の内側に、バッテリーを収容する空間が設けられていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、
前記第1の周波数帯が、UHF帯であり、
前記第2の周波数帯が、LF帯であることを特徴とするアンテナ装置。
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| JP2011109344A JP2011109344A (ja) | 2011-06-02 |
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