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JP5561664B2 - リフトピン機構 - Google Patents
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Description

本発明は、処理対象基板を処理するに際して、当該処理対象基板をその下側から支持するリフトピン機構に関し、特に液晶ディスプレイ用ガラス基板や半導体ウエハ等の熱処理に用いて好適なリフトピン機構に関する。
液晶ディスプレイ用ガラス基板、フィルム基板、半導体ウエハ等の処理対象基板にあっては、その表面に塗布膜が形成されて乾燥処理が施される。この場合において、処理対象基板は、その熱処理等に際して、下側からリフトピンで支持される。
例えば、液晶ディスプレイの製造においては、この液晶ディスプレイを構成するガラス基板に塗布膜が施されて乾燥されるが、この塗布膜の乾燥の際に、リフトピン機構を備えた塗布膜用乾燥炉が用いられる。この塗布膜用乾燥炉内でリフトピンによってガラス基板を支持して高温に加熱することで塗布膜を乾燥させるが、この際に、過熱されたリフトピンが、新たに処理される、冷えたガラス基板の裏面に当接して局部的に加熱することで塗布膜に悪影響を及ぼすことがある。
このリフトピンの接触で起きる局部的な加熱による塗布膜への悪影響を除くための改良が種々提案されている。この例として、引用文献1がある。
この引用文献1に記載の従来の塗布膜用乾燥炉は、図2に示すように、塗布膜用乾燥炉1は、ホットプレートヒータ2と乾燥室3を順次配置して、5段の乾燥室3,3,・・・を形成している。そして、前記乾燥室3の側面には搬送口4が設けられて、この搬送口4を開閉する搬送扉5が設けられている。
前記乾燥室3へのガラス基板6の出し入れは、前工程から送られてくるガラス基板6を受け取った搬送ロボット7により行われる。この搬送ロボット7は各乾燥室3の搬送口4に合わせて上下に移動するとともに、搬送口4より乾燥室3内へ延びるアーム8を備えており、アーム8上にガラス基板6が裁置されて乾燥室3へ搬入される。
前記ガラス基板6は、矩形状に形成されており、その上面6aに塗布膜9が印刷されている。
送り手段10は、図3に示すように、乾燥室3の底面である、ホットプレートヒータ2の上面に設けられている。送り手段10は、前記搬送口4から搬入されたガラス基板6の下面と当接して支持する支持ピン11と、移動ピン12とを備えている。この移動ピン12は、移動ピン12の先端12aを支持ピン11の先端11aよりも低い位置と高い位置とに垂直方向へ移動する垂直エアーシリンダー13に取り付けている。また、垂直エアーシリンダー13は水平方向へ移動する水平伸縮機構である水平エアーシリンダー14に取り付けている。
これにより、ガラス基板6の乾燥作業は次のようにして行われる。
搬送ロボット7のアーム8上にガラス基板6が裁置されて乾燥室3へ搬入される。乾燥室3の搬送口4では搬入扉5が開放されている。アーム8上に支持されたガラス基板6は、搬送口4から乾燥室3内へ搬入され、アーム8が下降されてガラス基板6が支持ピン11上に載置される。次いで、搬入扉5が閉じられる(図3(a)の状態)。乾燥室3内は、ホットプレートヒータ2で設定温度に制御されている。
次いで、垂直エアーシリンダー13によって移動ピン12が上昇されることになり、支持ピン11から移動ピン12(図3(b)の状態)へとガラス基板6の底面の当接が切り替わる。
次いで、水平エアーシリンダー14によって垂直エアーシリンダー13及び移動ピン12を移動(図3(c)の右へ移動した状態)させてガラス基板6を移動させ、垂直エアーシリンダー13で移動ピン12を下降させて(図3(d)の状態)、ガラス基板6を支持ピン11上に載置させる。次いで、移動ピン12を元の位置(図3(e)の状態)へ戻す。
この一連の動きを1サイクルとして乾燥時間中何回もこのサイクルを繰り返す。この1サイクルは移動ピン12の移動速度が早い程、ピン痕残りが発生し難いが、塗布膜の厚みにもよるがおおよそ4〜8秒で行われる。
このサイクル又は逆サイクル(図3(e)→図3(d)→図3(c)→図3(b)→図3(a))を行って、ピンの痕跡が生じ難くなるようにしている。
また、リフトピンと固定ピンとで交互にガラス基板を支持してピン跡等が生じないようにしたものもある。このような例としては引用文献2に記載のものがある。具体的には、基板を処理室に搬入する際に、リフトピンを所定の位置まで上昇させて、基板をこのリフトピンに載置させ、このリフトピンを下降させる。リフトピンが下降していくと、固定ピンの上端部が基板の下面に当接する位置でリフトピンから固定ピンに基板が受け渡しされる。そして、リフトピンの上端部が基板の下面に接触しない位置で停止する。処理室の減圧が開始し、処理が終了すると、再びリフトピンが上昇して、固定ピンから基板を受け取り、所定の位置まで上昇させる。このように、基板の同じ位置をピンで保持し続けないようにして、ピン跡等が生じないようにしている。
特開2006−61755号公報 特開平10−76211号公報
しかしながら、前記特許文献1の塗布膜用乾燥炉では、移動ピン12でガラス基板6を持ち上げてずらして支持ピン11に載置するが、その一連の動作によって、加熱された支持ピン11及び移動ピン12が数秒間ガラス基板6の裏面に接触してガラス基板6を過熱することになる。
このとき、ガラス基板6の厚さや材質等のために熱伝導率が悪くて、ガラス基板6の上側面の塗布膜9まで熱が伝わりづらい場合は問題ないが、ガラス基板6が薄かったり熱伝導率が良かったりすると、塗布膜9まで熱が伝わってしまい、乾燥ムラやピン痕等が生じてしまう。
また、特許文献2の減圧乾燥装置では、ガラス基板の下面の異なる位置を固定ピンとリフトピンとで交互に支持して乾燥するという構成であるが、二点で交互に支持しているだけなので、ガラス基板が薄かったり熱伝導率が良かったりすると、塗布膜まで熱が伝わってしまい、乾燥ムラやピン痕等の悪影響を及ぼしてしまう。
本発明は、上述の問題点に考慮してなされたもので、接触して支持するピンによる処理対象基板への影響を最小限に抑えたリフトピン機構を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本発明は、処理対象基板をその下側から当接して支持する昇降ピンを備えたリフトピン機構であって、(1)前記処理対象基板に対する支持領域を異なるように前記処理対象基板の下方に配設された複数の昇降ピンユニットを備え、(2)前記各昇降ピンユニットが、(2−1)上下動可能に支持された複数の昇降ピンと、(2−2)前記各昇降ピンに対応してそれぞれ設けられ、対応する前記昇降ピンの下端部に当接して当該昇降ピンを昇降させるカム機構を備えて、上方に最も突出している昇降ピンが順々にかつ繰返し代わるように前記各昇降ピンの上下動を連動して行い、上方に最も突出している昇降ピンによって、前記処理対象基板を設定高さに支持する昇降手段と、(2−3)前記各カム機構を駆動して、前記昇降手段による前記各昇降ピンの上下動を駆動させる駆動部とを備え、(3)複数の前記昇降ピンユニットを間隔をおいて一列に配設すると共に、このような列を、列の直交方向に間隔をおいて複数列設け、(4)同一列の複数の前記昇降ピンユニットにおける駆動部がそれぞれ、共通する駆動源の運動を受けて、対応する昇降手段のカム機構を駆動することを特徴とする。
前記構成により、前記処理対象基板の下側に複数配設された昇降ピンユニットが、複数の昇降ピンを1ずつ又は2以上を同時に、かつ順々に昇降させて、各昇降ピンの上端を前記処理対象基板の下側面に当接させることで、この昇降ピンによって前記処理対象基板を支持する。
前記処理対象基板が熱処理される場合には、加熱された昇降ピンによる熱が前記処理対象基板に伝わりにくくなり、前記処理対象基板の表面にムラやピン痕等が生じるのを確実に防止することができる。
本発明の第1実施形態にかかるリフトピン機構を示す斜視図である。 従来の塗布膜用乾燥炉を示す概略側面図である。 従来の塗布膜用乾燥炉の移動ピンの動作を示す模式図である。 本発明の第1実施形態にかかるリフトピン機構を示す要部拡大図である。 図4のA,B,C,D矢視断面を便宜的に各昇降ピンの間隔で並べて動作を示す模式図である。 本発明の第1実施形態にかかるリフトピン機構をホットプレートの上側から見た平面図である。 本発明の第1実施形態にかかるリフトピン機構を示す正面図である。 本発明の第2実施形態にかかるリフトピン機構のカム機構を示す要部拡大図である。 本発明の第2実施形態にかかるリフトピン機構の熱膨張吸収手段を示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態の変形例を示す概略構成図である。 本発明の第3実施形態にかかるリフトピン機構を示す概略構成図である。 本発明の第3実施形態にかかるリフトピン機構を示す概略構成図である。 本発明の変形例に係る偏芯カムを示す側面図である。 本発明の変形例に係る直動カムを示す側面図である。 本発明の変形例に係るリフトピン機構を示す正面図である。 本発明の実施形態にかかるリフトピン機構のカム機構及び真空室を示す側面図である。
符号の説明
21 リフトピン機構、22 昇降ピンユニット、23 昇降ピン、24 昇降手段、25 駆動部、26 ガラス基板、27 軸部、28 頭部、29 スプリング、30 カム機構、31 連結軸、32 カップリング、34 容器、35 カムシャフト、36 偏芯カム、38 駆動モータ、39 モータ連結軸、40 制御部、43 ホットプレート、44 挿入穴、45 ベース板。
以下に、本発明の実施形態について説明する。本発明のリフトピン機構は、処理対象基板に接触して当該処理対象基板を支持するピンによって当該処理対象基板に及ぶ影響を最小限に抑えるように改良した装置である。この影響としては、熱や静電気等が考えられる。ここでは、熱による影響を解消した例を説明する。具体的には、前記従来技術と同様の塗布膜用乾燥炉を例に説明する。このため、処理対象基板は、上側面に塗布膜が施されたガラス基板となる。なお、塗布膜用乾燥炉の全体構成は従来技術と同様であるため、ここでは、リフトピン機構を中心に説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、リフトピン機構21は、ガラス基板26(図4参照)をその下側から支持するための機構である。このリフトピン機構21は、ガラス基板26の下側に、このガラス基板26の全域に亘って複数個配設された昇降ピンユニット22を備えて構成されている。
この昇降ピンユニット22は、4本の昇降ピン23を一組として当該一組の昇降ピン23のうちの1ずつ又は2以上を同時に、かつ順々に昇降させて各昇降ピン23の上端を前記ガラス基板26の下側面に当接させて支持するための装置である。
昇降ピンユニット22は具体的には、昇降ピン23と、昇降手段24と、駆動部25とから構成されている。
昇降ピン23は、上下動可能に支持されると共に、ガラス基板26をその下側から支持するための材料である。この昇降ピン23は、軸部27と、頭部28とから構成されている。軸部27は、上下動可能に支持され、昇降手段24によって上下動する部分である。頭部28は、軸部27の下端部に一体的に設けられ、後述する昇降手段24の偏芯カム36に当接して、カム面に追従する部分である。頭部28が偏芯カム36のカム面に当接して追従することで、昇降ピン23がカム面の形状に沿って上下動する。昇降ピン23には、必要に応じてスプリング29(図4参照)が設けられる。このスプリング29は、偏芯カム36で押し上げられる昇降ピン23が、偏芯カム36のカム面に追従して上下動するように、昇降ピン23を下方へ付勢している。
昇降手段24は、昇降ピン23を上下動させるための装置である。この昇降手段24は、カム機構30と、連結軸31と、カップリング32とから構成されている。
カム機構30は、昇降ピン23の下端部の頭部28に当接してこの昇降ピン23を昇降させるための装置である。このカム機構30は、図1,4,5に示すように、容器34内に回転可能に支持されたカムシャフト35と、このカムシャフト35に4つ設けられた偏芯カム36とから構成されている。4つの偏芯カム36は、全て外周のカム面が円形で、その一端のカムから順々に90度ずつ偏芯方向を変えて配設されている。これにより、4本の昇降ピン23は、その一端から順々に1つずつ押し上げてガラス基板26の裏面に当接して支持するようになっている。
連結軸31は、カムシャフト35に連結されて、駆動部25からのトルクを伝達するための軸である。
カップリング32は、連結軸31同士や、後述する駆動モータ38のモータ連結軸39と連結軸31とを連結するための部材である。カップリング32は、円柱状の本体の中央に、前記モータ連結軸39や連結軸31が嵌合する連結穴32Aを備え、この連結穴32Aに連結軸31等を挿入してそれらの先端をネジ32Bで固定して連結する。
駆動部25は、駆動モータ38と、モータ連結軸39とから構成されている。駆動モータ38は、前記カム機構30のカムシャフト35を駆動するモータである。駆動モータ38は、この駆動モータ38を制御する制御部40に接続されている。この制御部40は、昇降手段24を駆動する速度を調整するための装置である。制御部40は、駆動モータ38のみを制御する独立した装置として構成されたり、塗布膜用乾燥炉の全体を制御する制御部(図示せず)の一部として組み込まれたりする。この制御部40は、駆動モータ38を制御して、カムシャフト35の偏芯カム36の回転数を調整できるようになっている。具体的には、制御部40で、偏芯カム36の回転数を、0.2秒/回〜数秒/回まで設定できるようになっている。この制御部40は、モータに印加する電圧や周波数等を細かく制御して回転数を調整するインバーター等のコントローラーを備えた構成されている。
モータ連結軸39は、駆動モータ38とカムシャフト35とを連結するための軸である。モータ連結軸39は後述するベース板45の支持板46に回転可能に支持されている。駆動モータ38とカムシャフト35とは、モータ連結軸39とカップリング32と連結軸31を介して連結されている。
以上の構成のリフトピン機構21は、図6及び図7に示すように、前記昇降ピンユニット22が1つのリフトピンを構成し、当該リフトピンとしての昇降ピンユニット22が塗布膜用乾燥炉の乾燥室内に設けられた処理対象基板としてのホットプレート43の下側に複数個配設されている。ホットプレート43は、その上側に設置されるガラス基板26を加熱するための加熱装置である。リフトピン機構21は、ホットプレート43の下側に設けられている。具体的には、リフトピン機構21のカム機構30が縦に5個ずつ、横に4個ずつ、合計で20個ほぼ等間隔に配設されている。ホットプレート43の各カム機構30に対応する位置には、4つの挿入穴44が設けられ、各挿入穴44に昇降ピンユニット22の昇降ピン23がそれぞれ挿入されるようになっている。
各カム機構30は、カップリング32で連結されている。ここでは、ガラス基板26の大きさに対応して4個のカム機構30がカップリング32で連結されて、1つの駆動モータ38で駆動されるようになっている。そして、この4個連結されたカム機構30がガラス基板26の大きさに対応して並行に5列配設されて、ホットプレート43の下側面の全面に互いにほぼ均等間隔で配設されている。ホットプレート43の大きさに応じた個数のカム機構30をカップリング32で接続して、任意の大きさに自由に構成する。
ホットプレート43の上側面には、複数の固定ピン43Aが設けられている。この固定ピン43Aは、ガラス基板26をホットプレート43の近くに配置して加熱するために用いられるピンである。
リフトピン機構21は、ベース板45に取り付けられている。このベース板45は、昇降機構(図示せず)によって上下に移動可能に支持されている。この昇降機構でリフトピン機構21が昇降することで、塗布膜用乾燥炉の乾燥室内に挿入されて昇降ピン23で支持されたガラス基板26を、上下に移動させるようになっている。これにより、各乾燥工程に応じてガラス基板26とホットプレート43との距離を調整する。ベース板45上には、モータ連結軸39を回転可能に支持する支持板46が設けられている。
[動作]
以上のように構成されたリフトピン機構21は次のように動作する。
まず、塗布膜用乾燥炉の乾燥室内のホットプレート43を設定温度に加熱する。これに伴って、ホットプレート43の挿入穴44に挿入された昇降ピン23も加熱される。
この状態で、ガラス基板26が乾燥室内に挿入されて、ホットプレート43の上側面に延出している昇降ピン23上に載置される。
このとき、駆動部25の駆動モータ38で昇降手段24の偏芯カム36が設定回転数で回転されている。この偏芯カム36の回転によって4本の昇降ピン23は、1つずつ、かつ順々に昇降する。4つの偏芯カム36は90度ずつずらされているため、カムシャフト35が90度回転する毎に、各昇降ピン23が順々に昇降して、昇降ピン23の先端がガラス基板26の裏面に当接してこのガラス基板26を支持する。
ここでは、カムシャフト35が0.2秒/回の速度回転されている。これにより、4本の昇降ピン23が順々に、かつ0.05秒毎にガラス基板26の裏面に当接して支持している。このカムシャフト35の回転数は、昇降ピン23の温度、昇降ピン23の本数、ガラス基板26の寸法等の諸条件に応じて、最適な値を選択する。
この動作は、ホットプレート43の下側に配設された20個のカム機構30すべてで行われ、ガラス基板26がその裏面の20箇所の位置で、0.05秒毎にガラス基板26との接触位置が変わる昇降ピン23で支持される。
これにより、冷えた状態で塗布膜用乾燥炉の乾燥室内に挿入されたガラス基板26は、過熱された昇降ピン23に直接接触してこの昇降ピン23で加熱されるが、1つの昇降ピン23とガラス基板26とは、1周0.2秒の中で0.05秒以内の一瞬だけ接触するため、昇降ピン23の熱がガラス基板26に伝わりづらく、ガラス基板26の上側面の塗布膜を局部的に加熱することが無くなる。
ガラス基板26が加熱されて温度が上昇して昇降ピン23と同じ又は同じ程度になったら、カムシャフト35の回転数を遅くし、又は停止する。
リフトピン機構21は、ベース板45の昇降機構で、各工程での設定高さに適宜調整される。例えば、乾燥工程の後半に、図5(a)の状態から図5(b)の固定ピン43Aに支持された状態にして、ガラス基板26をホットプレート43に近づけて加熱する。また、ガラス基板26をホットプレート43の上側面に直接置いて加熱する場合もある。
塗布膜用乾燥炉での乾燥処理が終了すると、ガラス基板26は外部に搬出され、次のガラス基板26が搬入されて、乾燥処理が繰り返される。
メンテナンス時には、任意の位置のカム機構30に対して、選択的に修理、交換等を行う。この場合は、メンテナンス対象のカム機構30の前後のカップリング32を外して、そのカム機構30の修理、交換等を行う。
[効果]
以上のように、ガラス基板26の下側に複数配設された昇降ピンユニット22のカム機構30が、4本の昇降ピン23を1本ずつ、かつ順々に昇降させて、各昇降ピン23の上端をガラス基板26の下側面に当接させてガラス基板26を支持するため、加熱された昇降ピン23による熱がガラス基板26に伝わりにくくなり、乾燥ムラやピン痕等が生じるのを確実に防止することができる。これにより、真空ベーク処理を省略できる。
制御部40で駆動モータ38の回転数を制御して、偏芯カム36による昇降ピン23の上下への昇降速度を制御するため、昇降ピン23の上端とガラス基板26の下側面との当接時間を自由に調整することができる。これにより、諸条件に応じた最適な偏芯カム36の回転数に調整することができる。
リフトピン機構21は、複数のカム機構30をカップリング32で連結して構成することで、大きさの異なるホットプレート43に対して自由に大きさを調整することができる。カム機構30の配設密度も自由に調整することができる。
さらに、昇降手段24のカム機構30が、ガラス基板26の大きさに対応した数(ここでは4個)だけカップリング32で連結され、かつガラス基板26の大きさに対応した数(ここでは5列)だけ並列に配設されるため、種々の大きさのガラス基板26に対して、カム機構30が最適な位置に配設されたリフトピン機構21を容易に構成することができる。カップリング32で連結された4個のカム機構30は1個の駆動モータ38で駆動されるため、駆動モータ38の数を減らせる。
また、メンテナンス時には、メンテナンス対象のカム機構30の前後のカップリング32を取り外すことで、そのカム機構30を取り外してメンテナンスできるため、メンテナンス時の作業性が向上する。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態のリフトピン機構は、ホットプレート43の熱膨張に伴うズレを吸収する熱膨張吸収手段を備えたものである。従来は、昇降ピン23の挿入される穴を大きくして、ホットプレート43の熱膨張分を吸収するようにしていた。これに対して、本実施形態のリフトピン機構は、熱膨張吸収手段で吸収するようにしたものである。本実施形態のリフトピン機構では、熱膨張吸収手段以外の構成は、前記第1実施形態のリフトピン機構21と同様であるため、ここでは熱膨張吸収手段を中心に説明する。
図8,9に示すように、熱膨張吸収手段51は、熱膨張に伴うズレを吸収する電磁石52によって構成されている。電磁石52は、上部駆動部53に組み込まれたコイル54と、電源55と、スイッチ56とから構成されている。昇降ピン23は磁性体で構成され、その頭部28が電磁石52と電磁的に結合するようになっている。上部駆動部53には連結棒57を介して下部駆動部58が設けられ、連結棒57が上下動可能に支持されて、下部駆動部58と共に上部駆動部53が偏芯カム36に追従して上下動するようになっている。
上部駆動部53の上側面と、昇降ピン23の頭部28の下側面とは、互いに平坦面状に形成されている。これにより、上部駆動部53と昇降ピン23の頭部28とが、互いに確実に、電磁的に結合することができると共に、互いの当接面に沿って容易にずらすことができるようになっている。
以上のように構成されたリフトピン機構の熱膨張吸収手段51は、次のように動作する。
熱処理に先立って、ホットプレート43が設定温度に加熱されるが、そのときホットプレート43は温度の上昇と共に熱膨張する。この熱膨張は、その中心位置からの距離に比例して大きくなる。具体的には、ホットプレート43の四隅のカム機構30の部分が最も大きくずれてしまう。これに対して、ホットプレート43の中心付近の昇降ピンユニット22の部分のずれは小さい。
このため、ホットプレート43の加熱に伴って、スイッチ56をオフして、昇降ピン23の頭部28と電磁石52との電磁的結合を解除する。これにより、昇降ピン23の頭部28と上部駆動部53とが、図9のようにずれる。ホットプレート43が設定温度になったら、それ以上の熱膨張はないので、スイッチ56をオンして、昇降ピン23の頭部28と電磁石52とを電磁的に結合する。これにより、ホットプレート43の膨張を吸収する。
これ以外の動作は、前記第1実施形態のリフトピン機構21と同様である。
以上のように、昇降ピン23の頭部28と電磁石52との電磁的結合を、ホットプレート43の加熱に伴って、このホットプレート43が設定温度になるまで一時的に解除するので、熱膨張に伴う昇降ピン23のずれを確実に吸収することができるようになる。
なお、ここでは、電磁石52を用いて、昇降ピン23の頭部28と電磁石52とを電磁的に結合するようにしたが、永久磁石を用いても良い。
この場合は、図10に示すように、昇降ピン23の頭部28を、N極又はS極の永久磁石で構成する。さらに、前記上部駆動部53の部分は、コイル54の代わりに、S極又はN極の永久磁石で構成する。そして、互いの当接面は平坦面状になっている。
これにより、熱膨張に伴うズレを前記平坦面状の当接面の互いのズレで吸収する。これは、永久磁石の特性を利用したものである。N極とS極の永久磁石が互いに結合すると、これらを引き離す方向へは非常に強い力を必要とするが、当接面に沿う方向には僅かな力でずらすことができる。この平坦面状の当接面で互いに当接した永久磁石によって、熱膨張に伴うズレを前記平坦面状の当接面の互いのズレで吸収して、上下方向を確実に結合する。
この場合も、前記第2実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
なお、前記永久磁石は、昇降ピン23の頭部28側又は上部駆動部53側のいずれか一方のみに用いて、他方を磁性体にしても良い。
さらに、前記永久磁石の代わりに電磁石を用いても良い。この場合は、前記第2実施形態の場合と異なって、前記永久磁石と同様の態様で用いる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態のリフトピン機構は、第1実施形態のカム機構30の偏芯カム36の代わりに、直動カムを用いたものである。
図11及び図12に示すように、カム機構61は、直動カム62と、従動部63とから構成されている。
直動カム62は、水平方向に往復動する平板状の棒材で構成されている。この平板棒状の直動カム62の上側面に、昇降ピン23を上下動させるための山型のカム面が形成されている。この山型のカム面の形状を調整して、昇降ピン23の上下動の速度、移動量等を設定する。直動カム62は、連結棒65で駆動部(図示せず)に接続されている。この駆動部は、往復運動をする機構で構成され、直動カム62を往復動させる。
従動部63は、ローラ部66と、上下動片部67とから構成されている。ローラ部66は上下動片部67の下端部に回転可能に支持されている。上下動片部67は、上下動可能に支持されている。これにより、ローラ部66が直動カム62の山型のカム面に沿って回転することで、上下動片部67が上下動して、昇降ピン23を昇降させるようになっている。
従動部63は、各昇降ピン23にそれぞれ取り付けられている。4本の昇降ピン23に合わせて、4個の従動部63が配設されている。
以上のように構成されたリフトピン機構では、前記駆動部で直動カム62が往復運動され、これに伴って従動部63のローラ部66が山型のカム面に沿って回転し、上下動片部67が上下動して、昇降ピン23を昇降させる。
さらに、直動カム62は、往復動することで、4つの従動部63を順々に上下動させて、4本の昇降ピン23を順々に昇降させる。これにより、前記第1実施形態の昇降ピン23と同様に、ガラス基板26を支持する。
この場合も、前記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
前記各実施形態では、塗布膜用乾燥炉内での加熱による乾燥作業を例に説明して、熱による影響を抑えるためのリフトピン機構について説明したが、昇降ピン23による影響としては、熱以外に、静電気等の他の要因も考えられる。静電気等の他の要因の場合も、前記各実施形態のリフトピン機構21により処理対象基板への悪影響を解消することができる。静電気の場合は、各昇降ピン23で電荷を分散させることができる。
前記各実施形態では、昇降ピン23を4本設けた場合を例に説明したが、2本、3本又は5本以上でも良いことは言うまでもない。支持するガラス基板26の大きさやリフトピン機構21の設置数等の諸条件に応じて本数を決定する。この昇降ピン23の本数に応じて偏芯カム36の設置個数を調整する。
前記各実施形態では、昇降ピン23として、先端の尖った細いピンを用いたが、この昇降ピン23の形状としては、先端の尖った細いピンに限らず、昇降ピンユニット22で上下動させることができる既存の全てのピンを用いることができる。
前記第1実施形態では、昇降ピン23を昇降させる手段として回転カムを用い、第3実施形態では直動カムを用いたが、端面カム等の他のカム機構を用いてもよいことは言うまでもない。昇降ピン23を上下動できる構成のカム機構であれば、前記各実施形態同様の作用、効果を奏することができる。
なお、端面カムの場合は、各昇降ピン23は、前記各実施形態同様のように、直列に4本並ぶのではなく、円形に沿って配設されることになる。
また、前記第1実施形態では、偏芯カム36の外周のカム面を円形にしたが、楕円形等の他の形状でもよいことは言うまでもない。この偏芯カム36の形状を適宜調整して昇降ピン23の上下への移動量や動き方、ガラス基板26への接触時間等を適宜設定する。
また、前記第1実施形態では、4本の昇降ピン23は、その一端から順々に1つずつガラス基板26の裏面に当接して支持するようにしたが、各昇降ピン23のうちの2以上を同時に、かつ順々に上下動させるようにしても良い。また、4本の昇降ピン23をその一端から順番に昇降させたが、昇降させる順番はバラバラでもよい。例えば、1本目、4本目、2本目、3本目の順番に順々に昇降させる等の他の順番で昇降させてもよい。昇降ピン23がガラス基板26の裏面に当接している時間も、偏芯カム36の形状を変えることで、容易に設定することができる。
また、前記第1実施形態では、制御部40で、偏芯カム36の回転数を、0.2秒/回〜数秒/回まで設定できるようにしたが、一般的には、カムシャフト35の回転数は極力高くして、1本の昇降ピン23のガラス基板26への接触時間を短くした方が望ましい。このため、カムシャフト35の回転を上げると共に、昇降ピン23の本数を増やす方が望ましい。
前記実施形態では、偏芯カム36を真円の回転板を用いて構成したが、真円に限らず他の形状でもよい。例えば、図13に示すように、偏芯カム70を、その外周形状の一部に、回転中心と同心円の円弧部71を備えて構成しても良い。さらに、この円弧部71は、隣り合う偏芯カム70同士で一部重なるように設定される。
これにより、偏芯カム70が回転されると、この偏芯カム70の外周形状に沿って昇降ピン23が昇降する。具体的には、昇降ピン23は、偏芯カム70の回転により上昇し、円弧部71で上端位置となって止まり、円弧部71を過ぎると降下する。
4つの偏芯カム70が連結軸31で回転されると、隣接する2つの昇降ピン23の一方が、先行する偏芯カム70で上昇されて円弧部71の上端位置で止まり、円弧部71を過ぎると降下する。この降下の直前に、隣接する2つ昇降ピン23の他方が、後行する偏芯カム70で上昇されて、偏芯カム70の一部重なる部分で、2つの昇降ピン23が同時に上端位置まで上昇してガラス基板26を支持する。この直後、一方の昇降ピン23は降下し、他方の昇降ピン23は上端位置で止まり、円弧部71を過ぎると降下する。
これを4つの昇降ピン23が隣同士で連携して行う。端部の昇降ピン23の場合は、一端部の昇降ピン23と他端部の昇降ピン23とが隣同士として連携し合う。これにより、隣り合う2つの昇降ピン23のうちのいずれかが必ずガラス基板26を支持することになる。この結果、複数の昇降ピン23のうちいずれか1本は必ずガラス基板26に接触して、ガラス基板26を安定して支持することができる。
前記実施形態では、直動カム62を山型にしてその頂点を設け、昇降ピン23はこの頂点の手前で上昇して、頂点を過ぎると降下する構成にしたが、頂点部分を平坦にしても良い。具体的には、図14に示すように、直動カム72は、その山型形状の頂点部分に、平坦面部73が形成されている。
さらに、平坦面部73は、複数配設された昇降ピン23のうち少なくとも隣接する2つの昇降ピン23のローラ部66に同時に接触し得る長さに設定されている。3つ以上の昇降ピン23のローラ部66が同時に接触し得る長さに設定しても良い。
これにより、直動カム72を移動させると、各昇降ピン23が、直動カム72で昇降され、平坦面部73で上端位置となって止まり、ガラス基板26を支持する。各昇降ピン23は、平坦面部73を過ぎると再び降下する。このとき、隣り合う2つの昇降ピン23のローラ部66が平坦面部73の両端付近で同時に上端位置となって、2つの昇降ピン23が同時にガラス基板26を支持する。この直後、一方の昇降ピン23は降下し、他方の昇降ピン23は上端位置で止まり、平坦面部73を過ぎると降下する。
これを4つの昇降ピン23が隣同士で連携して行う。これにより、隣り合う2つの昇降ピン23のうちのいずれかが必ずガラス基板26を支持することになる。この結果、複数の昇降ピン23のうちいずれか1本は必ずガラス基板26に接触して、ガラス基板26を安定して支持することができる。
この場合も前記実施形態同様の作用、効果を奏することができる。
前記実施形態では、真空中での処理については考慮していないが、本願発明は真空中での処理にも適用できる。具体的には、図15に示すように、ホットプレート43のうち昇降ピン23の軸部27が通る穴の上下端部にOリング75をそれぞれ装着する。Oリング75は、リング溝やワッシャ等の既存の技術で固定する。Oリング75は、ホットプレート43の穴に挿入できる大きさの環状シール材で構成されている。このOリング75でホットプレート43の穴が密封されて、昇降ピン23の軸部27がOリング75の中央の孔に通される。
ホットプレート43の上側には、側壁部76が一体的に設けられ、側壁部76の上端に天板77で取り付けられている。側壁部76と天板77との間は、Oリング78で密封されている。これにより、ホットプレート43と側壁部76と天板77とで真空室79が形成されている。この真空室79内で真空ベーキングや真空乾燥等の処理が行われる。
この場合も前記実施形態同様の作用、効果を奏することができる。
前記実施形態では、リフトピン機構21を単独で備えた場合を例に説明したが、リフトピン機構21と既存の送り手段とを組み合わせて構成しても良い。既存の送り手段でガラス基板26を持ち上げて例えば1mmずつ移動させる。そして、リフトピン機構21の4本の昇降ピン23で交互にガラス基板26を支持する。これにより、ガラス基板26の裏面に接触する昇降ピン23の同じ場所への接触回数を減少させることができ、昇降ピン23の接触によるガラス基板26の裏面へのダメージを大幅に低減することができる。
特に、送り手段とリフトピン機構21を交互に作動させると、各昇降ピン23はガラス基板26の裏面の同じ場所に2回接触することがなくなり、昇降ピン23の接触によるガラス基板26の裏面へのダメージを最小限に抑えることができる。
また、ガラス基板26を移動させる際に、移動ピッチを変えて往復させてもよい。例えば、送り手段で一方へ1mmピッチで移動させ、次いで他方へ0.8mmピッチで移動させてもよい。また、送り手段でガラス基板26を移動させる方向としては、前後方向だけでなく、左右方向も適宜組み合わせてガラス基板26を移動させてもよい。

Claims (9)

  1. 処理対象基板をその下側から当接して支持する昇降ピンを備えたリフトピン機構であって、
    前記処理対象基板に対する支持領域を異なるように前記処理対象基板の下方に配設された複数の昇降ピンユニットを備え、
    前記各昇降ピンユニットが、
    上下動可能に支持された複数の昇降ピンと、
    前記各昇降ピンに対応してそれぞれ設けられ、対応する前記昇降ピンの下端部に当接して当該昇降ピンを昇降させるカム機構を備えて、上方に最も突出している昇降ピンが順々にかつ繰返し代わるように前記各昇降ピンの上下動を連動して行い、上方に最も突出している昇降ピンによって、前記処理対象基板を設定高さに支持する昇降手段と、
    前記各カム機構を駆動して、前記昇降手段による前記各昇降ピンの上下動を駆動させる駆動部とを備え
    複数の前記昇降ピンユニットを間隔をおいて一列に配設すると共に、このような列を、列の直交方向に間隔をおいて複数列設け、
    同一列の複数の前記昇降ピンユニットにおける駆動部がそれぞれ、共通する駆動源の運動を受けて、対応する昇降手段のカム機構を駆動する
    ことを特徴とするリフトピン機構。
  2. 請求項に記載のリフトピン機構において、
    前記昇降手段のカム機構が、回転板状の偏芯カムを備え、
    当該偏芯カムが、その外周形状の一部に、回転中心からの距離が等しく対応する前記昇降ピンの突出量を維持させる円弧部を有することを特徴とするリフトピン機構。
  3. 請求項に記載のリフトピン機構において、
    隣り合う偏芯カムの円弧部を一部重なるようにし、隣り合う前記昇降ピンの突出量を同じにしている期間を形成させることを特徴とするリフトピン機構。
  4. 請求項に記載のリフトピン機構において、
    前記昇降手段のカム機構が、直動カムを備え、
    当該直動カムが、その山型形状の頂点部分に、平坦面部を有することを特徴とするリフトピン機構。
  5. 請求項に記載のリフトピン機構において、
    隣り合う前記直動カムの平坦面部が、隣り合う前記昇降ピンに同時に接触し得る長さに設定され、隣り合う前記昇降ピンの突出量を同じにしている期間を形成させることを特徴とするリフトピン機構。
  6. 請求項1に記載のリフトピン機構において、
    前記駆動部が、前記昇降手段を駆動する速度を調整する制御部を備えたことを特徴とするリフトピン機構。
  7. 請求項に記載のリフトピン機構において、
    前記昇降ピンが、前記処理対象基板を加熱するホットプレートの熱膨張に伴う前記各昇降ピンの前記ホットプレートの面に沿う方向のズレを吸収する熱膨張吸収手段を備えたことを特徴とするリフトピン機構。
  8. 請求項に記載のリフトピン機構において、
    前記熱膨張吸収手段が、互いの当接面を平坦面状にして電磁的に結合し、熱膨張に伴って一時的に結合を解除して前記互いの当接面をずらすことで、前記処理対象基板を加熱するホットプレートの熱膨張に伴う対応する前記昇降ピンの前記ホットプレートの面に沿う方向のズレを吸収する電磁石を備えることを特徴とするリフトピン機構。
  9. 請求項に記載のリフトピン機構において、
    前記熱膨張吸収手段が、互いの当接面を平坦面状にしてその一方をN極、他方をS極として電磁的に結合し、前記処理対象基板を加熱するホットプレートの熱膨張に伴う対応する前記昇降ピンの前記ホットプレートの面に沿う方向のズレを前記平坦面状の当接面の互いのズレで吸収する永久磁石又は電磁石を備えて構成されたことを特徴とするリフトピン機構。
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