JP5562001B2 - ロッキング椅子 - Google Patents
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Description
そして、背支柱の上端の横ピンに対して背もたれの背面に設けられた上下スライド部が上下動可能に装着されている。さらに、背もたれ付きガイドトラックの背面に下向きに延びるブラケットの下方に取付けられた下横ピンの両側のコロが、上記上下スライド部より下方において、ガイドトラックに設けられた上下方向に延びるガイド溝に転動可能に嵌まった構成が開示されている(fig.5参照)。この構成によれば、着座した人が背もたれに凭れ掛かると、背もたれが後傾しつつ下降すると共に、座は全体的に前進動する。
前記座アウターシェルは潤滑剤が塗布された摺動部によって前後動がスムース化されており、前記座アウターシェルにおける取付け開口部のうち前記座受け部における水平片の下方の部位には、前記摺動部から水平片の下方に落下した潤滑剤を漏れなく受ける前後長手の潤滑剤受け部が、前記座受け部の側面に接近するようにして形成されている。
図1は椅子全体の前面側斜視図であり、まず、図1や図3等に基づいて概要を説明する。本実施形態の椅子は事務用のいわゆる回転椅子に適用しており、椅子は、主要要素として、脚装置1(請求項にいう脚に相当)、座受け部2、座3、背もたれ4、背支柱体5、肘掛け装置7を有している。
そして、座ベース9における左右両側板9aの上端に左右外向きの水平片9bを一体に設けて、この水平片9bに、断面コ字状で抱持部が形成された樹脂製のスライダ部材28を、外から嵌め込まれて前後動不能に固定されている。座上金具10における左右両側の断面コ字状のスライダ抱持部27は、スライダ部材28に被嵌して、座上金具10が座ベース9に対して前後摺動可能に構成されている。
また、座アウターシェル11の後端部に取付け開口部11aに隣接して一体的に形成された略半円弧状の軸部前カバー33と、背アウターシェル14の下端の基部14bの前端に一体的に形成された軸受部32の略半円弧状の軸部後カバー部とが、下辺側で一部重なっていることにより、連結軸25や内外ブッシュ52、53等の下部が覆われる。そして、軸部前カバー33における外側板33aの存在にて、連結軸25がその軸線方向に抜け出すのが防止されている(図8、図9参照)。
従って、スライダ抱持部27等の摺動部位から万一グリースなどの潤滑剤が垂れ落ちても、潤滑剤受け部55及び土手部55aで垂れ落ちた潤滑剤を漏れなく受け止めて、床など外へのグリースの垂れ落ちを確実に防止することができる。
図7に示すように、ロックアーム34を伏せ姿勢にすると、ストッパ係合部34aが連結軸25から外れ、連結軸25の前進動を許容する。これにより、座上金具10、ひいては座3の前進動を許容することができると共に背もたれ4の沈み込みながらの後傾動を許容し、ロッキング動作可能状態となる。このように、ロックアーム34を単に押し上げるだけの操作で座3の前進動を阻止し、ロッキング動作不可状態とすることができ、その阻止ためのロックアーム34の延びる方向は、ロッキングバネ30の伸縮方向と実質上平行であるから、ロックアーム34の剛性を、剪断に耐えるものよりも小さくして、コンパクトにできる。
実施例では横ピン43の長さL1であり、一対のガイド部材45の内側間の距離がL2(<L1)とするとき、図14(A)に示すように、背アウターシェル14を傾けて一対のガイド部材45の内側間に横ピン43が挿通できるようにし、次いで、横ピン43が一対のガイド部材45の摺動溝45a内に嵌まるように、背アウターシェル14を回動させる(図14(A)の実線状態参照)。
これにより、図11、図12、及び図18などに示すように、縦長の開口部40の左右両側縁が垂直状となるように背アウターシェル14の姿勢を戻すことができ、水平方向の横ピン43に対して一対のガイド部材45が相対的に上下移動可能となる。
従って、横ピン43とガイド部材45による上下動可能な連結部が常時背アウターシェル14にて隠されているから、椅子の背面側の外観が向上するという効果を奏する。特に、図19に示すように、背もたれ4がノーマル状態において、背支柱体5(背支柱17に背支柱カバー体18が取付けられたもの)の上端18aが、背アウターシェル14の内面側に位置した状態で、開口部40の上縁40aと寸法H1だけ重なり、且つ上端18aが背アウターシェル14の本体部14aの内面に近接した位置にあるため、本体部14aの開口部40(特に上縁40a近傍)に人の指が触れても、当該指が背アウターシェル14と背支柱体5(背支柱カバー体18)との隙間に挟まることがない。
勿論、人の衣服が上記隙間に挟まることもない。また、前述のように、摺動溝45aを円弧状とすることにより、ロッキング動作時の背アウターシェル14の内側裏面と背支柱体5(背支柱17に背支柱カバー体18が取り付けられたもの)の背面との隙間が均一となるように規制している。
<基部14bと座上金具10とを連結軸25を介して座ベース9に取り付けする構造>
図17に示すように、背アウターシェル14の基部14bにおける軸受部32に内ブッシュ52を嵌め入れる。次いで、上述したように、座上金具10の左右両側の断面コ字状のスライダ抱持部27を、スライダ部材28に被嵌することで、座上金具10を座ベース9の水平片9bに対して前方から差し込み(図15参照)、その後、軸受部32の外側から座上金具10の取付け部26に外ブッシュ53を嵌め込むことにより、座上金具10と背アウターシェル14の基部とが分離しないように連結される。
その後、一方の外ブッシュ53の外側から連結軸25を差込み、座ベース9のブッシュ24aの外側に座上金具10と背アウターシェル14の基部14bとを、座ベース9に対して前後動可能に連結するのである。また、座上金具10の左右両側の断面コ字状のスライダ抱持部27を、スライダ部材28に被嵌することで、座ベース9の水平片9が内装されたスライダ部材28を上下に囲むので、組み立て作業中に座上金具10を手で持ち上げても座受け部3から外れることはない。
そして、背アウターシェル14から手を離して連結軸25がブッシュ24aの後端に位置することで、ロッキングバネ30にプリテンションを掛けることができる。このプリテンション(ロッキングバネ30の初期付勢力)により、座上金具10、ひいては座3全体を座受け部2に対して椅子の後方に付勢し、且つ背もたれ4が直立状の姿勢となる。
また、背アウターシェル14と背インナーシェル15との重ね連結(重ね接合)の構成は、図5などに示すように、背インナーシェル15に設けられた複数個所の雌型係合部67と背アウターシェル14における本体部14aの表面に上向き突設された複数個所の雄型係合部68との嵌め合わせ構造である。
座インナーシェルを座前部と座後部との別パーツにより構成し、座前部に対して座後部が沈み込み動可能となるヒップチルトの構成については、特開2002−10859号公報(特許第3863353号公報)に開示されているように、座前部の後端部と座後部の前端部との左右両側に相対的に上下回動可能とする連結用係止爪と受け部との嵌合構成や、座前部と座後部とはヒンジ(不図示)にて連結された別パーツの構成とすることが知られている。
2 座受け部
3 座
4 背もたれ
5 背支柱体
9 座ベース
9b 水平片
10 座上金具
11 座アウターシェル
11a 座アウターシェルの取付け開口部
12 座インナーシェル
13 座クッション体
14 背アウターシェル
14a 本体部
14b 基部
15 背インナーシェル
16 背クッション体
17 背支柱
17a パイプ部材
18 背支柱カバー体
19 座ベース
24a(長い摺動溝を有する)ブッシュ
25 連結軸
27 スライダ抱持部
28 スライダ部材
30 ロッキングバネ
40 開口部
43 横ピン
45 ガイド部材
55 潤滑剤受け部
55a 土手部
Claims (4)
- 座受け部で前後動自在に支持された座アウターシェルと、後傾動自在な背もたれとを備えており、前記背もたれの後傾動に連動して前記座アウターシェルが前進動するロッキング椅子であって、
前記座受け部は、前後長手で左右外側に突出した左右一対の水平片を有している一方、前記座アウターシェルには、前記座受け部の水平片を左右外側及び下方から覆う取付け開口部が後方に開放するように形成されており、前記座受け部の水平片に、前記座アウターシェルと一緒に動く座上金具が、前記座アウターシェルにおける取付け開口部の内部に位置して前後動するように装着されており、
かつ、前記座アウターシェルにおける取付け開口部のうち前記摺動部の下方の部位には、前後方向に長い潤滑剤受け部が、前記座受け部の側面に近い側の内端が前記摺動部よりも前記座受け部の側面に接近するようにして形成されている、
ロッキング椅子。 - 前記潤滑剤受け部の内端に、上向きに突出した土手部を形成している、
請求項1に記載したロッキング椅子。 - 前記摺動部は、前記各水平片に固定されたスライダ部材と、前記座上金具の左右両側部に形成されて前記スライダ部材を摺動自在に抱持するスライダ抱持部とを有している、
請求項1又は2に記載したロッキング椅子。 - 座受け部とその上に位置した座アウターシェルとを備えており、前記座受け部は、その外側面の左右外側に突出した前後長手の左右水平片を有している一方、前記座アウターシェルには、前記座受け部の水平片を左右外側及び下方から覆う取付け開口部が後方に開放するように形成されており、前記座アウターシェルが前記座受け部の水平片で支持されて前後動する構成であって、
前記座アウターシェルは潤滑剤が塗布された摺動部によって前後動がスムース化されており、前記座アウターシェルにおける取付け開口部のうち前記座受け部における水平片の下方の部位には、前記摺動部から水平片の下方に落下した潤滑剤を漏れなく受ける前後長手の潤滑剤受け部が、前記座受け部の左右両側面に接近するようにして形成されている、
ロッキング椅子。
Priority Applications (1)
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| JP2009250762A JP5562001B2 (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | ロッキング椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009250762A JP5562001B2 (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | ロッキング椅子 |
Publications (2)
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| JP2011092525A JP2011092525A (ja) | 2011-05-12 |
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Family
ID=44110161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2009250762A Active JP5562001B2 (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | ロッキング椅子 |
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2009
- 2009-10-30 JP JP2009250762A patent/JP5562001B2/ja active Active
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