JP6810340B2 - 車両用シート装置 - Google Patents
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Description
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
車両用シート11は、シートクッションおよびシートバックに加えて、シートクッションをスライドレール部材60に固定するシートクッションフレーム12と、このシートクッションフレーム12の後部に傾動自在に取り付けられて、シートバックをシートクッションに対して傾倒可能に支持するシートバックフレーム13とを備えるように構成されている。
図7(A)(B)に示すように、スライドレール部材60は、車体に固定されるロアレール61と、車両用シート11に固定されるアッパーレール62と、ロアレール61とアッパーレール62とを所望のスライド位置で相対移動不能にロック(固定)するロック部材63と、ロック部材63のロック状態およびロック解除状態を切り替えるための操作レバーとを備えている。
肩口レバー15を引き上げ操作することで、図8に示すように、第1レバー21が規制状態から解除状態に傾動し、リクライニング機構によるシートバックフレーム13の傾倒規制が解除される。このとき、第2レバー47は、第1レバー21から押し動かされることがなく、第1傾動状態を維持する。この状態でシートバックを前傾させると、図9に示すように、回動部材30の第1片部32が当接縁32aにてストッパ41に当接し、図10に示すように、前傾姿勢でシートバックの前傾が規制される。
ウォークイン状態にてストラップ52の他端を引っ張ると、第1傾動状態の第2レバー47が、図11に示す状態(以下、第2傾動状態ともいう)まで傾動する。このとき、このとき、第2レバー47に挿通されるピン73が長孔72内を遊動するため、第1レバー21を傾動方向に押して動かすことはなく、第1レバー21は解除状態を維持することになる。このように第2レバー47が第2傾動状態に傾動することで、第2傾動状態の第2レバー47のガイド穴47aの下縁側にピン44の他端が案内される。このため、ピン44の一端がガイド穴12cの下縁側に案内されることでストッパ41が上記係止位置から傾動し、図12に示すように、ストッパ41と第1片部32の当接縁32aとの当接が解除される。これにより、ストッパ41による回動部材30の回動規制が解除されて、図13に示す前傾状態までシートバックが前傾可能となる。
シートバックを後傾させるように引き起こすと、シートバックフレーム13の後傾とともに回動部材30が後傾方向に回動する。このとき、ストッパ41は第1片部32の外縁32bに摺接しており、ピン44の他端がガイド穴47aの下縁側に案内されているため、第2レバー47は、第2傾動状態に維持される。そして、ストッパ41が外縁32bを乗り越えると、ストッパ41が上記係止位置に向けて傾動するとともに、ピン44の他端がガイド穴47aの上縁側に案内される。これにより、第2レバー47が第1傾動状態に向けて傾動する。
(1)一方の傾倒軸(傾倒軸17)を軸支するシートクッションフレーム12の一側の側部12bに、リクライニング機構、ウォークイン機構、およびフォールダウン機構を設ける構成以外にも、他方の傾倒軸を軸支するシートクッションフレーム12の他側の側部に、リクライニング機構、ウォークイン機構、およびフォールダウン機構を設ける構成で得あってもよい。このような構成であっても、第2レバー47に対して第1レバー21を連動させる構成としたうえで、車両用シート装置10において傾倒軸17の軸方向における嵩張りを抑制することができる。
(2)リクライニング機構を、両方の傾倒軸を軸支するシートクッションフレーム12の両側の側部に設けてもよい。例えば、上記第1実施形態において、一方の傾倒軸(傾倒軸17)を軸支するシートクッションフレーム12の一側の側部12bに設けられるリクライニング機構を、他方の傾倒軸を軸支するシートクッションフレーム12の他側の側部にも設ける構成としてもよい。このような構成では、シートバックフレーム13の傾倒を規制するときに、傾倒軸を軸支するシートバックフレーム13の両側の側部に設けられるリクライニング機構によってシートバックフレーム13の傾倒を規制することができ、シートバックフレーム13を安定した姿勢で傾倒規制することができる。また、シートバックフレーム13の傾倒規制に対する各リクライニング機構の耐久性を向上させることができる。
(3)第2リンク70は、第2レバー47の傾動操作時に第1レバー21が連動し、第1レバー21の傾動操作時に第2レバー47が連動しない構成であれば、その他の形状であってもよい。例えば、第2リンク70は、ピン73が挿通する貫通孔および長孔72が1つの長孔として形成される構成や、板形状の代わりに棒形状であってもよい。
(4)ストラップ52は、シートクッションフレーム12の側部に引き出されることに限らず、例えば、シートクッションフレーム12の後部に引き出されてもよい。このように、車両用シート11に着座する乗員等に応じてストラップ52の引き出し位置を容易に変更することができる。
(5)第2レバー47の傾動状態を第1傾動状態および第2傾動状態のいずれかに切り替えるための手段として、ストラップ52を採用することに限らず、他の引張部材を採用してもよい。また、他の機械的構成を用いて、第2レバー47の傾動状態を第1傾動状態および第2傾動状態のいずれかに切り替えてもよい。
11…車両用シート
12…シートクッションフレーム
13…シートバックフレーム
15…肩口レバー
21…第1レバー(第1操作手段)
30…回動部材
41…ストッパ
47…第2レバー(第2操作手段)
60…スライドレール部材
63…ロック部材(スライドロック機構)
70…第2リンク(リンク板)
Claims (3)
- シートクッションに固定され、車体に対してスライド可能に取り付けられるシートクッションフレームと、
シートバックに固定され、前記シートクッションフレームに対して所定の傾倒軸を中心に傾倒可能に取り付けられるシートバックフレームと、
前記シートバックフレームの傾倒を規制する規制状態と、前記シートバックフレームの傾倒の規制を解除する解除状態と、に前記所定の傾倒軸に平行な軸を中心に傾動操作される第1操作手段を備えるリクライニング機構と、
前記シートクッションフレームのスライドを規制可能なスライドロック機構と、
前記第1操作手段の前記解除状態への傾動操作によって前記シートクッションフレームに対して前傾姿勢まで傾倒した前記シートバックフレームの傾倒を規制するとともに前記スライドロック機構によるスライド規制を解除するウォークイン機構と、
前記前傾姿勢まで傾倒した前記シートバックフレームの傾倒を規制する第1傾動状態と、前記前傾姿勢での前記シートバックフレームの傾倒規制を解除するとともに前記スライドロック機構により前記シートクッションフレームのスライドが規制される第2傾動状態と、に前記所定の傾倒軸に平行な軸を中心に傾動操作される第2操作手段を備えるフォールダウン機構と、
を備える車両用シート装置であって、
前記リクライニング機構、前記ウォークイン機構、および前記フォールダウン機構は、前記傾倒軸を軸支する前記シートクッションフレームの一側の側部に設けられ、
前記第2操作手段の傾動操作に応じて前記第1操作手段を傾動させるリンク板を備え、
前記第1操作手段および前記第2操作手段は、前記リンク板の板面に沿う方向に傾動することを特徴とする車両用シート装置。 - 前記リンク板は、前記第2操作手段の前記第1傾動状態から前記第2傾動状態への傾動操作に応じて、前記第1操作手段を前記規制状態から前記解除状態に向かう傾動方向に押して動かすように形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート装置。
- 前記リクライニング機構は、前記傾倒軸を軸支する前記シートクッションフレームの他側の側部にも設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置。
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