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JP6810340B2 - 車両用シート装置 - Google Patents
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Description

本発明は、車両用シート装置に関するものである。
ウォークイン機構およびフォールダウン機構を備える車両用シート装置に関する技術が下記特許文献1に開示されている。この車両用シート装置では、ウォークイン機構およびフォールダウン機構がシートバックの傾倒軸の一端側を軸支するシートクッションフレームの側部に設けられている。また、シートクッションフレームに対するシートバックフレームの傾倒の規制およびその傾倒角度を制御するためのリクライニング装置が、上記傾倒軸の他端側を軸支するシートクッションフレームの側部に設けられている。そして、ウォークイン状態に移行する場合に、リクライニング装置のロックをレバー操作で解除してシートバックを所定の前傾姿勢に維持しつつ、スライドロック機構による規制を解除する。また、フォールダウン状態に移行する場合には、リクライニング解除レバーとは異なるレバーを操作することによってシートバックを前傾姿勢よりもさらに傾倒させつつ、スライドロック機構を規制状態にする。
特開2015−123910号公報
特許文献1に開示されるような車両用シート装置において、リクライニング装置の操作レバーなどの可動部分を他の機構の可動部分と連動させるために、シートクッションフレームの一方の側部に設けられるリクライニング装置を、ウォークイン機構等とともに他方の側部に集約して設ける構成が考えられる。このように各機構を他方の側部に集約する構成では、リクライニング装置の操作レバーなどの可動部分がウォークイン機構やフォールダウン機構の構成部分と干渉しないように、シートバックの傾倒軸の軸方向において他の部品とずらして配置する必要がある。しかしながら、このような構成では、シートバックの傾倒軸の軸方向に部品が嵩張ることになり、車両用シート装置が大型化するという虞がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、リクライニング機構をウォークイン機構およびフォールダウン機構とともにシートクッションフレームの一側の側部に設ける構成において、シートバックフレームの傾倒軸の軸方向における嵩張りを抑制し得る構成を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1の発明は、シートクッションに固定され、車体に対してスライド可能に取り付けられるシートクッションフレーム(12)と、シートバックに固定され、前記シートクッションフレームに対して所定の傾倒軸を中心に傾倒可能に取り付けられるシートバックフレーム(13)と、前記シートバックフレームの傾倒を規制する規制状態と、前記シートバックフレームの傾倒の規制を解除する解除状態と、に前記所定の傾倒軸に平行な軸を中心に傾動操作される第1操作手段(21)を備えるリクライニング機構と、前記シートクッションフレームのスライドを規制可能なスライドロック機構と、前記第1操作手段の前記解除状態への傾動操作によって前記シートクッションフレームに対して前傾姿勢まで傾倒した前記シートバックフレームの傾倒を規制するとともに前記スライドロック機構によるスライド規制を解除するウォークイン機構と、前記前傾姿勢まで傾倒した前記シートバックフレームの傾倒を規制する第1傾動状態と、前記前傾姿勢での前記シートバックフレームの傾倒規制を解除するとともに前記スライドロック機構により前記シートクッションフレームのスライドが規制される第2傾動状態と、に前記所定の傾倒軸に平行な軸を中心に傾動操作される第2操作手段(47)を備えるフォールダウン機構と、を備える車両用シート装置(10)であって、前記リクライニング機構、前記ウォークイン機構、および前記フォールダウン機構は、前記傾倒軸を軸支する前記シートクッションフレームの一側の側部に設けられ、前記第2操作手段の傾動操作に応じて前記第1操作手段を傾動させるリンク板(70)を備え、前記第1操作手段および前記第2操作手段は、前記リンク板の板面に沿う方向に傾動することを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、リクライニング機構、ウォークイン機構、およびフォールダウン機構は、傾倒軸を軸支するシートクッションフレームの一側の側部に設けられている。また、第2操作手段の傾動操作に応じて第1操作手段を傾動させるリンク板を備え、第1操作手段および第2操作手段は、リンク板の板面に沿う方向に傾動する構成となっている。
このように、第2操作手段の傾動操作に応じて第1操作手段を傾動させるリンク板を備えることで、リクライニング機構をウォークイン機構およびフォールダウン機構とともにシートクッションフレームの一側の側部に設ける構成において、第2操作手段に対して第1操作手段を連動させることができる。そのうえで、所定の傾倒軸に平行な軸を中心に傾動する第1操作手段および第2操作手段が、リンク板の板面に沿う方向に傾動する構成であるため、リンク板、第1操作手段、および第2操作手段の可動領域を所定の傾倒軸の軸方向において抑制することで各機構の嵩張りを抑制することができ、ひいては車両用シート装置の嵩張りを抑制することができる。
請求項2の発明では、リンク板は、第2操作手段の第1傾動状態から第2傾動状態への傾動操作に応じて、第1操作手段を規制状態から解除状態に向かう傾動方向に押して動かすように形成される。このように、第2操作手段の第1傾動状態から第2傾動状態へ傾動操作させることで、リンク板により第1操作手段が規制状態から解除状態に向かう傾動方向に押して動かされる構成であるため、第2操作手段を第2傾動状態に傾動操作するのみで、第1操作手段も解除状態に移行させることができる。そのため、第2操作手段の操作のみで、車両用シート装置をフォールダウンさせることができる。一方で、第1操作手段を規制状態から解除状態に向かう傾動方向に傾動操作する場合には、リンク板が第1操作手段を規制状態から解除状態に向かう傾動方向に押して動かすように形成されているため、第1操作手段はリンク板を押すことなく傾動することになる。そのため、第2操作手段が第1操作手段の傾動操作に連動することはなく、第1操作手段の傾動操作により車両用シート装置をウォークダウンさせ、さらに第2操作手段の傾動操作を行うことでフォールダウンさせることができる。以上のように、異なる操作パターンによってフォールダウン状態を実現することができ、車両用シート装置の操作性が向上する。
請求項3の発明では、リクライニング機構は、傾倒軸を軸支するシートクッションフレームの他側の側部にも設けられる。このような構成では、シートバックフレームの傾倒を規制するときに、傾倒軸を軸支するシートバックフレームの両側の側部に設けられるリクライニング機構によってシートバックフレームの傾倒を規制することができ、シートバックフレームを安定した姿勢で傾倒規制することができる。また、シートバックフレームの傾倒規制時にリクライニング機構に加わる負荷を複数のリクライニング機構に分散させることができ、シートバックフレームの傾倒規制に対する各リクライニング機構の耐久性を向上させることができる。
本実施形態に係る車両用シート装置の側面図である。 車両用シート装置の背面図である。 図3(A)は、ウォークイン状態の車両用シート装置を示す側面図であり、図3(B)は、フォールダウン状態の車両用シート装置を示す側面図である。 一方の傾倒軸の周囲を拡大して示す側面図である。 シートバックフレームの下端部とこの下端部に組み付けられる部品との位置関係を説明する説明図である。 シートクッションフレームの上端部とこの上端部に組み付けられる部品との位置関係を説明する説明図である。 図7(A)は、ロック状態のスライドレール部材を示す断面図であり、図7(B)は、アンロック状態のスライドレール部材を示す断面図である。 第1レバーが解除状態に傾動した状態を説明する説明図である。 回動部材の第1片部がストッパに当接した状態を説明する説明図である。 ウォークイン状態を説明する説明図である。 ウォークイン状態において第2レバーが第2傾動状態まで傾動した状態を説明する説明図である。 ストッパが回動部材の第1片部の外縁に接触した状態を説明する説明図である。 フォールダウン状態を説明する説明図である。 第2レバーを第1傾動状態から第2傾動状態に傾動操作することにより、第1レバーが解除状態まで傾動した状態を説明する説明図である。
以下、本発明に係る車両用シート装置の一実施形態について図を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る車両用シート装置の側面図である。図2は、車両用シート装置の背面図である。図3(A)は、ウォークイン状態の車両用シート装置を示す側面図であり、図3(B)は、フォールダウン状態の車両用シート装置を示す側面図である。図4は、一方の傾倒軸の周囲を拡大して示す側面図である。なお、図1〜図3では、便宜上、シートクッションやシートバックの図示を省略している。
図1〜図3に示す車両用シート装置10は、シートクッションに対してシートバックが傾倒可能に支持される車両用シート11と、この車両用シート11を車体に対してスライド可能に支持しそのスライドを規制可能なスライドロック機構を有するスライドレール部材60とを備えている。また、車両用シート装置10は、シートクッションフレーム12に対するシートバックフレーム13の傾倒の規制およびその傾倒角度を制御するリクライニング機構と、車両用シート11をウォークイン状態にするウォークイン機構と、車両用シート11をフォールダウン状態にするフォールダウン機構と、を備えている。そして、車両用シート装置10は、これらの機構を用いることでシートクッションに対するシートバックの傾倒角度が調整可能な状態(以下、着座状態ともいう)やウォークイン状態、フォールダウン状態を切り替え可能に構成されている。
ここで、ウォークイン状態は、図3(A)に示すように、所定の前傾姿勢(例えば、着座状態から54°前傾した姿勢)まで傾倒したシートバックの更なる前傾が規制されるとともにスライドロック機構による規制が解除される状態である。また、フォールダウン状態は、図3(B)に示すように、シートバックを上記前傾姿勢からさらに前傾方向に傾倒(例えば、上記前傾姿勢から51°前傾)させる際にその前傾規制が解除されるとともにスライドロック機構が規制される状態である。
次に、車両用シート11の構成について、以下に説明する。
車両用シート11は、シートクッションおよびシートバックに加えて、シートクッションをスライドレール部材60に固定するシートクッションフレーム12と、このシートクッションフレーム12の後部に傾動自在に取り付けられて、シートバックをシートクッションに対して傾倒可能に支持するシートバックフレーム13とを備えるように構成されている。
シートバックフレーム13は、両下端部13aの貫通穴にそれぞれ係合する傾倒軸がシートクッションフレーム12の上端部12aの貫通穴にそれぞれ軸支されることで、シートクッションフレーム12に対して傾倒可能に支持されている。また、一方の傾倒軸(以下、単に傾倒軸17ともいう)を軸支するシートクッションフレーム12の一側の側部12bには、リクライニング機構、ウォークイン機構、およびフォールダウン機構が設けられている。
リクライニング機構は、例えばシートクッションフレーム12に取り付けられるクッション側ブラケットおよびシートバックフレーム13に取り付けられるバック側ブラケットの間の傾倒角度を調整する公知のリクライニング装置20と、リクライニング調整時に操作される第1レバー21と、を備えている。この第1レバー21は、シートクッションフレーム12に対するシートバックフレーム13の傾倒を規制する規制状態と、シートバックフレーム13の傾倒の規制を解除する解除状態と、に傾倒軸17の軸方向と平行な傾動軸線L1を中心に傾動操作される。また、第1レバー21には、先端においてシートバックフレーム13の肩口に設けられる肩口レバー15からのケーブル16が接続されている。そして、第1レバー21は、肩口レバー15の引き上げ操作に応じてケーブル16が引っ張られることで、規制状態から解除状態に傾動操作されるようになっている。この第1レバー21は、レバー用ばね部材21aにより図4に示す状態(以下、規制状態ともいう)に傾動するように付勢されている。そして、第1レバー21は、図4に示す規制状態から下方(図4において時計回り方向)へ傾動させた状態(以下、解除状態ともいう)で、シートバックフレーム13の傾倒の規制を解除するようになっている。また、第1レバー21には、ケーブル16が接続される部分よりも基端側において、後述する第2リンク70に対して傾動可能に組み付けられる際に用いられるピン74が挿通する貫通孔(図示略)が形成されている。なお、第1レバー21は、「第1操作手段」の一例に相当し得る。
また、シートクッションフレーム12の一側の側部12bには、シートバックフレーム13を前倒れ方向に付勢する渦巻きばね(図示略)が設けられている。具体的には、渦巻きばねは、傾倒軸17を中心に巻き回されるように、シートクッションフレーム12とシートバックフレーム13の間に設けられている。これにより、リクライニング機構によりシートクッションフレーム12の傾倒規制が解除されると、シートクッションフレーム12が渦巻きばねの付勢を受けて前傾倒する。
次に、傾倒軸17の周囲の構成について、図5および図6を用いて詳細に説明する。なお、図5は、シートバックフレームの下端部とこの下端部に組み付けられる部品との位置関係を説明する説明図である。図6は、シートクッションフレームの上端部とこの上端部に組み付けられる部品との位置関係を説明する説明図である。なお、図5、図6等では、便宜上、ピン34およびピン44にハッチングを付している。また、図6では、便宜上、シートクッションフレーム12および一側の側部12bに組み付けられる部品を二点鎖線にて図示する。
図5に示すように、傾倒軸17が係合する下端部13aの一側(上端部12aに対向する側)には、上端部12aとの間に介在するように、回動部材30が組み付けられている。この回動部材30は、シートバックフレーム13の傾倒(前傾)に応じて傾倒軸17を中心に(前傾方向に)回動するように構成されている。なお、傾倒軸17は、「所定の傾倒軸」の一例に相当し得る。
回動部材30は、下端部13aに固定される略円形状の基部31と、この基部31の外縁に連結される第1片部32および第2片部33とを備えている。第1片部32は、上記前傾姿勢までシートバックフレーム13が前傾したときに、その当接縁32aにて後述するストッパ41に当接することで、回動部材30の前傾方向への回動を規制、すなわち、シートバックフレーム13の前傾を規制するように形成されている。また、第1片部32の外縁32bは、傾倒軸17を中心に円弧状であって、フォールダウン状態でのストッパ41が接触するように形成されている。
第2片部33は、第1片部32に対して下端部13a側に位置するように段差を介して基部31の外縁に連結されている。この第2片部33の先端部には、略円柱状のピン34が設けられており、このピン34は、その高さが第1片部32を含む平面に達しない程度に設定されている。ピン34は、第1片部32が当接縁32aにてストッパ41に当接する際、後述する第1リンク45を押し下げた状態が維持されるように配置されている。
図6に示すように、傾倒軸17を軸支するシートクッションフレーム12の上端部12aの一側(下端部13aに対向する側)には、下端部13aとの間に介在するように、ストッパ41がピン42を中心に傾動可能に支持されている。ストッパ41は、図6に示す位置(以下、係止位置ともいう)に位置するようにストッパ用ばね部材(図示略)により付勢されている。このストッパ41は、上記係止位置では、回動する回動部材30の第1片部32の当接縁32aに当接するように配置されている。
また、上端部12aには、ピン42を中心とした円弧に相当するガイド穴12cが形成されており、このガイド穴12cに案内されるピン44がその一端にてストッパ41に固定されている。このガイド穴12cは、その上縁側にピン44の一端が案内されるときにストッパ41が上記係止位置に位置し(図6参照)、その下縁側にピン44の一端が案内されるときにストッパ41と第1片部32の当接縁32aとの当接が解除されるように形成されている。
また、ピン42には、第1リンク45が傾動可能に支持されている。この第1リンク45は、その一側縁45aおよび他側縁45bが、回動する回動部材30のピン34に接触可能な位置(以下、リンク基準位置ともいう:図6参照)に位置するようにリンク用ばね部材(図示略)により付勢されている。このため、前傾方向に回動する回動部材30のピン34により一側縁45aが押し下げられる場合の第1リンク45の傾動方向と、前傾方向と異なる方向に回動する回動部材30のピン34により他側縁45bが押し下げられる場合の第1リンク45の傾動方向とが異なることとなる。特に、第1片部32が当接縁32aにてストッパ41に当接する際、第1リンク45は、一側縁45aにてピン34による押圧によりスライド規制解除位置まで傾動する(図9参照)。
第1リンク45には、スライドケーブル51の一端が固定されている。このスライドケーブル51は、スライドレール部材60のスライドロック機構によるロック状態を制御可能なケーブルである。このスライドケーブル51は、第1リンク45がスライド規制解除位置まで傾動した場合に、スライドレール部材60に対してアンロック状態に切り替えるための引張力を付与するように機能する。
また、上端部12aの他側には、第2レバー47がピン48(傾動軸線L2)を中心に傾動可能に支持されており、この第2レバー47は、レバー用ばね部材47cにより図4および図6に示す状態(以下、第1傾動状態ともいう)に傾動するように付勢されている。この第2レバー47には、ピン44の他端が案内されるガイド穴47aが設けられている。このため、第2レバー47は、ガイド穴47aに案内されるピン44の他端の位置に応じて、ピン48を中心とする傾動角度が変化する。ガイド穴47aは、一端にてガイド穴12cの上縁側に案内されたピン44の他端が、その上縁側に案内され(図5参照)、一端にてガイド穴12cの下縁側に案内されたピン44の他端が、その下縁側に案内されるように形成されている。また、第2レバー47には、リクライニング機構側の端部(ガイド穴47aに隣接する位置)に、後述する第2リンク70に組み付けられる際に用いられるピン73が挿通する貫通孔(図示略)が形成されている。
第2レバー47の先端部47bには、ストラップ52の一端が固定されている。このストラップ52は、ストッパ41を上記係止位置から傾動させることでシートバックフレーム13の前傾規制を解除する際に、乗員等により引っ張り操作される引張部材である。ストラップ52の他端は、図1〜図3に示すように、シートクッションフレーム12の一側の側部12bに引き出されている。なお、第2レバー47、レバー用ばね部材およびストラップ52は、「第2操作手段」の一例に相当し得る。
これにより、ストラップ52が引っ張られない状態では、レバー用ばね部材により付勢された第2レバー47のガイド穴47aの上縁側にピン44の他端が案内され、このピン44の一端がガイド穴12cの上縁側に案内される。この場合には、ストッパ41が上記係止位置に位置することとなる。
一方、ストラップ52の他端が引っ張られ、第2レバー47が図4および図6に示す状態(第1傾動状態)から前方(図4および図6において時計回り方向)へ傾動させた状態(以下、第2傾動状態という)になると、レバー用ばね部材の付勢に抗して傾動した第2レバー47のガイド穴47aの下縁側にピン44の他端が案内され、このピン44の一端がガイド穴12cの下縁側に案内される。この場合には、ストッパ41が第1片部32の当接縁32aに当接しない位置まで回動することとなる。
また、図6に示すように、第1レバー21と第2レバー47を連結するように、当該第1レバー21と当該第2レバー47に対して第2リンク70が組み付けられている。この第2リンク70は、第2レバー47の傾動操作に応じて第1レバー21を傾動させるように機能する。また、第2リンク70は、長手板状の板部71を備え、この板部71には、長手方向における一端には板厚方向に貫通する貫通孔(図示略)が形成され、長手方向における他端には板厚方向に貫通する長孔72が形成されている。板部71の長手方向の長さは、第1レバー21や第2レバー47の長手方向の長さよりも小さくなっている。また、長孔72は、板部71の長手方向に沿って、板部71の長さの半分程度の長さで形成されている。この第2リンク70の貫通孔にピン73が挿通することで、第2リンク70が第2レバー47に回動可能に組付けられる。また、この第2リンク70の長孔72にピン74が挿通されることで、第2リンク70が第1レバー21に対して相対移動可能に組み付けられる。
また、第2リンク70は、板部71の板厚方向が傾倒軸17と平行となるように(板面がシートクッションフレーム12の側部12bと平行となるように)、第1レバー21および第2レバー47に組み付けられている。そのため、第1レバー21および第2レバー47は、第2リンク70の板面に沿う方向に傾動する。
また、第2リンク70は、図4に示すように、板部71の長手方向が第1レバー21および第2レバー47の傾動方向に沿うようにこれらの部材に組み付けられ、第1レバー21が規制状態にあり、第2レバー47が第1傾動状態にあるときに、長孔72の第1レバー21側の端部にピン74が位置するようになっている。このような構成により、第2リンク70は、第2レバー47の第1傾動状態から第2傾動状態への傾動操作に応じて、第1レバー21を規制状態から解除状態に向かう傾動方向に押して動かすようになっている。一方で、第2リンク70は、第1レバー21を規制状態から解除状態に向かう傾動方向に傾動操作する場合には、第2レバー47に挿通されるピン73が長孔72内を遊動するため、第2レバー47を傾動方向に押して動かすことはなく、第2レバー47は第1傾動状態を維持することになる。なお、第2リンク70は、「リンク板」の一例に相当し得る。
次に、スライドレール部材60の構成について、図7を参照して説明する。なお、図7(A)は、ロック状態のスライドレール部材を示す断面図であり、図7(B)は、アンロック状態のスライドレール部材を示す断面図である。
図7(A)(B)に示すように、スライドレール部材60は、車体に固定されるロアレール61と、車両用シート11に固定されるアッパーレール62と、ロアレール61とアッパーレール62とを所望のスライド位置で相対移動不能にロック(固定)するロック部材63と、ロック部材63のロック状態およびロック解除状態を切り替えるための操作レバーとを備えている。
ロアレール61およびアッパーレール62は、両部材間にリテーナに保持されるスチールボール等を介在させることで、前後方向に円滑に摺動できるようになっている。
ロック部材63は、アッパーレール62に傾動可能に支持されており、その先端部には、ロアレール61に形成される複数の歯部61aのいずれかに係合可能な複数の係合部63aが形成されている。このロック部材63は、図略の付勢部材により係合部63aがロアレール61の対応する歯部61aに係合する傾動状態(以下、ロック傾動状態ともいう:図8(A)参照)となるように付勢されている。
このため、ロック傾動状態のロック部材63は、ロアレール61に対するアッパーレール62のスライドを規制するスライドロック機構として機能する。一方、操作レバーによる操作に応じてロック部材63がロック解除方向に傾動すると、係合部63aと歯部61aとの係合が解除されて、ロアレール61に対するアッパーレール62のスライド規制が解除される。
また、アッパーレール62には、操作レバーと異なるスライドロック制御用の機構として、ロック部材63をロック解除方向に傾動させるように押圧可能な押圧片64が回動可能に支持されている。この押圧片64は、ばね部材65によりロック部材63から離間する方向(図7の時計方向)に付勢され、この付勢方向に抗する方向から引張力を受けるようにスライドケーブル51の他端が固定されている。
このため、図7(B)に示すように、スライドケーブル51から引張力を受ける状態では、押圧片64がばね部材65に抗してロック部材63を押圧する方向(以下、押圧回動方向ともいう)に回動し、その結果、係合部63aと歯部61aとの係合が解除されて上記スライド規制が解除される。一方、上記引張力がなくなると、図7(A)に示すように、ばね部材65の付勢力によりロック部材63が反押圧回動方向に回動し、その結果、係合部63aと歯部61aとが係合してロアレール61に対するアッパーレール62のスライドが規制される。
次に、上述のように構成される車両用シート装置10のウォークイン状態やフォールダウン状態等について、図6〜図8を参照して説明する。なお、図8は、第1レバーが解除状態に傾動した状態を説明する説明図である。図9は、回動部材の第1片部がストッパに当接した状態を説明する説明図である。図10は、ウォークイン状態を説明する説明図である。図11は、ウォークイン状態において第2レバーが第2傾動状態まで傾動した状態を説明する説明図である。図12は、ストッパが回動部材の第1片部の外縁に接触した状態を説明する説明図である。図13は、フォールダウン状態を説明する説明図である。なお、図9および図12では、便宜上、シートクッションフレーム12および一側の側部12bの他側に組み付けられる部品を二点鎖線にて図示する。
まず、図1に示す着座状態から、図3(A)に示すウォークイン状態に移行する場合について説明する。
肩口レバー15を引き上げ操作することで、図8に示すように、第1レバー21が規制状態から解除状態に傾動し、リクライニング機構によるシートバックフレーム13の傾倒規制が解除される。このとき、第2レバー47は、第1レバー21から押し動かされることがなく、第1傾動状態を維持する。この状態でシートバックを前傾させると、図9に示すように、回動部材30の第1片部32が当接縁32aにてストッパ41に当接し、図10に示すように、前傾姿勢でシートバックの前傾が規制される。
この前傾規制に際し、図9に示すように、回動部材30のピン34により第1リンク45がスライド規制解除位置まで押し下げられるように傾動する。このため、スライドケーブル51が引っ張られることで、図7(B)に示すように、押圧片64が押圧回動方向に回動して、ロック部材63の係合部63aとロアレール61の歯部61aとの係合が解除される。
これにより、ロアレール61に対するアッパーレール62のスライド規制が解除され、シートバックが前傾姿勢のまま車両用シート11がスライド可能な、ウォークイン状態への移行が完了する。
このように、第1片部32とピン34が形成される第2片部33とを有しシートバックの傾倒に応じて傾倒軸17を中心に回動する回動部材30と、第1片部32の当接縁32aに当接することでシートバックが前傾姿勢に維持されるように回動部材30の前傾方向への回動を規制するストッパ41と、ストッパ41が当接縁32aに当接する際にピン34により押圧されることでロック部材63によるスライド規制を解除する第1リンク45と、を備えるようにウォークイン機構を構成することができる。
次に、図3(A)に示すウォークイン状態から、図3(B)に示すフォールダウン状態に移行する場合について説明する。
ウォークイン状態にてストラップ52の他端を引っ張ると、第1傾動状態の第2レバー47が、図11に示す状態(以下、第2傾動状態ともいう)まで傾動する。このとき、このとき、第2レバー47に挿通されるピン73が長孔72内を遊動するため、第1レバー21を傾動方向に押して動かすことはなく、第1レバー21は解除状態を維持することになる。このように第2レバー47が第2傾動状態に傾動することで、第2傾動状態の第2レバー47のガイド穴47aの下縁側にピン44の他端が案内される。このため、ピン44の一端がガイド穴12cの下縁側に案内されることでストッパ41が上記係止位置から傾動し、図12に示すように、ストッパ41と第1片部32の当接縁32aとの当接が解除される。これにより、ストッパ41による回動部材30の回動規制が解除されて、図13に示す前傾状態までシートバックが前傾可能となる。
この前傾規制解除に際し、回動部材30のピン34が第1リンク45を乗り越えることで、第1リンク45がリンク用ばね部材による付勢に応じて傾動し、スライドケーブル51による引っ張り状態が解除される。このため、図7(A)に示すように、押圧片64がばね部材65による付勢に応じて回動し、ロック部材63の係合部63aとロアレール61の歯部61aとが係合する。
これにより、ロアレール61に対するアッパーレール62のスライドが規制され、シートバックが前傾姿勢からさらに前傾可能な、フォールダウン状態への移行が完了する。
このように、ストッパ41を傾動させることで当該ストッパ41と当接縁32aとの当接状態を解除して回動部材30の回動規制を解除する際に操作されるストラップ52および第2レバー47を備え、第1リンク45を、ストラップ52の引張操作による回動規制の解除に応じて回動部材30が前傾方向にさらに回動することでピン34による押圧状態が解除されてロック部材63を規制状態にするように形成することで、フォールダウン機構を構成することができる。
なお、ストッパ41と第1片部32の当接縁32aとの当接が解除されて回動部材30が前傾方向に回動した後にストラップ52の引っ張り状態が解除されても、図12に示すように、ストッパ41が第1片部32の外縁32bに接触することで、前傾規制解除状態が維持される。
次に、図3(B)に示すフォールダウン状態から、図1に示す着座状態に移行する場合について説明する。
シートバックを後傾させるように引き起こすと、シートバックフレーム13の後傾とともに回動部材30が後傾方向に回動する。このとき、ストッパ41は第1片部32の外縁32bに摺接しており、ピン44の他端がガイド穴47aの下縁側に案内されているため、第2レバー47は、第2傾動状態に維持される。そして、ストッパ41が外縁32bを乗り越えると、ストッパ41が上記係止位置に向けて傾動するとともに、ピン44の他端がガイド穴47aの上縁側に案内される。これにより、第2レバー47が第1傾動状態に向けて傾動する。
さらに、シートバックが引き起こされると、後傾方向に回動する回動部材30のピン34が、リンク基準位置に位置する第1リンク45の他側縁45bに接触する。この状態から回動部材30がさらに後傾方向に回動することで、ピン34により他側縁45bが押し下げられるように第1リンク45が傾動する。この第1リンク45の傾動方向では、スライドケーブル51が引っ張られる状態にならないため、スライドレール部材60がロック解除状態になることもない。
そして、ピン34が第1リンク45を乗り越えるように回動部材30がさらに回動することで、リクライニング機構によるシートクッションに対するシートバックの傾倒角度が調整可能な着座状態への移行が完了する。
次に、図1に示す着座状態から、図3(B)に示すフォールダウン状態に移行する場合について図14を用いて説明する。着座状態からフォールダウン状態への移行は、第1レバー21の傾動操作を行わずに、第2レバー47の傾動操作のみによっても可能であり、以下で説明する。なお、図14は、第2レバーを第1傾動状態から第2傾動状態に傾動操作することにより、第1レバーが解除状態まで傾動した状態を説明する説明図である。
着座状態にてストラップ52の他端を引っ張ると、図14に示すように、第1傾動状態の第2レバー47が第2傾動状態まで傾動し、この第2レバー47とともに傾動する第2リンク70によって第1レバー21は規制状態から解除状態に向かう傾動方向に押して動かされる。これにより、第2レバー47が第2傾動状態となるとともに、第1レバー21が解除状態となる。そして、第2傾動状態の第2レバー47のガイド穴47aの下縁側にピン44の他端が案内され、ピン44の一端がガイド穴12cの下縁側に案内されることでストッパ41が上記係止位置から傾動し、図12に示すように、ストッパ41と第1片部32の当接縁32aとの当接が解除される。これにより、ストッパ41による回動部材30の回動規制が解除されて、図13に示す前傾状態までシートバックが前傾可能となる。
さらに、前傾規制解除に際し、回動部材30のピン34が第1リンク45を乗り越えることで、第1リンク45がリンク用ばね部材による付勢に応じて傾動し、スライドケーブル51による引っ張り状態が解除される。そのため、図7(A)に示すように、押圧片64がばね部材65による付勢に応じて回動し、ロック部材63の係合部63aとロアレール61の歯部61aとが係合する。これにより、ロアレール61に対するアッパーレール62のスライドが規制され、シートバックが前傾姿勢からさらに前傾可能な、フォールダウン状態への移行が完了する。このように、着座状態からフォールダウン状態への移行は、第2レバー47の傾動操作のみによっても可能である。
以上説明したように、リクライニング機構、ウォークイン機構、およびフォールダウン機構は、傾倒軸17を軸支するシートクッションフレーム12の一側の側部12bに設けられている。また、第2レバー47の傾動操作に応じて第1レバー21を傾動させる第2リンク70を備え、第1レバー21および第2レバー47は、第2リンク70の板面に沿う方向に傾動する構成となっている。
このように、第2レバー47の傾動操作に応じて第1レバー21を傾動させる第2リンク70を備えることで、リクライニング機構をウォークイン機構およびフォールダウン機構とともにシートクッションフレーム12の一側の側部12bに設ける構成において、第2レバー47に対して第1レバー21を連動させることができる。そのうえで、所定の傾倒軸17に平行な軸を中心に傾動する第1レバー21および第2レバー47が、第2リンク70の板面に沿う方向に傾動する構成であるため、第2リンク70、第1レバー21、および第2レバー47の可動領域を所定の傾倒軸17の軸方向において抑制することで各機構の嵩張りを抑制することができ、ひいては車両用シート装置10の嵩張りを抑制することができる。
また、本第1実施形態のように、リクライニング機構、ウォークイン機構、およびフォールダウン機構をシートクッションフレーム12の一側の側部12bに集約して設ける構成とすることで、リクライニング機構と、ウォークイン機構およびフォールダウン機構と、をそれぞれ異なるシートクッションフレーム12の側部に設ける構成と比べて、車両用シート装置10を構成する部品点数を削減することができる。具体的には、リクライニング機構をシートクッションフレーム12に取り付けるために、ウォークイン機構等を取り付けるためのブラケットを利用することができ、リクライニング機構専用のブラケットを省略することができる。
また、従来技術のように、渦巻きばねがリクライニング機構とともに他側の側部に設けられる構成では、シートバックフレーム13が渦巻きばねの付勢を受けて傾倒する際に、一側の側部12bが他側の側部に対してねじれるように傾倒する虞もあり、それに伴い回動部材30もねじれるようにしてストッパ41に当接することになる。この場合、ウォークイン状態からフォールダウン状態に移行する際に、回動部材30とストッパ41との当接状態の解除に要する操作力(第2レバー47を操作する力)も増大する虞がある。しかしながら、本第1実施形態では、リクライニング機構が、傾倒軸17を軸支するシートクッションフレーム12の一側の側部12bにウォークイン機構とともに設けられる構成であり、渦巻きばねも一側の側部12bに設けられている。そのため、シートクッションフレーム12の一側の側部12bが、他のシートクッションフレーム12の構成部分を介さずに直接的に渦巻きばねによって付勢されるため、一側の側部12bにねじれなどが生じ難くなる。したがって、回動部材30とストッパ41との当接状態の解除に要する操作力も増大することなく、第2レバー47などの操作性が向上する。
また、第2リンク70は、第2レバー47の第1傾動状態から第2傾動状態への傾動操作に応じて、第1レバー21を規制状態から解除状態に向かう傾動方向に押して動かすように形成される。このように、第2レバー47の第1傾動状態から第2傾動状態へ傾動操作させることで、第2リンク70により第1レバー21が規制状態から解除状態に向かう傾動方向に押して動かされる構成であるため、第2レバー47を第2傾動状態に傾動操作するのみで、第1レバー21も解除状態に移行させることができる。そのため、第2レバー47の操作のみで、車両用シート装置10をフォールダウンさせることができる。一方で、第1レバー21を規制状態から解除状態に向かう傾動方向に傾動操作する場合には、第2リンク70が第1レバー21を規制状態から解除状態に向かう傾動方向に押して動かすように形成されているため、第1レバー21は第2リンク70を押すことなく傾動することになる。そのため、第2レバー47が第1レバー21の傾動操作に連動することはなく、第1レバー21の傾動操作により車両用シート装置10をウォークダウンさせ、さらに第2レバー47の傾動操作を行うことでフォールダウンさせることができる。以上のように、異なる操作パターンによってフォールダウン状態を実現することができ、車両用シート装置10の操作性が向上する。
また、リクライニング機構は、傾倒軸17を軸支するシートクッションフレーム12の他側の側部12bにも設けられる。このような構成では、シートバックフレーム13の傾倒を規制するときに、傾倒軸17を軸支するシートバックフレーム13の両側の側部に設けられるリクライニング機構によってシートバックフレーム13の傾倒を規制することができ、シートバックフレーム13を安定した姿勢で傾倒規制することができる。また、シートバックフレーム13の傾倒規制時にリクライニング機構に加わる負荷を複数のリクライニング機構に分散させることができ、シートバックフレーム13の傾倒規制に対する各リクライニング機構の耐久性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよい。
(1)一方の傾倒軸(傾倒軸17)を軸支するシートクッションフレーム12の一側の側部12bに、リクライニング機構、ウォークイン機構、およびフォールダウン機構を設ける構成以外にも、他方の傾倒軸を軸支するシートクッションフレーム12の他側の側部に、リクライニング機構、ウォークイン機構、およびフォールダウン機構を設ける構成で得あってもよい。このような構成であっても、第2レバー47に対して第1レバー21を連動させる構成としたうえで、車両用シート装置10において傾倒軸17の軸方向における嵩張りを抑制することができる。
(2)リクライニング機構を、両方の傾倒軸を軸支するシートクッションフレーム12の両側の側部に設けてもよい。例えば、上記第1実施形態において、一方の傾倒軸(傾倒軸17)を軸支するシートクッションフレーム12の一側の側部12bに設けられるリクライニング機構を、他方の傾倒軸を軸支するシートクッションフレーム12の他側の側部にも設ける構成としてもよい。このような構成では、シートバックフレーム13の傾倒を規制するときに、傾倒軸を軸支するシートバックフレーム13の両側の側部に設けられるリクライニング機構によってシートバックフレーム13の傾倒を規制することができ、シートバックフレーム13を安定した姿勢で傾倒規制することができる。また、シートバックフレーム13の傾倒規制に対する各リクライニング機構の耐久性を向上させることができる。
(3)第2リンク70は、第2レバー47の傾動操作時に第1レバー21が連動し、第1レバー21の傾動操作時に第2レバー47が連動しない構成であれば、その他の形状であってもよい。例えば、第2リンク70は、ピン73が挿通する貫通孔および長孔72が1つの長孔として形成される構成や、板形状の代わりに棒形状であってもよい。
(4)ストラップ52は、シートクッションフレーム12の側部に引き出されることに限らず、例えば、シートクッションフレーム12の後部に引き出されてもよい。このように、車両用シート11に着座する乗員等に応じてストラップ52の引き出し位置を容易に変更することができる。
(5)第2レバー47の傾動状態を第1傾動状態および第2傾動状態のいずれかに切り替えるための手段として、ストラップ52を採用することに限らず、他の引張部材を採用してもよい。また、他の機械的構成を用いて、第2レバー47の傾動状態を第1傾動状態および第2傾動状態のいずれかに切り替えてもよい。
10…車両用シート装置
11…車両用シート
12…シートクッションフレーム
13…シートバックフレーム
15…肩口レバー
21…第1レバー(第1操作手段)
30…回動部材
41…ストッパ
47…第2レバー(第2操作手段)
60…スライドレール部材
63…ロック部材(スライドロック機構)
70…第2リンク(リンク板)

Claims (3)

  1. シートクッションに固定され、車体に対してスライド可能に取り付けられるシートクッションフレームと、
    シートバックに固定され、前記シートクッションフレームに対して所定の傾倒軸を中心に傾倒可能に取り付けられるシートバックフレームと、
    前記シートバックフレームの傾倒を規制する規制状態と、前記シートバックフレームの傾倒の規制を解除する解除状態と、に前記所定の傾倒軸に平行な軸を中心に傾動操作される第1操作手段を備えるリクライニング機構と、
    前記シートクッションフレームのスライドを規制可能なスライドロック機構と、
    前記第1操作手段の前記解除状態への傾動操作によって前記シートクッションフレームに対して前傾姿勢まで傾倒した前記シートバックフレームの傾倒を規制するとともに前記スライドロック機構によるスライド規制を解除するウォークイン機構と、
    前記前傾姿勢まで傾倒した前記シートバックフレームの傾倒を規制する第1傾動状態と、前記前傾姿勢での前記シートバックフレームの傾倒規制を解除するとともに前記スライドロック機構により前記シートクッションフレームのスライドが規制される第2傾動状態と、に前記所定の傾倒軸に平行な軸を中心に傾動操作される第2操作手段を備えるフォールダウン機構と、
    を備える車両用シート装置であって、
    前記リクライニング機構、前記ウォークイン機構、および前記フォールダウン機構は、前記傾倒軸を軸支する前記シートクッションフレームの一側の側部に設けられ、
    前記第2操作手段の傾動操作に応じて前記第1操作手段を傾動させるリンク板を備え、
    前記第1操作手段および前記第2操作手段は、前記リンク板の板面に沿う方向に傾動することを特徴とする車両用シート装置。
  2. 前記リンク板は、前記第2操作手段の前記第1傾動状態から前記第2傾動状態への傾動操作に応じて、前記第1操作手段を前記規制状態から前記解除状態に向かう傾動方向に押して動かすように形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート装置。
  3. 前記リクライニング機構は、前記傾倒軸を軸支する前記シートクッションフレームの他側の側部にも設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置。
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