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JP5575449B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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JP5575449B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
システム開発におけるドキュメントの品質は、システムの品質に大きな影響を与える。より具体的に説明すると、システム開発におけるドキュメントの一例である、要求使用書や、設計仕様書における曖昧な表現は、要求使用書や、設計仕様書の品質を下げ、結果としてシステムの品質を下げる。
特許文献1には、日本語文書における助詞の用法の誤りを判断する技術が開示されている。
特開2008−176630号公報
しかしながら、主格(主語)がないことに起因する文の曖昧さや、指示語(例えば"これ、それ、あれ"や、"ここ、そこ、あそこ"等)に起因する文の曖昧さ、主語と述語とが対応していないこと(例えば、ソフトウェアパッケージは(主語)、複数のアプリケーションをまとめてインストールする(述語)等)に起因する文の曖昧さ等、文が曖昧になる原因はいろいろあり、上述した特許文献1では誤解を招くこれら曖昧な表現を見つけることができない問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、対象文書から誤解を招く曖昧な表現を見つけることを目的とする。
そこで、本発明の情報処理装置は、対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析手段と、前記形態素解析手段で形態素に分割された文を構成する形態素間の係り受け解析を行う係り受け解析手段と、前記係り受け解析手段での係り受け解析の結果に基づいて、文に含まれる述語に該当する格フレームを格フレーム辞書から取得する格フレーム取得手段と、前記形態素解析手段で形態素に分割された文を構成する複数の形態素のなかに、前記格フレーム取得手段で取得された格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在するか否か、意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて判断し、前記複数の形態素のなかに、前記格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在しないと判断した場合、前記シソーラス辞書を用いて、前記制約を満たす意味を持つ名詞の形態素を、前記制約を満たす形態素が存在すべき位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定手段と、前記判定手段で前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力手段と、を有する。
また、本発明の情報処理装置は、対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析手段と、前記形態素解析手段で形態素に分割された文を構成する形態素間の係り受け解析を行う係り受け解析手段と、前記係り受け解析手段での係り受け解析の結果に基づいて、文に含まれる述語に該当する格フレームを格フレーム辞書から取得する格フレーム取得手段と、前記形態素解析手段で形態素に分割された文を構成する複数の形態素のなかに、前記格フレーム取得手段で取得された格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在するか否か、意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて判断し、前記複数の形態素のなかに、前記格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在しないと判断し、かつ、前記制約を満たす形態素が存在すべき位置の形態素が事物を指示する指示語であると判断した場合、前記シソーラス辞書を用いて、前記制約を満たす意味を待つ名詞の形態素を、前記指示語が存在する位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定手段と、前記判定手段で前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力手段と、を有する。
本発明によれば、対象文書から誤解を招く曖昧な表現を見つけることができる。
情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態1における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 形態素解析を説明するための図である。 係り受けを説明するための図である。 格フレームを説明するための図である。 ゼロ代名詞を説明するための図である。 格省略判定処理の一例を示すフローチャートである。 事物を表す指示語を含む文の一例を示す図である。 事物の指示語判定処理の一例を示すフローチャートである。 主語と述語とが一致していない文の一例を示す図である。 不一致判定処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態2における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 場所の指示語判定処理の一例を示すフローチャートである。 人称の指示語判定処理の一例を示すフローチャートである。 連体の指示語判定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示されるように、情報処理装置1は、ハードウェア構成として、CPU11と、入力装置12と、記憶装置13と、表示装置14と、を有する。
CPU11は、RAM、ROM、HD等で構成される記憶装置13に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、情報処理装置1が提供する機能等が実現される。入力装置12は、例えばマウスやキーボード等であり、管理者等の操作に応じて、情報処理装置1に情報を入力する。表示装置14は、例えばディスプレイ等であり、情報処理装置1における処理の結果等を表示する。記憶装置13は、プログラムやCPU11の処理に必要なデータ等を記憶する。
なお、入力装置12は、情報処理装置1の必須のハードウェア構成ではない。
<実施形態1>
図2は、実施形態1における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。
図2に示されるように、実施形態1の情報処理装置1は、機能構成として、形態素解析部21と、係り受け部22と、格フレーム取得部23と、判定部24と、出力部25と、を含む。なお、形態素辞書31、文法規則辞書32、格フレーム辞書33、シソーラス辞書34、は記憶装置13に記憶されているものとする。但し、上述した辞書は必ずしも記憶装置13に記憶されている必要はなく、情報処理装置1がネットワークを介して参照可能な装置に記憶されていればよい。
形態素解析部21は、形態素辞書31を用いて、対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する。例えば、形態素解析部21は、図3に示されるように
「定時にサーバがテストを実行する」
という文を
「定時に」「サーバが」「テストを」「実行する」
と、各形態素に分割する。なお、形態素辞書31は、日本語語彙に対する形態素の情報を集めた辞書である。
係り受け部22は、文法規則辞書32を用いて、形態素解析部21で形態素に分割された文を構成する形態素間の係り受けを解析する。例えば、係り受け部22は、図4に示されるように、形態素間の係り受けを解析し、解析結果(各形態素が何に係っているのか)を出力する。なお、文法規則辞書32は、日本語文法の情報が記載された辞書である。
格フレーム取得部23は、係り受け部22の解析の結果、述語(用言)に対応するフレームを格フレーム辞書33から取得する。例えば、格フレーム取得部23は、述語として「実行する」の格フレームを格フレーム辞書33から取得する。
ここで、図5に示されるように「実行する」の格フレームには、
「N1がN2を実行する」
と記述されており、N1、N2は、格スロット(又はスロット)と呼ばれる。
また、図5に示されるように、格フレームには、
「N1(機械/主体) N2(抽象)」
と記述されており、これは、格スロットの制約である。
例えば、N1(機械/主体)とは、N1は、主体であり、かつ、機械以下の意味素性(機械の下位に属する意味)を持つ名詞であることを示している。
判定部24は、形態素解析部21で形態素に分割された文を構成する複数の形態素のなかに、格フレーム取得部23で取得された格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在するか否か、シソーラス辞書34を用いて判断し、前記判断の結果に基づいて、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在するか否かを判定する。ここで、シソーラス辞書34は、意味で語が階層化され整理された辞書である。
例えば、シソーラス辞書34は、
名詞>具体>具体物>無生物>人工物>機械>電気機器>コンピュータ
等の情報を有すると共に、コンピュータとサーバとは同意語であるという情報を有している。
したがって、例えば、判定部24は、図5に示されるような
「定時に」「サーバが」「テストを」「実行する」
のなかで、「サーバ」がN1に対応すると判断する。
また、シソーラス辞書34は、
名詞>抽象>事>人間活動>精神>思考>調査・研究>試験>テスト
等の情報を有している。
したがって、例えば、判定部24は、図5に示されるような
「定時に」「サーバが」「テストを」「実行する」
のなかで、「テスト」がN2に対応すると判断する。
上述したように、文が図5に示されるような
「定時に」「サーバが」「テストを」「実行する」
の場合、判定部24は、「サーバ」がN1に対応すると判断することができる。
しかしながら、文が図6に示されるような
「定時に」「テストを」「実行する」
の場合、判定部24は、図5に示されるような「実行する」の格フレーム及びシソーラス辞書34を用いて、前記文にはN1に対応する形態素(又は名詞)が存在しないと判断し、「N1が」の部分にNULL(ゼロ代名詞)を挿入する。なお、本実施形態では、ゼロ代名詞を表すものとしてNULLを用いて説明するが、このことは本実施形態を制限するものではない。
同様に、例えば、文が
「定時に」「サーバが」「実行する」
の場合、判定部24は、図5に示されるような「実行する」の格フレーム及びシソーラス辞書34を用いて、前記文にはN2に対応する形態素(又は名詞)が存在しないと判断し、「N2を」の部分にNULL(ゼロ代名詞)を挿入する。
例えば、判定部24は、図6に示されるように格スロットの制約を満たさない文の場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する。
出力部25は、判定部24において文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨を、例えば、表示装置14に表示する。なお、出力部25は、文に曖昧な表現が存在する旨を、表示装置14に出力する以外に、例えば、文に曖昧な表現が存在する旨を、例えば、音声で出力するようにしてもよい。
(格省略判定)
主格(主語)や目的格(目的語)等の格が省略されると複数の解釈を生む可能性がある。したがって、以下では、情報処理装置1が、文において格が省略されているか否かを判定し、格が省略されることで曖昧さが生じる場合には、その旨を指摘するメッセージを表示する処理を説明する。
図7は、格省略判定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS10において、判定部24は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行したか否かを判定する。判定部24は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行した場合、図7に示す処理を終了し、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行していない場合、ステップS11に処理を進める。
ステップS11において、判定部24は、処理対象の文にゼロ代名詞が存在するか否かを判定する。判定部24は、処理対象の文にゼロ代名詞が存在する場合、処理をステップS12に進め、処理対処の文にゼロ代名詞が存在しない場合、処理をステップS10に戻す。
ステップS12において、判定部24は、ゼロ代名詞に対応する格スロットの制約を取得する。例えば、判定部24は、図6に示すような文の場合、図5に示すような格フレームに基づき、N1(機械/主体)という格スロットの制約を取得する。
ステップS13において、判定部24は、シソーラス辞書34を用いて、ステップS12で取得した格スロットの制約を満たす意味素性を持つ名詞を、例えば、前記処理対象の文の前の文(又は前記処理対象の文の前記ゼロ代名詞が存在する位置より前)より検索(前方検索)する。上述した例を用いて説明すると、判定部24は、シソーラス辞書34を用いて、機械以下の意味素性を持つ名詞を、例えば前記処理対象の文の前の文より検索(前方検索)する。なお、判定部24は、例えば記憶装置13等に記憶されている設定ファイルの設定に応じて、前記設定の範囲内(例えば、処理対処の文を含んで3文以内、処理対処の文のゼロ代名詞を含んで50語以内等)で検索を実行する。
ステップS14において、判定部24は、ステップS13の前方検索の結果、ステップS12で取得した格スロットの制約を満たす意味素性を持つ名詞が2以上存在するか否かを判定する。判定部24は、前記名詞が2以上存在する場合、ステップS15に処理を進め、前記名詞が2以上存在しない場合、ステップS10に処理を戻す。
なお、ここでは、説明の簡略のため、2以上として説明を行っているが、判定部24は、前記名詞がN以上存在するか否かを判定するようにしてもよい。Nは、前記設定ファイル等に設定された任意の1以上の自然数である。
但し、本実施形態では、説明の簡略化のためデフォルトの設定値としてN=2のときを例に説明を行う。これは、N=1のときは、例えば主語がない文であったとしても日本語として曖昧さなく自然に理解できる場合もあるためである。以下においても同様に、N=2のときを例として説明を行う。
ステップS15において、出力部25は、文に曖昧な表現が存在する旨を、例えば、表示装置14に表示する。なお、出力部25は、複数の文を含む対象文書にうち、どの文に曖昧さがあるか、前記文を明示して、文に曖昧な表現が存在する旨を表示するようにしてもよい。なお、出力部は、例えば、前記文のフォントの大きさを変えたり、前記文のフォントの色を変えたり、前記文に下線を引いたりして、前記文を明示する。以下においても同様である。
図7に示される処理により、省略された格に当てはまる名詞の候補が複数、対象文書に存在する場合、曖昧な表現(曖昧な省略表現)が存在する旨、ユーザに指摘することができる。
(指示語判定−事物)
指示先が不明瞭な指示語は、複数の解釈を生む可能性がある。したがって、以下では、情報処理装置1が、文において事物を表す指示語(これ、それ、あれ)が存在し、前記文を含む文書に前記指示語の指示先が複数存在するか否かを判定し、前記指示語の指示先が複数存在する場合、その旨を指摘するメッセージを表示する処理を説明する。
図8は、事物を表す指示語を含む文の一例を示す図である。
図9は、事物の指示語判定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS20において、判定部24は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行したか否かを判定する。判定部24は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行した場合、図9に示す処理を終了し、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行していない場合、ステップS21に処理を進める。
ステップS21において、判定部24は、処理対象の文に事物の指示語が存在するか否かを判定する。判定部24は、処理対象の文に事物の指示語が存在する場合、処理をステップS22に進め、処理対処の文に事物の指示語が存在しない場合、処理をステップS20に戻す。
ステップS22において、判定部24は、事物の指示語に対応する格スロットの制約を取得する。例えば、判定部24は、図8に示すような文の場合、図5に示すような格フレームに基づき、事物の指示語(これが)に対応する格スロットの制約としてN1(機械/主体)を取得する。
ステップS23において、判定部24は、シソーラス辞書34を用いて、ステップS22で取得した格スロットの制約を満たす意味素性を持つ名詞を、例えば、前記処理対象の文の前の文より検索(前方検索)する。上述した例を用いて説明すると、判定部24は、シソーラス辞書34を用いて、機械以下の意味素性を持つ名詞を、例えば前記処理対象の文の前の文より検索(前方検索)する。なお、判定部24は、例えば記憶装置13等に記憶されている設定ファイルの設定に応じて、前記設定の範囲内(例えば、処理対処の文を含んで3文以内、処理対処の文のゼロ代名詞を含んで50語以内等)で検索を実行する。
ステップS24において、判定部24は、ステップS23の前方検索の結果、ステップS22で取得した格スロットの制約を満たす意味素性を持つ名詞が2以上存在するか否かを判定する。判定部24は、前記名詞が2以上存在する場合、ステップS25に処理を進め、前記名詞が2以上存在しない場合、ステップS20に処理を戻す。
ステップS25において、出力部25は、文に曖昧な表現が存在する旨を、例えば、表示装置14に表示する。なお、出力部25は、複数の文を含む対象文書にうち、どの文に曖昧さがあるか、前記文を明示して、文に曖昧な表現が存在する旨を表示するようにしてもよい。
図9に示される処理により、事物を表す指示語の指示先が複数、対象文書に存在する場合、曖昧な表現(曖昧な指示表現)が存在する旨、ユーザに指摘することができる。
(不一致判定)
主語と述語とが一致していない場合、複数の解釈を生む可能性がある。したがって、以下では、情報処理装置1が、文に含まれる主語と述語とが一致しているか否かを判定し、一致していない場合、その旨を指摘するメッセージを表示する処理を説明する。
図10は、主語と述語とが一致していない文の一例を示す図である。
文が図10に示されるような
「ソフトウェアパッケージは」「プレゼンテーション用アプリケーションを」「まとめて」「インストールする」
の場合、格フレーム取得部23は、述語として「インストールする」の格フレームを格フレーム辞書33から取得する。ここで、図10に示されるように「インストールする」の格フレームには、
「N1がN2をインストールする」
と記述されている。
また、図10に示されるように、格フレームには、
「N1(機械/主体) N2(抽象)」
と記述されており、これは、上述したように格スロットの制約である。
図11は、不一致判定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS30において、判定部24は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行したか否かを判定する。判定部24は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行した場合、図11に示す処理を終了し、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行していない場合、ステップS31に処理を進める。
ステップS31において、判定部24は、処理対象の文の述語を修飾する"ガ格"の名詞が格フレームの"ガ格"の格スロットの制約を満たすか否かを判定する。判定部24は、処理対象の文の述語を修飾する"ガ格"の名詞が格フレームの"ガ格"の格スロットの制約を満たす場合、ステップS30の処理に戻り、処理対象の文の述語を修飾する"ガ格"の名詞が格フレームの"ガ格"の格スロットの制約を満たさない場合、ステップS32に処理を進める。
図10の例の場合、処理対象の文に述語を修飾する"ガ格"の名詞がないため、判定部24は、ステップS32に処理を進める。
ステップS32において、判定部24は、処理対象の文の述語を修飾する"ハ格"の名詞が格フレームの"ガ格"の格スロットの制約を満たすか否かを判定する。判定部24は、処理対象の文の述語を修飾する"ハ格"の名詞が格フレームの"ガ格"の格スロットの制約を満たす場合、ステップS30の処理に戻り、処理対象の文の述語を修飾する"ハ格"の名詞が格フレームの"ガ格"の格スロットの制約を満たさない場合、ステップS33に処理を進める。
図10の例の場合は、処理対象の文に述語を修飾する"ハ格"の名詞は、「ソフトウェアパッケージ」であり、格フレームの"ガ格"の格スロットの制約は、N1(機械/主体)であるため、判定部24は、格スロットの制約を満たさないと判定し、ステップS33に処理を進める。
出力部25は、文に曖昧な表現が存在する旨を、例えば、表示装置14に表示する。なお、出力部25は、複数の文を含む対象文書にうち、どの文に曖昧さがあるか、前記文を明示して、文に曖昧な表現が存在する旨を表示するようにしてもよい。
図11に示される処理により、主語と述語とが一致していない文が対象文書に存在する場合、曖昧な表現が存在する旨、ユーザに指摘することができる。
<実施形態2>
図12は、実施形態2における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。
図12に示されるように、実施形態2の情報処理装置1は、機能構成として、形態素解析部41と、判定部42と、出力部43と、を含む。なお、形態素辞書51及びシソーラス辞書52は、記憶装置13に記憶されているものとする。また、形態素辞書51及びシソーラス辞書52は、形態素辞書31及びシソーラス辞書34と同様のものである。
形態素解析部41は、形態素辞書51を用いて、対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する。
判定部42は、形態素解析部21で形態素に分割された文を構成する形態素のなかに、シソーラス辞書34を用いて判断し、所定の指示語が存在するか否かを判断し、前記判断の結果に基づいて、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在するか否かを判定する。
出力部43は、判定部42において文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨を、例えば、表示装置14に表示する。なお、出力部43は、文に曖昧な表現が存在する旨を、表示装置14に出力する以外に、例えば、文に曖昧な表現が存在する旨を、例えば、音声で出力するようにしてもよい。
(指示語判定−場所)
指示先が不明瞭な指示語は、複数の解釈を生む可能性がある。したがって、以下では、情報処理装置1が、文において場所を表す指示語(ここ、そこ、あそこ)が存在し、前記文を含む文書に前記指示語の指示先が複数存在するか否かを判定し、前記指示語の指示先が複数存在する場合、その旨を指摘するメッセージを表示する処理を説明する。
図13は、場所の指示語判定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS40において、判定部42は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行したか否かを判定する。判定部42は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行した場合、図13に示す処理を終了し、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行していない場合、ステップS41に処理を進める。
ステップS41において、判定部42は、処理対象の文に場所の指示語が存在するか否かを判定する。判定部42は、処理対象の文に場所の指示語が存在する場合、処理をステップS42に進め、処理対処の文に場所の指示語が存在しない場合、処理をステップS40に戻る。
ステップS42において、判定部42は、シソーラス辞書34を用いて、場所以下の意味素性を持つ名詞を、例えば前記処理対象の文の前の文より検索(前方検索)する。なお、判定部42は、例えば記憶装置13等に記憶されている設定ファイルの設定に応じて、前記設定の範囲内(例えば、処理対処の文を含んで3文以内、処理対処の文の場所の指示語を含んで50語以内等)で検索を実行する。
ステップS43において、判定部42は、ステップS42の前方検索の結果、場所以下の意味素性を持つ名詞が2以上存在するか否かを判定する。判定部42は、前記名詞が2以上存在する場合、ステップS44に処理を進め、前記名詞が2以上存在しない場合、ステップS40に処理を戻す。
ステップS44において、出力部43は、文に曖昧な表現が存在する旨を、例えば、表示装置14に表示する。なお、出力部43は、複数の文を含む対象文書にうち、どの文に曖昧さがあるか、前記文を明示して、文に曖昧な表現が存在する旨を表示するようにしてもよい。
図13に示される処理により、場所を表す指示語の指示先が複数、対象文書に存在する場合、曖昧な表現(曖昧な指示表現)が存在する旨、ユーザに指摘することができる。
(指示語判定―人称)
指示先が不明瞭な指示語は、複数の解釈を生む可能性がある。したがって、以下では、情報処理装置1が、文において人称(人)を表す指示語(こいつ、そいつ、あいつ)が存在し、前記文を含む文書に前記指示語の指示先が複数存在するか否かを判定し、前記指示語の指示先が複数存在する場合、その旨を指摘するメッセージを表示する処理を説明する。
図14は、人称の指示語判定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS50において、判定部42は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行したか否かを判定する。判定部42は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行した場合、図14に示すような処理を終了し、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行していない場合、ステップS51に処理を進める。
ステップS51において、判定部42は、処理対象の文に人称の指示語が存在するか否かを判定する。判定部42は、処理対象の文に人称の指示語が存在する場合、処理をステップS52に進め、処理対処の文に人称の指示語が存在しない場合、処理をステップS50に戻る。
ステップS52において、判定部42は、シソーラス辞書34を用いて、人以下の意味素性を持つ名詞を、例えば前記処理対象の文の前の文より検索(前方検索)する。なお、判定部42は、例えば記憶装置13等に記憶されている設定ファイルの設定に応じて、前記設定の範囲内(例えば、処理対処の文を含んで3文以内、処理対処の文の人称の指示語を含んで50語以内等)で検索を実行する。
ステップS53において、判定部42は、ステップS52の前方検索の結果、人以下の意味素性を持つ名詞が2以上存在するか否かを判定する。判定部42は、前記名詞が2以上存在する場合、ステップS54に処理を進め、前記名詞が2以上存在しない場合、ステップS50に処理を戻す。
ステップS54において、出力部43は、文に曖昧な表現が存在する旨を、例えば、表示装置14に表示する。なお、出力部43は、複数の文を含む対象文書にうち、どの文に曖昧さがあるか、前記文を明示して、文に曖昧な表現が存在する旨を表示するようにしてもよい。
図14に示される処理により、人称を表す指示語の指示先が複数、対象文書に存在する場合、曖昧な表現(曖昧な指示表現)が存在する旨、ユーザに指摘することができる。
(指示語判定―連体)
指示先が不明瞭な指示語は、複数の解釈を生む可能性がある。したがって、以下では、情報処理装置1が、文において連体を表す指示語(この、その、あの)が存在し、前記文を含む文書に前記指示語の指示先が複数存在するか否かを判定し、前記指示語の指示先が複数存在する場合、その旨を指定するメッセージを表示する処理を説明する。
図15は、連体の指示語判定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS60において、判定部42は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行したか否かを判定する。判定部42は、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行した場合、図15に示すような処理を終了し、対象文書に含まれる文の全てに対して以下に示すような検査を実行していない場合、ステップS61に処理を進める。
ステップS61において、判定部42は、処理対象の文に連体の指示語が存在するか否かを判定する。判定部42は、処理対象の文に連体の指示語が存在する場合、処理をステップS62に進め、処理対処の文に連体の指示語が存在しない場合、処理をステップS60に戻る。
ステップS62において、判定部42は、連体の指示語の修飾する体言を取得する。例えば、判定部42は、「あの人」のような場合、「人」を連体の指示語の修飾する体言として取得する。同様に、判定部42は、「この場所」のような場合、「場所」を連体の指示語の修飾する体言として取得する。また、判定部42は、「あのサーバ」のような場合、「サーバ」を連体の指示語の修飾する体言として取得する。
ステップS63において、判定部42は、シソーラス辞書34を用いて、ステップS62で取得した体言以下の意味素性を持つ名詞を、例えば前記処理対象の文の前の文より検索(前方検索)する。なお、判定部42は、例えば記憶装置13等に記憶されている設定ファイルの設定に応じて、前記設定の範囲内(例えば、処理対処の文を含んで3文以内、処理対処の文の人称の指示語を含んで50語以内等)で検索を実行する。
ステップS64において、判定部42は、ステップS63の前方検索の結果、前記体言以下の意味素性を持つ名詞が2以上存在するか否かを判定する。判定部42は、前記名詞が2以上存在する場合、ステップS64に処理を進め、前記名詞が2以上存在しない場合、ステップS60に処理を戻す。
ステップS65において、出力部43は、文に曖昧な表現が存在する旨を、例えば、表示装置14に表示する。なお、出力部43は、複数の文を含む対象文書にうち、どの文に曖昧さがあるか、前記文を明示して、文に曖昧な表現が存在する旨を表示するようにしてもよい。
図15に示される処理により、連体を表す指示語の指示先が複数、対象文書に存在する場合、曖昧な表現(曖昧な指示表現)が存在する旨、ユーザに指摘することができる。
以上、上述した各実施形態によれば、対象文書から誤解を招く曖昧な表現を見つけることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、形態素解析部41の処理を形態素解析部21が行ってもよい。また、判定部42の処理を判定部24が行ってもよい。また、出力部43の処理を出力部25が行ってもよい。
情報処理装置1は、対象文書に含まれる全ての文に対して上述した各フローチャートの判定処理を実行してもよいし、設定ファイル等の設定に応じて、ユーザに設定されたフローチャートの判定処理だけを実行してもよい。
1 情報処理装置
11 CPU
12 入力装置
13 記憶装置
14 表示装置

Claims (12)

  1. 対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析手段と、
    前記形態素解析手段で形態素に分割された文を構成する形態素間の係り受け解析を行う係り受け解析手段と、
    前記係り受け解析手段での係り受け解析の結果に基づいて、文に含まれる述語に該当する格フレームを格フレーム辞書から取得する格フレーム取得手段と、
    前記形態素解析手段で形態素に分割された文を構成する複数の形態素のなかに、前記格フレーム取得手段で取得された格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在するか否か、意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて判断し、前記複数の形態素のなかに、前記格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在しないと判断した場合、前記シソーラス辞書を用いて、前記制約を満たす意味を持つ名詞の形態素を、前記制約を満たす形態素が存在すべき位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析手段と、
    前記形態素解析手段で形態素に分割された文を構成する形態素間の係り受け解析を行う係り受け解析手段と、
    前記係り受け解析手段での係り受け解析の結果に基づいて、文に含まれる述語に該当する格フレームを格フレーム辞書から取得する格フレーム取得手段と、
    前記形態素解析手段で形態素に分割された文を構成する複数の形態素のなかに、前記格フレーム取得手段で取得された格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在するか否か、意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて判断し、前記複数の形態素のなかに、前記格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在しないと判断し、かつ、前記制約を満たす形態素が存在すべき位置の形態素が事物を指示する指示語であると判断した場合、前記シソーラス辞書を用いて、前記制約を満たす意味を待つ名詞の形態素を、前記指示語が存在する位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力手段と、
    を有する情報処理装置。
  3. 対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析手段と、
    意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて、前記形態素解析手段で形態素に分割された文を構成する形態素のなかに場所を表す指示語が存在するか否かを判断し、前記文を構成する形態素のなかに場所を表す指示語が存在すると判断した場合、前記シソーラス辞書において前記場所より下位に属する意味を持つ名詞の形態素を、前記指示語が存在する位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力手段と、
    を有する情報処理装置。
  4. 対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析手段と、
    意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて、前記形態素解析手段で形態素に分割された文を構成する形態素のなかに人を表す指示語が存在するか否かを判断し、前記文を構成する形態素のなかに人を表す指示語が存在すると判断した場合、前記シソーラス辞書において前記人より下位に属する意味を待つ名詞の形態素を、前記指示語が存在する位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力手段と、
    を有する情報処理装置。
  5. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析ステップと、
    前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する形態素間の係り受け解析を行う係り受け解析ステップと、
    前記係り受け解析ステップでの係り受け解析の結果に基づいて、文に含まれる述語に該当する格フレームを格フレーム辞書から取得する格フレーム取得ステップと、
    前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する複数の形態素のなかに、前記格フレーム取得ステップで取得された格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在するか否か、意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて判断し、前記複数の形態素のなかに、前記格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在しないと判断した場合、前記シソーラス辞書を用いて、前記制約を満たす意味を持つ名詞の形態素を、前記制約を満たす形態素が存在すべき位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法。
  6. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析ステップと、
    前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する形態素間の係り受け解析を行う係り受け解析ステップと、
    前記係り受け解析ステップでの係り受け解析の結果に基づいて、文に含まれる述語に該当する格フレームを格フレーム辞書から取得する格フレーム取得ステップと、
    前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する複数の形態素のなかに、前記格フレーム取得ステップで取得された格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在するか否か、意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて判断し、前記複数の形態素のなかに、前記格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在しないと判断し、かつ、前記制約を満たす形態素が存在すべき位置の形態素が事物を指示する指示語であると判断した場合、前記シソーラス辞書を用いて、前記制約を満たす意味を待つ名詞の形態素を、前記指示語が存在する位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法。
  7. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析ステップと、
    意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて、前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する形態素のなかに場所を表す指示語が存在するか否かを判断し、前記文を構成する形態素のなかに場所を表す指示語が存在すると判断した場合、前記シソーラス辞書において前記場所より下位に属する意味を持つ名詞の形態素を、前記指示語が存在する位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法。
  8. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析ステップと、
    意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて、前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する形態素のなかに人を表す指示語が存在するか否かを判断し、前記文を構成する形態素のなかに人を表す指示語が存在すると判断した場合、前記シソーラス辞書において前記人より下位に属する意味を待つ名詞の形態素を、前記指示語が存在する位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析ステップと、
    前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する形態素間の係り受け解析を行う係り受け解析ステップと、
    前記係り受け解析ステップでの係り受け解析の結果に基づいて、文に含まれる述語に該当する格フレームを格フレーム辞書から取得する格フレーム取得ステップと、
    前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する複数の形態素のなかに、前記格フレーム取得ステップで取得された格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在するか否か、意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて判断し、前記複数の形態素のなかに、前記格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在しないと判断した場合、前記シソーラス辞書を用いて、前記制約を満たす意味を持つ名詞の形態素を、前記制約を満たす形態素が存在すべき位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  10. コンピュータに、
    対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析ステップと、
    前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する形態素間の係り受け解析を行う係り受け解析ステップと、
    前記係り受け解析ステップでの係り受け解析の結果に基づいて、文に含まれる述語に該当する格フレームを格フレーム辞書から取得する格フレーム取得ステップと、
    前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する複数の形態素のなかに、前記格フレーム取得ステップで取得された格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在するか否か、意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて判断し、前記複数の形態素のなかに、前記格フレームに含まれる格スロットの制約を満たす形態素が存在しないと判断し、かつ、前記制約を満たす形態素が存在すべき位置の形態素が事物を指示する指示語であると判断した場合、前記シソーラス辞書を用いて、前記制約を満たす意味を待つ名詞の形態素を、前記指示語が存在する位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  11. コンピュータに、
    対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析ステップと、
    意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて、前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する形態素のなかに場所を表す指示語が存在するか否かを判断し、前記文を構成する形態素のなかに場所を表す指示語が存在すると判断した場合、前記シソーラス辞書において前記場所より下位に属する意味を持つ名詞の形態素を、前記指示語が存在する位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  12. コンピュータに、
    対象文書に含まれる文の形態素解析を行い、前記文を形態素に分割する形態素解析ステップと、
    意味で語が階層化され整理された辞書であるシソーラス辞書を用いて、前記形態素解析ステップで形態素に分割された文を構成する形態素のなかに人を表す指示語が存在するか否かを判断し、前記文を構成する形態素のなかに人を表す指示語が存在すると判断した場合、前記シソーラス辞書において前記人より下位に属する意味を待つ名詞の形態素を、前記指示語が存在する位置より前方に対して設定された範囲内において検索し、検索の結果、該当する設定値以上の名詞の形態素が存在する場合、前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記文に誤解を招く曖昧な表現が存在すると判定された場合、文に曖昧な表現が存在する旨のメッセージを出力する出力ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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