JP4035229B2 - 文書作成支援装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、文作成支援装置に関し、詳細には、作成文書の言語の主要語の取りうる複数の必須要素部からなる文構造フレームの各必須要素部に入力された作成文書の言語による名詞句の適否を判別して文書編集を行い、また、文構造フレームに対応する複数の用例文のうち選択された用例文に基づく文書編集を行う文作成支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、英語やロシア語等の所定の目的言語による文を作成する装置としては、主に、機械翻訳装置があるが、機械翻訳装置は、現在、なお、正確な翻訳を自動的に行う能力が不十分である。
【0003】
このような従来の機械翻訳装置は、原言語文を解析して得られた結果(木構造)を部分毎に目的言語の木構造へ変換することにより、目的言語による文を作成している。
【0004】
この上記方法に、ユーザへの問い合わせによるあいまい性解消を追加した方式も発表されている(情報処理学会第42回全国大会、「問答式日英機械翻訳システムにおける例文による深層格のあいまい性の提示方法」、「ユーザ協調型日本語生成システム」等参照)。
【0005】
ところが、このようなユーザとの対話によって翻訳に必要な知識の不足を補っても、目的言語として不自然で理解しづらい訳文を生成してしまうという欠点がある。
【0006】
そこで、従来、原文と対訳との対からなる用例をデータベースに蓄積し、このデータベースに蓄積された用例を用いて原文を翻訳する用例主導型機械翻訳方式が提案されている(特開平3−276367号公報参照)。この方式は、対訳例文を多数用意して、原言語による入力文に最も近い原言語文を含む対訳対を検索し、原言語入力文とその対訳対中との差分のみを変換し、その対訳対中の訳文をその変換結果に従って修正している。
【0007】
また、入力した原言語文を解析して中心語句となるものを同定し、同定した中心語句を元にして適合する目的言語パターンを検索し、検索された目的言語パターンを用いて生成に必要な情報を原言語文から検索・同定し、得られた情報を目的言語に変換するものが提案されている(特開平5−61906号公報参照)。また、この方式では、生成に必要な情報が原言語文から得られない場合には、ユーザへの問い合わせを行うことが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の翻訳方式にあっては、翻訳品質を向上させる上で、改良の必要があった。
【0009】
すなわち、特開平3−276367号公報記載の翻訳方式にあっては、広範な文章に対応するためには、非常に膨大な対訳例文を必要とするとともに、原言語入力文と対訳対中の原言語文との類似度の計算をどのように行うかによって、出力品質、すなわち、翻訳品質が大きく左右され、また、類似例がない場合の処理をどのようにするかという問題があった。
【0010】
また、特開平5−61906号公報記載の翻訳方式では、従来の方式では難しいとされていたより自然な目的言語文の生成が可能になるが、中心語句の同定が構文解析結果に左右されるため、誤った構文解析を行うと、所望の目的言語パターンを抽出することができず、翻訳品質が悪化するという問題があった。
【0011】
そこで、請求項1記載の発明は、作成文書の言語による所定の語句を主要語として当該主要語毎に当該主要語の取りうる複数の必須要素部からなる複数の文構造フレームを文構造フレーム記憶手段に記憶し、作成文書の言語の名詞句に対して所定の解析処理を行うための解析用文法・辞書を解析用文法・辞書記憶手段に記憶し、作成文書の言語で入力された主要語に基づいて文構造フレーム記憶手段から当該主要語に対応する文構造フレームの候補を検索し、文構造フレームの候補から選択された文構造フレームを構成する必須要素部に対して作成文書の言語により入力された名詞句を解析用文法・辞書に基づいて所定の解析処理を行う名詞句解析処理を行い、文構造フレームの各必須要素部毎に入力された名詞句の適否を当該名詞句解析結果に基づいて判別して、選択された文構造フレームと当該文構造フレームの各必須要素部に対して入力された名詞句に対する上記適否の判別結果に基づいて文書編集を行うことにより、原言語文を入力することなく、目的言語の文の構造を決める働きを担う主要語をユーザが与えると、当該主要語の取りうる必須要素部からなる文構造フレームの候補を提示するとともに、当該文構造フレームの候補のうちユーザが選択した文構造フレームを構成する個々の必須要素部に対して作成文書の言語で入力された名詞句が当該文構造フレームの当該必須要素部として適しているか否かを判別して文書編集を行い、目的とする言語での文作成を、膨大な用例を記憶することなく、高品質に、適切、かつ、容易に行うことのできる文作成支援装置を提供することを目的としている。
【0012】
請求項2記載の発明は、主要語として、作成文書においてこれから作成しようとしている文の主動詞の役割を果たす述語が入力されると、当該入力された述語を主要語として文構造フレームの候補を検索することにより、ユーザが伝えたいと思っているメッセージに適した文構造フレームの候補を適切に検索し、目的とする言語での文作成を、膨大な用例を記憶することなく、より一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことのできる文作成支援装置を提供することを目的としている。
【0013】
請求項3記載の発明は、文構造フレームの必須要素部に対して入力された名詞句から当該名詞句で主要な役割をしている主要名詞を抽出し、当該抽出した主要名詞の当該文構造フレームの必須要素部としての適否を判別することにより、入力された名詞句の文構造フレームの必須要素部の名詞句としての適否をより一層適切に判別し、目的とする言語での文作成をより一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことのできる文作成支援装置を提供することを目的としている。
【0014】
請求項4記載の発明は、文構造フレーム記憶手段に、主要語の有する語義毎に当該主要語の取りうる文構造フレームと当該文構造フレームを構成する必須要素部に入り得る名詞句の意味素性を制約する意味制約情報を記憶し、解析用文法・辞書記憶手段に、解析用文法・辞書として意味素性情報をも記憶し、名詞句解析処理で、文構造フレームの必須要素部に対して入力された名詞句の意味素性情報を解析用文法・辞書から取得し、判別処理で、当該入力された名詞句の意味素性情報と文構造フレームの必須要素部の意味制約情報とが一致するか否かを照合して、入力された名詞句の適否を判別することにより、入力された名詞句が文構造フレームの必須要素部の名詞句として適切であるか否かをより一層適切に判別し、目的とする言語での文作成をより一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことのできる文作成支援装置を提供することを目的としている。
【0034】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の文作成支援装置は、自然言語の入力操作及び各種命令の入力操作を行う入力手段と、所定の表示手段と、作成文書の言語による所定の語句を主要語として当該主要語毎に当該主要語の取りうる複数の必須要素部からなる複数の文構造フレームを記憶する文構造フレーム記憶手段と、前記入力手段から入力された前記主要語に基づいて前記文構造フレーム記憶手段から当該主要語に対応する前記文構造フレームの候補を検索する文構造フレーム検索手段と、作成文書の言語の名詞句に対して所定の解析処理を行うための解析用文法・辞書を記憶する解析用文法・辞書記憶手段と、前記文構造フレームの候補から前記入力手段により選択された前記文構造フレームを構成する前記必須要素部に対して前記作成文書の言語により前記入力手段から入力された名詞句を前記解析用文法・辞書記憶手段の前記解析用文法・辞書に基づいて前記解析処理を行う名詞句解析手段と、前記文構造フレームの前記各必須要素部毎に前記入力手段から入力された前記名詞句の適否を前記名詞句解析手段の解析結果に基づいて判別する判別手段と、前記各手段を制御して、少なくとも前記入力手段による入力操作内容、前記文構造フレーム検索手段の検索結果、前記名詞句解析手段の解析結果及び前記判別手段の判別結果を前記表示手段に表示させるとともに、前記入力手段により選択された前記文構造フレームと当該文構造フレームの各必須要素部に対して前記入力手段から入力された前記名詞句に対する前記判別手段の判別結果に基づいて前記言語による文書編集を行う編集制御手段とを備えることにより、上記目的を達成している。
【0035】
上記構成によれば、作成文書の言語による所定の語句を主要語として当該主要語毎に当該主要語の取りうる複数の必須要素部からなる複数の文構造フレームを文構造フレーム記憶手段に記憶し、作成文書の言語の名詞句に対して所定の解析処理を行うための解析用文法・辞書を解析用文法・辞書記憶手段に記憶し、作成文書の言語で入力された主要語に基づいて文構造フレーム記憶手段から当該主要語に対応する文構造フレームの候補を検索し、文構造フレームの候補から選択された文構造フレームを構成する必須要素部に対して作成文書の言語により入力された名詞句を解析用文法・辞書に基づいて所定の解析処理を行う名詞句解析処理を行い、文構造フレームの各必須要素部毎に入力された名詞句の適否を当該名詞句解析結果に基づいて判別して、選択された文構造フレームと当該文構造フレームの各必須要素部に対して入力された名詞句に対する上記適否の判別結果に基づいて文書編集を行っているので、原言語文を入力することなく、目的言語の文の構造を決める働きを担う主要語をユーザが与えると、当該主要語の取りうる必須要素部からなる文構造フレームの候補を提示するとともに、当該文構造フレームの候補のうちユーザが選択した文構造フレームを構成する個々の必須要素部に対して作成文書の言語で入力された名詞句が当該文構造フレームの当該必須要素部として適しているか否かを判別して文書編集を行うことができ、目的とする言語での文作成を、膨大な用例を記憶することなく、高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0036】
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記文作成支援装置は、前記入力手段から前記主要語として、前記作成文書においてこれから作成しようとしている文の主動詞の役割を果たす述語が入力され、前記文構造フレーム検索手段は、当該入力された述語を前記主要語として前記文構造フレームの候補を検索するものであってもよい。
【0037】
上記構成によれば、主要語として、作成文書においてこれから作成しようとしている文の主動詞の役割を果たす述語が入力されると、当該入力された述語を主要語として文構造フレームの候補を検索しているので、ユーザが伝えたいと思っているメッセージに適した文構造フレームの候補を適切に検索することができ、目的とする言語での文作成を、膨大な用例を記憶することなく、より一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0038】
また、例えば、請求項3に記載するように、前記名詞句解析手段は、前記解析処理として、前記文構造フレームの前記必須要素部に対して、前記入力手段から入力された前記名詞句から当該名詞句で主要な役割をしている主要名詞を抽出するものであってもよい。
【0039】
上記構成によれば、文構造フレームの必須要素部に対して入力された名詞句から当該名詞句で主要な役割をしている主要名詞を抽出し、当該抽出した主要名詞の当該文構造フレームの必須要素部としての適否を判別しているので、入力された名詞句の文構造フレームの必須要素部の名詞句としての適否をより一層適切に判別することができ、目的とする言語での文作成をより一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0040】
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記文構造フレーム記憶手段は、前記主要語の有する語義毎に当該主要語の取りうる前記文構造フレームと当該文構造フレームを構成する前記必須要素部に入り得る名詞句の意味素性を制約する意味制約情報を記憶し、前記解析用文法・辞書記憶手段は、前記解析用文法・辞書として意味素性情報をも記憶し、前記名詞句解析手段は、前記文構造フレームの前記必須要素部に対して前記入力部から入力された前記名詞句を解析して当該名詞句の前記意味素性情報を取得し、前記判別手段は、前記文構造フレームの前記各必須要素部の前記意味制約情報と、前記名詞句解析手段の取得した前記入力手段から入力された前記名詞句の前記意味素性情報とが一致するか否かを照合することにより、前記入力手段から入力された前記名詞句の適否を判別するものであってもよい。
【0041】
上記構成によれば、文構造フレーム記憶手段に、主要語の有する語義毎に当該主要語の取りうる文構造フレームと当該文構造フレームを構成する必須要素部に入り得る名詞句の意味素性を制約する意味制約情報を記憶し、解析用文法・辞書記憶手段に、解析用文法・辞書として意味素性情報をも記憶し、名詞句解析処理で、文構造フレームの必須要素部に対して入力された名詞句の意味素性情報を解析用文法・辞書から取得し、判別処理で、当該入力された名詞句の意味素性情報と文構造フレームの必須要素部の意味制約情報とが一致するか否かを照合して、入力された名詞句の適否を判別しているので、入力された名詞句が文構造フレームの必須要素部の名詞句として適切であるか否かをより一層適切に判別することができ、目的とする言語での文作成をより一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0080】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0081】
図1〜図6は、本発明の文作成支援装置、文作成支援方法及び文作成支援データ・プログラム記憶媒体の第1の実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の文作成支援装置、文作成支援方法及び文作成支援データ・プログラム記憶媒体の第1の実施の形態を適用した文作成支援装置1のブロック構成図である。
【0082】
図1において、文作成支援装置1は、入力部2、入力記憶部3、目的言語文記憶部4、編集制御部5、目的言語文作成部6、解析用文法・辞書記憶部7、文構造フレームデータベース記憶部8及び表示部9等を備えており、目的言語文作成部6は、名詞句解析部10、意味情報照合部11及び文構造フレーム検索部12を備えている。
【0083】
入力部(入力手段)2は、例えば、キーボードやマウス等で構成され、語句、例えば、後述する目的言語文において主動詞の役割を果たす述語や後述する文構造フレームの各必須要素部に割り当てられる名詞句等の文字の入力や各種命令の指示操作等を行うのに使用される。
【0084】
入力記憶部3は、例えば、RAM(Random Access Memory)等で構成され、編集制御部5の制御下で、入力部2から入力された語句を記憶する。
【0085】
目的言語文記憶部4は、例えば、RAM等で構成され、編集制御部5の制御下で、作成された目的言語文を記憶する。
【0086】
解析用文法・辞書記憶部(解析用文法・辞書記憶手段)7は、例えば、ROM(Read Only Memory)あるいはハードディスク等で構成されており、入力部2から入力された語句、特に、名詞句の解析を行うのに必要な解析用文法・辞書が格納されている。例えば、解析用文法・辞書記憶部7には、目的言語の名詞句の主要語毎に、図2に示すように、品詞情報(POS)、数えられる名詞であるかどうかの情報である可算名詞情報(Count)、意味情報(SEM)等が与えられており、例えば、品詞(POS)としては、「名詞」を意味する「N」、「代名詞」を意味する「PRN」、「動詞」を意味する「V」等が、可算名詞情報(Count)としては、「単数」を意味する「s」、「複数」を意味する「p」、「単数」と「複数」の両方を取りうることを意味する「s/p」等が、また、意味情報(SEM)としては、「人間」を意味する「+HUM」、「非人間」を意味する「−HUM」、「抽象性」を意味する「+ABS」等が予め与えられている。図2では、例えば、「peace」について、品詞情報(POS)として、「名詞」を意味する「N」が、可算名詞情報(Count)として、「単数」を意味する「s」が、そして、意味情報(SEM)として、「抽象名詞」を意味する「−HUM,+ABS」が与えられている。
【0087】
文構造フレームデータベース記憶部(文構造フレーム記憶手段)8は、例えば、ROMあるいはハードディスク等で構成され、入力された語句に基づいて目的とする言語の文を作成するのに必要な複数の文構造フレームが格納されている。文構造フレームデータベース記憶部8には、例えば、図3に示すように、述語(図3では、「propose」)毎に、当該述語の他動詞と自動詞について、当該述語の取りうる文構造フレームが、当該述語の語義毎に格納されており、各文構造フレームは、主語名詞句、目的語名詞句、THAT節、DO−ING節、TO DO節、「FOR/AS」を伴う前置詞目的語名詞句、「TO」を伴う前置詞目的語名詞句等の当該述語の取りうる名詞句や節の必須要素部(以下、スロットという。)からなっている。なお、本実施の形態においては、上記THAT節、DO−ING節等は名詞句としての機能は果たすが、本発明で言及している「名詞句」としては扱わない。
【0088】
そして、各文構造フレームの各名詞句のスロットには、当該スロットに適切な名詞句の意味素性を制約する意味制約情報が与えられている。例えば、図3では、語義1のフレーム1(Frame1)には、スロット1(NP1)に意味制約情報(Sem1)として、(+HUM)が、スロット2(NP2)に意味制約情報(Sem2)として、(+ABS)が付与されている。この意味制約情報(Sem)は、上記解析用文法・辞書記憶部7の名詞句に付与されている意味情報(SEM)と同じものであり、後述するように、目的言語文作成部6の意味情報照合部11が当該スロットの名詞句として入力部2から入力された名詞句の意味情報と、当該スロットの意味制約情報が一致するかどうか照合して、当該入力された名詞句が当該スロットの名詞句として適切かどうかチェックする。
【0089】
目的言語文作成部6は、上述のように、名詞句解析部10、意味情報照合部11及び文構造フレーム検索部12を備えている。
【0090】
名詞句解析部(名詞句解析手段)10は、入力部2から入力された名詞句の主要語を、解析用文法・辞書記憶部7の解析用文法・辞書を参照して、主要名詞として抽出し、当該抽出した主要名詞の意味情報を意味情報照合部11に渡す解析処理(名詞句解析処理)を行う。
【0091】
文構造フレーム検索部(文構造フレーム検索手段)12は、作成する文において主動詞となる述語が作成文書の言語で入力部2から入力されると、当該述語を検索語として文構造フレームデータベース記憶部8の文構造フレームデータベースを検索し、図3に示したような当該述語の取りうる各種文構造フレームを読み出して、編集制御部5に渡す文構造フレーム検索処理を行う。編集制御部5は、文構造フレーム検索部12の検索した文構造フレームを表示部9に表示させる。また、文構造フレーム検索部12は、上記各種文構造フレームのうち入力部2で選択された1つの文構造フレームについて、当該選択された文構造フレームの1つのスロットが入力部2で選択されると、当該選択されたスロットの意味制約情報を文構造フレームデータベースから取り出して意味情報照合部11に渡す。
【0092】
意味情報照合部(判別手段)11は、名詞句解析部10から渡された意味情報と、文構造フレーム検索部12から渡された意味制約情報とが一致するかどうか照合し、照合結果に基づいて入力部2から入力された名詞句が上記選択されたスロットの名詞句として適切かどうか判別して、当該判別結果を編集制御部5に出力する判別処理を行う。
【0093】
表示部(表示手段)9としては、例えば、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)あるいはLCD(Liquid Crystal Display)等が使用され、表示部9は、編集制御部5の制御下で、入力部2から入力された語句、文構造フレーム検索部12の検索した文構造フレーム、目的語で作成された目的言語文等の各種情報を表示する。
【0094】
編集制御部(編集制御手段)5は、CPU(Central Processing Unit )やメモリ等を備え、メモリ内には、文作成支援装置1としての文作成支援処理プログラムや当該文作成支援処理に必要な各種データ等が格納されている。編集制御部5は、メモリ内の文作成支援処理プログラムに基づいて文作成支援装置1の各部を制御し、文作成支援処理を行う。
【0095】
次に、本実施の形態の作用を説明する。文作成支援装置1は、ユーザが所定の言語で文を作成する際に、当該作成しようとしている文において主動詞の役割を果たす述語が、入力部2から当該作成する言語で入力されると、当該述語の取りうる文構造フレームの候補を表示部9に表示し、当該表示した文構造フレームのうち選択された文構造フレームの各スロット毎に名詞句となる語句が入力されると、当該語句の適否を評価して、目的言語による適切な文書作成を可能とする。
【0096】
例えば、いま、ユーザが、「旅行は我々が普段の生活では目にしないような物事を発見させてくれる。」という内容の英語による文書を作成するものとして、以下、図4のフローチャートに基づいて、説明する。
【0097】
文作成支援装置1は、図4にその文作成支援処理をフローチャートで示すように、編集制御部5は、まず、目的言語文作成部6の文構造フレーム検索部12を起動し(ステップS1)、表示部9に、ユーザが目的言語である英語で作成する上記文において、主動詞の役割を果たす述語の入力を促す所定の表示を行う。
【0098】
ユーザは、当該表示に応じて、上記作成する文において主動詞の役割を果たす述語を、目的言語である英語で入力部2から入力する。例えば、上記文においては、「発見する」が主動詞の役割を果たす述語であるので、ユーザは、「発見する」に相当する英語である「discover」を入力部2から入力する。
【0099】
編集制御部5は、主動詞の役割を果たす述語「discover」が入力されると(ステップS2)、当該入力された入力語句である述語を入力記憶部3に記憶させるとともに、文構造フレーム検索部12に、当該入力された述語である「discover」を検索語として、当該述語の取りうる文構造フレームを検索させて、当該検索した文構造フレームの一覧、例えば、図5に示すように、文構造フレームの一覧を表示部9に表示させ、かつ、図5には示していないが、この文構造フレームの一覧から1つの文構造フレームを選択する旨のガイダンスを表示させる(ステップS3)。
【0100】
ユーザは、当該ガイダンスに応じて、この文構造フレームの一覧の中から、ユーザの意図する語義に対応する文構造フレームのうちから1つの文構造フレームを入力部2のマウス等を使用して選択する。例えば、いま、ユーザは、上記作成文に対応する文構造フレームとして、語義1の「Frame1」が適切であると判断して、当該文構造フレームをマウスにより選択する。なお、この文構造フレームは、「discover」を述語として、主語名詞句(NP1)、目的語名詞句(NP2)及び前置詞目的語名詞句(NP3)の3つのスロットからなっている。
【0101】
編集制御部5は、文構造フレームが選択されると、当該選択された文構造フレームを表示部9にコピー(複写)して、例えば、図6に示すように、表示させ(ステップS4)、スロットが未確定状態かどうか、すなわち、当該選択された文構造フレームの全てのスロットに語句が適切に入力されて確定された状態かどうかチェックする(ステップS5)。このとき、編集制御部5は、表示した文構造フレームの各スロットを選択して、当該スロットに対応する語句の入力を促す表示を行う。
【0102】
ユーザは、表示部9に表示されている各スロットを順次指定して、当該スロットに適切な名詞句を入力する。
【0103】
編集制御部6は、ステップS5で、スロットが未確定状態であると、ユーザによるスロットを指定した語句が入力されるのを待って(ステップS6)、語句入力が行われると、名詞句解析部10に当該入力された名詞句の解析処理を行わせる(ステップS7)。
【0104】
すなわち、いま、ユーザが、主語名詞句のスロット(NP1)を選択して、「we」を入力したとすると、名詞句解析部10は、解析用文法・辞書記憶部7の解析用文法・辞書を使用して、当該入力された「we」の解析処理を行って、当該入力された名詞句の主要語として、「we」を抽出し、当該抽出した主要語「we」の意味情報を意味情報照合部11に渡す。
【0105】
次に、編集制御部6は、意味情報照合部11に名詞句解析部10から渡された意味情報と上記文構造フレームの主語名詞句に予め指定されている意味制約情報が一致するかどうかの照合を行わせ(ステップS8)、意味情報照合部11が主語名詞句として入力された名詞句の主要語の意味情報と文構造フレームの主語名詞句に指定されている意味制約情報が一致すると判別すると、当該スロットの値を確定する。
【0106】
すなわち、入力された「we」の意味情報は、図2に示すように、「+HUM」(人間)であることが、解析用文法・辞書に登録されており、Frame1の文構造フレームの主語名詞句のスロット(NP1)には、予め意味制約情報として、「+HUM」が指定されている。したがって、入力された「we」の意味情報と主語名詞句のスロット(NP1)の意味制約情報が一致しており、意味情報照合部11は、主語名詞句として入力された名詞句の主要語の意味情報と文構造フレームの主語名詞句に指定されている意味制約情報が一致すると判別し、判別結果を編集制御部6に出力する。
【0107】
編集制御部は、意味情報照合部11が一致すると判別すると、当該スロットの値として、「we」を確定し(ステップS9)、ステップS5に戻って、未確定状態のスロットがあるかチェックする(ステップS5)。
【0108】
ステップS5で、未確定のスロットがあると、編集制御部6は、上記同様に、スロットを指定した名詞句の入力を待って、当該入力された名詞句の解析処理及び意味情報と意味制約情報の照合処理を行う(ステップS7、S8)。
【0109】
ステップS8で、意味情報と意味制約情報が一致しないと、編集制御部6は、ステップS6に戻って、警告表示を表示部9に行って、ユーザにスロットを指定した名詞句の再入力を促す(ステップS6)。
【0110】
例えば、いま、英文を作成する場合に、日本人がよく間違えるケースとして、主語名詞句のスロット(NP1)を指定して、「Traveling」が入力されたとすると、「Traveling」の意味情報は、図2に示したように、「−HUM,+ABS」(抽象名詞)が解析用文法・辞書に登録されており、主語名詞句のスロット(NP1)の意味制約情報である「+HUM」(人間)と一致しない。この場合、意味情報照合部11は、意味情報と意味制約情報が不一致であると判別して、判別結果を編集制御部6に出力する。
【0111】
編集制御部6は、意味情報照合部11が不一致と判別すると、図6に示したように、警告表示(Warning!)として、例えば、「Travelingは使えません!→違う語句を入力して下さい!理由:主語は、人間に相当するものでなければならないからです。」等を表示部9に表示させる。
【0112】
上記警告表示に応じて、ユーザがスロットを指定した名詞句の再入力が行われると、編集制御部5は、上記同様に、当該入力された名詞句の解析処理及び意味情報と意味制約情報の照合処理を行い(ステップS7、S8)、ステップS8で、意味情報と意味制約情報が一致すると、ステップS5に戻って、文構造フレームの全てのスロットに語句が適切に入力されて確定された状態かどうかチェックする(ステップS5)。
【0113】
ステップS5で、未確定状態のスロットがあると、編集制御部6は、スロットを指定した名詞句の入力が行われるのを待って、上記同様に、入力された名詞句の解析処理、意味情報と意味制約情報の照合処理、スロット値の確定処理及び未確定状態のスロットの有無の判別処理を行い(ステップS6〜ステップS9及びステップS5)、ステップS5で、未確定状態のスロットがなくなると、処理を終了する。
【0114】
すなわち、上述のようにして、主語名詞句のスロットが「we」で確定されると、ユーザは、次に、目的語名詞句のスロット(NP2)をマウス等により指定して、例えば、「things which we don’t see ineveryday life」なる長い名詞句を入力したとすると、名詞句解析部10は、この名詞句を解析処理して、「things」を主要語として同定し、その意味情報である「−HUM」(図2参照)を解析用文法・辞書から読み出して、意味情報照合部11に渡す。意味情報照合部11は、この名詞句の意味情報と文構造フレームの目的語名詞句のスロット(NP2)の意味制約情報である「±HUM,±ABS」とを照合し、制約を満たすので、上記入力された名詞句で目的語名詞句のスロット(NP2)が確定される。また、同様にして、ユーザが、前置詞「in」の前置詞目的語名詞句のスロット(NP3)を指定して、例えば、「traveling」なる名詞句を入力したとすると、名詞句解析部10は、この名詞句を解析処理して、「traveling」を主要語として同定し、その意味情報である「−HUM,+ABS」(図2参照)を解析用文法・辞書から読み出して、意味情報照合部11に渡す。意味情報照合部11は、この名詞句の意味情報と文構造フレームの目的語名詞句のスロット(NP3)の意味制約情報である「±ABS」とを照合し、制約を満たすので、上記入力された名詞句で目的語名詞句のスロット(NP3)が確定される。
【0115】
このように、本実施の形態によれば、作成文書の言語による語句を主要語として当該主要語毎に当該主要語の取りうる複数の必須要素部からなる複数の文構造フレームを文構造フレームデータベース記憶部8に記憶し、作成文書の言語の名詞句に対して所定の解析処理を行うための解析用文法・辞書を解析用文法・辞書記憶部7に記憶し、作成文書の言語で入力部2から入力された主要語に基づいて文構造フレームデータベース記憶部8から当該主要語に対応する文構造フレームの候補を検索し、文構造フレームの候補から選択された文構造フレームを構成する必須要素部(スロット)に対して作成文書の言語により入力された名詞句を、名詞句解析部10で解析用文法・辞書に基づいて所定の解析処理を行う名詞句解析処理を行い、意味情報照合部11で文構造フレームの各必須要素部毎に入力された名詞句の適否を当該名詞句解析結果に基づいて判別して、編集制御部5で、選択された文構造フレームと当該文構造フレームの各必須要素部に対して入力された名詞句に対する上記適否の判別結果に基づいて文書編集を行っている。
【0116】
したがって、原言語文を入力することなく、目的言語の文の構造を決める働きを担う主要語をユーザが与えると、当該主要語の取りうる必須要素部からなる文構造フレームの候補を提示するとともに、当該文構造フレームの候補のうちユーザが選択した文構造フレームを構成する個々の必須要素部に対して作成文書の言語で入力された名詞句が当該文構造フレームの当該必須要素部として適しているか否かを判別して文書編集を行うことができ、目的とする言語での文作成を、膨大な用例を記憶することなく、高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0117】
また、本実施の形態によれば、主要語として、作成文書においてこれから作成しようとしている文の主動詞の役割を果たす述語が入力部2から入力されると、文構造フレーム検索部12で、当該入力された述語を主要語として文構造フレームの候補を検索している。したがって、ユーザが伝えたいと思っているメッセージに適した文構造フレームの候補を適切に検索することができ、目的とする言語での文作成を、膨大な用例を記憶することなく、より一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0118】
さらに、本実施の形態によれば、名詞句解析部10で、文構造フレームの必須要素部に対して入力された名詞句から当該名詞句で主要な役割をしている主要名詞を抽出し、意味情報照合部11で、当該抽出した主要名詞の当該文構造フレームの必須要素部としての適否を判別している。したがって、入力部2から入力された名詞句の文構造フレームの必須要素部の名詞句としての適否をより一層適切に判別することができ、目的とする言語での文作成をより一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0119】
また、本実施の形態によれば、文構造フレームデータベース記憶部8に、主要語の有する語義毎に当該主要語の取りうる文構造フレームと当該文構造フレームを構成する必須要素部に入り得る名詞句の意味素性を制約する意味制約情報を記憶し、解析用文法・辞書記憶部7に、解析用文法・辞書として意味素性情報をも記憶し、名詞句解析部10で、文構造フレームの必須要素部に対して入力された名詞句の意味素性情報を解析用文法・辞書から取得し、意味情報照合部11で、当該入力された名詞句の意味素性情報と文構造フレームの必須要素部の意味制約情報とが一致するか否かを照合して、入力された名詞句の適否を判別している。したがって、入力された名詞句が文構造フレームの必須要素部の名詞句として適切であるか否かをより一層適切に判別することができ、目的とする言語での文作成をより一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0120】
なお、上記実施の形態においては、文作成支援装置1として1つの専用の装置が形成されているが、文作成支援装置は、専用の装置に限るものではなく、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を使用してもよい。
【0121】
この場合、上記文作成支援プログラム(意味情報照合部11の判別処理プログラムを含む)、解析用文法・辞書記憶部7の解析用文法・辞書データ及び文構造フレームデータベース記憶部8の文構造フレームデータベースをCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )やフロッピーディスク等に格納し、パーソナルコンピュータ等に移植して、パーソナルコンピュータ等のハードディスクやRAM等を利用して、パーソナルコンピュータ等に上記文作成支援処理を行わせるようにする。
【0122】
このように、作成文書の言語による所定の語句を主要語として当該主要語毎に当該主要語の取りうる複数の必須要素部からなる複数の文構造フレームデータと、選択された1つの文構造フレームを構成する必須要素部に対して入力された作成文書の言語の名詞句を作成文書の言語の名詞句に対して所定の解析処理を行う名詞句解析処理を行うための解析用文法・辞書データと、文構造フレームの各必須要素部毎に作成文書の言語で入力された名詞句の適否を名詞句解析処理の解析結果に基づいて判別する判別処理プログラムと、選択された文構造フレームと当該文構造フレームの各必須要素部に対して作成文書の言語で入力された名詞句に対する判別処理の判別結果に基づいて作成文書の言語による文書編集を行う編集制御処理プログラムとを所定の記憶媒体、例えば、フロッピーディスクあるいはCD−ROM等に記憶すると、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で、原言語文を入力することなく、目的とする文の構造を決める働きを担う主要語を作成文書の言語でユーザが与えると、当該主要語の取りうる必須要素部からなる文構造フレームの候補を提示するとともに、当該候補のうちユーザが選択した文構造フレームを構成する個々の必須要素部に対して作成文書の言語で入力された名詞句が当該文書フレームの当該必須要素部として適しているか否かを判別して文書編集を行い、目的とする言語での文作成を、膨大な用例を記憶することなく、高品質に、適切、かつ、容易に行うことのできる文作成支援データ及びプログラムを供給することができる。
【0123】
図7〜図12は、本発明の文作成支援装置、文作成支援方法及び文作成支援データ・プログラム記憶媒体の第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、請求項11から請求項23に対応するものである。
【0124】
図7は、本発明の文作成支援装置、文作成支援方法及び文作成支援データ・プログラム記憶媒体の第2の実施の形態を適用した文作成支援装置20のブロック構成図である。
【0125】
図7において、文作成支援装置20は、入力部21、入力記憶部22、目的言語文記憶部23、編集制御部24、表示部25、文構造フレーム検索部26、文構造フレームデータベース記憶部27、用例検索部28及び用例データベース記憶部29等を備えている。
【0126】
入力部(入力手段)21は、例えば、キーボードやマウス等で構成され、語句、例えば、後述する目的言語文において主動詞の役割を果たす述語、文構造フレームに対応する用例文の選択指示、用例文の文構造フレームの各必須要素部への目的言語による文字入力及び各種命令の指示操作等を行うのに使用される。
【0127】
入力記憶部22は、例えば、RAM等で構成され、編集制御部24の制御下で、入力部21から入力された語句等を記憶する。
【0128】
目的言語文記憶部23は、例えば、RAM等で構成され、編集制御部24の制御下で、作成された目的言語文を記憶する。
【0129】
文構造フレームデータベース記憶部(文構造フレーム記憶手段)27、例えば、ROMあるいはハードディスク等で構成され、入力された語句に基づいて目的とする言語の文を作成するのに必要な複数の文構造フレームが格納されている。文構造フレームデータベース記憶部27には、例えば、述語毎に、当該述語の他動詞と自動詞について、当該述語の取りうる文構造フレームが、当該述語の語義毎に格納されており、各文構造フレームは、主語名詞句、目的語名詞句、THAT節、DO−ING節、TO DO節、「FOR/AS」を伴う前置詞目的語名詞句、「TO」を伴う前置詞目的語名詞句等の当該述語の取りうる名詞句や節の必須要素部(以下、スロットという。)からなっている。特に、文構造フレームデータベース記憶部27は、主要語の有する語義毎に当該主要語の取りうる文構造フレームと当該文構造フレームを構成する必須要素部(スロット)の数及び配置を指定する文構造フレーム情報をも記憶している。
【0130】
文構造フレーム検索部(文構造フレーム検索手段)26は、作成する文において主動詞となる述語が作成文書の言語で入力部21から入力されると、当該述語を検索語として文構造フレームデータベース記憶部27の文構造フレームデータベースを検索し、当該述語の取りうる各種文構造フレームを読み出して、編集制御部24に渡す文構造フレーム検索処理を行う。編集制御部24は、文構造フレーム検索部26の検索した文構造フレームを表示部25に表示させる。
【0131】
用例データベース記憶部(用例文記憶手段)29は、例えば、ROMあるいはハードディスク等で構成され、文構造フレームデータベース記憶部27に記憶されている各文構造フレームについて、複数の用例文を各文構造フレーム毎に記憶している。すなわち、用例データベース記憶部29は、図8に示すように、この用例文を、当該用例文の対応する文構造フレームを特定する文構造フレーム情報を記憶するとともに、当該用例文の句構造の各句が当該用例文の対応する文構造フレームの各スロットに対応するかを特定する句構造情報をも記憶する。
【0132】
用例検索部(用例文検索手段)28は、文構造フレーム検索部26の検索した複数の文構造フレームのうち、入力部21で指定された文構造フレームに対応する用例文を、用例データベース記憶部29を検索して、当該文構造フレームに対応する用例文を文構造フレーム検索部26を介して編集制御部24に渡す用例文検索処理を行う。編集制御部24は、用例検索部28から渡された用例文を、文構造フレーム検索部26が検索して入力部21により選択された文構造フレームとともに表示部25に表示させる。
【0133】
表示部(表示手段)25としては、上記第1の実施の形態と同様に、例えば、CRTあるいはLCD等が使用され、表示部25は、編集制御部24の制御下で、入力部21から入力された語句、文構造フレーム検索部26の検索した文構造フレーム、用例検索部28の検索した用例文及び目的語で作成された目的言語文等の各種情報を表示する。
【0134】
編集制御部(編集制御手段)24は、CPUやメモリ等を備え、メモリ内には、文作成支援装置20としての文作成支援処理プログラムや当該文作成支援処理に必要な各種データ等が格納されている。編集制御部24は、メモリ内の文作成支援処理プログラムに基づいて文作成支援装置20の各部を制御し、文作成支援処理を行う。特に、編集制御部24は、少なくとも入力部21による入力操作内容、文構造フレーム検索部26の検索結果及び用例検索部28の検索結果を表示部25に表示させるとともに、入力部21により入力された主要語に対応する文構造フレームを文構造フレームデータベース記憶部27を検索させて、文構造フレーム検索部26の検索した文構造フレームを表示部25に表示させ、当該表示されている文構造フレームのうち、入力部21により選択された文構造フレームを含む用例文を用例データベース記憶部29から検索させて、当該検索文を表示部25に表示させ、当該表示されている用例文に対して入力部21から入力された作成言語による編集内容に応じて、目的言語文記憶部23を利用して、作成言語による文書編集する文書編集処理を行う。
【0135】
次に、本実施の形態の作用を説明する。文作成支援装置20は、ユーザが所定の言語で文を作成する際に、当該作成しようとしている文において主動詞の役割を果たす述語が、入力部21から当該作成する言語で入力されると、当該述語の取りうる文構造フレームの候補を表示部25に表示し、当該表示した文構造フレームのうち選択された文構造フレーム に対応する複数の用例文を表示部25に表示して、当該用例文を利用した目的言語による適切な文書作成を可能とする。
【0136】
例えば、いま、ユーザが、「知らせる」というような意味を有する英語である「inform」を用いて英語の文を作成するものとして、以下、図9のフローチャートに基づいて、説明する。
【0137】
文作成支援装置20は、図9にその文作成支援処理をフローチャートで示すように、編集制御部24が、まず、文構造フレーム検索部26を起動し(ステップP1)、表示部25に、ユーザが目的言語である英語で作成する文において、主動詞の役割を果たす述語の入力を促す所定の表示を行う。
【0138】
ユーザは、当該表示に応じて、上記作成する文において主動詞の役割を果たす述語を、目的言語である英語で入力部21から入力する。例えば、上記「知らせる」に相当する英語である「inform」を入力部21から入力する。
【0139】
編集制御部24は、主動詞の役割を果たす述語「inform」が入力されると(ステップP2)、当該入力された入力語句である述語を入力記憶部22に記憶させるとともに、文構造フレーム検索部26に、当該入力された述語である「inform」を検索語として、当該述語の取りうる文構造フレームを検索させて、当該検索した文構造フレームの一覧を、例えば、図10に示すように、表示部25に表示させ、かつ、図10には示していないが、この文構造フレームの一覧から1つの文構造フレームを選択する旨のガイダンスを表示させる(ステップP3)。
【0140】
ユーザは、当該ガイダンスに応じて、この文構造フレームの一覧の中から、ユーザの意図する語義に対応する文構造フレームの1つを入力部21のマウス等を使用して選択する。例えば、いま、ユーザは、上記作成文に対応する文構造フレームとして、語義1の「Frame4」が適切であると判断して、当該文構造フレームをマウスにより選択する。なお、この文構造フレームは、「inform」を述語として、主語名詞句(NP1)、目的語名詞句(NP2)及びabout_PP句(NP3)の3つのスロット(必須要素部)からなっている。
【0141】
編集制御部24は、文構造フレームが入力部21により選択されたか、すなわち、用例検索部28の起動が要求されたかチェックし(ステップP4)、用例検索部28の起動が要求されないと、そのまま処理を終了する。ステップP4で、用例検索部28の起動が要求されると、編集制御部24は、用例検索部28に当該選択された文構造フレームに対応する用例文を用例データベース記憶部29から検索させ、当該検索結果である用例文を、例えば、図11に示すように、当該用例文の基礎となっている文構造フレームとともに表示部25にコピー(複写)して、表示させるとともに、当該文構造フレームのスロット(必須要素部)の一つが入力部21により指定されているかチェックする(ステップP5)。
【0142】
ステップP5で、文構造フレームのスロット(必須要素部)の指定が行われていないとき、例えば、用例検索部28が用例文を検索した直後に検索結果の用例文を最初に表示部25に表示するとき等には、編集制御部24は、用例検索部28の検索した用例文を、図11に示したように、そのまま表示部25に表示させる(ステップP8)。
【0143】
ステップP5で、文構造フレームのスロットの指定が入力部21で行われると、編集制御部24は、当該指定された文構造フレームのスロットに対応する用例文における句の特定を行い(ステップP6)、用例文における当該特定した句を他の部分と区別する所定の表示、例えば、強調表示や枠付き表示等を行って、当該スロットに対応する句の部分を容易に認識できるようにする(ステップP7)。例えば、入力部21で、図12に示すように、文構造フレームの「NP2」のスロットが指定されると、編集制御部24は、表示部25に表示させている用例文の当該指定されたスロット「NP2」に対応する句を同定して、図12に示すように、枠囲い等により強調表示させる。
【0144】
この文構造フレームのスロットに対応する用例文における句の同定は、上述のように、用例データベース記憶部29が、例えば、図8に示したように、各用例文を当該用例文の対応する文構造フレームと関連付ける文構造フレーム情報を記憶するとともに、当該用例文の句構造の各句が当該用例文の対応する文構造フレームの各スロットに対応するかを特定する句構造情報をも記憶することにより、指定された文構造フレームのスロットと当該スロットに対応する句を句構造情報から容易に特定することができる。
【0145】
このように、本実施の形態によれば、作成文書の言語による所定の語句を主要語として当該主要語毎に当該主要語の取りうる複数の必須要素部からなる複数の文構造フレームを文構造フレームデータベース記憶部27に記憶し、作成文書の言語により所定の語句が主要語として入力されると、文構造フレーム検索部26で、当該入力された主要語に基づいて当該主要語に対応する文構造フレームの候補を検索して表示部25に表示し、当該表示された文構造フレームの1つが入力部21で選択されると、文構造フレームを有する作成文書の言語による複数の用例文を記憶する用例データベース記憶部29から当該選択された文構造フレームを含む用例文を用例検索部28で検索して表示部25に表示して、編集制御部24で、当該表示された用例文に対して入力された作成言語による編集内容に応じて作成言語による文書編集を行っている。
【0146】
したがって、原言語文を入力することなく、目的言語の文の構造を決める働きを担う主要語をユーザが与えると、当該主要語の取りうる必須要素部からなる文構造フレームの候補を提示するとともに、当該文構造フレームの候補のうちユーザが選択した文構造フレームを有する用例文を提示することができ、ユーザが、当該用例文に適宜編集を加えて文書編集を行って、目的とする言語での文作成を、高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0147】
また、本実施の形態によれば、主要語として、作成文書においてこれから作成しようとしている文の主動詞の役割を果たす述語が入力されると、当該入力された述語を主要語として文構造フレームの候補を検索するとともに、当該検索した文構造フレームのうち選択された1つの文構造フレームに対応する用例文を提示している。
【0148】
したがって、ユーザが伝えたいと思っているメッセージに適した文構造フレームの候補を適切に検索するとともに当該文構造フレームの用例文を提示することができ、目的とする言語での文作成を、より一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0149】
さらに、本実施の形態によれば、文構造フレームデータベース記憶部27に、主要語の有する語義毎に当該主要語の取りうる文構造フレームと当該文構造フレームを構成する必須要素部の数及び配置を指定する文構造フレーム情報をも記憶している。
【0150】
したがって、ユーザが伝えたいと思っているメッセージに適した文構造フレームの候補を適切に検索するとともに当該文構造フレームに適した用例文を適切に検索することができ、目的とする言語での文作成を、より一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0151】
また、実施の形態によれば、用例データベース記憶部29に、用例文として、文構造フレーム情報及び用例文の構文構造を表す句構造情報の付与された用例文を記憶している。
【0152】
したがって、文構造フレームの各必須要素部と用例文の構文構造を対応させることができ、目的とする言語での文作成を、より一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0153】
さらに、本実施の形態によれば、文構造フレーム検索部26の検索した文構造フレームと当該検索された文構造フレームを含む用例文を同時に表示部25に表示するとともに、当該表示されている文構造フレームの必須要素部(スロット)が指定されると、表示されている用例文の当該指定されたスロットに対応する部分を他の部分と区別して表示している。
【0154】
したがって、文構造フレームの各スロットと用例文の構文構造の句部分との対応関係を明確にすることができ、目的とする言語での文作成を、より一層高品質に、より一層適切、かつ、容易に行うことができる。
【0155】
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0156】
例えば、上記各実施の形態においては、主に文章を作成する目的言語が英語である場合について説明したが、目的言語は、英語に限るものではなく、例えば、ロシア語、ドイツ語、あるいは、日本語による文作成の場合にも同様に適用することができる。なお、日本語の場合には、日本語の述語の取りうる表層格フレームを文構造フレームとして使用することにより、同様に適用することができる。
【0157】
また、文作成支援装置1及び文作成支援装置20に関わるプログラムやデータは、文作成支援装置1及び文作成支援装置20の編集制御部5や編集制御部24内に記憶されているものに限るものではなく、所定の記録媒体、例えば、CD−ROM、その他の磁気的、光学的記録媒体あるいは半導体メモリ等に記憶されていてもよく、さらに、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記録する構成としてもよい。
【0158】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の文作成支援装置によれば、作成文書の言語による所定の語句を主要語として当該主要語毎に当該主要語の取りうる複数の必須要素部からなる複数の文構造フレームを文構造フレーム記憶手段に記憶し、作成文書の言語の名詞句に対して所定の解析処理を行うための解析用文法・辞書を解析用文法・辞書記憶手段に記憶し、作成文書の言語で入力された主要語に基づいて文構造フレーム記憶手段から当該主要語に対応する文構造フレームの候補を検索し、文構造フレームの候補から選択された文構造フレームを構成する必須要素部に対して作成文書の言語により入力された名詞句を解析用文法・辞書に基づいて所定の解析処理を行う名詞句解析処理を行い、文構造フレームの各必須要素部毎に入力された名詞句の適否を当該名詞句解析結果に基づいて判別して、選択された文構造フレームと当該文構造フレームの各必須要素部に対して入力された名詞句に対する上記適否の判別結果に基づいて文書編集を行っているので、原言語文を入力することなく、目的言語の文の構造を決める働きを担う主要語をユーザが与えると、当該主要語の取りうる必須要素部からなる文構造フレームの候補を提示するとともに、当該文構造フレームの候補のうちユーザが選択した文構造フレームを構成する個々の必須要素部に対して作成文書の言語で入力された名詞句が当該文構造フレームの当該必須要素部として適しているか否かを判別して文書編集を行うことができ、目的とする言語での文作成を、膨大な用例を記憶することなく、高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0159】
請求項2記載の発明の文作成支援装置によれば、主要語として、作成文書においてこれから作成しようとしている文の主動詞の役割を果たす述語が入力されると、当該入力された述語を主要語として文構造フレームの候補を検索しているので、ユーザが伝えたいと思っているメッセージに適した文構造フレームの候補を適切に検索することができ、目的とする言語での文作成を、膨大な用例を記憶することなく、より一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0160】
請求項3記載の発明の文作成支援装置によれば、文構造フレームの必須要素部に対して入力された名詞句から当該名詞句で主要な役割をしている主要名詞を抽出し、当該抽出した主要名詞の当該文構造フレームの必須要素部としての適否を判別しているので、入力された名詞句の文構造フレームの必須要素部の名詞句としての適否をより一層適切に判別することができ、目的とする言語での文作成をより一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【0161】
請求項4記載の発明の文作成支援装置によれば、文構造フレーム記憶手段に、主要語の有する語義毎に当該主要語の取りうる文構造フレームと当該文構造フレームを構成する必須要素部に入り得る名詞句の意味素性を制約する意味制約情報を記憶し、解析用文法・辞書記憶手段に、解析用文法・辞書として意味素性情報をも記憶し、名詞句解析処理で、文構造フレームの必須要素部に対して入力された名詞句の意味素性情報を解析用文法・辞書から取得し、判別処理で、当該入力された名詞句の意味素性情報と文構造フレームの必須要素部の意味制約情報とが一致するか否かを照合して、入力された名詞句の適否を判別しているので、入力された名詞句が文構造フレームの必須要素部の名詞句として適切であるか否かをより一層適切に判別することができ、目的とする言語での文作成をより一層高品質に、適切、かつ、容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文作成支援装置、文作成支援方法及び文作成支援データ・プログラム記憶媒体の第1の実施の形態を適用した文作成支援装置のブロック構成図。
【図2】図1の解析用文法・辞書記憶部に記憶されている解析用文法・辞書の一例を示す図。
【図3】図1の文構造フレームデータベース記憶部に記憶されている文構造フレームデータベースの一例を示す図。
【図4】図1の文作成支援装置による文作成支援処理を示すフローチャート。
【図5】図4の文作成支援処理で「propose」を検索語として文構造フレームデータベースを検索した結果の一例を表示部に表示している状態を示す図。
【図6】図4の文作成支援処理で文構造フレームの主語名詞句として「Travel−ing」が入力されたときの警告表示を表示部に行っている状態を示す図。
【図7】本発明の文作成支援装置、文作成支援方法及び文作成支援データ・プログラム記憶媒体の第2の実施の形態を適用した文作成支援装置のブロック構成図。
【図8】図7の用例データベース記憶部に記憶されている用例文と文構造フレーム情報及び句構造情報の一例を示す図。
【図9】図7の文作成支援装置による文作成支援処理を示すフローチャート。
【図10】図9の文作成支援処理で「inform」を検索語として文構造フレームデータベースを検索した結果の一例を表示部に表示している状態を示す図。
【図11】図10の検索結果から「Frame4」が指定されて対応する用例文の一例を表示部に表示している状態を示す図。
【図12】図11の表示状態で文構造フレームのスロットが指定されて当該スロットに対応する用例文の句部分を強調表示している状態を示す図。
【符号の説明】
1 文作成支援装置
2 入力部
3 入力記憶部
4 目的言語文記憶部
5 編集制御部
6 目的言語文作成部
7 解析用文法・辞書記憶部
8 文構造フレームデータベース記憶部
9 表示部
10 名詞句解析部
11 意味情報照合部
12 文構造フレーム検索部
20 文作成支援装置
21 入力部
22 入力記憶部
23 目的言語文記憶部
24 編集制御部
25 表示部
26 文構造フレーム検索部
27 文構造フレームデータベース記憶部
28 用例検索部
29 用例データベース記憶部
Claims (4)
- 自然言語の入力操作及び各種命令の入力操作を行う入力手段と、所定の表示手段と、作成文書の言語による所定の語句を主要語として当該主要語毎に当該主要語の取りうる複数の必須要素部からなる複数の文構造フレームを記憶する文構造フレーム記憶手段と、前記入力手段から入力された前記主要語に基づいて前記文構造フレーム記憶手段から当該主要語に対応する前記文構造フレームの候補を検索する文構造フレーム検索手段と、作成文書の言語の名詞句に対して所定の解析処理を行うための解析用文法・辞書を記憶する解析用文法・辞書記憶手段と、前記文構造フレームの候補から前記入力手段により選択された前記文構造フレームを構成する前記必須要素部に対して前記作成文書の言語により前記入力手段から入力された名詞句を前記解析用文法・辞書記憶手段の前記解析用文法・辞書に基づいて前記解析処理を行う名詞句解析手段と、前記文構造フレームの前記各必須要素部毎に前記入力手段から入力された前記名詞句の適否を前記名詞句解析手段の解析結果に基づいて判別する判別手段と、前記各手段を制御して、少なくとも前記入力手段による入力操作内容、前記文構造フレーム検索手段の検索結果、前記名詞句解析手段の解析結果及び前記判別手段の判別結果を前記表示手段に表示させるとともに、前記入力手段により選択された前記文構造フレームと当該文構造フレームの各必須要素部に対して前記入力手段から入力された前記名詞句に対する前記判別手段の判別結果に基づいて前記言語による文書編集を行う編集制御手段とを備えたことを特徴とする文作成支援装置。
- 前記文作成支援装置は、前記入力手段から前記主要語として、前記作成文書においてこれから作成しようとしている文の主動詞の役割を果たす述語が入力され、前記文構造フレーム検索手段は、当該入力された述語を前記主要語として前記文構造フレームの候補を検索することを特徴とする請求項1記載の文作成支援装置。
- 前記名詞句解析手段は、前記解析処理として、前記文構造フレームの前記必須要素部に対して、前記入力手段から入力された前記名詞句から当該名詞句で主要な役割をしている主要名詞を抽出することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の文作成支援装置。
- 前記文構造フレーム記憶手段は、前記主要語の有する語義毎に当該主要語の取りうる前記文構造フレームと当該文構造フレームを構成する前記必須要素部に入り得る名詞句の意味素性を制約する意味制約情報を記憶し、前記解析用文法・辞書記憶手段は、前記解析用文法・辞書として意味素性情報をも記憶し、前記名詞句解析手段は、前記文構造フレームの前記必須要素部に対して前記入力部から入力された前記名詞句を解析して当該名詞句の前記意味素性情報を取得し、前記判別手段は、前記文構造フレームの前記各必須要素部の前記意味制約情報と、前記名詞句解析手段の取得した前記入力手段から入力された前記名詞句の前記意味素性情報とが一致するか否かを照合することにより、前記入力手段から入力された前記名詞句の適否を判別することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の文作成支援装置。
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